JP6678753B2 - コネクタ位置保証を有するコネクタシステム - Google Patents

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Description

本明細書の主題は、一般にコネクタシステムに関し、より詳細にはコネクタ位置保証を提供するコネクタシステムに関する。
コネクタシステムには、第1のコネクタを第2のコネクタに嵌合して第1のコネクタおよび第2のコネクタをともに固定するとき、結合機構が使用されるものがある。第1のコネクタおよび第2のコネクタは、これらのコネクタを引き離し、互いに嵌合されているときコネクタ間に形成される導電経路を破断しようとする力にこのコネクタシステムが確実に耐えられるように、ともに固定される。いくつかの実施形態では、結合機構は、一方のコネクタ上のラッチが相手コネクタのキャッチに係合して2つのコネクタを完全に嵌合させることによって画定される。
導電経路内の破断による動作エラーを回避するために、それぞれのコネクタシステム内の嵌合されたコネクタが互いに完全に嵌合されることを確実にすることが重要である。コネクタシステムは、たとえば自動車などの複雑な工業製品に使用されることがある。コネクタシステム内のコネクタが自動車の組立て中に互いに完全に嵌合されない場合、導電経路内の破断によって最終的に引き起こされるエラーは、発見するのが困難になり、ならびに/または修理するのが困難かつ高価になる可能性がある。たとえば、自動車内の障害のあるコネクタにアクセスするのが困難になる可能性がある。
サイズが小さいことおよび導体が遮蔽されていることなどの物理的な特徴により、組立て設備で2つの相手コネクタがともに完全に嵌合されたかどうかを作業者(さらには機械)が正確に識別するのは困難になる可能性がある。たとえば、互いに完全に嵌合されていない2つのコネクタは、コネクタの完全な嵌合位置からほとんどずれていないことがあり、これを作業者および/または機械が識別するのは困難になる可能性がある。コネクタによって画定される導電経路内の破断によって引き起こされるエラーを回避するために、2つのコネクタが互いに完全に嵌合されているという保証を提供するコネクタシステムが、依然として必要とされている。
解決策は、ハウジング、コネクタ位置保証(CPA)要素、およびアクチュエータを含む本明細書に記載する電気コネクタによって提供される。ハウジングは、前端を有し、相手コネクタを受け取るように構成されたソケットを前端に画定する。CPA要素は、ハウジングに取り付けられる。CPA要素は、解放位置とロック位置との間でハウジングに対して摺動可能である。CPA要素は、ベースと、少なくともベースから延びる第1のランナとを含む。アクチュエータは、CPA要素と動作可能に係合してハウジングに取り付けられる。アクチュエータは、少なくとも第1の脚部を有する。
アクチュエータは、阻止位置と通過可能位置(clearance position)との間で可動である。アクチュエータの第1の脚部は、アクチュエータが阻止位置にあるとき、第1のランナに係合して、CPA要素が解放位置とロック位置との間で動かされるのを機械的に阻止する。CPA要素は、アクチュエータが通過可能位置にあるとき、解放位置とロック位置との間で可動である。アクチュエータは、相手コネクタがソケット内へ装入されると、相手コネクタによって阻止位置から通過可能位置へ動かされる。アクチュエータは、相手コネクタがハウジング内に完全に装入されたことに応答して、通過可能位置に到達する。
ハウジングは、相手コネクタがソケット内へ装入されると、相手コネクタのリブによってソケットから離れる方へ偏向される偏向可能な1次ラッチをさらに含み、ラッチ面を有する1次ラッチは、相手コネクタがソケット内に完全に装入されると、リブのキャッチ面に係合して、相手コネクタをハウジングに固定するように構成されている。
本発明について、添付の図面を参照しながら例として次に説明する。
一実施形態によって形成されるコネクタシステムの斜視図である。 一実施形態によるコネクタシステムのメスコネクタの部分分解図である。 一実施形態による組立て状態におけるメスコネクタのハウジングアセンブリの斜視図である。 嵌合前段階におけるメスハウジングのプラットホームに対するアクチュエータおよびCPA要素の概略側面図である。 初期嵌合段階におけるメスハウジングのプラットホームに対するアクチュエータおよびCPA要素の概略側面図である。 最終嵌合段階におけるメスハウジングのプラットホームに対するアクチュエータおよびCPA要素の概略側面図である。 嵌合前段階におけるハウジングアセンブリの一部分の側面図である。 図3に示す線8−8に沿った嵌合前段階におけるハウジングアセンブリの一部分の断面図である。 図3に示す線9−9に沿った嵌合前段階におけるハウジングアセンブリの一部分の断面図である。 一実施形態によってコネクタシステムのオスコネクタのオスハウジングがメスコネクタのハウジングアセンブリ内に装入される一部分の断面図である。 図3に示す線9−9に沿った最終嵌合段階におけるハウジングアセンブリおよびオスハウジングの一部分の断面図である。 図3に示す線8−8に沿った最終嵌合段階におけるハウジングアセンブリおよびオスハウジングの一部分の断面図である。 最終嵌合段階におけるハウジングアセンブリの一部分の側面図である。 ハウジングアセンブリの代替実施形態による図3に示す線8−8に沿った嵌合前段階におけるハウジングアセンブリの一部分の断面図である。
本明細書に記載する1つまたは複数の実施形態は、コネクタ位置保証(CPA)要素を含む電気コネクタを有するコネクタシステムを提供する。CPA要素は、解放位置とロック位置との間で可動である。たとえば、CPA要素は、解放位置からロック位置へまたロック位置から解放位置へ動くことができる。CPA要素は、相手電気コネクタが電気コネクタへ完全に嵌合されたことに応答した場合のみ、解放位置とロック位置との間で可動になるように構成される。たとえば、相手電気コネクタが電気コネクタと完全に嵌合されるまで、CPA要素は、特定の実施形態に応じて、解放位置からロック位置へまたはロック位置から解放位置へ動くのが制限される。CPA要素は、コネクタシステムを組み立てている作業者またはロボットに感覚(たとえば、触覚、視覚、聴覚など)フィードバックを提供することによって、電気コネクタが完全に嵌合されていることを検証するために使用される。
図1は、一実施形態によって形成されるコネクタシステム100の斜視図である。コネクタシステム100は、第1の電気コネクタ102および第2の電気コネクタ104を含む。図示の実施形態では、第1の電気コネクタ102はオスコネクタであり、第2の電気コネクタ104はメスコネクタであり、それにより第1の電気コネクタ102の一部分が、嵌合操作中に第2の電気コネクタ104のソケット106内に受け取られる。より具体的には、第1のコネクタ102のオスハウジング108が、第2のコネクタ104のメスハウジング110によって画定されたソケット106内に受け取られる。図1には嵌合されていない状態で示されているが、第1のコネクタ102および第2のコネクタ104は、嵌合軸112に沿って嵌合することができる態勢が整っている。本明細書では、第1の電気コネクタ102は、オスコネクタ102または相手コネクタ102と呼ばれ、第2の電気コネクタ104は、メスコネクタ104またはコネクタ104と呼ばれる。
コネクタシステム100は、自動車産業、家庭用電気機器産業、航空機産業などの様々な産業にわたって多数の適用分野において、2つ以上のデバイスおよび/または電気構成要素を電気的に結合するために使用することができる。たとえば、自動車産業では、無線周波通信のために、電気コネクタ102、104を使用して、アンテナをコントローラおよび/または処理デバイスに電気的に接続することができる。
オスコネクタ102およびメスコネクタ104はそれぞれ、異なる電気構成要素に電気的に接続され、対応する電気構成要素間の導電経路を提供する。図示の実施形態では、オスコネクタ102は、プリント回路基板114の縁部に取り付けられ、メスコネクタ104は、同軸ケーブルなどの導電ケーブルまたはワイヤ116に電気的に接続される。代替実施形態では、メスコネクタ104は、回路基板に取り付けることができ、かつ/またはオスコネクタ102は、ケーブルに終端させることができる。プリント回路基板114およびケーブル116はそれぞれ、コネクタ102、104が嵌合されると互いに係合するそれぞれのコネクタ102、104の電気コンタクト(図示せず)に電気的に終端(たとえば、圧着、はんだなど)される。電力、制御、データなどを伝える様々な電気信号は、コネクタ102、104を通ってプリント回路基板114とケーブル116との間で伝送することができる。
メスコネクタ104は、直角の形状を有するが、メスコネクタ104によって画定される角度は約90°である必要はない。たとえば、オスコネクタ102がソケット106内へ装入される嵌合軸112は、ケーブル116がメスコネクタ104から出る向きに概ね直交している。この直角の形状により、メスコネクタ104は、嵌合軸112に沿って制限された長さを有する。したがって、オスコネクタ102およびメスコネクタ104が嵌合操作中に完全に嵌合されたかどうかを検証するために使用されるコネクタ位置保証(CPA)デバイスを設置するための長さに沿って利用可能な領域は制限される。
メスコネクタ104のメスハウジング110は、前端128と後端130との間に延びる。前端128は、オスコネクタ102の方を向いている嵌合端である。ソケット106は、メスハウジング110を通って前端128と後端130との間に延びる。ソケット106は、前端128で開いている。1つまたは複数の実施形態では、メスコネクタ104は、メスハウジング110に取り付けられたCPA要素118を含む。CPA要素118は、ソケット106と一直線になるのではなく、ソケット106から径方向外方に配置される。CPA要素118は、図示の向きでソケット106の上に配置される。CPA要素118は、メスハウジング110の偏向可能な1次ラッチ120に動作可能に結合される。1次ラッチ120は、オスコネクタ102のキャッチ122に係合してメスハウジング110をオスコネクタ102に固定するように構成される。
1次ラッチ120とキャッチ122との間の係合は、コネクタ102、104を引き離す通常使用に付随する力を吸収して耐えるように設計される。1次ラッチ120は、ソケット106に対して径方向に偏向するように構成される。1次ラッチ120は、オスコネクタ102がソケット106内へ装入されるとき、オスハウジング108との係合に応答して偏向することができる。追加または別法として、1次ラッチ120は、以下でより詳細に説明するように、CPA要素118の旋回または回転により偏向することができる。
オスハウジング108は、嵌合端132と後端134との間に延びる。オスハウジング108はソケット106内に装入され、それによりまず嵌合端132がソケット106内に受け取られる。後端134は、ソケット106に入っても入らなくてもよい。図示の実施形態では、オスハウジング108は、概ね円筒形の形状を有するノーズコーンである。オスハウジング108は、その外面126から突出するリブ124を含む。リブ124は、1次ラッチ120に係合するように構成される。リブ124は、キャッチ122を画定するキャッチ面136を含む。キャッチ面136は、後端134の方を向いている。リブ124は、オスコネクタ102が装入されるとき、1次ラッチ120を偏向させることができる。
たとえば、リブ124の上面138は、オスコネクタ102が嵌合軸112に沿って完全な装入位置の方へ動くにつれて、1次ラッチ120の偏向を徐々に増大させる傾斜140を画定することができる。オスハウジング108はまた、外面126から突出する少なくとも1つのキー突起142を含む。各キー突起142は、嵌合操作中にオスハウジング108がメスハウジング110と適切に位置合わせされることを確実にするために、ソケット106内の対応するキー溝144内に受け取られるように構成される。
図2は、一実施形態によるメスコネクタ104の部分分解図である。メスコネクタ104は、ハウジングアセンブリ146およびコンタクトアセンブリ148を含む。図示の実施形態では、ハウジングアセンブリ146は分解されており、コンタクトアセンブリ148はそのままである。ハウジングアセンブリ146は、メスハウジング110と、CPA要素118と、アクチュエータ162と、任意選択の保持クリップ164とを含む。コンタクトアセンブリ148は、中央コンタクト(図示せず)と、中央コンタクトを取り囲む誘電体150と、誘電体150を取り囲む外側コンタクト152と、前部シールド154と、後部シールド156とを含むことができる。誘電体150は、中央コンタクトと外側コンタクト152との間の絶縁を提供する。
前部シールド154および後部シールド156は導電性であり、コネクタ104を通って伝送される信号の信号品質を劣化させうるクロストークなどの電磁干渉を低減させるためのシールドを提供する。コンタクトアセンブリ148は、前部シールド154および後部シールド156ならびにケーブル116の外装160の周りに圧着されたフェルール158によって、ケーブル116に終端される。フェルール158はまた、ケーブル116のケーブル編組(図示せず)の周りに圧着させることができる。
コネクタ104は、後端130を通ってコンタクトアセンブリ148のコンタクト部分166をメスハウジング110内へ挿入することによって組み立てられる。コンタクト部分166は、中央コンタクト、誘電体150、および外側コンタクト152を含む。コンタクト部分166は、オスコネクタ102がソケット106内へ完全に装入されたとき、オスコネクタ102(図1に示す)の対応する構成要素に係合してオスコネクタ102およびメスコネクタ104を電気的に接続するように構成される。保持クリップ164は、コンタクトアセンブリ148をハウジング110に固定するために、コンタクト部分166に続いてメスハウジング110内へ挿入される。たとえば、保持クリップ164は、前部シールド154のフランジ168に係合してコンタクト部分166をハウジング110内に保持することができる。
ハウジング110、CPA要素118、およびアクチュエータ162の構成要素について、以下で詳細に説明する。これらの構成要素の相互運用性については、後続の図を参照して説明する。一実施形態では、ハウジング110、CPA要素118、およびアクチュエータ162は電気絶縁性であり、プラスチックなどの1つまたは複数の誘電体材料から構成される。別法として、CPA要素118および/またはアクチュエータ162は導電性であり、1つまたは複数の金属から構成される。ハウジング110、CPA要素118、およびアクチュエータ162は、成形工程から形成することができる。
ハウジング110は、底壁170と、第1の側壁172と、反対側の第2の側壁174とを含む。ハウジング110の上端176は、少なくとも部分的に開いている。本明細書では、「上」、「底」、「前」、「後」、「第1」、および「第2」などの相対的または空間的な用語は、コネクタシステム100の参照要素を区別するためだけに使用されており、重力の方向および/またはコネクタシステム100の周囲環境に対する特定の位置または向きを必要とするものではない。ハウジング110は、ソケット106の上(たとえば、ソケット106と上端176との間)にラッチ区間178を画定する。1次ラッチ120と、アクチュエータ162およびCPA要素118の両方とが(ハウジング110に取り付けられたとき)は、ラッチ区間178内に配置される。
プラットホーム180がラッチ区間178をソケット106から分離し、それによりプラットホーム180は1次ラッチ120とソケット106との間に配置される。プラットホーム180は、前端128から後方へ延びるノッチ182を画定する。ノッチ182は、オスハウジング108がソケット106に入るとき、オスハウジング108(図1)のリブ124(図1に示す)を収容するように構成される。
ハウジング110はまた、第1の側壁172および第2の側壁174のそれぞれに沿ってカンチレバービーム184を含む。各カンチレバービーム184は、それぞれの側壁172、174に取り付けられた固定端186から、それぞれの側壁172、174に取り付けられていない遠位自由端188へ延びる。図示の実施形態では、自由端188は、固定端186が前端128に近接するより、ハウジング110の前端128に近接して配置される。任意選択で、カンチレバービーム184は、それぞれの側壁172、174に一体形成される。たとえば、個別のビームを壁172、174上へ結合するのではなく、カンチレバービーム184は、壁172、174のうちビーム184を取り囲む部分を除去することによって形成される。したがって、カンチレバービーム184は、それぞれの壁172、174内に画定された窓190内へ延びる。
カンチレバービーム184は、それぞれの窓190内でハウジング110に対して偏向するように構成される。代替実施形態では、第1の側壁172または第2の側壁174のうち両方ではなく一方のみが、カンチレバービーム184を含む。
アクチュエータ162は、第1の脚部192および第2の脚部194を含む。第1の脚部192および第2の脚部194はどちらも、横棒196から延びる。たとえば、脚部192、194は、横棒196の両側の第1の端部198および第2の端部200から延びることができる。脚部192、194は、互いに対して概ね平行に、横棒196から概ね同じ方向に延びるように向けられている。脚部192、194は、横棒196の長さに沿って互いに隔置され、それにより脚部192、194は、1次ラッチ120にまたがるように構成される。一実施形態では、脚部192、194はそれぞれ、それぞれの脚部192、194の外面204から外方に突出する棚状部202を含む。棚状部202は、それぞれの脚部192、194の底部(または遠位端)206に近接して配置される。
ハウジング110に取り付けられたとき、第1の脚部192の外面204は、第1の側壁172の方を向いており、第1の脚部192の棚状部202は、第1の側壁172の窓190内に受け取られる。カンチレバービーム184は、第1の側壁172に沿って、第1の脚部192の棚状部202の上部208に係合し、付勢力を印加する。図示しないが、第2の脚部194の棚状部202は同様に、第2の側壁174に沿ってカンチレバービーム184に係合することができる。
一実施形態では、アクチュエータ162は、第1の脚部192と第2の脚部194との間に配置されたポスト210をさらに含む。ポスト210は、横棒196から脚部192、194とほぼ同じ方向に延びる。ポスト210は、嵌合操作中にオスコネクタ102(図1)のリブ124(図1に示す)によって係合されるように構成される。
CPA要素118は、ベース212と、ベース212から延びる第1のランナ214および第2のランナ216とを含む。ランナ214、216は、同一でないにしても類似の、互いを映した形状を有する。ランナ214、216は、互いに対して概ね平行に、ベース212から概ね同じ方向に延びる。ベース212は、少なくとも部分的に湾曲させることができる球状のこぶのような構造である。ベース212の大きい湾曲構造は、本明細書により詳細に説明するように、操作者がCPA要素118を作動(たとえば、摺動および/または旋回)させるためにCPA要素118を把持および/または保持するための接触箇所を提供する。第1のランナ214および第2のランナ216は、ハウジング110に取り付けられるときに1次ラッチ120にまたがるように、互いに隔置される。第1のランナ214および第2のランナ216は、アクチュエータ162の第1の脚部192および第2の脚部194を分離する距離にほぼ等しい距離だけ隔置される。
各ランナ214、216は、上面218と、反対側の底面220とを有する。底面220は、ハウジング110のプラットホーム180に沿って接触および摺動するように構成される。上面218は、起伏のある表面を有する。たとえば、上面218は、それぞれのランナ214、216の遠位端224に近接して戻り止め222を含む。上面218はまた、戻り止め222とベース212との間に配置された段226を画定する。上面218のうち戻り止め222と段226との間の領域は、座部228を画定する。座部228は、本明細書により詳細に説明するように、対応する脚部192、194の底部206を収容するように構成される。
各ランナ214、216の少なくとも一部分は、対向するランナ214、216の方へ延びる。一実施形態では、ランナ214、216はどちらも、対向するランナ214、216の方へ延びる部分を画定するラグ230を含む。図2では、第2のランナ216のラグ230だけを見ることができる。ラグ230は、ラグ230がベース212に近接するより、それぞれのランナ214、216の遠位端224に近接して配置される。ラグ230は、対向するランナ214、216の方を向いているそれぞれのランナ214、216の内面232から突出する。CPA要素118をハウジング110に取り付けるとき、ラグ230は、ラッチ120とプラットホーム180との間で1次ラッチ120の下へ延びるように構成される。
図示の実施形態では、アクチュエータ162は2つの脚部192、194を含み、CPA要素118は2つのランナ214、216を含む。しかし代替実施形態では、アクチュエータ162は1つの脚部のみを含むことができ、CPA要素118は1つのランナのみを含むことができる。
図3は、一実施形態による組立て状態におけるハウジングアセンブリ146の斜視図である。ハウジングアセンブリ146は、垂直または仰角軸191、横軸193、および嵌合軸112に対して向けられている。軸191、193、112は相互に直交している。仰角軸191は、重力に対して概ね平行に延びているように見えるが、軸191、193、112は重力に対していかなる特定の向きも有する必要はないことを理解されたい。
アクチュエータ162およびCPA要素118は、ラッチ区間178内でハウジング110に取り付けられる。1次ラッチ120は、横軸193に沿って第1の側壁172と第2の側壁174との間で概ね中央に位置する。アクチュエータ162の第1の脚部192(図2に示す)および第2の脚部194は、1次ラッチ120にまたがり、それにより第1の脚部192は、ラッチ120と第1の側壁172との間に配置され、第2の脚部194は、ラッチ120と第2の側壁174との間に配置される。CPA要素118の第1のランナ214(図2に示す)および第2のランナ216もまた、1次ラッチ120にまたがる。一実施形態では、1次ラッチ120は、ラッチ120を通ってラッチ120の上面238から底面240へ延びる開口236を画定する。開口236は、嵌合軸112に沿って細長い。横棒196は、1次ラッチ120の上面238の上に配置される。アクチュエータ162のポスト210は、開口236内へ下方に延びる。
アクチュエータ162は、阻止位置(図3、図4、および図7〜9に示す)と通過可能位置(図5、図6、および図10〜13に示す)との間でハウジング110に対して可動である。図3で、アクチュエータ162は阻止位置にある。アクチュエータ162は、阻止位置と通過可能位置との間で垂直に動くように構成される。たとえば、第1の側壁172および第2の側壁174はそれぞれ、垂直軸191に沿って延びる溝234を画定する。溝234は、第1の脚部192および第2の脚部194のうちの対応する一方の脚部を受け取る。溝234は、垂直軸191に沿ってアクチュエータ162の動きを可能にしながら嵌合軸112および横軸193に沿ってアクチュエータ162の動きを防止するように、アクチュエータ162に対するトラックを画定する。
CPA要素118は、解放位置(図3〜5および図7〜10に示す)とロック位置(図6および図11〜13に示す)との間でハウジング110に対して可動である。図3で、CPA要素118は解放位置にある。CPA要素118は、嵌合軸112に沿って解放位置とロック位置との間で動くように構成される。CPA要素118のランナ214、216は、プラットホーム180に沿って摺動する。CPA要素118は、操作者がベース212を押すまたは引くことによってなど、操作者の介入を介して動かされる。
一実施形態では、オスコネクタ102(図1に示す)がメスハウジング110のソケット106内に完全に装入されていないとき、アクチュエータ162は阻止位置にあり、CPA要素118は解放位置にある。たとえば、アクチュエータ162は阻止位置の方へ付勢される。アクチュエータ162が阻止位置にあるとき、アクチュエータ162は、CPA要素118が解放位置からロック位置へ動くのを機械的に阻止する。したがって、CPA要素118は解放位置からロック位置へ動くことができない。オスコネクタ102が嵌合軸112に沿ってソケット106内へ装入されると、オスコネクタ102はアクチュエータ162に係合し、アクチュエータ162を阻止位置から通過可能位置の方へ動かす。
アクチュエータ162は、オスコネクタ102がハウジング110に対して完全な装入位置に到達するまで、通過可能位置に到達しない。完全な装入位置で、オスコネクタ102はメスコネクタ104(図1に示す)に適切に接続される。たとえば、1次ラッチ120は、オスコネクタ102が完全な装入位置に入るまで、リブ124(図1)のキャッチ面136(図1に示す)に係合しない。
アクチュエータ162が通過可能位置にあるとき、アクチュエータ162は、CPA要素118が解放位置からロック位置へ動くのを阻止しない。したがって、操作者は、CPA要素118をロック位置へ動かすことが可能になる。アクチュエータ162は、オスコネクタ102(図1に示す)がメスハウジング110内に完全に装入されたときのみ通過可能位置に入るため、CPA要素118は、オスコネクタ102が完全に装入されたときに解放位置からロック位置へ可動になる。したがって、オスコネクタ102とメスコネクタ104(図1に示す)との間の嵌合操作後にCPA要素118をロック位置へ動かすことが可能であるということは、コネクタ102、104が互いに完全かつ適切に嵌合されていることを意味する。
図示の実施形態では、CPA要素118がロック位置にあるという状態が、コネクタ102、104が完全かつ適切に嵌合されているという保証を提供するため、CPA要素118のロック位置は、コネクタシステム100(図1に示す)の保証位置を表す。CPA要素118の動きは、視覚的(ロック位置にあるCPA要素118を見る)、触覚的(CPA要素118がロック位置へ動くのを感じる)、および/または聴覚的(CPA要素118がロック位置へ動くのを聞く)に示すものなど、感覚的な知らせを操作者にもたらす。代替実施形態では、図14を参照して以下に説明するように、CPA要素118は、最初にロック位置に位置することができ、アクチュエータ162が通過可能位置に到達するとロック位置から解放位置へ動くことができる。この代替実施形態では、CPA要素118の解放位置が、コネクタシステム100の保証位置を表す。
図4〜6は、一実施形態による嵌合操作中の様々な段階におけるメスハウジング110(図3に示す)のプラットホーム180に対するアクチュエータ162およびCPA要素118の概略側面図を示す。図示の側面図では、アクチュエータ162の第1の脚部192のみを見ることができる。同様に、CPA要素118の第1のランナ214およびベース212のみを見ることができる。第1の脚部192および第1のランナ214に関する以下の説明は、第2の脚部194(図2に示す)および第2のランナ216(図2)にも適用することができる。
図4は、オスコネクタ102(図1に示す)がメスハウジング110(図3)に嵌合される前の嵌合前段階を示す。アクチュエータ162は阻止位置にあり、CPA要素118は解放位置にある。アクチュエータ162が阻止位置にあるとき、脚部192はプラットホーム180上に位置し、それにより脚部192の底部206はプラットホーム180の上面242に係合する。脚部192は、ランナ214の経路内に位置する。したがって、CPA要素118を解放位置からロック位置へ動かそうとすると、ランナ214の遠位端224が脚部192の第1の側面244に当接するはずであり、CPA要素118がロック位置の方へさらに動くのを機械的に阻止する。
図5は、オスコネクタ102(図1に示す)がメスハウジング110(図3)に完全に嵌合される初期嵌合段階を示す。オスコネクタ102は、アクチュエータ162を阻止しない方向246(垂直軸191に対して平行)に阻止位置から通過可能位置へ垂直に動かしている。オスコネクタ102はまた、アクチュエータ162を通過可能位置で支持および保持する。たとえば、オスハウジング108(図1)のリブ124(破線で示す)は、アクチュエータ162のポスト210(図2)に係合し、アクチュエータを持ち上げて保持する。通過可能位置で、脚部192の底部206は、ランナ214の少なくとも一部分が脚部192の下を通ることを可能にするのに十分な高さだけ、プラットホーム180から垂直に隔置される。図5の初期嵌合段階では、CPA要素118がロック位置へ動くことが可能にされているが、CPA要素118は解放位置に留まっている。
図6は最終嵌合段階を示す。アクチュエータ162は通過可能位置にあり、CPA要素118はロック位置にある。CPA要素118は、嵌合軸112に対して平行なロック方向248に解放位置からロック位置へ動かされている(操作者または機械による)。図示の実施形態では、CPA要素118のランナ214は、脚部192がランナ214の座部228と位置合わせされるまで、脚部192の底部206の下へプラットホーム180に沿って摺動する。たとえば、ランナ214の遠位端224および戻り止め222はどちらも、脚部192の第2の側面250(第1の側面244とは反対側)を越えて突出する。戻り止め222は、戻り止め222が脚部192を通ると、脚部192の底部206に係合して、触覚および/または聴覚フィードバックを操作者に提供することができる。アクチュエータ162は下方へ付勢され、したがって脚部192の底部206は、座部228でランナ214の上面218に係合する。
ランナ214の段226は、第1の側面244に係合して、CPA要素118がロック方向248にさらに動くのを防止するハードストップを提供することができる。戻り止め222は、脚部192の第2の側面250に係合して、CPA要素118が意図せず解放位置へ戻るのを制限するソフトストップを提供するように構成することができる。戻り止め222によって提供されるソフトストップは、CPA要素118をロック位置から解放位置へ意図的に動かすことを可能にするのに十分な力によって乗り越えられるように構成される。
図7〜9は、図4に概略的に示す嵌合前段階におけるハウジングアセンブリ146の部分の様々な図を示し、アクチュエータ162は阻止位置にあり、CPA要素118は解放位置にある。図7は、ハウジングアセンブリ146の一部分の側面図である。図8は、図3に示す線8−8に沿ったハウジングアセンブリ146の一部分の断面図である。図9は、図3に示す線9−9に沿ったハウジングアセンブリ146の一部分の断面図である。
図7を参照すると、ハウジング110の第1の側壁172のカンチレバービーム184は、アクチュエータ162の第1の脚部192から突出する棚状部202に係合する。自由端188は、棚状部202の上部208に係合し、ハウジング110の底壁170(図2に示す)の方へ下方向252の付勢力を印加する。カンチレバービーム184は、アクチュエータ162を阻止位置の方へ付勢する。カンチレバービーム184は、図13に示すように、アクチュエータ162がオスコネクタ102(図1に示す)によって通過可能位置へ持ち上げられると、上方へ偏向するように構成される。カンチレバービーム184は、嵌合操作全体にわたって、また嵌合操作後も、棚状部202との係合を維持する。
図8の断面は、アクチュエータ162の第1の脚部192およびCPA要素118の第1のランナ214を通って延びる。図示の実施形態は、図4に示す概略図に類似している。図8に示すように、第1の脚部192は、第1のランナ214の経路内でハウジング110のプラットホーム180に係合し、それによりCPA要素118は脚部192の第1の側面244を越えてロック方向248に動くことができなくなる。
図9を次に参照すると、断面は、アクチュエータ162のポスト210、ハウジング110の1次ラッチ120、およびCPA要素118のベース212を通って延びる。第2のランナ216を見ることができるが、第1のランナ214(図2に示す)は見ることができない。図示の実施形態では、ハウジング110は、ハウジング110の後端130でプラットホーム180から延びる肩部254を含む。1次ラッチ120は、肩部254から前方へ延び、プラットホーム180から隔置される。1次ラッチ120は、図9に示すように、偏向していない位置にあるとき、プラットホーム180に対して概ね平行に延びる。ポスト210は、1次ラッチ120の開口236内に受け取られる。ポスト210の底部256は、プラットホーム180から1次ラッチ120の底面240とほぼ同じ高さに配置される。1次ラッチ120は、オスコネクタ102(図1)のキャッチまたはキャッチ面136(図1に示す)に係合するラッチ面258を有する。
図示の実施形態では、ラッチ面258は、ハウジング110の後端130の方を向いている開口236の前壁である。ラッチ面258は、開口236内でポスト210の方を向いている。1次ラッチ120は、アクチュエータ162が前端128に近接するより、ハウジング110の前端128に近接して延び、したがってオスコネクタ102は、アクチュエータ162に係合する前に、1次ラッチ120の前端270に係合し、または少なくとも前端270を越えて延びるように構成される。ポスト210は、ラッチ面258に近接しており、それによりオスコネクタ102は、キャッチ面136がラッチ面258に係合すると同時にポスト210に係合する。
図9に示すように、CPA要素118のベース212は、CPA要素118が解放位置にあるとき、ハウジング110の後端130を越えて延びる。一実施形態では、CPA要素118は、ハウジング110に対して旋回可能である。CPA要素118は、ベース212とランナ216の遠位端224との間に配置された支点260の周りを旋回する。ランナ216のうち支点260と遠位端224との間の部分は、1次ラッチ120の下に延びる。図示の実施形態では、1次ラッチ120の下に延びる部分は、ラグ230である。ベース212にかかる下向きの力はCPA要素118を旋回させ、それによりベース212は下向きの弧262を描いて動き、ラグ230は上向きの弧264を描いて動く。ラグ230は、1次ラッチ120の底面240に係合し、ラッチ120をプラットホーム180から離れて上方へ持ち上げる。
一実施形態では、支点260は、ランナ216の内面232から延びるCPA要素118のペグ266である。支点260として働くことに対する追加または代替として、ペグ266は、肩部254の後壁268に当接して、CPA要素118が後ろ方向に利用可能に動くのを制限するハードストップを提供するように構成することができる。ペグ266は、CPA要素118が旋回するとき、1次ラッチ120の底面240、プラットホーム180の上面242、および/または肩部254の後壁268に係合することができる。代替実施形態では、CPA要素118のペグ266を使用するのではなく、支点260は、ハウジング110の構成要素とすることができる。
図10は、一実施形態によってオスコネクタ102(図1に示す)のオスハウジング108がメスコネクタ104(図1)のハウジングアセンブリ146内に装入される一部分の断面図である。断面は、図3に示す線9−9に沿ったものである。オスハウジング108がソケット106(図1に示す)内に装入されると、リブ124はプラットホーム180のノッチ182内に受け取られる。リブ124が嵌合軸112(図1に示す)に沿って嵌合方向272に動くと、リブ124の傾斜140は1次ラッチ120を上方へ偏向させる。たとえば、傾斜140はまず、傾斜140の角度に対して相補形である1次ラッチ120の面取りした前縁部274に係合することができる。
図示の段階では、1次ラッチ120は完全に偏向した位置にあり、それによりラッチ120の底面240は、傾斜140とキャッチ面136との間にあるリブ124の上面138の平面の頂上276上に位置する。リブ124が1次ラッチ120のラッチ面258を越えて動くと、傾斜140はアクチュエータ162のポスト210に係合する。図示の実施形態では、ポスト210は、傾斜140を補完する面取りした下縁部278を有する。したがって、オスハウジング108が嵌合方向272に動くことで、面取りした下縁部278は傾斜140に沿って摺動し、アクチュエータ162を通過可能位置の方へ徐々に持ち上げる。
図10のCPA要素118は解放位置にあり、ハウジング110に対して旋回させられている。オスハウジング108のリブ124の動きに対する代わりまたは追加として、CPA要素118の旋回を使用して、1次ラッチ120を偏向させることができる。たとえば、CPA要素118を旋回させて、ラッチ120をリブ124の経路から上方へ偏向させることができ、それにより、オスハウジング108が嵌合方向272に動かされたとき、リブ124がラッチ120に係合しなくなる。CPA要素118はまた、リブ124の傾斜140の上部のみがラッチ120に係合するように旋回させることができ、したがってCPA要素118およびリブ124の両方が、1次ラッチ120に力を印加してラッチ120を偏向させる。CPA要素118は旋回状態で示されているが、オスハウジング108は1次ラッチ120を偏向させるのにCPA要素118の助けを必要としないため、嵌合操作中にCPA要素118を旋回させる必要はないことを理解されたい。
図11〜13は、図6に概略的に示す最終嵌合段階におけるハウジングアセンブリ146およびオスハウジング108の部分の様々な図を示し、アクチュエータ162が通過可能位置にあり、CPA要素118がロック位置にある。図11は、図3に示す線9−9に沿ったハウジングアセンブリ146およびオスハウジング108の一部分の断面図である。図12は、図3に示す線8−8に沿ったハウジングアセンブリ146およびオスハウジング108の一部分の断面図である。図13は、ハウジングアセンブリ146の一部分の側面図である。
図11を参照すると、オスハウジング108は、メスハウジング110内に完全に装入されており、それにより1次ラッチ120は偏向しておらず、1次ラッチ120のラッチ面258はリブ124のキャッチ面136に係合して、メスハウジング110をオスハウジング108に固定する。アクチュエータ162のポスト210は、リブ124の上面138に沿って頂上276上に位置し、それによりアクチュエータ162を通過可能位置で保持する。アクチュエータ162が通過可能位置にあるため、CPA要素118は解放位置からロック位置へ動くことが可能になっている。ロック位置で、CPA要素118のベース212の少なくとも大部分は、1次ラッチ120の上に配置されており、ハウジング110の後端130から後方へ突出しない。そのような位置で、CPA要素118は旋回可能でない。なぜなら、ベース212がラッチ120および/または肩部254に当接し、そのような動きを阻止するからである。
図12で、断面は、アクチュエータ162の第1の脚部192およびCPA要素118の第1のランナ214を通って延びる。図示の実施形態は、図6に示す概略図に類似している。第1の脚部192は、戻り止め222と段226との間でランナ214の上面218上に位置する。図13は、完全に偏向した状態にある第1の側壁172のカンチレバービーム184を示す。たとえば、アクチュエータ162を通過可能位置へ上昇させるためにオスハウジング108がアクチュエータ162に作用させる力は、カンチレバービーム184によってアクチュエータ162の棚状部202に作用される下向きの付勢力に打ち勝つ。カンチレバービーム184は、アクチュエータ162が阻止位置にあるときの図7に示すビーム184の位置に対して、ハウジング110の上端176の方へ上方に偏向する。
カンチレバービーム184は、棚状部202に対する付勢力を維持し、それによりカンチレバービーム184は、オスハウジング108によってアクチュエータ162に作用される力が除去された後、アクチュエータ162を通過可能位置から阻止位置へ動かす。
一実施形態では、CPA要素118を使用して、オスハウジング108をメスハウジング110から結合解除して取り外すことができる。たとえば、図11および図12を参照すると、ベース212に係合し、CPA要素118をロック解除方向280に解放位置の方へ摺動させることによって、CPA要素118をロック位置から解放位置へ動かすことができる。戻り止め222は、アクチュエータ162に係合し、戻り止め222がアクチュエータ162を越えて動くときに操作者に感覚フィードバックを与えるわずかな量の抵抗を提供する。解放位置に入った後、図10に示すように、CPA要素118は旋回させられて、1次ラッチ120を持ち上げ、それによりラッチ面258が、リブ124のキャッチ面136を解除する。
偏向した1次ラッチ120のラッチ面258がキャッチ面136の上に配置された状態で、オスハウジング108をメスハウジング110に対して嵌合解除方向282に動かし、オスコネクタ102(図1に示す)をメスコネクタ104(図1)から取り外すことが可能である。
図14は、ハウジングアセンブリ146の代替実施形態による図3に示す線8−8に沿った嵌合前段階におけるハウジングアセンブリ146の一部分の断面図である。図4〜13に示す実施形態とは異なり、図示の実施形態では、CPA要素118の解放位置は、オスコネクタ102およびメスコネクタ104(どちらも図1に示す)がともに完全に嵌合されていることを示すコネクタシステム100(図1に示す)の保証位置を表す。図14は、オスコネクタ102がハウジング110内に受け取られる前の嵌合前段階を表す。アクチュエータ162は阻止位置にあり、CPA要素118はロック位置にある。阻止位置にあるアクチュエータ162は、CPA要素118がロック位置から解放位置へ動くのを阻止する。
たとえば、第1のランナ214は、戻り止め222(図12に示す)の代わりにキャッチ302を含む。この実施形態による阻止位置で、第1の脚部192は、第1のランナ214の上面218に係合し、したがってCPA要素118をロック解除方向280に解放位置の方へ動かそうとすると、キャッチ302が脚部192に当接することによって阻止される。アクチュエータ162が阻止位置から通過可能位置へ上方に移動することだけが、CPA要素118がロック解除方向280に摺動することを可能にする。キャッチ302が脚部192の下を動くためである。
一実施形態では、オスコネクタ102(図1に示す)をハウジング110から取り外した後、CPA要素118をロック方向248にロック位置へ戻すことによって、ハウジングアセンブリ146をリセットすることができる。ランナ214、216の遠位端224がアクチュエータ162を越えて延びるように、脚部192、194は、面取りした後縁部304を画定する(図14では第1の脚部192の縁部304のみを見ることができる)。ランナ214、216は、CPA要素118がアクチュエータ162に対してロック方向248に動かされるとき、面取りした後縁部304に係合してアクチュエータ162をランナ214、216の経路から持ち上げるように構成された相補形の面取りした前縁部306を画定する。
上記の説明は、制限ではなく例示であることが意図されることを理解されたい。たとえば、前述の実施形態(および/またはそれらの態様)は、互いに組み合わせて使用することができる。追加として、特定の状況または材料を本発明の教示に適合させるために、本発明の範囲から逸脱することなく、多くの修正を加えることができる。本明細書に記載する寸法、材料のタイプ、様々な構成要素の向き、ならびに様々な構成要素の数および位置は、特定の実施形態のパラメータを規定することが意図され、決して限定ではなく、単なる例示的な実施形態である。特許請求の範囲の精神および範囲内の多くの他の実施形態および修正形態は、上記の説明を読めば当業者には明らかであろう。したがって、本発明の範囲は、添付の特許請求の範囲を参照して、そのような特許請求の範囲に与えられる均等物の完全な範囲とともに決定されるべきである。

Claims (9)

  1. 前端(128)を有し、前記前端に、相手コネクタ(102)を受け取るように構成されたソケット(106)を画定するハウジング(110)と、
    前記ハウジングに取り付けられ、前記ハウジングに対して解放位置とロック位置との間で摺動可能であるコネクタ位置保証(CPA)要素(118)であって、ベース(212)および少なくとも前記ベースから延びる第1のランナ(214)を含む、CPA要素と、
    前記CPA要素と動作可能に係合して前記ハウジングに取り付けられたアクチュエータ(162)とを備え、
    前記アクチュエータが、少なくとも第1の脚部(192)を有し、前記アクチュエータが、阻止位置と通過可能位置との間で可動であり、前記アクチュエータが前記阻止位置にあるとき、前記アクチュエータの前記第1の脚部が前記第1のランナに係合して、前記CPA要素が前記解放位置と前記ロック位置との間で動かされるのを機械的に阻止し、前記アクチュエータが前記通過可能位置にあるとき、前記CPA要素が前記解放位置と前記ロック位置との間で可動であり、
    前記相手コネクタが前記ソケット内へ装入されると、前記アクチュエータが前記相手コネクタによって前記阻止位置から前記通過可能位置へ動かされ、前記アクチュエータが、前記相手コネクタが前記ハウジング内に完全に装入されたことに応答して、前記通過可能位置に到達
    前記ハウジング(110)は、前記相手コネクタが前記ソケット内へ装入されると、前記相手コネクタ(102)のリブ(124)によって前記ソケット(106)から離れる方へ偏向される偏向可能な1次ラッチ(120)をさらに含み、ラッチ面(258)を有する前記1次ラッチは、前記相手コネクタが前記ソケット内に完全に装入されると、前記リブのキャッチ面(136)に係合して、前記相手コネクタを前記ハウジングに固定するように構成されている、電気コネクタ(104)。
  2. 前記アクチュエータ(162)は、前記相手コネクタが前記ソケット(106)内へ装入されると、前記相手コネクタ(102)の前記リブ(124)によって係合され、前記アクチュエータは、前記相手コネクタが前記ソケット内に完全に装入されたとき、前記リブの前記キャッチ面(136)が前記1次ラッチ(120)の前記ラッチ面(258)に係合すると、前記リブの上面(138)によって前記通過可能位置で保持される、請求項に記載の電気コネクタ(104)。
  3. 前記解放位置にある前記CPA要素(118)は、前記第1のランナ(214)の遠位端(224)と前記ベース(212)との間に配置された支点(260)の周りで前記ハウジング(110)に対して旋回可能であり、前記第1のランナは、前記遠位端と前記支点との間にラグ(230)を含み、前記ラグは、前記1次ラッチ(120)の下に延び、前記ベースを下方へ動かすことで、前記CPA要素が旋回し、それにより前記ラグは、前記相手コネクタ(102)の前記リブ(124)の上へ前記1次ラッチを持ち上げて、前記相手コネクタを前記ハウジングに固定することまたは前記相手コネクタを前記ハウジングから外すことのうちの少なくとも1つを行う、請求項に記載の電気コネクタ(104)。
  4. 前記1次ラッチ(120)は、前記ハウジング(110)のプラットホーム(180)から外方に突出する肩部(254)から延び、前記支点(260)は、前記第1のランナ(214)から前記1次ラッチと前記プラットホームとの間に延びる前記CPA要素(118)のペグ(266)である、請求項に記載の電気コネクタ(104)。
  5. 前記CPA要素(118)の前記第1のランナ(214)は、前記ハウジング(110)のプラットホーム(180)に沿って摺動し、前記アクチュエータ(162)の前記第1の脚部(192)は、前記アクチュエータが前記阻止位置にあり、前記CPA要素が前記解放位置にあるとき、前記第1のランナの経路内で前記プラットホームに係合し、それにより前記第1の脚部は、前記CPA要素の前記第1のランナの遠位端(224)が前記解放位置から前記ロック位置の方へ動くのを阻止し、前記第1の脚部は、前記アクチュエータが前記通過可能位置にあるとき、前記プラットホームから垂直に隔置され、それにより前記第1のランナの前記遠位端が前記第1の脚部の下で前記ロック位置の方へ摺動することが可能である、請求項1に記載の電気コネクタ(104)。
  6. 前記CPA要素(118)が前記ロック位置にあるとき、前記第1のランナ(214)の前記遠位端(224)は、前記アクチュエータ(162)の前記第1の脚部(192)を越えて配置され、前記第1の脚部(192)の底部(206)が、前記遠位端と前記CPA要素の前記ベース(212)との間で前記第1のランナの上面(218)に係合する、請求項に記載の電気コネクタ(104)。
  7. 前記第1のランナ(214)は、前記遠位端(224)と前記CPA要素(118)の前記ベース(212)との間で前記第1のランナの上面(218)から突出する戻り止め(222)を含み、前記戻り止めは、前記CPA要素が前記第1の脚部の下で前記解放位置から前記ロック位置の方へ摺動すると、前記第1の脚部(192)の底部(206)に係合し、前記戻り止めは、前記CPA要素が前記ロック位置にあるとき、前記第1の脚部を越えて配置される、請求項に記載の電気コネクタ(104)。
  8. 前記アクチュエータ(162)は、前記第1の脚部(192)の外面(204)から突出する棚状部(202)を含み、前記ハウジング(110)は、前記棚状部の上部(208)に係合するカンチレバービーム(184)を含み、前記カンチレバービームは、前記アクチュエータを前記阻止位置の方へ付勢する、請求項1に記載の電気コネクタ(104)。
  9. 前記ハウジング(110)の前記ソケット(106)は、嵌合軸(112)に沿って、前記相手コネクタ(102)が前記嵌合軸に沿って前記ソケット内に装入されるように向けられており、前記CPA要素(118)は、前記解放位置と前記ロック位置との間で前記嵌合軸に対して平行に摺動し、前記アクチュエータ(162)は、前記阻止位置と前記通過可能位置との間で垂直軸(191)に沿って動き、前記垂直軸は前記嵌合軸に直交している、請求項1に記載の電気コネクタ(104)。
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