JP6662765B2 - コンテキスト画像融合を用いたハイパースペクトル検出システム及び方法 - Google Patents

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Description

関連技術の相互参照
本出願は、2013年9月24日出願の米国仮特許出願第61/881,671号の米国特許法第119条に基づく優先権を主張するものであって、その内容に依拠し、参照により全内容が本明細書に援用されるものである。
本開示はハイパースペクトルイメージングに関し、特にはコンテキスト画像融合を用いた、ハイパースペクトル検出システム及び方法に関するものである。
本明細書で言及したすべての刊行物又は特許文献は、参照により、全開示内容が援用されるものである。
ハイパースペクトルイメージングは、スペクトル範囲にわたり、多数(例えば、数十又は数百)の狭いスペクトル帯域を撮像し、合成画像を生成することを含み、撮像されたシーン内の各画素が、そのシーンの連続したスペクトルデータを含んでいる。ハイパースペクトルイメージングの1つの態様は、従来の2次元(2D)空間画像を、連続したスペクトル帯域の第3の次元と組合せ、基本的に2D空間画像の各々の画素に対し、分光分析を行うものである。
従来のハイパースペクトルイメージングは、画像化されるシーンのハイパーキューブデータの生成を含んでいる。ハイパーキューブは、基本的に3次元(3D)画像であって、2つの次元が空間であり、1つの次元が連続したスペクトルデータである。データの生成に使用される装置にもよるが、ほとんどのハイパースペクトルシステムにおいて、1つのハイパーキューブ画像が取得され、有用なコンテキスト依存情報が抽出されるまでに約数十秒要し得る。
ハイパーキューブは、データが本質的に3Dであるため、非常に大きくなる可能性があり、そのサイズは、画像の空間及びスペクトル解像度に依存する。多くのハイパースペクトル用途において、この量のデータ収集が必要である一方、すべての用途において必要であるという訳ではない。スペクトル検出用途において、多くの場合、収集されたデータの大部分は不要である。
ハイパースペクトルイメージングシステムの一種に、指定された領域において、特定の予め定められたスペクトルシグネチャを探すものがあり、これをハイパースペクトル検出器又はHSDと呼んでいる。HSDは、基本的に視覚法又はその他の方法では容易に検出されない、特定のスペクトルシグネチャの有無を確認する、“ゴー/ノーゴー”センサである。多くの場合、計算の終了を待つのではなく、ユーザがリアルタイムで行動できるように、HSDからの情報がリアルタイムで利用可能であることが好ましい。更に、携帯又はハンドヘルドHSDにとって、HSDの計算能力には限界があり得る。
本開示の1つの態様は、シーンのハイパースペクトル検出を行う方法である。この方法は、シーンの少なくとも一部の、動眼視野にわたる、デジタルコンテキスト画像を撮像するステップ、シーンの動眼視野に含まれる、瞬間視野にわたる、スペクトル画像を撮像するステップであって、瞬間視野が、動眼視野の半分未満であるステップ、コンテキスト画像とスペクトル画像を融合して、融合画像を形成するステップ、スペクトル画像をシーンの動眼視野内にパンして、シーン内の1つ以上のスペクトルシグネチャを捕捉するステップ、及び1つ以上のスペクトルシグネチャを、1つ以上の参照スペクトルシグネチャと比較して、コンテキスト画像における、1つ以上のスペクトルシグネチャの1つ以上の位置に印を付けるステップを有している。
本開示の別の態様は、シーンのハイパースペクトル検出を行う方法である。この方法は、シーンの少なくとも一部の、動眼視野にわたる、デジタルコンテキスト画像を撮像するステップ、シーンの瞬間視野にわたるスペクトル画像を、第1のセンサの1つの画素列で撮像するステップであって、瞬間視野が動眼視野に含まれるステップ、コンテキスト画像とスペクトル画像を融合して、融合画像を形成するステップ、スペクトル画像をシーン上にパンして、シーン内の1つ以上のスペクトルシグネチャを捕捉するステップ、1つ以上のスペクトルシグネチャを、1つ以上の参照スペクトルシグネチャと比較して、コンテキスト画像における、前記1つ以上のスペクトルシグネチャの1つ以上の位置に印を付けるステップ、及び融合画像と1つ以上の印が付された位置を、リアルタイムで、ディスプレイに表示するステップを有している。
本開示の別の態様は、シーンをスペクトル分析するためのハイパースペクトル検出システムである。このシステムは、シーンの少なくとも一部の、動眼視野にわたる、デジタルコンテキスト画像を撮像するように動作可能配置されたコンテキストカメラを有している。このシステムは、シーンの動眼視野に含まれ、動眼視野の半分未満である、瞬間視野にわたる、スペクトル画像を撮像するように動作可能に配置された、イメージング分光器も有している。このシステムは、スペクトル画像をシーン上の動眼視野内にパンして、シーン内の1つ以上のスペクトルシグネチャを捕捉する手段も有している。このシステムは、コンテキスト画像とスペクトル画像を受信及び融合して、融合画像を形成するプロセッサを更に有している。このプロセッサは1つ以上のスペクトルシグネチャを1つ以上の参照スペクトルシグネチャと比較して、コンテキスト画像における、1つ以上のスペクトルシグネチャの1つ以上の位置に印を付けるように構成されている。
更なる特徴及び効果は、以下の「発明を実施するための形態」に述べてあり、当業者とって、一部はその説明から容易に明らかであり、本明細書、特許請求の範囲、及び添付図面に示された、実施の形態を実施することによって認識できるであろう。上記概要説明及び以下の「発明を実施するための形態」は、単なる例示であって、本特許請求の性質及び特徴を理解するための概要又は枠組みを提供することを意図したものである。
添付図面は理解を深めるために添付したものであり、本明細書に組み込まれその一部を構成するものである。図面は1つ以上の実施の形態を示し「発明を実施するための形態」と共に様々な実施の形態の原理及び作用の説明に役立つものである。従って、添付図面と併せて以下の「発明を実施するための形態」から、本開示がより完全に理解されるであろう。
本開示による例示的なハイパースペクトル検出システムの概略図。 図1のハイパースペクトル検出システムによって分析される、例示的なシーンの正面図。 支持部材に支持されたコンテキストカメラ及びイメージング分光器を示す、例示的なハイパースペクトル検出システムの正面図。 一例として、三脚として示す支持装置に支持された、例示的なハイパースペクトル検出システムを示す図。 図1と同様の図であって、本明細書に開示したハイパースペクトル検出システムを用いて、どのようにして、図2のシーンの分析を行うことができるかの一例を示す図。 図1と同様の図であって、本明細書に開示したハイパースペクトル検出システムを用いて、どのようにして、図2のシーンの分析を行うことができるかの一例を示す図。 図1と同様の図であって、本明細書に開示したハイパースペクトル検出システムを用いて、どのようにして、図2のシーンの分析を行うことができるかの一例を示す図。 図4Aに対応する図であって、図2のシーンをパンしたとき、ハイパースペクトル検出システムから見た図2のシーンを示す図。 図4Bに対応する図であって、図2のシーンをパンしたとき、ハイパースペクトル検出システムから見た図2のシーンを示す図。 図4Cに対応する図であって、図2のシーンをパンしたとき、ハイパースペクトル検出システムから見た図2のシーンを示す図。 コンテキストカメラ及びイメージング分光器のレンズを1つのレンズに置換したハイパースペクトル検出システムの例示的な実施の形態を示す図。 例示的なハンドヘルドハイパースペクトル検出システムの側面図。 例示的なハンドヘルドハイパースペクトル検出システムの正面図。 例示的なハンドヘルドハイパースペクトル検出システムの背面図。 スマートフォンを採用した、例示的なハンドヘルドハイパースペクトル検出システムの正立面図。 スマートフォンを採用した、例示的なハンドヘルドハイパースペクトル検出システムの背立面図。 コンテキストカメラを、イメージング分光器の役割も果たすことができるようにするスペクトル分散要素を有する、例示的なコンテキストカメラの拡大図。
以下、添付図面に例を示す、本開示の様々な実施の形態について詳細に説明する。図面全体を通し、可能な限り、同一又は同様の部品については、同一又は同様の参照番号又は符号を用いている。図は必ずしも縮尺通りではなく、本開示の重要な側面を示すために図のどこが簡略化されているか、当業者には見分けが付くであろう。
以下に記載の請求項は本「発明を実施するための形態」に組み込まれその一部を構成するものである。
本明細書に記載のあらゆる出版物又は特許文献の全開示内容は、参照により本明細書に援用されるものとする。
参考として、一部の図に直交座標が示してあるが、方向及び配向を限定することを意図したものではない。
図1は、本開示による例示的なハイパースペクトル検出(HSD)システム10の概略図である。HSDシステム10は、以下に詳細に説明するスペクトル分析を行う、シーン12に相対配置されているところを図示したものである。参考として直交座標が示してある。図2はシーン12の正面図、即ちz方向を見た図である。
HSDシステム10は、コンテキストカメラレンズ24及びイメージセンサ26を動作可能に支持するハウジング22を備えた、コンテキストカメラ20を有している。1つの例において、コンテキストカメラ20は、従来の可視波長デジタルカメラであり、別の例において、コンテキストカメラは、赤外(IR)波長カメラ又は可視(VIS)と近IR(NIR)とを組み合わせたカメラ(例えば、VIS及び/又は近IR(NIR)及び/又は短波長IR(SWIR)及び/又は中間波長IR(MWIR)及び/又は長波長IR(LWIR))である。1つの例において、レンズ24はズーム機能を有している。例示的な実施の形態において、コンテキストカメラ20は、当技術分野において知られている、1つ以上の画像安定化技術を用いて、画像安定化が図られている。また、例示的な実施の形態において、レンズ24は、当技術分野において知られている、1つ以上のオートフォーカス技術を用いた、オートフォーカス機能を有している。
1つの例において、イメージセンサ26は、画素27の配列を有し(対応する拡大挿入図参照)、画素配列は1,280×1,024画素以上のサイズを有している。1つの例において、画素27は3μm〜5μmの範囲の幅W27を有している。1つの例において、コンテキストカメラ20は、携帯電話のカメラ、タブレットのカメラ、又はスマートフォンのカメラである。
コンテキストカメラ20は、本明細書において“動眼視野”FoRと呼ばれる視野を有している。コンテキストカメラ20は、シーン12の一部の動眼視野にわたるデジタルコンテキスト画像を撮像し、それに応じてデジタルコンテキスト画像信号SCを生成する。デジタルコンテキスト画像は、シーン12の少なくとも一部の空間(可視)コンテキストを提供する、一般的に認識可能な2Dの空間画像である。
HSDシステム10は、1つの例において、撮像レンズ44及び画素47を有する(対応する拡大挿入図参照)イメージセンサ46を動作可能に支持する、ハウジング42を備えたイメージング分光器40も有している。1つの例において、画素47は、10μm〜25μm(例えば、画素27の大きさの約2倍〜約8倍)の範囲の幅W47を有している。1つの例において、センサ46は、デジタルコンテキスト画像の一部(即ち、サブ領域)にわたる、スペクトルイメージングを可能にする画素27の多数の行及び列を有している。1つの例において、撮像レンズ44はズーム機能を有している。1つの例において、イメージング分光器40は分散に基づいている。1つの例において、センサ46は、15マイクロメートル/画素のサイズ、及び10nmの(スペクトル)/画素で、0.9μm〜1.7μmのスペクトル範囲において、512の空間画素及び47×80のスペクトル画素を分析することができる。例示的な実施の形態において、イメージング分光器40がコンパクト、例えば、体積が約12立方インチ(約196.68立方センチメートル)であり、HSDシステム10の携帯性が向上している。例示的な実施の形態において、イメージング分光器40は、当技術分野で知られている1つ以上の画像安定化技術を用いて、画像安定化が図られている。また、例示的な実施の形態において、レンズ44は、当技術分野で知られている1つ以上のオートフォーカス技術を用いた、オートフォーカス機能を有している。
イメージング分光器40は、コンテキストカメラ20の動眼視野FoRより大幅に狭い瞬間視野iFOVを有している。図1はシーン12における分光器の瞬間視野iFOVの幅Wsを、イメージセンサ46に形成された、対応する分光器の(スペクトル)画像の対応する幅W’と共に示している。図1はシーン12における動眼視野FoRの幅W及びイメージセンサ26に形成された、対応するコンテキストカメラ画像の対応する幅W’も示している。幅WとW’とは撮像レンズ44の倍率M44によって関連している、即ちW’=M44・Wである。同様に、幅WとW’とは撮像レンズ24の倍率M24によって関連している、即ちW’=M24・Wである。M44=M24の場合、W’/W’=W/Wが成立する。
イメージング分光器40は、シーン12の狭い部分の、瞬間視野iFOVにわたる、デジタルスペクトル画像を撮像し、それに応じ、1つの空間次元(例えば、1つの画素列)及び1つのスペクトル次元(すなわち、画素列中の各画素のスペクトルデータ)を含む、デジタルスペクトル画像信号SSを生成する。例示的な実施の形態において、イメージング分光器40は、1つ以上の可視及び赤外波長領域、例えば、VIS、NIR、SWIR、MWIR、及びLWIRの1つ以上にわたり動作する。
瞬間視野iFOVは動眼視野FoRより大幅に狭い。1つの例において、瞬間視野iFOVは動眼視野FoRの半分未満である。スペクトル画像の幅W’は、センサ46の1つの画素47の幅W47を乗じた画素47の列数NC47によって規定される、即ちW’=(NC47)・(W47)である。最小の幅W’はNC47=1のとき、即ちW’=W47である。同様に、コンテキスト画像の幅W’は、センサ26の1つの画素27の幅W27を乗じた画素27の列数NC27によって規定される、即ちW’=(NC27)・(W27)である。比W’/W’(従って、W/W)の最小値はW47/W’である。
様々な例において、W47/W’≦[W’/W’]<0.5、又は、W47/W’≦[W’/W’]<0.25、又はW47/W’≦[W’/W’]<0.15、又はW47/W’≦[W’/W’]<0.10、又はW47/W’≦[W’/W’]<0.5、又はW47/W≦[W’/W’]<0.1、又はW47/W’≦[W’/W’]<0.05、又はW47/W’≦[W’/W’]<0.1である。例示的な実施の形態において、瞬間視野iFOVが、イメージセンサ46の画素47の1つの列によって規定され、従ってW’/W’=W47/W’である。別の例において、瞬間視野iFOVが、イメージセンサ46の画素の利用可能な行及び列の部分によって規定される。
図3Aは、HSDシステム10の例示的な構成を示す正面図であって、コンテキストカメラ20及びイメージング分光器40が、支持部材50に動作可能に支持され、各々がy方向に向いたそれぞれの軸A1及びA2を中心に回転可能である。1つの例において、支持部材50も、軸A1及びA2と同じ方向に向いた軸A3を中心に回転可能である。1つの例において、軸A3を中心とした回転が容易になるように、支持部材50が固定又は柱52を備えている。1つの例において、ユーザがHSDシステム10を手に持つことができるように、柱52の大きさが設定、あるいはハンドヘルドである(例えば、ハンドグリップを有する)ように構成されている(以下に紹介及び説明する図7A〜7C参照)。従って、1つの例において、柱52によってハンドルが規定される。
図3Bに示す別の例において、柱52は、HSDシステム10をジンバル装置や三脚(図示)等の支持装置54に取り付けるために使用されている。1つの例において、柱52は、コンテキスト画像100及び/又はスペクトル画像110(図5A参照)の撮像、コンピュータに対する入力等を行うために、HSDシステム10を起動するのに使用することができるスイッチ53を有している。
支持装置54は、コンテキストカメラのイメージセンサ26の選択画素が、イメージング分光器のセンサ46の画素47と同一場所に配置されるように、コンテキストカメラ20とイメージング分光器40との相対的な位置合わせを容易にするのに役立つ。
再度図1において、HSDシステム10は、コンテキストカメラ20及びイメージング分光器40に動作可能に接続された、コンピュータ60も有している。コンピュータ60は、以下に詳細に説明するように、コンテキスト画像信号SC及びスペクトル画像信号SSを受信し、これらの信号を処理(及び、必要な場合、スペクトル画像110をコンテキスト画像100に融合)して、コンテキストに基づくハイパースペクトルを検出するように構成されている。HSDシステム10は、コンピュータ60に動作可能に接続されたディスプレイ70も有している。以下に説明するように、シーン12の少なくとも一部を見るとき、ディスプレイ70を用いてコンテキスト画像100、スペクトル画像110、又は両方の画像を一緒に表示することができる。1つの例において、ディスプレイ70は、コンピュータ60の制御に使用することができる、タッチスクリーン機能を有している。
コンピュータ60は、プロセッサ62及びメモリユニット(「メモリ」)64を有している。1つの例において、メモリ64は、測定スペクトルデータを比較することができる、保存スペクトルデータ(参照スペクトルデータ)を含んでいる。
コンピュータ60は、ファームウェアに格納された命令及び/又はソフトウェアを実行して、スペクトル画像信号SS及びコンテキスト画像信号SCを処理するように構成されている。コンピュータ60は、HSDシステム10の動作、並びにスペクトル画像信号SS及びコンテキスト画像信号SCの前述の信号処理を含む、本明細書に記載の機能を実行するようにプログラムすることができる。本明細書において「コンピュータ」という用語は、単に当技術分野においてコンピュータと呼ばれる集積回路だけではなく、コンピュータ、プロセッサ、マイクロコントローラ、マイクロコンピュータ、プログラマブルロジックコントローラ、特定用途向け集積回路、及びその他のプログラム可能な回路を広く意味し、これ等の用語は本明細書において同義的に使用される。
コンピュータ可読媒体に具現化された命令の形態を成すソフトウェアは、前記信号処理を含む、本明細書に開示したHSDシステム10の動作性能を、実行又は補助することができる。ソフトウェアは、コンピュータ60、特にプロセッサ62及びメモリ64に動作可能にインストールすることができる。ソフトウェアの機能は、実行可能なコードを含むプログラミングを含むことができ、このような機能を利用して、本明細書に開示した方法を実行することができる。このようなソフトウェアコードは、プロセッサ62等の汎用コンピュータで実行することができる。
1つの例において、ソフトウェアによって、プロセッサ62が、2Dコンテキスト画像100を1Dスペクトル画像110に融合あるいは結合する。特に、コンテキストカメラのイメージセンサ26及びイメージング分光器のセンサ46の画素に対し、ソフトウェアがコンテキスト画像100及びスペクトル画像110の処理に使用することができる、それぞれのグリッド座標を与えることができる。例えば、コンテキストカメラのイメージセンサ26の画素に対し、C1H〜C1280H掛ける(×)C1V〜C1,024Vのグリッド座標、及びイメージング分光器のセンサ46の画素に対し、S1V〜S512Vの座標を与えることができる(ここで、V=垂直、H=水平である)。イメージング分光器40及びコンテキストカメラ20は、コンテキストカメラのイメージセンサの画素C1V×C640H及びC2V×C640Hが、分光器の画素行S1Vと同一場所に位置し、C1023V×C640H及びC1024V×C640Hが、分光器の画素行S512Vと同一場所に位置するように位置合わせされる。
動作中、コード及び、場合により、関連するデータレコードが、汎用コンピュータのプラットフォームのプロセッサ62及び/又はメモリ64に記憶される。しかし、別の時点においては、ソフトウェアは、他の場所に記憶及び/又は適切な汎用コンピュータシステムに移送して、ロードすることができる。従って、本明細書において説明する実施の形態は、少なくとも1つの機械可読媒体に担持された、1つ以上のコードモジュールの形態を成す1つ以上のソフトウェア製品を含んでいる。このようなコードを、コンピュータ60のプロセッサ62によって実行することにより、プラットフォームが、基本的に本明細書において説明及び例示する方法で、カタログ及び/又はソフトウェアダウンロード機能を実行することができる。
コンピュータ60及び/又はプロセッサ62は、各々コンピュータ可読媒体又は機械可読媒体を用いることができる(例えば、メモリ64)。このような媒体は、例えば、以下に詳細に説明する、シーン12の選択項目のスペクトル成分の決定を含む、命令をプロセッサに提供して、実行させることに関与する任意の媒体を意味する。メモリ64はコンピュータ可読媒体を構成する。このような媒体は、不揮発性媒体、揮発性媒体、及び伝送媒体を含みこれに限定されない、多くの形態を成すことができる。不揮発性媒体には、例えば、前述のサーバプラットフォームの1つとして動作する、任意のコンピュータの任意の記憶装置等の、光又は磁気ディスクが含まれる。揮発性媒体には、このようなコンピュータプラットフォームの主記憶装置等の動的メモリが含まれる。物理的な伝送媒体には、コンピュータシステム内においてバスを構成する線を含む、同軸ケーブル、銅線、及び光ファイバーが含まれる。
1つの例において、コンピュータ60は、ユーザがコンピュータに入力できるようにする、キーボードやボタン等(図7Cのボタン210を参照)の入力手段(例えば、ディスプレイ70の上述したタッチスクリーン機能)を有している。コンピュータ60を介した、HSDシステム10に対する入力には、画像取得速度又はシャッター速度、メモリ64に保存されているスペクトル画像の選択(例えば、スペクトルライブラリからの選択)、コンテキスト画像及び/又はスペクトル画像を記録するためのオン/オフ選択、並びに照明のオン/オフ選択(図示せず)等のソフトウェア制御の設定が含まれる。
1つの例示的な実施の形態において、HSDシステム10は、HSDシステムを携帯できるようにする電池パック等の電源80を有している。
スペクトル画像信号SS及びコンテキスト画像信号SCの処理方法の例について、以下詳細に説明する。HSDシステム10は、静止画像だけでなく、ビデオ画像を撮影するように動作することができる。
HSDシステム10は、GPS座標、地理情報システム(GIS)データ、コンパス向首方向、傾斜計方位等の追加機能及び情報を提供する、図示しない他の構成要素を有することができる。前述のように、これ等の装置/機能もコンピュータ60又はHSDシステム10の別の部分に常駐させることができる。
1つの例において、コンピュータ60が、例えば、プロセッサ62及びメモリ64として、コンテキストカメラ20に内蔵されている。例えば、コンテキストカメラ20が、スマートフォンのカメラ又はタブレットのカメラである場合、コンピュータ60は、スマートフォンの計算要素及び直前に述べた装置等の装置機能(以下に紹介及び説明する図9参照)を含むことができる。
従来のHSDシステムにおいては、瞬間視野(iFoV)(例えば1つの画素列)を、はるかに広い動眼視野(FoR)にわたり体系的にステップ走査する、固定センサプラットフォームによって、スペクトル画像データが捕捉される。走査時間は、特定の用途、条件、及び分析するシーンの特質にもよるが、1秒〜数十秒を要し得る。分光器のセンサ及びシーンは、通常、走査が完了するまで得ることができない、コヒーレントで正確な空間コンテキスト情報を捕捉するために、走査期間中互いに対し静止及び影響を及ぼさないようにする必要がある。
HSDシステム10は、より簡単かつより効率的に動作する。シーン12に対し、イメージング分光器のセンサ46の各々の画素47の、すべてのスペクトルデータを収集するのではなく、シーンの小領域、例えば、画素47の1つの列又は画素47の少数の列に対してのみ、スペクトルデータが収集され、1つの実施例において、画素列の数がユーザによって規定される。次に、シーン12の小領域のスペクトルデータが、コンテキスト画像100と共に、スペクトル画像110としてリアルタイムで表示される、即ち、スペクトル画像が、コンテキスト画像に融合されて、ディスプレイ70に表示される。
図4A〜4Bは図1と同様の図であって、HSDシステム10を用いて、どのようにして、シーン12の分析を行うことができるかの一例を示す図である。図4Aはコンテキストカメラの動眼視野FoRがシーン12の「+x」端部に向けられている状態を示している。この位置において、コンテキストカメラ20が、シーン12の端部のコンテキスト画像を撮像する。イメージング分光器の瞬間視野iFoVが、シーン12の位置における動眼視野FoRの略中心にくるように、イメージング分光器が配置(例えば、回転)される。瞬間視野iFoVの別の位置が可能であり、中心位置は1つの便宜的な例示位置として示している。
図4B及び4Cは、コンテキストカメラ20及びイメージング分光器40が、シーン12上を一緒に走査している状態を示し、図4Bはシーンの中心部が分析されている状態を示し、図4Cはシーンの「−x」端部が分析されている状態を示している。コンテキストカメラ20とイメージング分光器40が一緒に走査されることにより、瞬間視野iFoVの位置が動眼視野FoR内に維持されることに注意されたい。しかし、コンテキストカメラ20とイメージング分光器40をこの様に一緒に走査する必要はない。1つの例において、例えば、イメージング分光器40を、コンテキストカメラ20と異なる速度で移動(回転)させることにより、瞬間視野iFoVの相対位置を、動眼視野FoR内で変えることができる。別の例おいて、コンテキストカメラ20を固定し、イメージング分光器40を移動(回転)させて、一部又はすべての動眼視野FoR上を走査することができる。
幾つかの例において、コンテキストカメラ20及びイメージング分光器40によるシーン12の走査を手動又は自動、例えば、コンピュータ60の制御下で行うことができる。コンテキストカメラ20を使用しているため、例えば、ディスプレイ70を介し、使用可能なデータ(空間コンテキストに融合したスペクトル認識)をユーザに提示するのに、イメージング分光器40による動眼視野FoR全体の走査が終了するのを待つ必要がない。フィードバックがリアルタイム(例えば、>15フレーム/秒)であるため、ユーザは、瞬間視野iFoVを動眼視野FoR内の任意の場所に配置することができると共に、シーン12に対する動眼視野の位置も変更することができる。ユーザはシーン12の任意の場所で、開始及び停止することができると共に、「盲点」あるいはアクセスできない領域の調査を含む、シーン内の任意の場所に瞬時に再配置することができる。
図5A〜5Cはそれぞれ図4A〜4Cに対応し、HSDシステム10から見たシーン12を示している。図5A〜5Cの各々は、動眼視野FoRによって規定されるコンテキストカメラ画像100及び対応するコンテキストカメラ画像を重畳した、縦ストライプ状の対応するスペクトル画像110を含んでいる。スペクトル画像110は、分かり易くするために点描してあり、シーン12のハイパースペクトル的に敏感な部分を表わしている。コンテキスト画像100とスペクトル画像110との組合せによって、融合画像114が定義される。
図5Aはシーン12の+x側の融合画像114を示している。これはシーン12の走査及び分析のための、HSDシステム10の初期位置を表わしている。図5Aはコンテキスト画像100の幅W’及び分光器画像110の幅W’も示している。図5Aのコンテキスト画像100が、どのようにしてシーン12の端部のみをカバーしているか、及び分光器画像110が、どのようにしてシーン左端部のコンテキスト画像100の一部のみをカバーしているか注視されたい。
HSDシステム10の動作例において、システムの電源が投入されて初期化される。初期化は、フォーカス及び光強度レベルの自動調整の開始を含む、コンテキストカメラ20の初期化を含むことができる。初期化処理は、フォーカス及び光強度レベルの自動調整の開始及びスペクトル較正の実施を含む、イメージング分光器40の初期化も含むことができる。
初期化が完了すると、ユーザは、シーン12の選択された部分(例えば、標的領域)にHSDシステム10を向けることができる。次に、ユーザは、スペクトル画像110をコンテキスト画像100内、即ち動眼視野FoR内に配置して、融合画像114の構成を規定することができる。前述のように、図5Aは、融合画像114のコンテキスト画像100及びスペクトル画像110のシーン12に対する、例示的な初期位置を示している。
この時点で、ユーザは、イメージング分光器40を(例えば、スイッチ53を介して)作動させ、コンテキストカメラ20及びイメージング分光器を(例えば、同期して)移動させてシーン12をパンし、検出されたスペクトルを、例えば、メモリ64に保存されている参照スペクトルと比較することにより、関心スペクトルシグネチャを特定する。コンテキスト画像100及びスペクトル画像110の移動を示す、矢印AR1及びAR2によって、融合画像114の移動(走査)を示す。
図5Bは、シーン12の左半分の走査後のコンテキスト画像100及びスペクトル画像110を示しており、コンテキスト画像及びスペクトル画像がシーンの略中心に配置されている。熱く輝き、従って、メモリ64に保持されているスペクトルライブラリに保存されている、スペクトルシグネチャと一致する、IRスペクトルにわたる、強いスペクトル信号を有する、白熱電球(図示せず)を備えたランプ13の上に、タグ120が置かれている。タグ120は、コンテキスト画像100における、スペクトルシグネチャの位置に印を付与する役割を果たす。
融合画像114の走査中に、関心スペクトルシグネチャ(即ちスペクトルの一致)が見つかった場合には、図5Bに点線の四角形で示すように、コンテキスト画像100の対応する領域が関心領域RoIとして特定される。例えば、対応するコンテキスト画像の画素27が、強調表示されると共に、周囲のコンテキスト画像の画素の空間、色、及び強度ジオメトリが強調表示され、例えば、コンテキストカメラのディスプレイ70に関心領域RoIが規定される。関心領域RoIは、動眼視野FoR内に留まっている間、追跡することができる。
コンテキストカメラ20及びイメージング分光器40が移動を続けて、シーン12上の融合画像114を走査しているとき、タグ120は所定の位置に留まっている。更に、新たなスペクトルの一致が特定されたとき、コンテキスト画像100が、その一致を印すために新しいタグに更新される。図5Cは、シーン12を走査した後の、シーンの右側における融合画像114を示している。ティーカップ14及びティーポット16に関連した2つの新しいスペクトルシグネチャが各々特定され、それぞれのタグ120が付与されている。2つの新しいタグ120は、黒のダイヤモンド形状であり、これはランプ13に関連したスペクトルシグネチャを特定する星形タグ120とは異なる、スペクトルシグネチャを表わしていることに注意されたい。
例示的な実施の形態において、スペクトルの一致が連続的に追跡され、その一致が動眼視野FoR内に留まっている間、コンテキスト画像100の関連する画素27が強調表示される。例えば、ランプ13のスペクトル一致タグ120を用いて、ランプ上のスペクトル的に一致する指紋を示すことができる。
HSDシステム10によるシーン12の走査結果が、シーンに関するスペクトル識別情報(及び、必要に応じ、ジオメトリ追跡情報)となる。この情報は1つ以上の静止画像又はビデオ画像に具体化することができる。
この時点において、ユーザは、スペクトルタグ120及び、必要に応じ、ジオメトリタグ122を備えた、融合画像114の静止版又はビデオ版を表示することができる。また、ユーザは、シーン12における別の観点、角度、又は距離からの再配置、再走査するための既走査部分への戻り、及び/又は動眼視野FoR内の別のシーンへの再配置を行うことができる。
HSDシステム10による走査方式は、所謂「プッシュブルーム」ハイパースペクトルイメージング法と同じではなく、又それと混同されるべきではない。プッシュブルーム法は、シーン全体にわたって一方向に走査することにより、シーンの(ストリップチャートに似た)連続した2D空間×1Dスペクトルの超立方体を、ライン毎に生成するものである。本明細書に開示した走査方法は、コンテキストカメラ20及びイメージング分光器40を、シーン12に対して移動させ、シーン内においてスペクトル的に一致する領域を空間的及びコンテキスト的に探索する必要がある一方、コンテキスト的に有用なデータを取得してユーザに表示するために、如何なる所与の方法においても、シーン全体にわたり移動する必要がない。
前述のように、従来のハイパースペクトルイメージングは、所与の2D画像内において、イメージング分光器のすべての画素のスペクトルを分析する。各画像に対し、2つの空間次元及び1つのスペクトル次元で3D超立方体データが生成される。従来のハイパースペクトルイメージングの例として、中程度の解像度の画像について、640×480の空間刻み(画素)及び100のスペクトル刻み(バンド)、合計30,720,000のデータポイントがあり得る。そのデータキューブを捕捉及び記憶した(30カメラフレーム/秒で約20秒)後、ユーザによるシーンのコンテキスト分析を開始することができる。
本明細書に開示したHSDシステム10及び関連する方法は、コンテキスト的に有用なデータにアクセスするための第2の(水平)空間次元を不要なものとする。前述のデータキューブの解像度をベースラインとして使用すると、第2の空間次元の生成を排除することには、少なくとも以下の利点がある。第1に、コンテキストの分析に必要なデータポイントの数が30,720,000から48,000に低減され、これは640倍の改善である。第2に、ユーザがコンテキスト的に有用な情報にアクセスするのに要する時間が、>20秒から<0.03秒に低減され、これは600倍の改善を示している。第3に、HSDシステム10の複雑さが軽減され、HSDシステムをハンドヘルドできるまでに小型化することができる。
図6は、コンテキストカメラ20及びイメージング分光器40のそれぞれの撮像レンズ24及び44を、コンテキストカメラ及びイメージング分光器の両方に使用する1つのレンズ144に置き換えた、HSDシステム10の例示的な実施の形態を示す図である。これにより、共通(即ち、同一)のレンズを使用して、コンテキスト画像100及びスペクトル画像110を撮像することができる。図示の例において、ダイクロイックミラー146及び通常のミラー148を用いて、シーン12からの光がイメージング分光器40に誘導される。別の例示的な実施の形態において、異なる波長における撮像補正、あるいはコンテキストカメラ又はイメージング分光器の結像光学系を規定するためのレンズ、1つ以上の開口絞り等の形態をなす、追加の光学部品149が、レンズ144とコンテキストカメラ20又はイメージング分光器40(一例として、図示のように)との間に配置される。図6の実施の形態は、レンズ144の形態を成す単一の集光光学系を可能にし、これによってHSDシステム10が平易化される。1つの例において、レンズ144はズーム機能を有している。1つの例において、レンズ144は、当技術分野において知られている1つ以上の画像安定化技術を用いて、画像安定化が図られている。また、1つの例においてレンズ144は、当技術分野において知られている1つ以上のオートフォーカス技術を用いたオートフォーカス機能を有している。
図6は、シーン12の少なくとも一部を照明光162で照明する、照明源160を備えた、HSDシステム10の例示的な実施の形態も示している。光162はイメージング分光器40又はコンテキストカメラ20、あるいはその両方に使用されることを特に意図した波長を有するように選択することができる。
照明源160による能動的な照明が必要又は望ましい場合、スペクトル走査される狭い領域のみをカメラフレームの期間だけ安定的に照明する必要がある。シーン12の全体を走査するために、シーン全体を照明する必要はない。これは同じ照明源に対し(面積の縮小及び/又はパルス持続時間に基づく)照明強度に大きな利益をもたらすと共に、それに応じて信号対雑音比およびシステムの感度が向上する。
本明細書に開示したHSDシステム及び方法は、従来のHSDシステム及び方法と比較して、幾つかの利点を有している。データの収集及び処理の平易化により、HSDシステムが携帯可能になり、ハンドヘルド装置として構成することができる。更に、システムユーザは、自己の裁量で、分析したいと思うシーンの任意の部分又はサブ部分を、リアルタイムで、迅速かつ簡単に走査する柔軟性を有している。コンテキスト画像100によって提供される、コンテキストフィードバックによって、ユーザは、走査中に、空間走査パラメータをオンザフライで直ちに調整することができる。
2Dコンテキスト画像100の各画素についての完全なスペクトル走査を生成する必要性を排除したこと、2Dコンテキスト画像の非常に狭い部分のみをスペクトル走査すること、及び保存されているスペクトルシグネチャに対する良好なスペクトルの一致のみを探索することにより、コンテキスト依存情報の取得速度、分析、及び提示がリアルタイム(>15フレーム/秒)で生じる。
コンテキスト画像100によって、分析されるシーン12の空間コンテキスト情報が提供されるため、スペクトル画像110が同じように高い空間分解能を有する必要がない。これによって、イメージング分光器40のセンサ46に大きな画素を用いることができ、それに対応する信号対雑音比の改善及びハードウェアコストの削減が得られるため、HSDシステム10が、スペクトル領域においてより敏感になると共に、よりコスト効率的となる。
図7A〜7Cは、例示的なハンドヘルドHSDシステム10のそれぞれ側面図、正面図、及び背面図である。ハンドヘルドHSDシステム10は、ハウジング200を有し、ハウジングは前端部202、後端部204、及びハウジングに取り付けられたハンドル52を備えている。ハウジング200は、前述のHSDシステムの主要な要素を収容するように構成された内部206を有している。コンテキストカメラ20とイメージング分光器40とは、前端部202を介して光学的に連通している。また、任意としての照明源160も、ハウジングの前端部202を介して連通している。ハウジングの後端部は、HSDシステム10に対する入力、システムのオンオフ、コンテキストカメラ20及びイメージング分光器40の配向/回転等を行う各種ボタンの他、ディスプレイ70を備えている。ハンドル52によって、ユーザはディスプレイ70の融合画像114を都合よく見ながら、HSDシステム10を保持してシーン12に向けることができる。
図8A及び8Bは、それぞれ別の例示的なハンドヘルドHSDシステム10の正立面図及び背立面図である。ハンドヘルドHSDシステム10は、スマートフォン250を使用しており、そのデジタルカメラがコンテキストカメラ20の役割を果たし、ディスプレイがディスプレイ70の役割を果たしている。スマートフォン250は、支持部材50に支持され、支持部材はハンドル52に支持された、イメージング分光器40の後端部に取り付けられている。図8A及び8Bは、コンテキストカメラの光軸AC、及びイメージング分光器の光軸ASを示している。1つの例において、スマートフォン250の計算要素(図示せず)をコンピュータ60として使用している。
図9はコンテキストカメラ20の拡大図であって、画素27から成る、コンテキストカメラのイメージセンサ26が、スペクトルデータも収集することができ、独立したイメージング分光器を必要としない1つの実施の形態を示している。図9の実施の形態において、コンテキストカメラ20は、イメージセンサ36の近傍に、スペクトル分散要素270を有している。スペクトル分散要素270は、シーン12からの光280を画素27Sの領域にわたり分散する役割を果たし、スペクトルデータの規定に用いられる一方、残りの画素27Cが、通常の方法でコンテキストカメラ20に用いられる。コンテキストカメラ画像100においては、スペクトルデータの捕捉に用いられる画素27Sからのコンテキストデータが欠落していることになる。従って、図9の実施の形態においては、コンテキストカメラ20が内蔵イメージング分光器40を備えている。
添付した特許請求の範囲に規定する本開示の精神及び範囲を逸脱せずに、本明細書に記載の好ましい実施の形態に対し様々な改良が可能であることは当業者にとって明らかであろう。従って、本開示は、添付の特許請求の範囲及びその均等物の範囲に属することを条件に、かかる改良及び変形を含むものである。
10 ハイパースペクトル検出システム
12 シーン
20 コンテキストカメラ
24、44 撮像レンズ
26、46 イメージセンサ
27、47 画素
40 イメージング分光器
52 ハンドル
60 コンピュータ
62 プロセッサ
64 メモリ
70 ディスプレイ
FoR 動眼視野
iFoV 瞬間視野
SC コンテキスト画像信号
SS スペクトル画像信号
100 コンテキスト画像
110 スペクトル画像(分光器画像)
114 融合画像
120 タグ

Claims (5)

  1. シーンのハイパースペクトル検出を行う方法であって、
    前記シーンの少なくとも一部の、動眼視野(FoR)にわたる、デジタルコンテキスト画像を撮像するステップと、
    前記シーンの前記FoRに含まれる、瞬間視野(iFoV)にわたる、スペクトル画像を撮像するステップであって、前記iFoVが、前記FoRの半分未満であるステップと、
    前記コンテキスト画像と前記スペクトル画像を融合して、融合画像を形成するステップと、
    前記スペクトル画像を、前記シーン上の前記FoR内に維持したままパンして、該シーン内の1つ以上のスペクトルシグネチャを捕捉するステップと、
    前記1つ以上のスペクトルシグネチャを、1つ以上の参照スペクトルシグネチャと比較して、前記コンテキスト画像における、前記1つ以上のスペクトルシグネチャの1つ以上の位置に印を付けるステップと、
    前記融合画像と前記1つ以上の印が付された位置を、リアルタイムでディスプレイに表示するステップと、
    を有して成ることを特徴とする方法。
  2. 前記スペクトル画像が幅W’を有し、画素幅W47の画素を有するスペクトルイメージセンサによって撮像され、前記コンテキスト画像が幅W’を有し、W47/W’≦[W’/W’]<0.25であることを特徴とする請求項1記載の方法。
  3. 前記融合画像及び前記1つ以上の印が付された位置を、リアルタイムで、ディスプレイに表示するステップを更に有して成ることを特徴とする請求項1又は2記載の方法。
  4. シーンのハイパースペクトル検出を行う方法であって、
    前記シーンの少なくとも一部の、動眼視野(FoR)にわたる、デジタルコンテキスト画像を撮像するステップと、
    前記シーンの瞬間視野(iFoV)にわたるスペクトル画像を、第1のセンサの1つの画素列で撮像するステップであって、前記iFoVが前記FoRに含まれるステップと、
    前記コンテキスト画像と前記スペクトル画像を融合して、融合画像を形成するステップと、
    前記スペクトル画像を、前記シーン上をパンして、該シーン内の1つ以上のスペクトルシグネチャを捕捉するステップと、
    前記1つ以上のスペクトルシグネチャを、1つ以上の参照スペクトルシグネチャと比較して、前記コンテキスト画像における、前記1つ以上のスペクトルシグネチャの1つ以上の位置に印を付けるステップと、
    前記融合画像と前記1つ以上の印が付された位置を、リアルタイムで、ディスプレイに表示するステップと、
    を有して成ることを特徴とする方法。
  5. シーンをスペクトル分析するためのハイパースペクトル検出システムであって、
    前記シーンの少なくとも一部の、動眼視野(FoR)にわたる、デジタルコンテキスト画像を撮像するように動作可能配置されたコンテキストカメラと、
    前記シーンの前記FoRに含まれる、瞬間視野(iFoV)にわたる、スペクトル画像を撮像するように動作可能に配置されたイメージング分光器であって、前記iFoVが前記FoRの半分未満であるイメージング分光器と、
    前記スペクトル画像を前記シーン上の前記FoR内に維持したままパンして、該シーン内の1つ以上のスペクトルシグネチャを捕捉する手段と、
    前記コンテキスト画像と前記スペクトル画像を受信及び融合して、融合画像を形成すると共に、前記1つ以上のスペクトルシグネチャを1つ以上の参照スペクトルシグネチャと比較して、前記コンテキスト画像における、前記1つ以上のスペクトルシグネチャの1つ以上の位置に印を付けるように構成されたプロセッサと、
    前記融合画像と前記1つ以上の印が付された位置を、リアルタイムで表示するディスプレイと、
    を有して成ることを特徴とするシステム。
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