JP6657791B2 - 無機質板の補修材および補修方法 - Google Patents

無機質板の補修材および補修方法 Download PDF

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Description

本発明は、タイル等の無機質板の欠損部分を補修する補修材および補修方法に関する。
内装または外装材としてタイルなどの無機質板が広く用いられている。その施工時または施工後にその一部が欠けたり、割れたりして欠損部が生じてしまうと、その意匠性が損なわれてしまう。欠損したタイルなどの無機質板だけを新たなものに取り換えることも可能であるが、例えば、高度な意匠がほどこされたものや、施工の簡略化や意匠の多様化のため近年広く利用されはじめている大型陶磁器板などの場合、一枚の価格は高額になり、取り換えのコストは無視できないものとなる。
このような欠損を、例えば、パテで欠損部分を埋めて、その上に色合わせした着色料による着色を行って補修することが行われている。また、予め色材が添加された欠損を埋めるパテを兼ねた補修材も市販されている。
しかしながら、色合わせは一般に高度な技能を必要とし、わずかな面積の補修のために完全に同一色の着色料を調製することはコスト的に見合わないことが多い。従って、色合わせはあるレベルで妥協されてしまうのが現状である。また、製品に合わせて予め色合わせをしてある補修材を用意しておくことも考えられるが、タイル等の無機質板、特に焼成建材は、同一商品であっても、ロットによって色調が異なってしまうことがあり、この手法によっても完全に同一色を用意することは難しいと言える。
特開平9−53314号公報 特開2015−51429号公報
本発明は、タイル等の無機質板、特に焼成建材の欠損部において、同一色による補修を容易に可能にする補修材の提供をその目的とする。
そして、本発明による補修材は、無機質板の欠損部に充填するための補修材であって、
前記無機質板の少なくともその表面を構成する部分と同色かつ同質の材料の粉砕物と、樹脂または樹脂前駆体とを含んでなるものである。
また、本発明による補修方法は、上記本発明による補修材を、無機質板の欠損部に充填し、前記樹脂を硬化させることを含んでなる方法である。
本発明による補修材によれば、高度な技能を要する色合わせの作業、操作を必要とせず、同一色で無機質板の欠損部を補修できる。また、例えば焼成により得られる無機質板は、同一商品群であっても、ロットによって色調が異なってしまうことがあるが、そのような色調が相違する場合にあっても、本発明による補修材は同一色による無機質板の補修を可能にする。
本発明において補修の対象とされる無機質板の斜視図であり、無機質板1の一部に欠損部として欠けた部分2または割れ3を有する。
無機質板
本発明において補修の対象とされる無機質板は、例えば陶磁器、石、またはガラスからなるものである。本発明の一つの態様によれば、本発明において無機質板は、タイルや平板として、外装または内装の壁、床、天井の仕上げ材や、キャビネット面材やカウンターの仕上げ材に好ましく用いられるものである。本発明による補修材は、好ましくは、焼成して得られる無機質板に適用される。具体的には、いわゆる陶器質またはせっ器質のものが挙げられ、いずれにも好ましく適用できる。
本発明において補修の対象とされる無機質板は、その施工時または施工後にその一部が割れたりして欠損してしまった無機質板である。例えば、図1に示されるように無機質板1の一部に欠損部として欠けた部分2またはわれ3を生じてしまったものが対象とされる。
本発明において補修の対象とされる無機質板は、その表面に化粧面を有していてもよく、例えば釉薬層を有していてもよい。釉薬の成分は特に限定されない。
補修材
本発明による補修材は、(1)無機質板の少なくとも表面を構成する部分と同色かつ同質の材料の粉砕物と、(2)樹脂または樹脂前駆体との二成分を少なくとも含んでなるものである。
(1)無機質板の少なくとも表面を構成する部分と同色かつ同質の材料の粉砕物
本発明による補修材は、無機質板の少なくとも表面を構成する部分と同色かつ同質の材料の粉砕物(以下、単に「粉砕物」という)を含むことから、その欠損部に無機質板と同色かつ同質の材料が補充される。つまり、補修後の補修箇所は、周囲と同色のもので欠損部が埋められることなり、全体の意匠を損なうことがない。上記したように、色合わせは一般に高度な技能を必要とするため同一色を用意することが難しいが、本発明によれば色合わせの作業、操作を必要とせず、同色で欠損部を補修できる。また、本発明による補修は、欠損した無機質板全部を新たな無機質板と取り換えることに比べ、コスト的にも非常に有利である。
本発明の一つに態様によれば、無機質板が無釉単層の無機質板である場合、粉砕物は、補修対象となる無機質板と同一成分の無機質板の粉砕物であり、好ましくは同一組成の無機質板の粉砕物であり、さらに好ましくは同一ロットの無機質板の粉砕物である。タイル等の無機質板、特に焼成して得られる無機質板は、原料組成および焼成条件などにより、完全に同一色を有する製品を繰り返し製造することは、努力はされているが、難しい。つまり、同一の商品として市場に流通しているものであっても、製造時期、さらには製造時の最少製造単位(ロット)ごとに色調が微妙に異なってしまうことがある。本発明にあって粉砕物は、例えば実際の人の目による観察により同一色と判断されるかを指標に、同一成分、同一組成、あるいは同一ロットで製造された無機質板を粉砕して製造される。本発明の最も好ましい態様によれば、同一ロットとして製造された無機質板を粉砕して製造される。同一ロットの無機質板から粉砕物を用意することにより、同一商品群であって色調が相違を有する場合にあっても、本発明による補修材は同一色による補修を可能にする。
粉砕物の原料となる無機質板は製品または商品として完全なものでなくとも、例えば、色は同じであるが、その大きさや反りなどが規格外となってしまい、商品として出荷できないものを用いることもできる。このような規格外品を再利用できることも、本発明の一つの利点である。
本発明の別の態様によれば、補修対象となる無機質板の表面が化粧面である場合、粉砕物は少なくともその表面を構成する部分と同色かつ同質の材料を粉砕したものとする。この態様において、その表面を構成する部分の材料は、同一成分、同一組成、または同一ロットとして製造された無機質板の表面を削り取り、それを粉砕することで用意することも可能であるが、実際的には、化粧面の原料と同じ原料を、必要に応じて無機質板の製造と同一条件において得られた材料を粉砕して粉砕物とする。従って、例えば、化粧面が釉薬層である場合、実際の人の目による観察により同一色と判断されるかを指標に、釉薬層を構成する釉薬と同一成分、同一組成、あるいは同一ロットの釉薬を用意し、その釉薬を無機質板の釉薬層形成と同一の条件で焼成して焼成物を得て、この焼成物を粉砕して、本発明における粉砕物として用いる。
本発明において、粉砕物の粒径および粉砕物を得るための粉砕方法は特に限定されず、補修後の補修箇所の色、質感等を勘案して適宜決定されてよいが、1μm〜2mm程度の直径の粒径とされる。
(2)樹脂または樹脂前駆体
本発明による補修材が含む樹脂または樹脂前駆体は、粉砕物粒子を結着し、無機質板の欠損部に留めるものであり、この目的を達成できる限り樹脂および樹脂前駆体は限定されない。本発明の補修対象となる無機質板は長期にわたり用いられるものであるため、樹脂は好ましくは長期にわたり耐久性、耐候性を有するものである。粉砕物は無機質であり、その耐久性、耐候性は補修対象の無機質板に劣らない。よって、補修箇所の耐久性、耐候性はもっぱら樹脂の性能に依存するためである。とりわけ、内装または外装材として用いられる無機質板にあっては、耐久性、耐候性に優れた樹脂を選択することが望ましい。
本発明の一つの態様によれば、本発明による補修材の樹脂として、溶媒に溶解可能な樹脂を用いることができる。このような樹脂の場合、この樹脂と粉砕物を溶媒に溶解・分散させて、欠損部に充填後、乾燥させて溶媒成分を除いて粉砕物を欠損部に留めることができる。
また本発明の別の態様によれば、熱または反応により硬化する反応硬化型樹脂を用いる。このような樹脂の場合、硬化前の樹脂前駆体を粉砕物と混合し、補修時に、樹脂前駆体を硬化剤と反応させて、または熱を加えて硬化させ、粉砕物を欠損部に留める。このような熱または反応硬化型樹脂は硬化に際し体積変化が少ないことから、溶媒が除かれると体積変化が生じる溶媒に溶解可能な樹脂を用いた態様と比較して、その利用が好ましい。
熱硬化型または反応硬化型樹脂としては、公知のまたはこれからこのような樹脂として知られる樹脂を用いることができるが、その例としては、エポキシ樹脂、ウレタン樹脂、シリコーン系樹脂、ふっ素樹脂などが挙げられる。
エポキシ樹脂の場合、硬化剤としてポリアミドやアミンアダクトが挙げられる。また、ポリウレタン樹脂としてアクリルポリオール、エポキシポリオールやポリエステルポリオール樹脂が、その硬化剤としてイソシアネート樹脂が挙げられる。シリコーン系樹脂の場合、シリコーンを変性した樹脂に対し、触媒、イソシアネート化合物またはイソシアネート樹脂を硬化剤として使用するこができる。またふっ素樹脂としては、四フッ化エチレン樹脂、三フッ化エチレン樹脂やフッ化ビニリデン樹脂が挙げられ、イソシアネート樹脂が硬化剤として使用できる。また、光硬化、例えばUV硬化型樹脂を用いることもできる。
本発明において樹脂は、粉砕物の色に影響を与えないものであることが望ましく、従って、用いる樹脂は無彩色であることが好ましい。また、本発明において樹脂は、上記の樹脂のうち、経時的な黄変が少ない低黄変型の樹脂を選択することが好ましい。
(3)補修材の組成及びその製造
本発明による補修材における粉砕物と樹脂または樹脂前駆体の添加量は適宜決定されてよいが、粉砕物がその50質量%以上とされた補修材とすることが好ましい。また、補修材の製造は、粉砕物と樹脂または樹脂前駆体と混合して行うことができ、欠損部に充填可能な組成物を製造できるかぎりその手法は限定されない。
本発明による補修材は、予め粉砕物と樹脂または樹脂前駆体と混合して提供されてもよいが、補修の直前にその場で粉砕物と樹脂または樹脂前駆体と混合して、欠損部に充填されてもよい。後者の態様にあっては、補修対象となる無機質板に適合した粉砕物を取り寄せ、その場で樹脂または樹脂前駆体と混合して補修材を製造し、用いることになる。この態様にあって粉砕物は、供給者により、製品ごとまたは出荷時期の製品ごとに予め用意されるか、またその求めに応じて、保存しておいた無機質板を粉砕して製造されてもよい。
補修方法
本発明による補修方法は、上記した補修材を無機質板の欠損部に充填し、樹脂を硬化させることにより行う。樹脂の硬化は、用いる樹脂により適宜選択され、乾燥、熱の印加、硬化剤の添加、光照射などにより行われてよい。また、欠損部が、色合わせが不要な部分、例えば、欠損部の表面よりも深い部分、施工後に見えなくなる部分を含む場合には、そのような部分はパテなどにより埋めて、同一色による補修が必要な箇所にのみ、本発明による補修材を用いることとしてもよい。また、欠損部が割れであるときには、補修材の割れへの補修材の充填をできるだけ完全に行うため、割れに沿って無機質板を削って補修材またはパテで埋められる程度の幅と深さを有する溝を形成した後、補修することが好ましいことがある。
1・・無機質板、2・・欠けた部分、3・・割れ

Claims (7)

  1. 焼成物である無機質板の欠損部に充填するための補修材であって、
    前記無機質板の表面が化粧面を有し、
    前記化粧面が釉薬層であって、
    記釉薬層と同色かつ同質の材料の粉砕物と、樹脂または樹脂前駆体とを含んでなり、
    前記粉砕物が、前記釉薬層を構成する釉薬と同一成分の釉薬の焼成物である、補修材。
  2. 前記粉砕物が、前記釉薬層を構成する釉薬と同一組成の釉薬の焼成物である、請求項に記載の補修材。
  3. 前記粉砕物が、前記釉薬層を構成する釉薬と同一ロットの釉薬の焼成物である、請求項に記載の補修材。
  4. 前記樹脂前駆体が、反応硬化型樹脂の硬化前の樹脂である、請求項1〜のいずれか一項に記載の補修材。
  5. 前記粉砕物を50質量%以上含んでなる、請求項1〜のいずれか一項に記載の補修材。
  6. 前記樹脂が無彩色である、請求項1〜のいずれか一項に記載の補修材。
  7. 請求項1〜のいずれか一項に記載の補修材を、無機質板の欠損部に充填し、前記樹脂を硬化させることを特徴とする、無機質板の欠損部補修方法。
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