JP6678674B2 - 完全コア生検装置のための改善 - Google Patents

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Description

(関連出願の参照及び優先権の主張)
本願は、2014年9月5日出願の米国仮特許出願第62/046698号の実用特許出願であり、同出願に対する優先権を主張し、その開示全体をここに参考文献として援用する。
本発明は、組織生検試料を得るための装置に関し、より厳密には軟組織コア生検試料を得るための装置に関する。
臨床医学者は、疾病状態の診断、進行度分類、及び悪性度分類を行うことを目的として生検標本を得る。生検装置の1つの型式にコア生検針があり、それは、標本用切欠きを有する内側の針又はスタイレットと鋭い端を有する外側の針又はカニューレとを、内側のスタイレットの先端を外側のカニューレの端から突き出した状態で同軸に働かせることによって作動するのが典型的である。スタイレットを標本用切欠きが組織に露出するようにして前進させて組織を切欠きの中へ脱出させる。次いでカニューレをスタイレットの上から前進させると、カニューレの鋭い端が組織を切り裂き、標本が切欠き内に捕らわれた状態で残る。標本の体積は切欠き及びカニューレの内径によって制限される。
多くの生検の実状では、臨床医学者は完全に丸いコア試料を所望する。より大きな断面より大きな体積の組織なら組織病理学のより精度の高い評定を提供することができる。更に、組織に穿通する装置によって押し潰されていない完全で端正なコア試料を得ることが望ましく、というのも「押し潰しによるアーチファクト」が回収された試料の分析を危うくしないとも限らないからである。加えて、より大きな体積の完全コアなら大抵は十分な組織を提供できるので、生検針を1回通すだけで済む。その上、所望の奥行のコア試料を得るために、対応する所望の組織深さを行き過ぎて穿通する必要無しにコア試料を得るのが望ましいであろう。所望のコア試料を得るのに必要最小限に生検針を刺入するのが好ましい。
生検装置、特に完全コア生検装置において、大きくて無傷の組織試料を素早く且つ効率よく得ることのできる装置に対する必要性が以前よりある。この必要性は特に、軟組織試料については切実であり、というのも軟組織は組織を傷つけることなく摘出し保留するのが難しいからである。
完全コア生検装置が、外カニューレハブと、近位端を外カニューレハブによって担持されていて反対側の遠位端に組織切削エッジを画定している細長い外カニューレと、内カニューレハブと、近位端を内カニューレハブによって担持されていて外カニューレ内に同心に滑動可能に配置されている細長い内カニューレと、を備えている。装置は、更に、第1空洞部、第2空洞部、及び第1空洞部と第2空洞部の間のばねハブ、を画定しているハウジングであって、第1空洞部と第2空洞部の間に連通して内腔を画定しているハウジング、を備えている。第1空洞部は内カニューレハブの少なくとも一部分を支持するように構成され、方や内腔は内カニューレを通すように構成されている。第1空洞部内にはばねハブと外カニューレハブの間に外カニューレばねが配置されており、外カニューレばねは、当該ばねが遠位方向に向かう力を外カニューレハブに対して発生させる圧縮状態を有している。第2空洞部内にはばねハブと内カニューレハブの間に内カニューレばねが配置されており、内カニューレばねは、当該ばねが近位方向に向かう力を内カニューレハブに対して発生させる圧縮状態を有している。
更なる特徴では、生検装置は、外カニューレハブを、第1空洞部内の外カニューレばねを圧縮する装填位置に保持するように構成されているラッチ配列と、内カニューレハブを、第2空洞部内の内カニューレばねを圧縮する装填位置に保持するように構成されているストッパ配列と、を更に備えている。トリガが、順次式に、ラッチ配列を解放して外カニューレハブを装填位置から係合解除させ、外カニューレばねが外カニューレを遠位方向に組織部位の中へと駆動できるようにし、ストッパ配列を解放して内カニューレハブを装填位置から係合解除させ、内カニューレばねが内カニューレを近位方向に駆動できるようにする、ように構成されている。
別の態様では、完全コア組織試料を得るための方法であって、ばね仕掛けの外カニューレとばね仕掛けの同心の内カニューレを有する生検装置を装填する段階と、次いで外カニューレの遠位端を患者の組織部位の中へ導入する段階と、外カニューレばねを解放して外カニューレを組織部位の中へ駆動させ、遠位端にコア組織試料を得る段階と、内カニューレばねを解放して、内カニューレを組織部位から離して近位方向に駆動させる段階と、を備える方法が提供されている。
先行技術の完全コア生検装置の上面視部分断面図である。 図1に示されている完全コア生検装置の外針構成要素の側面図である。 図1に示されている完全コア生検装置の内針構成要素の側面図である。 図1に示されている完全コア生検装置と共に使用するための外針構成要素の端の拡大側面図であって、内針はその伸展位置にある。 図1に示されている完全コア生検装置と共に使用するための外針構成要素の端の拡大側面図であって、内針はその引込位置にある。 図1の完全コア生検コア装置と共に使用するための外針構成要素の拡大図である。 本開示の1つの態様による、図1の完全コア生検装置のための装填及び発射機構の概略図である。 本開示の更なる態様による、図1の完全コア生検コア装置と共に使用するための装填及び発射機構の側面断面図である。 図8の装填及び発射機構の外針要素の斜視断面図である。 図8の装填及び発射機構の内針要素の斜視断面図である。 図8の装填及び発射機構の追従案内の斜視断面図である。 図8の装填及び発射機構のばねハウジングの斜視断面図である。 図8の装填及び発射機構のプランジャの斜視断面図である。 図8の装填及び発射機構のトリガの斜視断面図である。 図8の装填及び発射機構の斜視部分断面図であって、その装填構成にあるところを示している。 図15aと同じく、図8の装填及び発射機構の斜視部分断面図であって、その装填構成にあるところを示している。 図8の装填及び発射機構の斜視部分断面図であって、トリガが操作された状態を示している。 図8の装填及び発射機構の斜視部分断面図であって、外針が当該機構によって発射されたところを示している。 図17aと同じく、図8の装填及び発射機構の斜視部分断面図であって、外針が当該機構によって発射されたところを示している。 図8の装填及び発射機構の斜視部分断面図であって、内針が当該機構によって発射されたところを示している。 図18aと同じく、図8の装填及び発射機構の斜視部分断面図であって、内針が当該機構によって発射されたところを示している。 図8の装填及び発射機構の斜視部分断面図であって、プランジャが引き込まれたところを示している。 図19aと同じく、図8の装填及び発射機構の斜視部分断面図であって、プランジャが引き込まれたところを示している。 図8の装填及び発射機構の斜視部分断面図であって、プランジャが前進させられたところを示している。
本発明の原理の理解を促すことを目的に、これより、図面に示され以下の明細書書面に説明されている実施形態を参照してゆく。それによって本発明の範囲に対する限定が意図されるものではないと理解している。更に、本発明は、図示の実施形態に対する何らかの変更及び修正を含み、また本発明が属する技術分野の当業者であれば普通に想起するはずの本発明の原理の更なる適用を含む、と理解している。
1つの型式のコア生検装置10が図1に示されている。装置は、インジアナ州フランクリンのUSバイオプシー社(US Biopsy)によって販売されているSABD(商標)コア生検システム又は患者からコア組織試料を得ることのできる類似の装置に見られる特徴を含むことができる。本開示は、コア生検装置に関係するが、ここに開示されている特徴は他の型式の組織試料採取装置又は組織生検装置へ組み入れることもできる。装置10は、生検処置中に臨床医学者によって把持されることになる指ハンドル14を画定しているハウジング12を含んでいる。装置は、外カニューレ又は外針20と、外針20を通って同軸に延びる内スタイレット又は内カニューレ又は内針30と、を含むことができる。
生検装置10は、組織試料を捕捉するために、外針を内針に対して装填し発射させるための機構を組み入れている。発射機構の1つの実施形態がここに説明されているが、組織試料を得るべく外針を内針に対して装填し発射するのを可能にする、半自動式システム又は完全自動式システムを含む他の機構も構想される。図2により詳細に示されている様に、外針20は、外針担持台24上に取り付けられている外針ハブ22内に固定されている。同様に、図3に示されている様に、内針30は、内針担持台38上に取り付けられている内針ハブ32内に固定されている。内針担持台38は、生検装置10が装填されるときに外針担持台24に係合するためのタブ39を含んでいる。外針20は、患者への刺入に際し外針20の深さを確定するのに使用されるマーク23を含んでいてもよい。
再度図1を参照して、装置10は、ハウジング12と外針ハブ22の間に配置されているばね40を含んでいる。知られている様に、装置10は外針20をその装填位置に保持するラッチ(図示せず)を含んでいる。多くの類似の生検装置と同じく、装置10は、内針ハブ32を引き戻すことにより外針担持台24がラッチに係合するまで引き戻されることによって装填される。外針ハブ22は引き込まれることでハウジング12内のばね40を圧縮する。
生検装置10は、内針ハブ32を前方へ押し出すことでタブ39がラッチを外すことによって発射されるようになっているが、他の発射機構を実施することもできる。ラッチが解放され次第、ばね40が、外針20を内針の上から前方へ被験者組織の中へ推進する。生検処置では、装置がその装填位置に入っている状態で、臨床医学者は外針20の先端26を試料採取されるべき組織に当てて位置決めする。装置が発射されると、外針20は直接に組織の中へ前進し、その結果、組織のコアが外針20のルーメン21(図5)内に捕捉される。装置10を患者から抜去したら、既知のやり方で組織コアを外針20から回収することができる。
ここまで説明してきた様に、装置10は、構造及び作動が、SABD(商標)生検システム及び他の類似の同軸単動式コア生検装置と同様であるとされている。本発明は、この型式の装置への改善を提供するものであり、より厳密にはその様な装置と共に使用するための外針及び内針への改善を提供する。但し、ここに説明されている特徴は、他の型式の組織試料採取装置又は生検装置へ組み入れることもできるものと理解している。
1つの態様によれば、外針20には、図4−図5に示されている様に、フランシーン(Franseen)先端26が設けられている。フランシーン先端は、外針先端26の周囲を廻って谷28によって別けられた3つ又はそれ以上の尖り27を含んでいる。1つの具体的な実施形態では、3つの尖り27が、それぞれ、角度αに画定されており、角度αは約18°とされていてもよい。尖り27のエッジ面29は、谷28内に鋭い切削エッジを形成するように角度βに画定されており、角度βは約30°とされていてもよい。尖り27は、外針20が最初に組織の中へ前進してゆく際の軟組織の滑らかな穿刺と外針が完全に前進しきった後の確かな掴みを可能にする。尖り27は、実質的に組織を圧縮すること無しに組織を貫いて前進するように構成されている。外針20が前進する際には尖り27の角度の付けられたエッジ面29が組織を端正に薄切りするギロチンカッターの役目を果たす。
開示されている実施形態の1つの態様によれば、内針30は、装置10が装填されるときも、また装置10が発射されるときも、外針20の先端26に対して引っ込んだ位置に維持される。而して、以上に解説されている様に内針ハブ32が動かされてラッチを外し外針20を解放したとき、内針30の先端36は図4に示されている様に先端26の谷28の基底から寸法D1までしか伸展していない。装置10が最初に装填されたとき、内針先端36は、外針20の先端26の谷28の基底より向こうに延びていないか又は基底より向こうへ延びていたとしても最小限に留められているのが好ましい。別の言い方をすれば、図4に描かれている様に、内針30の先端36は常に外針20の先端26の尖り27の最遠位端から後方にオフセットされている。1つの実施形態では、寸法D1は、尖り27の長さ(即ち谷28の基底と尖り27の遠位端又は頂部の間の距離)の約4分の1より小さい。
図4に示されている装填位置では、内針ハブ32が装置10を発射させる位置に入っているものと認識できる。装置10は、以上に解説されている様に内針ハブ32を前方へ動かすことによって発射されるので、内針30の先端36は、外針20からあまりに突き出て常在していれば組織に接触しないとも限らない。先行技術の装置では、発射に先んじて内側のスタイレットが外側の切削カニューレの端より向こうに延びており、そのため軟組織を切断カニューレから押し退ける傾向があったため、結果的に完全未満のコア試料又は押潰しによるアーチファクトのある試料がもたらされた。ここに開示されている実施形態では、装填位置及び発射位置での内針30の外針20に対する配列が、先行技術の装置に見られるこの状況を回避する。この位置関係は、外針20と内針30の長さを装填及び発射機構の構成を考慮に入れながら適切にサイズ決めすることによって現出されるものと認識できる。而して、内針30は、内針ハブ32が進められて、外針ハブ22を圧縮された発射用ばね40に押し当てて保持しているラッチを解放したとき、内針先端36を図4に示されている位置に維持する長さを有している。
更に別の手法では、確実に内針先端36が外針先端26に近づかないようにするために発射に先立つ内針30の用意周到な引込を可能にするよう内針30を内針ハブ32内に取り付けることもできる。而して、内針30と内針ハブ32の間に、内針30の回転が針を内針ハブ32から退かせるように構成されたねじ式配設を組み入れることもできる。内針30が内針ハブ32に対して後ずさりするにつれ、内針先端36は外針先端26から引き込まれてゆく。ねじ式係合は、内針30が内針ハブ32から完全に係合解除されてしまうことを防ぐように構成されていてもよく、生検装置10が発射されるときに内針30をその引込位置にロックするロック掛け機構を組み入れているのが好ましい。この実施形態の場合、生検装置10が装填されたら、臨床医学者は、装置を発射させる前に内針30を回転させて先端36を引っ込めるという追加の工程を取る。内針30にはその近位端に手による針回転をやり易くするための指つまみが設けられていてもよい。
図5に示されている様に、装置10が発射された後は、外針20が発射用のばね40によって前方へ駆動されてしまっているために内針30は外針20の先端26から後方に寸法D2だけオフセットされている。この寸法は、所望される組織コアの長さに対し較正されており、装填及び発射機構によって実現される装置10の到達距離―即ち外針20がばね40によって推進されたときに進行する距離―に基づくのが一般的である。特定の完全コア生検装置では、外針の到達距離は固定であってもよいし、また一方、他のその様な装置では、到達距離は得られる組織試料の長さを変えるために調節可能になっていてもよい。
装置が発射されてしまった後、切除された組織試料は外針20の端内に保留される。その後、内針30を使用して組織試料を追い出す。これは、装置を装填することによって―即ち内針ハブ32を引き戻すことによって―外針20をその初期装填位置に後退させることにより達成することができる。外針20が装填された状態で、内針30は、組織試料を外針20から外へ押し出すのに十分に遠くまで前方へ自由に前進させられるが、但しラッチを解放し装置10を空撃ちさせるほど遠くまでというのではない。而して内針30は図4に示されている位置まで進められているはずである。内針30は試料を追い出すために使用されるので、内針30の先端36は外針20の先端26の谷28の基底に間近に隣接しているのが望ましい。内針先端36のこの位置付けは、確実に、軟組織試料が外針20から支障なく吐き出されるか又は試料を壊さない程度に軽く付勢するだけで吐き出されるようにする。
装置10の特定の使用では、好適な最初の工程が導入器及びスタイレットを生検部位へ刺入すること、という場合もある。スタイレットは抜去され、装置10が装填され、導入器を通して、外針先端26がまず軟組織に係合するまで送り出される。次いで、装置10が発射され、導入器を通して抜去される。生検試料を取り出すのに、装置10は再び装填され、内針30がゆっくりと前方へ進められるが、このとき装置10自体は(ケーキに砂糖衣を着せてゆくのに似て)受け入れ面の上を後方に動かされてゆくことになる。内針30がそのストロークの終わりに達したら、生検試料は完全にそして端正に外針20から吐き出されているはずである。
内針30の働きは無傷の完全コア生検試料を現出させるうえで重要な因子であることが認識できる。内針先端36は、組織が内針30の中へ移動できないように閉じられていてもよい。内針先端36は、引きずられる組織を内針30の中心へ向けて付勢するように僅かに凹状をしていてもよい。内針30は、外針20の内ルーメン21内に密に遊合し(図5)、針30と外針20の間の隙間への組織の移入を防ぐサイズである。
フランシーン先端26と、以上に説明されている内針30と外針20の間の相対的位置付けとの組合せにより、所望の奥行のコア試料を得るために対応する所望の組織深さを過ぎて穿通しなくても押し潰されていない完全で端正なコア生検試料を得ることができる可能性が飛躍的に高まるものと認識できる。装置10のフランシーン先端26は、外針20の回転無しに直線運動だけによる端正な切り口を提供する。これは、試料を押し潰す可能性を低減する助けとなる。内針30と外針20の相対位置も、試料を押し潰す可能性を低減し、装置10が組織の完全で端正なコア生検試料を得るのに進行しなくてはならない組織の深さを軽減する助けとなる。
図6に示されている別の実施形態では、外針20’が内面72と外面74を含んでいる。外針20’は、内面72と外面74の間の厚さ76を画定している。1つの態様では、外針の内面は、装置が発射された後の外針内の組織の保留を強化するための形体を含んでいる。而して、1つの実施形態では、この保留形体は、内面72に画定されている皿穴又は定心斜面80を含んでいる。定心斜面は、更に、外針の先端のより鋭い切削エッジ78へ至っている。
皿穴又は定心斜面80は、外針20’の内面72に形成されていて、先端から内端82へ延びている。内端82は奥行D3に位置し、特定の実施形態ではD3は先端26’の尖り92間の谷75によって画定されている直径95の大凡2倍とされている。定心斜面80は、外針20’の厚さ76が先端26’よりも内端82で大きくなるように形成されている。他の言葉で言えば、厚さは、内端82では外針20’の管状本体の壁厚さに等しいが、先端26’の鋭い切削エッジ78に向かって漸減している。定心斜面80は、図7に示されている様に角度γで内面72に形成されている。特定の実施形態では、角度γは約3−4°とされてもよく、そうすると皿穴又は定心斜面80は約6−8°の刃先角(included angle)を形成する。
定心斜面80は、装置が発射されたとき及び切除された組織が取り出されるときに、組織を外針内に留まらせるのを支援する。定心斜面はコア採取動作時により大きな体積の組織を外カニューレの中へ圧縮する傾向があるということ、そしてより大きな体積がひいては組織試料と定心斜面80の間に追加の表面張力又は圧力を提供するということ、を確信している。この圧力増加は、装置が組織部位から引き抜かれてゆく際に組織試料が外針の内面を「しっかりつかむ」ことができるようにする。
切削エッジ78は、定心斜面80と外面74との交わりによって形成されている。皿穴又は定心斜面80は外針20’の厚さ76を減少させるので、なおいっそう鋭い切削エッジ78を現出させる。切削エッジ78の厚さは大凡0.0005乃至0.001インチ(0.0127乃至0.0254ミリメートル)であってもよい。
別の態様では、外針20’は、更に、外面74に形成されている組織薄片化形体90を含んでいる。組織薄片化形体90もまた、先端26’が外針20’の最薄部分となるように外針20’の厚さ76を削減する。組織薄片化形体90は、例えば、(以上に図4−図5に関連付けて説明され図6に示されている)フランシーン先端であってもよい。他の適した薄切化構成には、トロカール先端、クインケ(Quinke)先端、又は鋭い先端とエッジを形成している何れかの他の針先形体があろう。
この実施形態では、外針20’の厚さ76は、説明されている形体の導入に因り、外針の長さに沿って変化している。外針20’の厚さ76は、ハブ22と定心斜面80の内端82の間で大凡0.003又は0.004インチ(0.0762又は0.1016ミリメートル)であってもよい。外針20’の厚さ76は、定心斜面80の内端82にて角度γで減少し始め、更に組織薄片化形体90の谷94にて角度αで減少し始める。先端26’での厚さ76は、而して、大凡0.0012乃至0.0014インチ(0.03048乃至0.03556ミリメートル)まで削減される。
上述の実施形態が皿穴又は定心斜面80と組織薄片化形体90の両方を含んでいる結果、何らの押潰しによるアーチファクトも無しに外針20’の端内に捕えられた完璧で均一なコア試料がもたらされる。装置20’の組織薄片化形体90が、外針20’の回転無しに直線運動だけによるより端正な切り口を提供する。また、装置20’の皿穴又は定心斜面80が、コアが組織から外針20’の切削エッジ78によって切り離される際にコアを案内し支持するための案内面を提供する。
外針20’は、外針の内面72に形成されている他の組織保留形体を、定心斜面80と併せて又は定心斜面の代わりに含んでいてもよい。而して、1つの形体では、螺旋溝85が内面72に形成されている。溝85は、図7に示されている様に、内面72の定心斜面80の内端82に隣接する場所に形成されていてもよい。この実施形態では、溝85は0.04乃至0.08インチ(1.016乃至2.032ミリメートル)の奥行きを有している。溝85は、定心斜面の端82にて始まるものとして示されているが、他の実施形態では、溝は定心斜面と重なり合っていてもよい。溝は外針と切除されようとしている組織の間の「つかみ力」を強化するものと確信され、定心斜面80と組み合わされている場合はとりわけそうである。他の組織保留形体が外側カニューレの内面72へ組み入れられてもよいと構想している。例えば、溝85の様な螺旋溝ではなしに、形体は、一連の、周方向の溝、軸方向の溝、線条、リッジ、ローレット、又は組織を盛ることのできる凸凹した表面を提供する他の形体、を含んでいてもよい。とはいえ、製造上の理由から螺旋溝が好適であろう。
1つの実施形態では、完全コア生検装置10の外針20は、皿穴又は定心斜面80を、内針30と外針20'の間の既定の相対配置と併せて含んでいてもよい。この実施形態では、内針30は、内針先端36が外針20’のハブ22と皿穴又は定心斜面80の内端82の間に配置されるような位置(図示せず)に内針先端36を維持する長さを有することができる。他の言葉で言えば、内針の先端は定心斜面80の内端82の近位又は内方寄りにオフセットされている。この実施形態は、内針と外針の(以上に図4−図5の内針30と外針20に関連付けて説明されているのと同じ方式での)相対配置によってもたらされる利点を、以上に説明されている定心斜面80によってもたらされる利点と組み合わせている。同じく、螺旋溝85の様な他の保留形体を、完全コア生検装置20へ組み入れることもできる。或る更なる代替形では、内針と外針並びに装填及び発射機構は、内針遠位先端が外針遠位先端から「突き出る」ように構成されていてもよく、即ち、装置を発射させるに先んじて内針先端36が外針先端26より向こうへ延びていてもよいという意味である。
生検装置10の或る修正形では、装置の装填及び発射を単純化するとともに外側の針又はカニューレが組織の中へ前進しきった後に内側の針又はスタイレットを引っ込ませる、図7に示される機構100が導入されている。機構100は、装置のハウジング12上でアクセスできるスライドトリガ110を含んでいる。装置を発射させるのに、先行技術による実施形態での様にプランジャ32を使用するのではなしに、スライドトリガが使用されている。装置を装填するにはなおもプランジャ32が使用される。具体的には、プランジャ32を引き込むことで、外カニューレハブ24がその起動ばね24aに押し付けられるように引っ込むことによって外カニューレ20が装填される。プランジャが引き込まれるとスライドトリガ110もまた同様に引っ込むように構成されている。
次いでプランジャを前方に前進させて内スタイレットハブ32を内スタイレットばね32aに押し付けるように前方へ押し出して内スタイレットを装填する。プランジャの前方運動は、外カニューレハブもスライドトリガもどちらも動かさない。このとき、装置は標的組織の中へ何時でも導入できる状態である。装置の遠位作業端を組織内に位置決めした状態で、スライドトリガ110を前方に動かして装置を発射させる。スライドトリガが前方に動いてゆくと、スライドトリガの腕部111上のカム面112が外カニューレハブ24を解放するので、上述の装置同様、ばね24aが外カニューレ20を前方に組織の中へ推進する。
スライドトリガ110の腕部111には、更に、第1のカム面から近位方向にオフセットされている第2のカム面114が設けられている。第2のカム面は、内カニューレハブ32を解放する解放レバー116から離間されている。具体的には、第2のカム面は、第1のカム面112が外カニューレハブ解放部から離間されているよりも更に間隔を空けて解放レバー116から離間されている。必然的に、第1のカム面112が外カニューレハブ24及び外カニューレ20を解放する時期から第2のカム面114が内カニューレハブ32を解放する時期には時間的遅延が存在する。内カニューレハブが解放されると、ばね32aが内カニューレを後方――即ち、外カニューレ発射方向とは反対の方向――へ推進する。内針/内カニューレ/内スタイレットのこの逆行運動が組織を完全コア外カニューレの中へより深く引き入れる手助けをし、組織試料を外カニューレ20内に保持するよう軽い陰圧を掛ける。
組織試料が外カニューレ20内に捕えられた状態で、装置を患者から抜去することができる。完全コア組織試料は、プランジャ32を後ろへ引き外カニューレと内スタイレットとスライドトリガを同時に戻すことによって回収できる。内スタイレットを外針と共に後ろへ動かすことは、スタイレットの遠位先端に、外カニューレ内に閊えている完全コア組織試料から空きを持たせ、それにより意図せぬ試料吐出しを回避する。装置がひとたび組織仮置き場内に位置付けられた後、プランジャ32を再度前方へ押し出せば組織試料を外カニューレから追い出すことができる。スライドトリガはこの時点ではプランジャへ接続されていないので、装置が偶発的に発射される危険はない。
別の実施形態による装填及び発射装置200が図8−図14に示されている。装置200は、図7に示されている装置100と同様の恩恵をもたらし、即ち、外側及び内側のカニューレを装填及び発射するための単純化されたプロセスを提供し、内側のカニューレ/スタイレットの逆行運動を提供して外側のカニューレ針内への組織引き入れを手助けし、外側のカニューレ/針から組織試料を容易に吐き出す能力を提供する。機構200は外カニューレ要素201を含んでおり、当該要素は、図9に詳細に示されている様に、ハブ202を有し、ハブ202内には外カニューレ又は外針204が上述の外カニューレ20と同様の方式で取り付けられている。外カニューレ204は図5、図6に示されている完全コアカニューレのように構成されているのが好ましい。ハブ202は、外カニューレ要素201の直線運動を案内するのに使用される軌道206と一体化されている。軌道は近位方向(即ち図8で見ると左)に方向付けられている後部分207を含んでいる。部分207の近位端208は、傾斜面211を画定している傾斜路210を含んでいる。軌道206の反対側の側面は近位端208のラッチ213として形成されている。傾斜路210並びにここに開示されている他の傾斜路は、ここに更に詳細に説明されている噛み合い式構成要素の変位を円滑にするために提供されている。
装置は、更に、遠位端217と遠位端から延びるばね案内218とを有するハブ216を含む内カニューレ要素215を含んでいる。内カニューレ要素215は、従来の方式でハブ216内に埋め込まれている内カニューレ又は内スタイレット又は内針220を含んでいる。内カニューレ220は上述のカニューレ36と同様の構成であってもよい。内カニューレ220は図8に描かれている様に外カニューレ204内に同心に配置されている。
機構200は更に、図11に示されている細長い追従案内225含んでおり、当該追従案内は案内チャネル226を提供していて、機構の装填及び発射時は当該案内チャネルに沿って外カニューレハブ202及び軌道206が進行するようになっている。追従案内225は案内の近位端に隣接してプランジャストッパ228を含んでいる。プランジャストッパは、トリガ支持体229を形成している上縁を含んでいる。追従案内225の基部は更に、プランジャストッパ228に直接隣接してトリガ用切欠き230を画定している。追従案内は、機構200を組み入れている生検装置のためのハウジング内に固定されているものと認識されてもよい。
機構200は、図12に示されているばねハウジング235を更に含んでおり、ばねハウジングもまた装置ハウジング内に取付板236を介して固定されている。ばねハウジング235は、第1空洞部239を画定している外カニューレばねケーシング238を含んでおり、当該第1空洞部239を通って内カニューレ220が延びている。ばねハウジングが空洞部の内部に、第1外カニューレばね270(図8)を支持するばねハブ240を画定している。図8に示されている様に、第1ばね270は第1空洞部239内で外カニューレハブ202の近位面202aとばねハブ240の遠位面240aの間に配置されている。外ばねケーシング238の遠位面241は、外カニューレハブ202の近位方向(図8では左)への運動について当該ハブのための近位ストッパ面を提供している。
ばねハウジング235は、更に、外カニューレばねケーシング238と一体化されている内カニューレばねケーシング242を含んでいる。内カニューレばねケーシング242は、第2空洞部243と、第2空洞部243を第1空洞部239へ接続しているカニューレ用内腔244と、を画定している。カニューレ用内腔244は、内カニューレ220と内カニューレ要素215のばね案内218を通して受け入れるサイズであり、方や第2空洞部243は内針ハブ216を受け入れるサイズである。第2内カニューレばね272(図8)が、第2空洞部243内に、内カニューレ要素215の周りに配置されている。具体的には、第2ばね272は、ばねハブ240の近位面240bと内カニューレハブ216の遠位面216aの間に配置されている。
図8に描かれている装填構成では第1ばね270は外カニューレばねケーシング238の第1空洞部239内で圧縮されている。ばね270は、放たれると、外カニューレ要素201を遠位方向に、即ち図8では右に、推進する。内カニューレばね272は、対応するばねケーシング242の第2空洞部243内で圧縮されている。第2ばね272は、放たれると、内カニューレ要素215を近位方向に、即ち図8では左に、推進する。
機構200は、更に、生検装置を装填するのに使用される、図13に示されているプランジャ250を含んでいる。プランジャ250は、プランジャを滑動させるために手を使ってアクセスされるプランジャ把持部251を含んでいる。ラッチ腕部253がプランジャ把持部から案内チャネル226内を延びている(図8)。ラッチ腕部253の遠位端254は、外カニューレ要素201のラッチ213に係合するように構成されている係合タブ255を含んでいる。プランジャは、更に、内カニューレハブ216の近位面216aと整列する内カニューレストッパ258を提供している上側腕部257を含んでいる。プランジャ250の並進運動を案内及び制御するのを手助けする案内腕部259が設けられていてもよい。
機構200には、生検装置を発射する又は放つように作動できる、図14に示されているトリガ260が提供されている。トリガ260は、追従案内225のトリガ用切欠き230を通って延びる細長い梁261を含んでいる。梁261は、中立位置では追従案内225より下に突き出ている操作端263を含んでいる。操作端263は、手による押圧を受けてトリガ260を追従案内に対して上向きに押し出すように構成されている。梁261は、更に、梁の長さを上に見て約三分の一のところに解放フランジ265を含んでいる。解放フランジ265はばねハウジング235の可撓性腕部246の真下に位置付けられるように配列されている。梁261を更に上に見ていくとストッパフランジ267が設けられていて、それはストッパ面268が追従案内のプランジャストッパ228に接触してトリガを装置ハウジング内に保留するように配列されている。梁261は、図8に示されている装填構成ではプランジャの上側腕部257の真下に配列される解放端269を梁の頂部に画定している。トリガ梁262は内カニューレ要素215の船外に配置されているので、機構200の作動中に当該要素の近位運動に干渉しない、ということに注目したい。代わりに、解放端269がトリガ梁262の船内に配列させることもできなくはないが、その場合、解放端をトリガ梁を内カニューレ要素から離して横方向外向きに押し出す傾斜路面を備えて構成されればよい。
装填及び発射機構200は、図15a、図15bにはその装填状態で示されている。この位置では、どちらのばね270、272も各自のケーシング238、242内で完全に圧縮されている。外カニューレ要素201は、装填傾斜路210の傾斜路面211とばねハウジング235の傾斜路247のストッパ面248の間の係合によって保持されている。内カニューレ要素215はプランジャ250のストッパ258と内カニューレハブ216の近位面217の間の係合によって保持されている。この装填位置では、内カニューレと外カニューレは、内カニューレの遠位先端が外カニューレの遠位先端より僅かに近位にある状態の図5に示されている位置付けを有している。但し、内カニューレと外カニューレの長さは遠位先端同士の他の相対位置を実現するように調節され得るものと理解している。機構200を組み入れている生検装置は生検部位へ操縦されてゆき、当該部位にてコア生検試料を得るようにカニューレの遠位先端を位置決めする。この工程は既知の方式で達成することができる。
外カニューレの遠位先端が適正に位置決めされた状態で、機構を発射する又は放つと、外カニューレ204が組織の中へ前進して完全コア試料を得ることができる。これは、トリガ260の操作端263を図15aに示されている伸展位置から図16に示されている押し込み位置へ押し込むことによって達成される。トリガ260が押し込まれると、解放フランジ265がばねハウジング235の可撓性腕部246の近位端249に接触する。而してトリガの上向き運動が可撓性腕部246を上向きに押すので、傾斜路247が外カニューレ軌道206の後部分207の傾斜路210を係合解除する。外カニューレ要素201の軌道206がそのストッパから係合解除されるや、第1ばね270が外カニューレハブ202及び外カニューレ204を遠位方向に図17a(分かり易いようにばねは省略されている)及び図17bに示されている位置まで推進する。軌道206は追従案内225の案内チャネル226に沿って走行するので、外カニューレ204はコア組織試料を得るべく所望の経路に沿って滑らかに進んでゆく。外カニューレ軌道206と案内チャネル226は、外カニューレがばね270の力によって遠位方向に推進される際に追従案内から逸れないことを確約する形体を組み入れることもできると構想している。内カニューレは、少なくとも初めのうち、生検試料が外カニューレ204によって取得されている間は、その装填構成に留まっているものと理解している。
但し、外カニューレの運動の間中、内カニューレは不活のままというわけではない。トリガ260が更に上方へ動かされてゆくと、解放端269がプランジャの上側腕部257に接触し、腕部を上向きに動かす。この運動は内カニューレストッパ258を内カニューレハブ216の近位面216aから係合解除し、それにより内カニューレ要素215が解放される。解放され次第、第2ばね272が放たれ、内カニューレ要素215を近位方向に、即ち図18a、図18bで見て左へ推進する。この運動で以て、内カニューレ220は外カニューレ204内で生検部位に対して引き込まれる。この引き込みは組織の外カニューレ204内への移入を促し、最適にもより長い組織コアをもたらす。
外カニューレ204の遠位方向運動と内カニューレ215の近位方向運動が非常に素早く起こり、その結果、組織は外カニューレの本体の中へ入るよう仕向けられる。カニューレ同士の運動の組合せが本質的に外カニューレを組織試料でたらふくな状態にするので、組織と外カニューレの間の摩擦と圧力が外カニューレ内に埋まった組織コアを保持する。外カニューレを組織部位から離して近位方向に引くことによって組織試料を組織部位から分離することができる。而して、図19a、図19bに示されている様に、プランジャは組織部位から離して近位方向に引き込まれる。第1に注目したいのは、外カニューレが発射されたとき、その終端位置は図18a、図18bに示されている通りであって、その位置付けは、ラッチ213を遠位方向に見てプランジャ250の係合タブ255から離れた位置に置く、ということである。プランジャ250が図19aに示されている様に引き込まれると、ラッチ腕部253の端の係合タブ255が、外カニューレ要素201のラッチ213に係合するまで近位方向に引かれる。プランジャの運動継続は、外カニューレハブ202がばねハウジング235に接触するまで続く。より重要なこととして、外カニューレハブは、装填傾斜路210が図19bに示されている様にばねハウジングの傾斜路247に係合するまで近位方向に引き出される。この位置では、外カニューレばね270は一杯に負荷が掛かっていて、外カニューレ204は追加の組織試料を得る位置にある。
外カニューレ204が引き込まれてゆく間、内カニューレ220はその最遠近位方向(左側)限界にあるものと認識できる。この位置では、外針を外針の遠位端内に埋まったコア組織試料と一体に、内針の遠位端が組織試料に接触するという危険無しに引き込むことができる。而して、内カニューレ220の近位方向進行は、組織試料取得時の外カニューレの遠位方向進行に近似するように較正されればよい。或る代替形として、プランジャ250と内カニューレハブ216は、内カニューレがその最遠近位方向限界にあるときに係合するように構成されてもよい。より具体的には、案内腕部259及びカニューレハブ216は、プランジャ250が図19bに示されている様に近位方向に更に遠くまで動かされてゆくと係合するインターロックを備えて構成されてもよい。内カニューレ220のこの追加の運動は、それが外カニューレ内に埋まった組織試料に係合しないことを確約するであろう。
図19bに明らかなように、内カニューレ220はその装填位置にはまだ入っていない。生検装置が組織部位から抜去されたら、コア試料を追い出すことが必要である。而して、プランジャ250を遠位方向即ち図20で右へ、内カニューレストッパ258が内カニューレハブ216の近位面216aに接触するまで押し込む。プランジャの運動継続はバネ272を近位ばねケーシング242内で圧縮する。また、プランジャの運動継続は内カニューレを遠位方向に外カニューレの遠位端に向けて駆動し、それによりコア組織試料が外カニューレから押し出される。機構200は、そのとき、図8のその装填状態に入っていて、装置はいつでも別のコア組織試料を得ることができる状態にある。ラッチ機構を、プランジャ250と、ばねハウジング235又は追従案内225又は装置ハウジングとの間に設けて、ラッチを係合解除し外カニューレを図19a、図19bに示されている工程で引っ込ませるまではプランジャを内カニューレばね235の力に逆らって保持させるようにしてもよい。
本開示は本質的に例示であり限定と考えられてはならない。一部の特定の実施形態を提示したまでであり、開示の精神の内に入るあらゆる変更、修正、及び更なる適用は保護されることが望まれるものと理解している。
10 コア生検装置
12 ハウジング
14 指ハンドル
20、20’ 外針
21 外針のルーメン
22 外針ハブ
23 刺入深さ確定のためのマーク
24 外針担持台
24a 起動ばね
26、26’ 外針先端
27 尖り
28 谷
29 尖りのエッジ面
30 内針
32 内針ハブ
32a 内スタイレットばね
36 内針先端
38 内針担持台
39 タブ
40 ばね
72 外針の内面
74 外針の外面
75 谷
76 外針の厚さ
78 切削エッジ
80 定心斜面
82 定心斜面の内端
85 螺旋溝
90 組織薄片化形体
92 尖り
94 谷又は谷底
95 谷によって画定される直径
100 機構
110 スライドトリガ
111 腕部
112、114 カム面
116 解放レバー
200 装填及び発射装置
201 外カニューレ要素
202 外カニューレハブ
202a 外カニューレハブの近位面
204 外カニューレ又は針
206 軌道
207 後部分
208 近位端
210 傾斜路
211 傾斜面
213 ラッチ
215 内カニューレ要素
216 内カニューレハブ
216a 内カニューレハブの遠位面
217 内カニューレハブの近位面
218 ばね案内
220 内カニューレ又はスタイレット又は針
225 追従案内
226 案内チャネル
228 プランジャストッパ
229 トリガ支持体
230 トリガ用切欠き
235 ばねハウジング
236 取付板
238 外カニューレばねケーシング
239 第1空洞部
240 ばねハブ
240a ばねハブの遠位面
240b ばねハブの近位面
241 外ばねケーシングの遠位面
242 内カニューレばねケーシング
243 第2空洞部
244 カニューレ用内腔
246 可撓性腕部
247 傾斜路
248 ストッパ面
249 可撓性腕部の近位端
250 プランジャ
251 プランジャ把持部
253 ラッチ腕部
254 ラッチ腕部の遠位端
255 係合タブ
257 上側腕部
258 内カニューレストッパ
259 案内腕部
260 トリガ
261 細長い梁
263 操作端
265 解放フランジ
267 ストッパフランジ
268 ストッパ
269 解放端
270 第1外カニューレばね
272 第2内カニューレばね
α 尖りの角度
β エッジ面の角度
γ 刃先角度
D1 内針先端の谷基底からの伸展距離
D2 内針の外針先端からの後方オフセット寸法
D3 定心斜面内端の先端からの奥行

Claims (10)

  1. 外カニューレハブと、
    近位端を前記外カニューレハブによって担持されていて反対側の遠位端に組織切削エッジを画定している細長い外カニューレと、
    内カニューレハブと、
    近位端を前記内カニューレハブによって担持されていて前記外カニューレ内に同心に滑動可能に配置されている細長い内カニューレと、
    第1空洞部、第2空洞部、及び前記第1空洞部と前記第2空洞部の間に配置されて前記第1空洞部と前記第2空洞部の間に連通して内腔を画定するばねハブを画定するハウジングであって、前記第1空洞部は前記内カニューレハブの少なくとも一部分を支持するように構成されており、前記内腔は前記内カニューレを通すように構成されている、ハウジングと、
    前記ばねハブと前記外カニューレハブの間で接触して前記第1空洞部内に配置されている外カニューレばねであって、圧縮状態と解放状態を取ることができ、前記解放状態において前記外カニューレハブを遠位方向に推進する力を提供するように構成される、外カニューレばねと、
    前記ばねハブと前記内カニューレハブの間で接触して前記第2空洞部内に配置されている内カニューレばねであって、圧縮状態と解放状態を取ることができ、前記解放状態において前記内カニューレハブを近位方向に推進する力を提供するように構成される、内カニューレばねと、
    を備えている生検装置。
  2. 前記外カニューレハブを、前記第1空洞部内の前記外カニューレばねを圧縮する装填位置に保持するように構成されているラッチ配列と、
    前記内カニューレハブを、前記第2空洞部内の前記内カニューレばねを圧縮する装填位置に保持するように構成されているストッパ配列と、
    トリガであって、順次式に、前記ラッチ配列を解放して前記外カニューレハブを前記装填位置から係合解除させ、前記外カニューレばねが前記外カニューレを遠位方向に組織部位の中へと駆動できるようにし、前記ストッパ配列を解放して前記内カニューレハブを前記装填位置から係合解除させ、前記内カニューレばねが前記内カニューレを近位方向に駆動できるようにする、ように構成されているトリガと、
    を更に備えている請求項1に記載の生検装置。
  3. 前記ラッチ配列は、
    前記外カニューレハブと関連付けられているラッチ要素、及び、
    前記ハウジングと関連付けられていて前記ラッチ要素に係合するためのストッパ面を画定している可撓性腕部であって、弾性的に変位するように構成されている可撓性腕部、
    を含んでいて、
    前記ラッチ要素と前記ストッパ面が、前記装填位置では前記外カニューレハブを前記第1空洞部に隣接して保持するように配列されており、
    前記トリガは、前記可撓性腕部に当てて押圧されて前記ストッパ面を前記ラッチ要素から係合解除させるように配列されている解放要素を含んでいる、
    請求項に記載の生検装置。
  4. 前記ストッパ配列は、前記内カニューレハブが前記装填位置にあるときに当該内カニューレハブと整列するストッパ面を画定している弾性腕部を含んでおり、
    前記トリガは、前記弾性腕部に当てて押圧されて前記ストッパ面を前記内カニューレハブから係合解除させるように配列されている梁を含んでいる、
    請求項に記載の生検装置。
  5. 前記解放要素は前記梁と一体化されており、前記梁は、前記生検装置内に、同心の前記外カニューレ及び内カニューレに垂直に動くように配列されている、請求項4に記載の生検装置。
  6. 前記梁は、前記ストッパ面が前記弾性腕部に接触するより前に前記解放要素が前記可撓性腕部に接触するように構成されている、請求項5に記載の生検装置。
  7. 前記解放要素は前記梁と一体化されており、前記梁は、前記生検装置内に、同心の前記外カニューレ及び内カニューレに平行に動くように配列されている、請求項4に記載の生検装置。
  8. 前記ストッパ配列は、前記内カニューレハブが前記装填位置にあるときに当該内カニューレハブと整列するストッパ面を画定している弾性腕部を含んでおり、
    前記トリガは、前記弾性腕部に当てて押圧されて前記ストッパ面を前記内カニューレハブから係合解除させるように配列されている梁を含んでいる、
    請求項に記載の生検装置。
  9. 前記外カニューレの内面は、前記組織切削エッジで終端する遠位端に角度の付けられた皿穴を画定している、請求項1に記載の生検装置。
  10. 前記組織切削エッジはフランシーン(Franseen)先端を含んでいる、請求項9に記載の生検装置。
JP2017533169A 2014-09-05 2015-09-08 完全コア生検装置のための改善 Active JP6678674B2 (ja)

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