JP6659047B2 - 通信ネットワークシステム、経路制御装置、経路制御方法および経路制御プログラム - Google Patents
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Description
本発明は、以上のような事情に鑑みてなされたものであり、各転送経路上に配置されている経路制御装置に関するファームウェアやハードウェアの信頼度の予測結果に基づいて経路選択を制御する通信ネットワークシステム、経路制御装置、経路制御方法および経路制御プログラムを提供することを、その目的としている。
転送経路の選択を行い選択した転送経路によるデータ転送の動作を制御する経路制御装置と管理範囲内に存在する各前記経路制御装置を管理する管理サーバとを含む通信ネットワークシステムにおいて、
前記管理サーバは、
管理範囲内に存在する各前記経路制御装置に関するファームウェアの信頼度の予測結果を数値化した点数を保存しているファームウェア情報データベースと、
管理範囲内に存在する各前記経路制御装置に関するハードウェアの信頼度の予測結果を数値化した点数を保存しているハードウェア情報データベースと、
前記経路制御装置からの信頼度問い合わせを受け取った際に、前記ファームウェア情報データベースから該当する経路制御装置に関するファームウェアの信頼度の予測結果を数値化した点数を取り出すとともに、前記ハードウェア情報データベースから該当する経路制御装置に関するハードウェアの信頼度の予測結果を数値化した点数を取り出して、前記信頼度問い合わせに対する応答として、問い合わせ元の前記経路制御装置に返送する応答手段と
を有し、
かつ、前記経路制御装置は、
自身の信頼度の予測結果を数値化した点数を問い合わせる前記信頼度問い合わせを、前記管理サーバに送信し、該信頼度問い合わせに対する応答を前記管理サーバから受け取る問い合わせ手段と、
前記管理サーバから受け取った前記応答に含まれている自身のファームウェアの信頼度の予測結果を数値化した点数およびハードウェアの信頼度の予測結果を数値化した点数を総合的に纏めた総合信頼度点数が、あらかじめ定めた評価閾値未満の値に低下していた場合、自身への転送を抑止して他の転送経路に切り替えることを促すルーティングアップデート情報を作成して、自身に隣接している隣接経路制御装置に対して送信する手段と、
自身に隣接している前記隣接経路制御装置から前記ルーティングアップデート情報を受け取った際に、該ルーティングアップデート情報に基づいて、自身のルーティングテーブルを更新する更新手段と
を有する
ことを特徴とする。
管理範囲内に存在する各装置を管理する管理サーバを含む通信ネットワークシステムにおいて、転送経路の選択を行い選択した転送経路によるデータ転送の動作を制御する経路制御装置であって
管理範囲内に存在する各前記装置に関するファームウェアの信頼度の予測結果を数値化した点数を保存しているファームウェア情報データベースと、
管理範囲内に存在する各前記装置に関するハードウェアの信頼度の予測結果を数値化した点数を保存しているハードウェア情報データベースと、
前記装置からの信頼度問い合わせを受け取った際に、前記ファームウェア情報データベースから該当する装置に関するファームウェアの信頼度の予測結果を数値化した点数を取り出すとともに、前記ハードウェア情報データベースから該当する装置に関するハードウェアの信頼度の予測結果を数値化した点数を取り出して、前記信頼度問い合わせに対する応答として、問い合わせ元の前記装置に返送する応答手段と
を有する前記管理サーバに対して、
自身の信頼度の予測結果を数値化した点数を問い合わせる前記信頼度問い合わせを送信して、該信頼度問い合わせに対する応答を前記管理サーバから受け取る問い合わせ手段と、
前記管理サーバから受け取った前記応答に含まれている自身のファームウェアの信頼度の予測結果を数値化した点数およびハードウェアの信頼度の予測結果を数値化した点数を総合的に纏めた総合信頼度点数が、あらかじめ定めた評価閾値未満の値に低下していた場合、自身への転送を抑止して他の転送経路に切り替えることを促すルーティングアップデート情報を作成して、自身に隣接している隣接経路制御装置に対して送信する手段と、
自身に隣接している前記隣接経路制御装置から前記ルーティングアップデート情報を受け取った際に、該ルーティングアップデート情報に基づいて、自身のルーティングテーブルを更新する更新手段と
を有する
ことを特徴とする。
転送経路の選択を行い選択した転送経路によるデータ転送の動作を制御する経路制御装置と管理範囲内に存在する各前記経路制御装置を管理する管理サーバとを含む通信ネットワークシステムにおいて、各前記転送経路上に配置されている前記経路制御装置の信頼度の予測結果に応じた前記転送経路の選択を行う経路制御方法であって、
前記管理サーバは、
管理範囲内に存在する各前記経路制御装置に関するファームウェアの信頼度の予測結果を数値化した点数を保存しているファームウェア情報データベースと、
管理範囲内に存在する各前記経路制御装置に関するハードウェアの信頼度の予測結果を数値化した点数を保存しているハードウェア情報データベースと、
前記経路制御装置からの信頼度問い合わせを受け取った際に、前記ファームウェア情報データベースから該当する経路制御装置に関するファームウェアの信頼度の予測結果を数値化した点数を取り出すとともに、前記ハードウェア情報データベースから該当する経路制御装置に関するハードウェアの信頼度の予測結果を数値化した点数を取り出して、前記信頼度問い合わせに対する応答として、問い合わせ元の前記経路制御装置に返送する応答ステップと
を有し、
かつ、前記経路制御装置は、
自身の信頼度の予測結果を数値化した点数を問い合わせる前記信頼度問い合わせを、前記管理サーバに送信し、該信頼度問い合わせに対する応答を前記管理サーバから受け取る問い合わせステップと、
前記管理サーバから受け取った前記応答に含まれている自身のファームウェアの信頼度の予測結果を数値化した点数およびハードウェアの信頼度の予測結果を数値化した点数を総合的に纏めた総合信頼度点数が、あらかじめ定めた評価閾値未満の値に低下していた場合、自身への転送を抑止して他の転送経路に切り替えることを促すルーティングアップデート情報を作成して、自身に隣接している隣接経路制御装置に対して送信するステップと、
自身に隣接している前記隣接経路制御装置から前記ルーティングアップデート情報を受け取った際に、該ルーティングアップデート情報に基づいて、自身のルーティングテーブルを更新する更新ステップと
を有している
ことを特徴とする。
転送経路の選択を行い選択した転送経路によるデータ転送の動作を制御する経路制御装置と管理範囲内に存在する各前記経路制御装置を管理する管理サーバとを含む通信ネットワークシステムにおいて、各前記転送経路上に配置されている前記経路制御装置の信頼度の予測結果に応じた前記転送経路の選択を行う処理をコンピュータによって実行する経路制御プログラムであって、
前記管理サーバは、
管理範囲内に存在する各前記経路制御装置に関するファームウェアの信頼度の予測結果を数値化した点数を保存しているファームウェア情報データベースと、
管理範囲内に存在する各前記経路制御装置に関するハードウェアの信頼度の予測結果を数値化した点数を保存しているハードウェア情報データベースと、
前記経路制御装置からの信頼度問い合わせを受け取った際に、前記ファームウェア情報データベースから該当する経路制御装置に関するファームウェアの信頼度の予測結果を数値化した点数を取り出すとともに、前記ハードウェア情報データベースから該当する経路制御装置に関するハードウェアの信頼度の予測結果を数値化した点数を取り出して、前記信頼度問い合わせに対する応答として、問い合わせ元の前記経路制御装置に返送する応答処理と
を有し、
かつ、前記経路制御装置は、
自身の信頼度の予測結果を数値化した点数を問い合わせる前記信頼度問い合わせを、前記管理サーバに送信し、該信頼度問い合わせに対する応答を前記管理サーバから受け取る問い合わせ処理と、
前記管理サーバから受け取った前記応答に含まれている自身のファームウェアの信頼度の予測結果を数値化した点数およびハードウェアの信頼度の予測結果を数値化した点数を総合的に纏めた総合信頼度点数が、あらかじめ定めた評価閾値未満の値に低下していた場合、自身への転送を抑止して他の転送経路に切り替えることを促すルーティングアップデート情報を作成して、自身に隣接している隣接経路制御装置に対して送信する処理と、
自身に隣接している前記隣接経路制御装置から前記ルーティングアップデート情報を受け取った際に、該ルーティングアップデート情報に基づいて、自身のルーティングテーブルを更新する更新処理と
を有している
ことを特徴とする。
本発明の実施形態の説明に先立って、本発明の特徴についてその概要をまず説明する。本発明は、パケット転送経路上の経路制御装置の信頼度予測(すなわち故障や動作不良の発生予測)を当該装置のファームウェアの信頼性とハードウェアの信頼性との総合的な予測結果に基づいて判断して、経路選択に反映することにより、障害発生を極小化することを主要な特徴としている。
次に、本発明に係る経路制御装置の第1の実施形態について、図面を参照しながら説明する。本第1の実施形態においては、複数の経路制御装置(ルータ等のネットワーク装置)を介した複数の転送経路が存在する場合に、各転送経路上の経路制御装置の信頼度の予測結果を考慮して経路選択を行う場合について説明する。
転送経路の障害や異常=通信途中の経路制御装置の故障や動作不良
と見做して、転送経路すなわち経路制御装置の信頼度(故障や動作不良のし難さ)の予測結果を数値化して、転送経路ごとに、すなわち、通信途中の経路制御装置ごとに、あらかじめ定めた評価閾値と比較する。そして、信頼度の予測結果の評価が低い装置(故障や動作不良が発生し易い可能性がある装置)を避けるように経路選択を行うことにより、転送経路上における障害や異常の発生の極小化を実現している。ここで、経路制御装置の故障や動作不良を判別するためのパラメータとしては、例えば、ファームウェアの既知の不具合やメーカ推奨レベル、装置の故障の種類や故障発生回数等を用い、さらには、場合によっては、予測精度をさらに高めるために、累積稼働時間やメモリ使用率、パケット損失率などリアルタイムで変動する情報も用いる。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る通信ネットワークシステムのネットワーク構成の一例を示すネットワーク構成図である。図1に示す通信ネットワークシステムにおいては、管理範囲内の各経路制御装置(ルータ等のネットワーク装置)を管理する管理サーバ200を備え、また、各経路制御装置として、例えば、経路制御装置101〜経路制御装置105の5個の経路制御装置を備えて構成される。そして、ルーティングプロトコルとして、ダイナミックルーティングを適用して、各経路制御装置を介して送信端末300と受信端末400との間のデータの送受信を行う場合の構成例を示している。なお、管理サーバ200は、経路制御装置101と接続されているが、ルーティングプロトコルとして、ダイナミックルーティングを適用して、対象とする経路制御装置101〜経路制御装置105それぞれとの間でデータの送受信を行うことも可能になっている。
次に、図1に示した通信ネットワークシステムの経路制御装置101〜経路制御装置105、管理サーバ200に関する動作について説明する。まず、経路制御装置101〜経路制御装置105それぞれは、電源がONになった時に、初期設定として、ダイナミックルーティングを使用して、ルーティングテーブル111〜ルーティングテーブル115をそれぞれ作成する。しかる後、経路制御装置101〜経路制御装置105それぞれは、あらかじめ定めた周期で、定期的に、自身が使用しているファームウェアのバージョン情報を付して、自身のファームウェアに関する信頼度とハードウェアに関する信頼度との予測結果を問い合わせる信頼度問い合わせを、管理サーバ200に対して送信する動作を繰り返す。
以上に詳細に説明したように、本第1の実施形態においては、次のような効果が得られる。
前述した第1の実施形態においては、各経路制御装置(すなわち各ルータ等)のファームウェア、ハードウェアに関する信頼度の予測結果を数値化した点数を総合化した総合信頼度点数を計算した結果を反映したルーティングアップデート情報を、ルーティングプロトコルに従って、隣接の経路制御装置に配信し、各隣接経路制御装置において、配信されてきたルーティングアップデート情報に基づいて経路選択を変更する場合について説明した。しかし、レイヤ2スイッチやモデムのように、ルーティングプロトコルを備えていなく、該ルーティングプロトコルそのものを理解することができないネットワーク機器も存在している。本第2の実施形態においては、かくのごときルーティングプロトコルを利用していない経路選択装置や回線サービス等に関しても、信頼度の予測を行って、予測した信頼度に関する点数すなわち総合信頼度点数による経路選択を適用することを可能にする場合について説明する。
前述した第1の実施形態においては、ルーティング方法としてダイナミックルーティングを適用している場合について説明したが、本第3の実施形態においては、ダイナミックルーティングが設定されていない場合について説明する。つまり、本第3の実施形態においては、ルーティング方法としてダイナミックルーティングが設定さていない場合にも対応可能にするために、管理サーバは、各経路制御装置の信頼度の予測結果を数値化した点数を纏めて計算して総合信頼度点数として算出した後、各経路制御装置に関し、算出した総合信頼度点数を用いて、各転送先ごとに、信頼度が高い経路を優先的に選択する経路選択を行い、その結果として得られた経路選択結果を、config情報(構成情報:経路選択用のルーティング情報)として、直接接続している経路制御装置を介して、各経路制御装置に配信する機能を有している。
101A,102A,103A,104A,105A 経路制御装置
111,112,113,114,115 ルーティングテーブル
121,122,123,124,125 ハードウェア信頼度計算部
131,132,133,134,135 送受信処理部
131A,132A,133A,134A,135A 送受信処理部
141,142,143,144,145 configテーブル
151,152,153,154,155 ファームウェア情報
161,162,163,164,165 ハードウェア情報
200 管理サーバ
200A 管理サーバ
201 ファームウェア情報データベース
201a ファームウェアバージョン
201b 点数
201c 既知の不具合
201d ベンダ推奨レベル
202 ファームウェア情報データベース
202a 経路制御装置
202b 故障回数
202c 点数202c
202d 故障の種類
202e 減点/回
203 信頼度計算部
203A 信頼度計算部
204 送受信処理部
205 トポロジマップ作成部
206 config作成部
300 送信端末
400 受信端末
501 製品ID
502 稼動中のファームウェアバージョン情報
503 ファームウェア信頼度
504 ハードウェア信頼度
505 平均故障間隔
506 使用可能メモリ上限値
Claims (10)
- 転送経路の選択を行い選択した転送経路によるデータ転送の動作を制御する経路制御装置と管理範囲内に存在する各前記経路制御装置を管理する管理サーバとを含む通信ネットワークシステムにおいて、
前記管理サーバは、
管理範囲内に存在する各前記経路制御装置に関するファームウェアの信頼度の予測結果を数値化した点数を保存しているファームウェア情報データベースと、
管理範囲内に存在する各前記経路制御装置に関するハードウェアの信頼度の予測結果を数値化した点数を保存しているハードウェア情報データベースと、
前記経路制御装置からの信頼度問い合わせを受け取った際に、前記ファームウェア情報データベースから該当する経路制御装置に関するファームウェアの信頼度の予測結果を数値化した点数を取り出すとともに、前記ハードウェア情報データベースから該当する経路制御装置に関するハードウェアの信頼度の予測結果を数値化した点数を取り出して、前記信頼度問い合わせに対する応答として、問い合わせ元の前記経路制御装置に返送する応答手段と
を有し、
かつ、前記経路制御装置は、
自身の信頼度の予測結果を数値化した点数を問い合わせる前記信頼度問い合わせを、前記管理サーバに送信し、該信頼度問い合わせに対する応答を前記管理サーバから受け取る問い合わせ手段と、
前記管理サーバから受け取った前記応答に含まれている自身のファームウェアの信頼度の予測結果を数値化した点数およびハードウェアの信頼度の予測結果を数値化した点数を総合的に纏めた総合信頼度点数が、あらかじめ定めた評価閾値未満の値に低下していた場合、自身への転送を抑止して他の転送経路に切り替えることを促すルーティングアップデート情報を作成して、自身に隣接している隣接経路制御装置に対して送信する手段と、
自身に隣接している前記隣接経路制御装置から前記ルーティングアップデート情報を受け取った際に、該ルーティングアップデート情報に基づいて、自身のルーティングテーブルを更新する更新手段と
を有する
ことを特徴とする通信ネットワークシステム。 - 前記管理サーバは、
管理範囲内に存在する各前記経路制御装置に関する平均故障間隔および利用可能なメモリ使用率の上限値を含む装置情報をさらに保存し、
前記経路制御装置からの信頼度問い合わせを受け取った際に、該信頼度問い合わせに対する前記応答として、該当する経路制御装置に関する前記装置情報をさらに追加して問い合わせ元の前記経路制御装置に返送し
かつ、前記経路制御装置は、
前記管理サーバから受け取った前記応答に含まれている自身の前記装置情報に基づいて、自身のハードウェアに関する信頼度の予測結果を数値化した点数を計算し、計算した該点数を追加して、前記総合信頼度点数に総合的に纏める
ことを特徴とする請求項1に記載の通信ネットワークシステム。 - 前記経路制御装置は、
前記応答に含まれている自身の前記装置情報のうち、前記平均故障間隔を取り出し、自身の現在まで継続している累積稼働時間が、前記平均故障間隔を超えている時間になっていた場合、該平均故障間隔を超えている度合いに応じて、信頼度の予測結果を数値化した点数を減点した低い点数に設定し、
また、前記応答に含まれている自身の前記装置情報のうち、前記メモリ使用率の上限値を取り出し、自身の現在のメモリ使用率が、前記メモリ使用率の上限値を超えていた場合は、該メモリ使用率の上限値を超えている度合いに応じて、信頼度の予測結果を数値化した点数を減点して低い点数に設定する
ことを特徴とする請求項2に記載の通信ネットワークシステム。 - 前記管理サーバは、
前記ファームウェア情報データベースに保存する前記点数として、各前記経路制御装置において使用されているファームウェアのバージョンごとに、既知の不具合の深刻度に応じてあらかじめ定めた点数を減点し、また、ファームウェアのベンダの推奨レベルに応じてあらかじめ定めた点数を減点した値に設定し、
前記ハードウェア情報データベースに保存する前記点数として、各前記経路制御装置において発生した故障の発生回数と故障の種類とに応じてあらかじめ定めた点数を減点した値に設定する
ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の通信ネットワークシステム。 - 各前記経路制御装置は、
あらかじめ定めた周期で、定期的に、前記管理サーバに対する前記信頼度問い合わせに対する前記応答に基づいて、自身の前記総合信頼度点数を計算して、前記評価閾値と比較する動作を繰り返し、前記総合信頼度点数が、前記評価閾値未満の値の状態から前記評価閾値以上の値に回復した場合、自身への転送が可能な元の状態に復旧することを促すルーティングアップデート情報を作成して、自身に隣接している隣接経路制御装置に対して送信する
ことを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の通信ネットワークシステム。 - 通信ネットワークにダイナミックルーティングが設定されていない場合、
前記管理サーバは、
各前記経路制御装置それぞれからの前記信頼度問い合わせを受け取った際に、問い合わせ元の前記経路制御装置に隣接している経路制御装置であることを示す隣接機器情報が含まれていた場合、前記応答手段による前記応答を返送する動作を行う代わりに、前記信頼度問い合わせに含まれている前記隣接機器情報を取り出して、管理範囲内の通信ネットワーク全体の接続状態を示すトポロジ図を作成し、
しかる後、前記ファームウェア情報データベースおよび前記ハードウェア情報データベースを参照して取得した前記総合信頼度点数、または、前記信頼度問い合わせに問い合わせ元の前記経路制御装置のハードウェアの現在の状態を示す現在の装置情報が含まれていた場合には該現在の装置情報に基づいて算出した信頼度の予測結果を数値化した点数も前記総合信頼度点数に総合的に纏めた点数、のいずれかに基づいて、信頼度が高い前記経路制御装置を優先して使用する転送経路になるように、前記トポロジ図を参照して、各前記経路制御装置それぞれにおける経路選択用の構成情報(config情報)を作成し、作成した各前記経路制御装置それぞれにおける該構成情報(config情報)を、前記信頼度問い合わせに対する応答として、問い合わせ元の各前記経路制御装置それぞれに対して配信する動作を行い
一方、各前記経路制御装置は、
自身に隣接している前記隣接機器情報を、または、前記隣接機器情報と前記現在の装置情報とを、含む形で前記信頼度問い合わせを作成して、作成した前記信頼度問い合わせを前記管理サーバに対して送信し、
前記管理サーバから自身の前記構成情報(config情報)を受け取った際に、該構成情報(config情報)を自信の経路選択用の情報として構成情報(config情報)テーブルに保存し、以降のデータ転送時に、該構成情報(config情報)テーブルを参照して、経路選択を行う
ことを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の通信ネットワークシステム。 - 前記経路制御装置がルーティングプロトコルを利用していない装置であった場合、
当該経路制御装置からの前記信頼度問い合わせおよび問い合わせ元に対する前記応答のやり取りを、当該経路制御装置が利用している各種プロトコルやユーザインタフェースを使用して行うことを可能にする機能を、前記管理サーバ側に追加して有している構成とする
ことを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載の通信ネットワークシステム。 - 管理範囲内に存在する各装置を管理する管理サーバを含む通信ネットワークシステムにおいて、転送経路の選択を行い選択した転送経路によるデータ転送の動作を制御する経路制御装置であって
管理範囲内に存在する各前記装置に関するファームウェアの信頼度の予測結果を数値化した点数を保存しているファームウェア情報データベースと、
管理範囲内に存在する各前記装置に関するハードウェアの信頼度の予測結果を数値化した点数を保存しているハードウェア情報データベースと、
前記装置からの信頼度問い合わせを受け取った際に、前記ファームウェア情報データベースから該当する装置に関するファームウェアの信頼度の予測結果を数値化した点数を取り出すとともに、前記ハードウェア情報データベースから該当する装置に関するハードウェアの信頼度の予測結果を数値化した点数を取り出して、前記信頼度問い合わせに対する応答として、問い合わせ元の前記装置に返送する応答手段と
を有する前記管理サーバに対して、
自身の信頼度の予測結果を数値化した点数を問い合わせる前記信頼度問い合わせを送信して、該信頼度問い合わせに対する応答を前記管理サーバから受け取る問い合わせ手段と、
前記管理サーバから受け取った前記応答に含まれている自身のファームウェアの信頼度の予測結果を数値化した点数およびハードウェアの信頼度の予測結果を数値化した点数を総合的に纏めた総合信頼度点数が、あらかじめ定めた評価閾値未満の値に低下していた場合、自身への転送を抑止して他の転送経路に切り替えることを促すルーティングアップデート情報を作成して、自身に隣接している隣接経路制御装置に対して送信する手段と、
自身に隣接している前記隣接経路制御装置から前記ルーティングアップデート情報を受け取った際に、該ルーティングアップデート情報に基づいて、自身のルーティングテーブルを更新する更新手段と
を有する
ことを特徴とする経路制御装置。 - 転送経路の選択を行い選択した転送経路によるデータ転送の動作を制御する経路制御装置と管理範囲内に存在する各前記経路制御装置を管理する管理サーバとを含む通信ネットワークシステムにおいて、各前記転送経路上に配置されている前記経路制御装置の信頼度の予測結果に応じた前記転送経路の選択を行う経路制御方法であって、
前記管理サーバは、
管理範囲内に存在する各前記経路制御装置に関するファームウェアの信頼度の予測結果を数値化した点数を保存しているファームウェア情報データベースと、
管理範囲内に存在する各前記経路制御装置に関するハードウェアの信頼度の予測結果を数値化した点数を保存しているハードウェア情報データベースと、
前記経路制御装置からの信頼度問い合わせを受け取った際に、前記ファームウェア情報データベースから該当する経路制御装置に関するファームウェアの信頼度の予測結果を数値化した点数を取り出すとともに、前記ハードウェア情報データベースから該当する経路制御装置に関するハードウェアの信頼度の予測結果を数値化した点数を取り出して、前記信頼度問い合わせに対する応答として、問い合わせ元の前記経路制御装置に返送する応答ステップと
を有し、
かつ、前記経路制御装置は、
自身の信頼度の予測結果を数値化した点数を問い合わせる前記信頼度問い合わせを、前記管理サーバに送信し、該信頼度問い合わせに対する応答を前記管理サーバから受け取る問い合わせステップと、
前記管理サーバから受け取った前記応答に含まれている自身のファームウェアの信頼度の予測結果を数値化した点数およびハードウェアの信頼度の予測結果を数値化した点数を総合的に纏めた総合信頼度点数が、あらかじめ定めた評価閾値未満の値に低下していた場合、自身への転送を抑止して他の転送経路に切り替えることを促すルーティングアップデート情報を作成して、自身に隣接している隣接経路制御装置に対して送信するステップと、
自身に隣接している前記隣接経路制御装置から前記ルーティングアップデート情報を受け取った際に、該ルーティングアップデート情報に基づいて、自身のルーティングテーブルを更新する更新ステップと
を有している
ことを特徴とする経路制御方法。 - 転送経路の選択を行い選択した転送経路によるデータ転送の動作を制御する経路制御装置と管理範囲内に存在する各前記経路制御装置を管理する管理サーバとを含む通信ネットワークシステムにおいて、各前記転送経路上に配置されている前記経路制御装置の信頼度の予測結果に応じた前記転送経路の選択を行う処理をコンピュータによって実行する経路制御プログラムであって、
前記管理サーバは、
管理範囲内に存在する各前記経路制御装置に関するファームウェアの信頼度の予測結果を数値化した点数を保存しているファームウェア情報データベースと、
管理範囲内に存在する各前記経路制御装置に関するハードウェアの信頼度の予測結果を数値化した点数を保存しているハードウェア情報データベースと、
前記経路制御装置からの信頼度問い合わせを受け取った際に、前記ファームウェア情報データベースから該当する経路制御装置に関するファームウェアの信頼度の予測結果を数値化した点数を取り出すとともに、前記ハードウェア情報データベースから該当する経路制御装置に関するハードウェアの信頼度の予測結果を数値化した点数を取り出して、前記信頼度問い合わせに対する応答として、問い合わせ元の前記経路制御装置に返送する応答処理と
を有し、
かつ、前記経路制御装置は、
自身の信頼度の予測結果を数値化した点数を問い合わせる前記信頼度問い合わせを、前記管理サーバに送信し、該信頼度問い合わせに対する応答を前記管理サーバから受け取る問い合わせ処理と、
前記管理サーバから受け取った前記応答に含まれている自身のファームウェアの信頼度の予測結果を数値化した点数およびハードウェアの信頼度の予測結果を数値化した点数を総合的に纏めた総合信頼度点数が、あらかじめ定めた評価閾値未満の値に低下していた場合、自身への転送を抑止して他の転送経路に切り替えることを促すルーティングアップデート情報を作成して、自身に隣接している隣接経路制御装置に対して送信する処理と、
自身に隣接している前記隣接経路制御装置から前記ルーティングアップデート情報を受け取った際に、該ルーティングアップデート情報に基づいて、自身のルーティングテーブルを更新する更新処理と
を有している
ことを特徴とする経路制御プログラム。
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JP2017222659A JP6659047B2 (ja) | 2017-11-20 | 2017-11-20 | 通信ネットワークシステム、経路制御装置、経路制御方法および経路制御プログラム |
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