JP6667329B2 - 着陸補助装置と方法 - Google Patents

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Description

本発明は、無人飛行装置が地上移動装置上に着陸することを補助するための着陸補助装置と方法に関する。
無人飛行装置は、例えば複数のプロペラ(回転翼)により無人で飛行する装置である。無人飛行装置として、例えば、ラジオコントロールヘリコプターがある。無人飛行装置は、様々な目的で使用される。例えば、無人飛行装置に搭載したカメラにより、空中から撮影した画像を取得できる。
無人飛行装置の着陸方法として、以下の(1)〜(3)が提案されている。
(1)下記の非特許文献1では、無人飛行装置に赤外線距離計や超音波距離計を搭載する。このような距離計により、無人飛行装置の高度を計測する。計測した高度が所定値(40cm)を下回ったら、制御入力を小さくして無人飛行装置を着陸させている。
(2)下記の特許文献1では、無人飛行装置に、電力を供給するためのケーブルを結合させた状態で、無人飛行装置を飛行させる。この場合に、ケーブルに所定荷重以上の衝撃荷重が加わった異常時に、ケーブルを通して無人飛行装置へ給電することを停止するとともに、無人飛行装置に設けたパラシュートを開く。したがって、無人飛行装置は、パラシュートで軟着陸できる。
(3)特許文献2では、無人飛行装置には圧力センサを設けている。圧力センサは、無人飛行装置のハウジングの底部表面付近の空気圧力を検出する。圧力センサの検出値が、無人飛行装置のプロペラによるグラウンド効果で閾値以上になったら、無人飛行装置が地面に近いとして、プロペラの回転を停止、または、その回転速度を減少させる。
特開2015−217901号公報 特開2011−230756号公報
岩倉大輔と外3名、「4発ロータ式MAVの可動式外界センサシステムによる高精度着陸」、日本機械学会論文集(C編)、76巻761号(2010−1)、論文No.09−0631、頁61〜68
ところで、無人飛行装置を、地上を走行する地上移動装置上へ着陸させたい場合がある。この場合、無人飛行装置の操縦または制御により、地上移動装置上の着陸スペースへ無人飛行装置を誘導する。しかし、着陸スペースは、地上移動装置上に限られていて狭いので、例えば、この誘導に時間がかかったり、正確に誘導できなかったりと、着陸が困難になることが想定される。
この場合、赤外線距離計または超音波距離計を設けずに、無人飛行装置の着陸を容易にすることが望まれる。
そこで、本発明の目的は、先行技術とは異なる手段によって、無人飛行装置の地上移動装置上への着陸を容易にする着陸補助装置と方法を提供することにある。
上述の目的を達成するため、本発明によると、発生する推力が可変な無人飛行装置の地上移動装置への着陸を補助するための着陸補助装置であって、
無人飛行装置に結合される一端側部分を有する線状体と、
地上移動装置に設けられ、前記線状体の他端側部分を巻き取る回転体と、
無人飛行装置が空中にある時に、前記線状体を巻き取る方向に前記回転体に一定のトルクを発生させ続ける回転体駆動装置と、を備え、
無人飛行装置が発生する推力の水平成分により、無人飛行装置が、前記一定のトルクに抗して水平方向に関して前記回転体から離れていく水平離間状態から、無人飛行装置の推力の水平成分を減らし、または、該水平成分をゼロにすることにより、水平接近状態に切り替え可能になっており、
水平接近状態では、前記一定のトルクが線状体に与える張力の水平成分により、無人飛行装置が、水平方向に関して地上移動装置の真上の側へ移動する、着陸補助装置が提供される。
また、上述の目的を達成するため、本発明によると、無人飛行装置の地上移動装置への着陸を補助する着陸補助方法であって、
無人飛行装置と結合される一端側部分を有する線状体と、地上移動装置に設けられ前記線状体の他端側部分を巻き取る回転体と、を設け、
無人飛行装置が空中にある時に、前記線状体を巻き取る方向に前記回転体に一定のトルクを発生させ続け、
無人飛行装置が発生する推力の水平成分により、無人飛行装置が、前記一定のトルクに抗して水平方向に関して前記回転体から離れていく水平離間状態から、無人飛行装置の推力の水平成分を減らし、または、該水平成分をゼロにすることにより、水平接近状態に切り替え、
水平接近状態では、前記一定のトルクが線状体に与える張力の水平成分により、無人飛行装置が、水平方向に関して地上移動装置の真上の側へ移動する、着陸補助方法が提供される。
上述した本発明では、無人飛行装置が空中にある時に、前記線状体を巻き取る方向に前記回転体に一定のトルクを発生させ続ける。無人飛行装置が発生する推力の水平成分により、無人飛行装置が、前記一定のトルクに抗して水平方向に関して前記回転体から離れていく水平離間状態から、無人飛行装置の推力の水平成分を減らし、または、該水平成分をゼロにすることにより、水平接近状態に切り替えることができる。水平接近状態では、前記一定のトルクが線状体に与える張力の水平成分により、無人飛行装置が、水平方向に関して地上移動装置の真上の側へ移動する。これにより、無人飛行装置は、地上移動装置の真上またはその近傍へ移動させる。このようにすれば、その後、無人飛行装置を、真下またはほぼ真下の地上移動装置へ着陸させればよくなるので、この着陸の操縦または制御が容易になる。
本発明の実施形態による着陸補助装置を示す。 図1の部分拡大図であり、着陸補助装置の構成を示す。 角度検出装置と方向用の出力装置などに関するブロック図である。(A)(B)は、それぞれ第1構成例と第2構成例を示す。 図2の着陸台の斜視図である。 (A)は、図2の5A−5A矢視図であり、(B)は、(A)においてストッパが移動した状態を示す。
本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、各図において共通する部分には同一の符号を付し、重複した説明を省略する。
図1は、本発明の実施形態による着陸補助装置10を示す。着陸補助装置10は、無人飛行装置1の地上移動装置2への着陸を補助する。図2は、図1の部分拡大図であり、着陸補助装置10の構成を示す。
地上移動装置2は、図1の例では、地面または路面に接する車輪の回転により走行する車両であるが、地上を移動する装置であればよい。例えば、地上移動装置2はクローラベルトを用いて走行するものであってもよい。
無人飛行装置1は、本実施形態では、1つまたは複数のプロペラ1a(ローター)により飛行する小型ヘリコプタである。無人飛行装置1の飛行中に、プロペラ1aの回転軸は、鉛直方向またはこの方向に近い方向を向く。無人飛行装置1が複数のプロペラ1aを有する場合、複数のプロペラ1aは、互いに異なる回転軸まわりに回転するものであってよい。本実施形態では、無人飛行装置1は、人に操縦されて飛行する。無人飛行装置1は、例えば、空中から撮像を行うカメラを有するものであってよい。
無人飛行装置1は、発生する推力(すなわち推力の水平成分と鉛直成分)が可変である。この推力の水平成分と鉛直成分は、無人飛行装置1の操縦装置を人が操作することにより変えられる。本実施形態において、推力とは、プロペラ1aの回転によって無人飛行装置1を移動させようとする力である。本実施形態において、無人飛行装置1が複数のプロペラ1aを有する場合には、推力とは、当該複数のプロペラ1aがその回転により無人飛行装置1を移動させようとする力の合力である。
着陸補助装置10は、線状体3、回転体5、滑車7、回転体駆動装置9、方向検出装置11、方向用の出力装置12(後述の図3を参照)、巻き出し量検出装置16、高さ用の出力装置17(図3を参照)、着陸台19、ストッパ21、およびストッパ駆動装置23を備える。
線状体3の一端側部分は、無人飛行装置1に結合される。線状体3は、例えば釣り糸のようにナイロンで形成されていてよいが、他の材料で形成されていてもよい。好ましくは、線状体3は、無人飛行装置1の重心の水平位置(すなわち、鉛直方向から見た場合の位置)またはその近傍で無人飛行装置1に結合されている。
線状体3は、無人飛行装置1への給電や、無人飛行装置1への信号送信や、無人飛行装置1からの信号受信に用いられてもよい。
ただし、線状体3は、これらの目的では用いられず、専らその張力で、地上移動装置2の真上側へ無人飛行装置1を移動させるためのものであってもよい。
回転体5は、図1と図2のように、自身の中心軸C1まわりに回転可能に地上移動装置2に設けられている。回転体5には、線状体3の他端側部分が巻き取られている。回転体5は、線状体3を巻き取る方向(以下、巻取方向という)と、線状体3を巻き出す方向のいずれにも回転可能になっている。無人飛行装置1が地上移動装置2から離れる方向に飛行していくと、これに伴って線状体3が回転体5から巻き出される。回転体5は、ドラムであってよい。
滑車7は、自身の中心軸C2まわりに回転可能に地上移動装置2に取り付けられている。滑車7には、回転体5から延びている線状体3が掛けられている。すなわち、線状体3は、回転体5から延びて滑車7に掛けられた後、無人飛行装置1まで上方に延びている。
回転体駆動装置9は、巻取方向にトルクを回転体5に発生させる。本実施形態では、回転体駆動装置9は、無人飛行装置1が空中にある時に、巻取方向に回転体5に一定のトルク(以下、単に一定トルクという)を継続して発生させる。
無人飛行装置1が発生する推力の水平成分により、無人飛行装置1が、一定トルクに抗して水平方向に関して回転体5から離れていく水平離間状態から、無人飛行装置1の推力の水平成分を減らし、または、この水平成分をゼロにすることにより、水平接近状態に切り替え可能になっている。
水平接近状態では、一定トルクが線状体3に与える張力の水平成分により、無人飛行装置2が、水平方向に関して地上移動装置2の真上の側へ移動する。
回転体駆動装置9は、回転体5を回転駆動するモータと、このモータに供給する電力供給装置とを含んでいてよい。なお、無人飛行装置1の操縦装置、地上移動装置2、または他の箇所に設けた適宜のスイッチを人がオンすることにより、このような回転体駆動装置9は、一定トルクを継続して発生させてよい。
方向検出装置11は、線状体3が地上移動装置2から上方へ延びている向きを検出する。方向検出装置11は、揺動部材13と角度検出装置15とを備える。
揺動部材13は、線状体3が上方へ延びている方向に従って傾斜自在に地上移動装置2に設けられる。揺動部材13は、回転中心部13aと、回転中心部13aから上方へ延びている中間部13bと、中間部13bの先端側部分に固定された貫通穴形成部13cとを有する。この貫通穴形成部13cには、線状体3を通す貫通穴14が形成されている。回転体5から延びる線状体3は、貫通穴14を通って上方へ延びている。なお、図2の例では、揺動部材13は、後述する着陸台19を下方から上方へ貫通している。好ましくは、鉛直方向から見た場合、揺動部材13は、着陸台19の中央に位置する。
揺動部材13は、回転中心部13aを中心に鉛直方向から傾斜可能である。線状体3が地上移動装置2から延びている方向に従って、線状体3が貫通穴形成部13cを介して揺動部材13に力を作用させる。これにより、線状体3が地上移動装置2(図2では滑車7)から上方へ無人飛行装置1に向かって延びている方向へ揺動部材13は傾く。ここで、揺動部材13の中間部13bが回転中心部13aから延びている方向(以下、揺動部材13の方向という)が鉛直方向であるときの揺動部材13の姿勢を基準姿勢とする。好ましくは、揺動部材13は、ジョイスティックのように、基準姿勢から、回転中心部13aの基点を中心にどの方向にも傾くことができる。この基点は、中間部13bの軸心の延長線上にある。
角度検出装置15は、鉛直方向に対する揺動部材13の傾斜角度を線状体3の上記向きとして検出する。本実施形態では、角度検出装置15は、図2のように、第1角度センサ15aと第2角度センサ15bを有する。第1角度センサ15aは、回転中心部13aの上記基点を通る第1軸Caまわりにおける基準姿勢からの揺動部材13の回転角を検出する。第2角度センサ15bは、回転中心部13aの上記基点を通る第2軸Cbまわりにおける基準姿勢からの揺動部材13の回転角を検出する。好ましくは、第1軸Caと第2軸Cbとは、それぞれ互いに直交する水平方向を向いている。第1角度センサ15aと第2角度センサ15bは、ポテンショメータを用いて構成されてよい。
図3は、角度検出装置15と方向用の出力装置12などに関するブロック図である。図3(A)は第1構成例を示し、図3(B)は第2構成例を示す。
まず、図3(A)と図3(B)に共通の内容を説明する。
方向用の出力装置12は、方向検出装置11が検出した上記傾斜角度(上記向き)が設定範囲内になったかどうかを判断し、この判断結果が肯定である場合には、その旨を、音声または表示により出力する。
設定範囲は、好ましくは、無人飛行装置1が地上移動装置2の真上に位置することになる線状体3の向き(傾斜角度)の範囲である。ただし、設定範囲は、無人飛行装置1が地上移動装置2の真上およびその近傍のいずれかに位置することになる線状体3の向き(傾斜角度)の範囲であってもよい。線状体3の向きが設定範囲内になったとの判断結果を出力装置12が出力することにより、これに反応して、操縦者は、無人飛行装置1を着陸させたい場合には、無人飛行装置1を着陸のために下降させる操縦をすればよい。
好ましくは、出力装置12は、上記判断結果が否定である場合には、その旨を、音声または表示により出力する。これに反応して、操縦者は、無人飛行装置1を着陸させたい場合には、地上移動装置2の真上またはその近傍へ無人飛行装置1が来るまで待てばよい。
出力装置12は、判断部12aと出力部12bを有する。判断部12aは、上述の判断を行い、この判断結果が肯定または否定である旨を、音声または表示により出力部12bが出力する。出力部12bは、スピーカまたはディスプレイであってよい。出力部12bは、無人飛行装置1を操縦する人が上記音声または表示を認識できる位置に設けられていればよい。出力部12bは、例えば、無人飛行装置1を人が操縦するための操縦装置に設けられる。
次に、図3(A)の場合を説明する。角度検出装置15は、角度算出部15cを有する。角度算出部15cは、第1角度センサ15aと第2角度センサ15bがそれぞれ検出した2つの回転角に基づいて、鉛直方向(すなわち、基準姿勢の揺動部材13の方向)と現在の揺動部材13の方向とのなす角を上記傾斜角度として求める。この傾斜角度に基づいて、判断部12aは上述の判断を行う。
次に、図3(B)の場合を説明する。角度検出装置15は、第1角度センサ15aが検出した回転角と、第2角度センサ15bが検出した回転角とを、それぞれ、上記傾斜角度として判断部12aに出力する。上記の設定範囲は、第1角度センサ15a用のものと、第2角度センサ15b用のものとがある。第1角度センサ15aが検出した回転角が第1角度センサ15a用の設定範囲内であり、かつ、第2角度センサ15bが検出した回転角が第2角度センサ15b用の設定範囲内であるかの判断を、上述の判断として判断部12aが行う。
なお、図3(A)または図3(B)において、出力装置12は、判断部12aを有していなくてもよい。この場合、出力装置12の出力部12bは、角度検出装置15が検出した上記傾斜角度を、音声または表示により出力する。
巻き出し量検出装置16(図2と図3を参照)は、回転体5から巻き出された、線状体3の長さを検出する。例えば、巻き出し量検出装置16は、回転体5の回転数を計測し、この回転数に基づいて巻き出された線状体3の長さを求めてよい。
高さ用の出力装置17は、方向検出装置11が検出した上記向きと、巻き出し量検出装置16が検出した上記長さとに基づいて、無人飛行装置1の高さを求める。この高さは、基準位置(例えば着陸台19または地面)からの高さであってよい。出力装置17は、この高さが設定値以下になったかどうかを判断し、この判断結果が肯定である場合には、その旨を、音声または表示により出力する。出力装置17は、図3(A)または図3(B)のように、高さ算出部17aと判断部17bと出力部17cを有する。高さ算出部17aは、上述のように無人飛行装置1の高さを求める。判断部17bは、上述の判断を行い、この判断結果が肯定である場合には、出力部17cは、その旨を、音声または表示により出力する。
高さ用の出力装置17は、判断部17bを有していなくてもよい。この場合、出力部17cは、高さ算出部17aが求めた無人飛行装置1の高さを、音声または表示により出力する。出力部17cは、無人飛行装置1を操縦する人がこの音声または表示を認識できる位置に設けられていればよい。出力部17cは、上述の出力部12bであってもよい。
着陸台19は、図1や図2に示すように地上移動装置2に設けられる。着陸台19は、無人飛行装置1が着陸する台である。好ましくは、着陸台19は、地上移動装置2の屋根に設置される。図4は、主に着陸台19を示す斜視図である。図5(A)は、図2の5A−5A矢視図であり、着陸台19と後述のストッパ21などを示す。図5(A)では、滑車7や揺動部材13などの図示を省略している。また、図5(A)は、無人飛行装置1が着陸台19に着陸した状態を示している。
着陸台19の上面には、着陸台19の下方の空間に直接連通する多数の貫通穴22が形成されている。着陸台19の下方の全体が空間8になっていなくてもよい。例えば、着陸台19の下方において、空間8の大部分が確保されるように物体(例えば、滑車7や回転体5や回転体駆動装置9)が部分的に存在していてもよい。
着陸台19の上面(図4の場合には、後述の波状部19aの上端面)は、設定方向に波状に延びている(この設定方向は、図1や図5(A)の例では地上移動装置2の左右方向D1であるが、地上移動装置2の前後方向D2であってもよい)。この波状の谷部19cの幅W1(図5(A)を参照)は、対象とする無人飛行装置1の脚1bの下端に設けられた着陸用水平部材1c幅W2(図5(A)を参照)の幅よりも大きい。着陸用水平部材1cは、水平な平面に着陸した場合に水平方向に延びる棒状の部材である。本実施形態では、無人飛行装置1には、互いに平行な2つの着陸用水平部材1cが、間隔をおいて設けられている。この場合、着陸台19における上面が有する上記波状の谷部19cの間隔のn(nは自然数)倍は、2つの着陸用水平部材1cの間隔に等しく、谷部19cの数は、このn以上である。
着陸台19は、本実施形態では、格子であり、多数の貫通穴22は格子により区画されている(ただし、本発明によると、着陸台19は格子でなくてもよく、例えば単なる板状部材であってもよい)。格子は、水平に配置された多数の波状部19aと直線部19bとからなる。各波状部19aは、上記設定方向に波状に延びている。言い換えると、各波状部19aは、上端面が上記波状になるように互いに平行に配置されている。多数の谷部19cが一直線上に並んだ谷部19cの列を着陸用水平部材1cの着陸部分として、複数の着陸部分が互いに平行に形成されるように、複数の波状部19aが配置される。各直線部19bは、各波状部19aに交差(例えば直交)するように互いに平行に配置されている。各直線部19bは、波状部19aの谷部19cからずれた位置に配置される。なお、揺動部材13の近傍では、揺動部材13の傾きに干渉しないように波状部19aと直線部19bの一部が除去されている。
ストッパ21について図5を参照して説明する。図5(B)は、図5(A)においてストッパ21が移動した状態を示す。ストッパ21は、無人飛行装置1の着陸用水平部材1cを谷部19cに保持するためのものである。ストッパ21は、谷部19cに位置する着陸用水平部材1cを保持する保持位置(すなわち、図5(B)の状態)と、谷部19cに位置する着陸用水平部材1cを保持しない解放位置(すなわち、図5(A)の状態)との間で移動可能である。図4と図5の例では、谷部19cの列毎にストッパ21が設けられている。これにより、着陸用水平部材1cが谷部19cのどの列に着陸しても、着陸用水平部材1cをストッパ21で保持できる。この場合、複数のストッパ21は、1つの移動部材24に取り付けられていてよい。この移動部材24が移動することにより、複数のストッパ21が同時に保持位置と解放位置との間で移動可能である。このような複数のストッパ21は、後述のストッパ駆動装置23により、または、手動で、保持位置と解放位置との間で移動可能である。手動の場合、各ストッパ21は、適宜の機構により保持位置に固定される。
ストッパ21は、本実施形態では、波状部19aに沿って保持位置と解放位置との間で移動可能である。この場合、保持位置は波状部19aの谷部19cであり、解放位置は波状部19aの山部である。着陸用水平部材1cが谷部19cに位置する状態で、ストッパ21が解放位置から保持位置へ移動すると、着陸用水平部材1cはストッパ21と波状部19aとに上下に挟まれる。これにより、着陸用水平部材1cは、谷部19cから外れなくなる。好ましくは、保持位置のストッパ21は、谷部19cの着陸用水平部材1cを波状部19aとで強固に挟み込む。
ストッパ駆動装置23は、ストッパ21を保持位置と解放位置との間で駆動する。本実施形態では、ストッパ駆動装置23は、移動部材24を駆動することにより複数のストッパ21が同時に保持位置と解放位置との間で駆動する。例えば、無人飛行装置1の操縦装置に設けた操作部を人が操作することにより、ストッパ駆動装置23は、ストッパ21が解放位置から保持位置へ又はその逆に移動するように移動部材24を駆動する。あるいは、着陸用水平部材1cが谷部19cに位置したことを適宜のセンサが検知したことにより、ストッパ駆動装置23は、ストッパ21が解放位置から保持位置に移動するように移動部材24を自動で駆動してもよい。
ストッパ駆動装置23は、例えば、モータ23aと、モータ23aにより回転駆動されるピニオン23bとを有する。ピニオン23bは、移動部材24に設けられたラック24aに噛み合っている。この構成で、モータ23aの回転がピニオン23bとラック24aを介して、移動部材24の直線運動に変換される。この直線運動により各ストッパ21が保持位置と解放位置との間で移動する。
本発明の実施形態による特徴とその作用効果を説明する。
上述した実施形態では、無人飛行装置1が空中にある時に、線状体3を巻き取る方向に回転体5に一定トルクを発生させ続ける。無人飛行装置1が発生する推力の水平成分により、無人飛行装置1が、一定トルクに抗して水平方向に関して回転体5から離れていく水平離間状態から、無人飛行装置1の推力の水平成分を減らし、または、この水平成分をゼロにすることにより、水平接近状態に切り替えることができる。水平接近状態では、一定トルクが線状体3に与える張力の水平成分により、無人飛行装置1が、水平方向に関して地上移動装置2の真上の側へ移動する。これにより、無人飛行装置1は、地上移動装置2の真上またはその近傍へ移動させる。このようにすれば、その後、無人飛行装置1を、真下またはほぼ真下の地上移動装置2へ着陸させればよいだけになるので、この着陸の操縦や制御が容易になる。
回転体駆動装置9が回転体5に発生させるトルクが一定であるので、着陸のために、回転体5のトルクと無人飛行装置1の推力とのうち後者を調整すれよい。したがって、着陸のための操縦や制御が単純になる。
着陸補助装置10は、線状体3が地上移動装置2から上方へ延びている向きを検出する方向検出装置11と、
該向きを音声または表示により出力し、あるいは、該向きが設定範囲内になったかどうかを判断し、この判断結果が肯定である場合には、その旨を、音声または表示により出力する出力装置12と、を備え、
設定範囲は、無人飛行装置1が地上移動装置2の真上に位置することになる線状体3の向きの範囲、または、無人飛行装置1が該真上とその近傍のいずれかに位置することになる線状体3の向きの範囲である。
このように、線状体3が延びている向き、または、この向きが設定範囲内である旨を、音声または表示で、無人飛行装置1の操縦者に伝えることができる。これにより、操縦者は、着陸のために行うべき次の操縦を知ることができる。
着陸補助装置10は、線状体3が地上移動装置2から上方へ延びている向きを検出する方向検出装置11と、
回転体5から巻き出された、線状体3の長さを検出する巻き出し量検出装置16と、
検出された上記向きと上記長さとに基づいて、無人飛行装置1の高さを求め、該高さを、音声または表示により出力し、あるいは、該高さが設定値以下になったかどうかを判断し、この判断結果が肯定である場合には、その旨を、音声または表示により出力する出力装置17と、を備える。
このように、無人飛行装置1の高さ、または、この高さが設定値以下になった旨を、音声または表示で、無人飛行装置1の操縦者に伝えることができる。これにより、操縦者は、着陸のために行うべき次の操縦を知ることができる。例えば、設定値が、着陸のためにプロペラ1aの回転を停止させ又は着陸用速度に減速させてもよい高さである場合には、操縦者はそのように操縦すればよい。
方向検出装置11は、地上移動装置2に設けられた揺動部材13を備え、
この揺動部材13は、回転中心部13aと、回転中心部13aから上方へ延びている中間部13bと、中間部13bの先端側部分に設けられた貫通穴形成部13cとを有し、
この貫通穴形成部13cには、貫通穴14が形成されており、
回転体5から延びる線状体3は、貫通穴14を通って上方へ延びており、
揺動部材13は、回転中心部13aを中心に鉛直方向から傾斜自在であり、
方向検出装置11は、揺動部材13の傾斜角度を上記向きとして検出する角度検出装置15を備える。
このような方向検出装置11の構成により、線状体3が車両から無人飛行装置1へ延びている方向を検出できる。
着陸補助装置10は、地上移動装置2に設けられ、無人飛行装置1が着陸するための着陸台19を備え、
着陸台19の上面には、着陸台19の下方の空間8に連通する多数の貫通穴22が形成されている。
この構成で、無人飛行装置1が着陸台19に上方から近接している時に、無人飛行装置1のプロペラ1aにより生じる下方への空気流は、着陸台19上面の多数を貫通穴22を通って下方の空間8へ流れる。これにより、無人飛行装置1の下面に作用する空気圧力の増加を抑えられる。よって、無人飛行装置1の円滑な着陸が可能になる。
これに対し、着陸台19の上面に貫通穴22が無い場合には、無人飛行装置1の下面に作用する空気圧力が増加する。この空気圧力増加をグラウンド効果という。グラウンド効果は、無人飛行装置1の円滑な着陸に悪影響を及ぼす可能性がある。
このように、着陸台19の多数の貫通穴22により、この増加が抑えられるので、円滑な着陸が可能となる。
着陸台19の上面は、設定方向に波状に延びており、
該波状の谷部19cの幅は、対象とする無人飛行装置1の脚1bの下端に設けられた着陸用水平部材1cの幅よりも大きく、
着陸補助装置10は、谷部19cに位置する着陸用水平部材1cを該谷部19cに保持するストッパ21を備える。
この構成で、着陸用水平部材1cを、着陸台19における波状の谷部19cに着陸させ、この谷部19cに保持できる。したがって、地上移動装置2の移動時に、無人飛行装置1は地上移動装置2に保持される。
本発明は上述した実施の形態に限定されず、本発明の技術的思想の範囲内で種々変更を加え得ることは勿論である。例えば、以下の変更例1〜5のいずれかを採用してもよいし、変更例1〜5の2つ以上を任意に組み合わせて採用してもよい。この場合、以下で説明しない点は、上述と同じであってよい。
(変更例1)
着陸台19は、多数の貫通穴22を有していればよい。この場合、着陸台19の上面は、波状でなくてもよく、ストッパ21やストッパ駆動装置23は省略されてよい。また、この場合、着陸台19に着陸した無人飛行装置1の脚1bの下端(例えば着陸用水平部材1c)を着陸台19に保持する別のストッパが設けられてもよい。
(変更例2)
滑車7は、省略してもよい。この場合、回転体5から延びている線状体3は、貫通穴形成部13cの貫通穴14を通って上方へ延びている。
(変更例3)
無人飛行装置1が制御装置による自動制御で飛行する場合には、出力部12bは、上記判断結果が肯定である旨を示す信号を、この制御装置に出力する。当該制御装置は、この信号に反応して、地上走行装置(着陸台19)へ無人飛行装置1が着陸するように、プロペラ1aの回転を減速しまたは停止させる。
この場合、高さ算出部17aからは、無人飛行装置1の高さを示す信号が上記制御装置へ出力されてよく、出力部17cからは、上記判断結果が肯定である旨を示す信号が上記制御装置へ出力されてよい。上記制御装置は、これら信号を用いて無人飛行装置1の飛行を制御する。
(変更例4)
巻き出し量検出装置16と高さ算出部17aの代わりに、高度計を無人飛行装置1に設けてもよい。高度計は、例えば、気圧を利用して無人飛行装置1の高さを計測する気圧高度計であってよい。あるいは、高度計は、地上へ向けて電波を発生させ、この電波の反射波を検出することにより、無人飛行装置1の高さを計測する電波高度計であってもよい。
高度計が計測した高さは、判断部17bに入力される。あるいは、高度計が計測した高さは出力部17cに入力され、出力部17cは、この高さを、音声または表示により出力する。
(変更例5)
貫通穴22の数は上述では多数であったが、貫通穴22の数は多数でなくてもよい。すなわち、貫通穴22の数は、1つであってもよいし、複数であってもよい。
このような1つまたは複数(例えば多数)の貫通穴22は、無人飛行装置1が着陸台19に着陸する時に無人飛行装置1の下面に作用する圧力の上昇を抑制する圧力抑制機構を構成する。貫通穴22の面積(複数の貫通穴22が存在する場合には、これら貫通穴22の面積の総和)は、グラウンド効果を抑制できる大きさに設定されている。
ただし、この場合、無人飛行装置1(例えば着陸用水平部材1c)が着陸できる着陸台19の上面の面積を確保する。
圧力抑制機構は、グラウンド効果を抑制するためのファンや別の機器や構造をさらに備えていてもよい。このファンは、回転駆動されることにより、貫通穴22を通って下方の空間8へ向かう空気流を強制的に生成する。これにより、グラウンド効果をさらに抑制できる。
1 無人飛行装置、1a プロペラ、1b 脚、1c 着陸用水平部材、2 地上移動装置、3 線状体、5 回転体、7 滑車、8 空間、9 回転体駆動装置、10 着陸補助装置、11 方向検出装置、12 出力装置、12a 判断部、12b 出力部、13 揺動部材、13a 回転中心部、13b 中間部、13c 貫通穴形成部、14 貫通穴、15 角度検出装置、15a 第1角度センサ、15b 第2角度センサ、15c 角度算出部、16 巻き出し量検出装置、17 出力装置、17a 高さ算出部、17b 判断部、17c 出力部、19 着陸台、19a 波状部、19b 直線部、19c 谷部、21 ストッパ、22 貫通穴、23 ストッパ駆動装置、23a モータ、23b ピニオン、24 移動部材、24a ラック、C1 中心軸、C2 中心軸、Ca 第1軸、Cb 第2軸

Claims (6)

  1. 1つまたは複数のプロペラにより飛行し該プロペラの回転により発生する推力が可変な無人飛行装置の地上移動装置への着陸を補助するための着陸補助装置であって、
    無人飛行装置に結合される一端側部分を有する線状体と、
    地上移動装置に設けられ、前記線状体の他端側部分を巻き取る回転体と、
    無人飛行装置が空中にある時に、前記線状体を巻き取る方向に前記回転体に一定のトルクを発生させ続ける回転体駆動装置と、
    前記線状体が地上移動装置から上方へ延びている向きを検出する方向検出装置と、
    該向きが設定範囲内になったかどうかを判断する判断部と、この判断結果が肯定である場合には、その旨を、音声または表示により出力する出力部とを有する方向用の出力装置と、を備え、
    無人飛行装置が発生する推力の水平成分により、無人飛行装置が、前記一定のトルクに抗して水平方向に関して前記回転体から離れていく水平離間状態から、無人飛行装置の推力の水平成分を減らし、または、該水平成分をゼロにすることにより、水平接近状態に切り替え可能になっており、
    水平接近状態では、前記一定のトルクが線状体に与える張力の水平成分により、無人飛行装置が、水平方向に関して地上移動装置の真上の側へ移動し、
    前記設定範囲は、無人飛行装置が地上移動装置の真上に位置することになる線状体の向きの範囲、または、無人飛行装置が該真上とその近傍のいずれかに位置することになる線状体の向きの範囲である、着陸補助装置。
  2. 前記回転体から巻き出された、前記線状体の長さを検出する巻き出し量検出装置と、
    検出された前記向きと前記長さとに基づいて、無人飛行装置の高さを求め、該高さを、音声または表示により出力し、あるいは、該高さが設定値以下になったかどうかを判断し、この判断結果が肯定である場合には、その旨を、音声または表示により出力する高さ用の出力装置と、を備える、請求項1に記載の着陸補助装置。
  3. 前記方向検出装置は、地上移動装置に設けられた揺動部材を備え、
    この揺動部材は、回転中心部と、回転中心部から上方へ延びている中間部と、前記中間部の先端側部分に設けられた貫通穴形成部とを有し、
    この貫通穴形成部には、貫通穴が形成されており、
    前記回転体から延びる前記線状体は、前記貫通穴を通って上方へ延びており、
    前記揺動部材は、前記回転中心部を中心に鉛直方向から傾斜自在であり、
    前記方向検出装置は、揺動部材の傾斜角度を前記向きとして検出する角度検出装置を備える、請求項1または2に記載の着陸補助装置。
  4. 地上移動装置に設けられ、無人飛行装置が着陸するための着陸台を備え、
    無人飛行装置が前記着陸台に着陸する時に無人飛行装置の下面に作用する圧力の上昇を抑制する圧力抑制機構が設けられ、
    この圧力抑制機構は、前記着陸台の上面に形成された1つまたは複数の貫通穴を含み、該貫通穴は、前記着陸台の下方の空間に連通しており、
    前記1つの貫通穴の面積、または前記複数の貫通穴の面積の総和は、前記圧力の上昇を抑制できる大きさに設定されている、請求項1〜3のいずれか一項に記載の着陸補助装置。
  5. 前記着陸台の上面は、設定方向に波状に延びており、
    該波状の谷部の幅は、対象とする無人飛行装置の脚の下端に設けられた着陸用水平部材の幅よりも大きく、
    前記谷部に位置する前記着陸用水平部材を該谷部に保持するストッパを備える、請求項に記載の着陸補助装置。
  6. 1つまたは複数のプロペラにより飛行し該プロペラの回転により発生する推力が可変な無人飛行装置の地上移動装置への着陸を補助する着陸補助方法であって、
    無人飛行装置と結合される一端側部分を有する線状体と、地上移動装置に設けられ前記線状体の他端側部分を巻き取る回転体と、を設け、
    無人飛行装置が空中にある時に、前記線状体を巻き取る方向に前記回転体に一定のトルクを発生させ続け、
    無人飛行装置が発生する推力の水平成分により、無人飛行装置が、前記一定のトルクに抗して水平方向に関して前記回転体から離れていく水平離間状態から、無人飛行装置の推力の水平成分を減らし、または、該水平成分をゼロにすることにより、水平接近状態に切り替え、
    水平接近状態において、前記一定のトルクが線状体に与える張力の水平成分により、無人飛行装置、水平方向に関して地上移動装置の真上又はその近傍に移動させ、
    前記線状体が地上移動装置から上方へ延びている向きを方向検出装置により検出し、
    該向きが設定範囲内になったかどうかを判断部により判断し、この判断結果が肯定である場合には、その旨を、音声または表示により出力部が出力し、
    前記設定範囲は、無人飛行装置が地上移動装置の真上に位置することになる線状体の向きの範囲、または、無人飛行装置が該真上とその近傍のいずれかに位置することになる線状体の向きの範囲である、着陸補助方法。
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