JP6657025B2 - 操作者推定システム - Google Patents

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Description

本発明は、家屋内に設置された電気機器を家屋内で操作した操作者を推定する操作者推定システムに関する。
家屋内に設置される冷蔵庫や加熱調理機等のいわゆる家電と称される電気機器では、モノのインターネット(IoT(Internet of Things))化がすすんでいる。例えば、遠隔操作にて冷蔵庫内の食材情報を外出先から確認することができたり、外出先から伝言を冷蔵庫経由で家族に伝えたりすることが可能となっている。また、冷蔵庫や加熱調理機に音声操作にてメニューを相談して、サーバからレシピ情報の提案を受けることも可能となっている。
さらに、音声出力機能を備え、家電のドアの開閉やボタンの押下、あるいは家電への音声操作などの何らかのイベントが発生すると、そのイベントに応じて音声を出力する家電もある。このような家電もサーバと接続されることで、サーバから幅広い様々な音声情報を取得することができる。
本願出願人も、特許文献1において、外出先から伝言を家屋内の家族により確実に伝えることができる冷蔵庫等の電気機器を提案している。
一方、従来、家屋内における個人の位置を特定して電気機器を自動制御する技術がある。例えば、特許文献2には、人感センサを家屋内の各部屋に設置し、人感センサと個人認識用カードとで、個人の位置を特定して電気機器を自動制御する構成が記載されている。
特開2015−225258号公報 特開2006−67417号公報
しかしながら、上記特許文献1の電気機器を含め従来の家電においては、家電のドアやボタンを操作した操作者や、音声操作で献立を相談した操作者を推定するようにはなっていない。
そのため、ドアやボタンの操作を受けて家電が音声出力する内容は、世代や性別に関係のない、当たり障りのない内容となってしまい、個々のユーザに適したサービスを行うことができない。また、ドアやボタンの操作を受けて家電が伝言を再生する場合、伝言を伝えたい家族(例えば、子供)以外の家族(例えば父親)が操作したときに再生することを回避できず、ちぐはぐなことが起こる。
冷蔵庫や加熱調理機に献立相談する場合においても、お父さんが相談してもお母さんが相談しても同じメニューが提案されてしまい、「休日のお父さんが作るスペシャルメニュー」などの面白みのある提案ができない。
なお、特許文献2に開示された家屋内における個人の位置を特定する技術を適用して、家電のドアやボタンを操作したユーザや、メニューを相談したユーザを特定することは可能である。しかしながら、その場合、各部屋に人感センサを配置し、各個人に個人認識用カードを持たせる必要があり、コストが掛かる。
本発明は、上記課題に鑑みなされたものであって、その目的は、極力コストを掛けることなく、電気機器を操作した操作者を推定することができる操作者推定システムを提供することにある。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る操作者推定システムは、家屋内に設置された電気機器の操作者を推定する操作者推定システムであって、前記電気機器を操作する各ユーザが個々に所持し外出時に持参する通信端末装置の固有情報を前記各ユーザに対応付けて格納した記憶部と、前記電気機器が操作されると、前記電気機器に搭載された通信部を用いて、前記記憶部に固有情報が格納されている前記通信端末装置のうち、前記家屋内に存在する前記通信端末装置を探索し、検出された前記通信端末装置に対応付けられているユーザの中から、当該操作を行った操作者を推定する操作者推定部と、を備えることを特徴としている。
本発明の一態様に係る操作者推定システムによると、極力コストを掛けることなく、電気機器を操作した操作者を推定することができるので、IoT化された電気機器等に用いることで、極力コストを掛けることなく、操作を行った個々のユーザに適したサービスを行うことが可能になるという効果を奏する。
本発明の実施の一形態に係る操作者推定システムの概略構成を示すイメージ図である。 上記操作者推定システムにおける家電の概略構成を示すブロック図である。 上記操作者推定システムにおける家電の記憶部に格納され、操作者の推定に用いられる情報が登録された情報テーブルの一例を示す図である。 上記操作者推定システムにおける家電が実施する操作者推定処理のフローチャートである。 図4のフローチャートにおけるS6の音声認識結果を用いた絞り込み処理のフローチャートである。 本発明の他の実施の形態に係る操作者推定システムの概略構成を示すイメージ図である。 図6の操作者推定システムにおける家電の概略構成を示すブロック図である。 図6の操作者推定システムにおける家電の記憶部に格納され、操作者の推定に用いられる情報が登録された情報テーブルの一例を示す図である。 図6の操作者推定システムにおける家電が実施する操作者推定処理のフローチャートである。 本発明の他の実施の形態に係る操作者推定システムの概略構成を示すイメージ図である。 図10の操作者推定システムにおける家電の記憶部に格納され、操作者の推定に用いられる情報が登録された情報テーブルの一例を示す図である。 図10の操作者推定システムにおける家電が実施する操作者推定処理のフローチャートである。
〔実施の形態1〕
以下、本発明の一実施形態について図1〜図5に基づいて説明すれば以下の通りである。
図1は、本実施の形態に係る操作者推定システム100の概略構成を示すイメージ図である。図1に示すように、操作者推定システム100には、家屋40内に設置された家電(電気機器)10である冷蔵庫10−1,加熱調理機10−2と、これら冷蔵庫10−1,加熱調理機10−2を操作する各ユーザの通信端末装置20−1〜20−4とが含まれる。図1の例では、通信端末装置20−3,20−4の各ユーザは外出しており、通信端末装置20−3,20−4は家屋40内には存在しない。
なお、家電10は、冷蔵庫10−1,加熱調理機10−2以外に、例えば、空気調和機、洗濯機、各種AV(Audio-Visual)機器、調理装置(電子レンジや炊飯器、電気ポット等)、照明装置、給湯機器、撮影機器、各種家庭用ロボット(例えば、掃除ロボット、家事支援ロボット、動物型ロボット等)等である。なお、以下においては、個々を特定する必要が無い場合、総称として、「家電10」、「通信端末装置20」を用いる。
家屋40内には、局所通信ネットワークである例えば無線LAN(Wireless Local Area Network)が整備(配備)されており、家電10および家屋40内に居るユーザが所持する通信端末装置20−1,20−2は、無線LANの中継局30に接続されている。中継局30は、例えばWiFi(登録商標)ルータやWiFi(登録商標)アクセスポイントなどの通信機器である。局所通信ネットワークの通信範囲は、前記家屋内などの局所的な範囲に限定される。
家電10は、中継局30を介して広域通信ネットワーク60に接続されたいわゆるネットワーク家電である。なお、家電10の通信機能部分は、家電アダプタ(不図示)として家電10に後付けされる構成であってもよい。
広域通信ネットワーク60には、サーバ50が接続されており、サーバ50に通信端末装置20と家電10との対応付けが登録されている。サーバ50に組み合わせが登録されることで、通信端末装置20の各ユーザは、通信端末装置20からサーバ50を介して家電10を遠隔操作することができる。
また、家電10は、ユーザの音声による操作(音声操作)を受け付ける機能を有している。例えば、音声操作にてユーザよりメニューの相談を受けると、サーバ50からレシピ情報を取得して、ユーザに提供したりすることもできる。
さらに、家電10は、家電10のドアを開けたりボタンを押下したり、あるいは音声操作が成されるなどの何らかのイベントが発生すると音声を出力する機能も有する。出力する音声には、ユーザが通信端末装置20からサーバ50経由で登録した伝言も含まれる。
家電10は、サーバ50から音声や楽曲の情報、レシピ情報など、様々な情報を取得することができる。また、家電10は、サーバ50と接続されることで、音声操作に必要な音声認識機能等を自身で備えることなく、サーバ50が備える機能を利用して音声認識を実施することができる。
通信端末装置20は、家電10の操作者となるユーザが個々に所持し外出時に持参する通信端末装置であり、スマートフォンや携帯電話など、無線LAN機能を有する通信端末装置である。
通信端末装置20と広域通信ネットワーク60のインターネットとの間は、3G(3rd Generation)、LTE(Long Term Evolution)や、宅内あるいは公衆のWiFi(登録商標)アクセスポイントなどを利用して接続される。なお、広域通信ネットワーク60は、インターネットを含む構成以外に、電話回線網、移動体通信網、CATV(CAble TeleVision)通信網、衛星通信網などを利用する構成であってもよい。
操作者推定システム100においては、家電10を操作する各ユーザの通信端末装置20の固有情報を各ユーザに対応付けて登録しておき、家電10は、操作を受けると、家電10が搭載している後述する通信部15(図2参照)を用いて、固有情報が登録されている通信端末装置20のうち、中継局30に接続されている通信端末装置20を探索し、検出された通信端末装置20に対応付けられているユーザを操作者と推定する。以下、固有情報が登録されている通信端末装置20を登録通信端末装置20と称する。
今日、家族一人一人がスマートフォンや携帯電話等の通信端末装置20を持ち、家屋40内では、インターネット環境をLTE等からWiFi(登録商標)アクセスポイント接続に切り換えて使用するケースが一般的になってきている。
本願出願人は、この点に着目して、家電10は、家電10が操作されてイベントが発生すると、家屋40内に存在する登録通信端末装置20、つまり中継局30に接続されている登録通信端末装置20を探索し、検出された登録通信端末装置20のユーザの中から当該操作を行った操作者を推定する。
家屋40内に存在する登録通信端末装置20が1台のみの場合、操作者を一人に絞り込む(特定する)ことができるが、家屋40内に存在する登録通信端末装置20が複数台ある場合は、一人に絞り込むことはできず、複数台の登録通信端末装置20に対応するユーザの中に操作者が含まれるといった推定に止まる。
そこで、家屋40内に存在する登録通信端末装置20が複数台ある場合は、複数台の登録通信端末装置20に対応する複数のユーザの中から操作者であるユーザの絞り込みを行うことが好ましい。
本実施の形態では、家屋40内に存在する複数台の登録通信端末装置20に対し、各登録通信端末装置20に対応付けられているユーザの識別に用いることができる識別情報に基づいて、操作者であるユーザの絞り込みを行う。ここでは、識別情報として、操作者の音声より音声認識することで得られる、「性別認識」及び/又は「世代認識」の結果を用いる。
図2は、操作者推定システム100における家電10の概略構成を示すブロック図である。図2に示すように、家電10は、制御部11、記憶部12、音声出力部13、音声入力部14および通信部15を備えている。なお、図2において、家電本来の機能のブロックは省略している。例えば、家電10が冷蔵庫10−1であれば冷却機能のブロックを備え、また、家電10が加熱調理機10−2であれば調理機能のブロックを備えている。
制御部11は、例えば、CPU(Central Processing Unit)や専用プロセッサなどの演算処理部などにより構成されるコンピュータ装置からなり、家電10の各部の動作を制御する。制御部11には、後述する、音声出力制御部111、音声入力制御部112、通信制御部113および操作者推定部114が構築される。
記憶部12は、家電10で用いられる各種情報を記憶する。記憶部12には、サーバ50から取得した音声や楽曲の情報やレシピ情報などのデータも記憶される。また、後述する家電10の操作者を推定するために必要な、家電10を操作する各ユーザの通信端末装置20の固有情報やユーザの「性別」「年齢」等の情報も記憶される。記憶部に固有情報が記憶されている通信端末装置20が登録通信端末装置20である。
音声出力部13は、スピーカなどの音声出力装置である。音声入力部14は、マイクなどの音声入力装置である。
通信部15は、局所通信ネットワークの中継局30および広域通信ネットワーク60を介してサーバ50と通信する。また、通信部15は、中継局30を介して広域通信ネットワークを経ることなく通信端末装置20と通信できる(登録通信端末装置20とは限らず、中継局30に接続できる通信端末装置20であれば通信可能)。
音声出力制御部111は、音声出力部13を制御する。家電10のドアを開けたりボタンを押下したりするなどの操作がなされ、制御部11が、イベントの発生を検知すると、音声出力制御部111は、音声出力部13に指示して音声を出力させる。出力される音声の元となる音声データは、記憶部12に格納されている。
音声入力制御部112は、音声入力部14を制御する。本実施の形態では、音声入力制御部112は、音声入力部14より入力された音声の音声データを通信部15に送り、通信部15がサーバ50へ送信する。
サーバ50では、家電10より受信した音声データについて音声認識を行う。サーバ50は、音声認識した結果、操作を命じる内容が含まれていた場合は、該操作を命じるコマンドを家電10へと送信し、家電10の通信部15がこれを受信する。また、サーバ50は、音声認識において、「性別認識」および「世代認識」も実施し、認識結果を家電10へと送信し、家電10の通信部15がこれを受信する。
通信制御部113は、通信部15を制御する。通信制御部113は、通信部15がサーバ50よりコマンドを受信すると、受信したコマンドを制御部11に送る。サーバ50から受信するコマンドには、音声操作によるものや、中継局30および広域通信ネットワーク60を介して通信端末装置20からの遠隔操作によるものなどが含まれる。
また、通信制御部113は、通信部15がサーバ50より受信した「性別認識」および「世代認識」の認識結果を操作者推定部114に送る。さらに、通信制御部113は、通信部15がサーバ50より音声データを受信すると、受信した音声データを記憶部12に格納する。
操作者推定部114は、家電10のドアを開けたりボタンを押下したり、あるいは家電10への音声操作などの操作を行ってイベントが発生すると、通信部15を用いて、家屋40内に存在すると推定し得る登録通信端末装置20を探索し、検出された登録通信端末装置20のユーザの中から当該操作を行った操作者を推定する。操作者推定部114は、局所通信ネットワークの中継局30に接続されている登録通信端末装置20を、家屋40内に存在すると推定する。なお、ここで、「家屋40内に存在すると推定し得る登録通信端末装置20」との表現を用いているのは、登録通信端末装置20が家屋40外(庭など)に位置していても、無線LANに接続されている場合には家屋40内に存在すると判定するためである。但し、説明の便宜上、これ以降は、「家屋40内に存在すると推定し得る登録通信端末装置20」を「家屋40内に存在する登録通信端末装置20」と表現する。
記憶部12には、予め、家電10の操作者となり得るユーザ一人一人の通信端末装置20を特定できる固有情報として、例えば無線LANに割り当てられたMACアドレスが登録されている。図3は、記憶部12に格納され、操作者の推定に用いられる情報が登録された情報テーブルの一例を示す図である。図3の例では、操作者となるユーザが、両親と兄および妹の家族4人である場合を例示している。
図3に示すように、「お父さん」「お母さん」「お兄さん」「妹」の各ユーザに対応付けて、各ユーザの通信端末装置20−1〜20−4のMACアドレス(XX:XX:XX:XX:XX:A1,XX:XX:XX:XX:XX:A2,XX:XX:XX:XX:XX:A3,XX:XX:XX:XX:XX:A4)が、通信端末装置20を特定する固有情報として登録されている。また、本実施の形態では、音声認識にて得られる「性別認識」および「世代認識」の結果を用いた登録通信端末装置20の絞り込みを実施するため、ユーザの識別に用いることができるユーザ情報として、各ユーザの「性別」および「年齢」の情報も登録されている。
操作者推定部114は、イベントが発生すると、家屋40内に存在する登録通信端末装置20として、中継局30に接続されている登録通信端末装置20を探索する。具体的には、家族の情報テーブルに含まれる全てのユーザについて、arp−aなどを用いてMACアドレスからIPアドレスを探し、Pingなどで、登録通信端末装置20の存在を確認する作業を繰り返し行う。そして、操作者推定部114は、存在を確認できた登録通信端末装置20を、家屋40内に存在する登録通信端末装置20として絞り込む。
操作者推定部114は、家屋40内に存在する登録通信端末装置20が1台の場合は、その登録通信端末装置20のユーザを家電10の操作者と特定する。一方、家屋40内に存在する登録通信端末装置20が複数台の場合は、音声認識機能の結果を用いてさらなる絞り込みを行う。具体的には、情報テーブルを参照し、サーバ50から受信した音声認識結果である「性別認識」および「世代認識」の識別情報を、検出された複数台の各登録通信端末装置20に対応付けられている各ユーザの「性別」および「年齢」のユーザ情報に照らし合わせ、適合する登録通信端末装置20のユーザを家電10の操作者と推定する。適合する登録通信端末装置20が複数台の場合は、それら複数台の登録通信端末装置20に対応するユーザの何れかが家電10を操作した操作者と推定し、1台に絞り込めた場合は、その登録通信端末装置20のユーザを家電10の操作者と特定する。
さらに、本実施の形態では、操作者推定部114は、イベントを発生させた操作が音声操作以外のドアの開閉やボタンの押下である場合には、音声認識結果を用いた絞り込みを行うために、音声出力制御部111に指示して、操作者の発話を促す呼び掛け音声を出力させる。呼び掛け音声の例としては、例えば「今、ドアを開けた?」、「ボタン押したよね?」といった、操作者が返事を行いたくなるような疑問文型の内容が考えられる。
操作者推定部114は、音声入力制御部112、通信部15に指示して、音声入力制御部112の呼び掛けに対する回答として得た操作者の音声データをサーバ50に送信し、サーバ50から「性別認識」および「世代認識」の結果を受信し、これを用いて、音声認識結果を用いた絞り込みを行う。
図4は、家電10における操作者推定処理のフローチャートである。家電10の制御部11は、イベントが発生したかどうかを常時検出している(S1)。イベントが発生し、S1でYESと判断すると、制御部11は、中継局30に接続されている登録通信端末装置20を探索する(S2)。次に、制御部11は、中継局30に接続されている登録通信端末装置20を検出できたかどうかを判断し(S3)、検出できずNOと判断すると処理を終了する。
一方、接続されている登録通信端末装置20を検出でき、S3でYESと判断すると、続いて制御部11は検出された登録通信端末装置20が1台のみかどうかを判断する(S4)。ここで、YESと判断すると、制御部11は検出された登録通信端末装置20のユーザを操作者として特定する(S5)。一方、制御部11は検出された登録通信端末装置20が複数台あり、S4でNOと判断すると、音声認識結果を用いた絞り込みを実施し(S6)、S6の絞り込みで残ったユーザを操作者として推定し、一人に絞り込めた場合は操作者として特定する(S7)。
なお、S6に進んだ場合、検出された複数台の登録通信端末装置20のユーザの性別および年齢層が同じであると、1名にまで絞り込むことはできない。しかしながら、性別および年齢層が同じであるユーザに対して提供するサービス(発話内容や楽曲等)は基本的に共通であるため、特に問題はない。
図5は、図4のフローチャートにおけるS6の音声認識結果を用いた絞り込み処理のフローチャートである。家電10の制御部11は、図4のフローチャートのS1において発生と判断したイベントが音声操作であるかどうかを判断する(S6−1)。イベントが音声操作であり、S6−1でYESと判断すると、制御部11は、サーバ50より音声認識結果として受信した「性別認識」および「世代認識」の結果の情報に基づいて、図4のフローチャートにおけるS2で検出された複数台の登録通信端末装置20の中から適合する登録通信端末装置20を抽出する(S6−2)。その後、図4のフローチャートのS7に進む。
一方、イベントが音声操作以外の操作であり、S6−1でNOと判断すると、制御部11は、操作者の発話を促す呼び掛け音声を出力する(S6−3)。そして、呼び掛け音声に対する操作者の回答の音声データをサーバ50に送信し(S6−4)、サーバ50より音声認識結果として「性別認識」および「世代認識」の結果を受信する(S6−5)。その後、S6−2に進み、図4のフローチャートにおけるS2で検出された複数台の登録通信端末装置20の中から適合する登録通信端末装置20を抽出する。
図1に示すように、登録通信端末装置20−1,20−2の各ユーザである「お父さん」と「お母さん」が家屋40内に居る場合、中継局30の接続による判定では、家電10の操作者が「お父さん」と「お母さん」のどちらであるかまでは判別できない。しかしながら、操作者として「お兄さん」と「妹」の二人については除外できるので、「お兄さん」あるいは「妹」宛の伝言を、「お父さん」あるいは「お母さん」に対して再生する事態を回避できる。また、「お父さん」あるいは「お母さん」を対象とした内容の音声出力が行える。
そして、中継局30の接続による判定に加えて、音声認識結果を用いた絞り込み(性別による絞り込み)を行うことで、家屋40内に居る「お父さん」と「お母さん」のうちのどちらが操作者であるかまで判別することができる。同様に、家屋40内に「お父さん」と「お兄さん」が居る場合であっても、中継局30の接続による判定に加えて、音声認識結果を用いた絞り込み(年齢による絞り込み)を行うことで、家屋40内に居る「お父さん」と「お兄さん」のうちのどちらが操作者であるかまで判別することができる。
以上のように、本実施の形態に係る操作者推定システム100においては、家電10の操作者となるユーザが個々に所持し、外出時には持ち出し、家屋40内では局所通信ネットワークの中継局30に接続して用いるスマートフォンや携帯電話等の通信端末装置20に着目し、家電10の操作者となるユーザの通信端末装置20を予め登録しておき(登録通信端末装置20)、イベント発生時に、中継局30に接続されている登録通信端末装置20のユーザを、家屋40内に居て家電10の操作者の可能性があると推定する。そして、中継局30に接続されている登録通信端末装置20が1台の場合は、そのユーザを操作者として特定し、複数台ある場合は、ユーザ情報と識別情報とを用いてさらなる絞り込みを行い、1台に絞り込めた場合は、同様にその登録通信端末装置20のユーザを家電10の操作者と特定する。
これにより、極力コストを掛けることなく、家電10のドアやボタンを操作したり、音声操作したりした操作者を推定することができる。その結果、IoT化された家電等において、極力コストを掛けることなく、操作を行った個々のユーザに適したサービスを行うことが可能となる。
〔実施の形態2〕
以下、本発明のその他の実施形態について図6〜図9に基づいて説明すれば以下の通りである。なお、説明の便宜上、実施の形態1と同じ機能を有する部材には同一の参照符号を付して説明を省略する。
本実施の形態に係る操作者推定システムにおいては、家電を操作するユーザが個々に所持し外出時に持参する通信端末装置として、BLE(Bluetooth(登録商標) Low Energy)機能を搭載した通信端末装置を用いる。BLE機能を搭載した通信端末装置としては、BLE機能を有するスマートフォンや、衣服状や腕時計状で身につけたまま使用できるBLE機能が搭載されたウェアラブル端末などがある。
図6は、本実施の形態に係る操作者推定システム100Aの概略構成を示すイメージ図である。図6に示すように、操作者推定システム100Aには、家屋40A内に設置された家電である冷蔵庫10A−1,加熱調理機10A−2と、これら冷蔵庫10A−1,加熱調理機10A−2を操作する各ユーザのBLE機能を搭載した通信端末装置20A−1〜20A−4とが含まれる。図6の例では、通信端末装置20A−3,20A−4の各ユーザは外出しており、通信端末装置20A−3,20A−4は家屋40A内には存在しない。なお、以下においても、個々を特定する必要が無い場合、総称として、「家電10A」、「通信端末装置20A」を用いる。
家電10Aは、中継局30を介して広域通信ネットワーク60に接続されたいわゆるネットワーク家電である。家電10と異なる点は、さらにBLE通信機を備える点である。BLE通信機は、家電アダプタ(不図示)として家電10Aに後付けされる構成であってもよい。
BLE通信は、通信機が小型で電池消費量が極少で、ペアリングを行わなくても他の通信端末装置20Aの存在と通信の電波強度を検知でき、また、通信の電波強度からBLE通信機間の距離を判断することができる。
家電10Aは、イベントが発生すると、BLE通信機を用いて、家電10Aと通信可能な距離にある通信端末装置20Aの存在を探索する。具体的には、家電10Aの周辺の例えば5m以内(第1所定距離)に存在する(通信の電波強度に基づいて距離を判断する)通信端末装置20Aを探索する。ここで、第1所定距離を例えば5m以内とするのは、家電10Aの周辺の5m以内であれば、家屋40A内と推定し得るからである。第1所定距離は5mに何ら限定されるのではない。また、「家屋40A内と推定し得る通信端末装置20A」とするのは、家電10Aから通信端末装置20Aまでの距離が例えば5m以内であれば、たとえ家屋40A外に位置していても家屋40A内に存在すると判定するためである。ここでも説明の便宜上、これ以降は、「家屋40A内と推定し得る通信端末装置20A」を「家屋40内に存在する通信端末装置20A」と表現する。
家電10Aを操作する各ユーザの所持する通信端末装置20Aは、実施の形態1と同様に、ユーザに対応付けて固有情報が予め登録されている。以下、固有情報が登録されている通信端末装置20Aを登録通信端末装置20Aと称する。
家電10Aは、BLE通信機能にて、登録通信端末装置20Aが家電10Aから第1所定距離以内に存在することが検知された場合に、家屋40内に存在すると判定し、家屋40内に存在する登録通信端末装置20Aのユーザの中から当該操作を行った操作者を推定する。
家電10Aの周辺の第1所定距離内に存在する登録通信端末装置20Aが1台のみの場合、操作者を一人に絞り込んで特定できるが、家屋40内に存在する登録通信端末装置20Aが複数台ある場合は、通信の電波強度で絞り込みを行い、電波強度が最も強い登録通信端末装置20Aが1台のみ場合は、そのユーザを操作者であると特定する。また、電波強度が共に強い登録通信端末装置20Aが複数台ある場合は、実施の形態1と同様に、「性別認識」及び/又は「世代認識」の結果を用いてさらなる絞り込みを行う。
図7は、操作者推定システム100Aにおける家電10Aの概略構成を示すブロック図である。図7に示すように、家電10Aは、制御部11A、記憶部12A、音声出力部13、音声入力部14、通信部15およびBLE通信機であるBLE通信部16を備えている。制御部11Aには、操作者推定部114に代えて操作者推定部114Aが構築される。また、記憶部12Aには、図3に示した情報テーブルに代えて、図8に示すような情報テーブルが格納される。
操作者推定部114Aは、家電10Aのドアを開けたりボタンを押下したり、あるいは家電10Aへの音声操作などの操作を行ってイベントが発生すると、BLE通信部16を用いて、家電10Aの周囲の第1所定距離以内(例えば5m以内)に存在する通信端末装置20Aを探索する。この探索では、固有情報が記憶部12Aに格納されている登録通信端末装置20A以外の通信端末装置20Aも検出される。
操作者推定部114Aは、記憶部12Aを参照し、登録通信端末装置20Aの固有情報(ここでは、MACアドレス)を用いて検出された通信端末装置20Aの中から登録通信端末装置20Aを抽出し、抽出された登録通信端末装置20Aのユーザの中から操作者を推定する。詳細には、操作者推定部114Aは、含まれる登録通信端末装置20Aが1台の場合は、その登録通信端末装置20Aのユーザを家電10Aの操作者と特定する。一方、含まれる登録通信端末装置20Aが複数台ある場合は、絞り込みを行い、電波強度の最も強い登録通信端末装置20Aが1台のみ場合は、のユーザを家電10Aの操作者と特定する。また、電波強度が共に強い登録通信端末装置20Aが複数台ある場合は、前述した音声認識機能の結果を用いてさらなる絞り込みを行い、1台に絞り込めた場合はその1台のユーザを操作者として特定する。電波強度が共に強いとは、電波強度が同じであったり、電波強度がある閾値の範囲内に共に入り、同レベルと判断できたりする場合である。
記憶部12Aには、予め、家電10Aの操作者となり得るユーザ個々の通信端末装置20Aを特定できる固有情報として、BLE通信に割り当てられた例えばMACアドレスが登録されている。図8は、記憶部12Aに格納され、操作者の推定に用いられる情報が登録された情報テーブルの一例を示す図である。図8の例では、操作者となるユーザが、両親と兄および妹の家族4人である場合を例示している。
図8に示すように、「お父さん」「お母さん」「お兄さん」「妹」の各ユーザに対応付けて、各ユーザの通信端末装置20A−1〜20A−4のMACアドレス(XX:XX:XX:XX:XX:B1,XX:XX:XX:XX:XX:B2,XX:XX:XX:XX:XX:B3,XX:XX:XX:XX:XX:B4)が、通信端末装置20Aを特定する固有情報として登録されている。なお、実施の形態1と同様に、ユーザの識別に用いることができるユーザ情報として、各ユーザの「性別」および「年齢」の情報も登録されている。
図9は、家電10Aにおける操作者推定処理のフローチャートである。家電10Aの制御部11Aは、イベントが発生したかどうかを常時検出している(S1)。イベントが発生し、S1でYESと判断すると、制御部11Aは、家電10Aから第1所定距離以内にある通信端末装置20Aの存在を探索する(S11)。次に、制御部11は、存在を検出した通信端末装置20Aの中に、登録通信端末装置20Aが含まれているかどうかを判断し(S12)、含まれておらずNOと判断すると処理を終了する。
一方、登録通信端末装置20Aが含まれており、S12でYESと判断すると、続いて制御部11Aは、含まれている登録通信端末装置20Aが1台のみかどうかを判断する(S13)。ここで、YESと判断すると、制御部11Aは含まれている登録通信端末装置20Aのユーザを操作者として特定する(S14)。
一方、制御部11Aは、検出された登録通信端末装置20Aが複数台あり、S13でNOと判断すると、S15に進み、含まれている複数台の登録通信端末装置20AについてBLE通信部16との間の電波強度を比較する。続いて、制御部11Aは、複数台の登録通信端末装置20Aの電波強度が同じかどうか判断し(S16)、同じでなくNOと判断すると、電波強度の最も強い一台の登録通信端末装置20Aを検出し、S14に進む。一方、電波強度が同じでS16でYESと判断すると、S6に進み、音声認識結果を用いた絞り込みを行う。なお、S6、S7の処理は、図4のフローチャートにおけるS6、S7の処理と同じである。
以上のように、本実施の形態に係る操作者推定システム100Aにおいては、操作者となるユーザが個々に所持し外出時に持参する通信端末装置として、BLE通信機能を搭載した通信端末装置20Aに着目し、イベント発生時に、家電10AがBLE通信を行って、家電10Aの周囲の第1所定距離以内に存在する登録通信端末装置20Aの存在を探索し、検出された登録通信端末装置20Aのユーザの中から家電10Aの操作者の可能性があると推定する。そして、第1所定距離以内に存在する登録通信端末装置20Aが1台の場合は、そのユーザを操作者として特定する。第1所定距離以内に存在する登録通信端末装置20Aが複数台ある場合は、電波強度を用いて絞り込みを行い、電波強度が同じ場合は、ユーザ情報と識別情報を用いてさらなる絞り込みを行い、1台に絞り込めた場合に、そのユーザを家電10Aの操作者と特定する。
これにより、極力コストを掛けることなく、家電10Aのドアやボタンを操作したり、音声操作したりした操作者を推定することができる。その結果、IoT化された家電等において、極力コストを掛けることなく、操作を行った個々のユーザに適したサービスを行うことが可能となる。
〔実施の形態3〕
以下、本発明のその他の実施形態について図10〜図12に基づいて説明すれば以下の通りである。なお、説明の便宜上、実施の形態1、2と同じ機能を有する部材には同一の参照符号を付して説明を省略する。
本実施の形態に係る操作者推定システムにおいては、家電の操作者となるユーザが個々に所持し外出時に持参する通信端末装置として、無線LANの機能とBLE機能との両方を搭載した通信端末装置、無線LANの機能のみ有する通信端末装置、およびBLE機能のみを有する通信端末装置を用いる。そして、家電はこれらの通信端末装置に対し、無線LANの中継局30に接続中であるどうかの判定と、BLE通信による判定との両方を行う。
図10は、本実施の形態に係る操作者推定システム100Bの概略構成を示すイメージ図である。図10に示すように、操作者推定システム100Bには、家屋40B内に設置された家電である冷蔵庫10B−1,加熱調理機10B−2と、これら冷蔵庫10B−1,加熱調理機10B−2を操作する各ユーザの、無線LAN機能とBLE機能との両方を搭載した通信端末装置20B−1,20B−2と、無線LANの機能のみ有する通信端末装置20B−3,20B−4と、BLE機能のみを有する通信端末装置20B−5とが含まれる。家電10Bは、通信部15に加えてBLE通信部16を備えた家電10Aと同様の構成を有する(図7参照)。
図10の例では、通信端末装置20B−1,20B−2,20B−3,20B−4,20B−5の全ユーザが家屋40B内に存在している。そして、このうちの通信端末装置20B−1のユーザは、通信端末装置20B−1における無線LANの中継局30との接続機能をOFFしていて、中継局30とは接続されていない状態である。なお、以下においても、個々を特定する必要が無い場合、総称として、「家電10B」「通信端末装置20B」を用いる。
家電10Bの記憶部には、予め、家電10Bの操作者となり得るユーザ一人一人の通信端末装置20Bを特定できる固有情報として、例えば無線LANのMACアドレス、あるいはBLEのMACアドレス、あるいはその両方が登録されている。図11は、家電10Bの記憶部に格納され、操作者の推定に用いられる情報が登録された情報テーブルの一例を示す図である。図11の例では、操作者となるユーザが、両親と兄、姉および妹の家族5人である場合を例示している。
図11に示すように、両方の機能を搭載した通信端末装置20B−1,20B−2のユーザである「お父さん」「お母さん」には、無線LANのMACアドレス(XX:XX:XX:XX:XX:C1,XX:XX:XX:XX:XX:C2)と、BLEのMACアドレス(XX:XX:XX:XX:XX:D1,XX:XX:XX:XX:XX:D2)が、通信端末装置20B−1,20B−2を特定する固有情報として登録されている。また、無線LAN機能のみを搭載した通信端末装置20B−3,20B−4のユーザである「お兄さん」「お姉さん」には、無線LANのMACアドレス(XX:XX:XX:XX:XX:C3,XX:XX:XX:XX:XX:C4)が、通信端末装置20B−3,20B−4を特定する固有情報として登録されている。さらに、BLE機能のみを搭載した通信端末装置20B−5のユーザである「妹」には、BLEのMACアドレス(XX:XX:XX:XX:XX:D3)が、通信端末装置20B−5を特定する固有情報として登録されている。なお、実施の形態1と同様に、ユーザの識別に用いることができるユーザ情報として、各ユーザの「性別」および「年齢」の情報も登録されている。以下、固有情報が登録されている通信端末装置20Bを登録通信端末装置20Bと称する。
無線LANの中継局30に接続中であるどうかの判定と、BLE通信による判定との両方を用いる構成においては、家電10Bの制御部(操作者推定部)は、無線LANの中継局30に接続中であるどうかの判定と、BLE通信による判定とを順に行って、その結果から家屋40B内に存在する登録信端末装置20Bを推定する。そして、家屋40B内に存在する登録通信端末装置20Bが1台のみの場合は、その1台のユーザを操作者として特定する。一方、家屋40B内に存在する登録通信端末装置20Bが複数台ある場合は、以下に記載するように、「性別認識」及び/又は「世代認識」の結果、あるいはBLE通信の電波強度からわかる家電10Bとの距離を用いてさらなる絞り込みを行う。
図12は、本実施の形態に係る操作者推定システム100Bにおける家電10Bが実施する操作者推定処理のフローチャートである。家電10Bの制御部は、イベントが発生したかどうかを常時検出している(S1)。イベントが発生し、S1でYESと判断すると、制御部は、中継局30に接続されている登録通信端末装置20Bを探索し(S21)、続けて、家電10Bから第1所定距離以内にある登録通信端末装置20Bの存在を探索する(S22)
次に、S21、S22の探索の結果に基づいて、家屋40B内に存在する登録通信端末装置20Bを推定する(S23)。
次に、S23で推定された屋内40B内に存在する登録通信端末装置20Bが1台のみかどうかを判断する(S24)。ここで、YESと判断すると、制御部は検出された登録通信端末装置20Bのユーザを操作者として特定する(S5)。一方、家屋40B内に存在する(存在すると推定される)登録通信端末装置20Bが複数台あり、S24でNOと判断すると、S25に進み、それら複数台の登録通信端末装置20Bの中に、中継器30に接続されているのみの登録通信端末装置20Bが含まれているかどうかを判断する。ここで、YESと判断すると、S6に進んで、音声認識結果を用いた絞り込みを実施し、S6の絞り込みで残ったユーザを操作者として推定し、一人に絞り込めた場合は操作者として特定する(S7)。
一方、中継器30に接続されているのみの登録通信端末装置20Bが含まれておらず、S25でNOと判断すると、S26に進み、家電10Bから第2所定距離以内にある登録通信端末装置20Bは1台のみかどうかを判断する。第2所定距離は、第1所定距離よりも短い例えば50cmである。S26でYESと判断すると、制御部は検出された登録通信端末装置20Bのユーザを操作者として特定する(S5)。
一方、家電10Bから第2所定距離以内にある登録通信端末装置20Bが複数台あり、S26でNOと判断すると、S6に進んで、音声認識結果を用いた絞り込みを実施し、S6の絞り込みで残ったユーザを操作者として推定し、一人に絞り込めた場合は操作者として特定する(S7)。
なお、図12のフローチャートには記載していないが、S22では、登録通信端末装置20BではないBLE機能を有する通信端末装置も検知されており、BLEのMACアドレスを用いて登録通信端末装置20Bを抽出している。また、S24において、屋内40B内に存在する登録通信端末装置20Bが1台も存在しない場合は処理を終了する。
また、第2所定距離は、50cmに限定されるものではなく、100cmであってもよい。要は、第1所定距離以内に位置することで家屋40B内に存在すると推定したBLE機能を有する登録通信端末装置20Bを、BLE通信の電波強度よりわかる家電10Bとの距離を用いて、より家電10B近い登録通信端末装置20Bに絞り込むことができればよい。
以上のように、本実施の形態に係る操作者推定システム100Bにおいては、家電10Bが無線LANの中継局30に接続中であるかどうかの判定と、BLE通信による判定との両方を行う。したがって、図10に示す登録通信端末装置20B−1のように、無線LANの中継局30への接続がオフされていても、また、無線LANの機能のみ有する登録通信端末装置20B−3,20B−4や、BLE機能のみを有する登録通信端末装置20B−5であっても、これら登録通信端末装置の存在に基づいて、家電10Bの操作者を特定あるいは推定することができる。
なお、図12のフローチャートでは、中継局30との接続を先に確認するようになっているが、BLE通信による所定距離以内の通信端末装置20Bの存在確認を先に行う構成としてもよい。
また、上述した各実施の形態では、家電10,10A,10Bの制御部11,11Aに操作者推定部114,114Aが備えられていたが、サーバ50に設ける構成であってもよい。記憶部の情報(図11のような)をサーバ50に設ける構成であっても良い。また、サーバ50にある音声認識機能を家電10,10A,10Bが用いる構成としていたが、家電自身に備えさせる構成であってもよい。
〔実施の形態4〕
家電10,10A,10Bの制御ブロック(特に操作者推定部114,114A)は、集積回路(ICチップ)等に形成された論理回路(ハードウェア)によって実現してもよいし、CPU(Central Processing Unit)を用いてソフトウェアによって実現してもよい。
後者の場合、家電10,10A,10Bは、各機能を実現するソフトウェアであるプログラムの命令を実行するCPU、上記プログラムおよび各種データがコンピュータ(またはCPU)で読み取り可能に記録されたROM(Read Only Memory)または記憶装置(これらを「記録媒体」と称する)、上記プログラムを展開するRAM(Random Access Memory)などを備えている。そして、コンピュータ(またはCPU)が上記プログラムを上記記録媒体から読み取って実行することにより、本発明の目的が達成される。上記記録媒体としては、「一時的でない有形の媒体」、例えば、テープ、ディスク、カード、半導体メモリ、プログラマブルな論理回路などを用いることができる。また、上記プログラムは、該プログラムを伝送可能な任意の伝送媒体(通信ネットワークや放送波等)を介して上記コンピュータに供給されてもよい。なお、本発明は、上記プログラムが電子的な伝送によって具現化された、搬送波に埋め込まれたデータ信号の形態でも実現され得る。
〔まとめ〕
本発明の態様1に係る操作者推定システム100,100A,100Bは、家屋内に設置された電気機器(家電10,10A,10B)の操作者を推定する操作者推定システムであって、前記電気機器を操作する各ユーザが個々に所持し外出時に持参する通信端末装置20,20A,20Bの固有情報を前記各ユーザに対応付けて格納した記憶部12,12Aと、前記電気機器が操作されると、前記電気機器に搭載された通信部15(BLE通信部16)を用いて、前記記憶部12,12Aに固有情報が格納されている前記通信端末装置20,20A,20Bのうち、前記家屋内に存在すると推定し得る前記通信端末装置20,20A,20Bを探索し、検出された前記通信端末装置20,20A,20Bに対応付けられているユーザの中から、当該操作を行った操作者を推定する操作者推定部114,114Aと、を備えることを特徴とする。
上記構成によれば、記憶部には、電気機器を操作する各ユーザが個々に所持し外出時に持参する通信端末装置20,20A,20Bの固有情報が電気機器の操作者となる各ユーザに対応付けて格納されている。電気機器が操作されると、操作者推定部114,114Aは、電気機器に搭載された通信部を用いて、記憶部12,12Aに固有情報が格納されて登録されている通信端末装置20,20A,20Bのうち、家屋内に存在すると推定し得る通信端末装置20,20A,20Bを探索し、検出された通信端末装置20,20A,20Bに対応付けられているユーザの中から、当該操作を行った操作者を推定する。
これにより、極力コストを掛けることなく、電気機器のドアやボタンを操作したり、音声操作したりした操作者を推定することができる。その結果、IoT化された電気機器等において、極力コストを掛けることなく、操作を行った個々のユーザに適したサービスを行うことが可能となる。
本発明の態様2に係る操作者推定システム100,100Bは、さらに、前記操作者推定部114は、前記通信端末装置20,20Bが前記家屋に配備された局所通信ネットワーク(無線LAN)に接続されている場合に、前記家屋内に存在すると推定する構成である。
スマートフォンや携帯電話等の通信端末装置は、家屋内では、インターネット環境をLTE等からWiFi(登録商標)等の無線LAN接続に切り換えて使用するケースが一般的になってきている。したがって、登録された通信端末装置20,20Bが局所通信ネットワークに接続されている場合に、家屋内に存在すると推定することができる。
本発明の態様3に係る操作者推定システム100A,100Bは、さらに、前記通信端末装置20A,20Bおよび前記電気機器に搭載された通信部(BLE通信部16)は、BLE通信機能を有し、前記操作者推定部114Aは、BLE通信機能にて、前記通信端末装置20A,20Bが検出された場合に、前記家屋内に存在すると推定する構成である。
BLE通信は、小型で電池消費量が極少で、ペアリングを行わなくても他の通信端末装置の存在と通信の電波強度を検知でき、また、通信の電波強度からBLE通信機間の距離を判断することができる。したがって、電気機器との間でBLE通信が可能な、登録された通信端末装置20A,20Bが検出された場合に、家屋内に存在すると推定することができる。
本発明の態様4に係る操作者推定システム100,100A,100Bは、さらに、前記操作者推定部114,114Aは、前記家屋内に存在する前記通信端末装置20,20A,20Bが複数台検出された場合、検出された複数台の前記通信端末装置20,20A,20Bに対応する複数のユーザの中から、前記操作者であるユーザの絞り込みを行う構成とすることもできる。
接続されている複数台の通信端末装置20,20A,20Bに対応する複数のユーザの中から操作者であるユーザの絞り込みを行うことで、推定の精度を上げることができる。
本発明の態様5に係る操作者推定システム100,100A,100Bは、さらに、前記記憶部12,12Aには、前記各ユーザの音声より認識でき、ユーザの識別に用いることができるユーザ情報が格納されており、前記操作者推定部114,114Aは、前記電気機器に搭載された音声入力部より入力された音声を認識して得られる識別情報と前記記憶部12,12Aに格納されたユーザ情報とに基づいてユーザを絞り込む構成である。
操作者の音声を音声認識することで、性別や世代を認識することができる。したがって、操作者となる各ユーザの性別や年齢をユーザ情報として登録しておくことで、音声認識結果を用いてユーザの絞り込みが可能となる。
本発明の態様6に係る操作者推定システム100,100A,100Bは、さらに、前記操作者推定部114,114Aは、前記電気機器への操作が音声操作以外の場合に、前記電気機器に搭載された音声出力部13を用いて、操作者に対して発話を促す呼び掛けを行う構成である。
電気機器に対する操作が音声操作でない場合、音声認識結果を用いた絞り込みが実施できないため、このように電気機器から操作者に呼び掛けて発話を促すことで、音声認識結果を用いた絞り込みが実施可能となる。
本発明の態様7に係る操作者推定システム100A,100Bは、さらに、前記操作者推定部114Aは、前記家屋内に存在すると推定し得る前記通信端末装置20A,20Bが複数台検出された場合、BLE通信の電波強度に基づいて、検出された複数台の前記通信端末装置20A,20Bに対応する複数のユーザの中から操作者であるユーザの絞り込みを行う構成とできる。
BLE通信は、上述したように、通信の電波強度を検知でき、電波強度が最も強い通信端末装置20A,20Bが電気機器に最も近くにあると判断できる。したがって、電波強度に基づいて、ユーザの絞り込みが可能となる。
本発明の態様8に係る操作者推定システム100,100A,100Bは、さらに、前記電気機器は広域通信ネットワーク60を介してサーバ50と接続されている構成である。
サーバ50と接続されることで、操作者推定に必要な電気機器の機能をサーバに持たせたることが可能となる。
本発明は上述した各実施の形態に限定されるものではなく、種々の変更が可能であり、異なる実施の形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施の形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。さらに、各実施の形態にそれぞれ開示された技術的手段を組み合わせることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
10,10A,10B 家電(電気機器)
11,11A 制御部
12,12A 記憶部
13 音声出力部
14 音声入力部
15 通信部
16 BLE通信部
20,20A,20B 通信端末装置
30 中継局(局所通信ネットワーク)
50 サーバ
60 広域通信ネットワーク
100,100A,100B 操作者推定システム
111 音声出力制御部
112 音声入力制御部
113 通信制御部
114,114A 操作者推定部

Claims (8)

  1. 家屋内に設置された電気機器の操作者を推定する操作者推定システムであって、
    前記電気機器を操作する各ユーザが個々に所持し外出時に持参する通信端末装置の固有情報を前記各ユーザに対応付けて格納した記憶部と、
    前記電気機器が操作されると、前記電気機器に搭載された通信部を用いて、前記記憶部に固有情報が格納されている前記通信端末装置のうち、前記家屋内に存在すると推定し得る通信端末装置を探索し、検出された前記通信端末装置に対応付けられているユーザの中から、当該操作を行った操作者を推定する操作者推定部と、を備え
    前記操作者推定部は、前記通信端末装置が前記家屋に配備された局所通信ネットワークに接続されている場合に、前記家屋内に存在すると推定することを特徴とする操作者推定システム。
  2. 家屋内に設置された電気機器の操作者を推定する操作者推定システムであって、
    前記電気機器を操作する各ユーザが個々に所持し外出時に持参する通信端末装置の固有情報を前記各ユーザに対応付けて格納した記憶部と、
    前記電気機器が操作されると、前記電気機器に搭載された通信部を用いて、前記記憶部に固有情報が格納されている前記通信端末装置のうち、前記家屋内に存在すると推定し得る通信端末装置を探索し、検出された前記通信端末装置に対応付けられているユーザの中から、当該操作を行った操作者を推定する操作者推定部と、を備え
    前記操作者推定部は、前記家屋内に存在すると推定し得る前記通信端末装置が複数台検出された場合、検出された複数台の前記通信端末装置に対応する複数のユーザの中から、前記操作者であるユーザの絞り込みを行うことを特徴とする操作者推定システム。
  3. 家屋内に設置された電気機器の操作者を推定する操作者推定システムであって、
    前記電気機器を操作する各ユーザが個々に所持し外出時に持参する通信端末装置の固有情報を前記各ユーザに対応付けて格納した記憶部と、
    前記電気機器が操作されると、前記電気機器に搭載された通信部を用いて、前記記憶部に固有情報が格納されている前記通信端末装置のうち、前記家屋内に存在すると推定し得る通信端末装置を探索し、検出された前記通信端末装置に対応付けられているユーザの中から、当該操作を行った操作者を推定する操作者推定部と、を備え
    前記通信端末装置および前記電気機器に搭載された通信部は、BLE(Bluetooth(登録商標)Low Energy)通信機能を有し、
    前記操作者推定部は、BLE通信機能にて、前記通信端末装置が検出された場合に、前記家屋内に存在すると推定し、
    前記操作者推定部は、前記家屋内に存在すると推定し得る前記通信端末装置が複数台検出された場合、BLE通信の電波強度に基づいて、検出された複数台の前記通信端末装置に対応する複数のユーザの中から操作者であるユーザの絞り込みを行うことを特徴とする操作者推定システム。
  4. 前記操作者推定部は、前記家屋内に存在すると推定し得る前記通信端末装置が複数台検出された場合、検出された複数台の前記通信端末装置に対応する複数のユーザの中から、前記操作者であるユーザの絞り込みを行うことを特徴とする請求項に記載の操作者推定システム。
  5. 前記通信端末装置および前記電気機器に搭載された通信部は、BLE(Bluetooth(登録商標)Low Energy)通信機能を有し、
    前記操作者推定部は、BLE通信機能にて、前記通信端末装置が検出された場合に、前記家屋内に存在すると推定することを特徴とする請求項に記載の操作者推定システム。
  6. 前記記憶部には、前記各ユーザの音声より認識でき、ユーザの識別に用いることができるユーザ情報が格納されており、
    前記操作者推定部は、前記電気機器に搭載された音声入力部より入力された音声を認識して得られる識別情報と前記記憶部に格納されたユーザ情報とに基づいて、ユーザを絞り込むことを特徴とする請求項に記載の操作者推定システム。
  7. 前記操作者推定部は、前記電気機器への操作が音声操作以外の場合に、前記電気機器に搭載された音声出力部を用いて、操作者に対して発話を促す呼び掛けを行うことを特徴とする請求項に記載の操作者推定システム。
  8. 前記電気機器は広域通信ネットワークを介してサーバと接続されていることを特徴とする請求項1から7の何れか1項に記載の操作者推定システム。
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