JP6671188B2 - 画像形成装置、方法およびプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、画像形成処理を行う画像形成装置、方法およびプログラムに関する。
画像形成装置において、入力された描画命令に含まれる属性情報に基づき、描画方式を切り替えて画像を生成する場合がある。ここで、属性情報とは描画命令の種類を示す情報であり、例えば、グラフィック、イメージ、テキストなどがある。
グラフィック、イメージ、テキストなどの描画オブジェクトの要素は、スキャン変換という処理によりレンダリングされ、ラスタ出力デバイスに出力される。スキャン変換では、描画オブジェクトの要素が数学的に記述されたデータから、出力デバイスの最小単位である画素(ピクセル)の色値と位置を計算し、出力デバイスの解像度に適切な出力イメージをレンダリングする。
このスキャン変換において画素の色値をその描画命令に従って決める際に、様々な描画方式が用いられる場合がある。描画方式には、交差方式、左上方式、中心方式などがある。交差方式では、オブジェクトの描画領域にわずかでも交差する画素が塗りつぶされる。左上方式では、画素の左上の端点がオブジェクトの描画領域内にある画素のみ塗りつぶされる。中心方式では、画素の中心がそのオブジェクトの描画領域内にある画素のみが塗りつぶされる。また、非特許文献1は、描画オブジェクトの属性情報に応じて異なる描画方式を用いることを開示する。非特許文献1によれば、グラフィック属性を持つオブジェクトの描画では、交差方式が用いられ、イメージ属性を持つオブジェクトの描画では、中心方式が用いられる。
一方、線幅が狭い細線の描画オブジェクト(細線オブジェクト)を描画する際、細線の再現性を向上するために、細線オブジェクトを補正して出力する技術がある。特許文献1には、線幅が1ドット以下である場合に、アンチエイリアシング処理を通常とは異なる階調で実施することで、細線の再現性を向上させる技術が記載されている。このように細線の再現性を向上することで、画像形成装置の印刷特性を改善することができる。例えば、細線オブジェクトの線幅を太らせる補正を行うことにより、その細線が薄く出力されてしまうことを防ぐ。
特開平4−139589号公報
PostScriptリファレンスマニュアル第3版(アドビシステムズ著、株式会社アスキー発行)
グラフィック属性のオブジェクトのスキャン変換は、オブジェクトの描画領域にわずかでも交差する画素が塗りつぶされる交差方式により実行される。この場合、描画オブジェクトの位置によっては、線幅が太り過ぎてしまうことがある。この現象について、図3を参照しながら説明する。
図3(A)は、0.8ピクセルの論理的な線幅を持つ描画オブジェクトに対して太らせ処理を行って、スキャン変換を行った場合を示している。ここでの太らせ処理は、2.0ピクセル未満の論理的な線幅を持つ描画オブジェクト(細線オブジェクト、あるいは細線と単に呼ぶ)を、2.0ピクセルの論理的な線幅を持つ描画オブジェクトに変換(補正)する処理である。つまり0.8ピクセルの論理的な線幅を持つ描画オブジェクトに対して行われる細線太らせ処理は、その線幅を+1.2ピクセル太らせる処理である。
図3(A)に示すように、ピクセル座標300の上に0.8ピクセルの描画オブジェクト301がある。描画オブジェクト302は、太らせ処理によって描画オブジェクト線幅を2ピクセルに太らせた結果を示している。この描画オブジェクト302を、左上方式でスキャン変換した結果がピクセル座標303に示されている。図示されるように、色が塗られた座標は、2ピクセルの線幅になる。
一方、描画オブジェクト302を、交差方式でスキャン変換した場合、描画オブジェクト302に交差したピクセルに色が載る。その結果、ピクセル座標304に示されるように、色が塗られた座標は、3ピクセルの線幅になる。これは、太らせ処理の結果が2ピクセルの線幅となることを期待しているのにも関わらず、1ピクセル太らせ過ぎの描画結果になってしまう。
図3(B)は、描画オブジェクトの位置(左辺)が座標の境界と一致している場合を示している。ピクセル座標300の上にある0.8ピクセルの描画オブジェクト305の左辺位置は、ピクセルの境界と一致している。ここで、太らせ処理を行って線幅を2ピクセルに太らせた場合の描画オブジェクト306は、右辺も座標の境界と一致する。つまり、この場合、スキャン変換後の結果は、ピクセル座標307と308に示されるように、左上方式や交差方式などの描画方式に関わらず、期待通りの2ピクセルの線幅になる。以上のように、太らせ処理を実施すると、描画方式あるいは描画位置によっては、スキャン変換によって描画オブジェクトの線幅が想定したよりも太くなってしまうことがある。
本発明の目的は、このように、太らせ処理を実施する場合に描画オブジェクトの線幅が太くなりすぎてしまうことを解決することにある。上記の点に鑑み、本発明は、所定の条件を満たすオブジェクトに対して行われる処理を適切に実行する画像形成装置、方法およびプログラムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明に係る画像形成装置は、グラフィックオブジェクトのスキャン変換を行う画像形成装置であって、グラフィックオブジェクトを取得する取得手段と、前記取得手段により取得された前記グラフィックオブジェクトの線幅を太くする処理を行う補正手段と、前記補正手段による線幅を太くする処理が行われたグラフィックオブジェクトのスキャン変換を第1の描画方式で行い、前記補正手段による線幅を太くする処理が行われなかったグラフィックオブジェクトのスキャン変換を第2の描画方式で行う描画手段と、を備え、前記第1の描画方式は、スキャン変換によってグラフィックオブジェクトの幅が切り上げられるか若しくは切り捨てられるかが当該グラフィックオブジェクトの描画位置によって決定する描画方式であり、前記第2の描画方式は、スキャン変換によってグラフィックオブジェクトの幅が当該幅よりも大きい整数画素幅に変換される描画方式である、ことを特徴とする。
本発明によれば、所定の条件を満たすオブジェクトに対して行われる処理を適切に実行することができる。
画像形成システムの構成を示す図である。 制御装置のソフトウェアモジュール構成を示す図である。 スキャン変換を説明するための図である。 描画補正処理についてのソフトウェアモジュール構成を示す図である。 線幅の判定方法を説明するための図である。 細線の補正処理の実行制御を示すフローチャートである。 描画命令を説明するための図である。 スキャン変換を説明するための図である。 細線の補正処理の実行制御を示すフローチャートである。 細線の補正処理の実行制御を示すフローチャートである。 線幅の補正処理を説明するための図である。
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態を詳しく説明する。尚、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る本発明を限定するものでなく、また本実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが本発明の解決手段に必須のものとは限らない。なお、同一の構成要素には同一の参照番号を付して、説明を省略する。
[第1の実施形態]
[画像形成システムの構成]
図1は、本実施形態における画像形成システムの構成を示す図である。図1に示すように、本実施形態における画像形成システム10は、画像形成装置100と、情報処理装置170および175とを含む。画像形成装置100と、情報処理装置170と、情報処理装置175は、イーサネット(登録商標)等のLAN(Local Area Network)160を介して相互に通信可能に接続されている。
画像形成装置100は、スキャンやプリント等の画像形成処理や、ファクスや送信機能等、複数種類の機能を実行可能な、いわゆるMFP(Multifunctional Peripheral)である。画像形成装置100は、リーダー装置120、プリンタ装置130、操作部140、画像記憶部150、それらの構成要素を制御する制御装置(コントローラ部)110を含む。また、画像形成装置100は、不図示のネットワークインターフェースコントローラ(NIC)を有する。
制御装置110は、CPU112、ROM114、RAM116を有し、CPU112は、ROM114やRAM116、または、他の記憶領域に記憶されたプログラムを実行することにより、画像形成装置100全体を統括的に制御する。例えば、CPU112は、PDL(Page Description Language)解釈処理、ディスプレイリスト生成処理、レンダリング処理等を行うために、予め定められたプログラムをロードして実行する。他の態様として、例えば、レンダリング処理に関して、CPU112とは別の専用のハードウェアにより実行されるように構成されても良い。
リーダー装置120は、不図示の原稿台に置かれた原稿や自動給送装置(ADF:Auto Document Feeder)から供給された原稿を光学的に読み取る読取装置である。リーダー装置120は、例えば、原稿を照射する光源、および、原稿からの反射光を受光して読取信号を出力するイメージセンサを含むイメージセンサユニットを備える。
プリンタ装置130は、画像データの画像出力処理(印刷処理)を行う記録装置である。プリンタ装置130は、インクジェット記録方式や電子写真方式等、各種の記録方式により、印刷用紙等の記録媒体に対して記録を行う。操作部140は、画像出力処理を行うための各種印刷設定や指示操作を受付けるキーボード、画像出力設定を行う操作ボタン等の表示を行う液晶パネル(表示部)を含む。画像記憶部150はHDDであり、PDLで記述された印刷データ(PDLデータ)を記憶する。例えば、制御装置110は、NIC(不図示)でLAN160を介してPC等の情報処理装置170から送られてくるPDLデータを受信すると、そのPDLデータを画像記憶部150に記憶する。このとき画像記憶部150は受信バッファとして機能している。なおPDLデータの受信を印刷ジョブの受信とも呼ぶ。本実施形態において、画像形成装置100として、MFPの他、SFP(Single Function Printer)やLBP(Laser Beam Printer)、または、他の記録方式を実行可能な装置が用いられても良い。
情報処理装置170及び175は、例えば汎用的なPC等の構成を有する。図1に示すように、情報処理装置170及び175は、各装置を統括的に制御するCPU172、ROM174、RAM176を含む。画像形成装置100、情報処理装置170及び175は、図1に示すブロック構成のみでなく、各装置が実行可能な機能に応じたブロックを適宜備える。これら情報処理装置170、175は、不図示のプリンタードライバープログラムをCPU172によって実行することで、作成されたドキュメントデータをPDLデータに変換して画像形成装置100に送る。
[画像形成装置100において動作するソフトウェアモジュールの構成]
図2は、本実施形態における画像形成装置100の制御装置110において動作するソフトウェアモジュールの構成を示す図である。図2に示すソフトウェアは、画像形成装置100におけるROM114に記憶され、起動時に、RAM116へ展開され、CPU112により実行されることで動作する。
ジョブ制御部200は、印刷ジョブの入力から画像出力までを関数コールやメッセージ通信などにより制御する。PDL解析部201、202、203は、画像形成装置100に搭載されるPDLの種類に対応して構成されている。例えば、本実施形態では、3種類のPDL(LIPS(登録商標)、PostScript(登録商標)、PCL(登録商標))に各対応したPDL解析部201、202、203が構成されている。図3のPDL(A)がLIPSに、PDL(B)がPostScriptに、PDL(C)がPCLに対応する。PDL解析部201、202、203は、ジョブ制御部200からの制御により、PDL受信バッファ(不図示)に格納されたPDLデータを読み込んで取得し、PDL解釈処理を実行する。解釈処理後、PDL解析部201、202、203はそれぞれ、描画命令(描画情報)をディスプレイリスト生成部210に出力する。
ディスプレイリスト生成部210は、ジョブ制御部200からの制御の下、PDL解析部201、202、203から出力された描画命令によりディスプレイリストを生成し、生成したディスプレイリストをRAM116に格納する。レンダリング処理部220は、RAM116からディスプレイリストをロードし、レンダリング処理を実行することでディスプレイリストをイメージデータに変換し、画像記憶部150へ出力する。本実施形態では、ディスプレイリスト生成部210によりディスプレイリストが生成され、レンダリング処理部220により画素へのレンダリングが行われるまでの動作を、描画と呼ぶこととする。
画像処理部230は、画像記憶部150から描画ビットマップイメージおよび属性ビットマップイメージをロードし、属性に応じた最適な画像処理パラメーターで画像処理を実行する。画像処理部230は、画像処理により、コントーンイメージデータをハーフトーンイメージデータに変換して画像記憶部150へ出力する。
なお、本実施形態の画像形成装置100は、上述のように、図2に示されるソフトウェアモジュールによって、受信されたPDLデータを処理するが、別の実施形態も考えられる。例えば、ソフトウェアモジュールに代えて、各ソフトウェアモジュールで実行される処理を行うハードウェア回路によっても、画像形成装置100は実現できる。また、図2のソフトウェアモジュールの一部はソフトウェアモジュールによって実現し、他の部分はハードウェア回路によって実現するようにしても良い。例えば、PDL解析部201、202、203、及び、ディスプレイリスト生成部210はソフトウェアモジュールによって実現し、レンダリング処理部220、画像処理部230はハードウェア回路によって実現するようにしても良い。
[太らせ処理のソフトウェアモジュールの構成]
図4は、本実施形態におけるディスプレイリスト生成部210に含まれる描画補正処理ソフトウェアモジュールの構成を示す図である。ここで、描画補正処理の一つとして行われる太らせ処理は、「スキャン変換前のN未満の細線をNにする」という処理であり、例えば、N=2とすると、線幅が2ピクセル未満の細線を2ピクセルに太らせる処理である。なお、後述のように、描画オブジェクトの線幅を太くする設定がなされている場合に、ディスプレイリスト生成部210の描画補正処理モジュールは、描画オブジェクトに対して太らせ処理を行い、その設定がなされていない場合には太らせ処理を行わない。
図3(A)に示すように、ピクセル座標300の上に0.8ピクセルの描画対象のオブジェクト(描画オブジェクト)301がある。描画オブジェクト302は、太らせ処理によって描画オブジェクト線幅を2ピクセルに太らせた結果を示している。この描画オブジェクト302を左上方式でスキャン変換した結果がピクセル座標303に示されている。また、図示されるように、色が塗られた座標は、2ピクセルの線幅になる。
図3(B)は、描画オブジェクトの位置(左辺)が座標の境界と一致している場合を示している。ピクセル座標300の上にある0.8ピクセルの描画オブジェクト305の左辺位置は、ピクセルの境界と一致している。ここで、太らせ処理を行って線幅を2ピクセルに太らせた場合の描画オブジェクト306は、右辺も座標の境界と一致する。スキャン変換後の結果は、ピクセル座標307と308に示されるように2ピクセルの線幅になる。
描画命令受付部410は、PDL解析部201、202、203から出力される描画命令を受け付ける。これは、描画命令受付部410が描画オブジェクトを取得することに相当する。補正対象決定部420は、描画命令受付部410が受け付けた描画命令から、補正対象となる描画命令を決定する。本実施形態では、例えば、グラフィック属性であり且つ線幅がNピクセル未満の細線オブジェクト(Nは任意)の描画命令を補正対象とする。これは、補正対象決定部420が、描画オブジェクトが所定の条件を満たすかを判定することに相当する。描画命令補正部430は、補正対象決定部420が補正対象として決定した描画命令について補正処理を行う。つまり、描画命令補正部430は、閾値N未満である線幅をNに太らせる補正処理を行う。この補正処理は、図7を用いて後述される、描画命令700に含まれる描画位置・形状703の情報を変更(補正)する処理であり、太らせ処理と呼ばれる。またこれは、描画命令補正部430が、所定の条件を満たす描画オブジェクトに対して太らせ処理を行うことに相当する。
ここで、補正対象決定部420により行われる、線幅が閾値Nピクセル未満であるか否かの判定方法について、図5を参照しながら説明する。
グラフィック属性の場合に線を描画する方法として、例えば、ストローク描画方法510、2点描画方法520、エッジ描画方法530がある。ストローク描画方法510は、パス511と線幅512を用いる線描画方法である。このパス511は、描画命令700の描画種別701がストローク描画方法である場合に描画位置・形状703に含まれる始点および終点の座標で表現される。また線幅512は、描画命令700の描画種別701がストローク描画方法である場合に描画位置・形状703に含まれるピクセル単位の値で表現される。ストローク描画方法510における細線判定方法は、描画オブジェクトの線幅512の値が閾値未満(Nピクセル未満)であれば細線オブジェクトであり、閾値以上(Nピクセル以上)であれば細線オブジェクトでないと判定する。
2点描画方法520は、開始点(左上点)521と終了点(右下点)522を用いる線描画方法である。この開始点521および終了点522は、描画命令700の描画種別701が2点描画方法である場合に描画位置・形状703に含まれる開始点および終了点の座標で表現される。2点描画方法520における細線判定方法は、開始点521と終了点522の幅523あるいは幅524が閾値未満であれば細線オブジェクトであり、閾値以上であれば細線オブジェクトでないと判定する。幅523は、各点のX座標の差の絶対値であり、幅524は、各点のY座標の差の絶対値である。
エッジ描画方法530は、左側エッジ531と右側エッジ532の集合を用いる線描画方法である。この左側エッジ531および右側エッジ532は、描画命令700の描画種別701がエッジ描画方法である場合に描画位置・形状703に含まれる左側エッジの形状を示すパス(複数の座標)および右側エッジの形状を示すパス(複数の座標)で表現される。エッジ描画方法530における細線判定方法は、エッジ間の幅533あるいはエッジ集合の高さ534が閾値未満であれば細線オブジェクトであり、閾値以上であれば細線オブジェクトでないと判定する。エッジ間の幅533は、各Y座標における左側エッジと右側エッジのX座標の差の絶対値であり、エッジ集合の高さ534は、左側エッジおよび右側エッジの高さの最小値である。
次に、後述の図6のフローチャートの処理(S615)で行われる、線幅の太らせ方法を説明する。図5の各線描画方法について太らせ処理したものを図11に示す。細線太らせ方法は、細線の各描画方法によって異なる。ストローク描画方法1110の場合、描画位置・形状703に含まれる線幅1112が閾値未満である場合に線幅1112を閾値Nピクセルに補正する。2点描画方法1120の場合、幅1123が閾値未満である場合に幅1123を閾値Nピクセルとするように、描画位置・形状703に含まれる終了点1121を右側に移動する。若しくは、高さ1124が閾値未満である場合、高さをNピクセルとするように、描画位置・形状703に含まれる終了点1121を下側に移動する。エッジ描画方法1130の場合、エッジ間の幅1131が閾値未満の場合、エッジ間の幅が線幅Nとなるように、描画位置・形状703に含まれる右側エッジの位置を移動する。若しくは、エッジ集合の高さ1134が閾値未満の場合、エッジ集合の高さが高さNとなるように、描画位置・形状703に含まれる左側エッジ1131と右側エッジ1132の高さを延長する。
上記のいずれの場合においても、閾値未満に該当するサイズの値を閾値にするように補正しているが、細線の再現性の設定等に応じて、閾値以上の値となるように補正するような構成であっても良い。
[画像形成装置100の描画方式]
図8は、本実施形態における画像形成装置100のレンダリング処理部220で描画オブジェクトのスキャン変換を行う際の、描画方式による違いを説明するための図である。前述のように、スキャン変換は、描画オブジェクトをピクセル座標の画素に変換する処理である。そのため、小数画素幅(例えば0.8ピクセル幅)を持つ描画オブジェクトは、スキャン変換によって整数画素幅(例えば1ピクセル幅)を持つ描画オブジェクトのイメージ画像に変換される。本実施形態における描画方式としては、例えば、図8に示す交差方式、中心方式、左上方式、左辺方式などがあるが、この他の方式が用いられても良い。なお、これら描画方式は、図7を用いて後述するように、ディスプレイリスト生成部210によって生成されたディスプレイリストにおいて指定されている。そして、レンダリング処理部220は、その指定されている描画方式にしたがって描画オブジェクトのスキャン変換を行うことで、描画オブジェクトのイメージ画像を生成する。
図8に示す画素801〜812の大きさは画像形成装置100の印刷解像度に依存する。通常は、画像形成装置100の印刷解像度が600dpiである場合に、画素の大きさは1/600=0.00167inchとなる。また、画像形成装置100の印刷解像度が1200dpiである場合、画素の大きさは1/1200=0.00083inchとなる。ここで、図8に示すように、描画オブジェクト820は、ディスプレイリスト生成部210により生成される描画オブジェクトを表し、画素801〜812に部分的に重なっているとする。
交差方式では、描画オブジェクト820について、描画オブジェクト820の領域にわずかでも交差する画素を、塗りつぶす対象(描画対象、レンダリング対象)として塗りつぶしを行う。つまり、描画オブジェクト820について、画素801、802、803を、描画オブジェクト820の色で塗りつぶす対象とする。すなわち、交差方式に従ったスキャン変換は、スキャン変換前の描画オブジェクトの幅を、その幅よりも大きい整数画素幅に変換する。整数画素幅が描画オブジェクトの幅を切り上げた値となるか、その切り上げた値に1を加えた値になるかは、描画オブジェクトの描画位置に依存する。
中心方式では、描画オブジェクト820について、画素の中心が描画オブジェクト820の領域内にある画素のみを、塗りつぶす対象として塗りつぶしを行う。つまり、描画オブジェクト820について、画素805、806を、描画オブジェクト820の色で塗りつぶす対象とし、画素804を塗りつぶす対象としない。
左上方式では、描画オブジェクト820について、画素の左上の端点が描画オブジェクト820の領域内にある画素のみを、塗りつぶす対象として塗りつぶしを行う。つまり、描画オブジェクト820について、画素807を描画オブジェクト820の色で塗りつぶす対象とし、画素808、809を描画オブジェクト820の色で塗りつぶす対象としない。
左辺方式では、描画オブジェクト820について、画素の左辺が描画オブジェクト820の領域に包含される画素、および画素の左辺が描画オブジェクト820の領域とわずかでも交差する画素を塗りつぶす対象として塗りつぶしを行う。つまり、描画オブジェクト820について、画素810、811を描画オブジェクト820の色で塗りつぶす対象とし、画素812を描画オブジェクト820の色で塗りつぶす対象としない。
すなわち、中心方式、左上方式、左辺方式に従ったスキャン変換は、スキャン変換前の描画オブジェクトの幅を、その幅を切り上げた値か、あるいは、切り捨てた値に変換する。切り上げた値か、切り捨てた値かは、描画オブジェクトの描画位置によって決まる。以上のことから交差方式は、他の描画方式に比べて、画素がオブジェクトの色で塗られやすい傾向がある。
図6は、画像形成装置100が印刷ジョブを受信し、細線の補正処理の実行制御を示すフローチャートである。図6の各処理は、例えば、CPU112がROM114に記憶されたプログラムをRAM116に読み出して実行することにより実現される。
S601にて、CPU112は、印刷ジョブを受信すると、ジョブ制御部200によりPDL種別の判定を行う。例えば、CPU112は、PDL種別がLIPSであるか、PostScriptであるかを判定する。
S602にて、CPU112は、PDL種別がLIPSであると判定された場合はS603に進み、PostScriptであると判定された場合はS606に進む。なお、S603〜S605の処理はLIPS用のPDL解析部201により行われ、S606〜S613の処理はPostScript用のPDL解析部202により行われる。
以下、S602にて、PDL種別がLIPSと判定された場合の処理について説明する。S603〜S605にて、CPU112は、PDL解析部201により、PDLデータをデータの先頭から末尾まで、描画オブジェクト単位で解釈し、解釈された描画オブジェクトの描画命令をディスプレイリスト生成部210に出力する(描画指示)。この場合、描画オブジェクトの描画命令は、左上方式として出力される。この処理をPDLデータ内の全ての描画オブジェクトについて繰り返し行われる(S603〜S605)。なおS603およびS605は、描画オブジェクトごとに繰返し行われるS604の処理のループ端を示す。
図7は、PDL解析部201、202、203によってディスプレイリスト生成部210に出力される描画命令の一例を示す図である。オブジェクト描画命令700は、描画種別701、描画方式702、描画位置・形状703を含む。描画種別701には、ストローク描画方法510、2点描画方法520、エッジ描画方法530のいずれかの情報が格納される。描画方式702には、交差方式、中心方式、左上方式、左辺方式などの描画方式の情報が格納される。描画位置・形状703には、描画オブジェクトの位置及び形状情報が格納される。この描画位置・形状703は、前述のように、描画種別701によって異なる。それらの情報を含むオブジェクト描画命令700が、各描画オブジェクトについて生成されディスプレイリスト生成部210に出力される。そしてディスプレイリスト生成部210は、入力された(取得された)これらの情報701〜703を含むディスプレイリストを生成する。
以下、S602でPDL種別がPostScriptと判定された場合の処理について説明する。S606〜S613は、PDL解析部202により行われる処理である。S606〜S613の処理は、PDL解析部202によりPDLデータ内の全ての描画オブジェクトについて繰り返し行われる。なおS606およびS613は、描画オブジェクトごとに繰返し行われるS607〜S612の処理のループ端を示す。
S606にて、CPU112は、PDL解析部202により、PDLデータの解析を開始する。S607にて、CPU112は、描画オブジェクトの種別が「グラフィック」であるか、若しくは、「イメージ/テキスト」であるかを判定する。ここで、「イメージ/テキスト」であると判定された場合、S612に進み、CPU112は、ディスプレイリスト生成部210に対して中心方式で描画命令を出力する。
一方、S607で描画オブジェクトの種別が「グラフィック」であると判定された場合はS608に進む。S608にて、CPU112は、現在の画像形成装置100の動作モードが細線太らせモードに設定されているか否かを判定する。つまりここで、CPU112は、描画オブジェクトの線幅を太くする設定がなされているか否かを判定している。この設定判定は、例えば、ユーザによる操作部140を介しての設定内容に基づいて判定されても良い。ここで、細線太らせモードとは、ディスプレイリスト生成部210により、細線と判定されたグラフィックオブジェクトの線幅を閾値まで太らせる処理であり、例えば、細線の再現性を向上させるために行われる。細線太らせモードの設定値(線幅や閾値など、描画オブジェクトのサイズを表す値)は、画像形成装置100の設定値として予め保持されている。
S608で細線太らせモードでないと判定された場合、S609に進み、CPU112は、ディスプレイリスト生成部210に対して描画オブジェクトを交差方式で描画するように描画命令を出力する。一方、S608で細線太らせモードであると判定された場合、S610に進み、CPU112は、図5において説明したように、対象となる描画オブジェクトが細線であるか否かを判定する。ここで、細線でないと判定された場合(S610でNo)はS609に進み、CPU112は、ディスプレイリスト生成部210に対して、描画オブジェクトを交差方式で描画するように描画命令を出力する。一方、対象となる描画オブジェクトが細線であると判定された場合(S610でYes)は、CPU112は、ディスプレイリスト生成部210に対して、描画オブジェクトを左上方式で描画するように描画命令を出力する。
図6では、S608で細線太らせモードであると判定された場合、S610の判定が行われている。しかしながら、特に装置のモードを判定することなく、描画オブジェクトの種別がグラフィックであると判定されたのであれば細線に対して細線太らせモードを行うようにしても良い。その場合には、S607でグラフィックと判定されると、S610の判定が行われる。一方、S610で対象となる描画オブジェクトが細線であると判定された場合は、S611に進み、CPU112は、ディスプレイリスト生成部210に対して、描画オブジェクトを左上方式で描画するように描画命令を出力する。
CPU112は、PDL解析部201〜203による処理が終了すると、S614に進む。S614〜S616の処理は、ディスプレイリスト生成部210により行われる処理である。
S614にて、CPU112は、ディスプレイリスト生成部210により、細線太らせモードがONであり且つ描画オブジェクトが細線であるか、否かを判定する。描画オブジェクトが細線であるか否かの判定方法は、図5を用いて説明したとおりである。S614で、「細線太らせモードがONであり且つ描画オブジェクトが細線」であると判定された場合はS615に進み、CPU112は、図11を用いて説明したように、細線オブジェクトを太らせる処理を行う。つまり、CPU112は、その描画オブジェクトに対して、線幅を広げるための処理(太らせ処理)を行う。一方、S614で、「細線太らせモードがONであり且つ描画オブジェクトが細線」でないと判定された場合は、S616に進む。
S616にて、CPU112は、ディスプレイリスト生成部210によりディスプレイリストの生成を行い、S617に進む。S617にて、CPU112は、レンダリング処理部220により、生成されたディスプレイリストをレンダリング処理し、イメージ画像を生成する。その際に、図8及び図3で説明したスキャン変換が行われる。つまり、レンダリング処理部220は、ディスプレイリストに含まれる描画種別701および描画位置・形状703で表される描画オブジェクトのスキャン変換を、そのディスプレイリストにおいて指定される描画方式に従って行う。その結果、描画オブジェクトのイメージ画像が生成される。このように、ディスプレイリストの生成時に、描画方式703を決定してその決定された描画方式703をディスプレイリストで指示するだけで、レンダリング処理部220は、その指示された描画方式でレンダリング処理を行える。すなわち、レンダリング処理部220は、描画方式を決定して指示する処理や、太らせ処理を行う必要は無い。スキャン変換後、S618に進む。S618にて、CPU112は、画像処理部230により、生成されたイメージ画像に対して画像処理を行う。S619にて、CPU112は、プリンタ装置130により、画像処理を行った画像を印刷し、その後、図6の処理を終了する。
以上のように、本実施形態では、例えばPostScriptのように、グラフィックオブジェクトを交差方式で描画するPDL解釈処理において、細線太らせモードがONであり且つ細線描画の場合には、左上方式で描画するようにする。その結果、図3のピクセル304で示すような細線が太りすぎることを防ぐことができる。
なお、上述のように、S608およびS610の判定の結果にしたがって、描画オブジェクトの描画方式は、交差方式か左上方式に設定される。一方で、図6のフローチャートのうち、ステップS610の判定を省略した次の変形例でも良い。具体的には、S608において描画オブジェクトの線幅を太くする設定がなされていないと判定されると、CPU112は、S609においてグラフィック属性の描画オブジェクトの描画方式として交差方式を設定する。このように設定することで、線幅が1ピクセル未満であっても、描画位置によらず、グラフィック属性の描画オブジェクトを確実に描画することができる。一方、S608において描画オブジェクトの線幅を太くする設定がなされていないと判定されると、CPU112は、S611においてグラフィック属性の描画オブジェクトの描画方式として左上方式を設定する。このようにすることで、グラフィック属性の描画オブジェクトに対して太らせ処理を行っても太くなりすぎてしまうことを防ぐことができる。
[第2の実施形態]
以下、第2の実施形態について説明する。特定の属性の描画オブジェクトに、所定の描画設定が行われている場合があり、例えば、PostScriptにおいては、細線に対して線幅「ゼロ」に描画設定されることがある。PostScriptにおいては、線幅「ゼロ」に描画設定されている場合、デバイス最小の描画単位(例えばピクセル幅)で描画することが推奨される。つまり、線幅「ゼロ」に描画設定されている細線については、太らせ処理を行わない方が良い。
図9は、本実施形態における、画像形成装置100が印刷ジョブを受信し、細線の補正処理の実行制御を示すフローチャートである。図9の各処理は、例えば、CPU112がROM114に記憶されたプログラムをRAM116に読み出して実行することにより実現される。
S901にて、CPU112は、印刷ジョブを受信するとジョブ制御部200によりPDL種別の判定を行う。例えば、CPU112は、PDL種別がLIPSであるか、PostScriptであるかを判定する。
S902にて、CPU112は、PDL種別がLIPSであると判定された場合はS903に進み、PostScriptであると判定された場合はS906に進む。S902でLIPSと判定された場合のS903〜S905の処理は、第1の実施形態のS603〜S605と同様のため、その説明を省略する。
以下、S902でPDL種別がPostScriptであると判定された場合を説明する。S906〜S913の処理は、PDL解析部202により行われる処理であり、PDLデータ内の全ての描画オブジェクトについて繰り返し行われる。
S906にて、CPU112は、PDL解析部202により、PDLデータの解析を開始する。S907にて、CPU112は、描画オブジェクトの種別が「グラフィック」であるか、若しくは、「イメージ/テキスト」であるかを判定する。ここで、「イメージ/テキスト」であると判定された場合、S913に進み、ディスプレイリスト生成部210に対して中心方式で描画命令を出力する。一方、S907で描画オブジェクトの種別が「グラフィック」であると判定された場合はS908に進む。S908にて、CPU112は、現在の画像形成装置100の動作モードが細線太らせモードであるか否かを判定する。
S908で細線太らせモードでないと判定された場合、CPU112は、ディスプレイリスト生成部210に対して交差方式で描画命令を出力する。一方、S908で細線太らせモードであると判定された場合、S910に進み、CPU112は、対象となる描画オブジェクトが細線であるか否かを判定する。ここで、細線でないと判定された場合はS909に進み、CPU112は、ディスプレイリスト生成部210に対して交差方式で描画命令を出力する。一方、S910で対象となる描画オブジェクトが細線であると判定された場合は、S911に進む。
S911にて、CPU112は、その細線が線幅「ゼロ」に設定されている細線であるか否かを判定する。ここで、線幅「ゼロ」に設定されている細線であると判定された場合はS909に進み、CPU112は、ディスプレイリスト生成部210に対して交差方式で描画命令を出力する。一方、S911で細線が線幅「ゼロ」に設定されている細線でないと判定された場合はS912に進み、CPU112は、ディスプレイリスト生成部210に対して左上方式で描画命令を出力する。
CPU112は、PDL解析部202での処理が終了すると、S915に進む。S915〜S920の処理は、ディスプレイリスト生成部210により行われる処理である。
S915にて、CPU112は、ディスプレイリスト生成部210により、PDL解析部201〜203から受け取ったオブジェクト描画命令700が、細線太らせモードがONであり且つ左上方式の描画指示であるか、否かを判定する。
S915で、「細線太らせモードがONであり且つ左上方式の細線描画指示」でないと判定された場合はS917に進む。一方、S915で、「細線太らせモードがONであり且つ左上方式の細線描画指示」であると判定された場合はS916に進み、CPU112は、図11において説明した太らせ処理を行う。
本実施形態ではこのように、第1の実施形態での構成に加えて、線幅「ゼロ」に設定されている描画オブジェクトについては太らせ処理を行わない。その結果、デバイス最小のピクセル幅で描画することが推奨される描画オブジェクトまで太らせ処理が行われることを防ぐことができる。
S917にて、CPU112は、ディスプレイリスト生成部210により、ディスプレイリストの生成を行う。S918にて、CPU112は、レンダリング処理部220により、生成されたディスプレイリストをレンダリング処理し、イメージ画像を生成する。その際に、図8及び図3で説明したスキャン変換が行われる。スキャン変換後、S919に進む。S919にて、CPU112は、画像処理部230により、生成されたイメージ画像に対して画像処理を行う。S920にて、CPU112は、プリンタ装置130により、画像処理を行った画像を印刷し、その後、図9の処理を終了する。
このように、細線であっても線幅「ゼロ」に設定されている場合には描画方式を交差方式とする。そして、ディスプレイリスト生成部210における太らせ処理の対象に描画方式が左上方式で設定されていることを加えている。その結果、線幅「ゼロ」に設定された細線に対する太らせ処理を回避することができる。
[第3の実施形態]
第1及び第2の実施形態では、PostScriptの描画時に細線であれば描画方式を左上方式に変更し、その結果、太らせ処理を行ったときに太らせ過ぎる問題を回避することができると説明した。本実施形態では、描画方式の変更ではなく、描画オブジェクトの位置を変更することによって、細線を太らせ過ぎることを回避する。
図10は、本実施形態における、画像形成装置100が印刷ジョブを受信し、細線の補正処理の実行制御を示すフローチャートである。
S1001にて、CPU112は、印刷ジョブを受信するとジョブ制御部200によりPDL種別の判定を行う。例えば、CPU112は、PDL種別がLIPSであるか、PostScriptであるかを判定する。
S1002にて、CPU112は、PDL種別がLIPSであると判定された場合はS1003に進み、PostScriptであると判定された場合はS1006に進む。LIPSと判定された場合のS1003〜S1005の処理は、第1の実施形態のS603〜S605における説明と同様であるので、その説明を省略する。
以下、S1002でPDL種別がPostScriptであると判定された場合の処理について説明する。S1006〜S1013は、PDL解析部202により行われる処理である。S1006〜S1013の処理は、PDL解析部202により、PDLデータ内の全ての描画オブジェクトについて繰り返し行われる。
S1006にて、CPU112は、PDL解析部202により、PDLデータの解析を開始する。S1007にて、CPU112は、描画オブジェクトの種別が「グラフィック」であるか、若しくは、「イメージ/テキスト」であるかを判定する。ここで、「イメージ/テキスト」であると判定された場合、S1012に進み、CPU112は、ディスプレイリスト生成部210に対して中心方式で描画命令を出力する。一方、S1007で描画オブジェクトの種別が「グラフィック」であると判定された場合はS1008に進む。S1008にて、CPU112は、現在の画像形成装置100の動作モードが細線太らせモードであるか否かを判定する。S1008の判定は、例えば、ユーザにより操作部140を介して設定された設定内容に基づいて行われても良い。
S1008で細線太らせモードでないと判定された場合、CPU112は、ディスプレイリスト生成部210に対して交差方式で描画命令を出力する。一方、S1008で細線太らせモードであると判定された場合、S1010に進む。
S1010にて、CPU112は、描画オブジェクトが細線であるか否かを判定する。ここで、細線でないと判定された場合はS1009に進み、CPU112は、ディスプレイリスト生成部210に対して交差方式で描画命令を出力する。一方、S1010で描画オブジェクトが細線であると判定された場合は、S1011に進む。
S1011にて、CPU112は、描画オブジェクトの位置について、ピクセル座標の境界位置と合わせるために、位置情報の小数点以下を切り捨てて整数値に丸める。つまり、描画オブジェクトの座標位置をピクセル座標の境界位置に整合させるように補正する。その後、S1009に進み、CPU112は、ディスプレイリスト生成部210に対して交差方式で描画命令を出力する。つまり、S1011の処理を行うことで、図3(B)で説明した状態となり、描画方式によらず、細線が太りすぎてしまうことを防ぐことができる。
CPU112は、PDL解析部202での処理が終了すると、S1014に進む。S1014〜S1019の処理は、ディスプレイリスト生成部210により行われる処理である。
S1014にて、CPU112は、ディスプレイリスト生成部210により、PDL解析部201〜203から受け取ったオブジェクト描画命令700が、太らせ処理モードがONであり且つ細線のオブジェクトであるか、否かを判定する。
S1014で、「太らせ処理モードがONであり且つ細線のオブジェクト」であると判定された場合はS1015に進む。一方、「太らせ処理モードがONであり且つ細線のオブジェクト」でないと判定された場合は、S1016に進む。
S1015にて、CPU112は、図11を用いて説明したように、細線オブジェクトに対して太らせ処理を行う。なお細線オブジェクトはS1011の処理が行われているので、太らせ処理の結果は、描画方式によらずスキャン変換によって一定の線幅を描画できるものになっている。
S1016にて、CPU112は、ディスプレイリスト生成部210により、ディスプレイリストの生成を行う。S1017にて、CPU112は、レンダリング処理部220により、生成されたディスプレイリストをレンダリング処理し、イメージ画像を生成する。S1018にて、CPU112は、画像処理部230により、生成されたイメージ画像に対して画像処理を行う。S1019にて、CPU112は、プリンタ装置130により、画像処理を行った画像を印刷し、その後、図10の処理を終了する。
このように、例えばPostScriptのように細線オブジェクトを左上描画で描画するPDL解釈処理において、太らせ処理モードがONの場合には、細線オブジェクトの位置を座標境界に合わせるように位置を補正する。その結果、図3の描画オブジェクト306の状態となり、図3のピクセル304に示すような細線を太らせ過ぎてしまうことを防ぐことができる。
以上の各実施形態の動作の他、例えば、図6のS610や図9のS910で「細線である」と判定された後に、S1011の処理を行うか否かを判定するようにしても良い。例えば、図6のS610で「細線である」と判定された後、描画オブジェクトの位置情報の小数点以下を切り捨てて整数値に丸め、描画オブジェクトの位置をピクセル座標の境界位置に整合させる補正処理を行うか否かを判定する。補正処理を行うと判定された場合にはS609に進み、補正処理を行わないと判定された場合にはS611に進む。また、例えば、図9のS910で「細線である」と判定された後、描画オブジェクトの位置情報の小数点以下を切り捨てて整数値に丸め、描画オブジェクトの位置をピクセル座標の境界位置に整合させる補正処理を行うか否かを判定する。補正処理を行うと判定された場合にはS909に進み、補正処理を行わないと判定された場合にはS911に進む。
また、例えば、図6のS610や図9のS910で「細線である」と判定された後に、描画方式を切り替えるか否かの判定を行うようにしても良い。例えば、図6のS610で「細線である」と判定された後、ユーザ設定等に基づいて、描画方式を切り替えるか否かの判定を行い、切り替えると判定された場合、S611に進む。一方、描画方式を切り替えないと判定された場合、描画オブジェクトの位置情報の小数点以下を切り捨てて整数値に丸め、描画オブジェクトの位置をピクセル座標の境界位置に整合させる補正処理を行った上でS609に進む。また、例えば、図9のS910で「細線である」と判定された後、ユーザ設定等に基づいて、描画方式を切り替えるか否かの判定を行い、切り替えると判定された場合、S911に進む。一方、描画方式を切り替えないと判定された場合、描画オブジェクトの位置情報の小数点以下を切り捨てて整数値に丸め、描画オブジェクトの位置をピクセル座標の境界位置に整合させる補正処理を行った上でS909に進む。
また、例えば、図10では、S1008およびS1010の判定の結果にしたがって、処理S1011が行われるか否かが決まるが、図10のフローチャートのうち、S1010の判定を省略した次の変形例でも良い。具体的には、S1008において描画オブジェクトの線幅を太くする設定がなされていないと判定されると、CPU112は、S1011の処理を行わずに、S1009の処理(交差方式の指示)を行う。このようにすることで、線幅が1ピクセル未満であっても、描画位置によらず、グラフィック属性の描画オブジェクトを確実に描画することができる。一方、S1008において描画オブジェクトの線幅を太くする設定がなされていないと判定されると、CPU112は、S1011の処理を行ってからS1009の処理を行う。このようにすることで、グラフィック属性の描画オブジェクトに対して太らせ処理を行っても、描画位置に依存して太くなりすぎてしまうことを防ぐことができる。
以上のように、各実施形態によれば、線幅が閾値未満の細線と判定されたオブジェクトについて、描画方式の切り替えもしくはオブジェクト位置の補正として描画方法を決定し、決定された描画方法に従って、描画が行われる。その結果、所定の条件を満たすオブジェクトに対して行われる補正処理を適切に実行し、線の太りすぎ等の過剰な補正が行われることを防ぐことができる。
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
100 画像形成装置: 110 制御装置: 120 リーダー装置: 130 プリンタ装置: 140 操作部: 150 画像記憶部: 170 情報処理装置: 112、172 CPU: 114、174 ROM: 116、176 RAM

Claims (13)

  1. グラフィックオブジェクトのスキャン変換を行う画像形成装置であって、
    グラフィックオブジェクトを取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得された前記グラフィックオブジェクトの線幅を太くする処理を行う補正手段と、
    前記補正手段による線幅を太くする処理が行われたグラフィックオブジェクトのスキャン変換を第1の描画方式で行い、前記補正手段による線幅を太くする処理が行われなかったグラフィックオブジェクトのスキャン変換を第2の描画方式で行う描画手段と、を備え、
    前記第1の描画方式は、スキャン変換によってグラフィックオブジェクトの幅が切り上げられるか若しくは切り捨てられるかが当該グラフィックオブジェクトの描画位置によって決定する描画方式であり、
    前記第2の描画方式は、スキャン変換によってグラフィックオブジェクトの幅が当該幅よりも大きい整数画素幅に変換される描画方式である、
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記補正手段による線幅を太くする処理を行うよう設定されているか否かを判定する設定判定手段、をさらに備え、
    前記取得手段がグラフィックオブジェクトである細線オブジェクトを取得した場合に、前記補正手段は、前記設定判定手段による判定に従って、前記細線オブジェクトに前記補正手段による線幅を太くする処理を行うか若しくは行わず、
    前記描画手段は、前記補正手段による線幅を太くする処理が行われた前記細線オブジェクトのスキャン変換を前記第1の描画方式で行い、前記補正手段による線幅を太くする処理が行われなかった前記細線オブジェクトのスキャン変換を前記第2の描画方式で行う、
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記描画手段は、前記設定判定手段による判定の結果に基づいて、前記取得手段により取得された前記グラフィックオブジェクトのスキャン変換を前記第1の描画方式で行うかあるいは前記第2の描画方式で行う、ことを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記取得手段により取得された前記グラフィックオブジェクトが細線オブジェクトであるか否かを判定する細線判定手段、をさらに備え、
    前記描画手段は、
    前記補正手段による線幅を太くする処理を行うよう設定されていると前記設定判定手段により判定され、かつ、前記取得手段により取得された前記グラフィックオブジェクトが前記細線オブジェクトであると前記細線判定手段により判定された場合、前記描画手段は、前記取得手段により取得された前記グラフィックオブジェクトのスキャン変換を前記第1の描画方式で行い、
    前記補正手段による線幅を太くする処理を行うよう設定されていると前記設定判定手段により判定され、かつ、前記取得手段により取得された前記グラフィックオブジェクトが前記細線オブジェクトでないと前記細線判定手段により判定された場合、前記描画手段は、前記取得手段により取得された前記グラフィックオブジェクトのスキャン変換を前記第2の描画方式で行い、
    前記補正手段による線幅を太くする処理を行うよう設定されていないと前記設定判定手段により判定された場合、前記描画手段は、前記取得手段により取得された前記グラフィックオブジェクトのスキャン変換を前記第2の描画方式で行う、
    ことを特徴とする請求項2又は3に記載の画像形成装置。
  5. 前記取得手段により取得された前記グラフィックオブジェクトの属性はグラフィックである、ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  6. 前記取得手段は、PostScriptのPDLデータから前記グラフィックオブジェクトを取得する、ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  7. 画像形成装置において実行される方法であって、
    グラフィックオブジェクトを取得する取得工程と、
    前記取得工程において取得された前記グラフィックオブジェクトの線幅を太くする処理を行う補正工程と、
    前記補正工程における線幅を太くする処理が行われたグラフィックオブジェクトのスキャン変換を第1の描画方式で行い、前記補正工程における線幅を太くする処理が行われなかったグラフィックオブジェクトのスキャン変換を第2の描画方式で行う描画工程と、を有し、
    前記第1の描画方式は、スキャン変換によってグラフィックオブジェクトの幅が切り上げられるか若しくは切り捨てられるかが当該グラフィックオブジェクトの描画位置によって決定する描画方式であり、
    前記第2の描画方式は、スキャン変換によってグラフィックオブジェクトの幅が当該幅よりも大きい整数画素幅に変換される描画方式である、
    ことを特徴とする方法。
  8. 前記補正工程における線幅を太くする処理を行うよう設定されているか否かを判定する設定判定工程、をさらに有し、
    前記取得工程でグラフィックオブジェクトである細線オブジェクトを取得した場合に、前記補正工程では、前記設定判定工程における判定に従って、前記細線オブジェクトに前記補正工程における線幅を太くする処理を行うか若しくは行わず、
    前記描画工程では、前記補正工程における線幅を太くする処理が行われた前記細線オブジェクトのスキャン変換を前記第1の描画方式で行い、前記補正工程における線幅を太くする処理が行われなかった前記細線オブジェクトのスキャン変換を前記第2の描画方式で行う、
    ことを特徴とする請求項7に記載の方法。
  9. 前記描画工程では、前記設定判定工程における判定の結果に基づいて、前記取得工程において取得された前記グラフィックオブジェクトのスキャン変換を前記第1の描画方式で行うかあるいは前記第2の描画方式で行う、ことを特徴とする請求項8に記載の方法。
  10. 前記取得工程において取得された前記グラフィックオブジェクトが細線オブジェクトであるか否かを判定する細線判定工程、をさらに有し、
    前記描画工程では、
    前記補正工程における線幅を太くする処理を行うよう設定されていると前記設定判定工程において判定され、かつ、前記取得工程において取得された前記グラフィックオブジェクトが前記細線オブジェクトであると前記細線判定工程において判定された場合、前記描画工程では、前記取得工程において取得された前記グラフィックオブジェクトのスキャン変換を前記第1の描画方式で行い、
    前記補正工程における線幅を太くする処理を行うよう設定されていると前記設定判定工程において判定され、かつ、前記取得工程において取得された前記グラフィックオブジェクトが前記細線オブジェクトでないと前記細線判定工程において判定された場合、前記描画工程では、前記取得工程において取得された前記グラフィックオブジェクトのスキャン変換を前記第2の描画方式で行い、
    前記補正工程における線幅を太くする処理を行うよう設定されていないと前記設定判定工程において判定された場合、前記描画工程では、前記取得工程において取得された前記グラフィックオブジェクトのスキャン変換を前記第2の描画方式で行う、
    ことを特徴とする請求項8又は9に記載の方法。
  11. 前記取得工程において取得された前記グラフィックオブジェクトの属性はグラフィックである、ことを特徴とする請求項7乃至10のいずれか1項に記載の方法。
  12. 前記取得工程では、PostScriptのPDLデータから前記グラフィックオブジェクトを取得する、ことを特徴とする請求項7乃至11のいずれか1項に記載の方法。
  13. 請求項乃至12のいずれか1項に記載の方法の各工程をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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