JP6669121B2 - 現像剤補給装置およびこれを備えた画像形成装置 - Google Patents

現像剤補給装置およびこれを備えた画像形成装置 Download PDF

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Description

本発明は、現像剤補給装置およびこれを備えた画像形成装置に関する。
電子写真方式の画像形成装置は、現像剤容器に収容された現像剤(トナー)を現像装置に補給するための現像剤補給装置を備えている。
例えば、特許文献1に記載のトナー補給容器は、支持部材に支持されたトナー収容部を保持する容器保持部材を備えている。トナー収容部は、円筒状に形成され、支持部材に回転可能に支持されている。トナー収容部の内部にはトナーが収容されている。トナー収容部の内面には、トナーを排出孔に搬送するためのトナー案内突起が螺旋状に形成されている。トナー収容部の外周部には磁石が設けられ、容器保持部材には磁石に対向する位置に対向磁石が設けられている。このトナー補給容器では、トナー収容部の回転に伴う磁石と対向磁石との相互作用によってトナー収容部が振動し、トナー収容部の内壁に付着したトナーを振い落とすようになっている。
特開2009−168918号公報
しかしながら、上記したトナー補給容器では、磁性を有する粒子を含む現像剤(例えば、磁性トナーまたはトナーとキャリア(磁性体)とを含む二成分現像剤等)をトナー収容部に収容した場合、その現像剤が磁石に引き寄せられ、トナー収容部の内面に付着することがあった。この現像剤は、トナー収容部と常に一体となって回転するため、トナー収容部の内面に強固に付着した状態になることがあった。すると、現像剤の搬送が妨げられるため、トナー収容部内に残る現像剤が増加するという問題があった。
また、上記したトナー補給容器では、トナーの残量が少なくなった場合等、トナーがトナー収容部の内面に付着したままトナー収容部と共に回転し続けることがあった。他にも、トナー収容部の内面に付着したトナーがトナー収容部の回転によって持ち上げられた後、剥がれて落下することがあった。これらの場合、トナーは、トナー案内突起から効率良く搬送力を受けることができないことがあった。その結果、適正なトナーの搬送が阻害され、トナー収容部内にトナーが残るという問題があった。
本発明は、上記課題を解決するために、磁性を有する粒子を含む現像剤が容器本体の内面に付着することを抑制し、排出されずに残る現像剤を減少させる現像剤補給装置およびこれを備えた画像形成装置を提供する。
上記した目的を達成するため、本発明の現像剤補給装置は、磁性を有する粒子を含む現像剤を収容する容器本体の内面から径方向内側に突き出した螺旋状の搬送リブを含み、前記容器本体を軸周りに回転させて前記現像剤を軸方向一方に開口した排出口に向けて搬送する現像剤容器と、前記容器本体の外面の軸方向一部または軸方向全域に対向して設けられ、前記容器本体に収容された前記現像剤との間に引き合う磁力を作用させる磁界形成部と、を備えている。
この場合、前記磁界形成部は、前記容器本体の下方に設けられていることが好ましい。
この場合、前記磁界形成部は、前記容器本体の最下端が最上端に向かって回転する範囲に対向するように前記容器本体の側方に設けられていることが好ましい。
この場合、前記容器本体は、軸方向に延びた円筒状に形成され、前記排出口に向けて内径を次第に減少させたテーパー部を含み、前記磁界形成部は、前記テーパー部に対向して設けられていることが好ましい。
この場合、前記磁界形成部を径方向に移動させて前記容器本体との間隔を変更する間隔調整部を更に備えていることが好ましい。
この場合、前記磁界形成部が形成する磁界を前記現像剤の搬送方向上流側から下流側に移動させる磁界移動部を更に備えていることが好ましい。
この場合、前記磁界移動部は、予め設定された時間、環境温度、環境湿度の少なくとも何れか1つを検知した場合に前記磁界形成部が形成する磁界を前記搬送方向上流側から下流側に移動させることが好ましい。
この場合、前記磁界移動部は、前記磁界形成部を前記搬送方向上流側から下流側に向かって移動させることが好ましい。
他の場合、前記磁界形成部は、複数の永久磁石または複数の電磁石を前記搬送方向に沿って並べた磁石群を含み、前記磁界移動部は、前記複数の永久磁石または前記複数の電磁石を前記搬送方向上流側から下流側に向かって順次径方向に移動させることが好ましい。
また、他の場合、前記磁界形成部は、複数の電磁石を前記搬送方向に沿って並べた電磁石群を含み、前記磁界移動部は、前記複数の電磁石に対する通電と通電停止とを前記搬送方向上流側から下流側に向かって順次切り替えることが好ましい。
上記した目的を達成するため、本発明の画像形成装置は、上記のいずれかに記載の現像剤補給装置を備えている。
本発明によれば、磁性を有する粒子を含む現像剤が容器本体の内面に付着することを抑制することができる。また、排出されずに残る現像剤を減少させることができる。
本発明の第1実施形態に係るカラープリンターの内部構造を模式的に示す断面図である。 本発明の第1実施形態に係る現像剤補給装置を示す斜視図である。 本発明の第1実施形態に係るトナーボトルを示す斜視図である。 本発明の第1実施形態に係るトナーボトルの一部を示す断面図である。 本発明の第1実施形態に係る現像剤補給装置を模式的に示す断面図である。 図5のVI−VI断面図である。 本発明の第2実施形態に係る現像剤補給装置を模式的に示す断面図である。 図7のVIII−VIII断面図である。 本発明の第3実施形態に係る現像剤補給装置であって磁界形成部を近接位置に移動した状態を模式的に示す断面図である。 本発明の第3実施形態に係る現像剤補給装置であって磁界形成部を離間位置に移動した状態を模式的に示す断面図である。 本発明の第4実施形態に係る現像剤補給装置を模式的に示す断面図である。 本発明の第5実施形態に係る現像剤補給装置を模式的に示す断面図である。 本発明の第5実施形態に係る現像剤補給装置(他の状態)を模式的に示す断面図である。 本発明の第6実施形態に係る現像剤補給装置を模式的に示す断面図である。 本発明の第6実施形態に係る現像剤補給装置(他の状態)を模式的に示す断面図である。 本発明の第1〜第6実施形態の変形例に係る現像剤補給装置を模式的に示す断面図である。
以下、添付の図面を参照しつつ、本発明の実施形態について説明する。なお、各図に示す「Fr」は「前」を示し、「Rr」は「後」を示し、「L」は「左」を示し、「R」は「右」を示し、「U」は「上」を示し、「D」は「下」を示している。
<第1実施形態:カラープリンターの概要>
図1を参照して、画像形成装置の一例としてのカラープリンター1の全体の構成について説明する。図1はカラープリンター1の内部構造を模式的に示す断面図である。
カラープリンター1は、略直方体状の外観を構成する装置本体2を備えている。装置本体2の下側には、紙製のシートS(の束)を収容する給紙カセット3が着脱可能に設けられている。装置本体2の上面には、排紙トレイ4が設けられている。なお、シートSは、紙製に限らず、樹脂製のシート等であってもよい。
また、カラープリンター1は、給紙装置5と、作像装置6と、定着装置7と、現像剤補給装置20と、を装置本体2の内部に備えている。給紙装置5は、給紙カセット3から排紙トレイ4まで延びる搬送路8の上流端部に設けられている。定着装置7は搬送路8の下流側に設けられ、作像装置6は搬送路8において給紙装置5と定着装置7との間に設けられている。現像剤補給装置20は、4色(イエロー,マゼンタ,シアン,ブラック)のトナーを含む現像剤Tを貯留する4つのトナーボトル31を含んでいる。
作像装置6は、中間転写ベルト11と、4つのドラムユニット12と、光走査装置13と、を含んでいる。中間転写ベルト11は、図1に矢印で示す方向に回転する。各ドラムユニット12は、感光体ドラム14と、帯電装置15と、現像装置16と、一次転写ローラー17と、クリーニング装置18と、を含んでいる。各一次転写ローラー17は、感光体ドラム14との間に中間転写ベルト11を挟むように設けられている。中間転写ベルト11の後側には、二次転写ローラー19が接触して転写ニップを形成している。
カラープリンター1の制御装置9は各装置を適宜制御し、以下のように画像形成動作を実行する。各帯電装置15は、感光体ドラム14の表面を帯電させる。各感光体ドラム14は、光走査装置13から出射された走査光を受け、静電潜像を担持する。各現像装置16は、トナーボトル31から供給された現像剤Tに含まれたトナーを用いて感光体ドラム14上の静電潜像をトナー像に現像する。各一次転写ローラー17は、感光体ドラム14上のトナー像を回転する中間転写ベルト11に一次転写する。中間転写ベルト11は、回転しながら4色のトナー像を重ねたフルカラーのトナー像を担持する。シートSは、給紙装置5によって給紙カセット3から搬送路8に送り出される。二次転写ローラー19は、転写ニップを通過するシートSに中間転写ベルト11上のトナー像を二次転写する。定着装置7はトナー像をシートSに熱定着させる。その後、シートSは排紙トレイ4に排出される。各クリーニング装置18は感光体ドラム14上に残ったトナーを除去する。
<現像剤補給装置の構成>
次に、図1ないし図4を参照して、第1実施形態に係る現像剤補給装置20について説明する。図2は現像剤補給装置20を示す斜視図である。図3はトナーボトル31を示す斜視図である。図4はトナーボトル31の一部を示す断面図である。
図1および図2に示すように、現像剤補給装置20は、容器装着部30と、4つのトナーボトル31と、を含んでいる。現像剤容器の一例としての4つのトナーボトル31は、それぞれ、容器装着部30に着脱可能に装着されている。
容器装着部30は、装置本体2の上部に設けられている(図1参照)。詳細には、容器装着部30は、中間転写ベルト11(各現像装置16)よりも上方に設けられている。容器装着部30には、4つの装着室30Aが左右方向に並べて形成されている。各装着室30Aは、前面を開口して後方に延びた略円柱状の空間である(図2参照)。なお、装置本体2には、各装着室30Aの前面を覆うカバー(図示せず)が開閉可能に設けられている。
図3に示すように、4つのトナーボトル31は、それぞれ、容器本体32と、カバー部材33と、を含んでいる。なお、4つのトナーボトル31は、4つの装着室30Aに挿入されて使用される(図2参照)。黒色の現像剤Tを収容する容器本体32は、他の容器本体32よりも太く(大きな外径に)形成され、右端の装着室30Aに装着されるようになっている(図1参照)。4つのトナーボトル31は、容器本体32の太さを除いて略同一構成であるため、以下、黒色用のトナーボトル31について説明する。また、以下の説明では、トナーボトル31を装着室30Aに装着した状態を基準とする。
容器本体32は、例えば、合成樹脂製で前後方向(軸方向)に延びた略円筒状に形成されている。容器本体32は、磁性を有する粒子を含む現像剤Tを収容する。現像剤Tは、例えば、トナーとキャリアとを混合した二成分現像剤である。トナーは、例えば、結着樹脂、着色剤、必要な添加剤等を含んでいる。キャリアは、マグネタイト、フェライト等の強磁性体で形成され、トナーと共に攪拌されることでトナーに所望の電荷を付与する。なお、現像剤Tは、二成分現像剤に限らず、例えば、磁性トナーから成る一成分現像剤であってもよい。
図3に示すように、容器本体32は、円筒部32Aと、テーパー部32Bと、接続部32Cと、を含んでいる。
円筒部32Aは、前端面を閉塞した略円筒状に形成されている。円筒部32Aの前端面には、把持部Gが突設されている。テーパー部32Bは、円筒部32Aの後端から後方に延びた状態に形成されている。テーパー部32Bは、後方(後述する排出口37)に向けて内径を次第に減少させたテーパー状に形成されている。
図3および図4に示すように、接続部32Cは、テーパー部32Bの後端から後方に延びた状態に形成されている。接続部32Cは、円筒部32Aよりも細く(小さな外径)に形成されている。接続部32Cの後端面には、接続開口34が開口している(図4参照)。接続部32Cの外面には、略円環状の伝達ギア35が固定されている。なお、トナーボトル31を装着室30Aに装着することができるように、伝達ギア35の外径は、円筒部32Aの外径と略同一に形成されている(図5等も参照)。換言すれば、接続部32Cに伝達ギア35を設けるために、テーパー部32Bは、円筒部32Aから接続部32Cに向けて縮径している。
図3に示すように、容器本体32は、内面上を回りながら前後方向(軸方向)に延びた螺旋状の搬送リブ36を含んでいる。搬送リブ36は、容器本体32の内面から径方向内側に突き出した状態に形成されている(図5等も参照)。搬送リブ36は、円筒部32Aの後部からテーパー部32Bにかけて形成されている。搬送リブ36は、容器本体32と共に回転して現像剤Tに搬送力を付与する。
図3および図4に示すように、カバー部材33は、後端面を閉塞した略円筒状に形成されている。カバー部材33は、接続部32Cの後端部に嵌め合わされ、接続開口34を塞いでいる。カバー部材33は、容器本体32を軸周りに回転可能に支持している。カバー部材33の下面には、排出口37を開閉するためのシャッター38が設けられている。シャッター38は、排出口37を閉塞する位置と、排出口37を開放する位置との間でスライド可能に設けられている。なお、シャッター38は、トナーボトル31を容器装着部30(装着室30A)に装着した状態で開き、トナーボトル31を装着室30Aから離脱した状態で閉じるように構成されている。
<トナーボトルの装着>
ここで、トナーボトル31を容器装着部30(装着室30A)に装着する手順について説明する。なお、装着室30Aは空になっているものとする。
ユーザーは、装置本体2の補給カバーを開けた後、排出口37を下方に向けた姿勢としたトナーボトル31をカバー部材33側から装着室30A内に挿し込む(図2参照)。トナーボトル31を装着室30Aに押し込む過程で、シャッター38は、相対的に前方にスライドして、排出口37を閉塞する位置(図4の二点鎖線参照)から開放する位置に移動する(図4の実線参照)。その後、カバーが閉じられ、トナーボトル31の装着作業が完了する。
この状態で、容器本体32は容器装着部30に回転可能に支持され、カバー部材33は容器装着部30に回転不能に支持されている。また、排出口37は、現像装置16の補給口(図示せず)に連通する現像剤補給路(図示せず)に接続されている。また、トナーボトル31の伝達ギア35は、ギア列等を含む動力伝達機構(図示せず)を介して駆動モーターM1に接続されている(図4参照)。なお、駆動モーターM1は、カラープリンター1の制御装置9等に電気的に接続されている。
<現像剤の補給動作>
画像形成処理によってトナーが消費されると、制御装置9は、駆動モーターM1を駆動制御して現像剤Tの補給動作を実行する。駆動モーターM1は、伝達ギア35を介して容器本体32に駆動力を伝達し、容器本体32を軸心周りに回転させる(図3の矢印参照)。搬送リブ36は、容器本体32と一体に回転し、現像剤Tを後方(軸方向一方)に開口した排出口37に向けて搬送する。現像剤Tは、排出口37から排出され(図4の破線矢印参照)、現像剤補給路を通って現像装置16の現像容器16A(図1参照)内に供給される。
現像装置16には、現像容器16A内において現像剤Tを攪拌しながら一方向に巡回させる2本の現像スクリュー16Bが設けられている(図1参照)。この現像装置16では、現像剤Tの補給に伴って現像容器16Aから溢れた余剰の現像剤Tを廃棄する現像方式(以下、「トリクル現像方式」ともいう。)を採用している。このトリクル現像方式では、現像スクリュー16Bに攪拌され続けた現像剤Tの一部が、新鮮な現像剤Tに入れ替えられる。すなわち、攪拌によるストレスを受けて劣化(コーティングが剥がれる等)したキャリアの一部が交換されることになる。これにより、現像容器16A内における現像剤Tの寿命を延ばすことができ、キャリアの劣化による現像性能(帯電性能)の低下を緩和することができる。
なお、容器本体32内の現像剤Tが無くなった場合、ユーザーは、カバーを開けた後、把持部Gを掴んでトナーボトル31を手前に引き抜く。トナーボトル31を引き抜く過程で、シャッター38は排出口37を閉塞する位置に移動し、伝達ギア35と駆動モーターM1との接続が解除される。その後、ユーザーは、新しいトナーボトル31を装着室30Aに装着する。
ところで、現像剤Tは、トナーやキャリア等の粒子と空気とが適度に混合した状態では良好な流動性を有している。流動性の良い現像剤Tは容器本体32の内面に付着し難いため、現像剤Tの搬送を適切に行うことができる。しかし、現像剤Tは、攪拌または搬送されない状態が長時間続くと、空気が抜けて固く締まった状態になる。つまり、現像剤Tの流動性が悪化する。他にも、現像剤Tは、高温・高湿の環境下において流動性が悪化する。流動性の悪い現像剤Tは、容器本体32の内面に付着し易いため、現像剤Tの搬送を阻害する要因になる。
また、流動性の悪い現像剤Tは、容器本体32の内面に付着し、補給動作時に容器本体32と共に回転し続けることがあった。また、容器本体32の内面に付着した現像剤Tが容器本体32の回転によって持ち上げられた後、剥がれて落下することがあった。これらの場合、現像剤Tは、搬送リブ36から効率良く搬送力を受けることができない。したがって、現像剤Tの搬送が阻害され、容器本体32内に現像剤Tが残ることがあった。上記のような現象は、容器本体32内の現像剤Tの残量が少なくなった場合に発生し易かった。そこで、現像剤補給装置20は、容器本体32の内面に現像剤Tが付着することを抑制し、排出されずに残る現像剤Tを減少させる4つの磁界形成部40を含んでいる。
<磁界形成部>
次に、図5および図6を参照して、各磁界形成部40について説明する。図5は現像剤補給装置20を模式的に示す断面図である。図6は、図5のVI−VI断面図である。なお、図5等ではカバー部材33や把持部G等の図示を省略している。また、図6では容器装着部30等の図示を省略している。
4つの磁界形成部40は、4つのトナーボトル31に対応して容器装着部30に設けられている。なお、4つの磁界形成部40は略同一構成であるため、以下、黒色用のトナーボトル31に対応する1つの磁界形成部40について説明する。また、引き続き、トナーボトル31を容器装着部30(装着室30A)に装着した状態を基本に説明する。
磁界形成部40は、容器本体32の円筒部32Aの軸方向全域にかけて延びた状態に形成されている(図5参照)。磁界形成部40は、例えば、1枚の永久磁石で構成されている。磁界形成部40は、容器装着部30の装着室30Aの床面30Bに固定されている。磁界形成部40は、容器本体32(円筒部32A)の下方に設けられている。磁界形成部40は、容器本体32の回転中心Aから鉛直下方に延ばした線と交差する位置に設けられている(図6参照)。磁界形成部40は、背面から見て円筒部32Aの下面との間隔が略均一になるように湾曲している(図6参照)。つまり、磁界形成部40は、背面から見て下方に凸となるように湾曲している。磁界形成部40は、容器本体32に収容された現像剤Tとの間に引き合う磁力(以下、「磁気的吸引力」ともいう。)を作用させる。なお、磁界形成部40としては、磁石粉を磁場中でプレスして高温で焼き固めた焼結磁石、磁石粉を樹脂と混ぜ合わせて成形したボンド磁石等の永久磁石を用いることができる。
<磁界形成部の作用>
次に、磁界形成部40の作用について説明する。磁界形成部40は、容器本体32よりも下方に配置されているため、現像剤Tに含まれるキャリアを容器本体32(円筒部32A)の下部に引き寄せる(図6の破線で示す磁力線参照)。この際、トナーもキャリアに連れられて磁界形成部40に引き寄せられる。容器本体32が回転している間、現像剤Tは、磁界形成部40の磁気的吸引力によって容器本体32の下部に留められて容器本体32の内面上を相対的に滑り続ける。したがって、現像剤Tが容器本体32に付着して容器本体32と共に回転し続けることを抑制することができる。
以上説明した第1実施形態に係る現像剤補給装置によれば、現像剤Tは磁界形成部40に引き寄せられているため、現像剤Tを容器本体32の下部に留めた状態で容器本体32を回転させることができる。これにより、現像剤Tが容器本体32の内面に付着していたとしても、その現像剤Tを容器本体32の内面から引き剥がすことができる。また、現像剤Tが回転する容器本体32の内面上を相対的に滑り続けるため、現像剤Tが容器本体32の内面に付着することを抑制することができる。詳細には、現像剤Tは、容器本体32の回転方向に僅かに振動しながらも容器本体32の下部に位置し続けるため、搬送リブ36からの搬送力を効率良く受けることができる。これにより、現像剤Tを排出口37に向けて効率良く搬送することができる。以上によって、排出されずに容器本体32内に残る現像剤を減少させることができる。
<第2実施形態>
次に、図7および図8を参照して、第2実施形態に係る現像剤補給装置21について説明する。図7は現像剤補給装置21を模式的に示す断面図である。図8は、図7のVIII−VIII断面図である。なお、図7等ではカバー部材33等の図示を省略している。また、図8では容器装着部30等の図示を省略している。また、以下の説明では、第1実施形態に係る現像剤補給装置20と同様の構成については、同一の符号を付し、その説明を省略する。
現像剤補給装置21では、磁界形成部40が、容器本体32の最下端が最上端に向かって回転する範囲に対向するように容器本体32の側方に設けられている(図8参照)。磁界形成部40は、容器本体32の回転中心Aから水平方向に延ばした線と交差する位置に設けられている。つまり、磁界形成部40は、容器本体32の右側面に対向して設けられている。磁界形成部40は、例えば、背面から見て円筒部32Aの側面との間隔が略均一になるように湾曲した永久磁石である。
以上説明した第2実施形態に係る現像剤補給装置21によれば、例えば、現像剤Tが容器本体32と共に回転して持ち上げられたとしても、磁界形成部40が現像剤Tとの間に発生させた磁力によって現像剤Tを容器本体32の側面に引き付けることができる(図8の破線で示す磁力線参照)。これにより、容器本体32と共に回転してきた現像剤Tを容器本体32の内面から剥がして滑り落すことができる。なお、容器本体32の内面に付着した現像剤Tは、容器本体32の回転中心Aと同じ高さまで回転すると、自重で滑り落ちる力が最大になる。このため、磁界形成部40は、容器本体32の回転中心Aに対向して設けられることが好ましい。
<第3実施形態>
次に、図9および図10を参照して、第3実施形態に係る現像剤補給装置22について説明する。図9は現像剤補給装置22の磁界形成部40を近接位置P1に移動した状態を模式的に示す断面図である。図10は現像剤補給装置22の磁界形成部40を離間位置P2に移動した状態を模式的に示す断面図である。なお、図9等ではカバー部材33等の図示を省略している。また、以下の説明では、第1実施形態に係る現像剤補給装置20と同様の構成については、同一の符号を付し、その説明を省略する。
図9に示すように、現像剤補給装置22は、容器装着部30と、トナーボトル31と、磁界形成部40と、間隔調整部50と、を備えている。間隔調整部50は、磁界形成部40を容器本体32の径方向に移動させて容器本体32との間隔を変更する。
<間隔調整部の構成>
間隔調整部50は、装着室30Aの床面30Bに凹む状態に形成された設置室30Cに配置されている。間隔調整部50は、磁界形成部40の下方に配置されている。設置室30Cは、磁界形成部40の進入を許容する大きさに形成されている。
間隔調整部50は、2つの偏心カム51と、2つの引張りバネ52と、を含んでいる。
各偏心カム51は、カム軸51Aを介して設置室30Cの側面に支持されている。各偏心カム51は、外周面(カム面)を磁界形成部40の下面に接触させた状態でカム軸51Aを中心に回転可能に設けられている。各偏心カム51は、カム軸51Aの軸心からカム面までの距離が一定でない所謂円板カムである。各偏心カム51のカム面には、近接カム面F1と離間カム面F2とが含まれている。離間カム面F2は、近接カム面F1よりもカム軸51Aに近い位置に形成されている。なお、2つのカム軸51Aには、ギア列等を介してカムモーターM2が接続されている。カムモーターM2は、制御装置9等に電気的に接続されている。
各引張りバネ52の上下両端部は、磁界形成部40の下面と設置室30Cの底面とに接続されている。各引張りバネ52は、磁界形成部40を下方に付勢し、磁界形成部40の下面を各偏心カム51のカム面に押し付けている。
各偏心カム51の近接カム面F1を磁界形成部40の下面に当接させた場合、磁界形成部40は、容器本体32内の現像剤Tに磁気的吸引力が作用する近接位置P1に移動する(図9参照)。磁界形成部40が近接位置P1に移動すると、磁界形成部40の上面は装着室30Aの床面30Bと略同一の高さになる。一方、各偏心カム51の離間カム面F2を磁界形成部40の下面に当接させた場合、磁界形成部40は、近接位置P1よりも容器本体32から径方向に離れた離間位置P2に移動する(図10参照)。磁界形成部40は、離間位置P2に移動すると、設置室30Cの内部に進入した状態になる。また、磁界形成部40が離間位置P2に移動すると、容器本体32内の現像剤Tに対する磁気的吸引力が弱まった状態、または磁気的吸引力が作用しない状態になる。
<間隔調整部の作用>
次に、間隔調整部50の作用について説明する。なお、磁界形成部40が近接位置P1(図9参照)にある状態を初期状態とする。
例えば、新品のトナーボトル31に交換し、容器本体32内の現像剤Tの残量が多い場合、現像剤Tが容器本体32の内面に付着する可能性は低い。この場合、磁界形成部40の磁気的吸引力を現像剤Tに作用させる必要がないため、制御装置9は、カムモーターM2を駆動制御して磁界形成部40を近接位置P1から離間位置P2に移動させる。カムモーターM2は、各カム軸51Aに駆動力を伝達し、離間カム面F2を磁界形成部40の下面に接触させるように各偏心カム51を回転させる(図10参照)。この際、磁界形成部40は、各引張りバネ52の付勢力によって各偏心カム51のカム面に押し付けられながら下降する。各偏心カム51が離間カム面F2を磁界形成部40の下面に当接させるまで回転すると、カムモーターM2は停止する。なお、制御装置9は、カムモーターM2の回転角度や回転時間、または各種センサー(図示せず)の出力に基づいてカムの回転角度を検知することができる。
一方、例えば、現像剤Tの補給動作が繰り返し実行されて現像剤Tの残量が少なくなった場合、現像剤Tが容器本体32の内面に付着する可能性が高くなる。このため、第1実施形態に係る現像剤補給装置20と同様に、磁界形成部40の磁気的吸引力を現像剤Tに作用させることが好ましい。そこで、制御装置9は、カムモーターM2を駆動制御して磁界形成部40を離間位置P2から近接位置P1に移動させる。カムモーターM2は、各カム軸51Aに駆動力を伝達し、近接カム面F1を磁界形成部40の下面に接触させるように各偏心カム51を回転させる(図9参照)。この際、磁界形成部40は、各引張りバネ52の付勢力に抗して押し上げられる。各偏心カム51が近接カム面F1を磁界形成部40の下面に当接させるまで回転すると、カムモーターM2は停止する。
以上説明した第3実施形態に係る現像剤補給装置22では、間隔調整部50が、容器本体30に対して磁界形成部40を接近または離間させる構成とした。この構成によれば、例えば、現像剤Tが容器本体30の内面に付着し易い場合には、磁界形成部40を容器本体32に近づけて現像剤Tに対する磁気的吸引力を増加させる。これにより、回転する容器本体32の内面に付着した現像剤Tを剥がす効果を増加させることができる。これに対し、現像剤Tが容器本体32の内面に付着し難い場合には、磁界形成部40を容器本体32から遠ざけて現像剤Tに対する磁気的吸引力を減少させる(または磁気的吸引力を除去する)。これにより、現像剤Tが回転する容器本体32の内面上を相対的に滑り続けることで受ける負担(ストレス)を低減することができる。
なお、第3実施形態に係る現像剤補給装置22では、間隔調整部50は、偏心カム51と引張りバネ52とを含んでいたが、これに限らず、引張りバネ52を省略してもよい。この場合、磁界形成部40は、自重で離間位置P2に下降して偏心カム51の離間カム面F2に当接する。
また、第3実施形態に係る現像剤補給装置22では、間隔調整部50が所謂カム機構で構成されていたが、本発明はこれに限定されない。例えば、間隔調整部は、偏心カム51に代えて、プッシュ型のソレノイド(図示せず)を含んでいてもよい。この場合、磁界形成部40は、プッシュ型のソレノイドに押し出されて近接位置P1に移動し、引張りバネ52に引っ張られて離間位置P2に移動する。他にも、間隔調整部は、プル型のソレノイドと圧縮バネとを含んでいてもよい(いずれも図示せず)。この場合、磁界形成部40は、圧縮バネに押し出されて近接位置P1に移動し、プル型のソレノイドに引っ張られて離間位置P2に移動する。また、他にも、間隔調整部は、磁界形成部40を近接位置P1と離間位置P2との間で移動させるプッシュプル型のソレノイド(図示せず)を含んでいてもよい。また、他にも、間隔調整部は、磁界形成部40を径方向に移動させる機構として、油圧または空気圧によってピストンロッドを往復移動させるシリンダー若しくはラック・アンド・ピニオンまたはリニアモーター等を含んでいてもよい。
また、第3実施形態に係る現像剤補給装置22では、間隔調整部50が容器本体32の下面に対向した磁界形成部40を移動させていたが、本発明はこれに限定されない。例えば、間隔調整部50を第2実施形態に係る現像剤補給装置21に適用し、間隔調整部50が容器本体32の側方に設けた(側面に対向した)磁界形成部40を移動させてもよい。
なお、第1〜第3実施形態に係る現像剤補給装置20〜22では、磁界形成部40が単一の永久磁石で構成されていたが、本発明はこれに限定されない。例えば、磁界形成部40は、複数の永久磁石で構成されていてもよい。また、例えば、磁界形成部40は、1つ以上の電磁石で構成されていてもよい。
<第4実施形態>
次に、図11を参照して、第4実施形態に係る現像剤補給装置23について説明する。図11は現像剤補給装置23を模式的に示す断面図である。なお、図11ではカバー部材33等の図示を省略している。また、以下の説明では、第1〜第3実施形態に係る現像剤補給装置20〜22と同様の構成については、同一の符号を付し、その説明を省略する。
現像剤補給装置23は、容器装着部30と、トナーボトル31と、磁界形成部41と、磁界移動部60と、を備えている。磁界形成部41は、複数の永久磁石41A(以下、単に「磁石41A」ともいう。)を含んでいる。各磁石41Aは、左右方向に長い略直方体状に形成されている。磁界移動部60は、磁界形成部41が形成する磁界を現像剤Tの搬送方向上流側から下流側に移動させる装置である。なお、本明細書において「搬送方向」とは現像剤Tが搬送される方向を指す。また、「上流」および「下流」並びにこれらに類する用語は、現像剤Tの搬送方向における「上流」および「下流」並びにこれらに類する概念を指す。
<磁界移動部の構成>
磁界移動部60は、装着室30Aの設置室30Cに配置されている。磁界移動部60は、駆動ローラー60Aと、従動ローラー60Bと、ベルト60Cと、を含んでいる。駆動ローラー60Aは設置室30C内において後方に配置され、従動ローラー60Bは設置室30C内において前方に配置されている。駆動ローラー60Aは、ベルトモーターM3によって回転駆動される。ベルトモーターM3は、制御装置9等に電気的に接続されている。ベルト60Cは、無端状に形成され、駆動ローラー60Aと従動ローラー60Bとに巻き掛けられている。ベルト60Cは、容器本体32の円筒部32Aの下面と略平行に延びている。ベルト60Cの表面には、複数の磁石41Aが略等間隔で固定されている。
<磁界移動部の作用>
次に、磁界移動部60の作用について説明する。なお、容器本体32は駆動モーターM1に回転駆動されている状態(現像剤Tの補給動作中)であるものとする。
制御装置9は、ベルトモーターM3を駆動制御する。ベルトモーターM3は、駆動ローラー60Aに駆動力を伝達し、ベルト60Cを図11で反時計回りに回転させる。複数の磁石41Aもベルト60Cと共に反時計回りに回転(巡回)する。各磁石41Aは、円筒部32Aの下面に対向する範囲において、容器本体32(円筒部32A)内の現像剤Tに磁気的吸引力を作用させながら搬送方向上流側から下流側に移動する。このため、現像剤Tは、各磁石41Aに引き寄せられながら搬送方向上流側から下流側に移動する。なお、各磁石41Aは、駆動ローラー60A上まで移動すると、ベルト60Cと共に下方にUターンして搬送方向下流側から上流側に移動する。この場合、磁石41Aは容器本体32から遠ざかるため、容器本体32内の現像剤Tに作用する磁気的吸引力が減少する(または磁気的吸引力が除去される)。
以上説明した第4実施形態に係る現像剤補給装置23では、磁界移動部60が、磁界形成部41(複数の磁石41A)を搬送方向上流側から下流側に向かって移動させる構成とした。この構成によれば、現像剤Tは、磁界形成部41の移動に伴って搬送方向上流側から下流側に引き寄せられ続ける。これにより、搬送リブ36による現像剤Tの搬送力に対して磁力(磁界)の移動による補助的な搬送力が付加されるため、現像剤Tの搬送能力を向上させることができる。
なお、第4実施形態に係る現像剤補給装置23では、複数の磁石41Aがベルト60Cに固定されていたが、これに限らず、1つ以上磁石41Aがベルト60Cに固定されていればよい。また、複数の磁石41Aは、ベルト60C上に不規則な間隔で固定されていてもよい。また、磁界形成部41は、複数の永久磁石41Aに限らず、複数の電磁石で構成されていてもよい。また、ベルト60C自体が磁界を発生する磁石で形成されていてもよい。
また、第4実施形態に係る現像剤補給装置23では、磁界移動部60は、磁界形成部41を固定したベルト60Cを回転させる構成であったが、本発明はこれに限定されない。例えば、磁界形成部41(1つ以上の磁石41A)が、軸方向(搬送方向)に延びたレールに沿って往復移動する可動テーブルに固定されていてもよい(いずれも図示せず)。また、他にも、レールや可動テーブル等は、第3実施形態に係る現像剤補給装置22の間隔調整部50に支持されていてもよい。この場合、間隔調整部50が磁界形成部41を近接位置P1に移動させた場合に、可動テーブルが搬送方向上流側から下流側に移動することが好ましい。一方、間隔調整部50が磁界形成部41を離間位置P2に移動させた場合に、可動テーブルが搬送方向下流側から上流側に移動することが好ましい。
<第5実施形態>
次に、図12および図13を参照して、第5実施形態に係る現像剤補給装置24について説明する。図12は現像剤補給装置24を模式的に示す断面図である。図13は現像剤補給装置24(他の状態)を模式的に示す断面図である。なお、図12等ではカバー部材33等の図示を省略している。また、以下の説明では、第1〜第4実施形態に係る現像剤補給装置20〜23と同様の構成については、同一の符号を付し、その説明を省略する。
図12に示すように、現像剤補給装置24は、容器装着部30と、トナーボトル31と、磁界形成部42と、磁界移動部61と、を備えている。磁界形成部42は、搬送方向に沿って略等間隔に並べられた3つの磁石群42Aを含んでいる。各磁石群42Aは、搬送方向に沿って略等間隔に並べられた3つの永久磁石42B(以下、単に「磁石42B」ともいう。)を含んでいる。各磁石42Bは、例えば、左右方向に長い略棒状に形成された永久磁石である。9つの磁石42Bは、平面(または底面)から設置室30Cの内側に配置されている。磁界移動部61は、各磁石群42Aに含まれた3つの磁石42Bを搬送方向上流側から下流側に向かって順次径方向に移動させる。
<磁界移動部の構成>
磁界移動部61は、装着室30Aの設置室30Cに配置されている。磁界移動部61は、9つの磁石42Bに対応して9つのソレノイド61Aを含んでいる。各ソレノイド61Aは所謂プッシュプル型のソレノイドであって、プランジャー61Bがコイル(図示せず)を内蔵したケース61Cから突出または没入した状態を保持することができるようになっている。各ソレノイド61Aは、制御装置9等に電気的に接続されている。各ソレノイド61Aは、制御装置9に通電制御されることでケース61Cに対してプランジャー61Bを出没させる。
各ソレノイド61Aのプランジャー61Bは、磁石42Bの下部に固定されている。プランジャー61Bがケース61Cから突出することで、磁石42Bは近接位置P1に移動する。一方、プランジャー61Bがケース61C内に引き込まれる(没入)することで、磁石42Bは離間位置P2に移動する。
<磁界移動部の作用>
次に、磁界移動部61の作用について説明する。なお、容器本体32は駆動モーターM1に回転駆動されている状態(現像剤Tの補給動作中)であるものとする。
制御装置9は、3つの磁石群42Aが同期して同じ動作を行うようにソレノイド61Aの通電を制御する。以下、説明を簡単にするため、1つの磁石群42Aに着目して説明する。
まず、制御装置9は、3つの磁石42Bのうち上流側の磁石42Bを近接位置P1に移動させ、中間の磁石42Bと下流側の磁石42Bとを離間位置P2に移動させるようにソレノイド61Aを制御する(図12参照)。このときの3つの磁石42Bの配置を第1の状態と呼ぶこととする。第1の状態において、容器本体32(円筒部32A)内の現像剤Tは、上流側の磁石42Bに引き寄せられる。
続いて、制御装置9は、上流側の磁石42Bを離間位置P2に移動させ、中間の磁石42Bを近接位置P1に移動させるようにソレノイド61Aを制御する(図13の実線参照)。なお、下流側の磁石42Bは離間位置P2に保持されている。このときの3つの磁石42Bの配置を第2の状態と呼ぶこととする。第2の状態に遷移すると上流側の磁石42Bによる磁気的吸引力が弱まる(または無くなる)ため、容器本体32内の現像剤Tは、中間の磁石42Bに引き寄せられて搬送方向下流側に移動する。
次に、制御装置9は、中間の磁石42Bを離間位置P2に移動させ、下流側の磁石42Bを近接位置P1に移動させるようにソレノイド61Aを制御する(図13の二点鎖線参照)。なお、上流側の磁石42Bは離間位置P2に保持されている。このときの3つの磁石42Bの配置を第3の状態と呼ぶこととする。第3の状態に遷移すると中間の磁石42Bによる磁気的吸引力が弱まる(または無くなる)ため、容器本体32内の現像剤Tは、下流側の磁石42Bに引き寄せられて更に搬送方向下流側に移動する。
そして、制御装置9は、3つの磁石42Bの配置を第1の状態に戻すようにソレノイド61Aを制御する(図12参照)。以降、上記したソレノイド61Aの通電制御が繰り返し実行される。3つの磁石42Bは、第1の状態から第3の状態までの状態遷移を順次繰り返すことで、波状を成すように連続的に移動する。
以上説明した第5実施形態に係る現像剤補給装置24によれば、磁石群42A毎に3つの磁石42Bを波状に繰り返し移動(振動)させることで、現像剤Tは搬送方向上流から下流に引き寄せられ続ける。これにより、上記した第4実施形態に係る現像剤補給装置23と同様の効果を得ることができる。
なお、第5実施形態に係る現像剤補給装置24では、磁界移動部60がソレノイド61Aを含んでいたが、本発明はこれに限定されない。例えば、磁界移動部は、第3実施形態に係る現像剤補給装置22の間隔調整部50と同様に、偏心カム51等(または偏心カム51と引張りバネ52等)を含んでいてもよい。つまり、偏心カム51等を用いて各磁石42Bを近接位置P1と離間位置P2との間で移動させるようにしてもよい。また、他にも、磁界移動部は、各磁石42Bを径方向に移動させる機構として、油圧または空気圧によってピストンロッドを往復移動させるシリンダー若しくはラック・アンド・ピニオンまたはリニアモーター等を含んでいてもよい。
また、第5実施形態に係る現像剤補給装置24では、磁界形成部42は3つの磁石群42Aを含み、各磁石群42Aは3つの永久磁石42Bを含んでいたが、本発明はこれに限定されない。磁界形成部42は、1つ以上の磁石群42Aを含んでいればよい。また、磁石群42Aは、2つ以上の永久磁石42Bを含んでいればよい。また、複数の磁石群42Aや複数の永久磁石42Bは、搬送方向に沿って不規則な間隔に設けられていてもよい。また、磁石群42A毎に永久磁石42Bの数が異なっていてもよい。また、磁石群42Aは、複数の永久磁石42Bに限らず、複数の電磁石で構成されていてもよい。
<第6実施形態>
次に、図14および図15を参照して、第6実施形態に係る現像剤補給装置25について説明する。図14は現像剤補給装置25を模式的に示す断面図である。図15は現像剤補給装置25(他の状態)を模式的に示す断面図である。なお、図14等ではカバー部材33等の図示を省略している。また、以下の説明では、第1〜第5実施形態に係る現像剤補給装置20〜24と同様の構成については、同一の符号を付し、その説明を省略する。
図14に示すように、現像剤補給装置25は、容器装着部30と、トナーボトル31と、磁界形成部43と、磁界移動部62と、を備えている。磁界形成部43は、搬送方向に沿って略等間隔に並べられた3つの電磁石群43Aを含んでいる。各電磁石群43Aは、搬送方向に沿って略等間隔に並べられた3つの電磁石43Bを含んでいる。各電磁石43Bは、例えば、左右方向に長い略棒状に形成されている。9つの電磁石43Bは、平面(または底面)から設置室30Cの内側に配置されている。磁界移動部62は、各電磁石群43Aに含まれた3つの電磁石43Bに対する通電と通電停止とを搬送方向上流側から下流側に向かって順次切り替える。磁界移動部62は、制御装置9の機能として実現されている。各電磁石43Bは、制御装置9に電気的に接続されている。
<磁界移動部の作用>
次に、磁界移動部62(制御装置9)の作用について説明する。なお、容器本体32は駆動モーターM1に回転駆動されている状態(現像剤Tの補給動作中)であるものとする。
制御装置9は、3つの電磁石群43Aが同期して同じ動作を行うように各電磁石43Bの通電を制御する。以下、説明を簡単にするため、1つの電磁石群43Aに着目して説明する。なお、図14および図15において、「ON」の表示は通電中を表しており、「OFF」の表示は通電を停止している状態を表している。
まず、制御装置9は、3つの電磁石43Bのうち上流側の電磁石43Bに電流を流し、中間の電磁石43Bおよび下流側の電磁石43Bに対する通電を停止するように制御する(図14参照)。このときの3つの電磁石43Bの状態を第1の通電状態と呼ぶこととする。第1の通電状態において、容器本体32(円筒部32A)内の現像剤Tは、上流側の電磁石43Bに引き寄せられる。
続いて、制御装置9は、上流側の電磁石43Bおよび下流側の電磁石43Bに対する通電を停止し、中間の電磁石43Bに電流を流すように制御する(図15参照)。このときの3つの電磁石43Bの状態を第2の通電状態と呼ぶこととする。第2の通電状態に遷移すると上流側の電磁石43Bによる磁気的吸引力が無くなるため、容器本体32内の現像剤Tは、中間の電磁石43Bに引き寄せられて搬送方向下流側に移動する。
次に、制御装置9は、上流側の電磁石43Bおよび中間の電磁石43Bに対する通電を停止し、下流側の電磁石43Bに電流を流すように制御する(図示せず)。このときの3つの電磁石43Bの状態を第3の通電状態と呼ぶこととする。第3の通電状態に遷移すると中間の電磁石43Bによる磁気的吸引力が無くなるため、容器本体32内の現像剤Tは、下流側の電磁石43Bに引き寄せられて更に搬送方向下流側に移動する。
そして、制御装置9は、3つの電磁石43Bの状態を第1の通電状態に戻すように制御する(図14参照)。以降、上記した電磁石43Bの通電制御が繰り返し実行される。3つの電磁石43Bに対する通電状態を順次切り替えることで、搬送方向上流から下流に向かう電界の移動が繰り返される。
以上説明した第6実施形態に係る現像剤補給装置25によれば、電磁石群43A毎に3つの電磁石43Bの通電状態を搬送方向上流から下流に向けて切り替えることで、現像剤Tは搬送方向上流から下流に引き寄せられ続ける。これにより、上記した第4および第5実施形態に係る現像剤補給装置23,24と同様の効果を得ることができる。
なお、第6実施形態に係る現像剤補給装置25では、磁界形成部43は3つの電磁石群43Aを含み、各電磁石群43Aは3つの電磁石43Bを含んでいたが、本発明はこれに限定されない。磁界形成部43は、1つ以上の電磁石群43Aを含んでいればよい。また、電磁石群43Aは、2つ以上の電磁石43Bを含んでいればよい。また、複数の電磁石群43Aや複数の電磁石43Bは、搬送方向に沿って不規則な間隔に設けられていてもよい。また、電磁石群43A毎に電磁石43Bの数が異なっていてもよい。
なお、第4〜第6実施形態に係る現像剤補給装置23〜25では、現像剤Tの補給動作時において、磁界移動部60〜62が現像剤Tに補助的な搬送力を付加していたが、本発明はこれに限定されない。磁界移動部60〜62は、予め設定された時間、環境温度、環境湿度の少なくとも何れか1つを検知した場合に磁界形成部41〜43が形成する磁界を搬送方向上流側から下流側に移動させる構成としてもよい。例えば、制御装置9は、自身の機能に含まれるタイマーによって電源投入時やスリープ状態からの復帰時等からの時間を計測し、3〜12時間毎に、上記した磁界形成部41〜43の磁界を移動させる制御を実行してもよい。また、例えば、制御装置9のメモリーに現像剤Tの流動性が悪化する温度・湿度の範囲を予め記憶しておき、制御装置9は、装置本体2に備えられたセンサー(図示せず)で検知した温度・湿度がメモリーに記憶された温度・湿度の範囲内にあると判断した場合に、上記した磁界形成部41〜43の磁界を移動させる制御を実行してもよい。また、時間、温度、湿度の条件を組み合わせて制御に用いてもよい。以上の構成によれば、予め設定された時間や環境変化を検知した場合に、磁界の移動による搬送力を現像剤Tに付与することで現像剤Tの流動性の悪化を抑制し、現像剤Tが容器本体32の内面に付着するリスクを低下させることができる。なお、磁界を移動させる制御の際、容器本体32は、駆動モーターM1に回転駆動されてもよいし、駆動停止された状態であってもよい。
また、第4〜第6実施形態に係る現像剤補給装置23〜25では、磁界移動部60〜62が容器本体32の下面に対向した磁界形成部41〜43の磁界を移動させていたが、本発明はこれに限定されない。例えば、磁界移動部60〜62を第2実施形態に係る現像剤補給装置21に適用し、磁界移動部60〜62が容器本体32の側方に設けた(側面に対向した)磁界形成部41〜43の磁界を移動させてもよい。
また、第4〜第6実施形態に係る現像剤補給装置23〜25において、磁界移動部60〜62が磁界形成部41〜43の磁界を移動させる速度は、容器本体32(搬送リブ36)の回転による搬送速度と略同一速度でもよいし、その搬送速度よりも高速または低速でもよい。
なお、第1ないし第6実施形態に係る現像剤補給装置20〜25では、磁界形成部40〜43が円筒部32A(容器本体32の一部)の下面または側面に対向して設けられていたが、本発明はこれに限定されない。例えば、図16に示すように、磁界形成部40(41〜43)は、テーパー部32Bの外面(下面または側面)に対向して設けられていてもよい。この構成によれば、現像剤Tは、磁界形成部40(41〜43)に引き寄せられてテーパー部32Bの下部に位置し続けるため、搬送リブ36からの搬送力を効率良く受けることができる。したがって、排出口37に向けて上り勾配となるテーパー部32Bの内面(傾斜面)を上るように現像剤Tを搬送することができる。これにより、現像剤Tの適正な搬送が担保されるため、排出されずに容器本体32内に残る現像剤Tを減少させることができる。
また、磁界形成部40(41〜43)は、容器本体32の外面の一部(円筒部32A)だけでなく、容器本体32の軸方向全域(接続部32Cを除く。)に対向して設けられていてもよい(図示せず)。さらに、磁界形成部40(41〜43)は、容器本体32の上方に設けられていてもよいし、容器本体32の最下端に近接した回転方向上流側となる容器本体32の側方に設けられていてもよい(いずれも図示せず)。この場合であっても、現像剤Tを容器本体32の内面から引き剥がすという効果を得ることができる。
なお、第1〜第6実施形態の説明では、一例として、本発明をカラープリンター1に適用した場合を示したが、これに限らず、例えば、モノクロプリンター、複写機、ファクシミリまたは複合機等に本発明を適用してもよい。
なお、上記実施形態の説明は、本発明に係る現像剤補給装置およびこれを備えた画像形成装置における一態様を示すものであって、本発明の技術範囲は、上記実施形態に限定されるものではない。
1 カラープリンター(画像形成装置)
9 制御装置
20〜25 現像剤補給装置
31 トナーボトル(現像剤容器)
32 容器本体
32B テーパー部
36 搬送リブ
38 排出口
40〜43 磁界形成部
42A 磁石群
42B 永久磁石
43A 電磁石群
43B 電磁石
50 間隔調整部
60〜62 磁界移動部
T 現像剤

Claims (12)

  1. 磁性を有する粒子を含む現像剤を収容する容器本体の内面から径方向内側に突き出した螺旋状の搬送リブを含み、前記容器本体を軸周りに回転させて前記現像剤を軸方向一方に開口した排出口に向けて搬送する現像剤容器と、
    前記容器本体の外面の軸方向一部または軸方向全域に対向して設けられ、前記容器本体に収容された前記現像剤との間に引き合う磁力を作用させる磁界形成部と、を備え
    前記容器本体は、軸方向に延びた円筒状に形成され、
    前記磁界形成部は、軸方向から見て前記容器本体の外面との間隔が均一になるように湾曲していることを特徴とする現像剤補給装置。
  2. 前記磁界形成部は、前記容器本体の下方に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の現像剤補給装置。
  3. 前記磁界形成部は、前記容器本体の最下端が最上端に向かって回転する範囲に対向するように前記容器本体の側方に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の現像剤補給装置。
  4. 前記容器本体は、前記排出口に向けて内径を次第に減少させたテーパー部を含み、
    前記磁界形成部は、前記テーパー部に対向して設けられていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の現像剤補給装置。
  5. 前記磁界形成部を径方向に移動させて前記容器本体との間隔を変更する間隔調整部を更に備えていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の現像剤補給装置。
  6. 前記磁界形成部が形成する磁界を前記現像剤の搬送方向上流側から下流側に移動させる磁界移動部を更に備えていることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の現像剤補給装置。
  7. 磁性を有する粒子を含む現像剤を収容する容器本体の内面から径方向内側に突き出した螺旋状の搬送リブを含み、前記容器本体を軸周りに回転させて前記現像剤を軸方向一方に開口した排出口に向けて搬送する現像剤容器と、
    前記容器本体の外面の軸方向一部または軸方向全域に対向して設けられ、前記容器本体に収容された前記現像剤との間に引き合う磁力を作用させる磁界形成部と、
    前記磁界形成部が形成する磁界を前記現像剤の搬送方向上流側から下流側に移動させる磁界移動部と、を備えていることを特徴とする現像剤補給装置。
  8. 前記磁界移動部は、予め設定された時間、環境温度、環境湿度の少なくとも何れか1つを検知した場合に前記磁界形成部が形成する磁界を前記搬送方向上流側から下流側に移動させることを特徴とする請求項6または7に記載の現像剤補給装置。
  9. 前記磁界移動部は、前記磁界形成部を前記搬送方向上流側から下流側に向かって移動させることを特徴とする請求項6ないし8のいずれかに記載の現像剤補給装置。
  10. 前記磁界形成部は、複数の永久磁石または複数の電磁石を前記搬送方向に沿って並べた磁石群を含み、
    前記磁界移動部は、前記複数の永久磁石または前記複数の電磁石を前記搬送方向上流側から下流側に向かって順次径方向に移動させることを特徴とする請求項6ないし8のいずれかに記載の現像剤補給装置。
  11. 前記磁界形成部は、複数の電磁石を前記搬送方向に沿って並べた電磁石群を含み、
    前記磁界移動部は、前記複数の電磁石に対する通電と通電停止とを前記搬送方向上流側から下流側に向かって順次切り替えることを特徴とする請求項6ないし8のいずれかに記載の現像剤補給装置。
  12. 請求項1ないし11のいずれかに記載の現像剤補給装置を備えていることを特徴とする画像形成装置。
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