JP6649778B2 - 底板落下防止装置 - Google Patents

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Description

本発明は、建築現場等においてデッキプレートの底板を除去する際に使用する底板落下防止装置に関する。
一般に建造物のフロアーデッキは、鉄骨柱間に梁を取り付け、更に梁間にデッキプレートを取り付けて床を造った上にコンクリート床盤を形成して構成される。この際、コンクリート床盤に貫通孔を形成しなければならない場合がある。例えば、フロアーデッキ下部の階下に空調機器を設置しなければならず、配管を通す必要がある場合である。この場合、円筒形状のスリーブ管をコンクリート打ちの前に設置しておき、スリーブ管の設置後コンクリート打ちを行うのが通常である。
図8は、デッキプレート70上のコンクリート80に埋設されたスリーブ管50を示す図である。スリーブ管50は円筒形状を有しており、下端部はデッキプレート70によって塞がれている。従来は、このスリーブ管50の内部にダイヤモンドコアビット30を挿入し、接続部30aを切断機(不図示)で回転させることによってダイヤモンドコアビット30の刃部30bでデッキプレート70の底板70aを切断・除去し貫通孔を形成していた。
なお、例えば特許文献1には、フロアーデッキにスリーブ管を埋め込む際、スリーブ管を傾斜面に合わせて加工切断する作業が必要のないフロアーデッキへの穿孔方法に関する技術が開示されている。
特開2002−292622号公報
しかし、上記した上階の床側からダイヤモンドコアビットを有する切断機によってデッキプレート70の底板70aを切断する方法では、切断された底板70aが階下に落下してしまい安全上問題である。他の作業者が例えば底板70aを支えながら切断作業を行わなければならない場合もあり、多くの時間と労力が必要であった。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、デッキプレートの底板を除去した際の、底板の落下を防止するための底板落下防止装置を提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するため以下の構成を有する。
(1)フロアーデッキに埋め込まれたスリーブ管の下側のデッキプレートの底板を切断する円筒形状の切断手段の内部に装着される底板落下防止装置であって、
前記切断手段の内側上端面に磁石により係止される係止盤と、
前記係止盤に回転可能に接続される第1係止手段と、
前記第1係止手段に接続される第1弾性体と、
前記第1弾性体の端部に接続される第2係止手段と、
前記第2係止手段に連結された支柱と、
前記支柱の先端部に設置され、前記支柱の軸と直交する軸回りに回転可能に設置された係留爪と、
前記第2係止手段と前記係留爪との間の前記支柱に設置された第2弾性体と、
前記係留爪と前記第2弾性体との間に設置され、前記係留爪の先端が止められる凹部を有する座金と、
を有することを特徴とする底板落下防止装置。
(2)前記係留爪は、長手方向に沿って延びる長尺形状を呈しており、
前記係留爪を回転させて、前記長手方向と前記支柱の軸方向とが平行となったときに、前記支柱の軸に直交する平面内において、前記係留爪の外形形状が前記支柱の外形形状からはみ出さず、
前記長手方向と前記支柱の軸方向とが直交方向となったときに、前記支柱の軸に直交する平面内において、前記係留爪の外形形状が前記支柱の外形形状からはみ出す、ことを特徴とする前記(1)に記載の底板落下防止装置。
(3)前記第2係止手段が前記支柱に回転可能に接続されていることを特徴とする前記(1)又は(2)に記載の底板落下防止装置。
(4)前記第1係止手段と前記第2係止手段が、フックであることを特徴とする前記(1)乃至(3)のいずれか1項に記載の底板落下防止装置。
(5)前記第1弾性体と前記第2弾性体が、バネであることを特徴とする前記(1)乃至(4)のいずれか1項に記載の底板落下防止装置。
(6)前記切断手段が、ダイヤモンドコアビットであることを特徴とする前記(1)乃至(5)のいずれか1項に記載の底板落下防止装置。
(7)前記係止盤が、リング形状の磁石と前記磁石が収納されるケースとを有し、前記ケースの中央部に複数の貫通孔を有することを特徴とする前記(1)乃至(6)のいずれか1項に記載の底板落下防止装置。
本発明によれば、デッキプレートの底板を除去した際の、底板の落下を防止するための底板落下防止装置を提供することができる。
本発明の底板落下防止装置の構成を示す図 本発明の底板落下防止装置の座金の機能を説明するための図 本発明の底板落下防止装置がダイヤモンドコアビットに装着された状態を示す図 本発明の底板落下防止装置の準備状態を示す図 本発明の底板落下防止装置がスリーブ管内に設置された状態を示す図 本発明の底板落下防止装置を用いて切断機により底板を切断している状態を示す図 本発明の底板落下防止装置によりデッキプレートの底板を切断した後の状態を示す図 従来のスリーブ管の設置状態を示す図
本発明を実施するための形態を、図面を参照しつつ以下に説明する。
図1(a)は、底板落下防止装置10の構成を示す斜視図である。底板落下防止装置10は、上端部に接続具21を備えた係止盤20を有しており、接続具21には第1バネ16(第1弾性体)が係留された第1フック17(第1係止手段)が係止されている。係止盤20はケース22にリング状の磁石23が嵌められている。なお、図1(c)に示したように係止盤20の接続具21は、ケース22に対し回転自在に設置されている。ケース22は、複数の貫通孔22aを有している。また、第1バネ16の下端部には支柱12が係留された第2フック15(第2係止手段)が設置されている。第2フック15は、支柱12に対して自在に回転するよう構成されている。
更に、支柱12の先端部には長尺形状の係留爪11が図1(b)に示したように軸12aを中心に回転可能に設置され、また係留爪11とナット14の間には第2バネ13(第2弾性体)が設置されている。第2バネ13の強さは、ナット14によって調整される。更に、係留爪11と第2バネ13の間には座金18が設置されており、座金18は図1(b)に示したように凹部18aが複数設置され中央に穴18bを有している。なお、第2バネ13は座金18を係留爪11に押し付ける機能を有している。
次に、図2を参照しつつ底板落下防止装置10の座金18の機能について説明する。図2(a)に示したように、長尺形状の係留爪11は軸12aを中心に回転する。また、座金18は第2バネ13によって係留爪11の側に付勢されている。図2(b)は、係留爪11を回転させて係留爪11の先端部を座金18の凹部18aに引っかけた状態を示している。座金18は第2バネ13によって付勢されているため、係留爪11の先端部が凹部18aから外れることはない。後述するように、底板落下防止装置10の係留爪11は図2(b)に示した状態で、所定の穴に挿入される。
図3は、底板落下防止装置10がダイヤモンドコアビット30の内部に設置された状態を示す断面図である。ダイヤモンドコアビット30は、既に述べた底板70aの切断に使用される。ダイヤモンドコアビット30は細長の円筒形状を有しており、先端部にダイヤモンド粒が埋め込まれた刃部30bを有し、上端部には雌ネジが内部に切られた接続部30aを有している。この接続部30aは、後述する切断機60(図6参照)に接続される。また、ダイヤモンドコアビット30は、鋼鉄製である。
図3に示したように、底板落下防止装置10は係止盤20によってダイヤモンドコアビット30の内部の上側端面に連結される。なお、係止盤20はダイヤモンドコアビット30が回転すると同時に回転するが、係止盤20の接続具21は回転しない。上記したように、係止盤20の接続具21は係止盤20のケース22に対し自由に回転することができるからである。
本発明の底板落下防止装置10を用いてフロアーデッキに埋め込まれたスリーブ管50の下側の底板70aを切断・除去する手順について、以下に説明する。
まず、図4(a)に示したように電気ドリル40を用いてスリーブ管50の下側の底板70aの中心部に穴を開ける。そして、図4(b)に示したように開けられた穴71に底板落下防止装置10の係留爪11を挿入し、底板落下防止装置10の先端部を底板70aに係止する。この場合、係留爪11は座金18の凹部18aから外れ支柱12と係留爪11は、T字形を形成することになる。なお、係留爪11を底板70aの穴71に挿入する際には、係留爪11を支柱12に沿って略平行にした状態で挿入する。即ち、図2(b)に示した状態である。図4(b)は、底板落下防止装置10の係留爪11と支柱12を底板70aに挿入する直前の状態を示す図である。
図5は、底板落下防止装置10が装着されたダイヤモンドコアビット30がスリーブ管50の内部に設置された状態を示す断面図である。スリーブ管50は、デッキプレート70とデッキプレート70上のコンクリート80を貫通するように設置されている。そして、底板70aに開けられた穴71を貫通して係留爪11が支柱12と共に突出している。この図5の状態から、ダイヤモンドコアビット30が下降し刃部30bが底板70aに着地する。なお、ダイヤモンドコアビット30が底板70aに着地後、回転した場合第2フック17は回転しない。また、ダイヤモンドコアビット30の長さが変動した場合でも、その変動分は第1バネ16が吸収する。
次に、図6に示したようにダイヤモンドコアビット30の接続部30aに切断機60を接続し、切断機60を回転させる。この場合、切断機60はダイヤモンドコアビット30の先端部の刃部30bを底板70aに押し付けられながら、回転する。このダイヤモンドコアビット30の回転により、底板70aは切断される。なお、この場合、切断機60の吸水口60aから水を供給してもよい。供給された水は、図5に示した接続部30aの内部に入り貫通孔22aを通って底板70aの上面を濡らす。その結果、ダイヤモンドコアビット30による底板70aの切断作業が容易になる。
図7は、スリーブ管50の底板50aを切断機60によって切断した後の状態を、階下の側から見た図である。底板50aが係留爪11に引っかかった状態で底板落下防止装置10にぶら下がっていることが分かる。この状態で、底板落下防止装置10をダイヤモンドコアビット30と共に引き上げて底板50aを係留爪11から外せば作業は終了する。
本発明の底板落下防止装置によれば、デッキプレートの底板を除去した際の、底板の落下を簡便に防止することができる。
10 底板落下防止装置
11 係留爪
12 支柱
12a 軸
13 第2バネ(第2弾性体)
14 ナット
15 第2フック(第2係止手段)
16 第1バネ(第1弾性体)
17 第1フック(第1係止手段)
18 座金
18a 凹部
20 係止盤
21 接続部
30 ダイヤモンドコアビット
70a 底板

Claims (7)

  1. フロアーデッキに埋め込まれたスリーブ管の下側のデッキプレートの底板を切断する円筒形状の切断手段の内部に装着される底板落下防止装置であって、
    前記切断手段の内側上端面に磁石により係止される係止盤と、
    前記係止盤に回転可能に接続される第1係止手段と、
    前記第1係止手段に接続される第1弾性体と、
    前記第1弾性体の端部に接続される第2係止手段と、
    前記第2係止手段に連結された支柱と、
    前記支柱の先端部に設置され、前記支柱の軸と直交する軸回りに回転可能に設置された係留爪と、
    前記第2係止手段と前記係留爪との間の前記支柱に設置された第2弾性体と、
    前記係留爪と前記第2弾性体との間に設置され、前記係留爪の先端が止められる凹部を有する座金と、
    を有することを特徴とする底板落下防止装置。
  2. 前記係留爪は、長手方向に沿って延びる長尺形状を呈しており、
    前記係留爪を回転させて、前記長手方向と前記支柱の軸方向とが平行となったときに、前記支柱の軸に直交する平面内において、前記係留爪の外形形状が前記支柱の外形形状からはみ出さず、
    前記長手方向と前記支柱の軸方向とが直交方向となったときに、前記支柱の軸に直交する平面内において、前記係留爪の外形形状が前記支柱の外形形状からはみ出す、ことを特徴とする請求項1に記載の底板落下防止装置。
  3. 前記第2係止手段が前記支柱に回転可能に接続されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の底板落下防止装置。
  4. 前記第1係止手段と前記第2係止手段が、フックであることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の底板落下防止装置。
  5. 前記第1弾性体と前記第2弾性体が、バネであることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の底板落下防止装置。
  6. 前記切断手段が、ダイヤモンドコアビットであることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の底板落下防止装置。
  7. 前記係止盤が、リング形状の磁石と前記磁石が収納されるケースとを有し、前記ケースの中央部に複数の貫通孔を有することを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の底板落下防止装置。
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