JP6665974B1 - 運転制御システム、制御装置および運転制御方法 - Google Patents

運転制御システム、制御装置および運転制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】発電効率の低下を抑止し、逆潮の発生を短時間で停止することができる運転制御システムを提供すること。【解決手段】PV60−1〜PV60−nの発電電力を制御する複数のPCS50−1〜PCS50−nと、複数のPCS50−1〜PCS50−nを制御する制御装置70と、を含む運転制御システム100であって、制御装置70は、逆潮を示す負荷信号を受信した場合には、複数のPCS50−2〜PCS50−nのうち、運転を停止するPCS50を決定するパワーコンディショナ決定部72と、パワーコンディショナ決定部72により決定されたPCS50に対して運転停止指示を出す停止指示出力部73と、を備え、各PCS50−1〜PCS50−nは、制御装置70からの運転停止指示に基づいて運転を停止する運転停止部52と、運転停止指示を受けてから所定の復帰時間経過後、運転を復帰する運転復帰部53と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、運転制御システム、制御装置および運転制御方法に関する。
近年、太陽光パネルにより発電を行う太陽光発電システムが使用されている。自家消費型の太陽光発電システムのように、発電した電力を電気事業者に売電しない場合には、太陽光パネルで発電した電力が商用電源側に逆潮するのを防止する必要がある。逆潮が発生した場合には、電気事業者が定める所定の時間(例えば、2sec)内に逆潮を停止する必要がある。そのため、パワーコンディショナに接続された太陽電池の電力が逆潮しない範囲で最大となるよう追随する最大電力点追従制御(MPPT:Maximum Power Point Tracking)が行われている。
また、例えば、商用電源側への逆潮を防止する技術として、逆潮回避のためのリミット電力を設定し、当該リミット電力以下になるようにパワーコンディショナにより太陽電池の発電電力を制御する技術が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2012−175858号公報
しかしながら、逆潮回避のためのリミット電力を設定した場合であっても、例えば、負荷電力が大きい電化製品を停止した場合には、太陽電池全体の発電電力に対し負荷電力が急に下回ることも想定される。その場合は、発電電力が負荷電力を大きく上回り、商用電源側に対し逆潮が発生する。パワーコンディショナによる電力制御は時間がかかるため、逆潮が発生してから特許文献1の技術や最大電力点追従制御によりパワーコンディショナに対し発電電力を制御したとしても、電気事業者が定める所定の時間内に逆潮が解消しないおそれがある。その場合は、パワーコンディショナ全体を遮断することとなり、パワーコンディショナの運転が復帰するまでの間全く発電されないこととなる。
また、逆潮が発生しないように、リミット電力を低く設定した場合には、太陽電池の発電電力が低くなり、発電効率が悪くなる。
本発明は、上記課題に鑑み、発電効率の低下を抑止し、逆潮の発生を短時間で停止することができる運転制御システムを提供することを目的とする。
本発明にかかる第1の側面である運転制御システムは、太陽電池の発電電力を制御する複数のパワーコンディショナと、前記複数のパワーコンディショナを制御する制御装置と、を含む運転制御システムであって、前記制御装置は、逆潮を示す負荷信号を受信した場合には、前記複数のパワーコンディショナのうち、運転を停止するパワーコンディショナを決定するパワーコンディショナ決定部と、前記パワーコンディショナ決定部により決定されたパワーコンディショナに対して運転停止指示を出す停止指示出力部と、を備え、前記複数のパワーコンディショナは、前記制御装置からの運転停止指示に基づいて運転を停止する運転停止部と、前記運転停止指示を受けてから所定の復帰時間経過後、運転を復帰する運転復帰部と、を備える運転制御システムである。
本発明にかかる第2の側面である制御装置は、太陽電池の発電電力を制御するとともに、運転停止指示に基づいて運転を停止し、前記運転停止指示を受けてから所定の復帰時間経過後、運転を復帰する複数のパワーコンディショナを制御する制御装置であって、前記制御装置は、逆潮を示す負荷信号を受信した場合には、前記複数のパワーコンディショナのうち、運転を停止するパワーコンディショナを決定するパワーコンディショナ決定部と、前記パワーコンディショナ決定部により決定された前記パワーコンディショナに対して運転停止指示を出す停止指示出力部と、を備える制御装置である。
本発明にかかる第3の側面である運転制御方法は、太陽電池の発電電力を制御するとともに、運転停止指示に基づいて運転を停止し、前記運転停止指示を受けてから所定の復帰時間経過後、運転を復帰する複数のパワーコンディショナを制御する制御装置の運転制御方法であって、逆潮を示す負荷信号を受信した場合には、前記複数のパワーコンディショナのうち、運転を停止するパワーコンディショナを決定し、前記決定された前記パワーコンディショナに対して運転停止指示を出す運転制御方法である。
本発明の一態様によれば、発電効率の低下を抑止し、逆潮の発生を短時間で停止することができる。
本発明の実施形態の運転制御システムの一例を示す図である。 パワーコンディショナ決定部が運転を停止するPCSをローテーションして決定する一例を示す図である。 電力監視システムの記憶部に記憶されている各PCSの運転時間、発電電力および運転回数の累積結果を示す図である。 負荷電力と発電電力との関係の一例を示す図である。 各運転モードにおける負荷電力と発電電力との関係の一例を示す図である。 制御装置が実行する運転制御処理の一例を示すフローチャートである。 PCSが実行するPCS制御処理の一例を示すフローチャートである。
以下に本発明の実施形態について図面を参照しながら詳細に説明する。図1は、本発明の実施形態の運転制御システム100の一例を示す図である。運転制御システム100は、特に限定されるものではないが、例えば、工場に設置される。運転制御システム100は、店舗や住家に設定してもよい。運転制御システム100は、商用電力線11を介して商用電源Sに接続されている。運転制御システム100には、変圧器などによって変圧された商用電力が供給される。
図1に示すように、運転制御システム100は、電流センサ20、変換器30、電力監視システム40、複数のパワーコンディショナ(Power conditioner)(以下「PCS」と称する)50−1〜50−n、複数の太陽電池(Photovoltaics)(以下、「PV」と称する)60−1〜60−n、制御装置70、BMU(Battery management system)80、負荷群90を備える。なお、運転制御システム100は、図1に示していない他の回路要素を備えていてもよい。なお、複数のPCS50−1〜50−nを区別して説明する場合には、それぞれ「第1PCS50−1」、「第2PCS50−2」、「第3PCS50−3」…「第nPCS50−n」とも称する。また、複数のPCS50−1〜50−nを特に区別して説明する必要がない場合には、以下、「PCS50」と称する。同様に、複数のPV60−1〜60−nを特に区別して説明する必要がない場合には、以下、「PV60」と称する。なお、図1において、実線は電力線を示しており、点線は信号線を示している。
電流センサ20は、計器用変流器(CT:Current Transformer)などにより構成される。電流センサ20は、商用電源S側の交流電流を検出する。電流センサ20の出力側には、電力監視システム40を介して、複数のPCS50−1〜50−nが接続されている。さらに、各PCS50−1〜50−nに、PV60−1〜60−nが接続されている。
各PV60−1〜60−nは、太陽光により発電した発電電力を各PCS50−1〜50−nに出力する。PCS50は、双方向の交流/直流(AC/DC)変換器などを有し、PV60の発電電力を制御してPV60から出力された直流電流を交流電流に変換し、電力監視システム40へ供給する。図1の例では、各PCS50−1〜50−nに、PV60−1〜60−nがそれぞれ1つずつ接続されているがこの限りではなく、1つのPCS50に対し複数のPV60を接続してもよい。
電流センサ20は、PCS50−1〜50−nから供給された交流電流、すなわち、逆潮を検出する。逆潮は、PCS50−1〜50−nから供給された発電電力から負荷群90を差し引いた差分である。電流センサ20は、逆潮を検出すると、逆潮した電流を所定の比率で小電流に変換した負荷信号を変換器30へ送信する。変換器30は、電流センサ20から送信された負荷信号の電流をさらに小電流に変換して制御装置70へ送信する。これにより、制御装置70は、電流センサ20から送信された逆潮を示す負荷信号を変換器30を介して取得することができる。
電力監視システム40は、監視制御部41および記憶部42を備える。なお、電力監視システム40は、図1に示していない他の回路要素を備えていてもよい。監視制御部41は、各PCS50−1〜50−nの運転時間、発電電力および運転回数を逐次計測し、累積結果を記憶部42に記憶する。
図3は、電力監視システム40の記憶部42に記憶されている各PCS50−1〜50−nの運転時間、発電電力および運転回数の累積結果を示す図である。図3に示すように、記憶部42には、PCS50−1〜50−nごとに運転時間(min)、発電電力(kWh)および運転回数(回)の累積結果が記憶されている。PCS50は、出力制御部51、運転停止部52および運転復帰部53を備える。なお、PCS50は、図1に示していない他の回路要素を備えていてもよい。
制御装置70は、出力制御指示部71、パワーコンディショナ決定部72、停止指示出力部73、稼働台数制御部74、切替部75、記憶部76を備える。なお、制御装置70は、図1に示していない他の回路要素を備えていてもよい。
出力制御指示部71は、電流センサ20から逆潮を示す負荷信号を受信した場合には、停止指示出力部73によりPCS50に対して運転停止指示を出す前に、PCS50の出力電力が負荷電力以下になるようにPCS50の出力制御指示を出す。出力制御指示には、各PCS50−1〜50−nに対するAC出力の抑制範囲が設定されている。抑制範囲として、例えば100〜50%の抑制範囲が設定される。また、負荷電力が増加している場合には、出力制御指示部71は、各PCS50−1〜50−nへ出力100%の出力制御指示を出す。
出力制御指示部71により出力制御指示を受けたPCS50の出力制御部51は、出力制御指示に含まれる抑制範囲になるようにPCS50の発電電力を抑制する制御を行う。例えば、出力制御指示に含まれる抑制範囲が50%である場合には、PCS50は、発電電力を最大発電電力の50%に抑制するよう制御する。また、出力制御指示部71により出力100%の出力制御指示を受けたPCS50の出力制御部51は、出力100%になるようにPCS50の発電電力を増加する制御を行う。
パワーコンディショナ決定部72は、電流センサ20から逆潮を示す負荷信号を受信した場合には、複数のPCS50−2〜50−nのうち、運転を停止するPCS50を決定する。例えば、パワーコンディショナ決定部72は、運転を停止するPCS50を決定する際、運転を停止するPCS50−2〜50−nをローテーションして決定する。例えば、パワーコンディショナ決定部72は、運転を停止するPCS50の順番を予め決定しておき、最後に停止したPCS50の情報を記憶部76に記憶しておく。そして、パワーコンディショナ決定部72は、記憶部76に記憶した最後に停止したPCS50の次のPCS50を停止するPCS50として決定する。また、次の日、運転制御システム100の運転を再開した場合であっても、パワーコンディショナ決定部72は、記憶部76に記憶した最後に停止したPCS50の次のPCS50を停止するPCS50として決定することができる。これにより、各PCS50−2〜50−nの稼働率を分散化して負担を軽減し、PCS50の寿命を延ばすことができる。
図2は、パワーコンディショナ決定部72が運転を停止するPCS50−2〜50−nをローテーションして決定する一例を示す図である。図2に示すように、パワーコンディショナ決定部72は、運転を停止するPCS50−2〜50−nを順番に決定している。例えば、時刻t1において逆潮を示す負荷信号を受信した場合には、パワーコンディショナ決定部72は、複数のPCS50−2〜50−nのうち、第2PCS50−2を運転を停止するPCS50として決定する。そして、次に、時刻t2において逆潮を示す負荷信号を受信した場合には、パワーコンディショナ決定部72は、第2PCS50−2の次の第3PCS50−3を運転を停止するPCS50として決定する。パワーコンディショナ決定部72は、同様の処理を繰り返し実行する。
また、パワーコンディショナ決定部72は、複数のPCS50−2〜50−nのうち、運転時間の累積が大きいPCS50を優先して決定してもよい。例えば、図3に示す電力監視システム40の記憶部42に記憶されている運転時間の累積の情報のうち、最も大きい運転時間「8,600min」のPCS50は第3PCS50−3である。パワーコンディショナ決定部72は、電力監視システム40の記憶部42に記憶されている運転時間の累積の情報を取得して、各PCS50−2〜50−nのうち、運転時間の累積が最も大きい第3PCS50−3を運転を停止するPCS50として決定する。これにより、各PCS50−2〜50−nにかかる運転時間を分散化して負担を軽減し、PCS50の寿命を延ばすことができる。
また、パワーコンディショナ決定部72は、複数のPCS50−2〜50−nのうち、発電電力量の累積が大きいPCS50を優先して決定してもよい。例えば、図3に示す電力監視システム40の記憶部42に記憶されている発電電力量の累積の情報のうち、最も大きい発電電力量「4,176kWh」のPCS50は第3PCS50−3である。パワーコンディショナ決定部72は、電力監視システム40の記憶部42に記憶されている発電電力量の累積の情報を取得して、各PCS50−2〜50−nのうち、発電電力量の累積が最も大きい第3PCS50−3を運転を停止するPCS50として決定する。これにより、各PCS50−2〜50−nにかかる発電電力量を分散化して負担を軽減し、PCS50の寿命を延ばすことができる。
また、パワーコンディショナ決定部72は、複数のPCS50−2〜50−nのうち、運転回数の累積が多いPCS50を優先して決定してもよい。例えば、図3に示す電力監視システム40の記憶部42に記憶されている運転回数の累積の情報のうち、最も多い運転回数「2,032回」のPCS50は第2PCS50−2である。パワーコンディショナ決定部72は、電力監視システム40の記憶部42に記憶されている運転回数の累積の情報を取得して、各PCS50−2〜50−nのうち、運転回数の累積が最も多い第2PCS50−2を運転を停止するPCS50として決定する。これにより、各PCS50−2〜50−nにかかる運転回数を分散化して負担を軽減し、PCS50の寿命を延ばすことができる。
また、パワーコンディショナ決定部72は、複数のPCS50−2〜50−nのうち、逆潮を示す負荷信号を受信した時点において発電電力の少ないPCS50を優先して決定してもよい。この場合、パワーコンディショナ決定部72は、負荷信号を受信した時点における発電電力の情報を電力監視システム40から取得する。例えば、負荷信号を受信した時点において最も少ない発電電力のPCS50が第2PCS50−2である場合には、パワーコンディショナ決定部72は、各PCS50−2〜50−nのうち、第2PCS50−2を運転を停止するPCS50として決定する。これにより、PCS50の運転を停止した際に減少する発電電力量を最小限にし、発電効率の低下を防ぐことができる。
上述の実施形態では、第1PCS50−1は、パワーコンディショナ決定部72が決定する運転を停止するPCS50に含まれていないがその限りではない。例えば、BMU80に蓄電しない場合には、パワーコンディショナ決定部72は、運転を停止するPCS50として、第1PCS50−1を含めた複数のPCS50−1〜50−nのうち、運転を停止するPCS50を決定してもよい。
停止指示出力部73は、パワーコンディショナ決定部72により決定されたPCS50に対して運転停止指示を出す。PCS50の運転停止部52は、制御装置70からの運転停止指示に基づいて運転を停止する。運転停止部52による運転の停止は、逆潮が発生してから1〜1.8sec以内に可能であり、電気事業者が定める所定の時間は例えば2secであるので、電気事業者が定める所定の時間内に逆潮を停止することができる。
運転復帰部53は、制御装置70から運転停止指示を受けてから所定の復帰時間経過後、運転を復帰する。所定の復帰時間は、電気事業者により定められている時間である。所定の復帰時間は、例えば300secである。所定の復帰時間は、電気事業者により定められた時間に対応できるよう任意に変更可能である。例えば、運転復帰部53は、制御装置70からの運転停止指示に基づいて運転復帰タイマを起動し、所定の復帰時間の経過後に運転復帰タイマが終了した場合、停止していた運転を復帰する。
次に、負荷電力と発電電力との関係について説明する。図4は、負荷電力と発電電力との関係の一例を示す図である。なお、図4において、波線は負荷電力を示しており、各ブロックはPCS50−1〜50−nごとの発電電力を示している。図4では、時刻t11において、逆潮が発生した場合について説明する。
図4(1)に示すように、時刻t11において逆潮Rが発生し、電流センサ20から逆潮を示す負荷信号を受信した場合には、制御装置70の出力制御指示部71は、PCS50の出力電力が負荷電力以下になるようにPCS50の出力制御指示を出す。例えば、出力制御指示に含まれる抑制範囲が90%である場合には、図4(2)に示すように、PCS50の出力制御部51は、発電電力を最大発電電力の90%に抑制するよう制御する。これにより逆潮は解消する。
これに対し、図4(3)に示すように、負荷電力が大きく減少した場合には、負荷電力の減少に対し、PCS50の出力制御部51の制御による発電電力の減少が間に合わず、電気事業者が定める所定の時間内に逆潮を停止することができない場合がある。
この場合、パワーコンディショナ決定部72は、複数のPCS50−2〜50−nのうち、運転を停止するPCS50を決定する。停止指示出力部73は、パワーコンディショナ決定部72により決定されたPCS50に対して運転停止指示を出す。制御装置70からの運転停止指示を受けたPCS50の運転停止部52は運転を停止する。
これにより、負荷電力が大きく減少した場合であっても、図4(4)に示すように、複数のPCS50−2〜50−nのうち、決定したPCS50の運転を即座に停止することができる。したがって、逆潮の発生を短時間で停止することができる。また、パワーコンディショナ決定部72が決定したPCS50のみを停止することができるため、発電効率の低下を抑止することができる。
稼働台数制御部74は、予め設定した運転モードに合わせて運転するPCS50の台数を決定する。運転モードは、予め設定した予定ごとに設定することができる。運転モードの情報は、記憶部76に記憶されている。例えば、運転モードは、平日運転モード、半日運転モードおよび休日運転モードを含む複数の運転モードを含む。また、各運転モードへの切替は、操作者の操作に基づき任意に変更可能である。
図5は、各運転モードにおける負荷電力と発電電力との関係の一例を示す図である。なお、図5において、波線は負荷電力を示しており、各ブロックはPCS50−1〜50−nごとの発電電力を示している。
図5(1)に示すように、操作者の操作に基づき平日運転モードが設定されている場合には、稼働台数制御部74は、稼働台数制御部74は、時刻t21〜時刻t22までは、全てのPCSPCS50−1〜50−nの台数を運転するPCS50の台数として決定する。
図5(2)に示すように、操作者の操作に基づき半日運転モードが設定されている場合には、稼働台数制御部74は、時刻t21〜時刻t23までは、全てのPCSPCS50−1〜50−nの台数を運転するPCS50の台数として決定する。また、半日運転モードが設定されている場合には、稼働台数制御部74は、時刻t23〜時刻t22までは、PCSPCS50−1〜50−nのうち任意に設定した台数のPCS50を運転するPCS50の台数として決定する。図5(2)の例では、任意に設定した台数として2台のPCS50が運転するPCS50の台数として決定されている。
図5(3)に示すように、操作者の操作に基づき休日運転モードが設定されている場合には、稼働台数制御部74は、t21〜t22まで、PCSPCS50−1〜50−nのうち任意に設定した台数のPCS50を運転するPCS50の台数として決定する。図5(3)の例では、任意に設定した台数として2台のPCS50が運転するPCS50の台数として決定されている。
これにより、無駄な発電を抑止しして各PCS50−1〜50−nの負担を軽減し、PCS50の寿命を延ばすことができる。また、必要最低限の負荷電力に対応する発電を行うことにより、逆潮の発生を未然に防ぐことができる。
BMU80は、PCS50から供給される余剰電力を蓄え、電力不足時に放電可能なものである。BMU80は、本発明の蓄電ユニットに対応する。BMU80は、蓄電制御部81およびバッテリ82を備える。なお、BMU80は、図1に示していない他の回路要素を備えていてもよい。
制御装置70の切替部75は、電流センサ20から出力された逆潮を示す負荷信号を受信すると、停止指示出力部73がPCS50に対して運転停止指示を出す前に、複数のPCS50−1〜50−nのうち第1PCS50−1の出力をBMU80へ切り替える。BMU80の蓄電制御部81は、第1PCS50−1から電力が供給されると、供給された電力をバッテリ82に蓄電する。これにより、BMU80は、第1PCS50−1から供給される余剰電力を蓄えることができる。第1PCS50−1は、本発明の特定のパワーコンディショナに対応する。
また、制御装置70の切替部75は、夜間や、悪天候時など、PV60で発電できない時間帯などにおいて、BMU80のバッテリ82に蓄電されている電力を、電力監視システム40を介して、PCS50、PV60、制御装置70などの装置に供給する。これにより、各装置の待機電力などを自家発電により補うことができ、発電効率の向上を図ることができる。
電力監視システム40の記憶部42はメモリにより実現される。また、電力監視システム40の監視制御部41は、プロセッサシステムにより実現される。プロセッサシステムは、プロセッサエレメントを含み、与えられたプログラムを実行することにより監視制御部41の機能を提供する。
また、PCS50の出力制御部51、運転停止部52、運転復帰部53は、プロセッサシステムにより実現される。プロセッサシステムは、プロセッサエレメントおよびメモリを含み、与えられたプログラムを実行することにより出力制御部51、運転停止部52、運転復帰部53の機能を提供する。
なお、制御装置70の記憶部76はメモリにより実現される。また、制御装置70の出力制御指示部71、パワーコンディショナ決定部72、停止指示出力部73、稼働台数制御部74、切替部75は、プロセッサシステムにより実現される。プロセッサシステムは、プロセッサエレメントを含み、与えられたプログラムを実行することにより出力制御指示部71、パワーコンディショナ決定部72、停止指示出力部73、稼働台数制御部74、切替部75の機能を提供する。
次に、図6〜図7を参照して、実施形態の運転制御方法の処理の流れの一例について説明する。図6は、制御装置70が実行する運転制御処理の一例を示すフローチャートである。
はじめに、出力制御指示部71は、電流センサ20から送信された負荷信号を受信したか否かを判定する(ステップS11)。負荷信号を受信していない場合(ステップS11のNO)には、負荷信号を受信するまでの間処理は待機となる。負荷信号を受信した場合(ステップS11のYES)には、出力制御指示部71は、逆潮を示す負荷信号を受信してから所定時間内に再度逆潮を示す負荷信号を受信したか否かを判定する(ステップS12)。ステップS12の処理では、後述のステップS14で各PCS50−1〜50−nへ出力X%の出力抑制指示を出したにもかかわらず逆潮が解消せず、再度逆潮を示す負荷信号を受信したか否かが判定される。
逆潮を示す負荷信号を受信してから所定時間内に再度逆潮を示す負荷信号を受信していない場合(ステップS12のNO)、すなわち、初めて逆潮を示す負荷信号を受信した場合には、出力制御指示部71は、負荷電力に含まれる情報は負荷電力上昇か減少かを判定する(ステップS13)。負荷電力が減少している場合(ステップS13:減少)には、出力制御指示部71は、各PCS50−1〜50−nへ出力X%の出力抑制指示を出す(ステップS14)。ステップS14の処理が終了すると処理はステップS11に戻る。
負荷電力が増加している場合(ステップS13:増加)には、出力制御指示部71は、各PCS50−1〜50−nへ出力100%の出力制御指示を出す(ステップS15)。ステップS15の処理が終了すると処理はステップS11に戻る。
逆潮を示す負荷信号を受信してから所定時間内に再度逆潮を示す負荷信号を受信した場合(ステップS12のYES)には、切替部75は、第1PCS50−1のAC出力をBMU80に切替済か否かを判定する(ステップS16)。ステップS12のYESの判定は、ステップS14において、各PCS50−1〜50−nへ出力X%の抑制指令を出したにも係わらず、逆潮が継続している場合に判定される。
第1PCS50−1のAC出力をBMU80に切り替えていない場合(ステップS16のNO)には、切替部75は、BMU80のバッテリ82は満タンか否かを判定する(ステップS17)。BMU80のバッテリ82は満タンである場合(ステップS17のYES)には、処理はステップS19に進む。BMU80のバッテリ82は満タンでない場合(ステップS17のNO)には、切替部75は、第1PCS50−1のAC出力をBMU80へ切り替える(ステップS18)。
第1PCS50−1のAC出力がBMU80へ切り替えられると、BMU80の蓄電制御部81は、第1PCS50−1のAC出力でバッテリ82を蓄電する。これにより、逆潮を抑止できるとともに、余剰電力をバッテリ82に蓄電することで、PV60で発電できない時間帯などにおいて、電力監視システム40、PCS50、PV60、制御装置70、BMU80などの待機電力を補うことができる。これにより、発電効率の向上を図ることができる。この処理が終了すると処理はステップS11に戻る。
第1PCS50−1のAC出力をBMU80に切替済である場合(ステップS16のYES)には、パワーコンディショナ決定部72は、停止するPCS50をローテーションにより決定する(ステップS19)。停止指示出力部73は、ステップS19で決定したPCS50に対して運転停止指示を出す(ステップS20)。ステップS20において、制御装置70からの運転停止指示を受けたPCS50の運転停止部52は運転を停止する。ステップS20の処理が終了すると処理はステップS11に戻る。なお、ステップS19、ステップS20の処理は、逆潮が解消するまで複数回実行される。すなわち、1つのPCS50を運転を停止しても逆潮が解消しない場合には、パワーコンディショナ決定部72は、次のPCS50を停止するPCS50として決定する。そして、停止指示出力部73は、パワーコンディショナ決定部72が決定したPCS50に対し運転停止指示を出す。運転停止指示を受けた次のPCS50は運転を停止する。これにより、負荷電力が急に減少した場合であっても、逆潮の発生を短時間で停止することができる。
図7は、PCS50−1〜50−nが実行するPCS制御処理の一例を示すフローチャートである。
はじめに、運転停止部52は、制御装置70から運転停止指示を受信したか否かを判定する(ステップS51)。運転停止指示を受信した場合(ステップS51のYES)には、運転停止部52は、制御装置70からの運転停止指示に基づいて運転を停止する(ステップS52)。そして、運転復帰部53は、運転復帰タイマを起動する(ステップS53)。運転復帰部53は、ステップS53で起動した運転復帰タイマが終了したか否かを判定する(ステップS54)。運転復帰タイマが終了していない場合(ステップS54のNO)には、運転復帰タイマが終了するまで処理は待機となる。運転復帰タイマが終了した場合(ステップS54のYES)には、ステップS52で停止していた運転を復帰する(ステップS55)。この処理が終了すると、処理はステップS51に戻る。
運転停止指示を受信していない場合(ステップS51のNO)には、出力制御部51は、出力制御指示を受信したか否かを判定する(ステップS56)。出力制御指示を受信していない場合(ステップS56のNO)には、処理はステップS11に戻る。出力制御指示を受信した場合(ステップS56のYES)には、出力制御部51は、出力制御を行う(ステップS57)。ステップS57の処理では、出力制御部51は、出力制御指示に含まれる抑制範囲になるようにPCS50の発電電力を抑制する制御を行う。例えば、出力制御部51は、出力制御指示に含まれる抑制範囲になるようにPCS50の発電電力を抑制する制御を行う。また、出力100%の出力制御指示を受けた場合には、出力制御部51は、出力100%になるようにPCS50の発電電力を増加する制御を行う。ステップS57の処理が終了すると、処理はステップS51に戻る。
なお、本発明は上述した実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階でのその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化することができる。また、上述の実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成することができる。例えば、実施形態に示される全構成要素を適宜組み合わせても良い。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。このような、発明の趣旨を逸脱しない範囲内において種々の変形や応用が可能である。
11 :商用電力線
20 :電流センサ
30 :変換器
40 :電力監視システム
41 :監視制御部
42 :記憶部
50−1〜50−n:PCS
51 :出力制御部
52 :運転停止部
53 :運転復帰部
60−1〜60−n:PV
70 :制御装置
71 :出力制御指示部
72 :パワーコンディショナ決定部
73 :停止指示出力部
74 :稼働台数制御部
75 :切替部
76 :記憶部
80 :BMU
81 :蓄電制御部
82 :バッテリ
90 :負荷群
100:運転制御システム
R :逆潮
S :商用電源

Claims (10)

  1. 太陽電池の発電電力を制御する複数のパワーコンディショナと、前記複数のパワーコンディショナを制御する制御装置と、を含む運転制御システムであって、
    前記制御装置は、
    逆潮を示す負荷信号を受信した場合には、前記複数のパワーコンディショナのうち、運転を停止するパワーコンディショナを決定するパワーコンディショナ決定部と、
    前記パワーコンディショナ決定部により決定された前記パワーコンディショナに対して運転停止指示を出す停止指示出力部と、を備え、
    前記複数のパワーコンディショナは、
    前記制御装置からの前記運転停止指示に基づいて運転を停止する運転停止部と、
    前記運転停止指示を受けてから所定の復帰時間経過後、運転を復帰する運転復帰部と、を備える
    ことを特徴とする運転制御システム。
  2. 前記パワーコンディショナ決定部は、運転を停止するパワーコンディショナをローテーションして決定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の運転制御システム。
  3. 前記パワーコンディショナ決定部は、前記複数のパワーコンディショナのうち、運転時間の累積が大きいパワーコンディショナを優先して決定する
    ことを特徴とする請求項2に記載の運転制御システム。
  4. 前記パワーコンディショナ決定部は、前記複数のパワーコンディショナのうち、発電電力量の累積が大きいパワーコンディショナを優先して決定する
    ことを特徴とする請求項2に記載の運転制御システム。
  5. 前記パワーコンディショナ決定部は、前記複数のパワーコンディショナのうち、運転回数が多いパワーコンディショナを優先して決定する
    ことを特徴とする請求項2に記載の運転制御システム。
  6. 前記パワーコンディショナ決定部は、前記複数のパワーコンディショナのうち、前記逆潮を示す負荷信号を受信した時点において発電電力の少ないパワーコンディショナを優先して決定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の運転制御システム。
  7. 前記制御装置は、さらに、予め設定した運転モードに合わせて運転するパワーコンディショナの台数を決定する稼働台数制御部を備える
    ことを特徴とする請求項1〜6のうち何れかに記載の運転制御システム。
  8. 前記運転モードは、予め設定した予定ごとに設定されている
    ことを特徴とする請求項7に記載の運転制御システム。
  9. 前記運転制御システムは、さらに、蓄電ユニットを備え、
    前記制御装置は、
    前記停止指示出力部が前記パワーコンディショナに対して運転停止指示を出す前に、前記複数のパワーコンディショナのうち特定のパワーコンディショナの出力を前記蓄電ユニットへ切り替える切替部をさらに備える
    ことを特徴とする請求項1〜8のうち何れかに記載の運転制御システム。
  10. 前記制御装置は、さらに、
    前記逆潮を示す負荷信号を受信した場合には、前記停止指示出力部により前記パワーコンディショナに対して運転停止指示を出す前に、前記パワーコンディショナの出力電力が負荷電力以下になるように前記パワーコンディショナの出力制御指示を出す出力制御指示部を備える
    ことを特徴とする請求項1〜9のうち何れかに記載の運転制御システム。
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