JP6675077B2 - 操作装置 - Google Patents

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本開示は、操作装置に関する。例えば、無線を介して電気機器を操作する操作装置に関する。
操作装置を手で保持して使用する場合、アンテナに手が近接することによるアンテナの整合ずれによる無線回路との不整合損失の増加、また手が近接することによる誘電体損失の増加、という大きく2つの課題がある。従来、可変可能なマッチング部を持ち、使用者が操作スイッチを押すことで、その際のアンテナ整合ずれに応じてマッチング部を可変させることでアンテナの整合を最適にする無線送信機が知られている(特許文献1参照)。
特開2008−206108号公報
しかしながら、特許文献1に記載された無線送信機では、手に持たれた際のアンテナ整合ずれは常に一定ではないこともあり、常に最適な調整をすることは困難である。また、人体近接により誘電体損失が増加する。そのため、人体の接近により通信性能の劣化が生じやすい。
本開示は、上記事情に鑑みてなされたものであり、手などによって保持されることでの人体近接による通信性能の劣化を抑制できる操作装置を提供する。
本開示の操作装置は、無線を介して電気機器を操作する操作装置であって、前記操作装置の表面に設けられるスイッチと、前記スイッチの内部に設けられるアンテナとして用いられる導体と、給電線を介して前記導体と接続される無線回路と、信号線を介して前記導体と接続された制御回路と、前記信号線上に配置された高周波遮断回路と、を備える。
本開示によれば、人体近接による通信性能の劣化を抑制できる。
第1の実施形態に係る操作装置を有する補聴器システムの構成例を示す模式図 操作装置の外観例を示す斜視図 操作装置の内部構造例を示す斜視図 操作装置の一端部分の内部構造例を示す拡大斜視図 操作装置の電気的構成例を示すブロック図 第1変形例における操作装置の電気的構成例を示すブロック図 第2変形例における操作装置の電気的構成例を示すブロック図 (A)〜(C)第3変形例における操作装置の一端部分の内部構造例を示す拡大斜視図
以下、適宜図面を参照しながら、実施形態を詳細に説明する。但し、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項の詳細説明や実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。これは、以下の説明が不必要に冗長になることを避け、当業者の理解を容易にするためである。尚、添付図面及び以下の説明は、当業者が本開示を十分に理解するために提供されるものであり、これらにより特許請求の範囲に記載の主題を限定することは意図されていない。
(本開示の一形態を得るに至った経緯)
補聴器は、各種操作を行うための操作ボタンを備えることが多いが、補聴器に設けられる操作ボタンは、省略されることも考えられる。この場合、補聴器外部のリモコン(操作装置)により、通信で、補聴器に対して各種指示され得る。
従来の無線送信器では、操作するために握られた際のアンテナの整合ずれによる無線回路との不整合損失の増加が1つの課題である。特許文献1のように可変可能なマッチング部を搭載したとしても、握られた際のアンテナの整合ずれは常に一定なものではないため、マッチング部で常に最適なインピーダンスに調整することは困難である。また、インピーダンス不整合による電気的損失を改善できても、無線送信器に人体が接近することによる誘電体損失による通信性能の劣化が生じることがある。特に片手でも操作が可能なサイズの無線送信機においては、ユーザが無線送信機を握った際、アンテナが設けられる位置によっては、手がアンテナを覆う。手がアンテナを覆うと、アンテナから送信される電波を手が吸収する割合が高くなり、通信性能が劣化する。
以下、人体近接による通信性能の劣化を抑制できる操作装置について説明する。
(第1の実施形態)
[構成等]
図1は、第1の実施形態に係る操作装置1を有する補聴器システム3の構成例を示す模式図である。補聴器システム3は、無線通信機能を有する補聴器2と、無線を介して補聴器2を操作する操作装置1と、有する。
補聴器2は、例えば、耳穴型補聴器又は耳掛型補聴器である。補聴器2は、各種の操作ボタン(例えば音量調整ボタン、装着環境に合わせた音声処理プログラムの切替ボタン)を有さなくてもよい。各種操作ボタンを有しない場合、補聴器2を更に小型化できる。
操作装置1は、補聴器2の動作を制御するための制御信号を生成し、補聴器2へ送信し、補聴器2の動作(例えば音量調整、環境に合わせた音声処理)を制御する。補聴器2は、操作装置1から送信された制御信号を受信し、制御信号に従って動作(例えば音量調整、音声処理プログラムの設定)する。
操作装置1と補聴器2との通信には、例えばBluetooth(登録商標)通信、DECT(Digital Enhanced Cordless Telecommunication)による通信、無線LAN(Local Area Network)通信、等が使用される。
図2は、操作装置1の外観例を示す斜視図である。図3は、操作装置1の内部構造を示す斜視図である。図4は、操作装置1の一端部分の内部構造を拡大して示した斜視図である。
操作装置1は、例えば円筒形の筐体10と、筐体10に内蔵されるメイン基板20及びサブ基板21と、を有する。筐体10の一端側にはスイッチ42が設けられている。スイッチ42のキャップは、例えば、筐体10と同径で、先端が閉口した円筒状に形成されている。
スイッチ42は、周方向に回転する操作により、ロータリースイッチ42Xとして動作する。また、スイッチ42は、軸方向に可動する操作により、スイッチボタン42Yとして動作する。
図3では、スイッチ42の内部が示されている。スイッチ42は、ロータリースイッチとして動作する際に回転する回転部42aと、ロータリースイッチとして動作する際に回転しない非回転部42bと、を有する。回転部42aは、ロータリースイッチ42Xの回転軸に相当する。
回転部42a及び非回転部42bは、例えば金属により形成された導体であり、スイッチ42の構造材の少なくとも一部である。回転部42a及び非回転部42bの少なくとも一部は、操作装置1のアンテナ43(図5参照)となる。
ロータリースイッチ42Xは、例えば、1回路5接点のスイッチである場合、補聴器2の動作を5段階で制御可能であり、例えば音量を5段階で調整可能である。スイッチ42の回転部42aにスイッチ42のキャップが取り付けられた状態で、キャップを円周方向に回転させることで、スイッチ端子(スイッチ接点)421(図5参照)が切り替わる。
スイッチボタン42Yは、スイッチ42の内部に設けられるスイッチ端子421と、スイッチ端子421を軸方向外側に付勢するスプリング等の弾性部材(不図示)と、を有する。スイッチボタン42Yは、例えば、回転部42aに接続しており、回転部42aをスイッチ42の内方へ押す度に、スイッチ端子421が切り替わる。尚、ロータリースイッチ42Xのスイッチ端子421とスイッチボタン42Yのスイッチ端子421とは、同一でも異なってもよい。
ロータリースイッチ42Xは、ユーザの指先で摘んで操作されることが多い。また、スイッチ42は、筐体10の端部に配置されるので、ユーザが筐体10を手で握る際、ロータリースイッチ42Xの付近を握る可能性が低い。従って、スイッチ42の配置領域にアンテナ43を備えることで、誘電体損失や誘電体近接に伴うアンテナのインピーダンスずれによるインピーダンス不整合を抑制できる。よって、操作装置1は、通信特性の劣化を抑制できる。
筐体10の内部には、操作装置1のメイン基板20とサブ基板21とが収容される。メイン基板20は、例えば、操作装置1の長手方向(軸方向)に沿って配置され、例えば矩形状を有する。サブ基板21は、操作装置1の短手方向(径方向)に沿って配置され、例えば円形状を有する。
メイン基板20には、各種電子部品(例えば、制御回路40、無線回路41(図5参照))が実装される。サブ基板21には、各種電子部品(例えばスイッチ42)が実装される。メイン基板20とサブ基板21との間には、1本以上(例えば4本)の信号線44と、1本以上の給電線45(ここでは1本)が配線されている。
信号線44は、例えば、線材、基板パターン、フレキシブル配線板、又は同軸ケーブルを含む。給電線45は、例えば、線材、基板パターン、フレキシブル配線板、又は同軸ケーブルを含む。
信号線44は、メイン基板20の短手方向の一端側に配置され、給電線45は、メイン基板20の短手方向の他端側に配置されてよい。これにより、信号線44と給電線45が離間し、操作装置1は、給電線45を流れる高周波のアンテナ電流が信号線44へも流れることによる影響を低減できる。つまり、操作装置1は、給電線45を流れるアンテナ電流に応じて信号線44に逆電流が流れ難くなり、アンテナ性能劣化を抑制できる。
図5は、操作装置1の電気的構成例を示すブロック図である。メイン基板20には、制御回路40及び無線回路41が実装される。サブ基板21には、スイッチ42が実装される。
スイッチ42は、各スイッチ端子421と、アンテナ43と、を含む。各スイッチ端子421は、各信号線44と接続される。各スイッチ端子421の導通情報が、各信号線44を介して制御回路40へ送られる。
信号線44は、スイッチ端子421の導通情報を制御回路40へ送る。信号線44は、メイン基板20上の制御回路40と、サブ基板21上のスイッチ42の各スイッチ端子421と、を接続する。
制御回路40は、例えば、プロセッサにより構成され、MPU(Micro Proseccing Unit)、CPU(Central Proseccing Unit)を含む。制御回路40は、メモリ(不図示)に保持されたプログラムを実行することで、操作装置1の各種機能を実現する。
プログラムには、ユーザの嗜好や補聴器2の周囲環境に応じて補聴器2の音声処理方法を指定するためのプログラム(音声処理指定プログラムともいう)が含まれてもよい。音声処理指定プログラムは、メモリに複数記憶されていてもよい。このメモリは、制御回路40に内蔵されていてもよいし、制御回路40とは別に設けられてもよい。
制御回路40は、スイッチ42の操作に応じた制御信号、つまりスイッチ42のスイッチ接点の位置に基づく制御信号を生成し、制御信号を無線回路41へ送る。
例えば、制御回路40は、ロータリースイッチ42Xの操作により、補聴器2の音量を調整する音量調整信号を無線回路41に出力してもよい。音量調整信号は、制御信号の一例である。
制御回路40は、スイッチボタン42Yの操作により、複数の音声処理指定プログラムを切り替え、音声処理方法を指定する音声処理制御信号を、無線回路41に出力してもよい。音声処理制御信号は、制御信号の一例である。
無線回路41は、例えば無線IC(Integrated Circuit)で構成される。無線回路41は、例えば、変調回路、高周波発信機、を含む。無線回路41は、制御回路40からの各種制御信号を、Bluetooth(登録商標)の2.4GHzの周波数の高周波信号に変換し、給電線45を介してアンテナ43に出力する。
給電線45は、無線回路41からアンテナ43へ給電する。給電線45は、メイン基板20上の無線回路41と、サブ基板21上のアンテナ43と、を接続する。
アンテナ43は、スイッチ42の内部に設けられている導体である。アンテナ43は、無線回路41からの高周波信号を電磁波として空間に放射する。スイッチ42の内部に設けられている導体は、スイッチ42の構造材(骨格やフレーム自体)の少なくとも一部を含む。これにより、操作装置1は、操作装置1の部品点数を抑制でき、コスト削減できる。
尚、補聴器2は、通信デバイス、メモリ、プロセッサ、音声出力部(レシーバ)、等を有する。補聴器2は、操作装置1から音量調整信号を受信すると、音量調整信号に応じて、音量を調整する。
また、補聴器2は、ユーザの嗜好や補聴器2の周囲環境に応じて音声処理するためのプログラム(音声処理プログラムともいう)を、メモリ(不図示)に保持する。補聴器2は、操作装置1から音声処理制御信号を受信すると、音声処理制御信号に応じて、音声処理プログラムを決定してもよい。補聴器2は、決定された音声処理プログラムを実行し、音声処理プログラムに応じて音声処理する。
[第1変形例]
図6は、第1変形例における操作装置1Aの電気的構成例を示すブロック図である。図6において、図5の構成と同様の構成については、同一の符号を付し、説明を省略又は簡略化する。
第1変形例では、メイン基板20には高周波遮断回路50が実装され、サブ基板21には高周波遮断回路51が実装されている。尚、高周波遮断回路50,51の双方が設けられなくてもよく、一方が省略されてもよい。
高周波遮断回路50,51は、例えば、インダクタ、コンデンサ、フィルタ、又はこれらを組み合わせた回路を含む。フィルタは、LPF(Low Pass Filter)、BPF(Band Pass Filter)を含む。
高周波遮断回路50,51は、高周波信号(例えばアンテナ電流)を遮断する。高周波信号は、例えば、無線回路41で扱われる高周波信号を含み、Bluetooth(登録商標)、DECT、無線LANの信号を含み、2.4GHz帯、5GHzの高周波の信号を含む。
操作装置1Aによれば、これにより、信号線44を流れる高周波信号を遮断でき、信号線44へのアンテナ電流の逆電流が流れることを抑制でき、アンテナ性能劣化を低減できる。
[第2変形例]
図7は、第2変形例における操作装置1Bの電気的構成例を示すブロック図である。図7において、図5,図6の構成と同様の構成については、同一の符号を付し、説明を省略又は簡略化する。
第2変形例では、メイン基板20及びサブ基板21が共通化され、操作装置1Bは、1つの基板60を備える。これにより、複数の基板が不要となり、操作装置1を小型化でき、低コスト化できる。
尚、第2変形例では、第1変形例と同様に、高周波遮断回路が、スイッチ端子421と制御回路40との間の信号線44上に設けられてもよい。この場合、第1変形例と同様に、高周波遮断回路は、制御回路40側及びスイッチ端子421側の少なくとも一方に高周波遮断回路が設けられればよい。これにより、信号線44を流れる高周波信号を遮断でき、信号線44へのアンテナ電流の逆電流が流れることを抑制でき、アンテナ性能劣化を低減できる。
[第3変形例]
図8(A)〜(C)は、変形例における操作装置1Cの一端部分の内部構造を拡大して示した斜視図である。図8(A)は、樹脂部材70及びアンテナ80を省略して非回転部42bを示す。図8(B)は、アンテナ80を省略して非回転部42bを包囲する樹脂部材70を示す。図8(C)は、非回転部42bを包囲する樹脂部材70に、アンテナ80が貼り付けられた状態を示す。
操作装置1Cでは、スイッチ42の構造物とは別の専用の導体をアンテナ80としている。尚、アンテナ80以外の構成は、他図の構成と同様である。
操作装置1Cは、スイッチ42の非回転部42bを保持する樹脂部材70を有する。樹脂部材70には、アンテナ80(アンテナ素子)が貼り付けられている。図8(C)では、樹脂部材70が、円柱状の部分と角柱状の部分とを有する。そして、アンテナ80が、樹脂部材70の円柱状の部分と角柱状の部分の一部に張り付けられ、略T字状又は略L字状に形成されている。
尚、アンテナ80の形状はこれに限られず、例えば、樹脂部材70の円柱状の部分に円形状に張り付けられてもよいし、樹脂部材70の角柱状の部分に矩形上に張り付けられてもよい。
操作装置1Cによれば、スイッチ42の構造材をアンテナ80にした場合と比較して、アンテナ80の形状の自由度を増すことができる。
[効果等]
このように、操作装置1は、無線を介して補聴器2を操作する。操作装置1は、操作装置1の表面に設けられるスイッチ42と、スイッチ42の内部に設けられるアンテナ43として用いられる導体と、給電線45を介して導体と接続される無線回路41と、を備える。補聴器2は、操作装置1により操作される電気機器の一例である。
これにより、操作装置1は、ロータリースイッチ42Xのようなユーザの手に握られ難いスイッチ42の配置領域にアンテナ43を配置することで、ユーザが筐体10を握っても、アンテナ43の周囲を手で覆うことを抑制できる。よって、操作装置1は、アンテナ43の整合ずれによる無線回路41とのインピーダンス不整合や誘電体損失を抑制でき、通信特性の劣化を抑制できる。
また、補聴器の装着時の審美性等の要求により、補聴器(例えば耳穴型補聴器)が更に小型化されることも想定される。この場合、補聴器2側にスイッチを設けることが困難となる。この場合でも、操作装置1は、補聴器2に対して各種制御信号を送信でき、補聴器2はユーザの意図に沿って好適に動作できる。
また、操作装置1Aは、信号線44を介して導体と接続された制御回路40と、信号線44上に配置された高周波遮断回路50,51と、を備えてもよい。
これにより、操作装置1Aは、信号線44を流れる高周波信号を遮断でき、給電線45を流れる高周波のアンテナ電流が信号線44へも流れることによる影響を低減できる。つまり、操作装置1Aは、給電線45を流れるアンテナ電流に応じて信号線44に逆電流が流れ難くなり、アンテナ性能劣化を抑制できる。従って、操作装置1Aは、スイッチ42に対するユーザ操作に基づく制御信号を、高精度に補聴器2へ送信できる。
また、操作装置1は、無線回路41及び制御回路40が配置された基板を備えてもよい。信号線44は、基板の一端側に配置され、給電線45は、基板の他端側に配置されてもよい。
これにより、操作装置1は、給電線45を流れるアンテナ電流に応じて信号線44に逆電流が流れ難くなり、アンテナ性能劣化を抑制できる。
また、操作装置1Bのように、1つの基板60が1つ設けられる場合には、操作装置1Bを小型化でき、低コスト化できる。
また、導体は、スイッチ42の構造材の少なくとも一部を含んでもよい。
これにより、アンテナ43を専用のアンテナ部品として設けなくてよく、操作装置1を小型化でき、低コスト化できる。
また、スイッチ42は、ロータリースイッチ42Xを含んでもよい。
ロータリースイッチ42Xは、ユーザによりスイッチ42のキャップを摘まんで操作されるので、ユーザにより握られる可能性が低い。従って、スイッチ42の配置領域にアンテナ43を配置することで、ユーザが筐体10を握っても、アンテナ43の周囲を手で覆うことを抑制できる。よって、操作装置1は、インピーダンス不整合や誘電体損失を抑制でき、通信特性の劣化を抑制できる。
また、スイッチ42は、スイッチ42を収容する筐体10の端部に設けられてもよい。
これにより、操作装置1において、スイッチ42はユーザにより更に握られ難くなる。従って、操作装置1は、アンテナ43の周囲を手で覆うことを抑制でき、アンテナの整合ずれによる無線回路とのインピーダンス不整合や誘電体損失を抑制でき、通信特性の劣化を抑制できる。
(他の実施形態)
以上のように、本開示における技術の例示として、第1の実施形態を説明した。しかし、本開示における技術は、これに限定されず、変更、置き換え、付加、省略などを行った実施形態にも適用できる。また、第1の実施形態の各変形例は、組み合わされてもよい。
第1の実施形態では、スイッチ42は、ロータリースイッチであることを例示したが、ユーザが強く握って操作し難い他のスイッチでもよい。
第1の実施形態では、操作装置1が補聴器2に対して制御信号を送信することを例示したが、無線を介して操作する他の操作対象物(例えば、テレビ、ヘッドホン、イヤホン等の電気機器)でもよい。
第1の実施形態では、スイッチ42がロータリースイッチ42Xとスイッチボタン42Yとを含むことを例示したが、スイッチボタン42Yが省略されてもよい。
本開示は、人体近接による通信性能の劣化を抑制できる操作装置等に有用である。
1,1A,1B,1C 操作装置
2 補聴器
3 補聴器システム
10 筐体
20 メイン基板
21 サブ基板
40 制御回路
41 無線回路
42 スイッチ
421 スイッチ端子
42a 回転部
42b 非回転部
42X ロータリースイッチ
42Y スイッチボタン
43,80 アンテナ
44 信号線
45 給電線
50,51 高周波遮断回路
60 基板
70 樹脂部材

Claims (6)

  1. 無線を介して電気機器を操作する操作装置であって、
    前記操作装置の表面に設けられるスイッチと、
    前記スイッチの内部に設けられるアンテナとして用いられる導体と、
    給電線を介して前記導体と接続される無線回路と、
    信号線を介して前記導体と接続された制御回路と、
    前記信号線上に配置された高周波遮断回路と、
    を備える操作装置。
  2. 請求項に記載の操作装置であって、更に、
    前記無線回路と、前記制御回路と、が配置された基板を備え、
    前記信号線は、前記基板の一端側に配置され、
    前記給電線は、前記基板の他端側に配置された、操作装置。
  3. 請求項1又は2に記載の操作装置であって、
    前記導体は、前記スイッチの構造材の少なくとも一部を含む、操作装置。
  4. 請求項1〜のいずれか1項に記載の操作装置であって、
    前記スイッチは、ロータリースイッチを含む、操作装置。
  5. 請求項1〜のいずれか1項に記載の操作装置であって、
    前記スイッチは、当該スイッチを収容する筐体の端部に設けられた、操作装置。
  6. 請求項1〜のいずれか1項に記載の操作装置であって、
    前記電気機器は補聴器である、操作装置。
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