JP6658913B2 - Memsマイクロフォンおよびmemsマイクロフォンの自己較正のための方法 - Google Patents

Memsマイクロフォンおよびmemsマイクロフォンの自己較正のための方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6658913B2
JP6658913B2 JP2018551366A JP2018551366A JP6658913B2 JP 6658913 B2 JP6658913 B2 JP 6658913B2 JP 2018551366 A JP2018551366 A JP 2018551366A JP 2018551366 A JP2018551366 A JP 2018551366A JP 6658913 B2 JP6658913 B2 JP 6658913B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pull
capacitance
point
voltage
mems microphone
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2018551366A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019510439A (ja
Inventor
セバスチャン ヴァルザー,
セバスチャン ヴァルザー,
クリスティアン ジーゲル,
クリスティアン ジーゲル,
マティーアス ヴィンター,
マティーアス ヴィンター,
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TDK Corp
Original Assignee
TDK Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TDK Corp filed Critical TDK Corp
Publication of JP2019510439A publication Critical patent/JP2019510439A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6658913B2 publication Critical patent/JP6658913B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R29/00Monitoring arrangements; Testing arrangements
    • H04R29/004Monitoring arrangements; Testing arrangements for microphones
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R27/00Arrangements for measuring resistance, reactance, impedance, or electric characteristics derived therefrom
    • G01R27/02Measuring real or complex resistance, reactance, impedance, or other two-pole characteristics derived therefrom, e.g. time constant
    • G01R27/26Measuring inductance or capacitance; Measuring quality factor, e.g. by using the resonance method; Measuring loss factor; Measuring dielectric constants ; Measuring impedance or related variables
    • G01R27/2605Measuring capacitance
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R19/00Electrostatic transducers
    • H04R19/005Electrostatic transducers using semiconductor materials
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R19/00Electrostatic transducers
    • H04R19/04Microphones
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R2201/00Details of transducers, loudspeakers or microphones covered by H04R1/00 but not provided for in any of its subgroups
    • H04R2201/003Mems transducers or their use

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Acoustics & Sound (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Otolaryngology (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Pressure Sensors (AREA)
  • Circuit For Audible Band Transducer (AREA)
  • Electrostatic, Electromagnetic, Magneto- Strictive, And Variable-Resistance Transducers (AREA)

Description

容量変化によるMEMSマイクロフォン(微小電気機械システムマイクロフォン)は、MEMSセンサを有し、その薄膜は、音声をとらえ、1つまたは2つの隣り合う背後電極に対して容量を形成する。容量はたわみに応じて変化する。測定された容量変化から、音響信号の大きさを表す電圧がASIC(特定用途向け集積回路)において計算され、増幅される。
所望の感度を設定するため、薄膜に電気的にバイアスをかける目的で、薄膜と背後電極との間のMEMSセンサにはバイアス電圧が印加される。バイアス電圧は、MEMSマイクロフォンが使われる特定の環境や条件に適合させるのに用いることもできる。
製造バラツキのため、MEMSマイクロフォンは特性バラツキを有し得る。そのため、高品質なMEMSマイクロフォンには、MEMSマイクロフォンの較正が必ず必要となる。
しかしながら、しっかりと較正されたMEMSマイクロフォンでも、エイジング(老朽化現象)を示し、エイジングの過程において、バイアス電圧に変わりがなくとも、環境の影響、特に、機械的、熱的および湿気の影響により、感度が変化する。これは、所望の値からの容認できないズレにまで達することがある。
しかしながら、そのようなエイジングされたMEMSマイクロフォンを再較正して所望の感度に再設定する方法は、既知の音響環境と較正された基準マイクロフォンを必要とするため、これまでに開示されていない。後者は、ユーザのほうのマイクロフォンの通常操作では利用できず、または、デバイスもしくはその他の回路環境に取り付けた後では利用できない。
したがって、本発明の目的は、任意の環境において後から較正することができるMEMSマイクロフォンとその方法を規定することである。
この目的は、2つの独立項に係るMEMSマイクロフォンおよび自己較正のための方法を用いる本発明によって実現される。本発明の有利な構成は、他の請求項により明確にされている。
本発明の基本概念は、マイクロフォンの感度の測定に、薄膜と背後電極との間に存在するMEMSセンサの容量を使用するというものである。同様の原理は、他の種類の変換(容量、電圧、電流、電荷)でも機能するが、容量の変化を利用するのが有利である。
通常、MEMSマイクロフォンの感度の絶対値を、容量から確定することは、決められた音響環境においてのみおこなうことができる。
しかしながら、比較的簡単な手段を用いて、任意の時点におけるMEMSセンサのプルイン電圧を確定することは可能である。これは、薄膜と背後電極とが、電気的バイアス(そして機械的バイアスも)の結果として、直接的に接する程度にまで互いに近接したときの電圧である。これにより、回路ショート、または、プルイン点における容量の大幅な増加のいずれかがもたらされる。
そして、再較正には、最終検査において元々決定された測定値からのプルイン点における測定値のズレを、最初および元々のプルイン点に対して比較することが提案されている。これは、結果としてプルイン電圧のドリフト、すなわち、プルインが起きるバイアス電圧となり、また、プルイン点において測定された容量または前のバイアス設定とPULL−IN直前のバイアス設定との間の容量の変化の場合のズレとなる。
次いで、最終検査で得たこれらの測定値および記憶された値は、新たな動作点を確定する働きをし、新たな動作点において、決定されたプルイン電圧およびプルイン容量に対するプルイン点のドリフトが補償される。
プルイン電圧の絶対ドリフトは、第1の補償成分として使用することができる。駆動は前の動作電圧に追加される。
プルイン容量のドリフトに関して、第2の追加の補償成分として、MEMSマイクロフォンの製作の直後の定義された音響環境で実行された最終検査時のプルイン点の測定された容量ドリフトを補償するために必要であるはずである電圧差が利用される。
したがって、前記電圧差を確定するために、最終検査時に記憶された第1のプルイン点および第1の動作点の測定値が用いられる。次いで、存在するバイアス電圧への容量の依存を表すグラフの傾きが、エイジングしたMEMSセンサの挙動を補間するのに使用される。傾きは、第1のプルイン点と第1の動作点とを接続する直線から決定することができる。容量ドリフトを補償するための電圧差は、さらなる追加の補償成分として働く。したがって、新たな動作点の再較正されたバイアス電圧は、前の動作電圧と2つの補償成分とを合計することによって得られる。
方法を正確に実行するために、MEMSマイクロフォンに存在するバイアス電圧が、現在のプルイン点に到達するまで段階的に増加され、MEMSマイクロフォンの現在のプルイン電圧VPおよび対応する現在のプルイン容量CPが確定される。これらの2つの測定値は、任意の時点および任意の場所において、したがって、MEMSマイクロフォンの動作の間の任意の段階において確実に確定することができる。
次いで、現在のプルイン点のこれらの値は、ASICの内部メモリに恒久的に記憶された、最終検査で得た測定値と比較される。記憶された測定値は、少なくとも元のプルイン電圧、プルイン容量、および同様に動作点(第1の動作電圧VS)におけるバイアス電圧、および関連動作容量(第1の動作容量CS)を含む。次いで、これらの既知の値は、プルイン容量と第1の動作容量との容量差を実現するために、存在するバイアス電圧をどのように変更しなければならないかを確定するのに使用される。
次いで、存在する第1の動作電圧VSは、補正値によって増加され(または場合により減少され)、新たな動作電圧VSnewとして設定される。
プルインは、たとえば感度測定を用いて検出される。バイアス電圧は一定的に増加され、感度は、各点に対して決定される。プルインの場合、これにより、感度ジャンプが生じる(このジャンプは他の種類のマイクロフォン変換器、すなわち、容量、電流、電圧、電荷でも示される)。ジャンプにおいて測定された感度およびバイアス電圧は、較正のために所望の感度およびバイアス電圧に使用することができる。
方法の有効性または正確さを確認するために、本発明による方法は、一連のエイジングしたマイクロフォンに対して実行される。それと並行して、実際の感度が、標準化された音響環境におけるテストによって確認される。テストの間、元々測定された−38+/−0.05dBV/Paのすべてのテストされたマイクロフォンに対する元々設定された感度が、エイジングの結果として変化し、次いで感度が−38+/−1.97dBV/Paの範囲で変動することが分かっている。設定感度またはそのような測定値許容差からのこのズレは、明らかに非常に高い。
言及した感度測定を用いて本発明による自己較正アルゴリズムを実行した後、所望の感度からのズレは、大幅に低減され、今はわずか−38+/−0.31dBV/Paに過ぎない。元の感度または所望の感度からの元の小さなズレは、もう得られないが、所望の感度からのズレは、大幅に低減されている。したがって、本発明による方法の有効性が証明されている。
マイクロフォンの較正達成の前提条件は、定義された条件下で実行される最終検査の値であり、前記値は、MEMSマイクロフォンのASICに記憶される。最終検査の間、第1のプルイン電圧VPが、バイアス電圧を定義されたステップで増加させながら、MEMSセンサにおける容量を連続して決定することによって確定される。それと並行して、感度が、標準化された測定環境に対して決定される。どのような動作電圧を所望の感度に設定すべきかは、測定値から特定される。所望の感度の代替値として、所望の感度において決定された容量値(第1の動作容量CS)が取られ、ASICの内部メモリに記憶される。プルイン点における容量およびバイアス電圧が、それに応じて記憶される。プルイン点における変化した容量(現在のプルイン容量)の補償に必要な値は、最終検査の間の動作点とプルイン点との間の測定曲線の傾きから得られる。
自己較正のための方法は、所望されるたびに繰り返すことができる。しかし、この場合、それぞれの再較正を実施するために最終検査で得た記憶された第1の値を常に用いる。前に実行された再較正で得た対応する測定値は、放棄することができる。
所望の感度に再度取り組むのに適切である、再較正されたバイアス電圧VSnewは、たとえば、
VSnew=VS−(VP−VP)+(CP−CP)×(VP−VP)/(CP−CP
の式により計算することができる。
この場合、値(VP−VP)は、プルイン点の電圧ドリフトに対応するが、値(CP−CP)は、プルイン点の容量ドリフトに対応する。この場合、(VP−VP)および(CP−CP)の商は、最終検査で得た測定曲線の傾きに対応し、決定された容量の、存在するバイアス電圧への依存を示す。
較正方法が容量値の代わりに感度、インダクタンス、電流、電圧または電荷を使用する場合、式は同じようにして変換される。
再較正または自己較正は繰り返し実行することができる。再較正のトリガとして、具体的な音響または熱的応力負荷の到達を検出する具体的な規則を使用することが可能である。しかし、固定した時間間隔で再較正を実行することも可能である。代替案としては、もちろん、再較正をユーザによって任意の時間に開始することができる。これはマイクロフォンが厳しい機械的負荷または厳しい熱的負荷を受け、特性ドリフトが予測される場合に望ましい。代替案として、または追加的に、直前の較正の値が消去される揮発性メモリが使用されている場合、再較正または自己較正は、デバイスが再開されるたびに実行することができる。
最終検査時およびあらゆる再較正時の両方において、MEMSセンサに存在するバイアス電圧は、プルイン点に到達するまで段階的に増加される。それぞれの容量は、各ステップの後、決定される。プルイン点に到達したとき、イプシロン>1である絶縁体/誘電体が薄膜と対電極との間に通常位置する場合、MEMSセンサの容量が非常に大きな値にジャンプするので、方法に使用可能なプルイン容量として、プルインに到達する直前のそれぞれ前の容量値を使用することが必要である。最終検査時および再較正時の両方において、バイアス電圧が一定のステップにおいて増加されることが好ましい。しかし、プルイン点の到達がまだすぐに予測されないことを条件に、異なるステップを使用することも可能である。
自己較正デバイスを有する、本発明によるMEMSマイクロフォンは、容量的に動作するMEMSセンサと、それに接続されたASICとを備える。バイアス電圧をMEMSセンサに印加することができる。自己較正のための方法を実行することができるために、ASICは、
a) MEMSセンサに存在するバイアス電圧を次第に増加させるステップと、
b) MEMSセンサにおいてそれぞれの場合にここで形成する容量または容量の変化を決定するステップと、
c) 容量測定により現在のプルイン点を確定するステップと、
d) プルイン点におけるバイアス電圧VPおよび関連する容量CPまたは容量の変化の測定値をASICの不揮発性内部メモリに記憶するステップと、
e) 今回決定された測定値および最終検査で得たすでに記憶された測定値を使用して、再較正されたバイアス電圧VSnewを計算するために再較正のためのアルゴリズムを実行するステップと、
f) 再較正されたバイアス電圧VSnewをMEMSマイクロフォンに印加するステップと
について設計される。
定義された音響環境における第1の較正は、既知のMEMSマイクロフォンを用いても可能であるので、既知のMEMSマイクロフォンでも、存在するバイアス電圧を変更するための手段をすでに備える。既知のMEMSマイクロフォンにおいても、少なくともこの値は、ASICの内部メモリに記憶される。本発明によるMEMSマイクロフォンには、現在必要なのは、拡張メモリおよび同様にASICに記憶されたアルゴリズムだけであり、アルゴリズムは、それに応じて、新たに計算された動作点の新たな計算されたバイアス電圧を確定するために現在の測定値および記憶された測定値を変換する。最後に、新たに確定した動作電圧は、MEMSマイクロフォンにおいて設定され、以て、再較正を終了する。新たな較正値をASICのメモリまたは他のメモリ、たとえばマイクロフォンが取り付けられた電話機のメモリに恒久的に記憶することも可能である。
以下では、例示的な実施形態に基づき、また、関連づけられた図面を参照しつつ、本発明をより詳細に説明する。
自己較正を用いる、本発明によるMEMSマイクロフォンの概略構成を示す図である。 最終検査および自己較正を実行するときの概略方法シーケンスを示す図である。 最終検査後およびエイジング後において、印加したバイアス電圧に対するMEMSセンサの容量の依存性を示す図である。 5つの異なるMEMSマイクロフォンについて、最終検査後の感度セット、はんだ付け後に決定された感度、および、再較正後に決定された感度を示す図である。
図1は、本発明によるMEMSマイクロフォンMICの概略構成を示す。前記MEMSマイクロフォンは、MEMSセンサMSとASIC ASとを備え、それらは両方ともチップ構成要素として構成されており、好ましくは共通担体上に互いに並んでまたは上下に配置することができる。MEMSマイクロフォンMICの中心要素はMEMSセンサMSであり、MEMSセンサMSは、可動電極(薄膜)と1つまたは2つの固定電極とを備える超小型容量として構成されている。MEMSセンサMSの容量Cまたは容量の変化デルタCは、容量測定CMのためのデバイスを用いて検出され、薄膜のたわみの、したがって、受け取った音響信号の強度の大きさを表す電圧に変換される。
バイアス電圧発生器BSを活用して、たとえば8〜16Vの間の所望のバイアス電圧が生成され、薄膜と固定電極との間のMEMSセンサMSに印加される。適切なバイアス電圧は、たとえば、約12ボルトである。MEMSセンサMSの電極において取り出された信号、たとえば容量または容量の変化、およびASICにおいてそれから生成された電圧信号は、MEMSマイクロフォンMICの出力OUTに増幅器AMPを介して転送される。
さらに、ASICは、自己較正SCのためのデバイスを備え、それは、たとえばプログラム可能論理回路として構成される。この論理回路は、容量測定CMによって供給されたデータを処理し、それらを内部メモリIMに記憶されたデータと比較する。
自己較正の結果として、再較正されたバイアス電圧VSnewが得られ、その場合、MEMSマイクロフォンの感度は目標値に再度近づけられている。次いで、新たな動作点における測定値を同様に内部メモリIMに記憶することができる。いずれの場合でも、最適動作点の再較正の間に確定したバイアス電圧VSnewは、バイアス電圧発生器BSに伝導され、バイアス電圧発生器BSは、MEMSセンサMSにおいて前記バイアス電圧を発生させ、それに応じて前記バイアス電圧を設定する。
ASICは、集積回路として構成され、たとえばシリコンCMOS技術またはガリウムヒ素に基づいて具現化される。しかし、ASICの所望の機能を実現するための他の技術も可能である。
図2は、本発明によるMEMSマイクロフォンの自己較正をどのように実行することができるかについての概略方法シーケンスを示す。そこでの自己較正の上流は、定義された音響環境におけるMEMSセンサMSの製造の直後に実行される最終検査ETである。もちろん、任意の後の時点において、場合により、所望のデバイス、たとえば携帯電話へのマイクロフォンの取付け後のみでも、この最終検査または第1の較正を実施することも可能である。
最終検査ETには、存在するバイアス電圧によりMEMSセンサMSの感度を測定することが関与する。測定は、プルイン点PIに到達するまで実行され、プルイン点PIにおいて、測定された感度(または容量若しくは容量の変化)がすでに述べたジャンプをおこなうか、または少なくとも大きな低下を受ける。動作点において測定されるMEMSセンサの第1の動作容量CSのように、所望の感度/容量、および特にそれに必要とされる第1の動作電圧VSは、内部メモリIMに記憶される。対応するデータは、プルイン点に対して決定され、記憶される。容量は感度の大きさを表すと仮定される。
次いで、自己較正SCが、内部メモリIMに記憶されたこれらのデータを活用して、および図1の例により設定された装置を活用して達成される。この場合、まず、MEMSセンサMSに存在するバイアス電圧が、電圧発生器VSを活用して次第に増加される。容量測定CMまたはその変化の測定が、各ステップの場合実行される。次いで、論理回路において、設定されたバイアス電圧における測定された容量/容量の変化に基づいて、プルイン点PIに到達したかどうかを確定するために確認がおこなわれる。プルイン点にまだ到達していない場合(N)、バイアス電圧は、バイアス電圧発生器VSにおけるステップによってもう一度増加される。論理回路により、存在するバイアス電圧においてプルインに到達していたことがわかると(Y)、値は、自己較正アルゴリズムSCAに供給される。これらの値は、内部メモリIMに記憶された最終検査で得たデータと比較され、前記データは、同様に自己較正アルゴリズムのパラメータを表す。自己較正の結果として、再較正された動作電圧VSnewが得られ、内部メモリIMに記憶され、再較正が何も実行されない限りMEMSマイクロフォンの他の動作の不変のバイアス電圧として使用される。
所定の時間の後、および/または具体的な条件に到達した後、および/またはマイクロフォンユーザによって要求され次第、自己較正は、もう一度実行することができる。次いで、この場合、現在のプルイン点のデータが測定され、自己較正アルゴリズムを用いて最終検査ETで得た対応するデータと比較され、再較正されたバイアス電圧が確定され、MEMSマイクロフォンの他の動作の根拠と解釈される。
図3は、dBV/Paで測定されたマイクロフォン感度の、ボルトで測定された存在するバイアス電圧への依存を示し、前記依存は最終検査において確定される。三角形で表されるこれらの測定点は、図において上側の曲線を生じる。
次いで、所望の目標感度が設定され、これはたとえば38dBV/PAにある。たとえば、約11.1ボルトのバイアス電圧が、ここではこの感度を設定するのに必要とされる。実際の感度と並行して、それに比例するMEMSセンサの容量/容量の変化も最終検査の間に確定され、これは、第1の動作電圧VSにおける設定された第1の動作点において第1の動作容量CSを有する。しかし、対応する容量の規模の図は、現在の図では明確さのために省略する。
MEMSマイクロフォンの熱的または機械的負荷または他のエイジングの後、たとえば、マイクロフォンを回路環境内にはんだ付けした後、第1の自己較正が次いで実行される。そのために、MEMSマイクロフォンの現在のプルイン点は、図2に概略的に示す方法によって確定される。前記プルイン点は、現在の動作電圧VPに発生する現在のプルイン容量CPにある。このプルイン点は、それに必要なバイアス電圧に対して、およびこの場合、測定された現在のプルイン容量に対しての両方で第1の動作プルイン点と異なる。ズレは、電圧のΔX、および、容量/容量の変化のΔYである。
次いで、再較正のために、2つのズレΔX、ΔYを補償する必要がある。そのために、まず、存在するバイアス電圧は、直接読取り可能値ΔXだけシフトされる。YドリフトΔYの補償のために、エイジング後の存在するバイアス電圧に依存するMEMSマイクロフォンの感度(下側の曲線)が、最終検査で正確に決定された上側の曲線と同様に挙動すると仮定する。
第1の動作電圧VSの値から、第1のプルイン電圧VPにおけるプルインに到達することに移行するために、電圧が一定値だけ増加する間必要であるステップの数が数えられる。次いで、前記数に対応する電圧差が、再較正された動作電圧を確定するための他の被加数として使用される。その目的は、ここで−38dBV/Paの所望の目標感度に可能な限り正確に再度達するように動作電圧を設定することにある。この場合、自己較正アルゴリズムは、近似値だけを表す。その理由は、達した結果、すなわち、再較正後に実際に設定された感度が、実際に目標値によく近似しているが、それでもそれからズレることがあるからである。しかし、マイクロフォンの感度の正確な確定は、自己較正中は可能ではない。
自己較正の達成を確認するために、ここで5つの異なるMEMSマイクロフォンの数が数えられ、最終検査および第1の較正を受けさせる。所望の第1の動作点へのこの第1の較正の後、すべての5つのマイクロフォンが、−38dBV/Paの事実上同じ目標感度を有する。ここで、ズレはわずか0.05dBV/PAに過ぎない。線1は、5つのマイクロフォンの設定された実際の感度をつなげ、水平直線からほんのわずかにズレる。
MEMSマイクロフォンが回路環境内にはんだ付けされた後、マイクロフォン感度の新たな正確な測定が、設定された第1の動作電圧で実行される。線2は、5つのマイクロフォンの測定点をつなげたものである。線2が理想の線または設定されたマイクロフォン感度の元の分布1から明瞭にズレることは明確に明らかである。+/−1.97dBV/Paの感度のズレが、5つのマイクロフォンに対して結果として生じている。そのようなズレは、高性能マイクロフォンには受け入れられない。
次いで、本発明による自己較正が、それぞれの場合においてすべての5つのマイクロフォンに対して実行される。これには、それぞれのマイクロフォンの再較正された動作電圧を確定することおよびそれをMEMSセンサに印加することが関与する。次いで、感度測定が、このようにして再較正された5つのマイクロフォンに対してもう一度実行される。線3は、5つの再較正されたマイクロフォンの測定点をつなげたものである。再較正された感度が、元々決定され、設定された感度に再度よく近似していることが分かっている。達したズレは平均でわずか+/−0.31dBV/Paに過ぎない。図から、これは曲線2の元の曲線1への近接から純粋に視覚で識別することもできる。矢印4は、本発明による再較正によって、いかに大きく感度を所望の方向に変更することができたかという点で改善の程度を示す。これは本発明による方法の達成を示す。
本発明を1つの例示的な実施形態だけに基づいて説明してきたが、本発明はそれに制限されない。アナログおよびデジタル両方の容量的に動作するMEMSマイクロフォンは、本発明による方法によって較正することができ、較正は、自動的におよび/またはユーザの要求で実行することができる。本発明による自己較正方法の実施は、ASICアーキテクチャの単にわずかな拡張を必要とし、したがって、本発明によるMEMSマイクロフォンは、単にわずかに増加したハードウェア費用を必要とする。したがって、本発明によるマイクロフォンは、わずかにより高価に製作されるが、本発明による自己較正方法は、自動化しておよび迅速に実行することができ、同様に、時間またはエネルギーの観点から相対的に高い追加の出費は必要としない。
MIC…MEMSマイクロフォン、VP…第1のプルイン電圧、BS…バイアス電圧発生器、VS…第1の動作点における第1の動作電圧、CS…第1の動作容量、CP…第1のプルイン点における第1のプルイン容量、VP…第1のプルイン電圧、IM…内部メモリ、VP…現在のプルイン電圧、CP…現在のプルイン容量、VSnew…再較正されたバイアス電圧、MS…MEMSセンサ、AS…ASIC、AMP…増幅器、CM…容量測定、SC…自己較正、OUT…マイクロフォン出力、VDD…供給電圧、GND…グランド、CLK…クロック、W/R…書込み/読取り入力、VS…電圧変化、P1…プルイン、1…所望の感度、2…はんだ付け後の感度、3…自己較正後の感度、4…感度のシフト、ΔX…プルイン点のXドリフト、ΔY…プルイン点のYドリフト。

Claims (7)

  1. 容量的に動作するMEMSマイクロフォン(MIC)を再較正するための方法であって、
    前記MEMSマイクロフォン(MIC)の製作の直後に、最終検査が実行され、
    第1のプルイン点における第1のプルイン電圧VP を確定するステップと、
    前記第1のプルイン電圧VP における前記MEMSマイクロフォンの第1のプルイン容量CP を確定するステップと、
    前記MEMSマイクロフォンの所望の感度に応じた第1の動作点を、バイアス電圧を第1の動作電圧VS に設定することによって設定するステップと、
    前記第1の動作電圧VS における第1の動作容量CS を確定するステップと、
    前記第1の動作点および前記第1のプルイン点における前記値CS 、VS 、CP およびVP を前記MEMSマイクロフォンの内部メモリ(IM)に記憶するステップと
    を含み、
    1回目の再較正が、回路環境への前記MEMSマイクロフォンの取付け後またはエイジング後に実行され、
    前記1回目の再較正が、
    前記MEMSマイクロフォンの現在のプルイン電圧VPおよび関連するプルイン容量CP 確定するために、前記MEMSマイクロフォンにおける前記バイアス電圧段階的に増加することと、
    前記第1のプルイン点における前記第1のプルイン電圧VP および前記第1のプルイン容量CP からの現在のプルイン点におけるプルイン電圧VP およびプルイン容量CP の値のズレを決定するとともに、前記ズレと前記第1の動作点における前記第1の動作容量CS および前記第1の動作電圧VS の値とから、再較正されたバイアス電圧VSnew を決定して設定し、感度を前記第1の動作点において元々設定された感度に再度近づけることと
    を備える、方法。
  2. 前記再較正されたバイアス電圧VSnewが、式
    VSnew=VS−(VP−VP )+(CP−CP )×(VP −V )/(CP−C
    により計算される、請求項1に記載の方法。
  3. 前記所望の感度前記第1の動作点および前記第1のプルイン点における前記値CS 、VS 、CP およびVP が、定義された音響環境において決定される、請求項1または2に記載の方法。
  4. 前記再較正が繰り返し実行され、
    前記最終検査後に決定された前記値CS、VS、CPおよびVPが、それぞれの場合に基準として使用される、請求項1〜のいずれか一項に記載の方法。
  5. 前記MEMSマイクロフォンは、
    前記MEMSマイクロフォンの音響または熱的応力負荷に基づく具体的な規則により自動的に、および/または
    特定の時間間隔が経過したとき自動的に、および/または
    再較正がユーザによって手動で開始された場合、および/または
    前記MEMSマイクロフォンが取り付けられたデバイスのあらゆる再開の後、
    のいずれかに再較正を実行する、請求項に記載の方法。
  6. 前記最終検査時および前記再較正時の両方において、前記プルイン点に到達するまで前記バイアス電圧が次第に増加され、増加する毎に前記それぞれの容量または容量の変化が決定され、前記プルイン点に到達したとき、前記MEMSマイクロフォンの前記容量が、高い値に到達するかまたはジャンプをおこない、プルイン電圧VPおよびプルイン容量CP して使用され記憶された値が、それぞれの場合に前記プルイン点に到達する直前の値である、請求項1〜のいずれか一項に記載の方法。
  7. 自己較正デバイスを有するMEMSマイクロフォンであって、
    容量的に動作するMEMSセンサ(MS)を備え、前記MEMSセンサ(MS)に対してバイアス電圧を印加することができ、
    前記MEMSセンサに接続された特定用途向け集積回路(AS)を備え、
    前記特定用途向け集積回路が、
    a) 前記バイアス電圧の段階的増加を実行するステップと、
    b) それぞれの場合に前記MEMSセンサにおいて形成する容量の変化または容量を決定するステップと、
    c) 容量測定により現在のプルイン点を確定するステップと、
    d) プルイン点におけるバイアス電圧および関連する容量または容量の変化の測定値を内部メモリに記憶するステップと、
    e) 今回決定された測定値および第1の測定で得たすでに記憶された測定値を使用して、再較正されたバイアス電圧VSnewを計算するためのアルゴリズムを実行するステップと、
    f) 前記再較正されたバイアス電圧VSnewを前記MEMSマイクロフォンに印加するステップと
    について設計される、MEMSマイクロフォン。
JP2018551366A 2016-03-31 2017-03-30 Memsマイクロフォンおよびmemsマイクロフォンの自己較正のための方法 Expired - Fee Related JP6658913B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE102016105904.8 2016-03-31
DE102016105904.8A DE102016105904B4 (de) 2016-03-31 2016-03-31 MEMS-Mikrofon und Verfahren zur Selbstkalibrierung des MEMS-Mikrofons
PCT/EP2017/057543 WO2017167876A1 (de) 2016-03-31 2017-03-30 Mems-mikrofon und verfahren zur selbstkalibrierung des mems-mikrofons

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019510439A JP2019510439A (ja) 2019-04-11
JP6658913B2 true JP6658913B2 (ja) 2020-03-04

Family

ID=58455058

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018551366A Expired - Fee Related JP6658913B2 (ja) 2016-03-31 2017-03-30 Memsマイクロフォンおよびmemsマイクロフォンの自己較正のための方法

Country Status (5)

Country Link
US (1) US10506356B2 (ja)
JP (1) JP6658913B2 (ja)
CN (1) CN109565637B (ja)
DE (1) DE102016105904B4 (ja)
WO (1) WO2017167876A1 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108235203A (zh) * 2017-12-11 2018-06-29 钰太芯微电子科技(上海)有限公司 一种自适应跟踪偏置电压的方法及麦克风装置
EP3637798A1 (en) * 2018-10-09 2020-04-15 Infineon Technologies AG Mems microphone
DE102018132486A1 (de) * 2018-12-17 2020-06-18 Sennheiser Electronic Gmbh & Co. Kg Mikrofonkapsel, Mikrofonanordnung mit mehreren Mikrofonkapseln und Verfahren zum Kalibrieren eines Mikrofonarrays
EP3764664A1 (en) * 2019-07-10 2021-01-13 Analog Devices International Unlimited Company Signal processing methods and systems for beam forming with microphone tolerance compensation
CN110677798A (zh) * 2019-09-09 2020-01-10 国网湖南省电力有限公司 具有自校准功能的传声器及其校准方法、传声系统和声音检测系统

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1585365B1 (en) * 2004-03-30 2011-08-10 AKG Acoustics GmbH Polarization voltage setting of microphones
ATE550886T1 (de) 2006-09-26 2012-04-15 Epcos Pte Ltd Kalibriertes mikroelektromechanisches mikrofon
GB2466648B (en) 2008-12-30 2011-09-28 Wolfson Microelectronics Plc Apparatus and method for biasing a transducer
US8995690B2 (en) * 2011-11-28 2015-03-31 Infineon Technologies Ag Microphone and method for calibrating a microphone
US9210516B2 (en) * 2012-04-23 2015-12-08 Infineon Technologies Ag Packaged MEMS device and method of calibrating a packaged MEMS device
US9214911B2 (en) * 2012-08-30 2015-12-15 Infineon Technologies Ag System and method for adjusting the sensitivity of a capacitive signal source
US9128136B2 (en) * 2013-03-15 2015-09-08 Infineon Technologies Ag Apparatus and method for determining the sensitivity of a capacitive sensing device
US20170238108A1 (en) * 2014-03-14 2017-08-17 Robert Bosch Gmbh Integrated self-test for electro-mechanical capacitive sensors
US9689770B2 (en) 2014-07-17 2017-06-27 Infineon Technologies Ag Selfcalibration of capacitive pressure sensors with electrostatic forces
US10228414B2 (en) * 2016-03-23 2019-03-12 Infineon Technologies Ag Capacitive sensor testing

Also Published As

Publication number Publication date
WO2017167876A1 (de) 2017-10-05
CN109565637B (zh) 2020-12-22
US10506356B2 (en) 2019-12-10
JP2019510439A (ja) 2019-04-11
CN109565637A (zh) 2019-04-02
DE102016105904A1 (de) 2017-10-05
US20190132693A1 (en) 2019-05-02
DE102016105904B4 (de) 2019-10-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6658913B2 (ja) Memsマイクロフォンおよびmemsマイクロフォンの自己較正のための方法
US9673785B2 (en) Packaged MEMS device comprising adjustable ventilation opening
US9778302B2 (en) Apparatus and method for determining the sensitivity of a capacitive sensing device
US8995690B2 (en) Microphone and method for calibrating a microphone
US9967677B2 (en) System and method for sensor-supported microphone
KR101976256B1 (ko) 용량성 센서 테스트 기법
US20110248723A1 (en) Capacitive sensor having calibration mechanism and capacitive sensing method
US10444103B2 (en) Method and apparatus for calibrating pressure sensor integrated circuit devices
JP2014167420A (ja) 圧力検出装置
JP2020085899A (ja) 湿度センサデバイスの較正
US20170150261A1 (en) Mems microphone and method of operating a mems microphone
US10194240B2 (en) Microphone assembly and method of reducing a temperature dependency of a microphone assembly
US11428702B2 (en) Applying a positive feedback voltage to an electromechanical sensor utilizing a voltage-to-voltage converter to facilitate a reduction of charge flow in such sensor representing spring
JP2018084580A (ja) 静電容量式加速度計
JPS61112938A (ja) 半導体圧力センサの補償回路
RU2010129691A (ru) Способ корректировки коэффициента усиления емкостного элемента и устройство для его осуществления
JP2019208245A (ja) マイクロフォンアセンブリおよびマイクロフォンアセンブリの温度依存性を低減する方法
JP2023508922A (ja) 条件付き静電容量検出を伴う振り子式加速度計センサ
WO2008036053A1 (en) Method for automatically controlling the amplitude of input signals

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20181122

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190813

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20191015

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200107

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200120

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6658913

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees