JP6678665B2 - 飲料及び食品の温度調整 - Google Patents

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Description

本発明は、飲料及び食品の温度調整に関する。更に詳細には、本発明は、ミルクのような飲料又は野菜のような食品を比較的低い保存温度に保ち、後に該飲料又は食品を温めるための、飲料又は食品の温度を調整するための装置及び方法に関する。
乳児のための哺乳瓶を冷蔵庫において保管し、乳児が起きたときに該哺乳瓶を電子レンジに温めることは、良く知られている。当該知られた方法は、2つの装置を必要とし、乳児及び親の双方が、ミルクが適切な温度に到達するまで待つことを必要とする。乳児は一般に待つことを理解できず、このことを知らせることは完全に可能であるため、該方法は理想とは程遠いものである。
米国特許出願公開US2004/0140304は、哺乳瓶を冷やす及び温めるための装置を開示している。該既知の装置は、冷やす及び温めるために、ペルチェ素子としても知られる熱電気モジュールを利用する。起動時刻又は目標時刻にクロック回路が設定されることができ、起動時刻において冷やすモードから温めるモードへと該装置を自動的に切り換える。目標時刻になると、ブザーが鳴り得る。該既知の装置はまた、手動で温めるモードに切り換えられることもできる。
該既知の装置は、該起動時刻が予め分かっている必要があるという欠点を持つ。該既知の装置が、乳児が目覚める前に準備された哺乳瓶を持ち、親が該装置のブザーによって目覚めた場合、乳児が目覚める必要があり、快適ではない。しかしながら、乳児が既に起きていて、目標時刻の前にそれを知らせている場合、親は手動で該装置を温めるモードに切り換え、乳児が泣いている間、哺乳瓶が準備できるまで待つ必要があり、親も乳児も不快なものとなる。
国際特許出願公開WO2013/093686は、睡眠中の人物を監視し、該睡眠中の人物の起床の瞬間を推定するよう構成された装置を開示している。一実施例においては、哺乳瓶加熱器が、乳児が起きようとする前に起動され得る。しかしながら、哺乳瓶の冷却は、国際特許出願公開WO2013/093686には開示されていない。換言すれば、該既知の装置は、加熱されるべき時になる前に哺乳瓶を冷却することができない。更に、該既知の装置は、「誤警報」が生成され乳児が起きなかった場合には加熱工程を反転することができず、この場合には哺乳瓶は再び冷やされる必要がある。
本発明の目的は、ユーザの要求を考慮する、特に、受容者が食品又は飲料を供給されたい時点を考慮に入れる、加熱のみに限らない、飲料及び/又は食品の温度調整のための装置及び方法を提供することにより、これらの及びその他の問題を解決することにある。
従って、本発明は、食品の温度調整のための装置であって、食品及び/又は飲料が冷却される冷却モードを提供するための冷却ユニットと、前記食品及び/又は飲料が加熱される加熱モードを提供し、前記食品及び/又は飲料が予加熱される予加熱モードを提供するための加熱ユニットと、受容者の挙動パターンデータを保存するためのメモリユニットと、前記挙動パターンデータを用いて、前記受容者の将来の挙動を予測するための予測ユニットと、前記冷却ユニット及び前記加熱ユニットを制御するための制御ユニットと、を有し、前記制御ユニットは、
前記食品及び/又は飲料の前記受容者の現在の挙動を示す少なくとも1つの信号を受信し、
前記現在の挙動の変化を検出し、
前記検出に応じて前記冷却モード又は前記加熱モードを起動し、
前記予測ユニットにより予測された前記将来の挙動に応じて、前記予加熱モードを起動する
ように構成された装置を提供する。
食品及び/又は飲料の意図される受容者の挙動の変化の検出に応じてモード間を切り換えることにより、アイテムが準備される時点が、受容者即ち消費者の所望するものとより整合することとなる。その結果、受容者はより満足し、例えば消費の時点のかなり前に食品及び/又は飲料を加熱することが回避されるため、該装置がより効率的に利用されることとなる。延長された加熱を回避することは、エネルギーを節約するのみならず、食品及び/又は飲料の質を向上させる。
予測ユニットにより予測された将来の挙動に応じて予加熱モードを起動することにより、加熱モードが必要とする時間が短くなるため、アイテムが準備される時点が、受容者即ち消費者の所望するものと更により整合することとなる。
受容者の現在の挙動の変化の検出は、該食品及び/又は飲料の受容者の挙動を示す少なくとも1つの信号に基づいて実行されても良い。これら信号は、例えば音響信号(受容者により生成される音声を表す信号など)を提供するためのマイクロフォンユニット、受容者の動き又は姿勢を表す信号を生成するためのレーダユニット及び/又はカメラユニット、及び受容者の心拍数及び/又は呼吸数のような受容者の生体兆候を表す信号を生成するためのレーダユニット及び/又は圧力センサユニットのような、センサユニットにより生成されても良い。乳児の場合には例えば、受容者の水分損失を表す信号を生成するための水分検出ユニットが有利となり得る。該センサユニットは好適には、受容者の近くに配置される(例えば数メートル内)か、又は受容者の身体に配置される。動き及び/又は姿勢を感知するための圧力センサ、又は水分センサのような幾つかのセンサは、ことによると受容者の身体上又は身体の近くにおける配置に加えて、受容者のベッド又は椅子に配置されても良い。
食品又は飲料の受容者の挙動の変化を検出することにより、受容者の挙動をある程度予測することが可能となる。例えば、受容者の動きの増加は、寝ている場合又は座っている場合には、受容者が起き上がろうとしていることを示し、睡眠中の場合には目覚めることを示す可能性が高い。このようにして、消費の期待を予測し、いつ受容者が消費を望むかさえも予測することが可能となる。
予測の精度は、受容者に関する履歴データを用いることにより改善され得る。この目的のため、本発明の装置は更に、受容者の挙動パターンデータを保存するためのメモリユニットと、挙動パターンデータを用いて、受容者の将来の挙動を予測するための予測ユニットと、を有する。挙動パターンデータは、受信された挙動信号から導出されても良く、次いで保存されても良い。該挙動パターンデータはまた、他の装置から得られても良く、次いで本発明の装置に保存されても良い。
該予測ユニットは、挙動の変化予測するために用いられ、それ故センサの入力なしで食品及び/又は飲料の消費の要求を予測するために用いられるが、制御ユニットが、該予測ユニットにより予測された挙動を用いて、信号を重み付けするよう構成されることが好適である。即ち、睡眠パターンのような履歴データに基づいて予測された挙動が、例えば動きを表す信号を重み付けするために用いられても良い。その結果、増大した身体の動きが、当該時点における履歴により予測される挙動と合致した場合には、より多くの重みを受け、従って受容者の起床のより強い示唆を形成する。
以上において本発明は加熱モード及び冷却モードの2つのモードに関連して説明されたが、本発明はそのように限定されるものではなく、有利な実施例においては、加熱ユニットが更に、予加熱モードを提供するよう構成され、制御ユニットが、予測ユニットにより予測された挙動に応じて予加熱モードを起動するよう構成される。これに加えて、又は代替として、予冷却モードを提供する実施例も、想到され得る。幾つかの実施例は、装置が加熱(又は予加熱)も冷却(又は予冷却)も行わない、停止モードを提供しても良い。斯かる実施例においては、該装置は、3つのモード即ち加熱、停止及び冷却(又は5つのモード即ち予加熱、加熱、停止、予冷却及び冷却)間で切り換わり得る。従って、本発明の一実施例においては、制御ユニットは、予測ユニットにより予測された将来の挙動に応じて、冷却モード又は加熱モードを停止するよう構成され得る。或るモード(例えば予加熱モード)を起動することは、他のモード(例えば冷却モード又は停止モード)を停止することを意味することは、理解されるであろう。更に、予測された将来の挙動に応じて或るモードを起動又は停止することは、予測された将来の挙動によりトリガされる場合にのみ実行され、予測された将来の挙動が起動又は停止をトリガしない場合には実行されないことは、理解されるであろう。予測された将来の挙動におけるトリガイベントは例えば、或る時刻における起床の習慣であっても良い。
本発明はまた、食品及び/又は飲料が冷却される冷却モードを提供するための冷却ユニットと、前記食品及び/又は飲料が加熱される加熱モードを提供し、前記食品及び/又は飲料が予加熱される予加熱モードを提供するための加熱ユニットと、を用いた、食品及び/又は飲料の温度調整のための方法であって、
受容者の挙動パターンデータを保存するステップと、
前記挙動パターンデータを用いて、前記受容者の将来の挙動を予測するステップと、
前記食品及び/又は飲料の前記受容者の現在の挙動を示す少なくとも1つの信号を受信するステップと、
前記現在の挙動の変化を検出するステップと、
前記検出に応じて前記冷却モード又は前記加熱モードを起動するステップと、
前記予測ユニットにより予測された前記将来の挙動に応じて、前記予加熱モードを起動するステップと、
を有する方法を提供する。
本発明は更に、上述の方法ステップをプロセッサに実行させるためのソフトウェアプログラム製品を提供する。該ソフトウェアプログラム製品は、DVD又はUSBスティックのような有形の担体に保存されても良い。代替としては、該ソフトウェアプログラム製品はサーバに保存されても良く、該サーバからインターネットを用いてダウンロードされても良い。該ソフトウェアプログラム製品は、サーバ、ユーザ装置(例えばスマートフォン)及び/又は監視装置のような装置のプロセッサにより実行されることができるソフトウェア命令を含む。
本発明は、図面において説明される実施例を参照しながら、更に説明される。
本発明による装置の単なる実施例を模式的に示す。 本発明による装置の単なる実施例を更に詳細に模式的に示す。 図2の装置の制御ユニットの実施例を模式的に示す。 本発明による方法の実施例のフロー図を模式的に示す。 本発明によるソフトウェアプログラム製品を含む担体を模式的に示す。
図1に示された本発明による装置の単なる実施例10は、哺乳瓶のような瓶を冷やす及び温めるために設計される。この目的のため、装置10は中空の内部を持ち、ここで哺乳瓶20のような瓶が挿入されることができる。図1の装置10は、手動用の制御つまみ19を持ち、該つまみが、自動的な制御を手動で覆し、更に所望の温度を設定することを可能とする。図1の実施例は乳児のための哺乳瓶を保持するよう設計されるが、他の実施例は、食品容器又はより大きな瓶のような他の容器を冷やす及び温めるよう構成されても良い。幾つかの実施例は、中空の内部を持たないが、例えば冷却及び加熱され得る上面を持っても良い。
装置10の実施例の機能的な構成要素は、図2に示される。図2に示された装置は、結合された冷却及び加熱ユニット11、制御ユニット12、入力/出力ユニット13、予測ユニット14及び関連するメモリユニット15を有する。冷却及び加熱ユニット11は、食品及び/又は飲料が冷却される冷却モードを提供する冷却ユニット11Aと、食品及び/又は飲料が加熱される加熱モードを提供するための加熱ユニット11Bと、を有する。図示された実施例においては、冷却及び加熱ユニット11は、ペルチェ素子を有する単一の結合されたユニットにより構成される。良く知られているように、ペルチェ素子(又は熱電気的素子)は、印加される電圧の極性に依存して、熱を生成又は除去することが可能である。しかしながら、結合されたユニットの代わりに、別個の加熱及び冷却ユニットが用いられても良い。
図3を参照しながら後に詳細に説明される制御ユニット12は、センサユニット18A乃至18Dから受信された信号に応じて、加熱及び冷却ユニット11の加熱及び/又は冷却を制御する。制御ユニット12は、センサユニットからの信号を無線で受信するためのアンテナを有しても良い入力/出力(I/O)ユニット13と接続される。
図示された実施例においては、装置10はまた、予測ユニット14及び関連するメモリユニット15を有する。予測ユニット14は、メモリ15に保存された以前の挙動に基づいて、受容者30の挙動を予測するよう機能する。即ち、メモリ15は、例えば受容者30が過去数日間、数週間又は数ヶ月間で起床した時刻のような、受容者30の挙動に関する履歴データを保存する。これに加えて、又は代替として、メモリ15は、センサユニット18から受信された信号から決定された、受容者の特定の挙動を、1日(又はその他の時間単位)に複数回分について、保存しても良い。
予測ユニット14は、メモリ15に保存された過去の挙動及び/又は現在の挙動に基づいて、受容者30の挙動を、特定の時点において予測するよう構成される。制御ユニット12は次いで、当該予測された挙動を用いて、センサユニットから受信された情報に重み付けしても良い。例えば、センサユニットから受信された情報(例えば「動きが増大」)が、特定の時点における典型的な挙動(例えば通常約5分のうちに起床する)と合致する場合、コントローラが例えば、前もって冷却されていた哺乳瓶を温め始めても良い。
図2において単に限定するものではない例として示されたセンサユニット18は、食品及び/又は飲料の受容者(消費者)30により生成される音声を受音するためのマイクロフォンユニット18A、受容者30の動き及び/又は生体信号情報を受信するためのレーダユニット18B、動き及び/又は姿勢に関する画像情報を受信するためのカメラ18C、及び動き及び/又は姿勢を示し得る圧力情報を受信するための圧力センサ18Dを有する。これらのセンサユニットの全てが存在する必要はないが、他の実施例においては、水分センサユニットのような更なるセンサユニットが存在しても良い。いずれのセンサユニットも、無線によって(例えばBluetooth(登録商標)若しくはWi-Fiを用いて)又は適切な有線接続を介して、制御ユニット12のI/Oユニット13へと信号を送信するよう構成される。
レーダユニット18Bに関しては、例えば米国特許出願公開US2014/0058256が、対象者の生体信号を検出するためのレーダ装置を開示していることに留意されたい。特に該レーダ装置は、心臓活動情報を取得するため、浅動脈構造のレーダ測定を実行するよう構成される。斯かるレーダ装置は有利にも、本発明におけるセンサユニットとして用いられ得る。
制御ユニット12の実施例が、図3に模式的に示される。図3の実施例は、マイクロプロセッサ120及び関連するメモリ121を有する。プロセッサメモリ121は予測メモリ15とは別個のメモリであっても良いが、幾つかの実施例においては、両方の機能が共通のメモリユニットを共有しても良いことに、留意されたい。図3の制御ユニット12は更に、(任意の)オーディオフィルタユニット122及び/又は(任意の)音声認識ユニット123を有する。オーディオフィルタユニット122は、マイクロフォン18Aから受信された信号をフィルタリングして、対象となるオーディオ周波数を抽出するよう機能する。音声認識ユニット123は、乳児が泣く音声のような音声を認識するよう機能する。オーディオフィルタユニット122及び音声認識ユニット123はいずれも、ハードウェア、ソフトウェア又はハードウェア及びソフトウェアの組み合わせで実装されても良い。
制御ユニット12は、画像認識ユニット(図示されていない)のような、他の構成要素を有しても良い。斯かるユニットもまた、ハードウェア、ソフトウェア又はこれらの組み合わせで実装されても良い。適切なソフトウェアプログラムがメモリ121に保存され、プロセッサ120により実行されても良い。
制御ユニット12は、受信されたセンサ信号に基づいて、更に任意に、以前に受信されたセンサ信号から導出された保存された挙動データにも基づいて、食品及び/又は飲料の意図される受容者の挙動の変化を検出するよう構成される。音声信号のような或る特定の信号における変化の検出が、受容者の挙動の変化を検出するために十分であるが、好適には、挙動変化を検出するための基準として、2つ以上の信号が用いられる。更に、制御ユニット12は、当該受容者の挙動の変化の検出に応じて、冷却モードと加熱モードとの間を切り換えるよう構成される。
プロセッサ120により実行され得る本発明による方法の例が、図4に模式的に示されている。単に例である方法40は、ステップ41において開始する。ステップ42において、1つ以上のセンサユニット(図2における18)から挙動信号が受信される。ステップ43において、(例えば図2に示されたメモリ15に)挙動パターンデータとして関連する挙動情報が保存されても良い。ステップ44において、当該新たな挙動情報が、(メモリ15において保存されていても良いし、当該ステップにおいて取得されても良い)古い挙動情報と比較される。ステップ45において、該新たな情報が挙動の変化を示すか否かが決定される。該新たな情報が古い情報と著しく異ならない場合、挙動に変化はないと決定され、該方法はステップ42に戻る。しかしながら、該新たな情報が古い情報と著しく異なる場合には、食品及び/又は飲料の消費の欲求を示唆する挙動の変化があると決定され得る。その結果、ステップ46において、典型的には冷却モードから加熱モードへとモードが切り換えられるが、逆もまた可能である。切り換えの後、該方法はステップ42に戻っても良い。
幾つかの実施例においては、該切り換えは加熱と冷却との間のみではなく、予加熱及び/又は予冷却のような、第3の又は更に第4のモードを含んでも良い。予加熱は、センサ情報及び/又は履歴挙動データにより示唆される、加熱の予想時に実行されても良く、予冷却は、冷却の予想時に用いられても良い。即ち、例えば、受容者が起床しそうであることの示唆が存在するが、これらの示唆があまり強くない場合には、予加熱モードが起動されても良い。同様に、受容者が起床しそうではないが、加熱モードが既に起動されている場合には、予冷却モードが起動されても良い。予加熱モードは、能動的な加熱を含んでも良いし、又は冷却の停止のみを含んでも良い。
食品及び/又は飲料の受容者は、消費者とも呼ばれ得るが、乳児、幼児又は患者であっても良い。本発明において、適切なセンサにより生成される信号から導出される、受容者の挙動の変化は、切り換えを引き起こし得ることは、理解されるであろう。換言すれば、1つ以上のセンサにより集められたデータに基づいて、受容者の挙動が、モードを切り換えるのに十分に変化したか否かが決定される。生成される音声の音量、又は毎分の身体運動の数のような、異なるタイプの挙動変化について、異なる閾値が用いられても良いことは、理解されるであろう。
本発明の装置とともに用いられ得る飲料は、ミルク特に乳児用のミルクに限定されるものではなく、フルーツジュース、水及びスープを含み得る。乳児用のミルクは約5℃で保存され、約35℃で消費されるべきであるため、乳児用のミルクは消費の前に加熱されるべきである。白ワインのような他の飲料又は食品は、室温で保存され、消費の前に僅かに冷やされるべきであり得る。消費のために以前に加熱された食品の残りは、後の使用のために冷やされるべきである。それ故、冷却モードと加熱モードとの間の切り換えのステップは、冷却モードから加熱モードへの切り換え、又は加熱モード(又は停止モード)から冷却モードへの切り換えを含み得る。上述したように、該切り換えはまた、予冷却又は予加熱の中間的なモードを含んでも良い。
本発明は、食品又は飲料に対するニーズの示唆する兆候、即ち音声、動き、生体信号及び/又は睡眠段階を利用する。これに加えて、本発明は、以前の食事セッション時間、及び任意に以前の食事セッション量のような、保存された挙動データを用いても良い。
本発明は、飲料に関連して説明されたが、本発明はこのように限定されるものではなく、粥又はその他の離乳食といった食品にも用いられることができる。該装置が例えば「朝食!」又は「ミルク!」といった特定の離される言葉に反応して、以前に準備されていた朝食又は飲料をこれに応じて加熱することを始めるような用途も、想到され得る。
上述した方法ステップをプロセッサに実行させるためのソフトウェアプログラム製品が、図5において模式的に示されている。該ソフトウェアプログラム製品は、図示されたようなDVD、又はUSBスティックのような、有形の担体に保存されても良い。代替としては、該ソフトウェアプログラム製品はサーバに保存されても良く、該サーバからインターネットを用いてダウンロードされても良い。該ソフトウェアプログラム製品は、限定するものではないが特に、食品及び/又は飲料の受容者の挙動を示唆する少なくとも1つの信号を受信し、該少なくとも1つの信号に基づいて当該挙動の変化を検出し、該検出に応じて冷却モードと加熱モードとの間を切り換える、本発明による方法ステップを実行するための、該装置のプロセッサ120により実行されることができるソフトウェア命令を含む。
以上に示された本発明の記載は、いずれの態様においても本発明を限定するものとして意図されるものではないことは、理解されるであろう。単数名詞及び「1つの」(a及びan)なる冠詞は勿論、複数の可能性を除外することを意味するものではない。スマートフォンのような本明細において言及される装置は、執筆時に知られたものでなくても、これらの代替物によって置き換えられ得る。特許法において良く定義されるように、要約は本発明の範囲を限定するものとして用いられるべきではなく、請求項における参照番号も同様である。
更に本発明は、以上に説明された実施例に限定されるものではなく、添付される請求項において定義される本発明の範囲から逸脱することなく、多くの追加及び変更が可能であることは、当業者によって理解されるであろう。

Claims (14)

  1. 食品の温度調整のための装置であって、
    食品及び/又は飲料が冷却される冷却モードを提供するための冷却ユニットと、
    前記食品及び/又は飲料が加熱される加熱モードを提供し、前記食品及び/又は飲料が予加熱される予加熱モードを提供するための加熱ユニットと、
    前記食品及び/又は飲料を摂取する受容者の挙動パターンデータを保存するためのメモリユニットと、
    前記挙動パターンデータを用いて、前記受容者の将来の挙動を予測するための予測ユニットと、
    前記冷却ユニット及び前記加熱ユニットを制御するための制御ユニットと、
    を有し、前記制御ユニットは、
    前記予測ユニットにより予測された前記将来の挙動に応じて、前記予加熱モードを起動するように構成され、前記制御ユニットは更に、
    前記食品及び/又は飲料の前記受容者の現在の挙動を示す少なくとも1つの信号を受信し、
    在の挙動の変化を検出し、
    前記現在の挙動の変化の検出に応じて前記冷却モード又は前記加熱モードを起動する
    ように構成され、前記現在の挙動は、前記受容者の身体の動き、姿勢又は前記受容者が発する音声である、装置。
  2. 前記少なくとも1つの信号は、前記受容者により生成された音声を表す音声信号を有する、請求項1に記載の装置。
  3. 前記少なくとも1つの信号は、前記受容者の動き及び/又は姿勢を表す動き及び/又は姿勢信号を有する、請求項1又は2に記載の装置。
  4. 前記少なくとも1つの信号は、前記受容者の心拍数及び/又は呼吸数といった、前記受容者の少なくとも1つの生体兆候を表す生体信号を有する、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の装置。
  5. 前記少なくとも1つの信号は、前記受容者の水分損失量を表す水分信号を有する、請求項1乃至4のいずれか一項に記載の装置。
  6. 前記制御ユニットは、前記予測ユニットにより予測される挙動を用いて信号を重み付けするよう構成された、請求項1乃至5のいずれか一項に記載の装置。
  7. 前記制御ユニットは更に、前記予測された前記受容者の将来の挙動に応じて、停止モードを提供するよう構成された、請求項1乃至6のいずれか一項に記載の装置。
  8. 前記制御ユニットは、音声信号を選択的に応答するよう構成された、請求項1乃至7のいずれか一項に記載の装置。
  9. 前記制御ユニットは、オーディオフィルタ及び/又は音声認識ユニットを有する、請求項8に記載の装置。
  10. 前記制御ユニットと前記加熱ユニットとは共に、好適にはペルチェ素子を有する単一の温度調整ユニットにより構成された、請求項1乃至9のいずれか一項に記載の装置。
  11. 前記食品及び/又は飲料の受容者の挙動を示す信号を生成するための少なくとも1つのセンサユニットを更に有し、前記センサユニット及び前記制御ユニットは好適には無線で接続された、請求項1乃至10のいずれか一項に記載の装置。
  12. 食品及び/又は飲料が冷却される冷却モードを提供するための冷却ユニットと、前記食品及び/又は飲料が加熱される加熱モードを提供し、前記食品及び/又は飲料が予加熱される予加熱モードを提供するための加熱ユニットと、を用いた、食品及び/又は飲料の温度調整のための方法であって、
    前記食品及び/又は飲料を摂取する受容者の挙動パターンデータを保存するステップと、
    前記挙動パターンデータを用いて、前記受容者の将来の挙動を予測するステップと、
    前記予測ユニットにより予測された前記将来の挙動に応じて、前記予加熱モードを起動するステップと、
    前記食品及び/又は飲料の前記受容者の現在の挙動を示す少なくとも1つの信号を受信するステップと、
    在の挙動の変化を検出するステップと、
    前記現在の挙動の変化の検出に応じて前記冷却モード又は前記加熱モードを起動するステップと
    有し、前記受容者の現在の挙動は、前記受容者の身体の動き、姿勢又は前記受容者が発する音声である、方法。
  13. 前記予測された前記受容者の将来の挙動に応じて停止モードを提供するステップを更に有する、請求項12に記載の方法。
  14. 請求項12又は13に記載の方法を実行するためのソフトウェアプログラム製品。
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