JP6652260B2 - ネットワークシステム、接続用情報設定方法および接続用情報設定プログラム - Google Patents
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Description
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、クライアント装置をPPPoE規定のLANに接続する際に、該クライアント装置のLANインタフェースに、接続用情報(IPアドレスおよびサブネットマスク)を自動的に設定することが可能なネットワークシステム、接続用情報設定方法および接続用情報設定プログラムを提供することを、その目的としている。
PPPoE(Point-to-Point Protocol over Ethernet)プロトコルに準拠した動作を行うクライアント装置と利用可能なIPアドレスをあらかじめ設定登録しているサーバ装置とを含むネットワークシステムにおいて、
前記クライアント装置が、前記サーバ装置との間でIPCP(Internet Protocol Control Protocol)シーケンスを繰り返し実施することによって、利用可能なIPアドレスの有効範囲を取得し、取得した該IPアドレスの有効範囲に基づいてサブネットマスクを算出するとともに、該IPアドレスの有効範囲内のいずれか任意のIPアドレスを選択して、接続用情報として、当該クライアント装置に設定する手段を
有することを特徴とする。
PPPoE(Point-to-Point Protocol over Ethernet)プロトコルに準拠した動作を行うクライアント装置と利用可能なIPアドレスをあらかじめ設定登録しているサーバ装置とを含むネットワークシステムにおいて、前記クライアント装置に接続用情報を設定する接続用情報設定方法であって、
前記クライアント装置が、前記サーバ装置との間でIPCP(Internet Protocol Control Protocol)シーケンスを繰り返し実施することによって、利用可能なIPアドレスの有効範囲を取得し、取得した該IPアドレスの有効範囲に基づいてサブネットマスクを算出するとともに、該IPアドレスの有効範囲内のいずれか任意のIPアドレスを選択して、前記接続用情報として、当該クライアント装置に設定するステップを
有することを特徴とする。
PPPoE(Point-to-Point Protocol over Ethernet)プロトコルに準拠した動作を行うクライアント装置と利用可能なIPアドレスをあらかじめ設定登録しているサーバ装置とを含むネットワークシステムにおいて、前記クライアント装置に接続用情報を設定する処理をコンピュータによって実行する接続用情報設定プログラムであって、
前記クライアント装置が、前記サーバ装置との間でIPCP(Internet Protocol Control Protocol)シーケンスを繰り返し実施することによって、利用可能なIPアドレスの有効範囲を取得し、取得した該IPアドレスの有効範囲に基づいてサブネットマスクを算出するとともに、該IPアドレスの有効範囲内のいずれか任意のIPアドレスを選択して、前記接続用情報として、当該クライアント装置に設定する処理を
有することを特徴とする。
本発明の実施形態の説明に先立って、本発明の特徴についてその概要をまず説明する。本発明は、RFC2516規定のプロトコルであるPPPoE(Point-to-Point Protocol over Ethernet)プロトコルに準拠した動作を行うクライアント装置の接続用情報(IPアドレスおよびサブネットマスク)に関する自動設定方式に関するものであり、PPPoE規定のLAN(Local Area Network)に接続しようとするクライアント装置が、利用可能なIPアドレスをあらかじめ登録しているサーバ装置との間でRFC1332規定のプロトコルであるIPCP(Internet Protocol Control Protocol)プロトコルに準拠したコマンド・応答の送受信を繰り返し実施することによって、サーバ装置が払い出すIPアドレスの範囲(以降、有効範囲と呼ぶ)を取得することを主要な特徴としている。また、該有効範囲から算出したサブネットマスク、および、該有効範囲内にあるいずれか任意のIPアドレスを接続先情報としてクライアント装置のLANインタフェースに自動的に設定することも主要な特徴の一つである。而して、現状において、クライアント装置のユーザが手動で設定していた場合のような人為的なミスを軽減することができるとともに、クライアント装置への接続用情報の設定に要する時間を短縮することができる。
次に、本発明に係るネットワークシステムの構成例について図1を参照しながら説明する。図1は、本発明に係るネットワークシステムのシステム構成の一例を模式的に示したシステム構成図である。図1に示すように、本ネットワークシステムは、クライアント装置10、サーバ装置20および複数台(図1には3台の場合を示している)の端末30から構成されていて、クライアント装置10は、接続ポート11を介してサーバ装置20と接続されており、LANインタフェース12を介して3台の端末30が接続されている構成例を示している。
次に、図1に示したネットワークシステムの動作について、図2に示すシーケンスチャートを参照しながらその概要について説明する。図2は、図1に示したネットワークシステムの動作の概要を説明するためのシーケンスチャートであり、クライアント装置10がサーバ装置20から得た情報に基づいて、接続先情報を生成してクライアント装置10のLANインタフェース12に自動的に設定するまでの動作の流れの一例を示している。
次に、図1に示したネットワークシステムの具体的な動作について説明する。まず、図3に示すシーケンスチャートを参照しながら第1の動作例を説明する。図3は、図1に示したネットワークシステムの具体的な動作の一例である第1の動作例を説明するためのシーケンスチャートである。なお、図3においては、サーバ装置情報25に示すように、サーバ装置20が払い出すことが可能なIPアドレスの払い出し範囲が、‘10.0.1.1’〜 ‘10.0.1.6’までの6個のIPアドレスである場合を例示している。
次に、図1に示したネットワークシステムの具体的な動作として第2の動作例について図4を参照しながら説明する。図4は、図1に示したネットワークシステムの具体的な動作の図3の第1の動作例とは異なる第2の動作例を説明するためのシーケンスチャートである。本第2の動作例においては、前記第1の動作例に比して、IPCPシーケンスの繰り返し回数を低減して、有効範囲における接続用情報(サブネットマスクおよびIPアドレス)を設定するまでの時間の短縮を図ることが可能になる動作例を示している。
以上に詳細に説明したように、本発明の実施形態においては、次のような効果を奏することができる。
11 接続ポート
12 LANインタフェース
13 有効範囲取得部
14 接続用情報設定部
15 クライアント装置情報
15A クライアント装置情報
20 サーバ装置
25 サーバ装置情報
25A サーバ装置情報
30 端末
Claims (9)
- PPPoE(Point-to-Point Protocol over Ethernet)プロトコルに準拠した動作を行うクライアント装置と利用可能なIPアドレスをあらかじめ設定登録しているサーバ装置とを含むネットワークシステムにおいて、
前記クライアント装置が、前記サーバ装置との間でIPCP(Internet Protocol Control Protocol)シーケンスを繰り返し実施することによって、利用可能なIPアドレスの有効範囲を取得し、取得した該IPアドレスの有効範囲に基づいてサブネットマスクを算出するとともに、該IPアドレスの有効範囲内のいずれか任意のIPアドレスを選択して、接続用情報として、当該クライアント装置に設定する手段を
有することを特徴とするネットワークシステム。 - 前記クライアント装置が、前記サーバ装置との間でIPCPシーケンスを繰り返し実施する際に、
まず、前記サーバ装置との間で‘all0’のIPアドレスを用いたIPCPシーケンスを行うことによって、利用可能な先頭IPアドレスを取得した後、該先頭IPアドレスに‘1’ずつ順次加算したIPアドレスを用いたIPCPシーケンスを繰り返し実施することによって得られた、前記サーバ装置が払い出すIPアドレスの範囲を、利用可能なIPアドレスの有効範囲として取得する
ことを特徴とする請求項1に記載のネットワークシステム。 - 前記クライアント装置が、前記サーバ装置との間でIPCPシーケンスを繰り返し実施する際に、
まず、前記サーバ装置との間で‘all0’のIPアドレスを用いたIPCPシーケンスを行うことによって、利用可能な先頭IPアドレスを取得した後、該先頭IPアドレスの最下位のビットに上書き設定した‘1’を左方向に1ビットずつ順次シフトしたIPアドレスを用いたIPCPシーケンスを繰り返し実施することによって得られた、前記サーバ装置が払い出すIPアドレスの範囲に基づいて、利用可能なIPアドレスのホスト部分の領域を取得することにより、利用可能なIPアドレスの有効範囲を算出して取得する
ことを特徴とする請求項1に記載のネットワークシステム。 - PPPoE(Point-to-Point Protocol over Ethernet)プロトコルに準拠した動作を行うクライアント装置と利用可能なIPアドレスをあらかじめ設定登録しているサーバ装置とを含むネットワークシステムにおいて、前記クライアント装置に接続用情報を設定する接続用情報設定方法であって、
前記クライアント装置が、前記サーバ装置との間でIPCP(Internet Protocol Control Protocol)シーケンスを繰り返し実施することによって、利用可能なIPアドレスの有効範囲を取得し、取得した該IPアドレスの有効範囲に基づいてサブネットマスクを算出するとともに、該IPアドレスの有効範囲内のいずれか任意のIPアドレスを選択して、前記接続用情報として、当該クライアント装置に設定するステップを
有することを特徴とする接続用情報設定方法。 - 前記クライアント装置が、前記サーバ装置との間でIPCPシーケンスを繰り返し実施する際に、
まず、前記サーバ装置との間で‘all0’のIPアドレスを用いたIPCPシーケンスを行うことによって、利用可能な先頭IPアドレスを取得した後、該先頭IPアドレスに‘1’ずつ順次加算したIPアドレスを用いたIPCPシーケンスを繰り返し実施することによって得られた、前記サーバ装置が払い出すIPアドレスの範囲を、利用可能なIPアドレスの有効範囲として取得する
ことを特徴とする請求項4に記載の接続用情報設定方法。 - 前記クライアント装置が、前記サーバ装置との間でIPCPシーケンスを繰り返し実施する際に、
まず、前記サーバ装置との間で‘all0’のIPアドレスを用いたIPCPシーケンスを行うことによって、利用可能な先頭IPアドレスを取得した後、該先頭IPアドレスの最下位のビットに上書き設定した‘1’を左方向に1ビットずつ順次シフトしたIPアドレスを用いたIPCPシーケンスを繰り返し実施することによって得られた、前記サーバ装置が払い出すIPアドレスの範囲に基づいて、利用可能なIPアドレスのホスト部分の領域を取得することにより、利用可能なIPアドレスの有効範囲を算出して取得する
ことを特徴とする請求項4に記載の接続用情報設定方法。 - PPPoE(Point-to-Point Protocol over Ethernet)プロトコルに準拠した動作を行うクライアント装置と利用可能なIPアドレスをあらかじめ設定登録しているサーバ装置とを含むネットワークシステムにおいて、前記クライアント装置に接続用情報を設定する処理をコンピュータによって実行する接続用情報設定プログラムであって、
前記クライアント装置が、前記サーバ装置との間でIPCP(Internet Protocol Control Protocol)シーケンスを繰り返し実施することによって、利用可能なIPアドレスの有効範囲を取得し、取得した該IPアドレスの有効範囲に基づいてサブネットマスクを算出するとともに、該IPアドレスの有効範囲内のいずれか任意のIPアドレスを選択して、前記接続用情報として、当該クライアント装置に設定する処理を
有することを特徴とする接続用情報設定プログラム。 - 前記クライアント装置が、前記サーバ装置との間でIPCPシーケンスを繰り返し実施する際に、
まず、前記サーバ装置との間で‘all0’のIPアドレスを用いたIPCPシーケンスを行うことによって、利用可能な先頭IPアドレスを取得した後、該先頭IPアドレスに‘1’ずつ順次加算したIPアドレスを用いたIPCPシーケンスを繰り返し実施することによって得られた、前記サーバ装置が払い出すIPアドレスの範囲を、利用可能なIPアドレスの有効範囲として取得する
ことを特徴とする請求項7に記載の接続用情報設定プログラム。 - 前記クライアント装置が、前記サーバ装置との間でIPCPシーケンスを繰り返し実施する際に、
まず、前記サーバ装置との間で‘all0’のIPアドレスを用いたIPCPシーケンスを行うことによって、利用可能な先頭IPアドレスを取得した後、該先頭IPアドレスの最下位のビットに上書き設定した‘1’を左方向に1ビットずつ順次シフトしたIPアドレスを用いたIPCPシーケンスを繰り返し実施することによって得られた、前記サーバ装置が払い出すIPアドレスの範囲に基づいて、利用可能なIPアドレスのホスト部分の領域を取得することにより、利用可能なIPアドレスの有効範囲を算出して取得する
ことを特徴とする請求項7に記載の接続用情報設定プログラム。
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JP2017215457A JP6652260B2 (ja) | 2017-11-08 | 2017-11-08 | ネットワークシステム、接続用情報設定方法および接続用情報設定プログラム |
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