JP6662083B2 - 表示装置 - Google Patents

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Description

本発明は、表示装置に係り、例えば、液晶表示装置に関する。
偏光板を備えた液晶表示装置において、偏光板の上面に保護シートを貼り付けることで、液晶表示装置の画面を保護することができる。この保護シートは、最終的なユーザーが使用する段階では不要であるため、例えば任意の製造工程において容易に剥がせることが望ましい。
例えば、液晶表示パネルを下側ケースと上側ケースとで挟むようにして、下側ケースと上側ケースと間に液晶表示パネル及びバックライトを収容する形態が考えられる。この場合、保護膜の上面における周囲端部と上側ケースとが重なるため、保護シートを剥がすのが困難となる。
特許第5226630号公報 特開2014−213897号公報
本発明は、画面を保護する保護膜を容易に剥がすことが可能な表示装置を提供する。
本発明の一態様に係る表示装置は、表示パネルと、前記表示パネルの上面に設けられ、四角形の保護膜と、前記保護膜の角部に設けられた接着材と、前記接着材に接着され、前記保護膜を剥がすための剥離部材とを具備する。前記剥離部材は、前記保護膜の角部に配置されかつ前記接着材に接着された第1部材と、前記第1部材に接続され、前記保護膜の領域外において前記保護膜の端に沿った第1方向に延びる第2部材と、前記第2部材に接続され、前記第1方向に直交しかつ前記保護膜の領域内に向かう第2方向に延びる第3部材と、前記第3部材に接続され、前記保護膜の領域内に配置され、ユーザがつまむ部分であるタブとを含む。
本発明の一態様に係る表示装置は、表示パネルと、前記表示パネルの上面に設けられ、四角形の保護膜と、前記保護膜の角部に設けられた接着材と、前記接着材に接着され、前記保護膜を剥がすための剥離部材とを具備する。前記剥離部材は、前記保護膜の角部に配置されかつ前記接着材に接着された第1部材と、前記第1部材に接続され、前記保護膜の領域外において前記保護膜の第1の端に沿った第1方向に延びる第2部材と、前記第1部材に接続され、前記保護膜の領域外において前記保護膜の第2の端に沿った第2方向に延びる第3部材と、前記第2部材及び前記第3部材に接続され、前記第1方向及び前記第2方向に交差しかつ前記保護膜の領域内に向かう第3方向に延びる第4部材と、前記第4部材に接続され、前記保護膜の領域内に配置され、ユーザがつまむ部分であるタブとを含む。
本発明によれば、画面を保護する保護膜を容易に剥がすことが可能な表示装置を提供することができる。
第1実施形態に係る液晶表示装置の平面図。 図1に示したA−A´線に沿った液晶表示装置の断面図。 図1に示したB−B´線に沿った液晶表示装置の断面図。 上側ケース18を備えた液晶表示装置の平面図。 図4に示したA−A´線に沿った液晶表示装置の断面図。 図4に示したB−B´線に沿った液晶表示装置の断面図。 保護膜及び剥離テープを抽出した平面図。 第1実施形態に係る液晶パネルの断面図。 保護膜を剥がす様子を説明する図。 図9に示したB−B´線に沿った液晶表示装置の断面図。 第2実施形態に係る剥離テープの平面図。 第3実施形態に係る剥離テープの平面図。 第4実施形態に係る剥離テープの平面図。
以下、実施形態について図面を参照して説明する。ただし、図面は模式的または概念的なものであり、各図面の寸法および比率等は必ずしも現実のものと同一とは限らないことに留意すべきである。また、図面の相互間で同じ部分を表す場合においても、互いの寸法の関係や比率が異なって表される場合もある。特に、以下に示す幾つかの実施形態は、本発明の技術思想を具体化するための装置および方法を例示したものであって、構成部品の形状、構造、配置等によって、本発明の技術思想が特定されるものではない。なお、以下の説明において、同一の機能及び構成を有する要素については同一符号を付し、重複説明は必要な場合にのみ行う。
[1] 第1実施形態
[1−1] 液晶表示装置の構成
図1は、第1実施形態に係る液晶表示装置10の平面図である。図2は、図1に示したA−A´線に沿った液晶表示装置10の断面図である。図3は、図1に示したB−B´線に沿った液晶表示装置10の断面図である。
下側ケース11内には、光源部(バックライト部)12、液晶パネル(液晶表示パネル)13、ドライバ(駆動回路)14、及び保護膜(保護シート)15がこの順に収容される。下側ケース11の上から見た(平面的な)外形は、例えば四角形であり、バックライト部12、及び液晶パネル13を収容可能なサイズ及び深さを有する。下側ケース11は、例えば、樹脂又は金属から構成される。
バックライト部12は、面光源からなり、液晶パネル13に向けて光を放射する。バックライト部12としては、例えば、直下型若しくはサイドライト型(エッジライト型)のLEDバックライト、又はEL(Electroluminescence)バックライトが用いられる。図3では、サイドライト型のLEDバックライトを一例として示している。バックライト部12は、光源部12A及び導光板12Bを備える。光源部12Aは、導光板12Bの一側面に並んだ複数のLEDを備える。導光板12Bは、より具体的には、順に積層された反射シート、導光板、及び拡散シートを備える。拡散シートは、プリズムシートを備えていてもよい。
液晶パネル13は、液晶層を挟持する2つの透明基板21、22と、2つの透明基板21、22を挟む2つの偏光板(下側偏光板23及び上側偏光板24)とを備える。なお、図2及び図3では、液晶パネル13を簡略化して示しており(基板21、22間の要素を省略している)、液晶パネル13の具体的な構成は後述する。
透明基板21上には、液晶パネル13を駆動するドライバ(駆動回路)14が設けられる。なお、図3の断面図では、実際にはドライバ14は視認されないが、図3に追加してドライバ14の側面形状を破線で示している。透明基板21は、ドライバ14や端子(図示せず)が配置される周辺回路領域21Aを有し、この周辺回路領域21A分だけ透明基板22よりサイズが大きくなっている。下側偏光板23及び上側偏光板24は、透明基板22と概略同じサイズを有する。
上側偏光板24上には、保護膜15が設けられる。保護膜15は、偏光板24を保護するとともに、液晶パネル13を保護する機能を有する。換言すると、保護膜15は、液晶パネル13の上面に設けられている。なお、上側偏光板24のさらに上に他の光学部材(拡散シートなど)が設けられる場合は、当該光学部材の上に保護膜15が設けられる。すなわち、液晶パネル13が備える最上層の光学部材上に保護膜15が設けられる。さらに、ユーザーのタッチ操作を検知するタッチパネルを液晶表示装置10が備えている場合、保護膜15は、タッチパネルの上面に設けられる。
保護膜15は、偏光板24と概略同じ平面形状を有する。保護膜15は、偏光板24から容易に剥がすことができるように、軟性を有する。保護膜15は、透明材料から構成され、例えば透明樹脂、より具体的には、PET(ポリエチレンテレフタレート)から構成される。
保護膜15は、液晶表示装置10を梱包する際、又は液晶表示装置10を運搬する際に、液晶パネル13を保護する機能を有する。また、保護膜15は、例えば、液晶表示装置10を電子機器に組み込む工程において液晶パネル13を保護し、又は液晶表示装置10が組み込まれた電子機器をテストする際に、液晶パネル13を保護する機能を有する。
保護膜15の上面かつ角部には、剥離部材(剥離テープ)17が設けられる。剥離テープ17の一部は、接着材16によって保護膜15に接着される。剥離テープ17の具体的な構成については後述する。
[1−1−1] 上側ケースの構成
図4は、上側ケース18を備えた液晶表示装置10の平面図である。図5は、図4に示したA−A´線に沿った液晶表示装置10の断面図である。図6は、図4に示したB−B´線に沿った液晶表示装置10の断面図である。
上側ケース18は、下側ケース11の側面全体、及び下面の周囲端部を覆うとともに、保護膜15が設けられた液晶パネル13の上面の周囲端部を覆うように構成される。すなわち、上側ケース18は、その断面形状が凹形である。上側ケース18は、液晶パネル13を下側ケース11側に押さえるように作用するため、下側ケース11と上側ケース18との間に、バックライト部12、及び液晶パネル13を収容しつつ、これらを固定することができる。
上側ケース18は、軟性を有し、例えばゴム(天然ゴム、及び合成ゴムを含む)から構成される。上側ケース18をゴムで構成することで、液晶表示装置10に外部から衝撃が加えられた場合でも、液晶表示装置10が電気的及び物理的に壊れるのを抑制できる。
[1−1−2] 剥離テープ17の構成
次に、前述した剥離テープ17の具体的な構成について説明する。図7は、保護膜15及び剥離テープ17を抽出した平面図である。なお、以下の説明では、図7の紙面を基準に上下、左右という表現を使用する。
剥離テープ17は、J字形を有する。剥離テープ17は、第1部材17A、第2部材17B、第3部材17C、及びタブ17Dがこの順に物理的に接続されて構成される。なお、本実施形態では、説明の便宜上、第1部材17A〜17Cを個別に定義しているが、実際には、第1部材17A〜17Cは、共通した同じ材料で構成される。
第1部材17Aは、保護膜15の左下の角部に配置され、接着材16によって保護膜15の左下の端部に接続される。すなわち、接着材16も第1部材17Aと概略同じ平面形状を有する。
第2部材17Bは、第1部材17Aの下側の端に物理的に接続されるとともに、X方向に延在する。部材17Bは、図1に示す周辺回路領域21Aに設けられ、すなわち、保護膜15より外側の領域に設けられる。
第3部材17Cは、第2部材17Bの上側の端の一部に物理的に接続されるとともに、Y方向(X方向と直交する方向)に延在する。第3部材17Cは、第1部材17Aと平行に配置される。また、第3部材17Cと第1部材17Aとは、切れ目17Eを介してX方向に並ぶように配置される。例えば、第3部材17Cは、第1部材17Aより長い。
第3部材17Cの一端には、タブ17Dが物理的に接続される。タブ17Dは、剥離テープ17を用いて保護膜15を剥がす際に、ユーザー(又は機械)がつまむ部分である。タブ17Dは、ユーザーが視認しやすいように、部材17A〜17Cとは異なる色に着色されることが望ましい。タブ17D及び第3部材17Cは、保護膜15の領域内に配置される。
剥離テープ17は、軟性を有し、例えば樹脂フィルム、より具体的には、PET(ポリエチレンテレフタレート)から構成される。タブ17Dも同じくPETから構成され、例えば、第1乃至第3部材17A〜17Cと同じフィルムを接着材で二枚重ねにして形成される。これにより、タブ17Dの厚さが剥離部材17Cの厚さより厚くなるため、ユーザーがタブ17Dをつまみやすくなる。
なお、剥離テープ17が設けられる位置は、図7の左下の角部に限定されず、図7の右下の角部であってもよい。この場合、剥離テープ17は、逆J字形を有することになる。すなわち、剥離テープ17は、保護膜15のうち隙間(図1の周辺回路領域21A)に面する端のいずれかの角部に設けられる。
[1−1−3] 液晶パネル13の構成
次に、液晶パネル13の構成について説明する。図8は、液晶パネル13の断面図である。
液晶パネル13は、スイッチング素子(TFT)及び画素電極等が形成されるTFT基板21と、カラーフィルター及び共通電極等が形成されかつTFT基板21に対向配置されるカラーフィルター基板(CF基板)22と、TFT基板21及びCF基板22間に挟持された液晶層25とを備える。TFT基板21及びCF基板22の各々は、透明基板(例えば、ガラス基板)から構成される。TFT基板21は、バックライト部12に対向配置され、バックライト部12からの照明光は、TFT基板21側から液晶パネル13に入射する。
液晶層25は、TFT基板21及びCF基板22間を貼り合わせるシール材(図示せず)によって封入された液晶材料により構成される。液晶材料は、TFT基板21及びCF基板22間に印加された電界に応じて液晶分子の配向が操作されて光学特性が変化する。液晶モードとしては、VA(Vertical Alignment)モード、TN(Twisted Nematic)モード、及びホモジニアスモードなど種々の液晶モードを用いることができる。シール材は、例えば、紫外線硬化樹脂、熱硬化樹脂、又は紫外線・熱併用型硬化樹脂等からなり、製造プロセスにおいてTFT基板21又はCF基板22に塗布された後、紫外線照射、又は加熱等により硬化させられる。
TFT基板21の液晶層25側には、複数のスイッチング素子(アクティブ素子)26が設けられる。スイッチング素子26としては、例えばTFT(Thin Film Transistor)が用いられ、またnチャネルTFTが用いられる。TFT26は、走査線GLに電気的に接続されるゲート電極と、ゲート電極上に設けられたゲート絶縁膜と、ゲート絶縁膜上に設けられた半導体層(例えばアモルファスシリコン層)と、半導体層上に離間して設けられたソース電極及びドレイン電極とを備える。ソース電極は、信号線SLに電気的に接続される。
TFT26上には、絶縁層27が設けられる。絶縁層27上には、複数の画素電極28が設けられる。絶縁層27内かつTFT26のドレイン電極上には、画素電極28に電気的に接続されたコンタクトプラグ29が設けられる。
CF基板22の液晶層25側には、カラーフィルター30が設けられる。カラーフィルター30は、複数の着色フィルター(着色部材)を備え、具体的には、複数の赤フィルター30−R、複数の緑フィルター30−G、及び複数の青フィルター30−Bを備える。一般的なカラーフィルターは光の三原色である赤(R)、緑(G)、青(B)で構成される。隣接したR、G、Bの三色のセットが表示の単位(画素)となっており、1つの画素中のR、G、Bのいずれか単色の部分はサブピクセル(サブ画素)と呼ばれる最小駆動単位である。TFT26及び画素電極28は、サブピクセルごとに設けられる。以下の説明では、画素とサブ画素との区別が特に必要な場合を除き、サブ画素を画素と呼ぶものとする。
赤フィルター30−R、緑フィルター30−G、及び青フィルター30−Bの境界部分、及び画素(サブピクセル)の境界部分には、遮光用のブラックマトリクス(遮光膜)31が設けられる。すなわち、ブラックマトリクス31は、網目状に形成される。ブラックマトリクス31は、例えば、着色部材間の不要な光を遮蔽し、コントラストを向上させるために設けられる。
カラーフィルター30及びブラックマトリクス31上には、共通電極32が設けられる。共通電極32は、液晶パネル13の表示領域全体に平面状に形成される。
偏光板23、24は、TFT基板21及びCF基板22を挟むように設けられる。偏光板23、24の各々は、直線偏光子と1/4波長板とから構成される。すなわち、偏光板23、24は、1/4波長板と直線偏光子とが順に積層された円偏光板から構成される。1/4波長板と直線偏光子との位置関係は、直線偏光子(これを偏光板とよぶ場合もある)が液晶層25から遠い側に配置される。偏光板24のバックライト部12とは反対側の面が液晶パネル13の表示面である。
画素電極28、コンタクトプラグ29、及び共通電極32は、透明電極から構成され、例えばITO(インジウム錫酸化物)が用いられる。絶縁層27としては、透明な絶縁材料が用いられ、例えば、シリコン窒化物(SiN)が用いられる。
[1−2] 保護膜15の剥離方法
次に、保護膜15の剥離方法について説明する。図9は、保護膜15を剥がす様子を説明する図である。図10は、図9に示したB−B´線に沿った液晶表示装置10の断面図である。
本実施形態では、軟性を有する上側ケース18は、液晶パネル13の上面のうち周囲端部を覆っている。よって、液晶パネル13の上面(偏光板24の上面)に貼り付けられた保護膜15を剥がすのが困難になっている。
前述したように、保護膜15の角部には、接着材16を介して剥離テープ17が設けられる。剥離テープ17のタブ17Dは、上側ケース18に覆われておらず、上側ケース18の上部開口部内に配置される。よって、ユーザーは、タブ17Dを容易につまむことができる。
さらに、ユーザーがタブ17Dを引っ張ると、剥離テープ17の形状に起因して、最初に保護膜15の角(或いは角近辺の端)に上向きの力(或いは保護膜15の外側から内側に向かう力)が印加される。これにより、保護膜15の角が簡単に液晶パネル13から剥がれるため、保護膜15全体を液晶パネル13から剥がすことができる。
なお、剥離テープ17の第1部材17A及び接着材16が保護膜15の角に設けられていると、最も小さい力で保護膜15を剥がすことができる。しかし、製造工程の誤差を考慮すると、図7に示すように、第1部材17A及び接着材16を保護膜15の角にぴったり重ねることは困難である。本明細書でいう「保護膜15の角部」は、製造工程の誤差を含むものとする。すなわち、本実施形態では、保護膜15の直交する2つの辺と第1部材17Aの端との位置関係は、製造工程の誤差を含むものとする。具体的には、保護膜15の直交する2つの辺の各々と第1部材17Aの対応する端との距離は、2mm以下であればよい。
例えば、保護膜15の端と第1部材17Aの対応する端とが2mmだけ離れていた場合でも、剥離テープ17を用いて保護膜15を容易に剥がすことができる。この条件は、保護膜15のX方向及びY方向の端のいずれか一方、又は両方に適用される。
[1−3] 第1実施形態の効果
以上詳述したように第1実施形態では、液晶表示装置10は、表示パネル13と、表示パネル13の上面に設けられ、四角形の保護膜15と、保護膜15の角部に設けられた接着材16と、接着材16に接着され、保護膜15を剥がすための剥離部材17とを備える。剥離部材17は、平面視において保護膜15の領域内に配置されたタブ17Dを備える。また、保護膜15の周囲端部は、上側ケース18によって覆われる。
従って第1実施形態によれば、ユーザーがタブ17Dを容易につまむことが可能となり、さらに、ユーザーがタブ17Dを引っ張ることで、保護膜15を容易に表示パネル13から剥がすことができる。これにより、液晶表示装置10の歩留まりを改善することができる。
また、液晶表示装置10が表示パネル13の画面を保護する保護膜15、及びゴムからなる上側ケース18を備えている。これにより、耐衝撃性を有する液晶表示装置10を実現できる。
[2] 第2実施形態
第2実施形態は、剥離テープ17の他の構成例である。図11は、第2実施形態に係る剥離テープ17の平面図である。
剥離テープ17を構成する第1部材17A及び第2部材17Bは、保護膜15の端から左側(X方向における保護膜15の外側)に、はみ出している。このはみ出し量は、下側ケース11の厚さ以下であることが望ましい。
第2実施形態においても、ユーザーがタブ17Dを引っ張ると、剥離テープ17の形状に起因して、最初に保護膜15の角(或いはその近辺)に上向きの力が印加される。これにより、保護膜15を簡単に液晶パネル13から剥がすことができる。さらに、保護膜15の端と第1部材17Aの端とが揃っていなくても、剥離テープ17を用いて、保護膜15を容易に剥がすことができる。
[3] 第3実施形態
図12は、第3実施形態に係る剥離テープ17の平面図である。保護膜15の角部には、接着材16が設けられる。接着材16の平面形状は、保護膜15の角を含む概略三角形である。
剥離テープ17は、第1部材17A、第2部材17B−1、第2部材17B−2、第3部材17C、及びタブ17Dを備える。第1部材17Aは、接着材16と同じ三角形の平面形状を有し、接着材16に接着される。なお、第1部材17A及び接着材16は、その端が保護膜15の端と揃っていなくてもよく、第1部材17A及び接着材16の端が保護膜15の領域内にあってもよい。
第2部材17B−1は、第1部材17Aに物理的に接続され、保護膜15の領域外においてY方向に延びる。第2部材17B−2は、第1部材17Aに物理的に接続され、保護膜15の領域外においてX方向に延びる。第2部材17B−1、17B−2の各々の幅(すなわち、剥離テープ17の保護膜15の領域からはみ出した部分)は、下側ケース11の厚さ以下であることが望ましい。
第2部材17B−1、17B−2は、X方向に対して斜め方向に延びる第3部材17Cに物理的に接続される。第3部材17Cの一端は、タブ17Dに接続される。第1部材17Aと第3部材17Cとは、切れ目17Eによって分離される。
第3実施形態においても、ユーザーがタブ17Dを引っ張ると、剥離テープ17の形状に起因して、最初に保護膜15の角(或いはその近辺)に上向きの力が印加される。これにより、保護膜15を簡単に液晶パネル13から剥がすことができる。
[4] 第4実施形態
図13は、第4実施形態に係る剥離テープ17の平面図である。第4実施形態では、接着材16及び第1部材17Aの平面形状が概略四角形である。第1部材17Aと第3部材17Cとは、L字形の切れ目17Eによって分離される。
第4実施形態のように、接着材16の平面形状(剥離テープ17と保護膜15とが接着する領域)は、四角形であってもよい。また、切れ目17Eが丸まっていてもよい。この場合は、切れ目17Eに合わせて接着材16及び第1部材17Aの平面形状も適宜変更される。
なお、上記各実施形態の液晶表示装置は、様々な電子機器に適用できる。特に、本実施形態に係る液晶表示装置は、耐衝撃性を有するため、ユーザーが携帯して使用する電子機器、例えばハンディーターミナルに適用可能である。
また、液晶パネルとしては、透過型、反射型、半透過型、高分子分散型など様々な液晶パネルを用いることができる。さらに、表示装置としては、液晶表示装置に限定されず、他の種類の表示装置、例えば、有機EL(electroluminescence)表示装置、その他の自発光型表示装置を用いることも可能である。表示装置の種類に応じて、バックライトの構成も適宜変更される。
なお、本明細書において、「平行」とは、完全に平行であることが好ましいが、必ずしも厳密に平行である必要はなく、本発明の効果に鑑みて実質的に平行と同視できるものを含み、また、製造プロセス上発生しうる誤差を含んでいても良い。また、「垂直」とは、必ずしも厳密に垂直である必要はなく、本発明の効果に鑑みて実質的に垂直と同視できるものを含み、また、製造プロセス上発生しうる誤差を含んでいても良い。
また、本明細書において、板、フィルム、及びテープは、その部材を例示した表現であり、その構成に限定されるものではない。例えば、位相差板は、板状の部材に限定されるものではなく、明細書で記載した機能を有するフィルムやその他の部材であっても良い。偏光板は、板状の部材に限定されるものではなく、明細書で記載した機能を有するフィルムやその他の部材であっても良い。
本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内で、構成要素を変形して具体化することが可能である。さらに、上記実施形態には種々の段階の発明が含まれており、1つの実施形態に開示される複数の構成要素の適宜な組み合わせ、若しくは異なる実施形態に開示される構成要素の適宜な組み合わせにより種々の発明を構成することができる。例えば、実施形態に開示される全構成要素から幾つかの構成要素が削除されても、発明が解決しようとする課題が解決でき、発明の効果が得られる場合には、これらの構成要素が削除された実施形態が発明として抽出されうる。
10…液晶表示装置、11…下側ケース、12…バックライト部、13…液晶パネル、14…ドライバ、15…保護膜、16…接着材、17…剥離テープ、17D…タブ、18…上側ケース、21…TFT基板、22…CF基板、23,24…偏光板、25…液晶層、26…スイッチング素子、27…絶縁層、28…画素電極、29…コンタクトプラグ、30…カラーフィルター、31…遮光膜、32…共通電極。

Claims (5)

  1. 表示パネルと、
    前記表示パネルの上面に設けられ、四角形の保護膜と、
    前記保護膜の角部に設けられた接着材と、
    前記接着材に接着され、前記保護膜を剥がすための剥離部材と
    を具備し、
    前記剥離部材は、
    前記保護膜の角部に配置されかつ前記接着材に接着された第1部材と、
    前記第1部材に接続され、前記保護膜の領域外において前記保護膜の端に沿った第1方向に延びる第2部材と、
    前記第2部材に接続され、前記第1方向に直交しかつ前記保護膜の領域内に向かう第2方向に延びる第3部材と、
    前記第3部材に接続され、前記保護膜の領域内に配置され、ユーザがつまむ部分であるタブと
    を含むことを特徴とする表示装置。
  2. 表示パネルと、
    前記表示パネルの上面に設けられ、四角形の保護膜と、
    前記保護膜の角部に設けられた接着材と、
    前記接着材に接着され、前記保護膜を剥がすための剥離部材と
    を具備し、
    前記剥離部材は、
    前記保護膜の角部に配置されかつ前記接着材に接着された第1部材と、
    前記第1部材に接続され、前記保護膜の領域外において前記保護膜の第1の端に沿った第1方向に延びる第2部材と、
    前記第1部材に接続され、前記保護膜の領域外において前記保護膜の第2の端に沿った第2方向に延びる第3部材と、
    前記第2部材及び前記第3部材に接続され、前記第1方向及び前記第2方向に交差しかつ前記保護膜の領域内に向かう第3方向に延びる第4部材と、
    前記第4部材に接続され、前記保護膜の領域内に配置され、ユーザがつまむ部分であるタブと
    を含むことを特徴とする表示装置。
  3. 前記表示パネルを収容する第1ケースと、
    前記第1ケースに上側から固定され、前記表示パネルの上面における周囲端部を覆う第2ケースと
    をさらに具備することを特徴とする請求項1又は2に記載の表示装置。
  4. 前記第2ケースは、ゴムから構成されることを特徴とする請求項3に記載の表示装置。
  5. 前記表示パネルは、偏光板を備え、
    前記保護膜は、前記偏光板に設けられることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の表示装置。
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