JP6657363B2 - 流量制御弁 - Google Patents

流量制御弁 Download PDF

Info

Publication number
JP6657363B2
JP6657363B2 JP2018212758A JP2018212758A JP6657363B2 JP 6657363 B2 JP6657363 B2 JP 6657363B2 JP 2018212758 A JP2018212758 A JP 2018212758A JP 2018212758 A JP2018212758 A JP 2018212758A JP 6657363 B2 JP6657363 B2 JP 6657363B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
valve body
flange
flow control
welding
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018212758A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019128036A (ja
Inventor
菅沼 威
威 菅沼
谷田貝 洋臣
洋臣 谷田貝
吉田 竜也
竜也 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujikoki Corp
Original Assignee
Fujikoki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujikoki Corp filed Critical Fujikoki Corp
Priority to CN201910068178.2A priority Critical patent/CN111173981B/zh
Publication of JP2019128036A publication Critical patent/JP2019128036A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6657363B2 publication Critical patent/JP6657363B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16KVALVES; TAPS; COCKS; ACTUATING-FLOATS; DEVICES FOR VENTING OR AERATING
    • F16K31/00Actuating devices; Operating means; Releasing devices
    • F16K31/02Actuating devices; Operating means; Releasing devices electric; magnetic
    • F16K31/06Actuating devices; Operating means; Releasing devices electric; magnetic using a magnet, e.g. diaphragm valves, cutting off by means of a liquid
    • F16K31/0644One-way valve
    • F16K31/0655Lift valves
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16KVALVES; TAPS; COCKS; ACTUATING-FLOATS; DEVICES FOR VENTING OR AERATING
    • F16K1/00Lift valves or globe valves, i.e. cut-off apparatus with closure members having at least a component of their opening and closing motion perpendicular to the closing faces
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16KVALVES; TAPS; COCKS; ACTUATING-FLOATS; DEVICES FOR VENTING OR AERATING
    • F16K31/00Actuating devices; Operating means; Releasing devices
    • F16K31/02Actuating devices; Operating means; Releasing devices electric; magnetic
    • F16K31/06Actuating devices; Operating means; Releasing devices electric; magnetic using a magnet, e.g. diaphragm valves, cutting off by means of a liquid
    • F16K31/0675Electromagnet aspects, e.g. electric supply therefor
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B41/00Fluid-circulation arrangements
    • F25B41/30Expansion means; Dispositions thereof
    • F25B41/31Expansion valves

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Electrically Driven Valve-Operating Means (AREA)
  • Valve Housings (AREA)

Description

本発明は、冷凍サイクル等に組み込まれて冷媒等の流体の流量制御に使用される流量制御弁に関する。
例えば、流量制御弁として使用されるモータ駆動型の電動弁は、モータのロータ軸(弁軸)の雄ねじ部が弁ハウジング(弁本体)に固定された雌ねじ部材の雌ねじ孔にねじ係合し、当該ねじ係合によって前記ロータ軸を軸線方向に変位させ、ロータ軸の軸線方向変位によって弁体を開閉駆動している。
この種の流量制御弁では、一般に、弁室を画成する弁本体やモータのロータを回転可能に収容する有底円筒状(カップ形状)の圧力容器であるキャンがSUS板からなるプレス成形品で作製されており、キャンの円環状開口端部を弁本体の平坦面に突き当て、TIG溶接、プラズマ溶接、レーザ溶接等により全周を突き合わせ溶接することにより、弁本体にキャンが気密に固定されている。
前記突き合わせ溶接は、弁本体とキャンとの接合部の耐圧強度を確保すべく、弁本体とキャンとの間に面同士の接合による境界面が存在しないように、キャンの板厚と同じ深さまで行われるのが通常である(例えば、下記特許文献1等参照)。
特開2003−148643号公報
しかしながら、上記特許文献1等に所載の従来技術では、キャンの開口端部を弁本体の平坦面に突き当てて位置決めして治具等で固定した後に、キャンの開口端部を全周にわたって溶接するが、キャン溶接時の入熱が大きく、キャン板厚が全て溶かされるため、例えば、溶接が重なる位置(オーバーラップ部:溶接開始位置と溶接終了位置との間)と溶接中間位置、もしくは、溶接開始位置(または溶接終了位置)と溶接中間位置等の溶接の出力が異なる位置では入熱の差が生じて溶け込みの差が大きくなるなどして、弁本体等に対してキャンが傾くおそれがある。また、キャンが傾いて固定されると、内機部品としてのロータと接触したり、樹脂製の内機部品が熱(摩擦熱)により変形したりして、動作不良を起こすおそれがある。そのため、ロータとキャンとが接触しないようにクリアランスを大きく設定しており、大幅なトルクロスとなっていた。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、キャン溶接後の弁本体等に対するキャンの傾きを抑えることができ、内機部品との接触や内機部品の変形を防止し、適正なクリアランスによりトルクロスを改善し、動作を安定させることのできる流量制御弁を提供することにある。
前記の目的を達成すべく、本発明に係る流量制御弁は、基本的には、弁室を有する弁本体に筒状のキャンの端部が突き合わせ溶接で密封接合され、弁体が設けられた弁軸と、該弁軸が軸線方向に相対移動可能及び相対回転可能な状態で内挿されるとともに、前記弁本体に固定されたガイドステムと、を備え、前記ガイドステムは、鍔状円板を介して前記弁本体の上端面部に固定されており、前記鍔状円板は、該鍔状円板の外周部の一部を切り欠いた切り欠き部を有し、該切り欠き部を前記弁本体の上端面部内周側に溶接することで、前記ガイドステムを前記弁本体の所定位置に固定しており、前記キャン前記弁本体に固定された前記鍔状円板の外周部に当接して、未溶接厚さを所定量残して前記弁本体に溶接されていることを特徴としている。
好ましい態様では、前記未溶接厚さが、前記キャンの板厚の10%〜80%の範囲内である。
他の好ましい態様では、前記突き合わせ溶接箇所において、前記キャンの板厚が前記弁本体の板厚より小さく設定される。
別の好ましい態様では、前記弁本体が、両端が開口した断面一定の筒状部材を有し、該筒状部材の端部に前記キャンの端部が突き合わせ溶接で接合される。
本発明によれば、未溶接厚さを所定量残してキャンが弁本体に溶接される、すなわち、溶接時の入熱を少なくして、キャン溶接後に溶接前形状の一部が残るようにキャンが弁本体に溶接されるので、キャン溶接後に弁本体等に対してキャンが傾きにくくなり、内機部品との接触や内機部品の変形を防止でき、適正なクリアランスによりトルクロスを改善でき、動作を安定させることができる。
本発明に係る流量制御弁(電動弁)の一実施形態の全閉状態を示す縦断面図。 本発明に係る流量制御弁(電動弁)の一実施形態の全開状態を示す縦断面図。 図1の要部拡大縦断面図。 図1及び図2の中間状態(リフト量:La)の要部拡大縦断面図。 図1及び図2の中間状態(リフト量:Lb)の要部拡大縦断面図。 図2の要部拡大縦断面図。 図1〜図6に示される流量制御弁(電動弁)の要部拡大縦断面図であり、(A)は溶接前、(B)は溶接後を示す図。
以下、本発明の実施形態を図面を参照しながら説明する。
図1及び図2は、本発明に係る流量制御弁としての電動弁の一実施形態を示す縦断面図であり、図1は全閉状態、図2は全開状態を示している。
なお、本明細書において、上下、左右、前後等の位置、方向を表わす記述は、説明が煩瑣になるのを避けるために図面に従って便宜上付けたものであり、実際の使用状態での位置、方向を指すとは限らない。
また、各図において、部材間に形成される隙間や部材間の離隔距離等は、発明の理解を容易にするため、また、作図上の便宜を図るため、各構成部材の寸法に比べて大きくあるいは小さく描かれている場合がある。
図示実施形態の流量制御弁1は、例えば冷凍サイクル等において冷媒流量を調整するために使用される電動弁であり、上面が開口した有底円筒状の弁本体10、該弁本体10(の外筒部材5)の上端面部外周側にその下端部が溶接(TIG溶接、プラズマ溶接、レーザ溶接等)により密封接合されたキャン45、弁本体10(の外筒部材5)の上端面部に溶接等により固定された鍔状円板18付きのガイドステム15、該ガイドステム15の小径上部15bに形成された雌ねじ部15iに、その軸状部21a外周に形成された雄ねじ部21eが螺合せしめられた弁軸21、該弁軸21に一体回動可能に連結固定されたロータ30、及び該ロータ30を回転駆動すべく前記キャン45の外周に外嵌されたステータ50を備えている。
ここでは、ロータ30とステータ50とでステッピングモータが構成され、また、ガイドステム15の雌ねじ部15iと弁軸21の雄ねじ部21eとでねじ送り機構が構成され(換言すれば、弁軸21は、ガイドステム15に軸線O方向に相対移動可能及び相対回転可能な状態で内挿され)、前記ステッピングモータとねじ送り機構とで弁軸21を回転させながら昇降させるための昇降駆動装置が構成されている。
前記弁本体10は、本例では、有底円筒状の基体部材9と、該基体部材9の外側に配在された、例えば金属を素材として作製された外筒部材5とを有する。基体部材9の上部開口には、後述する弁体25の胴部25bが挿通する弁体ガイド穴8aが中央に形成された厚肉円筒状のガイド部材8が嵌合固定されており(図示例では、かしめ部9aによるかしめ固定)、基体部材9の内部に円筒状空所からなる弁室12が画成されている。また、基体部材9の底部9bには、弁座11a付きの弁口11bが(縦向きに)形成されている。
前記弁口11bの形状は、図示例に限られる訳ではないが、本例では、軸線O方向(昇降方向)に沿う円筒面からなる円筒状部(ストレート部ともいう)とそれに連なる円錐台状部とで構成される弁口部を複数段有し、前記弁室12から離れるに従って口径(弁口部の円筒状部の口径)が複数段階(図示例では、3段階)で順次大きくされた多段弁口で形成されている。
前記基体部材9の弁室12の一側方には、管継手からなる第1入出口6がろう付け等により接合され、基体部材9の底部9b(の弁口11bの下側)には、管継手からなる第2入出口7がろう付け等により接合されている。
一方、外筒部材5は、上下の両端が開口した断面一定(内径及び外径が一定)の筒状部材で構成されており、基体部材9の円筒部9cより若干大径に形成されている。前記基体部材9の底部9bの下半部は若干大径とされており、その大径部分の外周に設けられた鍔状部9dに、外筒部材5の下端部が突き合わせ溶接等により接合されることで、当該外筒部材5は、基体部材9の外周(つまり、弁室12の外周)に若干の隙間(円筒状の隙間)をあけて固定配置されている。また、外筒部材5の上部にはガイドステム15の下部が挿入されている。
また、本例では、前記基体部材9の底部9bの上半部を横方向(軸線O方向に対して垂直方向)に直線状に貫通する横穴からなる貫通穴9eが設けられている。この貫通穴9eは、内端側が前記弁口11bを構成する円筒状部(特に、そのうち弁座11aに最も近接した円筒状部(つまり、弁座11aの直下の円筒状部))に開口せしめられ、外端側が前記基体部材9と外筒部材5との間に形成された隙間からなる連通空間4に開口せしめられている。
前記弁軸21は、前記ロータ30の連結体32が外嵌せしめられる上部小径部21b、ガイドステム15の雌ねじ部15iに螺合する雄ねじ部21eを有する軸状部21a、及び、該軸状部21a(雄ねじ部21e)より下側の鍔状部21d付きの厚肉円板状の下部大径連結部21cを有する。該弁軸21の下端部には、その下部大径連結部21cの外周上部に設けられた鍔状部21dにその天井穴部分が連結固定されるとともに(図示例では、かしめ部23cによるかしめ固定)、ガイドステム15の大径円筒状胴部15aに摺動自在に嵌挿された円筒状の弁ホルダ23が保持されている。つまり、本例では、円筒状の弁ホルダ23の天井穴は、弁軸21の下部大径連結部21cにより閉塞されるとともに、当該弁ホルダ23は、弁軸21と一体に回転しながら昇降せしめられる。この弁ホルダ23の円筒部23a下部には、前記弁体25の上部が上下方向(昇降方向)に摺動自在に挿入(内挿)されて保持されている。
弁体25は、本例では、例えばSUS等の金属を素材として上下方向(軸線O方向)に沿って配置された段付き軸状部材から作製されており、逆円錐台面部を有する弁座11a(弁口11b)内にその下部が挿入されて着座する弁体部25a、該弁体部25aの上部に連なる円柱状の胴部25b、及び、胴部25bの上部に連なる大径頭部25cを有する。
前記胴部25bは、前記基体部材9に固定されたガイド部材8の弁体ガイド穴8aに摺動自在に挿通されている。本例では、弁体25の胴部25bとガイド部材8の弁体ガイド穴8aとの間(具体的には、弁体ガイド穴8aに設けられた環状溝)に、シール部材としてのOリング8bが装着されるとともに、該Oリング8bの内側に、ガイド部材8(の弁体ガイド穴8a)に対する弁体25の摺動抵抗を低減すべく、テフロン(登録商標)等からなるリング状のパッキン(キャップシールともいう)8cが装着されている。
なお、前記Oリング8bやパッキン8cは、弁体25の胴部25bの外周に設けられた環状溝に装着してもよい。この場合、シール部材としてのOリング8bの外側にリング状のパッキン8cが装着される。
前記弁体25の先端形状(つまり、弁体部25aの形状)は、図示例に限られる訳ではないが、当該弁体25は中実部材で作製されるので、例えば、前記弁座11aに着座する着座面部と、該着座面部の下側に連なる、流量特性としてイコールパーセント特性あるいはそれに近似する特性を得られるように設計された曲面部とを有するものとすることができる。そのようなリフト量に応じて弁口11bを流れる流体の流量を変化させる曲面部としては、楕球面部、あるいは、曲率ないし制御角が先端に近づくに従って連続的又は段階的に大きくされた複数段の円錐テーパ面部等で構成することができる。
弁ホルダ23(の円筒部23a)の下端部には、前記弁体25(の大径頭部25c)を、間に薄肉の環状円板(例えば、SUS等の金属製又は樹脂製)からなるワッシャ27を挟んで抜け止め係止するとともに、前記弁体25の胴部25b(の上部に形成された縮径上部25f)を(若干の隙間をあけて)挿通する通し穴を画成する内鍔状掛止部23bが内向きに突設されている。弁ホルダ23が弁本体10に対して上方向に移動せしめられるとき、前記弁体25の大径頭部25c(の下面)の外周部分(言い換えれば、胴部25bと大径頭部25cとの間の下向きの円環状の段丘面)からなる外鍔状係止部25dに弁ホルダ23の内鍔状掛止部23bに配置されたワッシャ27が引っ掛けられて抜け止め係止されるようになっている。なお、弁ホルダ23(の内鍔状掛止部23b)と弁体25(の外鍔状係止部25d)との間に介装される前記ワッシャ27は、弁ホルダ23と弁体25との間の回転摺動抵抗を低減する(言い換えれば、前記昇降駆動装置による弁ホルダ23の回転運動が弁体25に伝達するのを防止する)ために設けられている。
一方、弁体25の上面には、断面外形がハット形のばね受け部材26が載せられ、このばね受け部材26の鍔状部26aと弁軸21の下部大径連結部21cとの間には弁体押圧兼緩衝用の円筒状の圧縮コイルばねからなる弁体付勢ばね24が縮装されており、弁体25は(間にばね受け部材26を挟んで)弁体付勢ばね24(の付勢力)により下向き(閉弁方向)に付勢される。
本例では、弁体25(の上面)とばね受け部材26(の下面)との接触面積(回転摺動抵抗)を低減すべく、弁体25(の大径頭部25c)の上面中央に、上面が平坦な凸面25eが設けられている。
また、弁ホルダ23の下部内周には、前記ばね受け部材26の鍔状部26aに係合せしめられる大きさのストッパとしての内周段差部23dが形成されている。弁ホルダ23が弁本体10に対して上方向に移動せしめられて開弁するとき、弁ホルダ23の内周段差部(上向きの円環状の段丘面)23dにより、弁体付勢ばね24(の付勢力)により下向きに付勢されたばね受け部材26の鍔状部26aが引っ掛けられて掛止されるようになっている。これにより、弁ホルダ23内において弁体付勢ばね24(の付勢力)によるばね受け部材26の弁体25側への移動が制限(阻止)され、開弁時に、弁体付勢ばね24の付勢力が弁体25に伝達されないようになっている。
詳しくは、図1及び図3に示される如くの閉弁状態(弁ホルダ23、及び弁体25が最下降位置にある状態であって、弁体付勢ばね24(の付勢力)により弁体25の弁体部25aが弁座11aに押し付けられた状態)においては、ばね受け部材26の鍔状部26a(の下面)と弁ホルダ23の内周段差部23d(上向きの段丘面)とは(上下方向で)所定の距離Laだけ離隔し、弁体25の大径頭部25c(の外周下面)と弁ホルダ23の内鍔状掛止部23bに配置されたワッシャ27(の上面)とは(上下方向で)所定の距離Lbだけ離隔しており、Lb>Laの関係となるように各離隔距離が設定されている(図3参照)。これにより、昇降駆動装置による弁ホルダ23の上方向への移動に伴って、ばね受け部材26の鍔状部26a(の下面)が弁ホルダ23の内周段差部23d(上向きの段丘面)に係合せしめられ、その後は、ばね受け部材26が弁ホルダ23とともに(一体となって)上方向へ移動せしめられ、弁体25の大径頭部25cとばね受け部材26との間に間隙が形成されるようになっている(後で詳述)。
また、弁ホルダ23の内側と外側(つまり、基体部材9と外筒部材5との間の連通空間4)とは、ガイドステム15の大径円筒状胴部15aと弁ホルダ23の円筒部23aとの摺動面隙間28等を介して常時連通せしめられるとともに、弁口11bと弁体25の上側(背面)に形成される背圧室20とは、前記基体部材9に形成された連通穴9e、前記連通空間4、前記摺動面隙間28等で構成される均圧通路3を通して常時連通せしめられている。
なお、本例では、基体部材9(弁室12)の外周の全体を均圧通路3を構成する連通空間(円筒状の隙間)4としたが、例えば、基体部材9の外周の所定位置にDカット面を形成する、基体部材9の外周(外壁)や外筒部材5の内周(内壁)を多角形状に形成する等して、基体部材9(弁室12)の外周の一部を前記連通空間4としてもよい。
上記した弁軸21、弁ホルダ23、弁体付勢ばね24、及びばね受け部材26は、弁体25が弁座11aから離隔している状態(開弁状態)においては実質的に一体的に回転しながら昇降せしめられるが、前記Oリング8bが外装されており、前記弁ホルダ23に上下方向(昇降方向)の相対移動可能及び相対回転可能に内挿保持されている弁体25は、実質的に回転せずに昇降せしめられる(後で詳述)。
前記弁体25が(下端部に)設けられた弁軸21が内挿されるガイドステム15は、本例では、その大径円筒状胴部15aの下部外周にリング状の鍔状円板18(の内周部)がインサート成形されている。鍔状円板18は、外周部18a(ガイドステム15から外側に突出した部分)の一部を切り欠いた切り欠き部18bを有しており(図3等を参照)、その下面を弁本体10(の外筒部材5)の上端面部に載置し、切り欠き部18bを弁本体10(の外筒部材5)の上端面部内周側に溶接することで、ガイドステム15は、弁本体10の所定位置に固定されている。
また、ロータ30及び弁軸21の原点位置を設定すべく、ガイドステム15の小径上部15bの上面には、所定の幅、高さ、奥行きを持つ断面矩形の閉弁方向用固定ストッパ55が上向きに突設され、ガイドステム15の大径円筒状胴部15aの上部には所定の幅、高さ、奥行きを持つ断面矩形の開弁方向用固定ストッパ56が下向きに突設されている。
弁軸21における雄ねじ部21eの上端部には、閉弁方向用可動ストッパ35が螺合せしめられてロータ30の円板状天井部に抜け止め係止されている。この閉弁方向用可動ストッパ35は、雄ねじ部21eに螺合する平面視外形が六角形でその一辺が円弧状とされたナット部35aとこのナット部35aから下向きに突設された所定の幅、高さ、奥行きを持つ断面矩形のストッパ部35sとからなっている。
また、弁軸21の雄ねじ部21eの下端部には、前記開弁方向用固定ストッパ56に接当係止される開弁方向用可動ストッパ36が螺合せしめられて前記弁軸21の下部大径連結部21cに抜け止め係止されている。この開弁方向用可動ストッパ36は、雄ねじ部21eに螺合するナット部36aとこのナット部36aから上向きに突設された所定の幅、高さ、奥行きを持つ断面矩形のストッパ部36sとからなっている。
前記ロータ30は、天井付き円筒状のマグネット31とこの天井部に一体結合された連結体32とからなり、連結体32は、弁軸21における上部小径部21bに外嵌されるとともに、前記閉弁方向用可動ストッパ35上に載せられて前記上部小径部21bに溶接固定されている。
ここで、前記ロータ30の天井部の下面側には、両端部が平面視でD字状に形成されたDカット部を備えた凹部33が設けられ、この凹部33に形成されたDカット部以外の円弧状とされた部分に前記閉弁方向用可動ストッパ35のナット部35aの円弧状とされた一辺が接当した状態で嵌め込まれ、Dカット部に前記ナット部35aの他の2辺が接当した状態で嵌め込まれており、これにより、ロータ30と閉弁方向用可動ストッパ35と弁軸21とは、一体的に回転しながら昇降せしめられる。
一方、前記弁本体10(の外筒部材5)の上端部(上端面)外周には、当該弁本体10(の外筒部材5)に溶接固定された鍔状円板18の外周部18aに当接させて位置決めされた状態で、有底円筒状のキャン45の下端部が溶接により密封接合されており、そのキャン45の外周には、ヨーク51、ボビン52、コイル53、樹脂モールド54等からなるステータ50が外嵌されている。このステータ50は、その底部に設けられた位置決め固定具59により、弁本体10に対して所定の位置に位置決め固定されている。
これにより、ロータ30が回転せしめられると、それと一体に弁軸21が回転せしめられ、このとき、前記ねじ送り機構により弁軸21とともに弁ホルダ23が弁体25を伴って昇降せしめられ、これによって、冷媒の通過流量が調整される。
上記構成とされた電動弁1の動作(特に、その開弁動作)を、図1及び図2とともに図3〜図6を参照しながらより具体的に説明する。なお、電動弁1の閉弁動作は、以下の動作と逆の動作となる。
なお、本実施形態の電動弁1では、流体(冷媒)は、双方向(第1入出口6から第2入出口7に向かう方向(横→下)と、第2入出口7から第1入出口6に向かう方向(下→横)との双方向)に流されるようになっているが、電動弁1の動作自体は流体(冷媒)の流れ方向で基本的にほぼ同じであるので、以下では、横→下流れの場合を代表して説明する。よって、以下の動作中では、第1入出口6が流入口(高圧側)、第2入出口7が流出口(低圧側)となっている。
図1及び図3に示される如くの全閉状態では、可動ストッパ35が固定ストッパ55に接当して係止され、ロータ30、弁軸21、及び弁ホルダ23が最下降位置にある。このとき、ばね受け部材26の鍔状部26a(の下面)と弁ホルダ23の内周段差部23d(上向きの段丘面)とは(上下方向で)所定の距離Laだけ離隔し、弁体25の大径頭部25c(の外周下面)と弁ホルダ23の内鍔状掛止部23bに配置されたワッシャ27(の上面)とは(上下方向で)所定の距離Lb(>La)だけ離隔しており、弁体付勢ばね24(の付勢力)によって弁体25(の弁体部25a)が弁座11aに着座(圧接)して弁口11bが閉じられている。
図1及び図3に示される全閉状態からステータ50に開弁方向用駆動パターンとなるパルスを供給すると、ロータ30及び弁軸21が回転せしめられ、雌ねじ部15iと雄ねじ部21eからなるねじ送り機構により、ロータ30、弁軸21、弁ホルダ23及び開弁方向用可動ストッパ36が回転しながら上昇する。そのリフト量がLaに達するまで(図4に示される状態まで)は、弁ホルダ23の内周段差部23dにばね受け部材26の鍔状部26aは掛止されず、弁体付勢ばね24(の付勢力)によって、弁口11bが閉じられた状態(図1及び図3と同様の閉弁状態)が保持される。このとき、弁体付勢ばね24の圧縮量は次第に減少して、その全長は次第に長くなる(つまり、弁体25に対する押圧力は弱められる)。
ロータ30、弁軸21、弁ホルダ23及び開弁方向用可動ストッパ36がさらに回転しながら上昇せしめられ、そのリフト量がLaに達すると、図4に示される如くに、(弁体付勢ばね24の付勢力によって)ばね受け部材26の鍔状部26aが弁ホルダ23の内周段差部23dと係合する。そのリフト量がLaを超えてLbに達するまで(図5に示される状態まで)は、弁体25の上下の圧力差によって、弁体25(の弁体部25a)が弁座11aに押し付けられたまま(つまり、弁体25が弁口11bを閉じたまま)となる。一方、弁体付勢ばね24と弁体25との間に配設されたばね受け部材26は、前記鍔状部26aと前記内周段差部23dとの係合によって、弁ホルダ23とともに(一体に)移動(上昇)せしめられ、弁体25から離され、弁体付勢ばね24の付勢力は弁体25には伝達されなくなる。なお、リフト量がLaを超えると、鍔状部26aが内周段差部23dと係合するため、弁体付勢ばね24の全長は変化しない。
前記のように鍔状部26aと内周段差部23dとが係合せしめられた後、ロータ30、弁軸21、弁ホルダ23及び開弁方向用可動ストッパ36がさらに回転しながら上昇せしめられ、そのリフト量がLb(>La)に達すると、図5に示される如くに、弁体25の大径頭部25cが弁ホルダ23の内鍔状掛止部23bに配置されたワッシャ27と係合する。そして、そのリフト量がLbを超えると、図2及び図6に示される如くに、弁体25は、前記大径頭部25cと前記内鍔状掛止部23bに配置されたワッシャ27との係合によって、弁ホルダ23とともに移動(上昇)せしめられ、弁体25(の弁体部25a)が弁座11aから離れて弁口11bが開口せしめられる。第1入出口(流入口)6から弁室12に流れ込んだ流体は、弁口11bに流れ込み、当該弁口11bに流れ込む流体(つまり、第2入出口(流出口)7へ流れ出る流体)の流量は、弁ホルダ23及び弁体25の上昇(リフト量)に伴って次第に大きくなる。この状態において、弁体25の上下、つまり、弁口11bと弁体25の上側の背圧室20とは前記均圧通路3(貫通穴9e、連通空間4、摺動面隙間28等)を介して常時連通せしめられるので、弁体25に作用する押し下げ力(閉弁方向に働く力)と押し上げ力(開弁方向に働く力)とがバランス(差圧がキャンセル)されることになる。
このように、ステータ50への供給パルス数に応じて弁体25のリフト量(弁開度=流量)が定まり、さらに前記パルス供給を続けると、最終的には、可動ストッパ36が開弁方向用固定ストッパ56に接当係止され、これにより、ロータ30、弁軸21、及び弁ホルダ23の回転及び上昇が強制的に停止せしめられる。
上記した如くに、本実施形態の電動弁(流量制御弁)1では、弁本体10の外筒部材5の上端部(上端面)にキャン45の下端部(下端面)が突き合わせ溶接により密封接合(全周溶接)される。詳しくは、相対的に板厚の大きい弁本体10の外筒部材5の上端部(上端面)に相対的に板厚の小さいキャン45(の円筒部分)の下端部(下端面)を突き当てて位置決めして治具等で固定した後に、キャン45の下端部(突き当て部分)を全周にわたってその外側から溶接するが、溶接による弁本体10等に対するキャン45の(軸線Oに対する)傾きを防止すべく、次の構成が採用されている。
すなわち、弁本体10の外筒部材5にキャン45を突き合わせ溶接するに当たって、図7に拡大図示されているように、キャン45の下端面の内周側の一部(未溶接厚さという)を残すようにして、言い換えれば、キャン45の下端面の内周側の一部を溶かさずに弁本体10の外筒部材5の上端面に押し当てたままで、その外側から溶接される。
つまり、キャン板厚をtc、設計上のキャン溶接最小厚さをtm、キャン溶接厚さをtyとしたとき、tc>ty>tmとなるように、キャン45が弁本体10の外筒部材5に溶接されている。
この場合、ty>tmとなる条件において、tc−ty(未溶接厚さ)=tc×0.1〜0.8となるように(すなわち、未溶接厚さがキャン45の板厚の10%〜80%の範囲内となるように)、キャン45が弁本体10の外筒部材5に溶接されることが好ましい。また、tc−ty(未溶接厚さ)≒tc×0.5となるように(すなわち、未溶接厚さがキャン45の板厚の半分となるように)、キャン45が弁本体10の外筒部材5に溶接されることが更に好ましい。
なお、キャン板厚tcは、冷凍保安規則関係例示基準により、下記の式(1)に基づき設定される。
Figure 0006657363
P :設計圧力(MPa)
Di:キャンの内径(mm)
σ :材料の許容引張応力(N/mm
η :溶接継手の効率(例えば、0.6)
α :腐れしろ(mm)(鋼の場合、0.2)
このように、本実施形態の電動弁(流量制御弁)1では、未溶接厚さを所定量残してキャン45が弁本体10の外筒部材5に溶接される、すなわち、溶接時の入熱を少なくてして、キャン溶接後に溶接前形状の一部が残るようにキャン45が弁本体10の外筒部材5に溶接されるので、キャン溶接後に基準軸(キャン45の下端面と弁本体10の外筒部材5の上端面とで画成される垂直軸)が残り、弁本体等に対してキャンが傾きにくくなり、内機部品との接触や内機部品の変形を防止でき、適正なクリアランス57によりトルクロスを改善でき、動作を安定させることができる。具体的には、従来の電動弁では、キャンとロータのクリアランスはキャン板厚tcの0.6〜1.0倍であったが、上述した本発明を適用することで、キャン板厚tcの0.4〜0.7倍程度にクリアランス57を縮小できる。モータのトルクはエアギャップ(クリアランス57+キャン板厚tc)の二乗に比例するため、本発明の適用によるトルクロス改善の効果は大きい。
また、本実施形態では、ガイドステム15に設けられた鍔状円板18は、当該鍔状円板18の外周部18aの一部を切り欠いた切り欠き部18bを有しており(図3等を参照)、切り欠き部18bを弁本体10の上端面部内周側に溶接することで、ガイドステム15を弁本体10の所定位置に固定している。一方、キャン45は、弁本体10に溶接固定された鍔状円板18の外周部18aに(その下端部内周を)当接させて位置決めされた状態で弁本体10に溶接固定される。そのため、キャン45の内周面が溶け残るようにキャン45の溶接を行うことで、鍔状円板18の位置ずれや切り欠き部18bの溶接強度の低下を確実に防ぐことができる。
さらに、前記鍔状円板18はガイドステム15にインサート成形されているため、キャン45の内周面が溶け残るようにキャン45を溶接することで、ガイドステム15の樹脂部分の熱による劣化を防ぐことができる。例えば、上記実施形態におけるガイドステム15は鍔状円板18以外の部分がPPS樹脂で構成されるため、鍔状円板18を介した溶接時の入熱により強度が低下して、ガイドステム15が所定位置からずれるおそれがなくなる。勿論、本実施形態のキャン45の内周面が溶け残るようにキャン45を溶接すれば、PPS樹脂の熱分解等により生じた異物が冷媒中に混入するおそれもない。
また、前記突き合わせ溶接は、通常、酸化を防止するために、シールドガス(希ガス)雰囲気下で行われるが、従来技術のように、キャン板厚が全て溶かされると、シールドガスが供給されにくい内側で酸化しやすくなるものの、本実施形態では、キャン板厚を全て溶かさず、一部を残して接合するため、酸化しにくくなるといった利点もある。
なお、本発明は、上述の実施形態の電動弁の他、ステータ及びロータを有するステッピングモータ等を用いて弁軸を昇降(移動)させてリフト量(弁開度)を任意に細かく調整する他のタイプの電動式の流量制御弁や、例えばソレノイド等を用いて弁体を昇降させる電磁式の流量制御(切換)弁にも採用し得ることは詳述するまでも無い。
1 流量制御弁(電動弁)
3 均圧通路
4 連通空間
5 外筒部材(筒状部材)
6 第1入出口(流入口)
7 第2入出口(流出口)
8 ガイド部材
9 基体部材
9e 貫通穴
10 弁本体
11a 弁座
11b 弁口
12 弁室
15 ガイドステム
15a 大径円筒状胴部
15b 小径上部
15i 雌ねじ部
18 鍔状円板
18a 鍔状円板の外周部
18b 鍔状円板の切り欠き部
20 背圧室
21 弁軸
21a 軸状部
21b 上部小径部
21c 下部大径連結部
21e 雄ねじ部
23 弁ホルダ
23a 円筒部
23b 内鍔状掛止部
23d 内周段差部(ストッパ)
24 弁体付勢ばね
25 弁体
25a 弁体部
25b 胴部
25c 大径頭部
25d 外鍔状係止部
25e 凸面
26 ばね受け部材
26a 鍔状部
27 ワッシャ
28 摺動面隙間
30 ロータ
35 閉弁方向用可動ストッパ
36 開弁方向用可動ストッパ
45 キャン
50 ステータ
55 閉弁方向用固定ストッパ
56 開弁方向用固定ストッパ

Claims (4)

  1. 弁室を有する弁本体に筒状のキャンの端部が突き合わせ溶接で密封接合されている流量制御弁であって、
    弁体が設けられた弁軸と、
    該弁軸が軸線方向に相対移動可能及び相対回転可能な状態で内挿されるとともに、前記弁本体に固定されたガイドステムと、を備え、
    前記ガイドステムは、鍔状円板を介して前記弁本体の上端面部に固定されており、
    前記鍔状円板は、該鍔状円板の外周部の一部を切り欠いた切り欠き部を有し、該切り欠き部を前記弁本体の上端面部内周側に溶接することで、前記ガイドステムを前記弁本体の所定位置に固定しており、
    前記キャン前記弁本体に固定された前記鍔状円板の外周部に当接して、未溶接厚さを所定量残して前記弁本体に溶接されていることを特徴とする流量制御弁。
  2. 前記未溶接厚さが、前記キャンの板厚の10%〜80%の範囲内であることを特徴とする請求項1に記載の流量制御弁。
  3. 前記突き合わせ溶接箇所において、前記キャンの板厚が前記弁本体の板厚より小さく設定されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の流量制御弁。
  4. 前記弁本体が、両端が開口した断面一定の筒状部材を有し、該筒状部材の端部に前記キャンの端部が突き合わせ溶接で接合されていることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の流量制御弁。
JP2018212758A 2018-01-25 2018-11-13 流量制御弁 Active JP6657363B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
CN201910068178.2A CN111173981B (zh) 2018-01-25 2019-01-24 流量控制阀

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018010178 2018-01-25
JP2018010178 2018-01-25

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019128036A JP2019128036A (ja) 2019-08-01
JP6657363B2 true JP6657363B2 (ja) 2020-03-04

Family

ID=67471707

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018212758A Active JP6657363B2 (ja) 2018-01-25 2018-11-13 流量制御弁

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP6657363B2 (ja)
CN (1) CN111173981B (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7333045B2 (ja) * 2019-02-20 2023-08-24 株式会社不二工機 流量制御弁
JP7098557B2 (ja) * 2019-03-05 2022-07-11 株式会社鷺宮製作所 電動弁、及び、これを含む冷凍サイクルシステム
JP2023043092A (ja) * 2021-09-15 2023-03-28 株式会社不二工機 電動弁
CN117231749B (zh) * 2023-11-10 2024-03-29 三峡金沙江云川水电开发有限公司 一种水电站闸门用充水阀

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3606294B2 (ja) * 1996-03-28 2005-01-05 株式会社神戸製鋼所 継手の溶接方法
JP3905602B2 (ja) * 1997-07-03 2007-04-18 株式会社不二工機 電動弁
CN101784829B (zh) * 2007-08-23 2012-05-30 伊格尔工业股份有限公司 控制阀
JP6563213B2 (ja) * 2015-02-24 2019-08-21 株式会社不二工機 電動弁及びその組立方法
JP6461872B2 (ja) * 2016-08-30 2019-01-30 株式会社不二工機 電動弁

Also Published As

Publication number Publication date
CN111173981A (zh) 2020-05-19
CN111173981B (zh) 2023-06-20
JP2019128036A (ja) 2019-08-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6657363B2 (ja) 流量制御弁
JP5943549B2 (ja) 電動弁
CN108006299B (zh) 电动阀的组装方法
CN111396618B (zh) 电动阀
JP6563213B2 (ja) 電動弁及びその組立方法
JP4795806B2 (ja) 電動弁および電磁弁
JP6461872B2 (ja) 電動弁
JP6643292B2 (ja) 電動弁
EP3293470B1 (en) Electric valve
CN107542966B (zh) 电动阀
CN108458147B (zh) 电动阀
JP2019152337A (ja) 電動弁の組立方法
JP6515164B2 (ja) 流量制御弁
JP2019128022A (ja) 電動弁
JP7333045B2 (ja) 流量制御弁
JP2019138473A (ja) 電動弁
JP6928978B2 (ja) 電動弁
JP7006981B2 (ja) 電動弁
JP7511250B2 (ja) 電動弁
JP2022046636A (ja) 電動弁

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20181121

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20191112

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20191210

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200107

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200205

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6657363

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250