JP6668840B2 - ソフトウェア導入支援プログラム、ソフトウェア導入支援装置、及びソフトウェア導入支援方法 - Google Patents

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Description

本発明は、ソフトウェア導入支援プログラム、ソフトウェア導入支援装置、及びソフトウェア導入支援方法に関する。
従来、複数のソフトウェアをシステムにインストールする場合、インストール順序が各ソフトウェアの動作に影響を与えるため、動作可能であることが検証済みの順序で複数のソフトウェアをインストールすることが行われている。
例えば、装置にインストールする複数のソフトウェアについて、各ソフトウェアのインストール作業に関するインストール情報を抽出し、抽出したインストール情報に基づいて、各ソフトウェアのインストール作業順序により生じるインストール負荷を算出する。そして、算出したインストール負荷に基づいて、複数のソフトウェアをインストールする順序を選択する方法が提案されている。この方法では、実行可能なインストール順序の候補は、依存関係から得られる必須関係となるソフトウェアに基づいて部分的なインストール順序を抽出し、抽出した部分的なインストール順序を基準に抽出される。
また、第一のソフトウェアと、第一のソフトウェアを使用するために必要な第二のソフトウェアを関連付けて管理し、被管理システムにインストール済みの第三のソフトウェアの情報を、被管理システムに関連付けて管理する方法が提案されている。この方法では、第一のソフトウェアの配布指示を受けて、第一のソフトウェアを使用するために必要な第二のソフトウェアが第三のソフトウェアにない場合に、第二のソフトウェアを配布対象とする。そして、配布対象とした第二のソフトウェアを第一のソフトウェアとして、必要とする第二のソフトウェアを求め、第二のソフトウェアが第三のソフトウェアにない場合に、第二のソフトウェアを配布対象とする。
特開2014−191641号公報 特開2001−67225号公報
しかしながら、従来技術では、インストール対象のソフトウェア群に含まれる各ソフトウェアの組み合わせが、動作可能かであることが検証済みのインストール順と完全一致しない場合もあり得る。このような場合には、例えば、試行錯誤であらゆるインストール順序でのインストールの検証を行うなど、検証に要する時間が長くなり、インストール時間の短縮をすることができない。
本発明は、一つの側面として、導入対象の複数のソフトウェアのインストール時間を短縮することを目的とする。
1つの態様では、ソフトウェア群に含まれる各ソフトウェアの導入順序情報と、導入の成功有無とが対応付けられた導入実績情報を少なくとも1以上記憶する記憶部を参照する。また、新たなソフトウェア群に含まれる各ソフトウェアの導入順序情報と、前記記憶部に記憶された前記導入順序情報との相関を判定する。また、判定の結果に基づいて、前記新たな導入ソフトウェア群の導入が成功するか否かを推定する。その際に記憶された前記導入順序情報に対する前記新たな導入ソフトウェア群に含まれる各ソフトウェアの導入順序の部分一致が判定されたことを、前記部分一致した前記導入順序情報に対応付けられた前記成功有無に対して肯定的な要素として推定結果に反映する。また、前記導入順序情報に対する前記導入ソフトウェア群の順序違いの組合せ一致が判定されたことを、前記順序違いの組合せ一致した前記導入順序情報に対応付けられた前記成功有無に対して否定的な要素として前記推定結果に反映する。
一つの側面として、導入対象の複数のソフトウェアのインストール時間を短縮することができる、という効果を有する。
実施形態に係る情報処理システムの概略構成を示す図である。 ソフト情報記憶部に格納される情報の一例を示す図である。 検証結果記憶部に格納される情報の一例を示す図である。 ライブラリ記憶部に格納される情報の一例を示す図である。 検証済みパターンと対象パターンとの部分一致及び矛盾を説明するための図である。 検証済みパターンと対象パターンとの部分一致及び矛盾を説明するための図である。 インストール成功率を説明するための図である。 検証結果記憶部に格納される情報の一例を示す図である。 部分一致ペア種数網羅率を説明するための図である。 OKパターン一致率を説明するための図である。 OKパターン一致率としてOKパターン最大部分一致ペア含有率のみを用いた場合を説明するための説明図である。 検証済みパターンに応じて算出される最大部分一致ペア含有率と実際の成功率との関係を説明するための図である。 検証結果記憶部に格納される情報の一例を示す図である。 OKパターン矛盾率を説明するための図である。 OKパターン矛盾率を説明するための図である。 インストール成功率の算出例を説明するための図である。 ソフトのレイヤに応じた優先度を説明するための図である。 仮想マシンイメージの一例を示す図である。 ソフトウェア導入支援装置として機能するコンピュータの概略構成を示すブロック図である。 情報処理装置として機能するコンピュータの概略構成を示すブロック図である。 情報処理装置側処理の一例を示すフローチャートである。 ソフトウェア導入装置側処理の一例を示すフローチャートである。 ソフト成功率算出処理の一例を示すフローチャートである。 インストール成功率算出処理の一例を示すフローチャートである。 インストール成功率算出処理の一例を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して開示の技術の一例を詳細に説明する。
<ソフトウェアのインストールについて>
まず、各実施形態の詳細を説明する前に、ソフトウェアのインストール及びその問題点と、本実施の形態の概要とについて説明する。
複数のソフトウェアを情報処理装置に同時にインストールする際に、利用者であるユーザが下記のような事前準備や作業を手動で行う場合には、工数及び時間を要する。
事前準備として、例えばユーザは、インストール媒体(例えば、メディア)を準備し、ソフトウェアの組み合わせの条件を確認する。次に、ユーザは、ソフトウェアのインストール順序を確認し、ソフトウェアのインストール手順を確認する。
次に、作業項目として、ユーザは、ソフトウェアのインストールを行い、動作確認を行う。動作が失敗した場合は、ソフトウェアのインストール順序を変更して、動作が成功するまで、ソフトウェアのインストール及び動作確認を繰り返す。
なお、事前準備で確認するソフトウェアの組み合わせの条件やインストール順序などの正解は調べたら必ずしもわかるということではなく、過去の経験や実際の試行錯誤によって得られる情報である。
また、従来技術のように、インストール順序を検証済みのソフトウェアの組み合わせを示す実績データに基づいて、インストール対象のソフトウェアの組み合わせやインストール順序を確認する方法も考えられる。しかし、従来技術では、実績データに含まれる検証済みソフトウェアの組み合わせと、インストール対象のソフトウェアの組合せとが完全一致であるか否かしか判断されない。
例えば、新たなソフトウェアの組み合わせ(A,B,C)のインストールが成功するか否かを判断する場合について考える。なお、例えば、検証済みの実績データとして、検証済みのインストールのソフトの組み合わせ(A,B,C,D)、(A,B,D,E)、及び(A,B,C,D,E)が用意されている場合を例に説明する。
インストール対象ソフトウェア(A,B,C)に対し、検証済みインストールの実績データが上記3パターンの場合、インストール対象ソフトウェアに対して検証済み実績データでは、ソフトの組み合わせが完全一致しない。そのため、インストール対象ソフトウェア(A,B,C)についての正解のインストール順序を確認することができない。したがって、例えば、インストール対象ソフトウェア(A,B,C)の順列に基づいて、インストール順序の6パターンを順番に試していくなどしなければならない。このように、インストール対象ソフトウェアと完全一致する実績データがない場合は、インストールのための検証時間が長くなり、インストールの効率が悪くなる。
ハードウェアにおいては、例えば、部品、コンポーネント、完成品の各レイヤを考えた場合、同レイヤにおいては、組立順序による他の同レイヤへの正常動作に対する影響はない。すなわち、ハードウェアの組立てにおいては、同順と逆順とが動作可否に与える影響は同じであるといえる。
一方、ソフトウェアにおいては、同レイヤの場合でも、導入順序による他の同レイヤへの正常動作に対して影響があり、ソフトウェアの導入においては、同順と逆順とが動作可否に与える影響は異なるといえる。
ソフトウェアでは、インストール順序が動作に影響を与えるため、順序が違うと正常稼働しない。例えば、ソフトウェアのインストールは、マニュアル記載の順序に従う必要があり、インストールの順序を間違えると、ソフトウェアを正常に導入できない場合がある。そのため、実績データに含まれない未知のソフトウェアがインストール対象ソフトウェアに含まれる場合、正しいインストール順序を明確にすることが求められる。
そこで、以下の各実施の形態では、ソフトウェア(以下、単にソフトとも称する。)を情報処理装置にインストールした場合にソフトが正常に動作するか否かの度合いを表すインストール成功率を算出する。そして、本実施の形態では、インストール成功率に応じて情報処理装置の動作確認を行い、実際にソフトのインストールを実行する。
なお、本実施の形態では、複数のソフトの組み合わせのパターンのうち、既にインストール順序が検証されているパターンを検証済みパターンと称する。また、検証済みパターンのうち、正常に稼働したパターンをOKパターンと称する。また、検証済みパターンのうち正常稼働しなかったパターンを、NGパターンと称する。また、新たなソフトウェア群のインストール順序を検証するためのソフトのパターンを、対象パターンと称する。
以下、各実施形態について詳述する。なお、以下の各実施形態では、対象パターンのインストール成功率を算出するソフトウェア導入支援装置と、複数のソフトをインストールする情報処理装置とを備える情報処理システムを例に説明する。
<実施形態>
図1に示すように、本実施形態に係る情報処理システム1は、ソフトウェア導入支援装置2と、情報処理装置4とを含む。ソフトウェア導入支援装置2と、情報処理装置4とは、例えば、インターネット等の通信回線5を介して接続されている。
(ソフトウェア導入支援装置)
ソフトウェア導入支援装置2は、通信部23、制御部24、及びインストール検証部25を備える。また、ソフトウェア導入支援装置2に割り当てられたメモリの所定領域に、ソフト情報記憶部20、検証結果記憶部21、及びライブラリ記憶部22が設けられる。インストール検証部25は、開示の技術の推定部の一例である。
ソフト情報記憶部20には、例えば、図2に示すように、ソフトレイヤテーブル60と、ソフト提供日テーブル61とが記憶される。
ソフトレイヤテーブル60は、「ソフト」、「レイヤ」、「優先度」等の項目を含む。「ソフト」の項目には、ソフトの名称が格納される。「レイヤ」の項目には、ソフトが属するレイヤの情報が格納される。また、「優先度」の項目には、レイヤに応じたインストールの優先度を表す情報が格納される。
ソフト提供日テーブル61は、「ソフト」、「提供日」等の項目を含む。「ソフト」の項目には、ソフトの名称が格納される。「提供日」の項目には、ソフトが提供された日を表す提供日の情報が格納される。
検証結果記憶部21には、図3に示すように、ソフト組み合わせNGテーブル62と、検証済みパターンテーブル63とが記憶される。検証結果記憶部21は、開示の技術の記憶部の一例である。
ソフト組み合わせNGテーブル62は、「NG組み合わせ」等の項目を含む。「NG組み合わせ」の項目には、組み合わせ不可能な複数のソフトの組み合わせが格納されている。
ソフト組み合わせNGテーブル62は、インストールする複数のソフトが組み合わせ可能かどうかを事前にチェックするためのテーブルである。例えば、ソフト組み合わせNGテーブル62には、ソフトの開発元が提供する、ソフトの組み合わせ不可情報が事前に登録される。また、後述するソフトの組み合わせ検証が全て失敗した場合、当該ソフトの組み合わせは不可であるとして、ソフト組み合わせNGテーブル62に追加登録される。ソフト組み合わせNGテーブル62の各列は、導入の成功有無と対応付けられた導入実績情報の一例である。
検証済みパターンテーブル63は、「検証済みパターン」、「検証結果情報」、「インストール順序」等の項目を含む。「検証済みパターン」の項目には、検証済みパターンを識別するための情報が格納されている。「検証結果情報」の項目には、検証済みパターンがOKパターンであるかNGパターンであるかを示す検証結果情報が格納されている。「インストール順序」の項目には、検証済みパターンのソフトのインストール順序の情報が格納される。OKパターンは、導入の成功有(成功)と対応付けられた導入実績情報の一例であり、NGパターンは、導入の成功無(失敗)と対応付けられた導入実績情報の一例である。
検証済みパターンテーブル63の各行は、導入順序情報と導入の成功有無とが対応付けられた導入実績情報の一例である。検証済みパターンテーブル63には、検証済みパターンが少なくとも1以上登録されている。
ライブラリ記憶部22には、図4に示すように、ソフトライブラリテーブル64と、テストツールライブラリテーブル65とが記憶される。
ソフトライブラリテーブル64には、インストール対象のソフトがIDに対応付けられて登録されている。また、テストツールライブラリテーブル65には、テストツールがIDに対応付けられて登録されている。
通信部23は、後述する情報処理装置4から送信された、インストール対象である新たなソフトウェア群に含まれる各ソフトウェアの情報を受信する。
制御部24は、通信部23によって受信された、新たなソフトウェア群の情報をインストール検証部25へ出力する。
インストール検証部25は、検証結果記憶部21を参照して、制御部24から出力された新たなソフトウェア群の情報から設定される対象パターンと、検証結果記憶部21に記憶された検証済みパターンテーブル63の検証済みパターンとの相関を判定する。
具体的には、まず、インストール検証部25は、新たなソフトウェア群に含まれるソフトウェアの全ての順列のそれぞれを対象パターンとして設定する。例えば、新たなソフトウェア群が[A,B,C]である場合には、6通りの対象パターンが設定される。そして、インストール検証部25は、設定された複数の対象パターンの各々と、検証結果記憶部21に記憶された検証済みパターンテーブル63の検証済みパターンとの相関を判定する。
ここで、対象パターンのインストール順序と、検証結果記憶部21に記憶されたインストール順序との相関の判定について、以下詳述する。
一般的に、未知のデータが成功するか否かを推測する場合には、過去の成功データを参照して、過去の成功データと未知のデータとがいかに近いか(例えば、類似性)が重視される。例えば、過去の成功データと未知のデータとの要素が一緒であるか、過去の成功データの各要素と未知のデータの各要素とが順序が同じか、などが推測に用いられる。
しかし、ソフトをインストールする場合、図5に示すように、対象パターンに含まれるソフトと検証済みパターンに含まれるソフトとの間に類似性があっても、対象パターンが検証済みパターンと同一の結果になるとは限らない。
例えば、対象パターンのインストール順序に従って順序付けられたソフトのペアと、検証済みパターンのインストール順序に従って順序付けられたソフトのペアとを比較する場合について考える。
例えば、対象パターンが[A→B→C]である場合、対象パターンのインストール順序に従って順序付けられたソフトのペアの各々は、([A,B]、[A,C]、[B,C])となる。
なお、以下、対象パターンのインストール順序に従って順序付けられたソフトのペアを、対象パターンのソフトのペアと称し、検証済みパターンのインストール順序に従って順序付けられたソフトのペアを、検証済みパターンのソフトのペアと称する。
対象パターンのインストール順序に含まれるソフトのペアと、検証済みパターンのインストール順序に含まれるソフトのペアとで、各ペアに含まれるソフトの順序が同じペアを含む場合、対象パターンは、検証済みパターンと同じ結果となる可能性が高くなる。
一方、対象パターンのインストール順序に含まれるソフトのペアと検証済みパターンのインストール順序に含まれるソフトのペアとで、各ペアに含まれるソフトの組み合わせは一致しているが順序が異なるペアを含む場合を考える。この場合、対象パターンは検証済みパターンと異なる結果になる可能性が高くなる。
そこで、本実施の形態では、対象パターンと検証済みパターンとの間で、インストール順序の完全一致及び非該当に加え、インストール順序から得られる情報の部分一致及び矛盾を考慮して、対象パターンのインストールが成功するか否かを推定する。
具体的には、インストール検証部25は、対象パターンのインストール順序に従って順序付けられたソフトのペアと、検証済みパターンのインストール順序に従って順序付けられたソフトのペアとを比較する。
本実施の形態では、対象パターンと、検証済みパターンとが完全に一致する場合には、対象パターンと検証済みパターンとが完全一致であると称する。
また、対象パターンのソフトのペアと、検証済みパターンのソフトのペアとの間で、同じ順序のソフトのペアが含まれる場合、完全一致の場合を除き、対象パターンと検証済みパターンとが部分一致であると称する。
また、対象パターンのソフトのペアと、検証済みパターンのソフトのペアとの間で、異なる順序のソフトのペアが含まれる場合を、対象パターンと検証済みパターンとが矛盾であると称する。
また、対象パターンのインストール順序に含まれるソフトと、検証済みパターンのインストール順序に含まれるソフトとの間で、一致するソフトの数が0個又は1個の場合には、非該当と称する。
従って、インストール検証部25は、検証結果記憶部21を参照して、検証済みパターンテーブル63のOKパターンのソフトのペアと対象パターンのソフトのペアとを比較し、OKパターンと対象パターンとが部分一致であるか否かを判定する。また、インストール検証部25は、検証済みパターンテーブル63のOKパターンのソフトのペアと、対象パターンのソフトのペアとを比較し、OKパターンと対象パターンとが矛盾であるか否かを判定する。
また、インストール検証部25は、検証済みパターンテーブル63のNGパターンのソフトのペアと、対象パターンのソフトのペアとを比較し、NGパターンと対象パターンとが部分一致であるか否かを判定する。また、インストール検証部25は、検証済みパターンテーブル63のNGパターンのソフトのペアと、対象パターンのソフトのペアとを比較し、NGパターンと対象パターンとが矛盾であるか否かを判定する。
次に、インストール検証部25は、判定の結果に基づいて、対象パターンのインストールが成功するか否かを表す推定結果の一例として、インストール成功率を算出する。
具体的には、インストール検証部25は、検証済みパターンテーブル63の検証済みパターンのソフトのペアと、対象パターンのソフトのペアとの部分一致が判定された場合、当該検証済みパターンに対して肯定的な要素としてインストール成功率に反映する。また、インストール検証部25は、検証済みパターンテーブル63の検証済みパターンのソフトのペアと、対象パターンのソフトのペアとの矛盾が判定された場合、当該検証済みパターンに対して否定的な要素としてインストール成功率に反映する。
例えば、インストール検証部25は、検証済みパターンテーブル63のOKパターンと対象パターンとの部分一致が判定された場合、成功有の要素の一例としてOKパターン一致率αを算出し、インストール成功率を高くするように反映する。
また、インストール検証部25は、検証済みパターンテーブル63のNGパターンと対象パターンとの部分一致が判定された場合、成功無の要素の一例としてNGパターン一致率γを算出し、インストール成功率を低くするように反映する。
また、インストール検証部25は、検証済みパターンテーブル63のOKパターンと対象パターンとの矛盾が判定された場合、成功無の要素の一例としてOKパターン矛盾率βを算出し、インストール成功率を低くするように反映する。ここで、iはOKパターンを表すインデックス番号を表し、対象パターンと矛盾したn個のOKパターンiの各々について、OKパターン矛盾率βが算出される。
また、インストール検証部25は、検証済みパターンテーブル63のNGパターンと対象パターンとの矛盾が判定された場合、成功有の要素の一例としてNGパターン矛盾率δを算出し、インストール成功率を高くするように反映する。ここで、jはNGパターンを表すインデックス番号を表し、対象パターンと矛盾したm個のNGパターンjの各々について、NGパターン矛盾率δが算出される。
ここで、検証済みパターンと対象パターンとを比較し、判定の結果を分類する場合、1つの検証済みパターンに部分一致と矛盾との両方が含まれている場合がある。この場合は、既に述べたように、部分一致を含む場合は検証済みパターンと同じ結果になる可能性が高いが、矛盾を含む場合は検証済みパターンと異なる結果になる可能性が高くなる。
そのため、本実施の形態では、図6に示すように、OKパターンと異なる結果になる可能性を重視し、対象パターンとOKパターンとの間での判定の結果に、部分一致と矛盾との両方が含まれている場合には、矛盾を判定の結果として採用する。
一方、対象パターンとNGパターンとの間での判定の結果に、部分一致と矛盾との両方が含まれている場合には、部分一致を判定の結果として採用する。
従って、インストール検証部25は、対象パターンと1つのOKパターンとの判定の結果において、部分一致及び矛盾の両方が判定された場合、矛盾が判定されたことを採用し、インストール成功率に反映する。また、インストール検証部25は、対象パターンと1つのNGパターンとの判定の結果において、部分一致及び矛盾の両方が判定された場合、部分一致が判定されたことを採用し、インストール成功率に反映する。
図7に、以上の説明をまとめたものを示す。
インストール検証部25によって、図7に示すように、OKパターンと対象パターンとの判定の結果が、完全一致、部分一致、矛盾、非該当に分類される。
そして、完全一致と判定された場合には、インストール成功率が100%と算出される。また、部分一致と判定された場合には、OKパターン一致率αが算出され、インストール成功率に反映される。また、矛盾と判定された場合には、OKパターン矛盾率βが算出され、インストール成功率に反映される。また、非該当と判定された場合には、インストール成功率は算出されない。
なお、対象パターンと1つのOKパターンとの判定の結果に、部分一致と矛盾との両方が含まれる場合、矛盾が採用され、OKパターン矛盾率βが算出され、インストール成功率に反映される。
また、図7に示すように、インストール検証部25によって、NGパターンと対象パターンとの比較結果が、完全一致、部分一致、矛盾、又は非該当に分類される。
そして、完全一致と判定された場合には、インストール成功率が0%と算出される。また、部分一致と判定された場合には、NGパターン一致率γが算出され、インストール成功率に反映される。また、矛盾と判定された場合には、NGパターン矛盾率δが算出され、インストール成功率に反映される。また、非該当と判定された場合には、インストール成功率には反映されない。
なお、対象パターンと1つのNGパターンとの判定の結果に、部分一致と矛盾との両方が含まれる場合、部分一致が採用され、NGパターン一致率γが算出され、インストール成功率に反映される。
(インストール成功率)
次に、インストール検証部25によって算出されるインストール成功率と、インストール成功率に反映される、OKパターン一致率α、OKパターン矛盾率β、NGパターン一致率γ、NGパターン矛盾率δについて詳述する。
本実施の形態では、インストール成功率は、以下の式(1)で表される。
Figure 0006668840
なお、上記式(1)におけるnは、対象パターンと矛盾したOKパターンの数を表す。また、上記式(1)におけるmは、対象パターンと矛盾したNGパターンの数を表す。
(OKパターン一致率α)
上記式(1)におけるOKパターン一致率αの算出方法を具体的に説明する。OKパターン一致率αは、検証済みパターンテーブル63のOKパターンと対象パターンとの部分一致が判定された場合、対象パターンのソフトのペアと検証済みパターンのソフトのペアとが一致した割合として算出される。
OKパターン一致率αは、以下の式(2)で表される。
Figure 0006668840
上記式(2)におけるαは、対象パターンのソフトのペアの各々と最も一致したOKパターンのソフトのペア数と、対象パターンのソフトのペアのうち部分一致したソフトのペアとの比率であり、OKパターン最大部分一致ペア含有率αと称する。具体的にはOKパターン最大部分一致ペア含有率αは、複数のOKパターンの各々についての、OKパターンのソフトのペアと一致する対象パターンのソフトのペアの数と、OKパターンのソフトのペアのペア群に含まれるペアの数との比率のうちの最大値である。OKパターン最大部分一致ペア含有率αが、OKパターン一致率αの最小値となる。
OKパターン最大部分一致ペア含有率αは、以下の計算式(3)で表される。
Figure 0006668840
ここで、(部分一致した対象パターンのソフトのペア数/各OKパターンのペア数)を部分一致ペア含有率と称する。
例えば、対象パターン[B,C,D]に対して、検証済みパターンテーブル63に図8に示すような2つのOKパターンが登録されている場合を想定する。
対象パターンのソフトのペアは([B,C]、[B,D]、[C,D])である。一方、検証済みパターン1のOKパターンのソフトのペアは、([A,B]、[A,C]、[A,D]、[B,C]、[B,D]、[C,D])である。また、検証済みパターン2のOKパターンのソフトのペアは([A,B]、[A,D]、[B,D])である。
検証済みパターン1のOKパターンの部分一致ペア含有率と、検証済みパターン2のOKパターンの部分一致ペア含有率とは、以下の式に示すようになる。
Figure 0006668840
従って、検証済みパターン1のOKパターンの部分一致ペア含有率の方が大きいので、部分一致ペア含有率(=3/6=1/2)が、OKパターン最大部分一致ペア含有率αとなる。
次に、上記式(2)における部分一致ペア種数網羅率φについて説明する。部分一致ペア種数網羅率φは、以下の式(4)で表される。
Figure 0006668840
上記式(4)に示すように、対象パターンのソフトのペアの種類数に対し、OKパターンの部分一致した全てのソフトのペアの種類数を網羅できた比率を、部分一致ペア種数網羅率φとする。部分一致ペア種数網羅率φが、OKパターン一致率αの最大値となる。
例えば、対象パターン[B,C,D]のソフトのペア([B,C],[B,D],[C,D])に対して、全てのOKパターンのソフトのペアが、([A,B],[A,C],[A,D],[B,C],[B,D],[C,D])の場合、図9に示すように網羅される。上記図9では、OKパターンのソフトのペア(6つ)のうち、対象パターンのソフトのペア(3つ)が網羅される。従って、上記の場合、部分一致ペア種数網羅率=3/3となる。
次に、上記式(2)におけるxについて説明する。xは、以下の式(5)で表される。
Figure 0006668840
なお、上記式(5)におけるΣは、部分一致したOKパターンのソフトのペア種類が加算されることを表し、分子は、対象パターンと部分一致したOKパターンのソフトのペア種類数の総和となる。
例えば、対象パターンのソフトのペア種類が([B,C],[B,D],[C,D])であり、部分一致したOKパターンのソフトのペア種類が([B,C],[B,D],[C,D])である場合は、上記式(5)に従って、x=3/3=1となる。
上記式(5)に示すxが大きければ大きいほど、OKパターン一致率αは大きくなり、部分一致ペア種数網羅率φに近づくため、OKパターン一致率αは、図10に示すグラフで表すことができる。
上記説明した例における各値を用いてインストール成功率を算出すると、以下に示すようになる。
α=1/2+(1−1/2)・(−e−1+1)
=0.815→81.5%
なお、OKパターン一致率αとして、OKパターン最大部分一致ペア含有率αのみを用いることもできる。ただし、この場合には、予測したインストール成功率の差が算出できない場合が生じ得る。その例を以下で説明する。
例えば、対象パターンが[A,B,C,D]、対象パターンのソフトのペアが([A,B],[A,C],[A,D],[B,C],[B,D],[C,D])である場合を例に説明する。また、検証済みパターンテーブル63に、図11に示す検証済みパターンが登録されている場合について説明する。
上記図11に示す検証済みパターン1のOKパターンのソフトのペアは([A,B],[A,C],[B,C])となる。また、検証済みパターン2のOKパターンのソフトのペアは([C,D])となる。
上記図11に示すように、対象パターンのソフトのペアと、検証済みパターン1のOKパターンのソフトのペアとを比較すると、ソフトのペア([A,B],[A,C],[B,C])が共通するため、部分一致ペア含有率は1/2となる。また、対象パターンのソフトのペアと、検証済みパターン1のOKパターンのソフトのペアとを比較すると、ソフトのペア([C,D])が共通するため、部分一致ペア含有率は1/6となる。
次に、図12に、検証済みパターンに応じて算出される最大部分一致ペア含有率と実際の成功率との関係を表す図を示す。図12に示すように、例えば、検証済みパターンテーブル63に検証済みパターン1のみが登録されていた場合、最大部分一致ペア含有率は1/2となり、実際の成功率と対応する結果となる。
一方、検証済みパターンテーブル63に検証済みパターン1及び検証済みパターン2が登録されていた場合には、最大部分一致ペア含有率と実際の成功率とは異なる結果となる場合がある。図12に示すように、検証済みパターン1及び検証済みパターン2が登録されていた場合には、最大部分一致ペア含有率は1/2であるが、実際の成功率は1/2以上となる。上記の2つの実際の成功率を比較すると、パターン2が存在すると、成功率は1/2より大きい値となるが、最大部分一致ペア含有率のみを用いた場合は、その差が算出されない。
従って、本実施の形態では、上記式(2)に示すように、OKパターン最大部分一致ペア含有率αのみだけではなく、部分一致ペア種数網羅率φとxとを考慮して、OKパターン一致率αを算出する。
なお、対象パターンと部分一致するOKパターンが検証済みパターンテーブル63にない場合は、対象パターンのペア数とOKパターンの最大のペア数とを比較し、大きい方を分母、小さい方を分子として、仮のOKパターン一致率αを設定する。具体的には、以下の式に示すように、OKパターン一致率αを設定する。
Figure 0006668840
(NGパターン一致率γ)
次に、上記式(1)におけるNGパターン一致率γの算出方法を説明する。なお、NGパターン一致率γが低ければ低いほど、インストール成功率は上がるように、1からNGパターン一致率γを差し引いた状態で、インストール成功率に反映される。
NGパターン一致率γは、OKパターン一致率αと同様の算出方法で計算される。
NGパターン一致率γは、検証済みパターンテーブル63のNGパターンと対象パターンとの部分一致が判定された場合、インストール順序に従って順序付けられたソフトのペアが一致した割合として算出される。
NGパターン一致率γは、以下の式(6)で表される。
Figure 0006668840
上記式(6)におけるγは、対象パターンのソフトのペアの各々と最も一致したNGパターンのソフトのペア数と、対象パターンのソフトのペアのうち部分一致したソフトのペアとの比率であり、NGパターン最大部分一致ペア含有率γと称する。具体的にはNGパターン最大部分一致ペア含有率γは、複数のNGパターンの各々についての、NGパターンのソフトのペアと一致する対象パターンのソフトのペアの数と、NGパターンのソフトのペアのペア群に含まれるペアの数との比率のうちの最大値である。NGパターン最大部分一致ペア含有率γが、NGパターン一致率γの最小値となる。
NGパターン最大部分一致ペア含有率γは、以下の計算式(7)で表される。
Figure 0006668840
次に、上記式(6)における部分一致ペア種数網羅率σについて説明する。部分一致ペア種数網羅率σは、以下の式(8)で表される。
Figure 0006668840
上記式(8)に示すように、対象パターンのソフトのペアの種類数に対し、NGパターンの部分一致した全てのソフトのペアの種類数が網羅できた比率を、部分一致ペア種数網羅率σとする。部分一致ペア種数網羅率σが、NGパターン一致率γの最大値となる。
次に、上記式(6)におけるyについて説明する。yは、以下の式(9)で表される。
Figure 0006668840
なお、上記式(9)におけるΣは、部分一致したNGパターンのソフトのペア種類が加算されることを表し、分子は、対象パターンと部分一致したNGパターンのソフトのペア種類数の総和となる。
なお、OKパターン一致率αと同様に、NGパターン一致率γについても上記式(6)に示すように、NGパターン最大部分一致ペア含有率γのみだけではなく、部分一致ペア種数網羅率σとyとを考慮して、NGパターン一致率γを算出する。
なお、対象パターンと部分一致するNGパターンが検証済みパターンテーブル63に存在しない場合は、参考となる検証済みパターンがないため、(1−γ)=1となるように、γ=0と設定される。
(OKパターン矛盾率β
次に、上記式(1)におけるOKパターン矛盾率βの具体的な算出方法について説明する。
対象パターンとOKパターンとが比較され、インストール順序のペアが逆転した割合として、OKパターン矛盾率βが算出される。
OKパターン矛盾率βは、OKパターンのソフトのペアの数と対象パターンのソフトのペアの数とのうち多い方のパターンのペアの数と、少ない方のペアのうち多い方のペア群に含まれるソフトのペアとの矛盾の数との比率として表される。
具体的には、対象パターンとOKパターンとで、含まれるソフトの数が多い方を最大側ソフト、少ない方を最小側ソフトとして設定し、以下の式(10)に従って、OKパターンiに対しOKパターン矛盾率βが計算される。なお、対象パターンとOKパターンとで、含まれるソフトの数が同じ場合には、対象パターンが最大側ソフトとして設定され、検証済みパターンであるOKパターンが最小側ソフトとして設定される。
Figure 0006668840
例えば、対象パターンが[B,C,A]の場合のOKパターン矛盾率βとして、図13に示すOKパターンを想定する。
図13に示す検証済みパターン1のOKパターンと対象パターンとを比較する場合、最大側ソフトとして対象パターン[B,C,A]が設定され、最小側ソフトとして検証済みパターン1のOKパターン[C,B]が設定される。そして、対象パターンと検証済みパターン1のOKパターンとのOKパターン矛盾率βが、上記式(10)に従って計算される。
図14に、上記図13に示した検証済みパターン1のOKパターン[C,B]と対象パターン[B,C,A]とのOKパターン矛盾率βの計算を説明するための図を示す。図14に示すように、a)最大側ソフト[B,C,A]と、b)最小側ソフト[C,B]とが比較され、対象パターンと検証済みパターン1のOKパターン1とのOKパターン矛盾率βは、1/3となる。
次に、上記図14に示す検証済みパターン2のOKパターンと対象パターンとを比較する場合、最大側ソフトとして対象パターン[B,C,A]が設定され、最小側ソフトとして検証済みパターン2のOKパターン[A,C,E]が設定される。そして、対象パターンと検証済みパターン2のOKパターンとのOKパターン矛盾率βが、上記式(10)に従って計算される。
図15に、上記図13に示したOKパターン2と対象パターン[B,C,A]とのOKパターン矛盾率の計算結果を示す。図15に示すように、a)最大側ソフト[B,C,A]とb)最小側ソフト[A,C,E]とが比較され、対象パターンと検証済みパターン2のOKパターンとのOKパターン矛盾率βは、1/3となる。
対象パターンとOKパターンとが矛盾した数が多ければ多いほど、インストール成功率は下がるため、上記例での計算結果は、以下に示すように、1からOKパターン矛盾率βを差し引いた全ての値を掛け合わせる。
(1−検証済みパターン1のOKパターンとのβ)×(1−検証済みパターン2のOKパターンとのβ)=(1−1/3)×(1−1/3)=4/9
ただし、矛盾した検証済みパターンがない場合は、参考になるデータがないため、以下の式が成立するように、β=0と設定される。
Figure 0006668840
(NGパターン矛盾率δ
次に、上記式(1)におけるNGパターン矛盾率δの具体的な算出方法について説明する。
対象パターンとNGパターンとが比較され、インストール順序のペアが逆転した割合として、NGパターン矛盾率δが算出される。
NGパターン矛盾率δは、NGパターンのソフトのペアの数と、対象パターンのソフトのペアの数とのうち多い方のパターンがペアの数と、少ない方のペアのうち多い方のペア群に含まれるソフトのペアとの矛盾の数との比率として表される。
具体的には、対象パターンとNGパターンとで、含まれるソフトの数が多い方を最大側ソフト、少ない方を最小側ソフトとして設定し、以下の式(11)に従って、NGパターンjに対しNGパターン矛盾率δが計算される。なお、対象パターンとNGパターンとで、含まれるソフトの数が同じ場合には、対象パターンが最大側ソフトとして設定され、検証済みパターンであるNGパターンが最小側ソフトとして設定される。
Figure 0006668840
対象パターンとNGパターンとが矛盾した数が多ければ多いほど、インストール成功率は上がるため、上記式(1)のインストール成功率の算出式では、1からδは差し引かれずに反映される。
ただし、矛盾した検証済みパターンがない場合は、参考になるデータがないため、以下の式が成立するように、δ=1と設定される。
Figure 0006668840
以上説明したOKパターン一致率α、OKパターン矛盾率β、NGパターン一致率γ、NGパターン矛盾率δの各値がインストール成功率に反映され、上記式(1)に従って、推定結果として算出される。
ただし、対象パターンと検証済みパターンとを比較して、部分一致も矛盾もせず、非該当の場合、比較可能なデータが存在しないので、当該対象パターンは、後述する情報処理装置4において最後尾のテスト順序とする。
ここで、図16を参照して、インストール成功率の算出例について説明する。なお、図16の例では、(a)OKパターンに対して部分一致である対象パターン1と、(b)OKパターンに対して矛盾である対象パターン2とについての、インストール成功率を算出する例を示す。なお、図16の例においては、OKパターン一致率αは3/6、NGパターン一致率γは0、NGパターン矛盾率δは1であることを前提に説明する。
図16の例では、検証済みパターンがOKパターンであり、インストール成功率の算出対象の新たなソフト群は[A,B,C]である。
図16に示すように、OKパターンのインストール順序は[A→B→C→D]であり、またOKパターンのインストール順序に応じたソフトのペアは、[A,B]、[A,C]、[A,D]、[B,C]、[B,D]、[C,D]である。
また、図16の例では、新たなソフト群[A,B,C]に対し、計算対象(a)に対応する対象パターン1と、計算対象(b)に対応する対象パターン2を考える。対象パターン1のインストール順序は[A→B→C]であり、対象パターン2のインストール順序は[C→B→A]である。
また、対象パターン1のインストール順序に応じたソフトのペアは、[A,B]、[A,C]、[B,C]である。また、対象パターン2のインストール順序に応じたソフトのペアは、[C,B]、[C,A]、[B,A]である。
OKパターンのソフトのペアと対象パターン1のソフトのペアとの相関の判定結果は、部分一致のみしか存在しないため、図16に示すように部分一致となる。そのため、OKパターン矛盾率βは0となり、対象パターン1のインストール成功率は、上記式(1)に従い、3/6×1×1×1=0.5と算出され、50%となる。
一方、OKパターンのソフトのペアと対象パターン2のソフトのペアとの相関の判定結果は、部分一致は存在せず、矛盾のみが含まれるため、図16に示すように矛盾となる。そのため、最大側ソフトの全ペアの組み合わせ数が6、最小側ソフトのペアが矛盾した数が3となり、OKパターン矛盾率βは1/2となる。従って、対象パターン2のインストール成功率は、上記式(1)に従い、3/6×(1−1/2)×1×1=0.25と算出され、25%となる。
上記図16に示す結果より、対象パターン1(部分一致)は、OKパターンと同じ結果となる可能性が高くなり、対象パターン2(矛盾)は、OKパターンと異なる結果になる可能性が高くなる。
次に、インストール検証部25は、対象パターン毎のインストール成功率に基づいて、対象パターンをインストール成功率の高い順に並び替える。そして、インストール検証部25は、インストール成功率に応じて並び替えられた対象パターンとインストール成功率との組み合わせに基づいて、同率のインストール成功率が存在するか否かを判定する。
そして、インストール検証部25は、ソフト情報記憶部20記憶されているソフトレイヤテーブル60を参照し、対象パターンに含まれるソフトが属するレイヤに応じた優先度に基づいて、インストール成功率が同率である対象パターンを並び替える。
ソフトレイヤテーブル60には、例えば、図17に示すように、ソフトのレイヤが、プラットフォーム系、業務系、運用監視系に分けられ、プラットフォーム系に近いソフトの優先度が高くなるように予め設定されている。なお、優先度が高いとは、インストールの順序が先であることを示す。
例えば、図2に示すソフトレイヤテーブル60を用いる場合、対象パターン[A,B,C]と[A,C,B]とでインストール成功率が同率であるときには、対象パターンに含まれるソフトのうち、順序が異なるソフトB,Cのレイヤによる優先度が比較される。そして、インストールの優先度は[A,B,C][A,C,B]の順に高くなる。
また、インストール検証部25は、ソフト情報記憶部20記憶されているソフト提供日テーブル61を参照する。そして、インストール検証部25は、対象パターンに含まれるソフトの提供日に応じて、インストール成功率が同率である対象パターンを並び替える。
提供日が遅いソフトほど、インストールの制限が解除されている可能性が高いため、インストール成功率が同率である場合には、提供日が早いソフトのインストールを先にする。
例えば、図2に示すソフト提供日テーブル61を用いる場合、[A,B,C]と[A,C,B]とでインストール成功率が同率であるときには、ソフトBの方が、提供日が早いので、インストールの優先度は[A,B,C][A,C,B]の順になる。
また、インストール検証部25は、対象パターンに含まれるソフトの名称に応じて、インストール成功率が同率である対象パターンを並び替える。
インストール検証部25は、並び替えが行われた、対象パターンと当該対象パターンに対応するインストール成功率との複数の組み合わせを含む対象パターン検証指示を、制御部24へ出力する。
制御部24は、インストール検証部25によって出力された対象パターン検証指示を、通信部23へ出力する。
通信部23は、制御部24によって出力された対象パターン検証指示を、通信回線5を介して情報処理装置4へ送信する。
また、制御部24は、通信部23によって受信したソフトテストツール要求指示に基づいて、ライブラリ記憶部22に記憶されたソフトライブラリテーブル64と、テストツールライブラリテーブル65とから、所定のソフトの各々及びテストツールを読み出す。そして、制御部24は、所定のソフトの各々及びテストツールを通信部23へ出力する。通信部23は、制御部24によって出力された所定のソフトの各々及びテストツールを、通信回線5を介して情報処理装置4へ送信する。
また、制御部24は、通信部23によって受信したインストール検証結果を、検証結果記憶部21へ格納する。そして、制御部24は、インストール検証結果に基づいて、インストールが成功した対象パターンのうち少なくとも1つに対し、インストール実行指示を出力する。そして、通信部23は、制御部24によって出力されたインストール実行指示を、通信回線5を介して情報処理装置4へ送信する。
(情報処理装置)
情報処理装置4は、例えば、パーソナルコンピュータ等であり、複数のソフトがインストールされ機能する。情報処理装置4は、上記図1に示すように、インストール指示取得部40、通信部42、及び仮想環境部44を備える。
仮想環境部44は、仮想マシンイメージ取得部45及び利用者環境部46を備えている。また、利用者環境部46は、制御部47、第1検証用仮想マシン53、第2検証用仮想マシン54、第3検証用仮想マシン55、及び本番用仮想マシン56を備えている。また、情報処理装置4に割り当てられたメモリの所定領域に、第1検証用記憶部48、第2検証用記憶部49、第3検証用記憶部50、本番用記憶部51が設けられる。
インストール指示取得部40は、ユーザによって入力された、新たなソフトウェア群のインストール指示を取得する。
通信部42は、インストール指示取得部40によって取得された新たなソフトウェア群の情報を、通信回線5を介してソフトウェア導入支援装置2へ送信する。また、通信部42は、ソフトウェア導入支援装置2から送信された対象パターン検証指示を受信し、仮想マシンイメージ取得部45及び制御部47へ出力する。
仮想マシンイメージ取得部45は、通信部42によって出力された対象パターン検証指示を取得すると、情報処理装置4の予め定められた記憶領域に格納されている仮想マシンイメージを複製し取得する。仮想マシンイメージは、OSと複数ソフトが含まれた一群のデータである。第1検証用仮想マシン53、第2検証用仮想マシン54、第3検証用仮想マシン55、及び本番用仮想マシン56上に仮想マシンイメージがロードされると、OSと複数ソフトがインストールされた仮想マシンとして起動する。
そして、仮想マシンイメージ取得部45は、取得した仮想マシンイメージを、第1検証用記憶部48、第2検証用記憶部49、及び第3検証用記憶部50へ格納する。
第1検証用記憶部48、第2検証用記憶部49、及び第3検証用記憶部50には、図18に示すように、仮想マシンイメージに含まれるOSと複数ソフトが格納される。
制御部47は、通信部42によって出力された対象パターン検証指示を取得する。そして、制御部47は、対象パターン検証指示に含まれるインストール成功率に応じて、第1検証用仮想マシン53、第2検証用仮想マシン54、及び第3検証用仮想マシン55へ、対象パターンの検証を指示する。
例えば、新たなソフトウェア群が[A,B,C]である場合を例に説明する。この場合、対象パターンは6通りであり、ソフトウェア導入支援装置2によってその全てに対しインストール成功率が算出されている。
例えば、制御部47は、第1検証用仮想マシン53に対し、対象パターン[A→B→C]と[A→C→B]とについて検証を行うように検証指示を出力する。また、制御部47は、第2検証用仮想マシン54に対し、対象パターン[B→A→C]と[B→C→A]とについて検証を行うように検証指示を出力する。また、制御部47は、第3検証用仮想マシン55に対し、対象パターン[C→A→B]と[C→B→A]とについて検証を行うように検証指示を出力する。
ここで、制御部47は、インストール成功率が高い順に、第1検証用仮想マシン53、第2検証用仮想マシン54、及び第3検証用仮想マシン55に対し、検証指示を出力し、インストールが成功した時点で、検証を終了させてもよい。
第1検証用仮想マシン53は、第1検証用記憶部48に記憶された仮想マシンイメージをロードし、制御部47によって出力された検証指示に応じて、対象パターンのインストール順序に応じたソフトのインストール検証を行う。
第2検証用仮想マシン54は、第2検証用記憶部49に記憶された仮想マシンイメージをロードし、制御部47によって出力された検証指示に応じて、対象パターンのインストール順序に応じたソフトのインストール検証を行う。
第3検証用仮想マシン55は、第3検証用記憶部50に記憶された仮想マシンイメージをロードし、制御部47によって出力された検証指示に応じて、対象パターンのインストール順序に応じたソフトのインストール検証を行う。
なお、インストール検証が行われる際には、ソフトウェア導入支援装置2のライブラリ記憶部22に格納されているソフトライブラリテーブル64と、テストツールライブラリテーブル65とから、所定のソフト及び所定のテストツールがダウンロードされる。
そして、第1検証用仮想マシン53、第2検証用仮想マシン54、及び第3検証用仮想マシン55は、インストール検証結果を制御部47へ出力する。
制御部47は、第1検証用仮想マシン53、第2検証用仮想マシン54、及び第3検証用仮想マシン55から出力されたインストール検証結果を、通信部42へ出力する。通信部42は、制御部47によって出力されたインストール検証結果を、通信回線5を介してソフトウェア導入支援装置2へ送信する。
また、通信部42は、ソフトウェア導入支援装置2から送信された本番環境設定及びインストール指示を受信すると、本番環境設定及びインストール指示を制御部47へ出力する。そして、制御部47は、本番環境設定及びインストール指示に基づいて、本番用仮想マシン56が機能するように設定する。
そして、本番用仮想マシン56は、制御部47によって出力されたインストール指示に応じて、ソフトウェア導入支援装置2のライブラリ記憶部22に格納されているソフトライブラリテーブル64から、所定のソフトの各々をダウンロードする。
そして、本番用仮想マシン56は、ダウンロードした複数のソフトについて、インストール指示に応じた順番で、各ソフトをインストールする。
ソフトウェア導入支援装置2は、例えば図19に示すコンピュータ80で実現することができる。コンピュータ80はCPU81、一時記憶領域としてのメモリ82、及び不揮発性の記憶部83を備える。また、コンピュータ80は、入出力I/F84と、記録媒体89に対するデータの読み込み及び書き込みを制御するread/write(R/W)部85と、インターネット等のネットワークに接続されるネットワークI/F86とを備える。CPU81、メモリ82、記憶部83、入出力I/F84、R/W部85、及びネットワークI/F86は、バス87を介して互いに接続される。
記憶部83は、Hard Disk Drive(HDD)、solid state drive(SSD)、フラッシュメモリ等によって実現できる。記憶媒体としての記憶部83には、コンピュータ80をソフトウェア導入支援装置2として機能させるためのソフトウェア導入支援プログラム90が記憶される。ソフトウェア導入支援プログラム90は、通信プロセス91と、制御プロセス92と、インストール検証プロセス93とを有する。また、記憶部83は、ソフト情報記憶部20、検証結果記憶部21、及びライブラリ記憶部22の各々を構成する情報が記憶される情報記憶領域94を有する。
CPU81は、ソフトウェア導入支援プログラム90を記憶部83から読み出してメモリ82に展開し、ソフトウェア導入支援プログラム90の各々が有するプロセスを順次実行する。
CPU81は、通信プロセス91を実行することで、図1に示す通信部23として動作する。また、CPU81は、制御プロセス92を実行することで、図1に示す制御部24として動作する。また、CPU81は、インストール検証プロセス93を実行することで、図1に示すインストール検証部25として動作する。
このように、ソフトウェア導入支援プログラム90を実行したコンピュータ80が、ソフトウェア導入支援装置2として機能することになる。
なお、ソフトウェア導入支援プログラム90により実現される機能は、例えば半導体集積回路、より詳しくはApplication Specific Integrated Circuit(ASIC)等で実現することも可能である。
情報処理装置4は、例えば図20に示すコンピュータ100で実現することができる。コンピュータ100はCPU101と、メモリ102と、記憶部103と、入出力I/F104と、記録媒体109に対するデータの読み込み及び書き込みを制御するR/W部105と、ネットワークI/F106とを備える。CPU101、メモリ102、記憶部103、入出力I/F104、R/W部105、及びネットワークI/F106は、バス107を介して互いに接続される。
記憶部103は、HDD、SSD、フラッシュメモリ等によって実現できる。記憶媒体としての記憶部103には、コンピュータ100を情報処理装置4として機能させるための情報処理プログラム110が記憶される。また、記憶部103は、第1検証用記憶部48、第2検証用記憶部49、第3検証用記憶部50、及び本番用記憶部51の各々を構成する情報が記憶される情報記憶領域119を有する。また、記憶部103には、OSや仮想マシンとして機能するためのプログラムも記憶されている。
CPU101は、情報処理プログラム110を記憶部103から読み出してメモリ102に展開し、情報処理プログラム110が有するプロセスを順次実行する。情報処理プログラム110は、インストール指示取得プロセス111、通信プロセス112、仮想マシンイメージ取得プロセス113、及び制御プロセス114を有する。また、情報処理プログラム110は、第1検証用仮想マシンプロセス115、第2検証用仮想マシンプロセス116、第3検証用仮想マシンプロセス117、及び本番用仮想マシンプロセス118を有する。CPU101は、インストール指示取得プロセス111を実行することで、図1に示すインストール指示取得部40として動作する。また、CPU101は、通信プロセス112を実行することで、図1に示す通信部42として動作する。また、CPU101は、仮想マシンイメージ取得プロセス113を実行することで、図12に示す仮想マシンイメージ取得部45として動作する。また、CPU101は、制御プロセス114を実行することで、図1に示す制御部47として動作する。また、CPU101は、第1検証用仮想マシンプロセス115を実行することで、図1に示す第1検証用仮想マシン53として動作する。また、CPU101は、第2検証用仮想マシンプロセス116を実行することで、図1に示す第2検証用仮想マシン54として動作する。また、CPU101は、第3検証用仮想マシンプロセス117を実行することで、図1に示す第3検証用仮想マシン55として動作する。また、CPU101は、本番用仮想マシンプロセス118を実行することで、図1に示す本番用仮想マシン56として動作する。これにより、情報処理プログラム110を実行したコンピュータ100が、情報処理装置4として機能することになる。
なお、CPU101は、複数のCPU又は複数のコアを有するCPUで構成され、仮想マシンの各々に割り当てられたCPU101の部分が、上記の各プロセスを実行する。
なお、情報処理プログラム110により実現される機能は、例えば半導体集積回路、より詳しくはASIC等で実現することも可能である。
次に、本実施形態に係る情報処理システム1の作用について説明する。
情報処理装置4は図21に示す情報処理装置側処理ルーチンを実行し、ソフトウェア導入支援装置2は、図22に示すソフトウェア導入支援側処理ルーチンを実行する。
情報処理装置4は、新たなソフト群のインストール指示がユーザによって入力されると、図21に示す情報処理装置側処理ルーチンを実行する。
まず、ステップS10において、インストール指示取得部40は、ユーザによって入力された、新たなソフト群のインストール指示を取得する。
次に、ステップS12において、通信部42は、上記ステップS10で取得された新たなソフト群のインストール指示を、通信回線5を介してソフトウェア導入支援装置2へ送信する。
ソフトウェア導入支援装置2は、情報処理装置4から新たなソフト群の情報が送信されると、図22に示すソフトウェア導入支援側処理ルーチンを実行する。
ステップS30において、通信部23は、上記ステップS12で送信された、インストール対象である新たなソフトウェア群の情報を受信したか否かを判定する。新たなソフトウェア群の情報を受信した場合には、ステップS32へ進む。一方、新たなソフトウェア群の情報を受信していない場合には、ステップS30を繰り返す。
ステップS32において、制御部24は、上記ステップS30で受信された新たなソフトウェア群の情報をインストール検証部25へ出力する。そして、インストール検証部25は、図23に示すソフト成功率算出処理ルーチンを実行する。
図23に示すソフト成功率算出処理ルーチンのステップS50において、インストール検証部25は、上記ステップS32で出力された新たなソフトウェア群の情報を取得する。
次に、ステップS52において、インストール検証部25は、図24に示すインストール成功率算出処理ルーチンを実行する。
図24に示すインストール成功率算出処理ルーチンのステップS70において、インストール検証部25は、上記ステップS50で取得した新たなソフトウェア群の情報から、複数の対象パターンを含むリストを作成する。また、インストール検証部25は、検証結果記憶部21記憶されているソフト組み合わせNGテーブル62を参照する。そして、作成された対象パターンのリストのうち、ソフト組み合わせNGテーブル62に登録されている対象パターンを除外し、対象パターンのリストとして設定する。
次にステップS72において、インストール検証部25は、検証結果記憶部21記憶されている検証済みパターンテーブル63を参照する。そして、上記ステップS70で作成された対象パターンのリストのうち、検証済みパターンテーブル63に登録されているNGパターンと完全一致する対象パターンを除外し、対象パターンのリストとして設定する。
ステップS74において、インストール検証部25は、上記ステップS72で得られた対象パターンのリストに登録されている対象パターンの各々のうち、1つの対象パターンを設定する。
ステップS76において、インストール検証部25は、検証結果記憶部21を参照し、検証済みパターンテーブル63に登録された検証済みパターンの各々のうち、1つの検証済みパターンを設定する。
ステップS78において、インストール検証部25は、上記ステップS74で設定された対象パターンと、上記ステップS76で設定された検証済みパターンとの相関を判定する。
具体的には、インストール検証部25は、対象パターンのソフトのペアと検証済みパターンのソフトのペアとが完全に一致する場合には、完全一致と判定する。
また、インストール検証部25は、対象パターンのソフトのペアが、検証済みパターンに、同じ順序で含まれる場合には、部分一致と判定する。
また、インストール検証部25は、対象パターンのソフトのペアが、検証済みパターンに、異なる順序で含まれる場合には、矛盾と判定する。
また、インストール検証部25は、対象パターンと検証済みパターンとの間で、一致するソフトの数が0個又は1個の場合には、非該当と判定する。
ステップS80において、インストール検証部25は、上記ステップS78での判定結果に基づいて、対象パターンと検証済みパターンとの判定結果が非該当であるか否かを判定する。対象パターンと検証済みパターンとの判定結果が非該当である場合には、ステップS108へ進む。一方、対象パターンと検証済みパターンとの判定結果が非該当でない場合には、ステップS82へ進む。
ステップS82において、インストール検証部25は、上記ステップS78での判定結果に基づいて、対象パターンと検証済みパターンとの判定結果が完全一致であるか否かを判定する。対象パターンと検証済みパターンとの判定結果が完全一致である場合には、ステップS84へ進む。一方、対象パターンと検証済みパターンとの判定結果が完全一致でない場合には、ステップS86へ進む。
ステップS84において、インストール検証部25は、インストール成功率を100%と設定して、ステップS108へ進む。
ステップS86において、インストール検証部25は、上記ステップS78での判定結果が、部分一致及び矛盾の両方を含むか否かを判定する。判定結果が部分一致及び矛盾の両方を含む場合には、ステップS88へ進む。一方、判定結果が、部分一致及び矛盾の何れか一方を含まない場合には、ステップS94へ進む。
ステップS88において、インストール検証部25は、上記ステップS76で設定された検証済みパターンがOKパターンであるか否かを判定する。設定された検証済みパターンがOKパターンである場合には、ステップS90に進み、部分一致及び矛盾のうち矛盾を採用し、OKパターン矛盾率を算出する。一方、設定された検証済みパターンがNGパターンである場合には、ステップS92に進み、部分一致及び矛盾のうち部分一致を採用し、NGパターン一致率を算出する。
ステップS94において、インストール検証部25は、上記ステップS78の判定結果が、部分一致のみであるか否かを判定する。判定結果が、部分一致のみである場合には、ステップS96へ進む。一方、判定結果が、矛盾のみである場合には、ステップS1022へ進む。
ステップS96において、インストール検証部25は、上記ステップS76で設定された検証済みパターンがOKパターンであるか否かを判定する。設定された検証済みパターンがOKパターンである場合には、ステップS98に進み、OKパターン一致率を算出する。一方、設定された検証済みパターンがNGパターンである場合には、ステップS100に進み、NGパターン一致率を算出する。
ステップS102において、インストール検証部25は、上記ステップS76で設定された検証済みパターンがOKパターンであるか否かを判定する。設定された検証済みパターンがOKパターンである場合には、ステップS104に進み、OKパターン矛盾率を算出する。一方、設定された検証済みパターンがNGパターンである場合には、ステップS106に進み、NGパターン矛盾率を算出する。ステップS90、S92、S98、S100、S104、又はS106の処理後はステップS108に進む。
ステップS108において、インストール検証部25は、検証済みパターンテーブル63に登録された全ての検証済みパターンについて、上記ステップS76〜ステップS106の処理を実行したか否かを判定する。上記ステップS76〜ステップS106の処理を実行していない検証済みパターンが存在する場合には、ステップS76に戻る。一方、検証済みパターンテーブル63の全ての検証済みパターンについて、上記ステップS76〜ステップS106の処理を実行した場合には、ステップS110へ進む。
ステップS110において、インストール検証部25は、上記ステップS80〜ステップS108で得られた各値に基づいて、上記式(1)に従って、上記ステップS74で設定された対象パターンのインストール成功率を算出する。
ステップS112において、インストール検証部25は、上記ステップS72で得られた対象パターンのリストに登録されている対象パターンの全てについて、上記ステップS74〜ステップS110の処理を実行したか否かを判定する。上記ステップS74〜ステップS110の処理を実行していない対象パターンが存在する場合には、ステップS74に戻る。一方、対象パターンのリストの全ての対象パターンについて、上記ステップS74〜ステップS110の処理を実行した場合には、ステップS114へ進む。
ステップS114において、インストール検証部25は、上記ステップS110で算出された対象パターン毎のインストール成功率に基づいて、対象パターンをインストール成功率の高い順に並び替える。
ステップS116において、インストール検証部25は、上記ステップS114で得られたインストール成功率に応じて並び替えられた対象パターンとインストール成功率との組み合わせを、結果として出力して、インストール成功率算出処理ルーチンを終了する。
次に、上記図23に示すソフト成功率算出処理ルーチンのステップS54において、インストール検証部25は、上記ステップS52で出力された結果に基づいて、同率のインストール成功率が存在するか否かを判定する。同率のインストール成功率が存在する場合には、ステップS56へ進む。一方、同率のインストール成功率が存在しない場合には、ステップS66へ進む。
ステップS56において、インストール検証部25は、ソフト情報記憶部20記憶されているソフトレイヤテーブル60を参照する。そして、インストール検証部25は、対象パターンに含まれるソフトが属するレイヤに応じた優先度に基づいて、インストール成功率が同率である対象パターンを並び替える。
ステップS58において、インストール検証部25は、ソフト情報記憶部20記憶されているソフト提供日テーブル61を参照する。そして、インストール検証部25は、対象パターンに含まれるソフトの提供日に応じて、インストール成功率が同率である対象パターンを並び替える。
ステップS60において、インストール検証部25は、対象パターンに含まれるソフトの名称に応じて、インストール成功率が同率である対象パターンを並び替える。
ステップS62において、インストール検証部25は、上記各ステップにより得られた、対象パターンとインストール成功率との複数の組み合わせを含む対象パターン検証指示を、結果として出力する。
次に、図22に示すソフトウェアインストール支援装置側処理ルーチンに戻り、ステップS34において、制御部24は、上記ステップS62で出力された対象パターン検証指示を、通信部23へ出力する。そして、通信部23は、制御部24によって出力された対象パターン検証指示を、通信回線5を介して情報処理装置4へ送信する。
次に、図21に示す情報処理装置側処理ルーチンに戻り、ステップS14において、通信部42は、上記ステップS34で送信された、対象パターン検証指示を受信したか否かを判定する。対象パターン検証指示を受信した場合には、ステップS16へ進む。一方、対象パターン検証指示を受信していない場合には、ステップS14を繰り返す。
ステップS16において、仮想マシンイメージ取得部45は、上記ステップS14で受信された対象パターン検証指示を取得すると、情報処理装置4の予め定められた記憶領域に格納されている仮想マシンイメージを複製し取得する。そして、仮想マシンイメージ取得部45は、取得した仮想マシンイメージを、第1検証用記憶部48、第2検証用記憶部49、及び第3検証用記憶部50へ格納する。
また、制御部47は、上記ステップS14で受信された対象パターン検証指示を取得する。そして、制御部47は、対象パターン検証指示に含まれるインストール成功率に応じて、第1検証用仮想マシン53、第2検証用仮想マシン54、及び第3検証用仮想マシン55へ、インストール順序に応じた対象パターンの検証を指示する。
次に、ソフトウェア導入支援装置2のライブラリ記憶部22に格納されているソフトライブラリテーブル64と、テストツールライブラリテーブル65とから、所定のソフト及び所定のテストツールが、各検証用仮想マシンによってダウンロードされる。
そして、第1検証用仮想マシン53は、第1検証用記憶部48に記憶された仮想マシンイメージをロードし、制御部47によって出力された検証指示に応じて、対象パターンのインストール順序に応じたソフトのインストール検証を行う。
第2検証用仮想マシン54は、第2検証用記憶部49に記憶された仮想マシンイメージをロードし、制御部47によって出力された検証指示に応じて、対象パターンのインストール順序に応じたソフトのインストール検証を行う。
第3検証用仮想マシン55は、第3検証用記憶部50に記憶された仮想マシンイメージをロードし、制御部47によって出力された検証指示に応じて、対象パターンのインストール順序に応じたソフトのインストール検証を行う。
そして、第1検証用仮想マシン53、第2検証用仮想マシン54、及び第3検証用仮想マシン55は、インストール検証結果を制御部47へ出力する。
ステップS18において、制御部47は、上記ステップS16で得られたインストール検証結果を、通信部42へ出力する。通信部42は、制御部47によって出力されたインストール検証結果を、通信回線5を介してソフトウェア導入支援装置2へ送信する。
次に、図22に示すソフトウェアインストール支援装置側処理ルーチンに戻り、ステップS36において、通信部23は、上記ステップS18で送信された、インストール検証結果を受信したか否かを判定する。インストール検証結果を受信した場合には、ステップS38へ進む。一方、インストール検証結果を受信していない場合には、ステップS36を繰り返す。
ステップS38において、制御部24は、上記ステップS36で受信したインストール検証結果を、検証結果記憶部21へ格納する。
ステップS40において、制御部24は、上記ステップS36で受信したインストール検証結果に基づいて、インストールが成功した対象パターンのうち少なくとも1つに対し、インストール実行指示を出力する。そして、通信部23は、制御部24によって出力されたインストール実行指示を、通信回線5を介して情報処理装置4へ送信し、ソフトウェアインストール支援装置側処理ルーチンを終了する。
次に、図21に示す情報処理装置側処理ルーチンに戻り、ステップS20において、通信部42は、上記ステップS40で送信された、インストール実行指示を受信したか否かを判定する。インストール実行指示を受信した場合には、ステップS22へ進む。一方、インストール実行指示を受信していない場合には、ステップS20を繰り返す。
ステップS22において、仮想マシンイメージ取得部45は、上記ステップS20で受信されたインストール実行指示を取得すると、情報処理装置4の予め定められた記憶領域に格納されている仮想マシンイメージを複製し取得する。そして、仮想マシンイメージ取得部45は、取得した仮想マシンイメージを、本番用記憶部51へ格納する。
また、制御部47は、上記ステップS20で受信されたインストール実行指示を取得する。そして、制御部47は、インストール実行指示に含まれる対象パターンに応じて、本番用仮想マシン56へ、対象パターンのインストールの実行を指示する。
次に、ソフトウェア導入支援装置2のライブラリ記憶部22に格納されているソフトライブラリテーブル64と、テストツールライブラリテーブル65とから、所定のソフトが、本番用仮想マシン56によってダウンロードされる。
そして、本番用仮想マシン56は、本番用記憶部51に記憶された仮想マシンイメージをロードし、制御部47によって出力された対象パターンのインストールの実行の指示に応じて、対象パターンのインストール順序に応じたソフトのインストールを実行する。そして、情報処理装置側処理ルーチンを終了する。
以上説明したように、本実施形態に係る情報処理システム1によれば、検証結果記憶部21を参照して、対象パターンと検証結果記憶部21に記憶された検証済みパターンとの相関を判定する。また、判定の結果に基づいて、検証済みパターンに対する対象パターンの部分一致が判定されたことを、OKパターンに対するOKパターン一致率、又はNGパターンに対するNGパターン一致率として、インストール成功率に反映する。また、検証済みパターンに対する対象パターンの矛盾が判定されたことを、OKパターンに対するOKパターン矛盾率、又はNGパターンに対するNGパターン矛盾率として、インストール成功率に反映する。
このように、ソフトウェア導入支援装置は、対象パターンと検証済みパターンとの間のソフトの相関を考慮して、新たなソフトウェア群が導入可能であるか否かを推定することができる。
さらに、インストール成功率が高い順にインストールの検証作業が進められるため、検証時間が短縮される。なお、対象となるソフトが多ければ多いほど、時間は大幅に短縮される。
また、ユーザの個々の経験に頼らず、蓄積されたデータから、ソフトの組み合わせ条件やインストール順序等が明確になる。
また、利用開始に必要となるまでの作業がすべて自動で行われ、成功した検証結果をもとに、インストールするか否かを判断するだけでよい。
また、実績による検証データが蓄積され、より精度の高い成功率が出せるようになる。
例えば、5製品のソフトのインストールに対し、インストール順序を変化させた対象パターンのインストール成功率の算出により、3回目のインストールで成功した場合を例に説明する。
ここで、5製品のソフトをインストールする場合、インストール順序に応じた対象パターンの数は「5!=120通り」である。また、ソフト1製品をインストールするのにかかる時間を0.5時間とすると、ソフト5製品では0.5時間×5製品=2.5時間となる。例えば、対象パターン(120通り)のうち、上位3パターンで成功した場合、2.5時間×3通り=7.5時間の時間を要する。
一方、従来手法によりインストール成功率が算出できず、最悪で120番目でインストールが成功した場合、2.5時間×120通り=300時間(12.5日間)の時間を要することになる。
また、複数のソフトをインストールする場合、ソフトウェア導入支援装置が過去の実績に基づき、ソフトのインストール順序に応じた対象パターン毎にインストール成功率が算出される。そして、インストール成功率の高い対象パターンからインストールの検証をすることにより、インストールの時間を短縮しコストが削減される。また、インストール成功率の算出に当たっては、完全一致だけでなく部分一致および矛盾を考慮される。
なお、上記実施形態では、開示の技術を、インストール成功率を算出するソフトウェア導入支援装置と、仮想マシンを備える情報処理装置とを備える情報処理システムに適用する場合について説明したが、これに限定されない。開示の技術は、インストール対象の複数のソフトの情報に基づいて、複数のソフトから設定された対象パターンのインストール成功率を算出するシステムに対して適用可能である。例えば、情報処理装置とは異なる装置から、インストール成功率の算出の指示がソフトウェア導入支援装置へ出力され、情報処理装置は、ソフトウェア導入支援装置により算出されたインストール成功率に応じて、複数のソフトのインストールを実行してもよい。
また、例えば、ソフトウェア導入支援装置によって算出されたインストール成功率を、情報処理装置が利用する際には、課金されるようなシステムとしてもよい。
また、上記実施形態では、インストール成功率は、上記式(1)に従って算出される場合を例に説明したが、これに限定されるものではなく、インストール順序に従って得られる値であれば、どのようなものであっても良い。例えば、インストール成功率として、以下の式(12)〜(17)を用いてもよい。
Figure 0006668840
なお、上記実施形態では、各プログラムが記憶部に予め記憶(インストール)されている態様を説明したが、これに限定されない。開示の技術に係るプログラムは、CD−ROM、DVD−ROM、USBメモリ等の記録媒体に記録された形態で提供することも可能である。
以上の実施形態に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1)
コンピュータに、
ソフトウェア群に含まれる各ソフトウェアの導入順序情報と、導入の成功有無とが対応付けられた導入実績情報を少なくとも1以上記憶する記憶部を参照して、新たなソフトウェア群に含まれる各ソフトウェアの導入順序情報と、前記記憶部に記憶された前記導入順序情報との相関を判定し、
判定の結果に基づいて、前記新たな導入ソフトウェア群の導入が成功するか否かを推定する際に、記憶された前記導入順序情報に対する前記新たな導入ソフトウェア群に含まれる各ソフトウェアの導入順序の部分一致が判定されたことを、前記部分一致した前記導入順序情報に対応付けられた前記成功有無に対して肯定的な要素として推定結果に反映するとともに、前記導入順序情報に対する前記導入ソフトウェア群の順序違いの組合せ一致が判定されたことを、前記順序違いの組合せ一致した前記導入順序情報に対応付けられた前記成功有無に対して否定的な要素として前記推定結果に反映する、
処理を実行させることを特徴とするソフトウェア導入支援プログラム。
(付記2)
前記新たな導入ソフトウェア群の導入が成功するか否かを推定する際に、
導入の成功有と対応付けられた前記導入実績情報に対する前記導入ソフトウェア群の導入順序の部分一致と、導入の成功有と対応付けられた前記導入実績情報に対する前記導入ソフトウェア群の順序違いの組合せ一致とが判定された場合、
導入の成功有の前記導入順序情報に対する前記導入ソフトウェア群の順序違いの組合せ一致が判定されたことを、前記成功有に対して否定的な要素として前記推定結果に反映する、
処理を実行させることを特徴とする付記1に記載のソフトウェア導入支援プログラム。
(付記3)
前記新たな導入ソフトウェア群の導入が成功するか否かを推定する際に、
導入の成功無と対応付けられた前記導入実績情報に対する前記導入ソフトウェア群の導入順序の部分一致と、導入の成功無と対応付けられた前記導入実績情報に対する前記導入ソフトウェア群の順序違いの組合せ一致とが判定された場合、
導入の成功無の前記導入順序情報に対する前記導入ソフトウェア群の導入順序の部分一致が判定されたことを、前記成功無に対して肯定的な要素として推定結果に反映する、
処理を実行させることを特徴とする付記1又は付記2に記載のソフトウェア導入支援プログラム。
(付記4)
前記新たな導入ソフトウェア群の導入が成功するか否かを推定する際に、
導入の成功有と対応付けられた前記導入実績情報に対する前記導入ソフトウェア群の導入順序の部分一致が判定された場合、
導入の成功有と対応付けられた複数の前記導入実績情報の各々について、
導入の成功有の前記導入実績情報に対応する前記導入順序情報に従って順序付けられたソフトウェアのペアと一致する、前記新たなソフトウェア群に対応する前記導入順序情報に従って順序付けられたソフトウェアのペアの数と、導入の成功有の前記導入実績情報に対応する前記導入順序情報に従って順序付けられたソフトウェアのペアのペア群に含まれるペアの数との比率を算出し、
算出された前記比率のうちの最大値である成功有最大部分一致ペア含有率を、前記成功有の要素として推定結果に反映する、
処理を実行させることを特徴とする付記1〜付記3の何れか1項に記載のソフトウェア導入支援プログラム。
(付記5)
前記新たな導入ソフトウェア群の導入が成功するか否かを推定する際に、
導入の成功有と対応付けられた前記導入実績情報に対する前記導入ソフトウェア群の導入順序の部分一致が判定された場合、
前記新たなソフトウェア群に対応する前記導入順序情報に従って順序付けられたソフトウェアのペアを有するペア群に含まれるペアの数と、導入の成功有と対応付けられた複数の前記導入実績情報に対応する前記導入順序情報におけるソフトウェアのペアと一致する、前記新たなソフトウェア群に対応する前記ペア群に含まれるソフトウェアのペアの数との比率を表す成功有部分一致ペア種類網羅率を算出し、
前記成功有最大部分一致ペア含有率と、前記成功有最大部分一致ペア含有率と前記成功有部分一致ペア種類網羅率との差とに応じて、導入の成功有の前記導入実績情報に対する部分一致を表す成功有一致率を算出し、前記成功有一致率を、前記成功有の要素として推定結果に反映する、
処理を実行させることを特徴とする付記4に記載のソフトウェア導入支援プログラム。
(付記6)
前記新たな導入ソフトウェア群の導入が成功するか否かを推定する際に、
導入の成功有と対応付けられた前記導入実績情報に対する前記導入ソフトウェア群の導入順序の部分一致と、導入の成功有と対応付けられた前記導入実績情報に対する前記導入ソフトウェア群の順序違いの組合せ一致とが判定された場合、
前記成功有最大部分一致ペア含有率を、前記成功有の要素として推定結果に反映するとともに、
導入の成功有と対応付けられた複数の前記導入実績情報の各々について、
導入の成功有の前記導入実績情報に対応する前記導入順序情報に従って順序付けられたソフトウェアのペアを有するペア群に含まれるペアの数と、前記新たなソフトウェア群に対応する前記導入順序情報に従って順序付けられたソフトウェアのペアを有するペア群に含まれるペアの数とのうち、多い方の前記ペア群に含まれるペアの数と、少ない方の前記ペア群に含まれる前記ソフトウェアのペアのうち、前記多い方の前記ペア群に含まれる前記ソフトウェアのペアとの順序違いの組合せ一致の数との比率を表す成功有矛盾率を算出し、
前記成功有矛盾率を、前記成功無の要素として前記推定結果に反映する、
処理を実行させることを特徴とする付記4に記載のソフトウェア導入支援プログラム。
(付記7)
前記新たな導入ソフトウェア群の導入が成功するか否かを推定する際に、
導入の成功有と対応付けられた前記導入実績情報に対する前記導入ソフトウェア群の導入順序の部分一致と、導入の成功無と対応付けられた前記導入実績情報に対する前記導入ソフトウェア群の導入順序の部分一致とが判定された場合、
前記成功有最大部分一致ペア含有率を、前記成功有の要素として推定結果に反映するとともに、
導入の成功無と対応付けられた複数の前記導入実績情報の各々について、
導入の成功無の前記導入実績情報に対応する前記導入順序情報に従って順序付けられたソフトウェアのペアと一致する、前記新たなソフトウェア群に対応する前記導入順序情報に従って順序付けられたソフトウェアのペアの数と、導入の成功無の前記導入実績情報に対応する前記導入順序情報に従って順序付けられたソフトウェアのペアを有するペア群に含まれるペアの数との比率を算出し、算出された前記比率のうち最大値を表す成功無最大部分一致ペア含有率を、前記成功無の要素として推定結果に反映する、
処理を実行させることを特徴とする付記4に記載のソフトウェア導入支援プログラム。
(付記8)
前記新たな導入ソフトウェア群の導入が成功するか否かを推定する際に、
導入の成功有と対応付けられた前記導入実績情報に対する前記導入ソフトウェア群の導入順序の部分一致と、導入の成功無と対応付けられた前記導入実績情報に対する前記導入ソフトウェア群の順序違いの組合せ一致とが判定された場合、
前記成功有最大部分一致ペア含有率を、前記成功有の要素として推定結果に反映するとともに、
導入の成功無と対応付けられた複数の前記導入実績情報の各々について、
導入の成功無の前記導入実績情報に対応する前記導入順序情報に従って順序付けられたソフトウェアのペアを有するペア群に含まれるペアの数と、前記新たなソフトウェア群に対応する前記導入順序情報に従って順序付けられたソフトウェアのペアを有するペア群に含まれるペアの数とのうち、多い方の前記ペア群に含まれるペアの数と、少ない方の前記ペア群に含まれる前記ソフトウェアのペアのうち、前記多い方の前記ペア群に含まれる前記ソフトウェアのペアとの順序違いの組合せ一致の数との比率を表す成功無矛盾率を算出し、
前記成功無矛盾率を、前記成功有の要素として前記推定結果に反映する、
処理を実行させることを特徴とする付記4に記載のソフトウェア導入支援プログラム。
(付記9)
前記新たな導入ソフトウェア群の導入が成功するか否かを推定する際に、
導入の成功有と対応付けられた前記導入実績情報に対する前記導入ソフトウェア群の導入順序の部分一致と、導入の成功有と対応付けられた前記導入実績情報に対する前記導入ソフトウェア群の順序違いの組合せ一致と、導入の成功無と対応付けられた前記導入実績情報に対する前記導入ソフトウェア群の導入順序の部分一致と、導入の成功無と対応付けられた前記導入実績情報に対する前記導入ソフトウェア群の順序違いの組合せ一致とが判定された場合、
前記成功有一致率を、前記成功有の要素として推定結果に反映するとともに、
導入の成功有と対応付けられた複数の前記導入実績情報の各々について、
導入の成功有の前記導入実績情報に対応する前記導入順序情報に従って順序付けられたソフトウェアのペアを有するペア群に含まれるペアの数と、前記新たなソフトウェア群に対応する前記導入順序情報に従って順序付けられたソフトウェアのペアを有するペア群に含まれるペアの数とのうち、多い方の前記ペア群に含まれるペアの数と、少ない方の前記ペア群に含まれる前記ソフトウェアのペアのうち、前記多い方の前記ペア群に含まれる前記ソフトウェアのペアとの順序違いの組合せ一致の数との比率を表す成功有矛盾率を算出し、
前記成功有矛盾率を、前記成功無の要素として前記推定結果に反映し、
導入の成功無と対応付けられた複数の前記導入実績情報の各々について、
導入の成功無の前記導入実績情報に対応する前記ペア群に含まれるソフトウェアのペアと一致する、前記新たなソフトウェア群に対応する前記ペア群に含まれるソフトウェアのペアの数と、導入の成功無の前記導入実績情報に対応する前記ペア群に含まれるペアの数との比率を算出し、算出された前記比率のうち最大値を表す成功無最大部分一致ペア含有率を算出し、
前記新たなソフトウェア群に対応する前記ペア群に含まれるペアの数と、導入の成功無と対応付けられた複数の前記導入実績情報に対応する前記ペア群に含まれるソフトウェアのペアと一致する、前記新たなソフトウェア群に対応する前記ペア群に含まれるソフトウェアのペアの数との比率を表す成功無部分一致ペア種類網羅率を算出し、
前記成功無最大部分一致ペア含有率と前記成功無部分一致ペア種類網羅率との差とに応じて、導入の成功無の前記導入実績情報に対する部分一致を表す成功無一致率を算出し、
前記成功無一致率を、前記成功無の要素として推定結果に反映し、
導入の成功無と対応付けられた複数の前記導入実績情報の各々について、
導入の成功無の前記導入実績情報に対応する前記ペア群に含まれるペアの数と、前記新たなソフトウェア群に対応する前記ペア群に含まれるペアの数とのうち、多い方の前記ペア群に含まれるペアの数と、少ない方の前記ペア群に含まれる前記ソフトウェアのペアのうち、前記多い方の前記ペア群に含まれる前記ソフトウェアのペアとの順序違いの組合せ一致の数との比率を表す成功無矛盾率を算出し、
前記成功無矛盾率を、前記成功有の要素として前記推定結果に反映する、
処理を実行させることを特徴とする付記5に記載のソフトウェア導入支援プログラム。
(付記10)
ソフトウェア群に含まれる各ソフトウェアの導入順序情報と、導入の成功有無とが対応付けられた導入実績情報を少なくとも1以上記憶する記憶部を参照して、新たなソフトウェア群に含まれる各ソフトウェアの導入順序情報と、前記記憶部に記憶された前記導入順序情報との相関を判定し、
判定の結果に基づいて、前記新たな導入ソフトウェア群の導入が成功するか否かを推定する際に、記憶された前記導入順序情報に対する前記新たな導入ソフトウェア群に含まれる各ソフトウェアの導入順序の部分一致が判定されたことを、前記部分一致した前記導入順序情報に対応付けられた前記成功有無に対して肯定的な要素として推定結果に反映するとともに、前記導入順序情報に対する前記導入ソフトウェア群の順序違いの組合せ一致が判定されたことを、前記順序違いの組合せ一致した前記導入順序情報に対応付けられた前記成功有無に対して否定的な要素として前記推定結果に反映する推定部
を備えるソフトウェア導入支援装置。
(付記11)
前記新たな導入ソフトウェア群の導入が成功するか否かを推定する際に、
導入の成功有と対応付けられた前記導入実績情報に対する前記導入ソフトウェア群の導入順序の部分一致と、導入の成功有と対応付けられた前記導入実績情報に対する前記導入ソフトウェア群の順序違いの組合せ一致とが判定された場合、
導入の成功有の前記導入順序情報に対する前記導入ソフトウェア群の順序違いの組合せ一致が判定されたことを、前記成功無の要素として前記推定結果に反映する、
処理を実行させることを特徴とする付記10に記載のソフトウェア導入支援装置。
(付記12)
前記新たな導入ソフトウェア群の導入が成功するか否かを推定する際に、
導入の成功無と対応付けられた前記導入実績情報に対する前記導入ソフトウェア群の導入順序の部分一致と、導入の成功無と対応付けられた前記導入実績情報に対する前記導入ソフトウェア群の順序違いの組合せ一致とが判定された場合、
導入の成功無の前記導入順序情報に対する前記導入ソフトウェア群の導入順序の部分一致が判定されたことを、前記成功有の要素として推定結果に反映する、
処理を実行させることを特徴とする付記10又は付記11に記載のソフトウェア導入支援装置。
(付記13)
前記新たな導入ソフトウェア群の導入が成功するか否かを推定する際に、
導入の成功有と対応付けられた前記導入実績情報に対する前記導入ソフトウェア群の導入順序の部分一致が判定された場合、
導入の成功有と対応付けられた複数の前記導入実績情報の各々について、
導入の成功有の前記導入実績情報に対応する前記導入順序情報に従って順序付けられたソフトウェアのペアと一致する、前記新たなソフトウェア群に対応する前記導入順序情報に従って順序付けられたソフトウェアのペアの数と、導入の成功有の前記導入実績情報に対応する前記導入順序情報に従って順序付けられたソフトウェアのペアのペア群に含まれるペアの数との比率を算出し、
算出された前記比率のうちの最大値である成功有最大部分一致ペア含有率を、前記成功有の要素として推定結果に反映する、
処理を実行させることを特徴とする付記10〜付記12の何れか1項に記載のソフトウェア導入支援装置。
(付記14)
前記新たな導入ソフトウェア群の導入が成功するか否かを推定する際に、
導入の成功有と対応付けられた前記導入実績情報に対する前記導入ソフトウェア群の導入順序の部分一致が判定された場合、
前記新たなソフトウェア群に対応する前記導入順序情報に従って順序付けられたソフトウェアのペアを有するペア群に含まれるペアの数と、導入の成功有と対応付けられた複数の前記導入実績情報に対応する前記導入順序情報におけるソフトウェアのペアと一致する、前記新たなソフトウェア群に対応する前記ペア群に含まれるソフトウェアのペアの数との比率を表す成功有部分一致ペア種類網羅率を算出し、
前記成功有最大部分一致ペア含有率と、前記成功有最大部分一致ペア含有率と前記成功有部分一致ペア種類網羅率との差とに応じて、導入の成功有の前記導入実績情報に対する部分一致を表す成功有一致率を算出し、前記成功有一致率を、前記成功有の要素として推定結果に反映する、
処理を実行させることを特徴とする付記13に記載のソフトウェア導入支援装置。
(付記15)
前記新たな導入ソフトウェア群の導入が成功するか否かを推定する際に、
導入の成功有と対応付けられた前記導入実績情報に対する前記導入ソフトウェア群の導入順序の部分一致と、導入の成功有と対応付けられた前記導入実績情報に対する前記導入ソフトウェア群の順序違いの組合せ一致とが判定された場合、
前記成功有最大部分一致ペア含有率を、前記成功有の要素として推定結果に反映するとともに、
導入の成功有と対応付けられた複数の前記導入実績情報の各々について、
導入の成功有の前記導入実績情報に対応する前記導入順序情報に従って順序付けられたソフトウェアのペアを有するペア群に含まれるペアの数と、前記新たなソフトウェア群に対応する前記導入順序情報に従って順序付けられたソフトウェアのペアを有するペア群に含まれるペアの数とのうち、多い方の前記ペア群に含まれるペアの数と、少ない方の前記ペア群に含まれる前記ソフトウェアのペアのうち、前記多い方の前記ペア群に含まれる前記ソフトウェアのペアとの順序違いの組合せ一致の数との比率を表す成功有矛盾率を算出し、
前記成功有矛盾率を、前記成功無の要素として前記推定結果に反映する、
処理を実行させることを特徴とする付記13に記載のソフトウェア導入支援装置。
(付記16)
前記新たな導入ソフトウェア群の導入が成功するか否かを推定する際に、
導入の成功有と対応付けられた前記導入実績情報に対する前記導入ソフトウェア群の導入順序の部分一致と、導入の成功無と対応付けられた前記導入実績情報に対する前記導入ソフトウェア群の導入順序の部分一致とが判定された場合、
前記成功有最大部分一致ペア含有率を、前記成功有の要素として推定結果に反映するとともに、
導入の成功無と対応付けられた複数の前記導入実績情報の各々について、
導入の成功無の前記導入実績情報に対応する前記導入順序情報に従って順序付けられたソフトウェアのペアと一致する、前記新たなソフトウェア群に対応する前記導入順序情報に従って順序付けられたソフトウェアのペアの数と、導入の成功無の前記導入実績情報に対応する前記導入順序情報に従って順序付けられたソフトウェアのペアを有するペア群に含まれるペアの数との比率を算出し、算出された前記比率のうち最大値を表す成功無最大部分一致ペア含有率を、前記成功無の要素として推定結果に反映する、
処理を実行させることを特徴とする付記13に記載のソフトウェア導入支援装置。
(付記17)
前記新たな導入ソフトウェア群の導入が成功するか否かを推定する際に、
導入の成功有と対応付けられた前記導入実績情報に対する前記導入ソフトウェア群の導入順序の部分一致と、導入の成功無と対応付けられた前記導入実績情報に対する前記導入ソフトウェア群の順序違いの組合せ一致とが判定された場合、
前記成功有最大部分一致ペア含有率を、前記成功有の要素として推定結果に反映するとともに、
導入の成功無と対応付けられた複数の前記導入実績情報の各々について、
導入の成功無の前記導入実績情報に対応する前記導入順序情報に従って順序付けられたソフトウェアのペアを有するペア群に含まれるペアの数と、前記新たなソフトウェア群に対応する前記導入順序情報に従って順序付けられたソフトウェアのペアを有するペア群に含まれるペアの数とのうち、多い方の前記ペア群に含まれるペアの数と、少ない方の前記ペア群に含まれる前記ソフトウェアのペアのうち、前記多い方の前記ペア群に含まれる前記ソフトウェアのペアとの順序違いの組合せ一致の数との比率を表す成功無矛盾率を算出し、
前記成功無矛盾率を、前記成功有の要素として前記推定結果に反映する、
処理を実行させることを特徴とする付記13に記載のソフトウェア導入支援装置。
(付記18)
前記新たな導入ソフトウェア群の導入が成功するか否かを推定する際に、
導入の成功有と対応付けられた前記導入実績情報に対する前記導入ソフトウェア群の導入順序の部分一致と、導入の成功有と対応付けられた前記導入実績情報に対する前記導入ソフトウェア群の順序違いの組合せ一致と、導入の成功無と対応付けられた前記導入実績情報に対する前記導入ソフトウェア群の導入順序の部分一致と、導入の成功無と対応付けられた前記導入実績情報に対する前記導入ソフトウェア群の順序違いの組合せ一致とが判定された場合、
前記成功有一致率を、前記成功有の要素として推定結果に反映するとともに、
導入の成功有と対応付けられた複数の前記導入実績情報の各々について、
導入の成功有の前記導入実績情報に対応する前記導入順序情報に従って順序付けられたソフトウェアのペアを有するペア群に含まれるペアの数と、前記新たなソフトウェア群に対応する前記導入順序情報に従って順序付けられたソフトウェアのペアを有するペア群に含まれるペアの数とのうち、多い方の前記ペア群に含まれるペアの数と、少ない方の前記ペア群に含まれる前記ソフトウェアのペアのうち、前記多い方の前記ペア群に含まれる前記ソフトウェアのペアとの順序違いの組合せ一致の数との比率を表す成功有矛盾率を算出し、
前記成功有矛盾率を、前記成功無の要素として前記推定結果に反映し、
導入の成功無と対応付けられた複数の前記導入実績情報の各々について、
導入の成功無の前記導入実績情報に対応する前記ペア群に含まれるソフトウェアのペアと一致する、前記新たなソフトウェア群に対応する前記ペア群に含まれるソフトウェアのペアの数と、導入の成功無の前記導入実績情報に対応する前記ペア群に含まれるペアの数との比率を算出し、算出された前記比率のうち最大値を表す成功無最大部分一致ペア含有率を算出し、
前記新たなソフトウェア群に対応する前記ペア群に含まれるペアの数と、導入の成功無と対応付けられた複数の前記導入実績情報に対応する前記ペア群に含まれるソフトウェアのペアと一致する、前記新たなソフトウェア群に対応する前記ペア群に含まれるソフトウェアのペアの数との比率を表す成功無部分一致ペア種類網羅率を算出し、
前記成功無最大部分一致ペア含有率と前記成功無部分一致ペア種類網羅率との差とに応じて、導入の成功無の前記導入実績情報に対する部分一致を表す成功無一致率を算出し、
前記成功無一致率を、前記成功無の要素として推定結果に反映し、
導入の成功無と対応付けられた複数の前記導入実績情報の各々について、
導入の成功無の前記導入実績情報に対応する前記ペア群に含まれるペアの数と、前記新たなソフトウェア群に対応する前記ペア群に含まれるペアの数とのうち、多い方の前記ペア群に含まれるペアの数と、少ない方の前記ペア群に含まれる前記ソフトウェアのペアのうち、前記多い方の前記ペア群に含まれる前記ソフトウェアのペアとの順序違いの組合せ一致の数との比率を表す成功無矛盾率を算出し、
前記成功無矛盾率を、前記成功有の要素として前記推定結果に反映する、
処理を実行させることを特徴とする付記14に記載のソフトウェア導入支援装置。
(付記19)
ソフトウェア群に含まれる各ソフトウェアの導入順序情報と、導入の成功有無とが対応付けられた導入実績情報を少なくとも1以上記憶する記憶部を参照して、新たなソフトウェア群に含まれる各ソフトウェアの導入順序情報と、前記記憶部に記憶された前記導入順序情報との相関を判定し、
判定の結果に基づいて、前記新たな導入ソフトウェア群の導入が成功するか否かを推定する際に、記憶された前記導入順序情報に対する前記新たな導入ソフトウェア群に含まれる各ソフトウェアの導入順序の部分一致が判定されたことを、前記部分一致した前記導入順序情報に対応付けられた前記成功有無に対して肯定的な要素として推定結果に反映するとともに、前記導入順序情報に対する前記導入ソフトウェア群の順序違いの組合せ一致が判定されたことを、前記順序違いの組合せ一致した前記導入順序情報に対応付けられた前記成功有無に対して否定的な要素として前記推定結果に反映する
処理をコンピュータが実行することを特徴とするソフトウェア導入支援方法。
(付記20)
前記新たな導入ソフトウェア群の導入が成功するか否かを推定する際に、
導入の成功有と対応付けられた前記導入実績情報に対する前記導入ソフトウェア群の導入順序の部分一致と、導入の成功有と対応付けられた前記導入実績情報に対する前記導入ソフトウェア群の順序違いの組合せ一致とが判定された場合、
導入の成功有の前記導入順序情報に対する前記導入ソフトウェア群の順序違いの組合せ一致が判定されたことを、前記成功無の要素として前記推定結果に反映する、
処理を実行させることを特徴とする付記19に記載のソフトウェア導入支援方法。
(付記21)
前記新たな導入ソフトウェア群の導入が成功するか否かを推定する際に、
導入の成功無と対応付けられた前記導入実績情報に対する前記導入ソフトウェア群の導入順序の部分一致と、導入の成功無と対応付けられた前記導入実績情報に対する前記導入ソフトウェア群の順序違いの組合せ一致とが判定された場合、
導入の成功無の前記導入順序情報に対する前記導入ソフトウェア群の導入順序の部分一致が判定されたことを、前記成功有の要素として推定結果に反映する、
処理を実行させることを特徴とする付記19又は付記20に記載のソフトウェア導入支援方法。
(付記22)
前記新たな導入ソフトウェア群の導入が成功するか否かを推定する際に、
導入の成功有と対応付けられた前記導入実績情報に対する前記導入ソフトウェア群の導入順序の部分一致が判定された場合、
導入の成功有と対応付けられた複数の前記導入実績情報の各々について、
導入の成功有の前記導入実績情報に対応する前記導入順序情報に従って順序付けられたソフトウェアのペアと一致する、前記新たなソフトウェア群に対応する前記導入順序情報に従って順序付けられたソフトウェアのペアの数と、導入の成功有の前記導入実績情報に対応する前記導入順序情報に従って順序付けられたソフトウェアのペアのペア群に含まれるペアの数との比率を算出し、
算出された前記比率のうちの最大値である成功有最大部分一致ペア含有率を、前記成功有の要素として推定結果に反映する、
処理を実行させることを特徴とする付記19〜付記21の何れか1項に記載のソフトウェア導入支援方法。
(付記23)
前記新たな導入ソフトウェア群の導入が成功するか否かを推定する際に、
導入の成功有と対応付けられた前記導入実績情報に対する前記導入ソフトウェア群の導入順序の部分一致が判定された場合、
前記新たなソフトウェア群に対応する前記導入順序情報に従って順序付けられたソフトウェアのペアを有するペア群に含まれるペアの数と、導入の成功有と対応付けられた複数の前記導入実績情報に対応する前記導入順序情報におけるソフトウェアのペアと一致する、前記新たなソフトウェア群に対応する前記ペア群に含まれるソフトウェアのペアの数との比率を表す成功有部分一致ペア種類網羅率を算出し、
前記成功有最大部分一致ペア含有率と、前記成功有最大部分一致ペア含有率と前記成功有部分一致ペア種類網羅率との差とに応じて、導入の成功有の前記導入実績情報に対する部分一致を表す成功有一致率を算出し、前記成功有一致率を、前記成功有の要素として推定結果に反映する、
処理を実行させることを特徴とする付記22に記載のソフトウェア導入支援方法。
(付記24)
前記新たな導入ソフトウェア群の導入が成功するか否かを推定する際に、
導入の成功有と対応付けられた前記導入実績情報に対する前記導入ソフトウェア群の導入順序の部分一致と、導入の成功有と対応付けられた前記導入実績情報に対する前記導入ソフトウェア群の順序違いの組合せ一致とが判定された場合、
前記成功有最大部分一致ペア含有率を、前記成功有の要素として推定結果に反映するとともに、
導入の成功有と対応付けられた複数の前記導入実績情報の各々について、
導入の成功有の前記導入実績情報に対応する前記導入順序情報に従って順序付けられたソフトウェアのペアを有するペア群に含まれるペアの数と、前記新たなソフトウェア群に対応する前記導入順序情報に従って順序付けられたソフトウェアのペアを有するペア群に含まれるペアの数とのうち、多い方の前記ペア群に含まれるペアの数と、少ない方の前記ペア群に含まれる前記ソフトウェアのペアのうち、前記多い方の前記ペア群に含まれる前記ソフトウェアのペアとの順序違いの組合せ一致の数との比率を表す成功有矛盾率を算出し、
前記成功有矛盾率を、前記成功無の要素として前記推定結果に反映する、
処理を実行させることを特徴とする付記22に記載のソフトウェア導入支援方法。
(付記25)
前記新たな導入ソフトウェア群の導入が成功するか否かを推定する際に、
導入の成功有と対応付けられた前記導入実績情報に対する前記導入ソフトウェア群の導入順序の部分一致と、導入の成功無と対応付けられた前記導入実績情報に対する前記導入ソフトウェア群の導入順序の部分一致とが判定された場合、
前記成功有最大部分一致ペア含有率を、前記成功有の要素として推定結果に反映するとともに、
導入の成功無と対応付けられた複数の前記導入実績情報の各々について、
導入の成功無の前記導入実績情報に対応する前記導入順序情報に従って順序付けられたソフトウェアのペアと一致する、前記新たなソフトウェア群に対応する前記導入順序情報に従って順序付けられたソフトウェアのペアの数と、導入の成功無の前記導入実績情報に対応する前記導入順序情報に従って順序付けられたソフトウェアのペアを有するペア群に含まれるペアの数との比率を算出し、算出された前記比率のうち最大値を表す成功無最大部分一致ペア含有率を、前記成功無の要素として推定結果に反映する、
処理を実行させることを特徴とする付記22に記載のソフトウェア導入支援方法。
(付記26)
前記新たな導入ソフトウェア群の導入が成功するか否かを推定する際に、
導入の成功有と対応付けられた前記導入実績情報に対する前記導入ソフトウェア群の導入順序の部分一致と、導入の成功無と対応付けられた前記導入実績情報に対する前記導入ソフトウェア群の順序違いの組合せ一致とが判定された場合、
前記成功有最大部分一致ペア含有率を、前記成功有の要素として推定結果に反映するとともに、
導入の成功無と対応付けられた複数の前記導入実績情報の各々について、
導入の成功無の前記導入実績情報に対応する前記導入順序情報に従って順序付けられたソフトウェアのペアを有するペア群に含まれるペアの数と、前記新たなソフトウェア群に対応する前記導入順序情報に従って順序付けられたソフトウェアのペアを有するペア群に含まれるペアの数とのうち、多い方の前記ペア群に含まれるペアの数と、少ない方の前記ペア群に含まれる前記ソフトウェアのペアのうち、前記多い方の前記ペア群に含まれる前記ソフトウェアのペアとの順序違いの組合せ一致の数との比率を表す成功無矛盾率を算出し、
前記成功無矛盾率を、前記成功有の要素として前記推定結果に反映する、
処理を実行させることを特徴とする付記22に記載のソフトウェア導入支援方法。
(付記27)
前記新たな導入ソフトウェア群の導入が成功するか否かを推定する際に、
導入の成功有と対応付けられた前記導入実績情報に対する前記導入ソフトウェア群の導入順序の部分一致と、導入の成功有と対応付けられた前記導入実績情報に対する前記導入ソフトウェア群の順序違いの組合せ一致と、導入の成功無と対応付けられた前記導入実績情報に対する前記導入ソフトウェア群の導入順序の部分一致と、導入の成功無と対応付けられた前記導入実績情報に対する前記導入ソフトウェア群の順序違いの組合せ一致とが判定された場合、
前記成功有一致率を、前記成功有の要素として推定結果に反映するとともに、
導入の成功有と対応付けられた複数の前記導入実績情報の各々について、
導入の成功有の前記導入実績情報に対応する前記導入順序情報に従って順序付けられたソフトウェアのペアを有するペア群に含まれるペアの数と、前記新たなソフトウェア群に対応する前記導入順序情報に従って順序付けられたソフトウェアのペアを有するペア群に含まれるペアの数とのうち、多い方の前記ペア群に含まれるペアの数と、少ない方の前記ペア群に含まれる前記ソフトウェアのペアのうち、前記多い方の前記ペア群に含まれる前記ソフトウェアのペアとの順序違いの組合せ一致の数との比率を表す成功有矛盾率を算出し、
前記成功有矛盾率を、前記成功無の要素として前記推定結果に反映し、
導入の成功無と対応付けられた複数の前記導入実績情報の各々について、
導入の成功無の前記導入実績情報に対応する前記ペア群に含まれるソフトウェアのペアと一致する、前記新たなソフトウェア群に対応する前記ペア群に含まれるソフトウェアのペアの数と、導入の成功無の前記導入実績情報に対応する前記ペア群に含まれるペアの数との比率を算出し、算出された前記比率のうち最大値を表す成功無最大部分一致ペア含有率を算出し、
前記新たなソフトウェア群に対応する前記ペア群に含まれるペアの数と、導入の成功無と対応付けられた複数の前記導入実績情報に対応する前記ペア群に含まれるソフトウェアのペアと一致する、前記新たなソフトウェア群に対応する前記ペア群に含まれるソフトウェアのペアの数との比率を表す成功無部分一致ペア種類網羅率を算出し、
前記成功無最大部分一致ペア含有率と前記成功無部分一致ペア種類網羅率との差とに応じて、導入の成功無の前記導入実績情報に対する部分一致を表す成功無一致率を算出し、
前記成功無一致率を、前記成功無の要素として推定結果に反映し、
導入の成功無と対応付けられた複数の前記導入実績情報の各々について、
導入の成功無の前記導入実績情報に対応する前記ペア群に含まれるペアの数と、前記新たなソフトウェア群に対応する前記ペア群に含まれるペアの数とのうち、多い方の前記ペア群に含まれるペアの数と、少ない方の前記ペア群に含まれる前記ソフトウェアのペアのうち、前記多い方の前記ペア群に含まれる前記ソフトウェアのペアとの順序違いの組合せ一致の数との比率を表す成功無矛盾率を算出し、
前記成功無矛盾率を、前記成功有の要素として前記推定結果に反映する、
処理を実行させることを特徴とする付記23に記載のソフトウェア導入支援方法。
(付記28)
コンピュータに、
ソフトウェア群に含まれる各ソフトウェアの導入順序情報と、導入の成功有無とが対応付けられた導入実績情報を少なくとも1以上記憶する記憶部を参照して、新たなソフトウェア群に含まれる各ソフトウェアの導入順序情報と、前記記憶部に記憶された前記導入順序情報との相関を判定し、
判定の結果に基づいて、前記新たな導入ソフトウェア群の導入が成功するか否かを推定する際に、記憶された前記導入順序情報に対する前記新たな導入ソフトウェア群に含まれる各ソフトウェアの導入順序の部分一致が判定されたことを、前記部分一致した前記導入順序情報に対応付けられた前記成功有無に対して肯定的な要素として推定結果に反映するとともに、前記導入順序情報に対する前記導入ソフトウェア群の順序違いの組合せ一致が判定されたことを、前記順序違いの組合せ一致した前記導入順序情報に対応付けられた前記成功有無に対して否定的な要素として前記推定結果に反映する、
処理を実行させることを特徴とするソフトウェア導入支援プログラムを記憶した記憶媒体。
1 情報処理システム
2 ソフトウェア導入支援装置
4 情報処理装置
5 通信回線
20 ソフト情報記憶部
21 検証結果記憶部
22 ライブラリ記憶部
23 通信部
24 制御部
25 インストール検証部
40 インストール指示取得部
42 通信部
44 仮想環境部
45 仮想マシンイメージ取得部
46 利用者環境部
47 制御部
48 第1検証用記憶部
49 第2検証用記憶部
50 第3検証用記憶部
51 本番用記憶部
53 第1検証用仮想マシン
54 第2検証用仮想マシン
55 第3検証用仮想マシン
56 本番用仮想マシン
60 ソフトレイヤテーブル
61 ソフト提供日テーブル
62 ソフト組み合わせNGテーブル
63 検証済みパターンテーブル
64 ソフトライブラリテーブル
65 テストツールライブラリテーブル
80、100 コンピュータ
81、101 CPU
82、102 メモリ
83、103 記憶部
84、104 入出力装置
85、105 R/W部
87、107 バス
89、109 記録媒体
90 ソフトウェア導入支援プログラム
91 通信プロセス
92 制御プロセス
93 インストール検証プロセス
94 情報記憶領域
110 情報処理プログラム

Claims (11)

  1. コンピュータに、
    ソフトウェア群に含まれる各ソフトウェアの導入順序情報と、導入の成功有無とが対応付けられた導入実績情報を少なくとも1以上記憶する記憶部を参照して、新たなソフトウェア群に含まれる各ソフトウェアの導入順序情報と、前記記憶部に記憶された前記導入順序情報との相関を判定し、
    判定の結果に基づいて、前記新たな導入ソフトウェア群の導入が成功するか否かを推定する際に、記憶された前記導入順序情報に対する前記新たな導入ソフトウェア群に含まれる各ソフトウェアの導入順序の部分一致が判定されたことを、前記部分一致した前記導入順序情報に対応付けられた前記成功有無に対して肯定的な要素として推定結果に反映するとともに、前記導入順序情報に対する前記導入ソフトウェア群の順序違いの組合せ一致が判定されたことを、前記順序違いの組合せ一致した前記導入順序情報に対応付けられた前記成功有無に対して否定的な要素として前記推定結果に反映する、
    処理を実行させることを特徴とするソフトウェア導入支援プログラム。
  2. 前記新たな導入ソフトウェア群の導入が成功するか否かを推定する際に、
    導入の成功有と対応付けられた前記導入実績情報に対する前記導入ソフトウェア群の導入順序の部分一致と、導入の成功有と対応付けられた前記導入実績情報に対する前記導入ソフトウェア群の順序違いの組合せ一致とが判定された場合、
    導入の成功有の前記導入順序情報に対する前記導入ソフトウェア群の順序違いの組合せ一致が判定されたことを、前記成功有に対して否定的な要素として前記推定結果に反映する、
    処理を実行させることを特徴とする請求項1に記載のソフトウェア導入支援プログラム。
  3. 前記新たな導入ソフトウェア群の導入が成功するか否かを推定する際に、
    導入の成功無と対応付けられた前記導入実績情報に対する前記導入ソフトウェア群の導入順序の部分一致と、導入の成功無と対応付けられた前記導入実績情報に対する前記導入ソフトウェア群の順序違いの組合せ一致とが判定された場合、
    導入の成功無の前記導入順序情報に対する前記導入ソフトウェア群の導入順序の部分一致が判定されたことを、前記成功無に対して肯定的な要素として推定結果に反映する、
    処理を実行させることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のソフトウェア導入支援プログラム。
  4. 前記新たな導入ソフトウェア群の導入が成功するか否かを推定する際に、
    導入の成功有と対応付けられた前記導入実績情報に対する前記導入ソフトウェア群の導入順序の部分一致が判定された場合、
    導入の成功有と対応付けられた複数の前記導入実績情報の各々について、
    導入の成功有の前記導入実績情報に対応する前記導入順序情報に従って順序付けられたソフトウェアのペアと一致する、前記新たなソフトウェア群に対応する前記導入順序情報に従って順序付けられたソフトウェアのペアの数と、導入の成功有の前記導入実績情報に対応する前記導入順序情報に従って順序付けられたソフトウェアのペアのペア群に含まれるペアの数との比率を算出し、
    算出された前記比率のうちの最大値である成功有最大部分一致ペア含有率を、前記成功有の要素として推定結果に反映する、
    処理を実行させることを特徴とする請求項1〜請求項3の何れか1項に記載のソフトウェア導入支援プログラム。
  5. 前記新たな導入ソフトウェア群の導入が成功するか否かを推定する際に、
    導入の成功有と対応付けられた前記導入実績情報に対する前記導入ソフトウェア群の導入順序の部分一致が判定された場合、
    前記新たなソフトウェア群に対応する前記導入順序情報に従って順序付けられたソフトウェアのペアを有するペア群に含まれるペアの数と、導入の成功有と対応付けられた複数の前記導入実績情報に対応する前記導入順序情報におけるソフトウェアのペアと一致する、前記新たなソフトウェア群に対応する前記ペア群に含まれるソフトウェアのペアの数との比率を表す成功有部分一致ペア種類網羅率を算出し、
    前記成功有最大部分一致ペア含有率と、前記成功有最大部分一致ペア含有率と前記成功有部分一致ペア種類網羅率との差とに応じて、導入の成功有の前記導入実績情報に対する部分一致を表す成功有一致率を算出し、前記成功有一致率を、前記成功有の要素として推定結果に反映する、
    処理を実行させることを特徴とする請求項4に記載のソフトウェア導入支援プログラム。
  6. 前記新たな導入ソフトウェア群の導入が成功するか否かを推定する際に、
    導入の成功有と対応付けられた前記導入実績情報に対する前記導入ソフトウェア群の導入順序の部分一致と、導入の成功有と対応付けられた前記導入実績情報に対する前記導入ソフトウェア群の順序違いの組合せ一致とが判定された場合、
    前記成功有最大部分一致ペア含有率を、前記成功有の要素として推定結果に反映するとともに、
    導入の成功有と対応付けられた複数の前記導入実績情報の各々について、
    導入の成功有の前記導入実績情報に対応する前記導入順序情報に従って順序付けられたソフトウェアのペアを有するペア群に含まれるペアの数と、前記新たなソフトウェア群に対応する前記導入順序情報に従って順序付けられたソフトウェアのペアを有するペア群に含まれるペアの数とのうち、多い方の前記ペア群に含まれるペアの数と、少ない方の前記ペア群に含まれる前記ソフトウェアのペアのうち、前記多い方の前記ペア群に含まれる前記ソフトウェアのペアとの順序違いの組合せ一致の数との比率を表す成功有矛盾率を算出し、
    前記成功有矛盾率を、成功無の要素として前記推定結果に反映する、
    処理を実行させることを特徴とする請求項4に記載のソフトウェア導入支援プログラム。
  7. 前記新たな導入ソフトウェア群の導入が成功するか否かを推定する際に、
    導入の成功有と対応付けられた前記導入実績情報に対する前記導入ソフトウェア群の導入順序の部分一致と、導入の成功無と対応付けられた前記導入実績情報に対する前記導入ソフトウェア群の導入順序の部分一致とが判定された場合、
    前記成功有最大部分一致ペア含有率を、前記成功有の要素として推定結果に反映するとともに、
    導入の成功無と対応付けられた複数の前記導入実績情報の各々について、
    導入の成功無の前記導入実績情報に対応する前記導入順序情報に従って順序付けられたソフトウェアのペアと一致する、前記新たなソフトウェア群に対応する前記導入順序情報に従って順序付けられたソフトウェアのペアの数と、導入の成功無の前記導入実績情報に対応する前記導入順序情報に従って順序付けられたソフトウェアのペアを有するペア群に含まれるペアの数との比率を算出し、算出された前記比率のうち最大値を表す成功無最大部分一致ペア含有率を、前記成功無の要素として推定結果に反映する、
    処理を実行させることを特徴とする請求項4に記載のソフトウェア導入支援プログラム。
  8. 前記新たな導入ソフトウェア群の導入が成功するか否かを推定する際に、
    導入の成功有と対応付けられた前記導入実績情報に対する前記導入ソフトウェア群の導入順序の部分一致と、導入の成功無と対応付けられた前記導入実績情報に対する前記導入ソフトウェア群の順序違いの組合せ一致とが判定された場合、
    前記成功有最大部分一致ペア含有率を、前記成功有の要素として推定結果に反映するとともに、
    導入の成功無と対応付けられた複数の前記導入実績情報の各々について、
    導入の成功無の前記導入実績情報に対応する前記導入順序情報に従って順序付けられたソフトウェアのペアを有するペア群に含まれるペアの数と、前記新たなソフトウェア群に対応する前記導入順序情報に従って順序付けられたソフトウェアのペアを有するペア群に含まれるペアの数とのうち、多い方の前記ペア群に含まれるペアの数と、少ない方の前記ペア群に含まれる前記ソフトウェアのペアのうち、前記多い方の前記ペア群に含まれる前記ソフトウェアのペアとの順序違いの組合せ一致の数との比率を表す成功無矛盾率を算出し、
    前記成功無矛盾率を、前記成功有の要素として前記推定結果に反映する、
    処理を実行させることを特徴とする請求項4に記載のソフトウェア導入支援プログラム。
  9. 前記新たな導入ソフトウェア群の導入が成功するか否かを推定する際に、
    導入の成功有と対応付けられた前記導入実績情報に対する前記導入ソフトウェア群の導入順序の部分一致と、導入の成功有と対応付けられた前記導入実績情報に対する前記導入ソフトウェア群の順序違いの組合せ一致と、導入の成功無と対応付けられた前記導入実績情報に対する前記導入ソフトウェア群の導入順序の部分一致と、導入の成功無と対応付けられた前記導入実績情報に対する前記導入ソフトウェア群の順序違いの組合せ一致とが判定された場合、
    前記成功有一致率を、前記成功有の要素として推定結果に反映するとともに、
    導入の成功有と対応付けられた複数の前記導入実績情報の各々について、
    導入の成功有の前記導入実績情報に対応する前記導入順序情報に従って順序付けられたソフトウェアのペアを有するペア群に含まれるペアの数と、前記新たなソフトウェア群に対応する前記導入順序情報に従って順序付けられたソフトウェアのペアを有するペア群に含まれるペアの数とのうち、多い方の前記ペア群に含まれるペアの数と、少ない方の前記ペア群に含まれる前記ソフトウェアのペアのうち、前記多い方の前記ペア群に含まれる前記ソフトウェアのペアとの順序違いの組合せ一致の数との比率を表す成功有矛盾率を算出し、
    前記成功有矛盾率を、前記成功無の要素として前記推定結果に反映し、
    導入の成功無と対応付けられた複数の前記導入実績情報の各々について、
    導入の成功無の前記導入実績情報に対応する前記ペア群に含まれるソフトウェアのペアと一致する、前記新たなソフトウェア群に対応する前記ペア群に含まれるソフトウェアのペアの数と、導入の成功無の前記導入実績情報に対応する前記ペア群に含まれるペアの数との比率を算出し、算出された前記比率のうち最大値を表す成功無最大部分一致ペア含有率を算出し、
    前記新たなソフトウェア群に対応する前記ペア群に含まれるペアの数と、導入の成功無と対応付けられた複数の前記導入実績情報に対応する前記ペア群に含まれるソフトウェアのペアと一致する、前記新たなソフトウェア群に対応する前記ペア群に含まれるソフトウェアのペアの数との比率を表す成功無部分一致ペア種類網羅率を算出し、
    前記成功無最大部分一致ペア含有率と前記成功無部分一致ペア種類網羅率との差とに応じて、導入の成功無の前記導入実績情報に対する部分一致を表す成功無一致率を算出し、
    前記成功無一致率を、前記成功無の要素として推定結果に反映し、
    導入の成功無と対応付けられた複数の前記導入実績情報の各々について、
    導入の成功無の前記導入実績情報に対応する前記ペア群に含まれるペアの数と、前記新たなソフトウェア群に対応する前記ペア群に含まれるペアの数とのうち、多い方の前記ペア群に含まれるペアの数と、少ない方の前記ペア群に含まれる前記ソフトウェアのペアのうち、前記多い方の前記ペア群に含まれる前記ソフトウェアのペアとの順序違いの組合せ一致の数との比率を表す成功無矛盾率を算出し、
    前記成功無矛盾率を、前記成功有の要素として前記推定結果に反映する、
    処理を実行させることを特徴とする請求項5に記載のソフトウェア導入支援プログラム。
  10. ソフトウェア群に含まれる各ソフトウェアの導入順序情報と、導入の成功有無とが対応付けられた導入実績情報を少なくとも1以上記憶する記憶部を参照して、新たなソフトウェア群に含まれる各ソフトウェアの導入順序情報と、前記記憶部に記憶された前記導入順序情報との相関を判定し、
    判定の結果に基づいて、前記新たな導入ソフトウェア群の導入が成功するか否かを推定する際に、記憶された前記導入順序情報に対する前記新たな導入ソフトウェア群に含まれる各ソフトウェアの導入順序の部分一致が判定されたことを、前記部分一致した前記導入順序情報に対応付けられた前記成功有無に対して肯定的な要素として推定結果に反映するとともに、前記導入順序情報に対する前記導入ソフトウェア群の順序違いの組合せ一致が判定されたことを、前記順序違いの組合せ一致した前記導入順序情報に対応付けられた前記成功有無に対して否定的な要素として前記推定結果に反映する推定部
    を備えるソフトウェア導入支援装置。
  11. ソフトウェア群に含まれる各ソフトウェアの導入順序情報と、導入の成功有無とが対応付けられた導入実績情報を少なくとも1以上記憶する記憶部を参照して、新たなソフトウェア群に含まれる各ソフトウェアの導入順序情報と、前記記憶部に記憶された前記導入順序情報との相関を判定し、
    判定の結果に基づいて、前記新たな導入ソフトウェア群の導入が成功するか否かを推定する際に、記憶された前記導入順序情報に対する前記新たな導入ソフトウェア群に含まれる各ソフトウェアの導入順序の部分一致が判定されたことを、前記部分一致した前記導入順序情報に対応付けられた前記成功有無に対して肯定的な要素として推定結果に反映するとともに、前記導入順序情報に対する前記導入ソフトウェア群の順序違いの組合せ一致が判定されたことを、前記順序違いの組合せ一致した前記導入順序情報に対応付けられた前記成功有無に対して否定的な要素として前記推定結果に反映する
    処理をコンピュータが実行することを特徴とするソフトウェア導入支援方法。
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