JP6652052B2 - 画像処理装置および画像処理方法 - Google Patents

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Description

本開示は、画像処理装置および画像処理方法に関し、特に、点広がり関数を高精度で推定することができるようにした画像処理装置および画像処理方法に関する。
近年、撮影装置において収差等のレンズの特性によって劣化した劣化画像から、劣化前の画像(以下、復元画像という)を復元する手法が考案されている。この手法としては、レンズ固有の劣化情報を予め蓄積しておき、その劣化情報に基づいて撮影距離や焦点距離に応じた補正データを作成し、補正データに基づいて劣化画像から復元画像を生成する手法がある(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、レンズ固有の劣化情報、撮影距離や焦点距離等が未知である場合、このような手法を用いることはできない。また、この手法では、劣化画像において、レンズの製造誤差等により、予め計測して蓄積しておいた劣化情報とは異なる劣化が発生している場合、復元精度が低下する。また、レンズ交換式撮影装置により撮影された劣化画像から復元画像を生成する場合、想定されるレンズの数が多いため、予め蓄積しておく劣化情報の情報量が多くなる。
そこで、予め劣化情報を計測し、蓄積しておくのではなく、劣化画像から劣化情報を算出して復元を行うブラインドデコンボリューション(blind deconvolution)と呼ばれる手法が考案されている。このブラインドデコンボリューションは、劣化画像から劣化情報として点広がり関数(PSF(Point Spread Function))を推定し、劣化画像に対して点広がり関数を逆畳み込みすることにより復元画像を生成する手法である(例えば、特許文献2および非特許文献1参照)。
特開2013-243763号公報 国際公開第2011/099244号
"High-quality Motion Deblurring from a Single Image", Qi Shan, Jiaya Jia and Aseem Agarwala, SIGGRAPH 2008
しかしながら、劣化画像が繰り返しパターンを含む場合、ブラインドデコンボリューションにより点広がり関数を高精度で推定することはできない。その結果、復元画像の画質が劣化する。
本開示は、このような状況に鑑みてなされたものであり、点広がり関数を高精度で推定することができるようにするものである。
本開示の一側面の画像処理装置は、画像から繰り返しパターンを検出する検出部と、前記画像から前記検出部により検出された繰り返しパターンを除外する除外部と、前記除外部により前記繰り返しパターンが除外された前記画像を用いて点広がり関数を推定する推定部とを備える画像処装置である。
本開示の一側面の画像処理方法は、本開示の一側面の画像処理装置に対応する。
本開示の一側面においては、画像から繰り返しパターンが検出され、検出された繰り返しパターンが前記画像から除外され、前記繰り返しパターンが除外された前記画像を用いて点広がり関数が推定される。
なお、本開示の一側面の画像処理装置は、コンピュータにプログラムを実行させることにより実現することができる。
また、本開示の一側面の画像処理装置を実現するために、コンピュータに実行させるプログラムは、伝送媒体を介して伝送することにより、又は、記録媒体に記録して、提供することができる。
本開示の一側面によれば、画像を処理することができる。また、本開示の一側面によれば、点広がり関数を高精度で推定することができる。
なお、ここに記載された効果は必ずしも限定されるものではなく、本開示中に記載されたいずれかの効果であってもよい。
本開示を適用した画像処理装置の第1実施の形態の構成例を示すブロック図である。 ブラインドデコンボリューションを説明する図である。 図1の推定部による点広がり関数の推定を説明する図である。 図1の画像処理装置の画像処理を説明するフローチャートである。 本開示を適用した画像処理装置の第2実施の形態の構成例を示すブロック図である。 図5の画像処理装置の画像処理を説明するフローチャートである。 本開示を適用した画像処理装置の第3実施の形態の構成例を示すブロック図である。 図7の画像処理装置の画像処理を説明するフローチャートである。 本開示を適用した画像処理装置の第4実施の形態の構成例を示すブロック図である。 図9の画像処理装置の画像処理を説明するフローチャートである。 点広がり関数の推定の他の例を説明する図である。 点広がり関数の推定のさらに他の例を説明する図である。 コンピュータのハードウエアの構成例を示すブロック図である。
以下、本開示の前提および本開示を実施するための形態(以下、実施の形態という)について説明する。なお、説明は以下の順序で行う。
1.第1実施の形態:画像処理装置(図1乃至図4)
2.第2実施の形態:画像処理装置(図5および図6)
3.第3実施の形態:画像処理装置(図7および図8)
4.第4実施の形態:画像処理装置(図9および図10)
5.第1実施の形態乃至第4実施の形態の他の例(図11および図12)
6.第5実施の形態:コンピュータ(図13)
<第1実施の形態>
(画像処理装置の第1実施の形態の構成例)
図1は、本開示を適用した画像処理装置の第1実施の形態の構成例を示すブロック図である。
図1の画像処理装置10は、分割部11、変換部12、検出部13、除外部14、推定部15、および復元部16により構成される。画像処理装置10は、ブラインドデコンボリューションにより、劣化画像から復元画像を生成する。
具体的には、画像処理装置10の分割部11は、外部から入力される劣化画像を所定のサイズの変換用領域に分割する。分割部11は、分割された各変換用領域の劣化画像を変換部12に供給する。
変換部12は、変換用領域ごとに、分割部11から供給される劣化画像に対して離散コサイン変換(DCT(Discrete Cosine Transform))を行う。変換部12は、離散コサイン変換の結果得られる係数行列を検出部13に供給する。
検出部13は、変換部12から供給される各変換用領域の係数行列に基づいて、劣化画像から、係数行列の1次の成分の割合が閾値以下である変換用領域を、繰り返しパターンとして検出する。
具体的には、検出部13は、変換用領域ごとに、以下の式(1)により、係数行列に基づいて評価値を算出する。
Figure 0006652052
式(1)において、Scoreは評価値を表し、Xi,jは、係数行列のうちのi行j列の係数を表す。式(1)によれば、評価値として、直流成分を除いた係数行列のうちの1次の成分の割合が計算される。
ここで、離散コサイン変換は、1次の基底が1つのエッジを含む領域に対応し、2次以上の基底が少なくとも2つのエッジを含む領域に対応する行列である。即ち、離散コサイン変換の2次以上の基底は、繰り返しパターンを含む領域に対応する。従って、評価値が小さいほど、即ち1次の成分の割合が小さいほど、変換用領域は、繰り返しパターンを含む領域である可能性が高い。よって、検出部13は、評価値が閾値以下である変換用領域を、繰り返しパターンとして検出する。検出部13は、繰り返しパターンとして検出された変換用領域の位置を表す繰り返しパターン情報を除外部14に供給する。
除外部14は、検出部13から供給される繰り返しパターン情報に基づいて、外部から入力される劣化画像内の繰り返しパターン情報が表す位置の領域を、繰り返しパターンとしてマスキングにより除外する。なお、除外部14は、マスキングではなく、劣化画像内の繰り返しパターンを所定の色(例えば黒色)にすることにより、繰り返しパターンを除外するようにしてもよい。除外部14は、繰り返しパターンが除外された劣化画像を推定部15に供給する。
推定部15は、除外部14から供給される繰り返しパターンが除外された劣化画像を、変換用領域と同一のサイズの推定用領域に分割する。推定部15は、繰り返しパターンが除外された劣化画像を用いて、推定用領域ごとに変換用領域と同一のサイズの点広がり関数の推定を行う。点広がり関数の推定方法としては、非特許文献1に記載されているブラインドデコンボリューションにおける手法などを採用することができる。また、点広がり関数のサイズは、例えば、外部から予め入力される。推定部15は、推定された点広がり関数を復元部16に供給する。
復元部16は、推定用領域ごとに、推定部15から供給される点広がり関数に基づいて、外部から入力される劣化画像から復元画像を生成する。復元画像の生成方法としては、ウィーナーフィルタ法やリチャードソン・ルーシー法などのノンブラインドデコンボリューション(non-blind deconvolution)における手法を採用することができる。この場合、復元部16は、推定部15から供給される点広がり関数をそのまま用いて復元画像を生成する。
また、復元画像の生成方法としては、ブラインドデコンボリューションにおける手法を用いることもできる。この場合、復元部16は、点広がり関数を初期値として点広がり関数を求め、その点広がり関数を用いて復元画像を生成する。復元部16は、復元画像を出力する。
(ブラインドデコンボリューションの説明)
図2は、ブラインドデコンボリューションを説明する図である。
なお、図2において、波形は、輝度信号の1次元の断面を表している。
ブラインドデコンボリューションでは、劣化画像における劣化が線形性を持つと仮定され、劣化画像と劣化のない理想的な画像の関係が、以下の式(2)で定義される。
Figure 0006652052
式(2)において、bは劣化画像、lは理想的な画像、kは劣化を表す点広がり関数、*は畳み込み積分を表す。Bはフーリエ変換後の劣化画像、Lはフーリエ変換後の理想的な画像、Kはフーリエ変換後の劣化を表す点広がり関数を表す。
式(2)によれば、劣化画像は、理想的な画像と劣化を表す点広がり関数の畳み込み積分によって求められる。なお、式(2)では、ノイズの影響は無視されている。
ブラインドデコンボリューションでは、劣化画像のみが既知であり、点広がり関数と理想的な画像は未知である。従って、点広がり関数と理想的な画像を同時に求めることは悪条件問題に相当する。よって、式(2)の条件下では、解の不定性により点広がり関数と理想的な画像を同時に求めることは難しい。特に劣化画像に繰り返しパターンが含まれる場合、右辺における乗算の展開の仕方によって点広がり関数に重大な誤差が生じる場合がある。
例えば、図2に示すように、劣化画像が繰り返しパターンを含み、劣化画像の輝度信号の波形が図2の左辺で示す波形である場合、理想的な画像および点広がり関数の組み合わせとしては、図2の右辺で示す2つの組み合わせのいずれかが求められ得る。
しかしながら、劣化画像に含まれる繰り返しパターンが、理想的な画像においても存在するものである場合、図2の右辺の上段の組み合わせが正解であり、下段の組み合わせは失敗である。従って、この場合、図2の右辺の下段の組み合わせが求められると、点広がり関数に重大な誤差が生じる。その結果、点広がり関数を用いて生成された復元画像の画質が劣化する。
そこで、画像処理装置10は、劣化画像の繰り返しパターンを除外し、繰り返しパターンが除外された劣化画像を用いて点広がり関数を推定することにより、点広がり関数を高精度で推定する。
(点広がり関数の推定の説明)
図3は、図1の推定部15による点広がり関数の推定を説明する図である。
図3のAおよび図3のBの左側に示すように、推定部15は、繰り返しパターンが除外された劣化画像20の推定用領域21ごとに点広がり関数の推定を行う。しかしながら、推定用領域21のサイズが変換用領域のサイズと同一であるため、繰り返しパターンとして除外された変換用領域(以下、除外領域という)22を推定用領域21として点広がり関数は推定することができない。
従って、図3のAおよび図3のBの中央に示すように、推定部15により推定される点広がり関数に対応する推定用領域21は、除外領域22以外の領域となる。よって、推定部15は、例えば、図3のAの右側に示すように、周囲(例えば上下左右)の除外領域22以外の推定用領域21の点広がり関数から線形補間(バイリニア法)などを用いて、除外領域22の点広がり関数を求める。この場合、画像内の位置によって点広がり関数が異なる(点広がり関数がSpace_Variantである)場合であっても、正確に点広がり関数を推定することができる。
なお、推定部15は、例えば、図3のBの右側に示すように、除外領域22以外の推定用領域21の点広がり関数の平均値を、全ての推定用領域21の点広がり関数に決定するようにすることもできる。
(画像処理装置の処理の説明)
図4は、図1の画像処理装置10の画像処理を説明するフローチャートである。この画像処理は、例えば、外部から画像処理装置10に劣化画像が入力されたとき、開始される。
図4のステップS11において、画像処理装置10の分割部11は、外部から入力された劣化画像を変換用領域に分割する。分割部11は、分割された各変換用領域の劣化画像を変換部12に供給する。
ステップS12において、変換部12は、変換用領域ごとに、分割部11から供給される劣化画像に対して離散コサイン変換を行う。変換部12は、離散コサイン変換の結果得られる係数行列を検出部13に供給する。
ステップS13において、検出部13は、変換用領域ごとに、上述した式(1)により、係数行列に基づいて評価値を算出する。ステップS14において、検出部13は、算出された評価値が閾値以下である変換用領域を、繰り返しパターンとして検出する。検出部13は、繰り返しパターンとして検出された変換用領域の位置を表す繰り返しパターン情報を除外部14に供給する。
ステップS15において、除外部14は、検出部13から供給される繰り返しパターン情報に基づいて、外部から入力された劣化画像内の繰り返しパターン情報が表す位置の領域を、繰り返しパターンとしてマスキングにより除外する。除外部14は、繰り返しパターンが除外された劣化画像を推定部15に供給する。
ステップS16において、推定部15は、除外部14から供給される繰り返しパターンが除外された劣化画像を、推定用領域に分割する。ステップS17において、推定部15は、繰り返しパターンが除外された劣化画像を用いて、推定用領域ごとに点広がり関数の推定を行う。推定部15は、推定された点広がり関数を復元部16に供給する。
ステップS18において、復元部16は、推定用領域ごとに、推定部15から供給される点広がり関数に基づいて、劣化画像から復元画像を生成し、出力する。そして、処理は終了する。
以上のように、画像処理装置10は、劣化画像から繰り返しパターンを除外し、繰り返しパターンが除外された劣化画像を用いて点広がり関数を推定する。従って、点広がり関数を高精度で推定することができる。その結果、点広がり関数を用いて生成される復元画像の画質を向上させることができる。また、劣化画像に繰り返しパターンが含まれるかどうかによらず点広がり関数を高精度で推定することができるため、点広がり関数推定結果の安定性が向上する。
また、推定用領域のサイズが変換用領域のサイズと同一であるので、繰り返しパターンを除外することにより、点広がり関数を推定する領域が削減され、推定処理の速度が向上する。
また、画像処理装置10は、上述した式(1)により求められる評価値が閾値以下である変換用領域を繰り返しパターンとして検出する。従って、画像処理装置10は、ブラインドデコンボリューションにおける点広がり関数の推定方法で最も精度良く点広がり関数を推定可能な単一(一直線)のエッジのみを含む領域を、繰り返しパターン以外の領域として残すことができる。その結果、点広がり関数の精度が向上する。
さらに、画像処理装置10では、変換用領域と点広がり関数のサイズが同一であるため、係数行列の1次の成分の割合に基づいて、点広がり関数より小さい周期の繰り返しパターンを検出することができる。従って、点広がり関数の推定に影響しない、点広がり関数より大きい周期の繰り返しパターンが無駄に除外されることを防止することができる。
<第2実施の形態>
(画像処理装置の第2実施の形態の構成例)
図5は、本開示を適用した画像処理装置の第2実施の形態の構成例を示すブロック図である。
図5に示す構成のうち、図1の構成と同じ構成には同じ符号を付してある。重複する説明については適宜省略する。
図5の画像処理装置30の構成は、新たに仮復元部31が設けられる点、および、除外部14、復元部16の代わりに、除外部32、復元部33が設けられる点が、図1の構成と異なる。画像処理装置30は、劣化画像から仮の復元画像を生成し、仮の復元画像から最終的な復元画像を生成する。
具体的には、画像処理装置30の仮復元部31は、ショックフィルタ等のフィルタ処理やブラインドデコンボリューションにより、外部から入力される劣化画像から仮の復元画像を生成する。仮復元部31は、生成された仮の復元画像を、分割部11、除外部32、および復元部33に供給する。
除外部32は、検出部13から供給される繰り返しパターン情報に基づいて、仮復元部31から供給される仮の復元画像内の繰り返しパターン情報が表す位置の領域を、繰り返しパターンとしてマスキングにより除外する。なお、除外部32は、マスキングではなく、仮の復元画像内の繰り返しパターンを所定の色(例えば黒色)にすることにより、繰り返しパターンを除外するようにしてもよい。除外部32は、繰り返しパターンが除外された仮の復元画像を推定部15に供給する。
復元部33は、推定用領域ごとに、推定部15から供給される点広がり関数に基づいて、仮復元部31から供給される仮の復元画像から復元画像を生成する。復元画像の生成方法としては、復元部16における手法と同様の手法を採用することができる。復元部33は、復元画像を出力する。
(画像処理装置の処理の説明)
図6は、図5の画像処理装置30の画像処理を説明するフローチャートである。この画像処理は、例えば、外部から画像処理装置30に劣化画像が入力されたとき、開始される。
図6のステップS30において、画像処理装置30の仮復元部31は、ショックフィルタ等のフィルタ処理やブラインドデコンボリューションにより、外部から入力された劣化画像から仮の復元画像を生成する。仮復元部31は、生成された仮の復元画像を、分割部11、除外部32、および復元部33に供給する。
ステップS31において、分割部11は、仮復元部31から供給される仮の復元画像を変換用領域に分割する。分割部11は、分割された各変換用領域の仮の復元画像を変換部12に供給する。
ステップS32において、変換部12は、変換用領域ごとに、分割部11から供給される仮の復元画像に対して離散コサイン変換を行う。変換部12は、離散コサイン変換の結果得られる係数行列を検出部13に供給する。
ステップS33およびS34の処理は、図4のステップS13およびS14の処理と同様であるので、説明は省略する。
ステップS35において、除外部32は、検出部13から供給される繰り返しパターン情報に基づいて、仮復元部31から供給される仮の復元画像内の繰り返しパターン情報が表す位置の領域を、繰り返しパターンとしてマスキングにより除外する。除外部32は、繰り返しパターンが除外された仮の復元画像を推定部15に供給する。
ステップS36において、推定部15は、除外部32から供給される繰り返しパターンが除外された仮の復元画像を、推定用領域に分割する。ステップS37において、推定部15は、繰り返しパターンが除外された仮の復元画像を用いて、推定用領域ごとに点広がり関数の推定を行う。推定部15は、推定された点広がり関数を復元部33に供給する。
ステップS38において、復元部33は、推定用領域ごとに、推定部15から供給される点広がり関数に基づいて、仮復元部31から供給される仮の復元画像から復元画像を生成し、出力する。そして、処理は終了する。
<第3実施の形態>
(画像処理装置の第3実施の形態の構成例)
図7は、本開示を適用した画像処理装置の第3実施の形態の構成例を示すブロック図である。
図7に示す構成のうち、図1や図5の構成と同じ構成には同じ符号を付してある。重複する説明については適宜省略する。
図7の画像処理装置50の構成は、仮復元部31が新たに設けられる点が図1の構成と異なる。画像処理装置50は、仮の復元画像から繰り返しパターンを検出し、劣化画像から繰り返しパターンを除外する。
(画像処理装置の処理の説明)
図8は、図7の画像処理装置50の画像処理を説明するフローチャートである。この画像処理は、例えば、外部から画像処理装置50に劣化画像が入力されたとき、開始される。
図8のステップS50乃至S54の処理は、図6のステップS30乃至S34の処理と同様であるので、説明は省略する。
ステップS55乃至S58の処理は、図4のステップS15乃至S18の処理と同様であるので、説明は省略する。
<第4実施の形態>
(画像処理装置の第4実施の形態の構成例)
図9は、本開示を適用した画像処理装置の第4実施の形態の構成例を示すブロック図である。
図9に示す構成のうち、図1の構成と同じ構成には同じ符号を付してある。重複する説明については適宜省略する。
図9の画像処理装置70の構成は、分割部11の代わりに分割部71が設けられる点、および、新たに判定部72が備えられる点が図1の構成と異なる。画像処理装置70は、劣化画像から生成された復元画像を新たな劣化画像として復元を繰り返すことにより、最終的な復元画像を生成する。
画像処理装置70の分割部71は、外部から入力される劣化画像または判定部72から供給される劣化画像を、変換用領域に分割する。分割部11は、分割された各変換用領域の劣化画像を変換部12に供給する。
判定部72は、復元部16により生成された復元画像が収束したかどうかを判定する。例えば、判定部72は、現在の復元により生成された復元画像と、1つ前の復元により生成された復元画像との差分が閾値以下である場合、復元画像が収束したと判定し、閾値より大きい場合、復元画像が収束していないと判定する。
判定部72は、復元画像が収束していないと判定された場合、その復元画像を劣化画像として分割部71に供給する。これにより、復元が繰り返される。一方、復元画像が収束したと判定された場合、判定部72は、その復元画像を最終的な復元画像として出力する。
(画像処理装置の処理の説明)
図10は、図9の画像処理装置70の画像処理を説明するフローチャートである。この画像処理は、例えば、外部から画像処理装置70に劣化画像が入力されたとき、開始される。
図10のステップS71において、画像処理装置70の分割部71は、外部から入力される劣化画像または判定部72から供給される劣化画像を変換用領域に分割する。分割部71は、分割された各変換用領域の劣化画像を変換部12に供給する。
ステップS72乃至S77の処理は、図4のステップS12乃至S17の処理と同様であるので、説明は省略する。
ステップS78において、復元部16は、推定用領域ごとに、推定部15から供給される点広がり関数に基づいて、劣化画像から復元画像を生成し、判定部72に供給する。
ステップS79において、判定部72は、復元部16から供給される復元画像が収束したかどうかを判定する。ステップS79で復元画像が収束していないと判定された場合、ステップS80において、判定部72は、その復元画像を劣化画像として分割部71に供給する。そして、処理はステップS71に戻り、復元画像が収束したと判定されるまで、ステップS71乃至S80の処理が繰り返される。
一方、ステップS79で復元画像が収束したと判定された場合、ステップS81において、判定部72は、その復元画像を最終的な復元画像として出力し、処理を終了する。
以上のように、画像処理装置70は、復元画像を用いて繰り返しパターンを検出するので、正確に繰り返しパターンを検出することができる。
なお、除外および復元に用いられる画像は、判定部72から供給される復元画像であってもよい。この場合、劣化画像に対して繰り返し復元が行われるため、復元の精度が高まり、復元画像の画質が向上する。また、第4実施の形態では、復元画像が収束するまで復元が繰り返されたが、所定の回数だけ復元が繰り返されるようにしてもよい。
また、第1乃至第4実施の形態では、推定用領域ごとに点広がり関数の推定が行われるようにしたが、劣化画像全体に対して点広がり関数の推定が行われるようにしてもよい。この場合、図11のAおよび図11のBの左側に示すように、推定部15は、繰り返しパターンが除外された劣化画像20ごとに点広がり関数の推定を行う。
このとき、推定部15は、例えば、図11のAに示すように、劣化画像20内の除外領域22以外の領域を用いて推定を行う。または、推定部15は、図11のBに示すように、劣化画像20内の除外領域22の境界に対してぼかし等の境界処理を行い、その結果得られるマスキング境界の目立たない画像を用いて推定を行う。以上のように、劣化画像全体に対して点広がり関数の推定が行われる場合、劣化画像全体に対する推定の回数が少ないため、高速で復元画像を生成することができる。
また、第1乃至第4実施の形態では、推定用領域のサイズが変換用領域のサイズと同一であるようにしたが、推定用領域のサイズは、点広がり関数のサイズ以上であれば、これに限定されない。推定用領域のサイズが変換用領域のサイズと異なる場合、図12のA乃至図12のDの左側に示すように、推定部15は、繰り返しパターンが除外された劣化画像20の推定用領域101ごとに点広がり関数の推定を行う。
このとき、推定部15は、図12のAおよび図12のBに示すように、劣化画像20内の除外領域22以外の領域を用いて推定を行う。または、図12のCおよび図12のDに示すように、劣化画像20内の除外領域22の境界に対して境界処理を行い、その結果得られるマスキング境界の目立たない画像を用いて推定を行う。
推定部15は、例えば、図12のAおよび図12のCに示すように、推定用領域101ごとの点広がり関数を最終的な点広がり関数として出力する。この場合、画像内の位置によって点広がり関数が異なる(点広がり関数がSpace_Variantである)場合であっても、正確な点広がり関数を出力することができる。
なお、推定部15は、図12のBおよび図12のDに示すように、各推定用領域101の点広がり関数の平均値を最終的な点広がり関数として出力することもできる。
また、第1乃至第4実施の形態では、変換用領域のサイズが点広がり関数のサイズと同一であるようにしたが、変換用領域のサイズは、点広がり関数のサイズ以上であれば、点広がり関数のサイズと同一でなくてもよい。
変換用領域のサイズが点広がり関数のサイズより大きい場合には、評価値は、例えば、以下の式(3)により求められる。
Figure 0006652052
式(3)において、Scoreは評価値を表し、Xi,jは、係数行列のうちのi行j列の係数を表す。また、thは、2×変換用領域のサイズlpatch÷点広がり関数のサイズlpsfである。式(3)によれば、評価値として、直流成分を除いた係数行列のうちの次数が所定値以下の成分の割合が計算される。そして、評価値が閾値以下である変換用領域が、繰り返しパターンとして検出される。
<第5実施の形態>
(本開示を適用したコンピュータの説明)
上述した一連の処理は、ハードウエアにより実行することもできるし、ソフトウエアにより実行することもできる。一連の処理をソフトウエアにより実行する場合には、そのソフトウエアを構成するプログラムが、コンピュータにインストールされる。ここで、コンピュータには、専用のハードウエアに組み込まれているコンピュータや、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能な、例えば汎用のパーソナルコンピュータなどが含まれる。
図13は、上述した一連の処理をプログラムにより実行するコンピュータのハードウエアの構成例を示すブロック図である。
コンピュータ200において、CPU(Central Processing Unit)201,ROM(Read Only Memory)202,RAM(Random Access Memory)203は、バス204により相互に接続されている。
バス204には、さらに、入出力インタフェース205が接続されている。入出力インタフェース205には、入力部206、出力部207、記憶部208、通信部209、及びドライブ210が接続されている。
入力部206は、キーボード、マウス、マイクロフォンなどよりなる。出力部207は、ディスプレイ、スピーカなどよりなる。記憶部208は、ハードディスクや不揮発性のメモリなどよりなる。通信部209は、ネットワークインタフェースなどよりなる。ドライブ210は、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、又は半導体メモリなどのリムーバブルメディア211を駆動する。
以上のように構成されるコンピュータ200では、CPU201が、例えば、記憶部208に記憶されているプログラムを、入出力インタフェース205及びバス204を介して、RAM203にロードして実行することにより、上述した一連の処理が行われる。
コンピュータ200(CPU201)が実行するプログラムは、例えば、パッケージメディア等としてのリムーバブルメディア211に記録して提供することができる。また、プログラムは、ローカルエリアネットワーク、インターネット、デジタル衛星放送といった、有線または無線の伝送媒体を介して提供することができる。
コンピュータ200では、プログラムは、リムーバブルメディア211をドライブ210に装着することにより、入出力インタフェース205を介して、記憶部208にインストールすることができる。また、プログラムは、有線または無線の伝送媒体を介して、通信部209で受信し、記憶部208にインストールすることができる。その他、プログラムは、ROM202や記憶部208に、あらかじめインストールしておくことができる。
なお、コンピュータ200が実行するプログラムは、本明細書で説明する順序に沿って時系列に処理が行われるプログラムであっても良いし、並列に、あるいは呼び出しが行われたとき等の必要なタイミングで処理が行われるプログラムであっても良い。
また、本明細書に記載された効果はあくまで例示であって限定されるものではなく、他の効果があってもよい。
なお、本開示の実施の形態は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本開示の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。
例えば、点広がり関数の推定方法は、繰り返しパターンによって推定誤差が生じる方法であれば、非特許文献1に記載されているブラインドデコンボリューションにおける手法に限定されない。
本開示は、1つの機能をネットワークを介して複数の装置で分担、共同して処理するクラウドコンピューティングの構成をとることができる。
また、上述のフローチャートで説明した各ステップは、1つの装置で実行する他、複数の装置で分担して実行することができる。
さらに、1つのステップに複数の処理が含まれる場合には、その1つのステップに含まれる複数の処理は、1つの装置で実行する他、複数の装置で分担して実行することができる。
なお、本開示は、以下のような構成もとることができる。
(1)
画像から繰り返しパターンを除外する除外部と、
前記除外部により前記繰り返しパターンが除外された前記画像を用いて点広がり関数を推定する推定部と
を備える画像処置装置。
(2)
前記画像から前記繰り返しパターンを検出する検出部
をさらに備える
前記(1)に記載の画像処理装置。
(3)
前記画像に対して、1次の基底が1つのエッジを含む領域に対応する変換を行う変換部
をさらに備え、
前記検出部は、前記変換部による変換の結果に基づいて、前記繰り返しパターンを検出する
ように構成された
前記(2)に記載の画像処理装置。
(4)
前記変換部は、前記画像を分割した変換用領域ごとに、前記画像に対して前記変換を行い、
前記検出部は、前記変換部による変換の結果得られる変換行列の1次の成分の割合が閾値以下である変換用領域を、前記繰り返しパターンとして検出する
ように構成された
前記(3)に記載の画像処理装置。
(5)
前記推定部は、前記画像を分割した推定用領域ごとに前記点広がり関数を推定し、
前記変換用領域のサイズは、前記点広がり関数のサイズと同一である
ように構成された
前記(4)に記載の画像処理装置。
(6)
前記変換は、離散コサイン変換である
ように構成された
前記(3)乃至(5)のいずれかに記載の画像処理装置。
(7)
前記画像は、劣化後の画像から劣化前の画像を復元した復元画像である
ように構成された
前記(1)乃至(6)のいずれかに記載の画像処理装置。
(8)
前記画像から劣化前の前記画像を復元した復元画像から前記繰り返しパターンを検出する検出部
をさらに備える
前記(1)に記載の画像処理装置。
(9)
前記推定部により推定された前記点広がり関数を用いて、前記画像から前記復元画像を生成する復元部
をさらに備え、
前記除外部は、前記復元画像から前記繰り返しパターンを除外する
前記(8)に記載の画像処理装置。
(10)
前記復元部は、前記復元画像が収束した場合、前記復元画像を出力する
ように構成された
前記(9)に記載の画像処理装置。
(11)
前記復元部は、所定の回数だけ前記復元画像の生成を繰り返す
ように構成された
前記(9)に記載の画像処理装置。
(12)
前記推定部により推定された前記点広がり関数を用いて、前記画像から前記復元画像を生成する復元部
をさらに備える
ように構成された
前記(8)に記載の画像処理装置。
(13)
前記復元部は、前記復元画像が収束した場合、前記復元画像を出力する
ように構成された
前記(12)に記載の画像処理装置。
(14)
前記復元部は、所定の回数だけ前記復元画像の生成を繰り返す
ように構成された
前記(12)に記載の画像処理装置。
(15)
画像処理装置が、
画像から繰り返しパターンを除外する除外ステップと、
前記除外ステップの処理により前記繰り返しパターンが除外された前記画像を用いて点広がり関数を推定する推定ステップと
含む画像処理方法。
10 画像処理装置, 12 変換部, 13 検出部, 14 除外部, 15 推定部, 16 復元部, 30 画像処理装置, 50 画像処理装置, 70 画像処理装置

Claims (14)

  1. 画像から繰り返しパターンを検出する検出部と、
    前記画像から前記検出部により検出された繰り返しパターンを除外する除外部と、
    前記除外部により前記繰り返しパターンが除外された前記画像を用いて点広がり関数を推定する推定部と
    を備える画像処装置。
  2. 前記画像に対して、1次の基底が1つのエッジを含む領域に対応する変換を行う変換部
    をさらに備え、
    前記検出部は、前記変換部による変換の結果に基づいて、前記繰り返しパターンを検出する
    ように構成された
    請求項に記載の画像処理装置。
  3. 前記変換部は、前記画像を分割した変換用領域ごとに、前記画像に対して前記変換を行い、
    前記検出部は、前記変換部による変換の結果得られる変換行列の1次の成分の割合が閾値以下である変換用領域を、前記繰り返しパターンとして検出する
    ように構成された
    請求項に記載の画像処理装置。
  4. 前記推定部は、前記画像を分割した推定用領域ごとに前記点広がり関数を推定し、
    前記変換用領域のサイズは、前記点広がり関数のサイズと同一である
    ように構成された
    請求項に記載の画像処理装置。
  5. 前記変換は、離散コサイン変換である
    ように構成された
    請求項に記載の画像処理装置。
  6. 前記画像は、劣化後の画像から劣化前の画像を復元した復元画像である
    ように構成された
    請求項1に記載の画像処理装置。
  7. 前記画像から劣化前の前記画像を復元した復元画像から前記繰り返しパターンを検出する検出部
    をさらに備える
    請求項1に記載の画像処理装置。
  8. 前記推定部により推定された前記点広がり関数を用いて、前記画像から前記復元画像を生成する復元部
    をさらに備え、
    前記除外部は、前記復元画像から前記繰り返しパターンを除外する
    請求項に記載の画像処理装置。
  9. 前記復元部は、前記復元画像が収束した場合、前記復元画像を出力する
    ように構成された
    請求項に記載の画像処理装置。
  10. 前記復元部は、所定の回数だけ前記復元画像の生成を繰り返す
    ように構成された
    請求項に記載の画像処理装置。
  11. 前記推定部により推定された前記点広がり関数を用いて、前記画像から前記復元画像を生成する復元部
    をさらに備える
    ように構成された
    請求項に記載の画像処理装置。
  12. 前記復元部は、前記復元画像が収束した場合、前記復元画像を出力する
    ように構成された
    請求項11に記載の画像処理装置。
  13. 前記復元部は、所定の回数だけ前記復元画像の生成を繰り返す
    ように構成された
    請求項11に記載の画像処理装置。
  14. 画像処理装置が、
    画像から繰り返しパターンを検出する検出ステップと、
    前記画像から前記検出ステップの処理により検出された繰り返しパターンを除外する除外ステップと、
    前記除外ステップの処理により前記繰り返しパターンが除外された前記画像を用いて点広がり関数を推定する推定ステップと
    含む画像処理方法。
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