JP6653019B2 - 海洋浮揚装置 - Google Patents

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Description

本発明は、遠隔起爆または時間遅延起爆(timed initiation)を利用して、水線下または水線上にて電気式及び非電気式起爆装置を起爆するために既存の遠隔発火装置の能力を高めた海洋浮揚装置(maritime floatation device)に関する。
水線下または水線上にて遠隔発火タスクを実行する使用者グループは、現在、現状の海洋浮揚方法を実施する際に生じる多くの制限やトレードオフに直面している。
海洋の遠隔発火を操作する初期の方法においては、気泡緩衝材のロールの周りを起爆コードで包み込み、適切な遅延長さに切断された安全ヒューズを備える非電気式起爆装置を取り付け、自己撃鉄式発火装置(self-cocking firing device:SCFD)を用いて起爆させていた。潜水士は、爆発コードの装填端を持って、水面上で解いたロールと共に標的に向かう。装填が完了し、潜水士が水面から引き上げた後、発火システム(安全ヒューズ及びSCFD)が接続され、水面にて発火する。その後、使用者は安全な距離だけその領域を離れ、遅延した起爆の装填を待っていた。この方法の問題点は、SCFDが発火し、一連の起爆動作が開始すると、指令及び制御ができないことであった。有効な起爆方法ではあるが、時代遅れであり、適切な操作方法ではなかった。
克服すべき第1の大きな課題は、海洋環境への陸地ベースの遠隔発火操作と同等な統合である。海洋ベースのタスクは、限られた空気供給、環境及び天候の問題による運転期間などの潜水士の制限など多くの要因があるため、展開は複雑化している。
第2の大きな課題はコストである。利用可能な解決方法は、機能を拡張するという使用者の要望は満たすが高コストであり、全ての使用者の要望を満たす低コストの解決方法ではない。一部の使用者は、要件を満たすために即興によって間に合わせなければならない。これ自体、安全性などの多くの問題がある。
既存の解決方法の欠点の概要:
・高価−1回当たりの使用コスト
・時間がかかる−展開と設置に
・労力集約型である−展開と設置に
・秘密裏ではない
・深さの制限
・即興でのバリエーション
・安全への影響
・騒音問題
無人水中車両(UUV)を使用する場合、一般的に、深さが10mに達する場合、システムを装備する静水圧ヒューズを用いて戦闘モードにて展開する。それは一体的な主装填を有しており、一般的な展開法は標的に向かって泳ぐことであり、機雷と共に爆破できるように装備することができる。自己破壊装填(countermine charge)は1回の起爆当り高価となる。UUVの戦闘ラウンドは、ヒューズを装備するために10mの深さが必要なため、非常に浅い水域(VSW)においては無効である。
潜水士による場合、潜水士は市販の水面フロートを使用するか、間に合わせでフロートを作製することができる。間に合わせのフロートは、ブイや大きな空のコンテナを置いた木製パレットと同程度に大きくなることがある。安全ヒューズを使用する使用者も存在するが、これは水面(パレット)にて点灯し、フラッシュ起爆装置を起動する。フラッシュ起爆装置は、主装填(main charge)起爆の標的となる起爆コードを点火する。現在、展開後に分離するという海洋用の要望を満たすフロートは存在しない。
衝撃チューブを、標的での装填に直結するラインとして使用することができる。これらは、しばしば、ショットガンプライマーカートリッジポジションを組み込んだミニフレア銃のような手持ち式の発火装置を用いて点火される。この解決方法は、手持ち式の起爆装置を用いた使用者による点火が必要であるので、使用者が標的から離れられる距離が制限される。
代替の解決方法は、音響式の遠隔発火装置を使用することである。しかし、これは必ずしも信頼性を有さず、サンゴ、魚の群れ、金属の物体、様々な種類の水などによって影響を受けるので、潜水士にとって問題となる。
出願人の従前の解決方法は、水面起爆だけに適し得る浮揚装置に焦点を当てたものであった。この解決方法においては、設計上の制約のために水面下(深さ30m未満)または水面にしか配置することができなかった。フローティングは、発泡体または空気で満たされた浮揚装置を使用することによって達成された。これらの解決方法においては、別個の浮揚犠牲チューブに保持された爆発コードに接続された起爆装置を始動させる単一の遠隔発火装置だけを保持することができた。従前の解決方法に使用された設置方法は、時間がかかり、水面から標的まで起爆コードを使用しているので秘密裏に行うことができない。
水面下の時間遅延起爆は技術的に可能であったが、使用物質のためにリスクが増大した。潜水士にとっての二次的な危険は、物質の断片化に起因しており、機雷の場合の主装填のサイズや標的のサイズによっては、危険な領域が大幅に増加し、作業が長期化するため、困難になるおそれがあった。
以前の解決方法は、主ハウジングの一部ではない密閉された外部犠牲アセンブリへの接続を伴う電気式な起爆に一般的に使用されていた。しかし、設置のサービス制限内で使用されるので、操作能力によって使用が制限された。
海洋環境の脅威が増大する中での運用のために、陸上ベースのRFDの運用能力を強化し、関連する海洋利用者グループによる需要を満たすための解決方法が求められている。これにより、様々な操作能力を満たす全ての海洋使用者グループに単一の解決方法が提供される。
起爆装置の起爆/爆発物の起爆の安全性及び信頼性を高めるための解決方法が必要である。この文脈での安全とは、操作中の解決策の設置/展開中に意図しない起爆装置の起爆が確実に生じないことを意味する。意図しない起爆は非常に致命的である。
どのような解決方法においても、非常に浅い水域から水面から深い水域における操作を使用者が実施できることが必要である。
時間遅延を用いて、短距離及び長距離に亘る遠隔水面起爆及び水面下起爆を行う必要がある。解決方法は、離れた場所から遠隔で起爆できるように、水面展開のために設置及び展開が可能なものである。さらに、解決方法は、水面下に設置及び展開可能であり、水面に自ら解放できなくてはならない。
海洋浮揚装置及び種々の受信機を使用することにより、使用者は複数の操作能力をサポートすることができる。
本発明の第1の態様は、非電気式または電気式な起爆によって水線上及び水線下において遠隔発火装置を使用するための海洋浮揚装置であって、
a)衝撃チューブを介してそれぞれの爆発手段に接続可能な少なくとも2の受信機の組を有する受信機ハウジングであって、第1の受信機は分離のための時間遅延起爆に適合し、第2の受信機は当該海洋浮揚装置に必要とされる作動能力を満たすために遠隔起爆に適合する受信機ハウジングと、
b)受信機ハウジングに接続され、解放可能なバスケットハウジングと、
c)2つのハウジングを一体に保持する保持手段と、
d)時間遅延起爆用の受信機から開始される爆発手段による起爆時に受信機ハウジングをバスケットハウジングから分離することを可能にするように、保持手段を非活性化する分離手段と、
e)バスケットハウジング内に位置され得る衝撃チューブスプールであって、所望する標準動作手順に適合して当該海洋浮揚装置が展開する柔軟性を有するように第2の受信機を爆発手段に接続可能に所定長さの衝撃チューブを収容して含むスプール、及び/または、f)受信機ハウジングがバスケットハウジングから分離されると、受信機ハウジングが水面に浮くことができるように、受信機ハウジングに取り付け可能なフロートとを備え、
当該海洋浮揚装置の信頼性に影響を及ぼす水が侵入せずに、水深下の水の下に配備され動作することが可能な特性を有する衝撃チューブの非電気式または電気式な起爆が可能な海洋浮揚装置である。
好ましくは、受信機ハウジングは、腐食及び磁気感応を最小限に抑制する材料からなる。
好ましくは、前記材料は、アセタール、ステンレス鋼及びポリカーボネート部品の組み合わせである。
好ましくは、バスケットハウジングは、最大500mの長さの衝撃チューブをスプールに保持することが可能であり、当該海洋浮揚装置は、水面から深さ400mまでの範囲内にて動作可能であり、当該海洋浮揚装置の2つのハウジングが分離すると、当該2つのハウジングの間に張り渡しと緩みをもたらす。
好ましくは、受信機ハウジングは、バスケットハウジングに取り付けられた顎受け手段と協働して係合する下方に垂下するエジェクタアームに旋回可能に取り付けられ、エジェクタアームはクランプ動作で保持される、受信機ハウジングとバスケットハウジングとを解放可能に固定するように、保持手段によって顎受け手段と係合する。
好ましくは、顎受け手段は保持突起であり、保持突起は、2つのハウジングが互いに分離することを可能にする分離手段によって、保持手段の非作動時にエジェクタアームの解放及び開放を補助するための傾斜面を含む。
好ましくは、受信機ハウジングは、当該受信機ハウジング内の受信機のボタン操作を可能にするRRx作動プッシュボタンを備えた蓋を有する、請求項1から6の何れか1項に記載の海洋浮揚装置。
好ましくは、蓋は、アンテナが必要ない場合に、アンテナまたは水密キャップを収容するように適合された開口部を有する。
好ましくは、蓋は、ロッキングコードによってハウジングに固定され、ロッキングコードは、ロッキングチャネルを介してハウジングに嵌合される。
好ましくは、受信機ハウジングは、2つのディスプレイ窓と2つの受信機ボタンとを有し、受信機ディスプレイが視覚的に検査され、受信機ディスプレイ内のハウジング内に嵌合された受信機を動作させる外部アクセスが可能である。
好ましくは、受信機ハウジングは、間隔を置いて配置され、つなぎ留め式のステンレス鋼製の発火ばねを備え、下方に垂れ下がって一体化された少なくとも2本の脚部を有し、脚部は、受信機ハウジングがバスケットハウジングに接続されているとき、一直線上に位置し、バスケットハウジングの頂部と接触し、受信機ハウジングがバスケットハウジングに接続されているとき、つなぎ留め式のばねは、荷重を受けて圧縮され、分離手段の動作によってバスケットハウジングから受信機ハウジングを分離するための発射力を与えるように構成されている。
好ましくは、等間隔に配置され、下方に垂れ下がって一体化された脚部が4本存在する。
好ましくは、分離手段は、保持手段を不活性化するように受信機ハウジングを通るように適合された切断ブレードを有するブレードアセンブリを含み、ブレードアセンブリは、受信機ハウジング内に収容され、受信機ハウジング内にて分離起爆チャンバに接続され、分離起爆チャンバは、内部に時間遅延受信機に対する爆発手段を含み、時間遅延受信機に作動させる際、爆発手段は起爆して切断ブレードを切断して保持手段を不活性化させて、エジェクタアームを解放させ、脚部上のつなぎ留め式のばねをバスケットハウジングから分離させる力を減少させる。
好ましくは、2つのハウジングを解放可能に保持する保持手段は、バスケットハウジング上の脚部に対するクランプ位置にエジェクタアームを保持するように、エジェクタアームに固定可能な細長い部材を含み、細長い部材は、脚部からエジェクタアームを解放する補助するために、切断ブレードによって切断されるように構成されている。
好ましくは、細長い部材は、切断可能に構成されたタイ、コード、ワイヤ、糸、リンク、ストランド、ライン、バンド、ケーブルまたはツインである。
好ましくは、エジェクタアームをラグにしっかりと締め付けるように細長い部材に張力がかけられている。
好ましくは、細長い部材はバネ付勢のストラップである。
好ましくは、スプールを備える場合、受信機ハウジングは、グランドプレートと、受信機ハウジングの下面に設けられたグランドとを有し、グランドプレート及びグランドは、スプールから受信機ハウジング内に入るように衝撃チューブの接続が可能となるように適合され、受信機ハウジングの内側の衝撃チューブと受信機ハウジングの外側の衝撃チューブとの間の緊張緩和及び水密封止をもたらすために、グランドプレートはグランドを収容する。
好ましくは、受信機ハウジングが、海洋浮揚装置の一般的な固定及び繋止のための空隙を含む。
好ましくは、バスケットハウジングは、バスケットハウジング上のロッキングチャネルに挿入されたロッキングコードによってバスケットハウジングに固定された蓋を含み、蓋は保持ラグを含む。
好ましくは、バスケットハウジングの基部は、バスケットハウジングを海底に係留または繋ぎ止める際に使用するためのシャックル、または係留または繋ぎ止めの目的に適した任意の他の水中機構または装置を含む。
好ましくは、バスケットハウジングのベースは、張力緩和をもたらすために衝撃チューブの固定を可能にする複数の衝撃チューブ保持穴を含む。
好ましくは、主装填の爆発手段は、衝撃チューブを介して接続可能であり起爆される起爆装置である。
好ましくは、衝撃チューブは、衝撃チューブを始動することができる第2の受信機からの直接の何れかを介して、または電気式起爆装置を起爆することができる第2の受信機から接続可能であり、起爆可能である。
好ましくは、バスケットハウジングは、電気から衝撃チューブへの接続を可能にする能力を含む。
好ましくは、電気から衝撃チューブへの接続能力が、表面及び400m以内の水深を有することができ、起爆装置起爆後の水の進入を防止する。
好ましくは、電気−衝撃チューブ接続部は、電気式起爆による衝撃チューブの信頼できる起爆を可能にする機械的固定手段を含み、機械的固定手段は、水中での信頼できる起爆のために衝撃チューブを電気式起爆装置の近傍に保持するように、保持システムを介して衝撃チューブの配置及び位置を固定する。
好ましくは、スプールを備える場合、衝撃チューブスプールは、2ピース巻き取りアセンブリと、スプールの動作中に固定することを可能にするクランプ手段とを含む。
好ましくは、フロートは、浮力を提供しかつ当該海洋浮揚装置の安定性を向上させる1または複数のリングである。
好ましくは、複数のフロートリングを一緒にまたは独立して使用することができる。
好ましくは、フロートは、浮力を有する発泡体からなる。
好ましくは、複数のバスケットハウジングは、互いに重ね合わせて積層することが可能である。
好ましくは、複数のバスケットハウジングは、固着または係留オプションのためのカスタマイズされた解決策に結合され得る。
好ましくは、海洋浮揚装置は、永久磁石または切換可能な磁石を用いて係留することができる。
本発明の第2の態様は、スプールを備える場合、第1の態様に記載の海洋浮揚装置の設置方法である。本方法は、2つの衝撃チューブ受信機を使用する場合のステップを含む方法であって、
a)海洋浮揚装置の事前検査ドリルを実施し、海洋浮揚装置が事前検査ドリルに失敗した場合、当該海洋浮揚装置を隔離するステップと、
b)少なくとも2の受信機を準備するステップと、
c)受信機ハウジングの蓋を取り外し、受信機用に上部ブラケット及び下部ブラケットを選択し、受信機ハウジング内にベースブラケットを固定するステップと、
d)100mmを超える長さの衝撃チューブを準備し、衝撃チューブを分離起爆チャンバまたは分離起爆チャンバ内の電気式起爆手段に挿入するステップと、
e)フロート分離用に使用される時間遅延用の受信機をスイッチオンするステップと、
f)遠隔起爆用の受信機を受信機ハウジングに挿入するステップと、
g)上部ブラケットを使用して受信機を所定位置にしっかりと固定するステップと、
h)BIT試験及びタイマー設置が完了した後に、分離された長さの衝撃チューブを時間遅延用の受信機に挿入する、またはBIT試験が完了した後、時間遅延用の受信機と分離の電気式起爆方法とを接続するステップと、
i)バスケットハウジング内にスプールを挿入するステップと、
j)衝撃チューブの端部を予め取り付けられた起爆装置でつかみ、バスケットハウジングのベース内の3つの衝撃チューブ保持穴を挿通させるステップと、
k)バスケットハウジングと起爆装置との間の衝撃チューブの長さを調整するステップと、
l)衝撃チューブをバスケット蓋の中心穴に挿通させるステップと、
m)ロッキングコードを用いて蓋をバスケットハウジングに組み立てて固定し、衝撃チューブが蓋の中心孔を通って引っ張られるようにするステップと、
n)受信機ハウジングのグランドロックホイールが開放されていることを確認するステップと、
o)衝撃チューブの予備端を取って衝撃チューブのランニングエンドをトリミングして、衝撃チューブ製造業者の勧告に従って乾いた四角い切れ目を確保し、遠隔起爆用の1または複数の受信機の爆発手段に挿入するステップと、
p)バスケット蓋の中央からスプールに供給された衝撃チューブの新たに切断された端部をスプールに引き込み、グランドロックホイールとグランドプレートを介して受信機ハウジングに供給するか、または衝撃チューブの予備端部を電気?衝撃チューブ起爆の能力に供給するステップと、
q)外部プッシュボタンを押し、遠隔起爆用の受信機をオンにするステップと、
r)BITテストが完了した後、衝撃チューブを受信機に挿入するステップと、
s)受信機ハウジング上にフロートを向きを合わせて追加するステップと、
t)ハウジング蓋の封止を形成するために使用されるOリングを検査するステップと、
u)ロックコードを用いて受信機ハウジングに適合するように蓋の向きを合わせるステップと、
v)水密封止をもたらすために受信機ハウジングベース上のグランドロックホイールを閉じるステップと、
w)エジェクタアームは自由に動くが、エジェクタアームを閉じたクランプ位置に保持する張力を保持するように、保持ランヤードを受信機ハウジングに組み付けるステップと、
x)余分な衝撃チューブをスプールに送るステップと、
y)バスケットハウジングの蓋につなぎ留め式のばねの脚部を向きを合わせ、位置決めするステップと、
z)受信機ハウジングをバスケットハウジング上に押し下げて、受信機ハウジングをバスケットハウジングに固定して、海洋浮揚装置を展開準備が整った状態とするステップと、
を有する海洋浮揚装置の設置方法である。
好ましくは、1個の衝撃チューブ受信機と1個の電気式受信機を使用するステップを含む。
好ましくは、1個の衝撃チューブ用の受信機を使用するステップを含む。
好ましくは、2個の電気式受信機を使用するステップを含む。
好ましくは、1個の電気式受信機を使用するステップを含む。
本発明は、添付の図面を参照して、単なる例示として記載される。
本発明の実施形態に係る海洋浮揚装置の第1の展開オプションを示す概略図。 本発明の実施形態に係る海洋浮揚装置の第2の展開オプションを示す概略図。 本発明の実施形態に係る海洋浮揚装置の第3の展開オプションを示す概略図。 本発明の実施形態に係る海洋浮揚装置の第4の展開オプションを示す概略図。 本発明の実施形態に係る浮揚装置の分解斜視図であり、主受信機ハウジング、バスケットアセンブリ及び構成要素を示す。 本発明の実施形態に係る浮揚装置の分解斜視図であり、ブレードアセンブリ及びその構成要素を示す。 図5に示すようにベースに接続するための受信機ハウジングを設置した浮揚装置の斜視図。 図5及び図6に示す浮揚装置のバスケットハウジングの等角平面図。 図5、図6及び図7に示すバスケットの底面図、側面図及び上面図。 本発明の実施形態に係る浮揚装置の付属品、犠牲チューブ及び構成要素の等角側面図。 本発明の実施形態に係る浮揚装置のスプーラの等角側面図。 本発明の実施形態に係る、組み付けた及び組み付けられていない浮揚装置のフロートリングの正面図及び平面図。 本発明の第1の好適な実施形態に係る浮揚装置を設置するための最重要ステップを示すフローチャート。 本発明の第1の好適な実施形態に係る浮揚装置を設置するための最重要ステップを示すフローチャート。 本発明の第1の好適な実施形態に係る浮揚装置を設置するための最重要ステップを示すフローチャート。 本発明の第1の好適な実施形態に係る浮揚装置を設置するための最重要ステップを示すフローチャート。 本発明の第1の好適な実施形態に係る浮揚装置を設置するための最重要ステップを示すフローチャート。
以下、本発明の好適な実施形態に関連して本発明、すなわち分離可能な水中/浮上式浮揚装置について説明する。本発明は、これら好適な実施形態だけに限定されるものではなく、これら実施形態は本発明を単に例示するものであり、本発明の範囲から逸脱することなく変形及び変更が可能であることは容易に明らかであろう。
海洋浮揚装置には、図1から図4に示すように4つの展開オプションを有する。
a.水面無線遠隔発火(Remote Initiated Firing:RIF)−図1
本シナリオでは、発明された海洋浮揚装置MFDを使用して機雷を爆破する。潜水士は、海洋浮揚装置をアンカーポイントに固定する。時間間隔を経た後に、海洋浮揚装置MFDの2つのハウジングが分離され、受信機ハウジングは水面に浮き、遠隔発火装置RFDによる遠隔発火の準備がなされる。
b.RIFを使用した水面下での潜水士による解放と水面起爆−図2
本シナリオでは、水面起爆用のMFDを水面下で展開及び配置をし、手作業で解放。
c.時間遅延発火(Timed Initiated Firing:TIF)を使用した水面下展開−図3
本シナリオでは、主装填(main charge)を起爆するために水中でタイマーカウントダウンを使用した水面下での時間遅延発火(TIF)。
d.TIF分離水面RIF起爆のための水面下展開−図4
本シナリオでは、水面下展開の水面下タイマーカウントダウンTCを使用して行われるフローティングMFD分離によって水中に展開させる。フロートが水面に達すると、遠方から起爆可能。
浮揚装置によって、1または複数の受信機の時間遅延した遠隔起爆機能を利用して、水線上及び水線下にて遠隔起爆装置を使用することが可能となる。浮揚装置は2つの主要部を有する。
a.受信機ハウジングである上半分(トップハーフ)は、必要な操作機能を満たすために受信機の組を収容することが可能である。
b.バスケットである底半分(ボトムハーフ)は、スプールされた衝撃チューブ(ST)の長さに対応して、標準操作手順(SOP)に合わせて柔軟に展開することができ、使用者フレキシビリティがある。
浮揚装置の主な構成要素は以下の通りである。
a.受信機(図示せず)
b.受信機ハウジング(図5)
c.ブラケットキット(図5)
d. 犠牲チューブアセンブリ(図8)
e.浮揚装置スプーラ(図9)
f.フロートリング(図10)
図5から図8及び図10に、本発明の海洋浮揚装置を示す。海洋浮揚装置には、海洋浮揚装置を海洋ベースの遠隔発火システムとして利用できるように多数のRFDが供給されている。海洋浮揚装置は、2つの主要アセンブリ、すなわち受信機ハウジングアセンブリ(13)とバスケットアセンブリ(28)とに分解される。
浮揚装置は、好ましくは非電気式または電気式起爆によって、水中で使用するために主として衝撃チューブによる起爆が可能となるように設計されている。衝撃チューブは、信頼性に影響を及ぼすほどに水が侵入しないで水深の水中において配備及び操作できるに必要な特性を有する。浮揚装置によって、既存の使用者選択のために、電気式及び非電気式起爆で作動させる解決方法が提供される。
図9は、バスケットアセンブリに挿入するための衝撃チューブスプールを設置する際に使用されるスプーラを示す。
海洋浮揚装置は、2つの主要アセンブリから構成される。
a.受信機ハウジング13
海洋浮揚装置の上部は、受信機ハウジング13である。ハウジング13は、受信機を保持することができる。ハウジング材料は、必要に応じステンレス鋼及びポリカーボネート部品を使用するアセタールであることが好ましく、腐食及び磁気感応を最大限に抑制することができる。
b.バスケットアセンブリ28
海洋浮揚装置の底部は、海洋浮揚装置の2つのハウジングが分離したときに伸び及び弛緩がもたらされるように、その中に存在する所定長さの衝撃チューブを保持することができるバスケットハウジング26を備えたバスケットアセンブリ28である。(少なくとも60mの操作深度のために、衝撃チューブは少なくとも100m以下であることが好ましい。)バスケットアセンブリ28の材料はアセタールである。
本体アセンブリは、複数の重要な構成要素を含んでいる。
i.受信機ハウジング蓋2
受信機ハウジング蓋2は、装着された受信機のボタン作動を可能にするために使用されるRRx作動プッシュボタン1を、その上部中央に備える。蓋は、ロッキングチャネル22を介して取り付けられたロッキングコードを用いて固定されている。ロッキングコードは、蓋をハウジングに保持するために用いられている。
ii.表示ウィンドウ11及び受信機ボタン12
浮揚装置は、2つのディスプレイ窓11及び2つの受信機ボタン12を備えている。それぞれ一方が浮揚装置の反対側に位置しているので、他方のみが図5に示されている。これらの存在によって、外部からのアクセスによって内部に取り付けられた受信機を操作することが可能となる。ディスプレイ窓によって、受信機ディスプレイを視覚的に検査することが可能となる。
iii.バスケットエジェクタアーム45
バスケットエジェクタアームは受信機ハウジングに結合されており、エジェクタアーム45は、受信機ハウジングをバスケットに、または標的を固定する代替のインターフェースソルーションを固定するために使用される。バスケットエジェクタアームは、ピン23を用いて受信機ハウジングに旋回可能に保持されている。
iv.蓋アンテナ盲栓3,4
蓋アンテナ盲栓3は、外部アンテナが不要な場合に使用される。蓋アンテナ盲栓3は、蓋2のアンテナ開口部4に嵌め込まれ、封止する。
v.ハウジング脚部及び発火ばね15
受信機ハウジングには、つなぎ留め式のステンレス鋼製発火ばね15を備えた4本の脚部が結合されている。ハウジング脚部は、受信機ハウジング13をバスケット26または標的に固定するための代替のインターフェースソリューションに位置合さする際に役立つ。つなぎ留め式ばね15は、バスケット26にロックされたとき、負荷を受けて圧縮される。ばねは、バスケット13から受信機ハウジング13を分離するための発射力をもたらす。
vi.ブレードアセンブリ24及び図5a
ブレードアセンブリ24は、分離起爆チャンバの受信機ハウジング13内に収容されている。分離起爆チャンバは、設置(セットアップ)のために受信機ハウジング13の内部においてアクセスされ、メンテナンスのためには外部からアクセスされる。ブレードアセンブリ24には、エンクロージャ49(図5a)、切断ブレード48(図5a)、液浸シール用のOリング50(図5a)及びプレート47(図5a)が取り付けられ、2本の保持ボルト51(図5a)が、アセンブリを受信機ハウジング13内に保持するために用いられる。分離起爆チャンバは、電気式または非電気式の爆発性媒体手段によって操作することができる。
vii.分離は、爆発性媒体を起爆させて切断刃を押し下げ、切断前には受信機ハウジング13をバスケット26に保持する補助するために使用していた保持ランヤード25を切断することによって完了する。受信機ハウジング13は。分離され、ばね15の作動によってバスケット26から発射される。保持ランヤード25は、ばね付勢されており、受信機ハウジング13とバスケット26が一体に組み立てるときに、バスケットエジェクタアーム45を定位置に固定する。この構成要素は犠牲になり、一回しか使用してはいけない。トグルは必ずブレードアセンブリ側に取り付けなければならない。ランヤードは、使用者が一人で簡易に組み立てることを可能にするユニークな解決方法である。
viii.グランドプレート16及びグランドロックホイール(非電気式)17
主装填を起爆するために衝撃チューブを使用する場合、グランドプレート16及びグランドロックホイール17(両方とも非電気式)が使用される。受信機ハウジング13の下面には、グランドプレート16が組み付けられている。これは、押し込み及び回転操作によって固定されている。グランドプレート16は、受信機ハウジング13の内部のSTとハウジング13の外部のSTとの間を水密封止するために、グランドロックホイール17を収容している。
ix.固定空隙14
受信機ハウジング13の基部の壁に沿って、海洋浮揚装置の一般的な固定及び係留に使用される単一の円形空隙14が形成されている。
x.衝撃チューブ保持
受信機ハウジング13の基部の壁に沿って、単一のST発火装置(initiator)が使用される場合、または2個のST発火装置が使用される場合、全体的に固定するためにSTを保持するために使用される単一のSTリテーナが含まれている。
xi.ロッキングコード20
アセンブリの部品が確実に外れないように、コードが使用される。ロッキングコードは、2つの部品を組み立てたときに部品が外れないように、機械的な障害物を形成する溝(ロッキングチャンネル)に手で挿入される。
xii.ブラケットキット5,6,7,8,9,10,21
インタフェースブラケットキットは、受信機の様々な構成に使用される。キットは、いくつかの上部ブラケット5,7及び底部ブラケット8,21からなっている。受信機6,9の正しい取り付けを保証するために、様々なスペーサー6,9が設けられる。ブラケット窪み10は、異なる高さの受信機に対応するために使用される。受信機の高さは異なっていてもよい。スペーサー9を使用すると、高さの低い受信機をハウジング内で使用することができるようになる。インターフェイスキットによって、受信機が確実に保持され、適正に動作する場所に配置されることが保証される。
xiii.バスケットアセンブリ18,19,20,26,27,28,45,46
バスケットアセンブリは、隔離されたポスト分離(standoff post separation)及び所望する標的に対して水面下起爆を起こすための非電気式手段を提供する非電気式スプールを収容し、配備するために使用される。バスケットアセンブリは、バスケット26、シャックル27(固定用に使用される)及びバスケット蓋アセンブリ19を備える。バスケット26のベース45には、張力緩和をもたらすためにSTの固定を可能にするために3つのST保持穴が形成されている。バスケット蓋19は2つの保持ラグ18を有する。保持ラグ18は所定の角度で製造されるので、受信機ハウジング13のバスケットエジェクタアーム45がラグ18をクランプすると、エジェクタアーム45が強制的に開く。 蓋19は、ロッキングチャネルをロッキングチャネル20に挿入することによって取り付けられたロッキングコードを用いて、バスケットに固定されている。ロッキング方法は、受信機ハウジングの蓋2の場合と同様である。
xiv.アンテナアセンブリ29
浮揚装置は、受信機ハウジング蓋に組み付けるための多数のアンテナアセンブリを有している。このアセンブリは、再使用可能な受信機を配備する際、1/4波長アンテナ及び半波長アンテナを使用することができる。これらは、より高い海の状態での通信を向上させ、使用者のCONOPSをサポートするために使用される。アンテナアセンブリは、蓋アンテナ盲栓3を取り外して取り付けられる。アセンブリは、取り外しが容易であるという特徴を有する。OリングはOリングチャネル内に配置され、受信機ハウジング蓋2のねじ穴7にねじ込まれて、浸漬封止を生成する。
xv.犠牲チューブ(図8)
犠牲チューブは、電気式起爆装置を用いてSTを起爆させることができる。犠牲チューブは、ハウジング13の基部に嵌合し、STAの設置が完了すると嵌合することができる。STAプレートによって、受信機ハウジング内への機械的ストッパへの挿入及び回転を簡単にすることができる。STAプレートは、浸漬封止のためにOリングを利用する。犠牲チューブにアクセスするためには、ロッキングコードが除去され、STAハウジング32が分離される。電気式起爆装置のケーブルは、STAキャップ端部からチューブに送られる。犠牲チューブアセンブリ(STA)の設置が完了すると、STAプレート34に取り付けられたキャップねじが締め付けられて、起爆装置が点火した後に水の進入を防止するための二次浸漬封止が形成される。STAの設置が完了すると、電気式起爆装置のケーブルは、受信機ハウジング内の選択された電気式点火受信機に接続される。
xvi.スピットファイア・アダプタ36
スピットファイア・アダプタ36は、サイズが異なる起爆装置を固定するために使用される。使用者の起爆装置に対する要望に従って供給される。スピットファイア・アダプタ36に起爆装置を挿入し、アダプターをキャップ35に挿入する。スピットファイア・アダプタ36によって、STを2つの穴の1つに挿入することによって、スパイトファイア内の起爆装置の長さ方向に平行に挿入することが可能となる。スピットファイア・アダプタの上部本体の上部とベースの2つの凹んだ穴の周りにある。これにより、STを起爆装置に並列に供給するためのループが形成される。これにより、スピットファイア及び起爆装置内にSTが固定される。STAハウジング32は、固定コードを用いて固定されている。ロッキングコードは、突出するまで全周に亘ってねじ込まれる。
xvii.スプーラ(図9)
スプーラは、2ピースのリールアセンブリ40,41及びクレードル43からなる。リールアセンブリによって、配備のために予め準備されたバスケット26に挿入するためのSTを準備することができる。スプーラは、動作中に固定することを可能にするために、クレードル43を付随している。ロックカラー38は、動作中にスプーラをクレードルに保持する。スプーラには折り畳み可能なスプール軸を有しており、これにより準備されたSTスプールを簡単に取り外すことができる。取外可能プレート42を取り外すと、スプール軸は崩壊する。スプール軸41及びエンドプレート40によって、ケーブルタイをスプールされたSTの下に挿入すること、及びスプールが取り外れないようにSTを固定することが可能となる。
xviii.フロートリング(図10)
浮揚装置は、フロートリング44を備えている。フロートリングは、特別な発泡フォーム及び炭素繊維を用いて同長のピンボルトを固定するように構成されている。フロートリングによって、操作、戦術的状況及び海の状態に応じて、使用者に選択肢が生じる。フロートリングによって、展開時にフロートの浮力及び安定性が向上する。フロートリングを受信機ハウジングに取り付けても、ディスプレイ窓の表示やボタンアセンブリの機能は妨げられない。
ユニークな設計上の特徴
・犠牲的な保持ランヤードを備えた発射システム。この組み合わせにより、使用者が浮揚装置を簡単に設置することができるだけでなく、受信機ハウジングとバスケットアセンブリが分離したときに必要な発射機構がもたらされる。ランヤードは以下のように設計されている。
〇バスケットエジェクタアームに張力をかけており、2つの主要アセンブリが分離しない。
〇ブレードアセンブリによって切断され、分離可能となる。
〇使用者が一人で追加の工具や他者の存在を必要とせずに、2つの主要アセンブリを容易に組み立てることができる。
・ブラケットキットを用いて既存のRFDシステムを受信機ハウジングに特異に統合する。
・海面の状態が>1になるように水面において浮力を追加させるフロートリングを設計。フロートリングの使用によって、取り付けられた受信機を引き続き使用し、内部を視認することができる。
・スピットファイアは犠牲チューブの一部であり、起爆のために起爆装置の近くに衝撃チューブを保持するように設計されている。スピットファイアによって、起爆装置の破損が防止されるとともに、起爆のために確実にSTを起爆装置と平行に並んで位置させることができる。スピットファイアは、STAに組み立てられたときに、起爆装置の起爆に影響を及ぼすような水が起爆装置にかかることを防止するように封止する。
・受信機ハウジング13の蓋2、バスケット26の蓋19及びSTAハウジング32をキャップ35に保持するための使用されるロック機構。
・スプーラは、スプールされたSTを簡単に取り外すための折り畳み軸機構と、スプール形状を維持するためにSTスプール周りにケーブルタイを組み付けることが可能な設計的な特徴を有している。スプールエンドプレートは取り外し可能であり、衝撃チューブスプールをスプールから取り外すことができる。スプールは、ロックカラーを使用してクレードルに保持される。
動作シナリオをサポートするために、設置に関わる一般的な運用手順は、図11に記載された2個のST受信機の設定に従う。効率的な設置を保証するために浮揚装置を設置する前に、事前設置を行うことが推奨される。全受信機が対応する動作モードに設定され、バスケット挿入用に衝撃チューブの少なくとも1のスプールが使用可能であることが推奨される。1または複数の受信機を受信機ハウジングに取り付ける際、主装填のために必要な接続が内部で行われ、必要に応じて分離機能を動作させるために接続が行われる。
まず、浮揚装置の事前検査ドリル(inspection drill)を行う(100)。検査に失敗した場合、装置を隔離する(101)。検査ドリルに合格した場合、2個の衝撃チューブ(ST)受信機を準備する(102)。一方は時間遅延起爆モード用であり、他方は遠隔起爆モード用である。受信機ハウジングの蓋を取り外す(103)。受信機に適した上下ブラケットを選択し(104)、受信機ハウジング内にベースブラケットを固定する(105)。フロート分離用に使用される第1の受信機をスイッチオンして挿入する(106)。主装填用に使用される第2の受信機を挿入する(107)。上部ブラケットを、受信機を適所にしっかりとクランプするように組み付ける(108)。所定の長さの衝撃チューブを準備し(109)、この衝撃チューブを分離チャンバに挿入する(110)。衝撃チューブは、BIT試験が完了した後、第1の受信機に挿入する(111)。
スプールをバスケット内に挿入する(112)。予め取り付けられた起爆装置で端部をつかみ、バスケットのベースの3つの張力緩和穴を挿通させる。バスケットと起爆装置との間のSTの長さを調整する(113)。STの長さは、使用者の要求/特定の作業に応じたものとする。
バスケット蓋の中心穴にSTを通す(114)。受信機ハウジングのグランドロックホイールが開放されていることを確認し、STの予備端をグランドロックホイール及びグランドプレートを介して受信機ハウジングに供給されるスプールに取り付ける(115)。
ロックコードを使用して蓋をバスケットに組み立てて固定し(116)、STが蓋の中心穴を通して引っ張られるようにする。
主装填用の受信機に挿入する前に、ドライ及びスクエアカットを確実にするために、製造元の推奨事項に従ってSTのランニングエンドをトリミングする。STをグランドロッキングホイールを介して受信機ハウジングに挿入する。外部プッシュボタンを押して第2の受信機をオンにする。BITテストが完了したら、STを第2の受信機に挿入する(117)。
受信機ハウジングの上にフロートリングを、向きを合わせて組み付ける(118)。受信機のOリングに損傷がないか確認する(119)。受信機ハウジングに蓋を、向きを合わせて組み付け、固定する(120)。
受信機ハウジングベース上にグランドロッキングホイールを閉じて水密封止する(121)。エジェクタアームは自由に動くがエジェクタアームを閉位置に保持する張力を保持するように、保持ランヤードを受信機ハウジングに組み付ける(122)。STをSTリテーナ内に固定し、余分なSTをバスケットのスプール内に送り込む(123)。
受信機ハウジング脚部は、バスケット蓋のそれぞれの穴を用いて向き合わせをして、位置決めする(125)。受信機ハウジングをバスケット上に押し下げる(125)。最後に、ケーブルタイをスプールから取り外し(126)、最終的なトップダウンチェックが完了する。浮揚装置が直ちに展開可能となる準備が整う(127)。
動作シナリオをサポートするために、設置に関わる一般的な運用手順は、図12に記載された1個のSTと1個の電気式な受信機の設定に従う。効率的な設置を保証するために浮揚装置を設置する前に、事前設置を行うことが推奨される。全受信機が対応する動作モードに設定され、バスケット挿入用に衝撃チューブの少なくとも1のスプールが使用可能であることが推奨される。受信機を受信機ハウジングに取り付ける際、主装填のために必要な接続が内部で行われ、必要に応じて分離機能を動作させるために接続が行われる。
まず、浮揚装置の事前検査ドリルを行う(200)。検査に失敗した場合、装置を隔離する(201)。検査ドリルに合格した場合、1個のST受信機と1個の電気式受信機を準備する(202)。受信機ハウジングの蓋を取り外す(203)。受信機に適した上下ブラケットを選択し(204)、受信機ハウジング内にベースブラケットを固定する(205)。フロート分離用に使用される第1の受信機をスイッチオンして挿入する(206)。主装填用に使用される第2の受信機を挿入する(207)。上部ブラケットを、受信機をしっかりと定位置にクランプするように組み付ける(208)。所定の長さの衝撃チューブを準備し(209)、この衝撃チューブを分離チャンバに挿入する(210)。衝撃チューブを、BIT試験が完了した後、第1の受信機に挿入する(211)。
スプールをバスケット内に挿入する(212)。予め取り付けられた起爆装置で端部をつかみ、バスケットのベースの3つの張力緩和穴を挿通させる。バスケットと起爆装置との間のSTの長さを調整する(213)。STの長さは、使用者の要求/特定の作業に従う。
バスケット蓋の中心穴にSTを通す(214)。STAキャップ端からチューブを通して起爆装置を挿入して(215)、STAの電気式起爆装置を設置して組み立てる。スピットファイアを組み立てて設置する(216)。ST内部のスペア端部をSTAハウジンググランドを通して供給されるスプールに入れる(217)。スピットファイアを介してSTを挿入して二重に戻す(218)。ロッキングコードをロッキングチャネルに挿入して(219)、STAハウジングをSTAキャップに組み立てて固定することによって、STAの組み立てを完了する。電気式起爆ワイヤを受信機ハウジングに供給し(220)、受信機ハウジングのベースにSTAプレートを組み付ける(221)。
BITテストが完了したら(222)、電気式起爆装置のワイヤを受電端子に接続する。
受信機ハウジングの上にフロートリングを、向きを合わせて組み付ける(223)。受信機のOリングに損傷がないか確認する(224)。受信機ハウジングに蓋を、向き合わせて組み付け、固定する(225)。
エジェクタアームが自由に動くがエジェクタアームを閉位置に保持する張力を保持するように、保持ランヤードを受信機ハウジングに組み付ける(226)。バスケット蓋の穴を通してSTAを供給する(227)。受信機ハウジング脚部は、バスケット蓋内のそれぞれの穴によって向き合わせをして、位置決めする(228)。次に、受信機ハウジングをバスケット上に押し下げる(229)。最後に、ケーブルタイをスプールから取り外し(230)、最終的なトップダウンチェックが完了する。浮揚装置が直ちに展開可能となる準備が整う(231)。
動作シナリオをサポートするために、設置に関わる一般的な運用手順は、図13に記載され1個のST受信機の設定に従う。効率的な設置を保証するために浮揚装置を設置する前に、事前設置を行うことが推奨される。全受信機が対応する動作モードに設定され、バスケット挿入用に衝撃チューブの少なくとも1のスプールが使用可能であることが推奨される。受信機を受信機ハウジングに取り付ける際、主装填に必要な接続が内部で行われ、必要に応じて分離機能を動作させるために接続が行われる。
最初に、浮揚装置の事前検査ドリルを行う(300)。検査に失敗した場合、装置を隔離する(301)。検査ドリルに合格した場合と、時間遅延起爆または遠隔起爆モード用に1個の衝撃チューブ(ST)受信機を準備する(302)。受信機ハウジングの蓋を取り外す(303)。受信機に適した上下ブラケットを選択し(304)、受信機ハウジング内にベースブラケットを固定する(305)。主装填に使用される1個のST受信機を受信機位置2に挿入する(306)。受信機をしっかりと定位置にクランプするように組み立てる(307)。
スプールをバスケット内に挿入する(308)。予め取り付けられた起爆装置で端部をつかみ、バスケットのベースの3つの張力緩和穴を挿通させる。バスケットと起爆装置との間のSTの長さを調整する(309)。STの長さは、使用者の要求/特定の作業に応じたものとする。
バスケット蓋の中央の穴にSTを通して、ロックコードを使用して蓋をバスケットに組み立てて固定し、STが中央の蓋の穴に引っ張られるようにする(310)。受信機ハウジングのグランドロックホイールが開放されていることを確認し、グランドロックホイールとグランドプレートを介して受信機ハウジングに供給されるスプールの内側のSTのスペアエンドを取る(311)。
主装填器に挿入する前に、ドライ及びスクエアカットを確実にするために、製造元の推奨事項に従ってSTのランニングエンドをトリミングする。STをグランドロッキングホイールを介して受信機ハウジングに挿入する。外部プッシュボタンを押して第2の受信機をオンにする。 BITテストが完了したら、STを第2の受信機に挿入する(312)。
フロートリングの向きを決め、受信機ハウジングに組み付ける(313)。受信機のOリングに損傷がないか確認する(314)。受信機ハウジングに蓋を、向きを合わせて組み付け、固定する(315)。
受信機ハウジングベース上にグランドロックホイールを閉じて水密封止する(316)。エジェクタアームは自由に動くがエジェクタアームを閉位置に保持する張力を保持するように、アセンブリ用の保持ランヤードを受信機ハウジングに組み付ける(317)。STをST保持器に固定し、余分なSTをバスケットのスプールに送る(318)。
受信機ハウジング脚部は、バスケット蓋内のそれぞれの穴を用いて向き合わせして、位置決めする(319)。受信機ハウジングをバスケット上に押し下げる(320)。最後に、ケーブルタイをスプールから取り外し(321)、最終的なトップダウンチェックが完了する。浮揚装置が直ちに展開可能となる準備が整う(322)。
動作シナリオをサポートするために、設置に関わる一般的な運用手順は図14に記載された2個の電気式受信機の設定に従う。効率的な設置を保証するために浮揚装置を設置する前に、事前設置を行うことが推奨される。全受信機が対応する動作モードに設定され、バスケット挿入用に衝撃チューブの少なくとも1のスプールが使用可能であることが推奨される。受信機を受信機ハウジングに取り付ける際、主装填に必要な接続が内部で行われ、必要に応じて分離機能を動作させるために接続が行われる。
まず、浮揚装置の事前検査ドリルを行う(400)。検査に失敗した場合、装置を隔離する(401)。検査ドリルに合格した場合、2個の電気式受信機を準備する(402)、一方は時間遅延起爆モード用であり、他方は遠隔起爆モード用である。受信機ハウジングの蓋を取り外す(403)。受信機に適した上下ブラケットを選択し(404)、受信機ハウジング内にベースブラケットを固定する(405)。フロート分離用に使用される第1の受信機スイッチオンして挿入する(406)。主装填用に使用される第2の受信機を挿入する(407)。上部ブラケットを、受信機を適所にしっかりとクランプするように組み付ける(408)。電気装置を準備し(409)、分離チャンバに挿入する(410)。BIT試験が完了した後、電気装置ケーブルを第1の受信機に挿入する(411)。
バスケット蓋の中心穴にSTを通す(414)。チューブを通してSTAキャップ端部から起爆装置を挿入して(415)、STA内に電気式起爆装置を設置し、組み立てる。スピットファイアを組み立てて設置する(416)。STAハウジンググランドを通して供給されるスプールにSTの余分な端部を内部に送る(417)。スピットファイアを介してSTを挿入して二重に戻す(418)。ロッキングコードをロッキングチャネルに挿入することによって(419)、STAハウジングをSTAキャップに組み立てて固定してSTAの組み立てを完成させる。電気式起爆ワイヤを受信機ハウジングに送り(420)、受信機ハウジングのベースにSTAプレートを組み付ける(421)。
スプールをバスケットに挿入する(412)。予め取り付けられた起爆装置で端部をつかみ、バスケットのベースの3つの張力緩和穴を挿通させる。バスケットと起爆装置との間のSTの長さの調整する(413)。STの長さは、使用者の要求/特定の作業に従う。
BITテストが完了したら、電気式起爆ワイヤを電気式受信機の端子に接続する(422)。
受信機ハウジングの上にフロートリングを、向きを合わせて組み付ける(423)。受信機のOリングに損傷がないか確認する(424)。受信機ハウジングに蓋を、向きを合わせて組み付け、固定する(425)。
エジェクタアームは自由に動くがエジェクタアームを閉位置に保持する張力を保持するように、保持ランヤードを受信機ハウジングに組み付ける(426)。バスケット蓋の穴を通してSTAを供給する(427)。受信機ハウジング脚部は、バスケット蓋にそれぞれの穴を用いて向き合わせをして、位置決めする(428)。受信機ハウジングをバスケット上に押し下げる(429)。最後に、ケーブルタイをスプールから取り外し(430)、最終的なトップダウンチェックが完了する。浮揚装置が直ちに展開可能となる準備が整う(431)。
動作シナリオをサポートするために、設置に含まれる一般的な運用手順は、図15に記載された1個の電気式受信機の設定に従う。効率的な設置を保証するために浮揚装置を設置する前に、事前設置を行うことが推奨される。全受信機が対応する動作モードに設定され、バスケット挿入用に衝撃チューブの少なくとも1のスプールが使用可能であることが推奨される。受信機を受信機ハウジングに取り付ける際、主装填に必要な接続が内部で行われ、必要に応じて分離機能を動作させるために接続が行われる。
最初に、浮揚装置の事前検査ドリルを行う(500)。検査に失敗した場合、装置を隔離する(501)。検査に合格した場合、2個の電気式受信機を準備する(502)。一方は時間遅延起爆モード用であり、他方は遠隔起爆モード用である。受信機ハウジングの蓋を取り外す(503)。受信機に適した上下ブラケットを選択し(504)、受信機ハウジング内にベースブラケットを固定する(505)。主装填用に使用される電気式受信機を受信機位置2に挿入する(506)。受信機をしっかりと定位置にクランプするように組み立てる。
スプールをバスケットに挿入する(508)。予め取り付けられた起爆装置で端部をつかみ、バスケットのベースの3つの張力緩和穴を挿通させる。バスケットと起爆装置との間のSTの長さを調整する(509)。STの長さは、使用者の要求/特定の作業に応じたものとする。
バスケット蓋の中心穴にSTを通す(510)。STAのキャップ端からチューブを通して起爆装置を挿入して(511)、STAの電気式起爆装置を設置して組み立てる。スピットファイアを組み立てて設置する(512)。STA筐体グランドを通って供給されるスプールにST内部のスペア端をつける(513)。スピットファイアを通してSTを挿入して二重に戻す(514)。ロックコードをロックチャネルに挿入し(515)、STAハウジングをSTAキャップに組み立てて固定して、電気式起爆ワイヤを受信機ハウジングに送り(516)、受信機ハウジングのベースにSTAプレートを組み付ける(517)。
BITテストが完了したら、電気式起爆ワイヤを受電端子に接続する(518)。
受信機ハウジングの上にフロートリングを、向きを合わせて組み付ける(519)。受信機のOリングに損傷がないか確認する(520)。受信機ハウジングに蓋を、向きを合わせて組み付け、固定する(521)。
エジェクタアームは自由に動くがエジェクタアームを閉位置に保持する張力を保持するように、保持ランヤードを受信機ハウジングに組み付ける(522)。バスケット蓋の穴を通してSTAを供給する(523)。受信機ハウジング脚部は、バスケット蓋内のそれぞれの穴を用いて向き合わせをして、位置決めする(524)。次に、受信機ハウジングをバスケット上に押し下げる(515)。最後に、ケーブルタイをスプールから取り外し(526)、最終的なトップダウンチェックが完了する。浮揚装置が直ちに展開可能となる準備が整う(527)。
受信機ハウジングは、ブラケットキットを使用して内部に固定された複数の受信機を保持することができる。浮揚装置内で使用される受信機の選択は、実行される操作に従う。浮揚装置は、例えば図1〜図4に示すように、4つの主要な操作能力を完了するために使用することができる。
バスケットと受信機ハウジングの分離は2つの方法で行うことができる。
1.潜水士による手動。工具を用いて保持ランヤードを切断する。受信機ハウジング内に組み付けられる受信機は1個のみである。
2.時間遅延を使用してマウントされた切断ブレードを起爆する。切断ブレードは、ISFE(電気式)または衝撃チューブを使用して起爆される。受信機ハウジングには2個の受信機が組み付けられる。
分離のために、時間遅延は、第1の受信機に設定され、非電気式または電気式爆発性媒体を起爆させるために使用される。非電気式または電気式爆発性媒体の起爆によって、空気が分離チャンバ内で膨張して、ブレードアセンブリが強制的に押し下げられる。この動作によって、ストラップを切断する犠牲チューブのナイロン線が切断される。ランヤードバスケットのエジェクタアームは、発射ばねの力とバスケットの蓋のラグの角度によって強制的に開放される。バスケットが標的に繋がれた状態で、浮力のある受信機ハウジングが表面に浮いて、使用者が遠隔起爆を完遂することが可能となる。
海洋浮揚装置は、高価なUUV戦闘の必要性を防ぐ武器システムを起爆することができ、UUV上の武器システムの一部として展開された場合、UUVを再利用することができる。海洋浮揚装置は、遠隔指令で兵器システムまたは爆発物の爆薬を、秘密裏または公然と単一または複数の配備として起爆させることができる。
海洋浮揚装置は、海洋環境の脅威が増大する中での運用のための陸上RFDの運用能力を強化し、関連する海洋利用者グループによる需要を強化することが求められている。これにより、いくつかの運用機能を満たす使用者グループに一の解決手段がもたらされる。
海洋浮揚装置は、起爆装置/起爆爆発物を起爆する際の安全性及び信頼性を高めることが求められる。この文脈において安全とは、操作中の海洋浮揚装置の設置/展開中において起爆装置が意図せずに起爆しないように確実化することを意味する。意図しない起爆は壊滅的となりえる。
海洋浮揚装置より、非常に浅い水域、浅い水域及び深い水域における操作を使用者が行うことができる。
時間遅延を使用した短距離や長距離離れた水面起爆、及び水面下起爆を行う必要がある。海洋浮揚装置は、離れた場所から遠隔で起爆できるように、水面展開のために設置及び展開が可能である。海洋浮揚装置は、時間遅延を利用して地表面に自己解放するように、水面下展開用に設置して配置することができる。
海洋浮揚装置は、上記の必要な操作を行うために既存の受信機の組を保持することができる(図1〜図4参照)。
海洋浮揚装置は、内陸部の河川水域の下または上に隠れているか、または隠れた状態で配置することができる。 解決方法は、機敏で、迅速に設置し、基本的な展開が可能でなければなりない。
海洋浮揚装置により、潜水士の浮力に問題を生じさせることなく、既存の展開戦略を変更することなく、水中に展開することが可能となる。
海洋浮揚装置は、操作に合わせて単一または複数のフロートを配備することができ、1の制御下で個別または同時に遠隔起爆がなされる。
海洋浮揚装置は、潜水士または自律装置によって水中に展開することができる。
海洋浮揚装置は、ボート、潜水士または自律装置によって水上に展開することができる。
海洋浮揚装置は、安全性及び環境に影響を与えず、浸水なく必要な深さで利用できる材料を用いている。
海洋浮揚装置は、安静時から展開の開始までが迅速に設置される。
海洋浮揚装置の技術データ
本発明の利点の要約:
・同じ遠隔発火装置(RFD)を使用した複数の機能。
・4つの展開モード−1つに比べて柔軟なシステム。
・ときには秘密裏に、ときには公然と。
・再使用可能または犠牲。
・電気式または非電気式の起爆。
・時間遅延起爆または遠隔起爆のオプション。
・標的に固定するための代替接続オプション。
・水中展開のために中立的に浮揚する。
・秘密の展開と操作。
・低コスト−他のオプションと比較して。
・素早い設置時間。
・水線上または水線下に簡易に配置。
・重要な深さ能力。
・オペレータと爆薬の間に物理的なリンクが存在しない。
・60mまで浸漬できる。
・手作業または自立的に積み込み、輸送、配備のためのスリムラインフォームファクタ。
バリエーション
当然のことながら、上記は本発明の例示的な実施形態を示すものであり、当業者によって明らかである、これらに対する変更及び変形は、添付の特許請求の範囲に記載されている限りにおける広い範囲及び範囲内にあるとみなされる範囲が本発明の範囲である。
MFD…海洋浮揚装置、 RFD…無線発火装置、 M…機雷、 AP…アンカーポイント、 SD…海深、 TC…タイマーカウントダウン、 1…押しボタン及び作動ステム、 2…蓋、 3…盲栓、 4…アンテナ開口部、 5…上部ブラケット1、 6…スペーサー、 7…上部ブラケット2、 8…底部ブラケット1、 9…スペーサー、 10…ブラケット2窪み、 11…表示ウィンドウ(反対側の2番目の窓)、 12…押しボタン(反対側の2番目の押しボタン)、 13…受信機ハウジング、 14…固定空隙、 15…発火ばね、 16…グランドプレート(非電気式)、 17…グランドロックホイール(非電気式)、 18…保持ラグ、 19…バスケット蓋、 20…ロッキングコードチャネル、 21…底部ブラケット2、 22…ロッキングコードチャネル。 23…エジェクタアーム保持ピン、 24…ブレードアセンブリ、 25…保持ランヤード、 26…バスケットハウジング、 27…シャックル、 28…バスケットアセンブリ、 29…アンテナアセンブリ、 30…バスケット蓋の受信機ハウジング向き合わせ穴、 31…バスケットハウジング窪み、 32…STAハウジング、 33…チューブ、 34…STAプレート(電気式)、 35…STAキャップ、 36…スピットファイア、 37…窪み(3か所)、 38…ロック栓、 39…ハンドル、 40…エンドプレート、 41…折り畳み可能なスプール軸、 42…保持穴、 43…クランプ、 44…フロートリング、45…ST保持穴、 46…バスケットハウジング基部。

Claims (39)

  1. 非電気式または電気式な起爆によって水線上及び水線下において遠隔発火装置を使用するための海洋浮揚装置であって、
    a)衝撃チューブを介してそれぞれの爆発手段に接続可能な少なくとも2の受信機の組を有する受信機ハウジングであって、第1の受信機は分離のための時間遅延起爆に適合し、第2の受信機は当該海洋浮揚装置に必要とされる作動能力を満たすために遠隔起爆に適合する受信機ハウジングと、
    b)受信機ハウジングに接続され、解放可能なバスケットハウジングと、
    c)2つのハウジングを一体に保持する保持手段と、
    d)時間遅延起爆用の受信機から開始される爆発手段による起爆時に受信機ハウジングをバスケットハウジングから分離することを可能にするように、保持手段を非活性化する分離手段と、
    e)バスケットハウジング内に位置され得る衝撃チューブスプールであって、所望する標準動作手順に適合して当該海洋浮揚装置が展開する柔軟性を有するように第2の受信機を爆発手段に接続可能に所定長さの衝撃チューブを収容して含むスプール、及び/または、
    f)受信機ハウジングがバスケットハウジングから分離されると、受信機ハウジングが水面に浮くことができるように、受信機ハウジングに取り付け可能なフロートとを備え、
    当該海洋浮揚装置の信頼性に影響を及ぼす水が侵入せずに、水深下の水の下に配備され動作することが可能な特性を有する衝撃チューブの非電気式または電気式な起爆が可能な海洋浮揚装置。
  2. 受信機ハウジングは、腐食及び磁気感応を最小限に抑制する材料からなる、請求項に記載の海洋浮揚装置。
  3. 前記材料は、アセタール、ステンレス鋼及びポリカーボネート部品の組み合わせである、請求項2に記載の海洋浮揚装置。
  4. バスケットハウジングは、最大500mの長さの衝撃チューブをスプールに保持することが可能であり、当該海洋浮揚装置は、水面から深さ400mまでの範囲内にて動作可能であり、当該海洋浮揚装置の2つのハウジングが分離すると、当該2つのハウジングの間に張り渡しと緩みをもたらす、請求項1から3の何れか1項に記載の海洋浮揚装置。
  5. 受信機ハウジングは、バスケットハウジングに取り付けられた顎受け手段と協働して係合する下方に垂下するエジェクタアームに旋回可能に取り付けられ、エジェクタアームはクランプ動作で保持される、受信機ハウジングとバスケットハウジングとを解放可能に固定するように、保持手段によって顎受け手段と係合する、請求項1から4の何れか1項に記載の海洋浮揚装置。
  6. 顎受け手段は保持突起であり、保持突起は、2つのハウジングが互いに分離することを可能にする分離手段によって、保持手段の非作動時にエジェクタアームの解放及び開放を補助するための傾斜面を含む、請求項に記載の海洋浮揚装置。
  7. 受信機ハウジングは、当該受信機ハウジング内の受信機のボタン操作を可能にするRRx作動プッシュボタンを備えた蓋を有する、請求項1から6の何れか1項に記載の海洋浮揚装置。
  8. 蓋は、アンテナが必要ない場合に、アンテナまたは水密キャップを収容するように適合された開口部を有する、請求項7に記載の海洋浮揚装置。
  9. 蓋は、ロッキングコードによってハウジングに固定され、ロッキングコードは、ロッキングチャネルを介してハウジングに嵌合される、請求項8に記載の海洋浮揚装置。
  10. 受信機ハウジングは、2つのディスプレイ窓と2つの受信機ボタンとを有し、受信機ディスプレイが視覚的に検査され、受信機ディスプレイ内のハウジング内に嵌合された受信機を動作させる外部アクセスが可能である、請求項1から9の何れか1項に記載の海洋浮揚装置。
  11. 受信機ハウジングは、間隔を置いて配置され、つなぎ留め式のステンレス鋼製の発火ばねを備え、下方に垂れ下がって一体化された少なくとも2本の脚部を有し、脚部は、受信機ハウジングがバスケットハウジングに接続されているとき、一直線上に位置し、バスケットハウジングの頂部と接触し、受信機ハウジングがバスケットハウジングに接続されているとき、つなぎ留め式のばねは、荷重を受けて圧縮され、分離手段の動作によってバスケットハウジングから受信機ハウジングを分離するための発射力を与えるように構成されている、請求項1から10の何れか1項に記載の海洋浮揚装置。
  12. 等間隔に配置され、下方に垂れ下がって一体化された脚部が4本存在する、請求項11に記載の海洋浮揚装置。
  13. 分離手段は、保持手段を不活性化するように受信機ハウジングを通るように適合された切断ブレードを有するブレードアセンブリを含み、ブレードアセンブリは、受信機ハウジング内に収容され、受信機ハウジング内にて分離起爆チャンバに接続され、分離起爆チャンバは、内部に時間遅延受信機に対する爆発手段を含み、時間遅延受信機に作動させる際、爆発手段は起爆して切断ブレードを切断して保持手段を不活性化させて、エジェクタアームを解放させ、脚部上のつなぎ留め式のばねをバスケットハウジングから分離させる力を減少させる、請求項1から12の何れか1項に記載の海洋浮揚装置。
  14. 2つのハウジングを解放可能に保持する保持手段は、バスケットハウジング上の脚部に対するクランプ位置にエジェクタアームを保持するように、エジェクタアームに固定可能な細長い部材を含み、細長い部材は、脚部からエジェクタアームを解放する補助するために、切断ブレードによって切断されるように構成されている、請求項13に記載の海洋浮揚装置。
  15. 細長い部材は、切断可能に構成されたタイ、コード、ワイヤ、糸、リンク、ストランド、ライン、バンド、ケーブルまたはツインである、請求項14に記載の海洋浮揚装置。
  16. エジェクタアームをラグにしっかりと締め付けるように細長い部材に張力がかけられている、請求項15に記載の海洋浮揚装置。
  17. 細長い部材はバネ付勢のストラップである、請求項16に記載の海洋浮揚装置。
  18. スプールを備える場合、受信機ハウジングは、グランドプレートと、受信機ハウジングの下面に設けられたグランドとを有し、グランドプレート及びグランドは、スプールから受信機ハウジング内に入るように衝撃チューブの接続が可能となるように適合され、受信機ハウジングの内側の衝撃チューブと受信機ハウジングの外側の衝撃チューブとの間の緊張緩和及び水密封止をもたらすために、グランドプレートはグランドを収容する、請求項1から17の何れか1項に記載の海洋浮揚装置。
  19. 受信機ハウジングが、海洋浮揚装置の一般的な固定及び繋止のための空隙を含む、請求項1から18の何れか1項に記載の海洋浮揚装置。
  20. バスケットハウジングは、バスケットハウジング上のロッキングチャネルに挿入されたロッキングコードによってバスケットハウジングに固定された蓋を含み、蓋は保持ラグを含む、請求項1から19の何れか1項に記載の海洋浮揚装置。
  21. バスケットハウジングの基部は、バスケットハウジングを海底に係留または繋ぎ止める際に使用するためのシャックル、または係留または繋ぎ止めの目的に適した任意の他の水中機構または装置を含む、請求項20に記載の海洋浮揚装置。
  22. バスケットハウジングのベースは、張力緩和をもたらすために衝撃チューブの固定を可能にする複数の衝撃チューブ保持穴を含む、請求項21に記載の海洋浮揚装置。
  23. 主装填の爆発手段は、衝撃チューブを介して接続可能であり起爆される起爆装置である、請求項1から22の何れか1項に記載の海洋浮揚装置。
  24. 衝撃チューブは、衝撃チューブを始動することができる第2の受信機からの直接の何れかを介して、または電気式起爆装置を起爆することができる第2の受信機から接続可能であり、起爆可能である、請求項1から23の何れか1項に記載の海洋浮揚装置。
  25. バスケットハウジングは、電気から衝撃チューブへの接続を可能にする能力を含む請求項1から24の何れか1項に記載の海洋浮揚装置。
  26. 電気から衝撃チューブへの接続能力が、表面及び400m以内の水深を有することができ、起爆装置起爆後の水の進入を防止する、請求項1から25の何れか1項に記載の海洋浮揚装置。
  27. 電気−衝撃チューブ接続部は、電気式起爆による衝撃チューブの信頼できる起爆を可能にする機械的固定手段を含み、機械的固定手段は、水中での信頼できる起爆のために衝撃チューブを電気式起爆装置の近傍に保持するように、保持システムを介して衝撃チューブの配置及び位置を固定する、請求項1から26の何れか1項に記載の海洋浮揚装置。
  28. スプールを備える場合、衝撃チューブスプールは、2ピース巻き取りアセンブリと、スプールの動作中に固定することを可能にするクランプ手段とを含む、請求項1から27の何れか1項に記載の海洋浮揚装置。
  29. フロートは、浮力を提供しかつ当該海洋浮揚装置の安定性を向上させる1または複数のリングである、請求項1から28の何れか1項に記載の海洋浮揚装置。
  30. 複数のフロートリングを一緒にまたは独立して使用することができる、請求項29に記載の海洋浮揚装置。
  31. フロートは、浮力を有する発泡体からなる、請求項30に記載の海洋浮揚装置。
  32. 複数のバスケットハウジングは、互いに重ね合わせて積層することが可能である、請求項1から31の何れか1項に記載の海洋浮揚装置。
  33. 複数のバスケットハウジングは、固着または係留オプションのためのカスタマイズされた解決策に結合され得る、請求項32に記載の海洋浮揚装置。
  34. 海洋浮揚装置は、永久磁石または切換可能な磁石を用いて係留することができる、請求項1から33の何れか1項に記載の海洋浮揚装置。
  35. スプールを備える場合、2つの衝撃チューブ受信機を使用する場合のステップを含む、請求項1から34の何れか1項に記載の海洋浮揚装置の設置方法であって、
    a)海洋浮揚装置の事前検査ドリルを実施し、海洋浮揚装置が事前検査ドリルに失敗した場合、当該海洋浮揚装置を隔離するステップと、
    b)少なくとも2の受信機を準備するステップと、
    c)受信機ハウジングの蓋を取り外し、受信機用に上部ブラケット及び下部ブラケットを選択し、受信機ハウジング内にベースブラケットを固定するステップと、
    d)100mmを超える長さの衝撃チューブを準備し、衝撃チューブを分離起爆チャンバまたは分離起爆チャンバ内の電気式起爆手段に挿入するステップと、
    e)フロート分離用に使用される時間遅延用の受信機をスイッチオンするステップと、
    f)遠隔起爆用の受信機を受信機ハウジングに挿入するステップと、
    g)上部ブラケットを使用して受信機を所定位置にしっかりと固定するステップと、
    h)BIT試験及びタイマー設置が完了した後に、分離された長さの衝撃チューブを時間遅延用の受信機に挿入する、またはBIT試験が完了した後、時間遅延用の受信機と分離の電気式起爆方法とを接続するステップと、
    i)バスケットハウジング内にスプールを挿入するステップと、
    j)衝撃チューブの端部を予め取り付けられた起爆装置でつかみ、バスケットハウジングのベース内の3つの衝撃チューブ保持穴を挿通させるステップと、
    k)バスケットハウジングと起爆装置との間の衝撃チューブの長さを調整するステップと、
    l)衝撃チューブをバスケット蓋の中心穴に挿通させるステップと、
    m)ロッキングコードを用いて蓋をバスケットハウジングに組み立てて固定し、衝撃チューブが蓋の中心孔を通って引っ張られるようにするステップと、
    n)受信機ハウジングのグランドロックホイールが開放されていることを確認するステップと、
    o)衝撃チューブの予備端を取って衝撃チューブのランニングエンドをトリミングして、衝撃チューブ製造業者の勧告に従って乾いた四角い切れ目を確保し、遠隔起爆用の1または複数の受信機の爆発手段に挿入するステップと、
    p)バスケット蓋の中央からスプールに供給された衝撃チューブの新たに切断された端部をスプールに引き込み、グランドロックホイールとグランドプレートを介して受信機ハウジングに供給するか、または衝撃チューブの予備端部を電気?衝撃チューブ起爆の能力に供給するステップと、
    q)外部プッシュボタンを押し、遠隔起爆用の受信機をオンにするステップと、
    r)BITテストが完了した後、衝撃チューブを受信機に挿入するステップと、
    s)受信機ハウジング上にフロートを向きを合わせて追加するステップと、
    t)ハウジング蓋の封止を形成するために使用されるOリングを検査するステップと、
    u)ロックコードを用いて受信機ハウジングに適合するように蓋の向きを合わせるステップと、
    v)水密封止をもたらすために受信機ハウジングベース上のグランドロックホイールを閉じるステップと、
    w)エジェクタアームは自由に動くが、エジェクタアームを閉じたクランプ位置に保持する張力を保持するように、保持ランヤードを受信機ハウジングに組み付けるステップと、
    x)余分な衝撃チューブをスプールに送るステップと、
    y)バスケットハウジングの蓋につなぎ留め式のばねの脚部を向きを合わせ、位置決めするステップと、
    z)受信機ハウジングをバスケットハウジング上に押し下げて、受信機ハウジングをバスケットハウジングに固定して、海洋浮揚装置を展開準備が整った状態とするステップと、
    を有する海洋浮揚装置の設置方法。
  36. 1個の衝撃チューブ受信機と1個の電気式受信機を使用するステップを含む、請求項35に記載の海洋浮揚装置の設置方法。
  37. 1個の衝撃チューブ用の受信機を使用するステップを含む、請求項35に記載の海洋浮揚装置の設置方法。
  38. 2個の電気式受信機を使用するステップを含む、請求項35に記載の海洋浮揚装置の設置方法。
  39. 1個の電気式受信機を使用するステップを含む、請求項35に記載の海洋浮揚装置の設置方法。
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