JP6655989B2 - Solar power roof - Google Patents
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Description
本発明は、太陽光発電屋根に関する。 The present invention relates to a photovoltaic roof.
従来、屋根面の棟側に太陽光パネルが敷設され、該屋根面の軒側に屋根材が敷設された所謂張分けタイプの太陽光発電屋根が知られている(例えば、特許文献1参照)。このような張分けタイプの太陽光発電屋根においては、太陽光パネルと屋根材との境を流れる雨水を適切に案内して排水する必要がある。 2. Description of the Related Art Conventionally, a so-called split-type solar power generation roof in which a solar panel is laid on a ridge side of a roof surface and a roof material is laid on an eaves side of the roof surface is known (for example, see Patent Document 1). . In such a split-type photovoltaic roof, it is necessary to appropriately guide and drain rainwater flowing between the solar panel and the roof material.
そこで、特許文献1の太陽光発電屋根では、棟側の太陽光パネルの架台の下面部にその棟側端部が固定されるとともに、軒側に向かって上方に傾斜して延びて屋根材の上面に至る傾斜面を有する水切り部材が配置される。この水切り部材は、通常、板金部材で構成され、現場にて板金加工が行われる。この水切り部材により、棟側の太陽光パネル上を流れる雨水は、軒側の屋根材上に適切に案内される。 Therefore, in the solar power generation roof disclosed in Patent Document 1, the ridge side end is fixed to the lower surface of the gantry-side solar panel mount, and the roof material extends upward and inclines toward the eaves side. A drainer having an inclined surface reaching the upper surface is disposed. This draining member is usually formed of a sheet metal member, and sheet metal processing is performed on site. By this draining member, rainwater flowing on the solar panels on the ridge side is appropriately guided on the roofing material on the eaves side.
しかしながら、特許文献1のような従来の太陽光発電屋根では、軒側の屋根材を設置する施工時に、屋根材の施工者が板金加工して水切り部材の取り付けを行う必要があった。また、屋根材施工範囲の基準となる水切り部材が取り付けられていない屋根面に対して屋根材を取り付けなければならなかったため、屋根材の取り付け範囲が不明確で正確な施工が困難であった。さらには、屋根材の交換時には、太陽光パネルの架台の下面部に固定された水切り部材を破壊して取り外す必要があり、メンテナンス性に課題があった。 However, in the conventional photovoltaic roof as disclosed in Patent Literature 1, when installing the roof material on the eaves side, it is necessary for the roof material installer to perform sheet metal processing and attach the drainage member. In addition, since the roofing material had to be attached to the roof surface to which the drainage member, which is the reference of the roofing material installation range, was not attached, the installation range of the roofing material was unclear, and accurate construction was difficult. Furthermore, when replacing the roof material, it is necessary to break and remove the drainer fixed to the lower surface of the gantry of the solar panel, and there is a problem in maintenance.
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、太陽光発電屋根の施工を容易且つ正確にできるとともに、水仕舞いが良く、メンテナンス性が向上した太陽光発電屋根を提供することを目的とする。 The present invention has been made in view of the above problems, and has an object to provide a photovoltaic roof that can easily and accurately construct a photovoltaic roof, has good water closing, and has improved maintainability. I do.
上記目的を達成するため本発明は、屋根面(例えば、後述する屋根面100A)の棟側に敷設される太陽光パネル(例えば、後述する太陽光パネル2)と、前記屋根面の軒側に敷設される屋根材(例えば、後述する屋根材3)と、を備える太陽光発電屋根(例えば、太陽光発電屋根100)であって、前記太陽光パネルを支持する架台(例えば、後述する架台20)と、前記架台の軒側端部に取り付けられ、軒側に向かって延びる軒カバー(例えば、後述する軒カバー23)と、前記太陽光パネルと前記屋根材との間の屋根面に固定され、その棟側端部が前記軒カバーで覆われるように配置される第1水切り部材(例えば、後述する第1水切り部材141)と、前記第1水切り部材に着脱可能に取り付けられ、前記屋根材の棟側端部を覆うように配置される第2水切り部材(例えば、後述する第2水切り部材142)と、を備える太陽光発電屋根を提供する。
In order to achieve the above object, the present invention provides a solar panel (for example, a
また、前記第1水切り部材は、前記屋根面上に固定される底面部(例えば、後述する底面部141A)と、前記底面部の棟側端部から軒側に向かって上方に傾斜して延びるように厚肉に形成された第1傾斜面部(例えば、後述する第1傾斜面部141B)と、を有するとともに、前記屋根面の傾斜方向に直交する幅方向に複数並んで配置されて隣接する互いの側面同士が接着されることが好ましい。
The first draining member extends from a bottom portion (for example, a
また、前記第2水切り部材は、軒側に向かって上方に傾斜して延びて前記屋根材の棟側端部を覆う第2傾斜面部(例えば、後述する第2傾斜面部142A)を有し、前記第2水切り部材が前記第1水切り部材に取り付けられたときに、前記第2傾斜面部の第2傾斜面が前記第1傾斜面部の第1傾斜面に連続して面一となることが好ましい。
In addition, the second draining member has a second inclined surface portion (for example, a second
また、前記第1水切り部材は、前記第2傾斜面部の下面に沿って延びる取付面部(例えば、後述する取付面部141C)を有し、前記第2水切り部材は、前記取付面部に着脱可能に取り付けられることが好ましい。
Further, the first draining member has a mounting surface portion (for example, a
また、前記第1傾斜面部の軒側端部には、棟側に凹んだ凹部(例えば、後述する141D)が形成され、前記第2傾斜面部の棟側端部には、前記凹部に係合する第1係合片(例えば、後述する第1係合片142B)が形成され、前記第2傾斜面部の下面には、前記取付面部の棟側端部(例えば、後述する取付面部の棟側端部141E)に係合する第2係合片(例えば、後述する第2係合片142C)が形成されることが好ましい。
In addition, a recess (for example, 141D described later) that is recessed toward the ridge is formed at the eave-side end of the first inclined surface, and the recess is engaged with the ridge-side end of the second inclined surface. A first engaging piece (for example, a first
本発明によれば、屋根材の施工を容易且つ正確にできるとともに、水仕舞いが良く、メンテナンス性が向上した太陽光発電屋根を提供できる。 ADVANTAGE OF THE INVENTION According to this invention, while being able to perform installation of a roofing material easily and accurately, the water closing is good and a solar power generation roof with improved maintainability can be provided.
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照しながら詳しく説明する。
図1は、本実施形態に係る太陽光発電屋根100を示す斜視図である。図2は、本実施形態に係る太陽光発電屋根100が備える水切り部140の斜視図である。
Hereinafter, an embodiment of the present invention will be described in detail with reference to the drawings.
FIG. 1 is a perspective view showing a solar
図1に示すように、太陽光発電屋根100は、建物101の屋根を構成する。太陽光発電屋根100は、屋根面100Aと屋根面100Bを有する切妻式屋根である。日当たりの良い側の屋根面100Aの棟側には複数の太陽光パネル2が敷設され、軒側には屋根材としてのスレート3が敷設される。また、日当たりの悪い側の屋根面100Bには屋根材としてのスレート7が敷設される。屋根面100A及び屋根面100Bの傾斜方向における上端部に棟部が構成される。
As shown in FIG. 1, a solar
屋根面100A側には、下地材5と(図3参照)、太陽光パネル2と、太陽光パネル2の架台20と(図3参照)、スレート3と、化粧材60と、が設けられる。
On the
下地材5は、野地板、防水シート及び鋼板を備える。下地材5は、太陽光発電屋根100の土台部分を構成し、後述する太陽光パネル2の架台20を固定支持する。野地板としては、合板等の板材が用いられる。防水シートとしては、アスファルトルーフィング等の防水材料が用いられる。また、鋼板としては、従来公知の防火鋼板等が用いられる。
The
太陽光パネル2の周縁部には、隣接する太陽光パネル2同士の隙間21が形成され、該周縁部の上端は長尺材22によって押えられている。これら隙間21及び長尺材22の下方には、不図示の縦桟及び横桟が設けられる。
A
太陽光パネル2の架台20は、上述の下地材5上に配置される。太陽光パネル2の架台20は、ビス止めされることで下地材5に固定される。太陽光パネル2の架台20には、上記縦桟及び横桟が格子状に枠組みされるとともに、軒カバー23が備えられる。
The
縦桟は屋根面100Aの傾斜方向に延びて設けられ、屋根面100Aの傾斜方向に直交する幅方向に一定の間隔で複数配置される。
The vertical crosspieces are provided so as to extend in the direction of inclination of the
横桟は屋根面100Aの傾斜方向の直交する方向に延びて設けられ、縦桟上にビス止めされる。
The horizontal rail is provided to extend in a direction perpendicular to the inclination direction of the
軒カバー23は、太陽光パネル2の軒側端部に配置され、該軒側端部の上面から軒側に向かって下方に傾斜して設けられる。
The
太陽光パネル2は、上記の太陽光パネル2の架台20を構成する縦桟及び横桟に取り付けられ、固定支持される。
The
化粧材60は、図1に示すように、ケラバ側に配置される一対のケラバ化粧材61,62と、を有する。一対のケラバ化粧材61,62は、太陽光パネル2の側面を構成する。
As shown in FIG. 1, the
水切り部140は、スレート3の棟側端部に配置される。その棟側端部は軒カバー23に覆われ、その軒側端部はスレート3の棟側端部の上面まで延びて設けられる。
The
これら軒カバー23及び水切り部140により、太陽光パネル2の上面を流れる雨水は、スレート3の上面に案内される。
The rainwater flowing on the upper surface of the
本実施形態の太陽光発電屋根100について説明する。
太陽光発電屋根100は、軒カバー23、水切り部140及び屋根材3の棟端部によって、構成される(図2参照)。太陽光発電屋根100は、屋根面100A上の太陽光パネル2と屋根材3との間に設けられる。
The solar
The
次に、図3に示す軒カバー23は取付部材231及び軒カバー部232により構成される。軒カバー部232は、軒側に向かって所定距離延出したのち下方に向かって延びる。軒カバー部232は、取付部材231を介して架台20に固定される。
Next, the eaves cover 23 shown in FIG. 3 includes an
水切り部140は、第1水切り部材141と、第2水切り部材142と、を備える。この水切り部140は、棟側の太陽光パネル2上を流れる雨水を、軒側の屋根材3の上面に案内する。これら第1水切り部材141及び第2水切り部材142は、アルミ形材(押出成形部材)により構成される。
The
第1水切り部材141は、その棟側端部が軒カバー23に覆われる位置に配置され、太陽光パネル2と屋根材3との間の屋根面を構成する下地材5上に接着剤等により固定される。第1水切り部材141は、屋根面上の傾斜方向に直交する幅方向に複数並んで配置され、隣接する互いの側面同士が接着される。この第1水切り部材141は、後述する第2水切り部材142を支持して屋根面に固定する役割を有する。
The
第1水切り部材141は、底面部141Aと、第1傾斜面部141Bと、取付面部141Cと、を有する。
底面部141Aは、下地材5に沿って延び、該下地材5にネジで固定される。底面部141Aの棟側端部は、太陽光パネル2の架台20の下面に配置された防水テープ24の軒側端部の下面に配置される。
The
The
第1傾斜面部141Bは、底面部141Aの棟側端部から軒側に向かって上方に傾斜して延びるように厚肉に形成される。第1傾斜面部141Bの軒側端部には、棟側に凹んだ凹部141Dが形成される。この凹部141Dには、後述する第2水切り部材142の第1係合片142Bが係合する。なお、この第1傾斜面部141Bが厚肉に形成されることで、隣接する第1水切り部材141の側面同士の接着性が良好となっている。
取付面部141Cは、後述する第2水切り部材142の第2傾斜面部142Aの下面に沿って延びている。取付面部141Cは、第2傾斜面部142Aを支持する。
The first
The mounting
第2水切り部材142は、第1水切り部材141の取付面部141Cに着脱可能に取り付けられ、屋根材3の棟側端部を覆うように配置される。より詳しくは、第2水切り部材142は、後述する第1係合片142Bが上記凹部141Dに係合され、第2係合片142Cが上記取付面部141Cの棟側端部141Eに係合された状態で、取付面部141Cに着脱可能にねじ止めされる。この第2水切り部材142は、太陽光パネル2の軒カバー23から流れ落ちる雨水を屋根材3の上面に案内する役割を有する。
The
第2水切り部材142は、第2傾斜面部142Aと、第1係合片142Bと、第2係合片142Cと、第2傾斜面支持部材142Dと、を有する。
第2傾斜面部142Aは、軒側に向かって上方に傾斜して延びて屋根材3の棟側端部を覆っている。この第2傾斜面部142Aの棟側端部には、上記凹部141Dに係合する第1係合片142Bが形成される。また、第2傾斜面部142Aの下面には、取付面部141Cの棟側端部141Eに係合する第2係合片142Cと、該下面から底面部141Aに向かって延び、底面部141Aの上面で軒側に屈曲する断面視略L字状の第2傾斜面支持部材142Dと、が形成される。なお、第2傾斜面支持部材142Dは第2傾斜面部142Aを支持していて、この第2傾斜面支持部材142Dは、積雪等の負荷による第2傾斜面部142Aの変形を防止する。
The
The second
また、第2傾斜面部142Aの軒側端部は、取付部材144を介して屋根材3の上面に支持されている。即ち、第2傾斜面部142Aの軒側端部と屋根材3との隙間がこの取付部材144で塞がれることで、雨水の侵入が回避されている。
なお、第2傾斜面部142Aは、第2水切り部材142が第1水切り部材141に取り付けられたときに、第1傾斜面部141Bに連続して面一となる。
The eave-side end of the second
The second
以上のように構成される本実施形態の水切り部140は、2部材で構成されるとともに、屋根面に固定された第1水切り部材141から第2水切り部材142を着脱可能にした点において、従来の水切り部とは大きく相違している。
The
次に、本実施形態に係る太陽光発電屋根100の施工方法における施工工程S1〜S3について、図4〜図6を参照して説明する。
図4は、本実施形態に係る太陽光発電屋根100の施工工程S1を説明する図である。図5は、本実施形態に係る太陽光発電屋根100の施工工程S2を説明する図である。図6は、本実施形態に係る太陽光発電屋根100の施工工程S3を説明する図である。
Next, construction steps S1 to S3 in the construction method of the solar
FIG. 4 is a diagram illustrating a construction process S1 of the solar
図4に示す施工工程S1では、第1水切り部材141を屋根面に固定する。具体的には、第1水切り部材141の底面部141Aの棟側端部を、架台20から軒側に突出する防水テープ24の軒側端部と、下地材5との間に配置される。これにより、第1水切り部材141の設置範囲が位置決めされる。
このとき、第1水切り部材141を、接着剤等により屋根面の下地材5に固定する。また、同時に、幅方向に隣接する第1水切り部材141同士を、例えば防水テープ等の接着剤により固定する。これにより、隣接する第1水切り部材141同士の隙間からの漏水リスクが低減される。
なお、軒カバー23の取り付けについては、第1水切り部材141の取り付け前後いずれでも可能である。
In the construction step S1 shown in FIG. 4, the
At this time, the
The eave cover 23 can be attached before or after the
図5に示す施工工程S2では、屋根材3を屋根面に取り付ける。具体的には、第1水切り部材141の軒側端部に取付面部141Cとの間で形成される溝内に止水部材143を配置した状態で、屋根材3の棟側端部を挿入する。これにより、屋根材3の設置範囲が位置決めされる。
ここで、図7は、本実施形態に係る太陽光発電屋根100の屋根材3の施工範囲を示す斜視図である。図7に示すように、下地材5の一方のケラバ側には、屋根材縦桟31がケラバ化粧材61内に配置されている。他方のケラバ側も同様の構成である。上述した通り、屋根材3の棟側端部は、第1水切り部材141の軒側端部に当接する位置に配置される。また、屋根材3のケラバ側端部は、屋根材縦桟31の内壁面に当接する位置に配置される。
In the construction step S2 shown in FIG. 5, the
Here, FIG. 7 is a perspective view showing a construction range of the
従って、図7中の第1水切り部材141の軒側端部に沿う仮想線Xは、屋根材3の施工範囲の上端を示している。また、図7中のケラバ化粧材61内の屋根材縦桟31の内壁面に沿う仮想線Yは、屋根材3の施工範囲の側端を示している。即ち、仮想線Xから軒側端部までの領域と、仮想線Yから内側の領域(一方の仮想線Yから他方の仮想線Yまでの領域)が、屋根材3の施工範囲である。このように、本実施形態では、屋根材3の施工範囲が明確となっており、太陽光発電屋根100のより正確な施工が可能となっている。
Therefore, an imaginary line X along the eaves-side end of the
図6に示す施工工程S3では、第2水切り部材142を、第1水切り部材141に取り付ける。具体的には、第2水切り部材142の第1係合片142Bを、第1水切り部材141の凹部141Dに係合させるとともに、第2水切り部材142の第2係合片142Cを、第1水切り部材141の取付面部141Cの棟側端部141Eに係合させる。同時に、第2傾斜面部142Aの軒側端部を、取付部材144を介して屋根材3の上面に支持させる。そして、取付面部141Cに、第2傾斜面部142Aを着脱可能にねじ止めする。
以上により、本実施形態の太陽光発電屋根100は施工される。
In the construction step S3 shown in FIG. 6, the
As described above, the photovoltaic
本実施形態に係る太陽光発電屋根100によれば、以下の効果が奏される。
本実施形態では、太陽光発電屋根100は、太陽光パネル2を支持する架台20と、架台20の軒側端部に取り付けられ、軒側に向かって延びる軒カバー23と、太陽光パネル2と屋根材3との間の屋根面に固定され、その棟側端部が軒カバー23で覆われるように配置される第1水切り部材141と、第1水切り部材141に着脱可能に取り付けられ、屋根材3の棟側端部を覆うように配置される第2水切り部材142と、を備える構成とした。
これにより、本実施形態の太陽光発電屋根100によれば、第2水切り部材142を第1水切り部材141から着脱可能としたことにより、第1水切り部材141の取り付け後に屋根材3を施工し、その後、第2水切り部材142を取り付けることができる。従って、従来のように屋根材3を設置する施工時に屋根材3の施工者が板金加工して水切り部の取り付けを行う必要が無く、屋根材3の施工後にアルミ形材からなる第2水切り部材142を取り付けるだけでよく、施工性が向上している。
また、本実施形態によれば、屋根材3を取り付ける際には、第1水切り部材141と屋根材縦桟31とにより屋根材3の施工範囲が明確であるため、従来よりも正確な施工が可能である。
また、本実施形態によれば、第1水切り部材141と、第2水切り部材142との二部材からなるが、太陽光パネル2の軒カバー23から流れ落ちる雨水を屋根材3の上面に案内することができるため、従来と同等に水仕舞いが良い、水切り部材として機能する。
また、本実施形態によれば、屋根材3の交換時には、第2水切り部材142を第1水切り部材141から取り外すことにより、容易にメンテナンスが可能である。即ち、従来のように太陽光パネルの架台の下面部に固定された水切り部材を破壊する必要が無く、メンテナンス性が向上している。
従って本実施形態によれば、太陽光発電屋根100の施工を容易且つ正確にできるとともに、メンテナンス性が向上した太陽光発電屋根100を提供できる。
According to the
In the present embodiment, the solar
Thereby, according to the photovoltaic
Further, according to the present embodiment, when the
In addition, according to the present embodiment, the
Further, according to the present embodiment, when the
Therefore, according to the present embodiment, the
また、本実施形態では、第1水切り部材141は、屋根面上に固定される底面部141Aと、底面部の棟側端部から軒側に向かって上方に傾斜して延びるように厚肉に形成された第1傾斜面部141Bと、を有するとともに、屋根面の傾斜方向に直交する幅方向に複数並んで配置されて隣接する互いの側面同士を接着して構成した。
これにより、隣接する第1水切り部材141同士は、例えば防水テープ等の接着剤で確実に固定でき、隣接する第1水切り部材の隙間からの漏水リスクを低減できる。
Further, in the present embodiment, the
Thus, the adjacent
また、本実施形態では、第2水切り部材142は、軒側に向かって上方に傾斜して延びて屋根材3の棟側端部を覆う第2傾斜面部142Aを有し、第2水切り部材142が第1水切り部材141に取り付けられたときに、第2傾斜面部142Aの第2傾斜面が第1傾斜面部141Bの第1傾斜面に連続して面一となるよう構成した。
これにより、第1及び第2水切り部材によって段差の無い面一な傾斜面が形成されるため、太陽光パネル2の軒カバー23から流れ落ちた雨水を確実に屋根材3の上面に案内できる。
Further, in the present embodiment, the
As a result, since the first and second draining members form a flat inclined surface with no step, the rainwater flowing down from the eaves cover 23 of the
また、本実施形態では、第1水切り部材141は、第2傾斜面部142Aの下面に沿って延びる取付面部141Cを有し、第2水切り部材142は、取付面部141Cに着脱可能に取り付けられるよう構成した。
これにより、第2水切り部材142をねじ等により取付面部141Cに取り付けることができるとともに、ねじを外すことで第2水切り部材142の取り外しが容易に可能となっており、上述の効果がより確実に奏される。
In the present embodiment, the
Thus, the
また、本実施形態では、第1傾斜面部141Bの軒側端部には、棟側に凹んだ凹部141Dが形成され、第2傾斜面部142Aの棟側端部には、凹部141Dに係合する第1係合片142Bが形成され、第2傾斜面部142Aの下面には、取付面部141Cの棟側端部141Eに係合する第2係合片142Cが形成されるよう構成した。
これにより、2つの係合片を利用して第2水切り部材142の着脱を容易且つ確実に行うことができ、上述の効果がより確実に奏される。
Further, in the present embodiment, a
Thereby, the
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれる。
上記実施形態では、防水テープ24を使用した例を説明したが、防水テープに換えて、防火用鋼板を板金加工して作成したものを使用しても良い。
It should be noted that the present invention is not limited to the above-described embodiment, but includes modifications and improvements as long as the object of the present invention can be achieved.
In the above-described embodiment, an example in which the
100…太陽光発電屋根
100A…屋根面
2…太陽光パネル
20…架台
23…軒カバー
3…屋根材
140…水切り部
141…第1水切り部材
141A…底面部
141B…第1傾斜面部
141C…取付面部
141D…凹部
141E…取付面部の棟側端部
142…第2水切り部材
142A…第2傾斜面部
142B…第1係合片
142C…第2係合片
100 solar
Claims (5)
前記太陽光パネルを支持する架台と、
前記架台の軒側端部に取り付けられ、軒側に向かって延びる軒カバーと、
前記太陽光パネルと前記屋根材との間の屋根面に固定され、その棟側端部が前記軒カバーで覆われるように配置される第1水切り部材と、
前記第1水切り部材に着脱可能に取り付けられ、前記屋根材の棟側端部を覆うように配置される第2水切り部材と、を備え、
前記第1水切り部材は、
前記屋根面上に固定される底面部と、
前記底面部の棟側端部から軒側に向かって上方に傾斜して延びるように形成される第1傾斜面部と、を有するとともに、
前記屋根面の傾斜方向に直交する幅方向に複数並んで配置されて隣接する互いの側面同士が接着される太陽光発電屋根。 A photovoltaic roof comprising a solar panel laid on a ridge side of a roof surface, and a roof material laid on an eaves side of the roof surface,
A mount supporting the solar panel,
An eaves cover attached to the eaves end of the gantry and extending toward the eaves side,
A first draining member fixed to a roof surface between the solar panel and the roof material, and a ridge-side end thereof arranged to be covered by the eave cover;
A second drainer, which is detachably attached to the first drainer and is arranged to cover a ridge-side end of the roofing material ;
The first draining member,
A bottom portion fixed on the roof surface,
A first inclined surface portion formed so as to extend upward from the ridge-side end of the bottom surface portion toward the eaves side, and
Photovoltaic roof side surfaces of each other Ru are bonded to adjacent are arranged side by side a plurality in the width direction orthogonal to the direction of inclination of the roof surface.
前記第2水切り部材が前記第1水切り部材に取り付けられたときに、前記第2傾斜面部の第2傾斜面が前記第1傾斜面部の第1傾斜面に連続して面一となる請求項2に記載の太陽光発電屋根。 The second draining member has a second inclined surface that extends inclining upward toward the eaves side and covers a ridge-side end of the roofing material,
3. The second inclined surface of the second inclined surface portion is flush with the first inclined surface of the first inclined surface portion when the second draining member is attached to the first draining member. The photovoltaic roof described in 1.
前記第2水切り部材は、前記取付面部に着脱可能に取り付けられる請求項3に記載の太陽光発電屋根。 The first drainer has a mounting surface extending along a lower surface of the second inclined surface,
The solar power generation roof according to claim 3, wherein the second drainer is detachably attached to the attachment surface.
前記第2傾斜面部の棟側端部には、前記凹部に係合する第1係合片が形成され、
前記第2傾斜面部の下面には、前記取付面部の棟側端部に係合する第2係合片が形成される請求項4に記載の太陽光発電屋根。 At the eave-side end of the first inclined surface portion, a concave portion that is concave toward the ridge side is formed,
A first engagement piece that engages with the concave portion is formed at a ridge side end of the second inclined surface portion,
5. The photovoltaic power generation roof according to claim 4, wherein a second engagement piece that engages with a ridge-side end of the mounting surface is formed on a lower surface of the second inclined surface.
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