JP6662698B2 - ユーザ状態推定装置 - Google Patents

ユーザ状態推定装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6662698B2
JP6662698B2 JP2016088237A JP2016088237A JP6662698B2 JP 6662698 B2 JP6662698 B2 JP 6662698B2 JP 2016088237 A JP2016088237 A JP 2016088237A JP 2016088237 A JP2016088237 A JP 2016088237A JP 6662698 B2 JP6662698 B2 JP 6662698B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
user
period
information
change
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016088237A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017199133A (ja
Inventor
章弥 稲垣
章弥 稲垣
桂一 落合
桂一 落合
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NTT Docomo Inc
Original Assignee
NTT Docomo Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NTT Docomo Inc filed Critical NTT Docomo Inc
Priority to JP2016088237A priority Critical patent/JP6662698B2/ja
Publication of JP2017199133A publication Critical patent/JP2017199133A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6662698B2 publication Critical patent/JP6662698B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、ユーザの状態を推定するユーザ状態推定装置に関する。
従来から、ユーザの位置に基づいて、ユーザにコンテンツをレコメンドする技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2013−161102号公報
ユーザの位置に基づいて、ユーザにコンテンツをレコメンドする技術を用いることで、例えば、ユーザが外出した際に訪問した場所に関するコンテンツをユーザにレコメンドすることができる。しかしながら、ユーザが訪問した場所に関するコンテンツを、必ずしもユーザが望んでいるとは限らない。例えば、ユーザがその場所を楽しめなかった、即ち、ユーザが外出を楽しめなかった場合には、そのようなコンテンツをユーザにレコメンドすることは適切ではない。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、所定の期間におけるユーザの状態を適切に推定することができるユーザ状態推定装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係るユーザ状態推定装置は、ユーザが外出中である推定対象となる期間でのユーザの端末におけるデータ量の変化を示す変化情報を取得する変化情報取得手段と、変化情報取得手段によって取得された変化情報に基づく単位期間あたりのデータ量の変化量と、予め設定されて記憶した閾値とを比較して、ユーザの状態を推定するユーザ状態推定手段と、を備える。
本発明に係るユーザ状態推定装置では、データ量の変化によってユーザの状態が推定される。ユーザの端末におけるデータ量とユーザの状態とは、強い相関がある。従って、本発明に係るユーザ状態推定装置によれば、所定の期間におけるユーザの状態を適切に推定することができる。
変化情報取得手段は、端末における画像のデータ量の変化を示す変化情報を取得することとしてもよい。この構成によれば、適切かつ確実に、ユーザが外出中に楽しんだかといったユーザの状態を推定することができる。
ユーザ状態推定手段は、推定対象となる期間の長さにも基づいて、ユーザの状態を推定することとしてもよい。この構成によれば、推定対象となる期間の長さに応じてユーザの状態を適切に推定することができる。
ユーザ状態推定装置は、推定対象となる期間を示す期間情報を取得する期間情報取得手段を更に備え、変化情報取得手段は、期間情報取得手段によって取得された期間情報によって示される期間での変化情報を取得する、こととしてもよい。この構成によれば、取得された期間情報によって示される期間におけるユーザの状態を適切に推定することができる。
期間情報取得手段は、端末の位置を示す位置情報を取得して、取得した位置情報に基づいて推定対象となる期間を特定して、期間情報を取得することとしてもよい。この構成によれば、例えば、ユーザの外出の期間を特定することができる。即ち、位置情報に基づいて当該期間を適切に特定することができる。
ユーザ状態推定装置は、ユーザ状態推定手段によって推定されたユーザの状態に応じて、ユーザにコンテンツを提供するコンテンツ提供手段を更に備えることとしてもよい。この構成によれば、推定されたユーザの状態に応じて適切なコンテンツをユーザに提供することができる。
本発明によれば、所定の期間におけるユーザの状態を適切に推定することができる。
本発明の実施形態に係るユーザ状態推定装置であるサーバの構成を示す図である。 外出期間の特定に用いられる情報を示すテーブルである。 本発明の実施形態に係るユーザ状態推定装置であるサーバのハードウェア構成を示す図である。 本発明の実施形態に係るユーザ状態推定装置であるサーバで実行される処理を示すフローチャートである。
以下、図面と共に本発明に係るユーザ状態推定装置の実施形態について詳細に説明する。なお、図面の説明においては同一要素には同一符号を付し、重複する説明を省略する。
図1に本実施形態に係るユーザ状態推定装置であるサーバ10を示す。サーバ10は、所定の期間におけるユーザの状態を推定する装置である。具体的には、サーバ10は、ユーザの状態として、ユーザが外出した期間にユーザがその外出を楽しんだか否かを推定する。サーバ10は、推定したユーザの状態に応じて、ユーザ端末20に対してコンテンツを提供する。ユーザ端末20に提供されるコンテンツは、例えば、ユーザ端末20で表示されてユーザに利用されるものである。
ユーザ端末20は、ユーザによって携帯されて用いられる装置である。ユーザ端末20は、具体的には、携帯電話機やスマートフォン等に相当する。ユーザ端末20は、移動体通信網等のネットワークNに接続して無線通信を行う機能を有している。ユーザ端末20とサーバ10とは、ネットワークNを介して通信を行うことができ、互いに情報の送受信を行えるようになっている。また、ユーザ端末20とサーバ10とは、ネットワークN以外のインターネット等のネットワークを経由して、情報の送受信を行うこととしてもよい。ユーザ端末20は、サーバ10から送信されるコンテンツを受信し、コンテンツを利用する(例えば、表示する)機能を有している。
ユーザ端末20は、GPS(グローバル・ポジショニング・システム)測位機能等の自端末20の測位機能を有している。ユーザ端末20は、測位機能によって得られた自端末20の位置を示す位置情報としてサーバ10に送信する。位置情報は、例えば、緯度及び経度を示す情報である。ユーザ端末20を所有するユーザには、予めユーザを特定する情報であるユーザIDが付与されており、ユーザ端末20に予め当該ユーザIDが記憶されている。ユーザ端末20は、ユーザIDと共に位置情報をサーバ10に送信する。
ユーザ端末20による自端末20の測位は、継続的に行われ、例えば、定期的(例えば、1日のうちの予め設定された時刻毎)に行われる。ユーザ端末20からサーバ10に送信される位置情報は、サーバ10側でいつ測位された位置に係る位置情報か把握されるようにしておく。例えば、ユーザ端末20は、位置情報に測位時刻を示すタイムスタンプを対応付けてサーバ10に送信する。あるいは、ユーザ端末20は、測位する度に位置情報をサーバ10に送信する。
ユーザ端末20は、ユーザの操作等に応じて新たなデータを自端末20のストレージに格納する。例えば、ユーザ端末20は、カメラ機能を有しており、ユーザの操作に応じてカメラ機能により撮像(撮影)を行う。ユーザ端末20は、撮像によって得られた画像(写真、動画)をアルバムのデータとして自端末20に格納する。ユーザ端末20は、自端末20に格納したデータのデータ量を検出する。例えば、ユーザ端末20は、画像のデータ量、即ち、アルバムのデータ量(容量)を検出する。後述するように、ユーザ端末20は、サーバ10からの要求に応じて、データ量に関する情報をサーバ10に送信する。
ユーザ端末20は、通常の携帯電話機やスマートフォン等と同様にCPU(Central Processing Unit)、メモリ及び無線通信モジュール等のハードウェアを備えて構成される。
引き続いて、本実施形態に係るサーバ10の機能を説明する。図1に示すようにサーバ10は、期間情報取得部11と、変化情報取得部12と、ユーザ状態推定部13と、コンテンツ提供部14とを備えて構成される。
期間情報取得部11は、ユーザの状態の推定対象となる期間を示す期間情報を取得する期間情報取得手段である。期間情報取得部11は、ユーザ端末20の位置情報を取得して、取得した位置情報に基づいて推定対象となる期間を特定して、期間情報を取得する。推定対象となる期間は、例えば、上述したようにユーザが外出した外出期間である。また、ユーザの状態の推定は、ユーザ毎に行われる。即ち、推定対象となるユーザのユーザIDに対応付けられた各情報が用いられて、ユーザの状態の推定が行われる。
期間情報取得部11は、ユーザ端末20から送信される位置情報を受信して位置情報を取得する。上述したようにユーザ端末20による自端末の測位は、継続的に行われるため、複数の位置情報が取得される。期間情報取得部11は、取得した位置情報それぞれによって示される位置と、推定対象のユーザの自宅の位置との間の距離を算出する。推定対象のユーザの自宅の位置は、予め、ユーザ端末20からサーバ10に送信される等して期間情報取得部11に記憶されている。
期間情報取得部11は、算出した距離と、予め設定されて期間情報取得部11に記憶された閾値を比較する。算出した距離が閾値以下であった場合、期間情報取得部11は、当該距離の算出に用いられた位置情報に対応付けられたタイムスタンプによって示される時刻にはユーザが外出中でない(ユーザが自宅内に位置している)と判断する。算出した距離が閾値以下でなかった場合、期間情報取得部11は、当該時刻にはユーザが外出中である(ユーザが自宅内に位置していない)と判断する。例えば、測位を1日1回として、測位時刻を深夜にしておくこととすれば、期間情報取得部11は、ユーザがその日のうちに帰宅したか否かを判断することとなる。期間情報取得部11は、ユーザが外出中であると判断した場合、ユーザがその日のうちに帰宅していないとして、ユーザが外出中でないと判断した場合、ユーザがその日のうちに帰宅したとする。なお、上記の閾値は、判断の目的等に応じて適宜設定される(以下の閾値についても同様である)。例えば、この閾値は、数十mとされる。
期間情報取得部11は、位置情報に対応付けられたタイムスタンプによって示される時刻の順に上記の判断を行う。例えば、期間情報取得部11は、ユーザ端末20から位置情報を受信する毎に上記の判断を行う。期間情報取得部11は、ユーザが外出中であると判断した位置情報のうち、測位時刻順で連続している位置情報を外出期間に係る位置情報とする。期間情報取得部11は、当該連続している位置情報のうち、最初の位置情報(即ち、1つ前の位置情報が、ユーザが外出中でないと判断された位置情報)と、最後の位置情報(即ち、1つ後の位置情報が、ユーザが外出中でないと判断された位置情報)とから、外出期間を特定する。期間情報取得部11は、最初の位置情報に対応付けられたタイムスタンプによって示される時刻から、最後の位置情報に対応付けられたタイムスタンプによって示される時刻までを外出期間(外出から帰宅までの期間)と特定する。
例えば、図2に示すようにタイムスタンプが「2015/2/12」、「2015/2/15」の時刻(日)には、ユーザがその日のうちに帰宅した(ユーザが外出中でない)と判断され、「2015/2/13」、「2015/2/14」の時刻(日)には、ユーザがその日のうちに帰宅していない(ユーザが外出中である)と判断されたものとする。この場合、「2015/2/13」から「2015/2/14」までが外出期間とされる。なお、図2の「閾値≧現在位置の自宅からの距離」の欄の「○」は、距離が閾値以下であることを示し、「×」は、距離が閾値以下でないことを示している。「帰宅したか」の欄の「○」は、ユーザが外出中でない(帰宅した)ことを示し、「×」は、ユーザが外出中である(帰宅していない)ことを示している。
期間情報取得部11は、特定した外出期間を示す期間情報を変化情報取得部12に出力する。
変化情報取得部12は、推定対象となる期間でのユーザ端末20におけるデータ量の変化を示す変化情報を取得する変化情報取得手段である。変化情報取得部12は、ユーザ端末20における画像のデータ量の変化を示す変化情報を取得する。変化情報取得部12は、期間情報取得部11によって取得された期間情報によって示される期間での変化情報を取得する。
変化情報取得部12は、期間情報取得部11から期間情報を入力する。変化情報取得部12は、入力した期間情報に示される外出期間の開始時点から終了時点までのアルバムのデータ量の変化量(即ち、終了時点のアルバムのデータ量−開始時点のアルバムのデータ量、増加量)を示す変化情報(容量変化情報)をユーザ端末20に要求する。この要求には、例えば、上記の開始時点及び終了時点を示す情報が含められる。ユーザ端末20は、例えば、時刻毎のアルバムのデータ量を検出して、記憶しておく。ユーザ端末20は、上記の要求を受け付けて、記憶した時刻毎のアルバムのデータ量から上記の変化量を算出して、変化情報をサーバ10に送信する。変化情報取得部12は、ユーザ端末20から変化情報を受信して取得する。
あるいは、変化情報取得部12は、以下のように変化情報を取得してもよい。ユーザ端末20は、例えば、位置情報の送信とあわせて、その時点で検出したアルバムのデータ量を示す情報をサーバ10に送信する。変化情報取得部12は、ユーザ端末20から送信された時刻毎のアルバムのデータ量を示す情報を受信して記憶しておく。変化情報取得部12は、記憶した情報から上記の変化量を算出して、変化情報を取得する。変化情報取得部12は、期間情報及び変化情報をユーザ状態推定部13に出力する。
ユーザ状態推定部13は、変化情報取得部12によって取得された変化情報に基づいて、ユーザの状態を推定(判定)するユーザ状態推定手段である。ユーザ状態推定部13は、推定対象となる期間の長さにも基づいてユーザの状態を推定する。
ユーザ状態推定部13は、変化情報取得部12から期間情報及び変化情報を入力する。ユーザ状態推定部13は、変化情報によって示されるアルバムのデータ量の変化量を、期間情報によって示される外出期間の長さで割って(アルバムのデータ量の変化量/外出期間の長さを算出して)、アルバムのデータ量の変化率(単位期間あたりのアルバムのデータ量の変化量、容量増加率)を算出する。ユーザ状態推定部13は、算出した変化率と、予め設定されてユーザ状態推定部13に記憶された閾値とを比較する。算出した変化率が閾値以上であった場合、ユーザ状態推定部13は、外出期間によいイベントがあった等によりユーザが楽しんだ(外出をユーザが楽しんだ)と推定する。算出した変化率が閾値以上でなかった場合、ユーザ状態推定部13は、外出期間にユーザが楽しんだ(外出をユーザが楽しんだ)とは推定しない。即ち、この場合、ユーザ状態推定部13は、推定を保留する。
アルバムのデータ量は、ユーザ端末20での撮像に応じて増加する。ユーザが多くの撮像を行った場合(即ち、アルバムのデータ量が増加していた場合)、ユーザがその事象(外出、旅行)を楽しんだと推定することできる。即ち、写真、動画撮影とユーザにとって前向きな興味のある事象の有無とには、強い相関がある。ユーザ状態推定部13は、推定結果を示す情報をコンテンツ提供部14に出力する。
コンテンツ提供部14は、ユーザ状態推定部13によって推定されたユーザの状態に応じて、ユーザにコンテンツを提供するコンテンツ提供手段である。コンテンツ提供部14は、ユーザ状態推定部13から推定結果を示す情報を入力する。推定結果が、外出をユーザが楽しんだことを示すものであった場合、コンテンツ提供部14は、当該外出に係るコンテンツをユーザ端末20に送信する。これは、外出をユーザが楽しんだ場合、当該外出に関連するコンテンツをユーザが好むと考えられることによる。例えば、コンテンツ提供部14は、外出の際にユーザが訪問した場所に関するコンテンツをレコメンドする情報(コンテンツの推薦を行うコンテンツ)を生成してユーザ端末20に送信する。
一方で、推定結果が、外出をユーザが楽しんだことを示すものでなかった場合、コンテンツ提供部14は、当該外出に関連しないコンテンツをレコメンドする情報を生成してユーザ端末20に送信する。あるいは、この場合、コンテンツ提供部14は、コンテンツの送信を行わないこととしてもよい。このように、コンテンツ提供部14は、推定されたユーザの状態に基づきレコメンド最適化を行う。以上が、本実施形態に係るサーバ10の機能である。
図3に本実施形態に係るサーバ10のハードウェア構成を示す。図3に示すようにサーバ10は、1つ以上のCPU101、主記憶装置であるRAM(Random Access Memory)102及びROM(Read Only Memory)103、通信を行うための通信モジュール104、並びにハードディスク等の補助記憶装置105等のハードウェアを備えるコンピュータを含むものとして構成される。これらの構成要素がプログラム等により動作することにより、上述したサーバ10の機能が発揮される。以上が、本実施形態に係るサーバ10の構成である。
引き続いて、図4のフローチャートを用いて、本実施形態に係るサーバ10で実行される処理(サーバ10の動作方法)を説明する。ユーザ端末20から位置情報が送信されると、サーバ10では、期間情報取得部11によって、位置情報が受信されて取得される(S01)。続いて、期間情報取得部11によって、取得した位置情報に基づいて、当該位置情報に対応付けられたタイムスタンプによって示される時刻において、ユーザが外出中であるか否かが判断される(S02)。続いて、期間情報取得部11によって、上記の判断に基づき、ユーザが外出から帰宅したか否かが判断される(S03)。即ち、直近の位置情報に基づいてユーザが外出中でないと判断され、かつ、その一つ前の位置情報に基づいてユーザが外出中であると判断されたか否かが判断される。
ユーザが外出から帰宅したと判断されない(直近の位置情報に基づいてユーザが外出中であると判断された、あるいは、一つ前の位置情報に基づいてユーザが外出中でないと判断された)場合(S03のNO)、引き続き、ユーザ端末20から位置情報の送信が待たれ、S01〜S03の処理が繰り返される。
ユーザが外出から帰宅したと判断された(直近の位置情報に基づいてユーザが外出中でないと判断され、かつ、その一つ前の位置情報に基づいてユーザが外出中であると判断された)場合(S03のYES)、続いて、期間情報取得部11によって、外出期間が特定される(S04)。外出期間は、ユーザが外出中であると判断した位置情報のうち、測位時刻順で連続している位置情報に対応付けられたタイムスタンプに基づいて特定される。
続いて、変化情報取得部12によって、外出期間の開始時点から終了時点までのアルバムのデータ量の変化量を示す変化情報がユーザ端末20に要求される(S05)。当該要求に応じて、ユーザ端末20から変化情報がサーバ10に送信されると、変化情報取得部12によって、当該変化情報が受信される(S06)。
続いて、ユーザ状態推定部13によって、変化情報によって示されるアルバムのデータ量の変化量が、期間情報によって示される外出期間の長さで割られて、アルバムのデータ量の変化率が算出される(S07)。続いて、ユーザ状態推定部13によって、算出された変化率と閾値とが比較される(S08)。
変化率が閾値以上であった場合(S08のYES)、ユーザ状態推定部13によって、外出をユーザが楽しんだと推定される(S09)。変化率が閾値以上でなかった場合(S08のNO)、ユーザ状態推定部13によって、推定が保留される(S10)。続いて、コンテンツ提供部14によって、上記の推定結果(S09,S10)に応じたコンテンツが、ユーザ端末20に送信される(S11)。送信されたコンテンツは、ユーザ端末20によって受信されて出力(例えば、表示)される。以上が、サーバ10で実行される処理である。
上述したように、本実施形態では、ユーザ端末20におけるデータ量の変化によってユーザの状態が推定される。上述したように、ユーザ端末20におけるデータ量とユーザの状態とは、強い相関がある。例えば、外出の際にユーザが多くの写真や動画を撮像して、アルバムのデータ量が増加した場合には、ユーザが当該外出を楽しんだと推定することができる。従って、本実施形態によれば、ユーザが外出中に楽しんだかといった所定の期間におけるユーザの状態を適切に推定することができる。
また、本実施形態のように画像のデータ量を用いて、ユーザの状態を推定することとしてもよい。上述したように、特に画像のデータ量は、ユーザの写真や動画の撮像に応じて変化し、特にユーザの状態と相関が強い。従って、この構成によれば、適切かつ確実に、ユーザが外出中に楽しんだかといったユーザの状態を推定することができる。但し、ユーザの状態の推定に用いるデータ量は、必ずしも画像に係るものである必要はなく、ユーザの状態に応じて変化するものであれば、どのようなものを用いてもよい。また、ユーザ端末20に記憶されるデータ全てのデータ量をユーザの状態の推定に用いることとしてもよい。
また、本実施形態のように外出期間等の推定対象となる期間の長さにも基づいて、ユーザの状態を推定することとしてもよい。この構成によれば、推定対象となる期間の長さに応じてユーザの状態を適切に推定することができる。但し、推定対象となる期間が、予め設定されている場合等には、必ずしも推定対象となる期間の長さを、ユーザの状態の推定を用いる必要はない。この場合、例えば、変化率ではなく変化量と閾値と比較して、ユーザの状態を推定すればよい。
また、本実施形態のように外出期間等の推定対象となる期間を示す期間情報を取得し、期間情報によって示される期間での変化情報を取得することとしてもよい。この構成によれば、取得された期間情報によって示される期間におけるユーザの状態を適切に推定することができる。但し、推定対象となる期間が、予め設定されている場合等には、必ずしも上記の構成とする必要はない。
更に、ユーザ端末20の位置情報を取得して、取得した位置情報に基づいて推定対象となる期間を特定して、期間情報を取得することとしてもよい。この構成によれば、例えば、ユーザの外出の期間を特定することができる。即ち、位置情報に基づいて当該期間を適切に特定することができる。
但し、必ずしも位置情報に基づく、期間情報の取得を行う必要はない。例えば、推定対象となる期間を直接的に示す期間情報をユーザ端末20から取得することとしてもよい。具体的には、外出している期間を示したユーザのスケジュールの情報を期間情報として取得してもよい。スケジュールの情報は、例えば、ユーザの入力操作によってユーザ端末20に入力される。
また、位置情報とスケジュールの情報との両方から、推定対象となる期間を特定してもよい。位置情報のみを用いた場合、測位誤差によって、正確にユーザの外出を判断できないおそれがある。また、スケジュールの情報のみを用いた場合、ユーザがスケジュール通りの行動をしなかった場合、正確にユーザの外出を判断できないおそれがある。それらの両方を用いることで、外出期間を精度よく特定することができる。
例えば、位置情報によって示される位置とユーザの自宅の位置との間の距離が、予め設定された第1の閾値(例えば、数十m)以下であった場合、ユーザが外出中でないと判断する。一方、当該距離が、予め設定されたと共に第1の閾値よりも大きな値である第2の閾値(例えば、数百m)以上であった場合、ユーザが外出中であると判断する。それらにより外出中か否かの判断が付かなかった場合(位置情報に誤差が含まれるおそれがある場合)、スケジュールの情報を用いた判断を行う。この場合、位置情報に対応付けられたタイムスタンプによって示される時刻において、ユーザが外出中であることを示すスケジュールの情報がある場合、ユーザが外出中であると判断し、そうでない場合、ユーザが外出中でないと判断する。
また、本実施形態のように推定されたユーザの状態に応じて、ユーザにコンテンツを提供する手段を備えていてもよい。この構成によれば、推定されたユーザの状態に応じて適切なコンテンツをユーザに提供することができる。但し、本発明に係るユーザ状態推定装置は、必ずしもユーザにコンテンツを提供する手段を備えている必要はなく、ユーザの状態を推定するものであればよい。
なお、本実施形態では、本発明に係るユーザ状態推定装置は、サーバ10であることとしたが、ユーザ端末がユーザ状態推定装置であってもよい。この場合、ユーザ端末は、上述したサーバ10の機能手段を備える。
また、本実施形態では、推定対象となるユーザの状態は、ユーザが楽しんだかであったが、ユーザ端末20におけるデータ量の変化から推定できるものであれば、それ以外のユーザの状態を推定対象とすることとしてもよい。また、本実施形態では、推定対象となる期間は、ユーザが外出期間であることとしたが、必ずしも外出期間である必要はなく、ユーザの状態の推定に係る期間であれば、どのような期間であってもよい。
10…サーバ、11…期間情報取得部、12…変化情報取得部、13…ユーザ状態推定部、14…コンテンツ提供部、101…CPU、102…RAM、103…ROM、104…通信モジュール、105…補助記憶装置、20…ユーザ端末、N…ネットワーク。

Claims (6)

  1. ユーザが外出中である推定対象となる期間でのユーザの端末におけるデータ量の変化を示す変化情報を取得する変化情報取得手段と、
    前記変化情報取得手段によって取得された変化情報に基づく単位期間あたりのデータ量の変化量と、予め設定されて記憶した閾値とを比較して、前記ユーザの状態を推定するユーザ状態推定手段と、
    を備えるユーザ状態推定装置。
  2. 前記変化情報取得手段は、前記端末における画像のデータ量の変化を示す変化情報を取得する請求項1に記載のユーザ状態推定装置。
  3. 前記ユーザ状態推定手段は、前記推定対象となる期間の長さにも基づいて、前記ユーザの状態を推定する請求項1又は2に記載のユーザ状態推定装置。
  4. 前記推定対象となる期間を示す期間情報を取得する期間情報取得手段を更に備え、
    前記変化情報取得手段は、前記期間情報取得手段によって取得された期間情報によって示される期間での変化情報を取得する、請求項1〜3の何れか一項に記載のユーザ状態推定装置。
  5. 前記期間情報取得手段は、前記端末の位置を示す位置情報を取得して、取得した位置情報に基づいて前記推定対象となる期間を特定して、前記期間情報を取得する請求項4に記載のユーザ状態推定装置。
  6. 前記ユーザ状態推定手段によって推定された前記ユーザの状態に応じて、ユーザにコンテンツを提供するコンテンツ提供手段を更に備える請求項1〜5の何れか一項に記載のユーザ状態推定装置。
JP2016088237A 2016-04-26 2016-04-26 ユーザ状態推定装置 Active JP6662698B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016088237A JP6662698B2 (ja) 2016-04-26 2016-04-26 ユーザ状態推定装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016088237A JP6662698B2 (ja) 2016-04-26 2016-04-26 ユーザ状態推定装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017199133A JP2017199133A (ja) 2017-11-02
JP6662698B2 true JP6662698B2 (ja) 2020-03-11

Family

ID=60238400

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016088237A Active JP6662698B2 (ja) 2016-04-26 2016-04-26 ユーザ状態推定装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6662698B2 (ja)

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7836093B2 (en) * 2007-12-11 2010-11-16 Eastman Kodak Company Image record trend identification for user profiles
JP2014002672A (ja) * 2012-06-20 2014-01-09 Zenrin Datacom Co Ltd 情報処理システム、情報処理方法及びプログラム
WO2015107681A1 (ja) * 2014-01-17 2015-07-23 任天堂株式会社 情報処理システム、情報処理サーバ、情報処理プログラム、および情報提供方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017199133A (ja) 2017-11-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8644854B2 (en) System and method for processing enhanced data exchanged with an enhanced mobile station via a wireless connection
US10009731B2 (en) Information sharing method, device and storage medium
US11304032B2 (en) Method and system for determining location of mobile device
JP6320927B2 (ja) カメラ制御装置、カメラ制御方法およびカメラ制御システム
TW201204129A (en) Mobile station positioning assistance with local mapping data
KR102203208B1 (ko) 전자기기 또는 애플리케이션 기반의 위치 결정 방법 및 장치
US20220109719A1 (en) Information sharing method and apparatus
JP6143942B2 (ja) サーバ装置及び情報処理システム
CN111901617A (zh) 一种直播观看时长的计算方法及装置
EP3300349A1 (en) Picture processing method, sending method, processing apparatus and sending apparatus
JP2015233204A (ja) 画像記録装置及び画像記録方法
JP6662698B2 (ja) ユーザ状態推定装置
JP5945966B2 (ja) 携帯端末装置、携帯端末用プログラム、サーバ、及び画像取得システム
CN108600413B (zh) 定位方法及装置和电子设备
CN111241404A (zh) 一种信息推荐方法、装置及计算机可读存储介质
JP5743017B2 (ja) 画像管理装置及びプログラム
JP2011039574A (ja) 混雑状況配信システム及び混雑状況配信方法
JP6446924B2 (ja) 情報提供装置、プログラム及び情報提供システム
JP6241073B2 (ja) 画像評価サーバ、及び画像評価システム
JP2010041206A (ja) 携帯端末機器及び通信システム
KR102200246B1 (ko) 콘텐츠 검색 방법, 웨어러블 디바이스 및 컴퓨터 판독가능 매체
JP2023068525A (ja) 情報処理装置
JPWO2022013958A5 (ja) 基地局装置、サービスの提供方法、ネットワークノード及びプログラム
JP2022035245A (ja) 情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム
KR20230060210A (ko) Poi 대표 이미지 업데이트 장치 및 이를 이용한 방법

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190213

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20191113

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20191119

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20191224

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200121

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200213

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6662698

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250