JP6649454B1 - 堤防設計装置、および堤防設計プログラム - Google Patents

堤防設計装置、および堤防設計プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】河川に施工する堤防を設計すること。【解決手段】堤防設計装置100は、現在の堤防の状況を示す現況堤防モデルデータに対して、新しい堤防の基準線となる計画堤防法線の指定を受け付ける計画堤防法線指定受付手段と、河川に設けられた距離標ごとに設定されている計画堤防高の情報に基づいて、計画堤防法線指定受付手段によって指定を受け付けた計画堤防法線の開始点と終点における計画堤防高を特定する計画堤防高特定手段と、計画堤防高特定手段によって特定された計画堤防法線の開始点と終点における計画堤防高と、あらかじめ記録装置に登録されている堤防断面の情報を使用して、計画堤防法線の開始点から終点までの範囲を対象として、新たに施工する施工堤防の3Dモデルを作成する3Dモデル生成手段と、3Dモデル生成手段によって生成された施工堤防の3Dモデルを表示装置に表示する3Dモデル表示手段とを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、堤防設計装置、および堤防設計プログラムに関する。
次のような現況堤防評価装置が知られている。この現況堤防評価装置では、三次元現況堤防モデルと三次元計画堤防モデルを求め、現況河川堤防の流線に沿った任意位置において、三次元計画堤防モデルの断面形状をその位置における三次元現況堤防モデルに対してスライドし、三次元計画堤防モデルの断面形状が、その位置における三次元現況堤防モデルにおける断面形状に最近接して内包する位置状態になるまでの高さを減少する方向の移動量を現況堤防の高さの不足量とする(例えば、特許文献1)。
特開2007−211530号公報
従来の現況堤防評価装置では、現況堤防の高さを評価するために、流線に沿った任意位置での流線に垂直な方向の断面形状を三次元現況堤防モデルとして求め、流水量と三次元現況堤防モデルからその位置における水位を計画高水位として求め、流水量と計画高水位とから、理想上の幅と高さを有した堤防断面形状を求め、流線に沿った任意位置での流線に垂直な堤防断面形状を、三次元計画堤防モデルとして求めている。しかしながら、河川においては、一定区間ごとに設置されえた距離標ごとに、国や地方自治体によって計画堤防高が設定されており、この情報を用いて新たに施工する堤防を設計することが好ましいが、従来の装置ではこの点について何ら検討されえていなかった。
本発明による堤防設計装置は、河川に施工する堤防を設計するための堤防設計装置であって、現在の堤防の状況を示す現況堤防モデルデータに対して、新しい堤防の基準線となる計画堤防法線の指定を受け付ける計画堤防法線指定受付手段と、河川に設けられた距離標ごとに設定されている計画堤防高の情報に基づいて、計画堤防法線指定受付手段によって指定を受け付けた計画堤防法線の開始点と終点における計画堤防高を特定する計画堤防高特定手段と、計画堤防高特定手段によって特定された計画堤防法線の開始点と終点における計画堤防高と、あらかじめ記録装置に登録されている堤防断面の情報を使用して、計画堤防法線の開始点から終点までの範囲を対象として、新たに施工する施工堤防の3Dモデルを作成する3Dモデル生成手段とを備えることを特徴とする。
本発明による堤防設計プログラムは、河川に施工する堤防を設計するための堤防設計プログラムであって、現在の堤防の状況を示す現況堤防モデルデータに対して、新しい堤防の基準線となる計画堤防法線の指定を受け付ける計画堤防法線指定受付手順と、河川に設けられた距離標ごとに設定されている計画堤防高の情報に基づいて、計画堤防法線指定受付手順で指定を受け付けた計画堤防法線の開始点と終点における計画堤防高を特定する計画堤防高特定手順と、計画堤防高特定手順で特定した計画堤防法線の開始点と終点における計画堤防高と、あらかじめ記録装置に登録されている堤防断面の情報を使用して、計画堤防法線の開始点から終点までの範囲を対象として、新たに施工する施工堤防の3Dモデルを作成する3Dモデル生成手順とをコンピュータに実行させるためのプログラムである。
本発明によれば、河川に設けられた距離標ごとに設定されている計画堤防高の情報を用いて、計画堤防法線によって指定された範囲を対象として、新たに施工する堤防の3Dモデルを生成することができる。
堤防設計装置100の一実施の形態の構成を示すブロック図である。 河川における距離標の設置例と、距離標ごとに定義された計画堤防高、計画高水位、余裕高、計画高水敷高、計画河床高の例を模式的に示した図である。 現況堤防モデルデータ上に設定された計画堤防法線3aの一例を示す図である。 縦断計画表示画面の一例を示す図である。 計画堤防高の算出方法を模式的に示した図である。 確認画面の一例を示す図である。 施工堤防の3Dモデルの作成方法を模式的に示した図である。 施工法面を用地境界線の位置で止めた場合の状態を模式的に示した図である。 施工堤防の縦断図の一例を示す図である。 施工堤防の横断図の一例を示す図である。 堤防設計装置100で実行される処理の流れを示すフローチャート図である。
図1は、本実施の形態における堤防設計装置100の一実施の形態の構成を示すブロック図である。堤防設計装置100としては、例えば、サーバ装置やパソコン等が用いられ、図1は、堤防設計装置100としてパソコンを用いた場合の一実施の形態の構成を示している。堤防設計装置100は、操作部材101と、制御装置102と、記録装置103と、表示装置104とを備えている。
操作部材101は、堤防設計装置100の操作者によって操作される種々の装置、例えばキーボードやマウスを含む。
制御装置102は、CPU、メモリ、およびその他の周辺回路によって構成され、堤防設計装置100の全体を制御する。なお、制御装置102を構成するメモリは、例えばSDRAM等の揮発性のメモリである。このメモリは、CPUがプログラム実行時にプログラムを展開するためのワークメモリや、データを一時的に記録するためのバッファメモリとして使用される。
記録装置103は、堤防設計装置100が蓄える種々のデータや、制御装置102が実行するためのプログラムのデータ等を記録するための記憶媒体で構成される記録装置であり、例えばHDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive)等が用いられる。なお、記録装置103に記録されるプログラムのデータは、CD−ROMやDVD−ROMなどの記録媒体に記録されて提供されたり、ネットワークを介して提供され、操作者が取得したプログラムのデータを記録装置103にインストールすることによって、制御装置102がプログラムを実行できるようになる。
表示装置104は、例えば液晶ディスプレイなどであって、制御装置102によって出力された表示用データを表示するための装置である。
本実施の形態における堤防設計装置100では、制御装置102は、河川の距離標ごとにあらかじめ設定されている計画堤防高、計画高水位、余裕高、計画高水敷高、計画河床高等の情報に基づいて、新たな堤防を設計するための処理を行う。一般的に、河川の両側に設けられた両側堤防は河道、河川の片側に設けられた片側堤防は堤防と呼ばれている。本実施の形態では、片側堤防すなわち堤防と、両側堤防すなわち河道と区別し、以下の説明では堤防を対象とする。
計画堤防高、計画高水位、余裕高、計画高水敷高、計画河床高などは、国や地方自治体などの管理者によって、あらかじめ距離標ごとに定義されている。なお、距離標は、河口や合流点からの距離を標示する標識であって、一般的には概ね100〜500mごとに河川の堤防に設置されている。各距離標には下流から順番に距離標番号が振られており、距離標番号は河川の左岸と右岸とでセットになっている。
図2は、河川における距離標の設置例と、距離標ごとに定義された計画堤防高、計画高水位、余裕高、計画高水敷高、計画河床高の例を示している。本実施の形態では、例えば、図2に示すように、距離標番号2aごとに、距離標の基準点から距離2b、計画堤防高(m)2c、計画高水位(m)2d、余裕高(m)2e、計画高水敷高(m)2f、計画河床高(m)2gを含んだ距離標情報が設定されており、この距離標情報は記録装置103に記録されている。
図2に示す例では、距離標番号2aが1の距離標は、基準点から1kmの位置に設置されており、計画堤防高は25m、計画高水位は24m、余裕高は1m、計画高水敷高は0m、計画河床高は15mとなっている。また、距離標番号2aが2の距離標は、基準点から1.1kmの位置に設置されており、計画堤防高は26m、計画高水位は25m、余裕高は1m、計画高水敷高は0m、計画河床高は15.5mとなっている。
堤防設計装置100の操作者は、操作部材101を操作して、新しい堤防の設計開始を指示することができる。制御装置102は、設計開始が指示されると、あらかじめ記録装置103に記録されている現在の堤防の状況を示す現況堤防モデルデータを表示装置104に表示する。現況堤防モデルデータは、例えば3Dサーフェスデータであって、図3に示すように、現在の堤防を上空から撮影したモデルデータまたは現在の堤防を上空から見たように描かれたモデルデータのいずれかとする。なお、図3は、図2に示した左岸の2つの距離標を含む範囲の現況堤防モデルデータである。
操作者は、操作部材101、例えばマウスを操作して、表示装置104に表示された現況堤防モデルデータ上で、新しい堤防の基準線となる計画堤防法線を設定する。例えば、図3においては、現況堤防モデルデータ上に開始点BPから終点EPまでの間に計画堤防法線3aが設定されている。
操作者は、操作部材101を操作して、計画堤防法線3aを設定した開始点BPから終点EPまでの区間の現況地形の取得を指示することができる。現況地形のデータは、あらかじめ記録装置103に記録されており、制御装置102は、現況地形の取得が指示されると、記録装置103から計画堤防法線3aを設定した開始点BPから終点EPまでの区間の現況地形のデータを取得する。
操作者は、操作部材101を操作して、計画堤防法線3aを設定した開始点BPから終点EPまでの区間を対象とした縦断計画の表示を指示することができる。制御装置102は、縦断計画の表示が指示されると、あらかじめ記録装置103に記録されている情報を取得することによって、図4(A)に示すように、開始点BPから終点EPまでの区間の施工天端高(m)4a、計画堤防高(m)4b、計画高水位(m)4c、及び現況地形(m)4d等を表示した縦断計画表示画面を表示装置104に表示する。なお、図4(A)においては、操作者は、ボタン4eをクリックすることによって、図4(B)に示す表示設定ダイアログを表示させることができる。表示設定ダイアログ上では、操作者は、縦断計画表示画面への情報の表示・非表示や、表示色などを設定することができる。
操作者は、縦断計画表示画面上で開始点BPから終点EPまでの間の任意の位置を指定してボタン4gをクリックすることによって、指定した位置の現況地盤高、堤内地盤高、堤外地盤高、施工天端高、計画堤防高、計画高水位、計画高水敷高、計画河床高等を確認するための確認画面の表示を指示することができる。制御装置102は、ボタン4gがクリックされたことを検出した場合には、以下に示す演算処理を行って、指定された位置の現況地盤高、堤内地盤高、堤外地盤高、施工天端高、計画堤防高、計画高水位、計画高水敷高、計画河床高等を表示する。
ここでは指定された位置の計画堤防高の算出方法について図5を用いて説明する。制御装置102は、計画堤防法線3aを含んだ2つの距離標を対象として、右岸と左岸の距離標間を複数の区間に等分し、右岸と左岸の距離標間と、右岸と左岸の分割点間を分割線で結む。図5では、距離標番号2aが1の距離標と距離標番号2aが2の距離標の間を4つに等分し、分割線5a〜5eを設定した例を示している。
制御装置102は、距離標番号2aが1の距離標と距離標番号2aが2の距離標との間の計画堤防高の差を按分して各分割点に標高を算出し、算出した標高を分割線と計画堤防法線3aの交点の標高として付与する。図5に示す例では、距離標番号2aが1の距離標の計画堤防高が25mで、距離標番号2aが2の距離標の計画堤防高が26mとすると、分割線5aと計画堤防法線3aの交点5fの標高は25m、分割線5bと計画堤防法線3aの交点5gの標高は25.25m、分割線5cと計画堤防法線3aの交点5hの標高は25.50m、分割線5dと計画堤防法線3aの交点5iの標高は25.75m、分割線5eと計画堤防法線3aの交点5jの標高は26mとなる。これによって、交点5f〜5jにおける標高を計画堤防法線3a上の点5f〜5jにおける計画堤防高として算出することができる。
制御装置102は、計画堤防法線3a上の任意の指定された点場合には、計画堤防法線3aの交点5f〜5jの標高値に基づいて、計画堤防法線3a上に標高を比例按分することにより、指定された点の標高を算出して、指定された点の計画堤防高を算出する。例えば、計画堤防法線3a上の点5kが指定された場合には、計画堤防法線3a上に標高値を比例按分した結果、例えば点5kの計画堤防高を25.6782mと算出する。また、開始点BPが指定された場合には、計画堤防法線3a上に標高値を比例按分した結果、例えば開始点BPの計画堤防高を24.8782mと算出する。また、終点EPが指定された場合には、計画堤防法線3a上に標高値を比例按分した結果、例えば終点EPの計画堤防高を26.3576mと算出する。
なお、指定された地点の施工堤防高、計画高水敷高、計画高水位、計画河床高についても、上述した計画堤防高と同様の処理を行うことにより算出が可能である。制御装置102は、算出処理が完了すると、図6に示すように、指定された位置の現況地盤高、堤内地盤高、堤外地盤高、施工天端高、計画堤防高、計画高水位、計画高水敷高、計画河床高等を表示した確認画面を表示装置104に表示する。
操作者が計画堤防法線3aの確定を指示すると、制御装置102は、記録装置103に登録されている堤防断面の情報を使用して、開始点BPから終点EPまでの範囲を対象として新たに施工する施工堤防の3Dモデルを作成する。本実施の形態では、堤防断面は、天端、法面、部品によって定義される。なお、堤防断面の情報は、あらかじめ入力されたデータが記録装置103に記録されているものとする。
天端は、堤防の最上部を指し、通常はこの部分が歩道となることが多い。天端は、設計上は計画断面が定義されるが、本実施の形態では、この部分に歩道にするための舗装を施す場合を想定し、計画断面の高さに舗装の厚さ等を加えた施工断面を定義することとする。このため、天端の情報としては、例えば、舗装の厚さ(m)の情報があらかじめ登録される。なお、天端情報として、横断勾配を設定したり、水路や縁石などの部品も定義できるようにしてもよい。天端情報に部品を定義する場合は、横断勾配(%)や水路や縁石の幅(m)の情報があらかじめ登録される。
法面は、堤防の表側(河川側)、裏側(用地側)の傾斜地を指す。法面も、天端における計画断面と施工断面のように、設計法面と施工法面がある。なお、堤防は、一般的には法面と呼ばれる傾斜地部分と小段や高水敷と呼ばれる平地部分で構成されているが、本実施の形態では、これらを総称して法面と呼ぶ。法面の情報としては、例えば、法面の直高(m)、法面の勾配(1:n)などの情報があらかじめ登録される。また、法面においても天端と同様に水路やブロック擁壁等の部品を配置することができ、法面情報に部品を定義する場合は、水路やブロック擁壁の幅や高さ(m)の情報があらかじめ登録される。
部品は、縁石、側溝、水路、ブロック擁壁の4種類がある。部品の情報は、あらかじめ登録されているものとする。部品の情報としては、例えば、縁石、側溝、水路、ブロック擁壁のそれぞれについて、形状やサイズを示す情報が登録される。なお、部品は、上述したように、天端と法面に設置可能である。
以下、天端、法面、部品によって定義される堤防断面の情報を用いて、新たに施工する施工堤防の3Dモデルを作成する方法について図7を用いて説明する。ここでは、図7(A)に示すように、計画堤防法線3aの開始点BPにおける現況地形7aに対して、計画堤防高7bと計画堤防面7cとに基づく計画断面があらかじめ設定されているものとする。なお、開始点BPにおける計画堤防高7bは、図5を用いて上述した方法によりあらかじめ演算されているものとする。
この場合、制御装置102は、開始点BPの計画堤防高7bに天端情報に含まれる舗装の厚さを加えて開始点BPにおける施工堤防高を算出することにより、施工堤防の開始点BPにおける天端7dを設定する。制御装置102は、計画堤防面7cに法面情報を加味して施工法面を算出することにより、施工堤防の開始点BPにおける法面7eを設定する。これによって、天端7dと法面7eとからなる開始点BPにおける堤防断面が設定される。なお、制御装置102は、天端情報や法面情報に部品の情報が含まれる場合は、設置される部品も加味して堤防断面の設定を行う。
制御装置102は、図7(B)に示すように、図7(A)に示した2次元で表された堤防断面を終点EPまでスイープ(押し出し)するようにスライドさせることにより、計画堤防法線3aの開始点BPから終点EPまでの施工堤防の3Dモデルを生成する。このとき、制御装置102は、図5を用いて説明した方法により、計画堤防法線3aの終点EPにおける計画堤防高をあらかじめ算出しておく。そして、制御装置102は、この情報を加味して計画堤防法線3aの終点EPにおける天端7dを求め、開始点BPの天端と終点EPの天端の高さが異なる場合には、開始点BPの天端から終点EPの天端に向けて傾斜を付けながらスライドさせればよい。また、法面の下端、すなわち法尻は、現況地形との交点と接する位置までとする。この接する位置の事を堤内地盤高、あるいは堤外地盤高と呼ぶ。これによって、図7(C)に示すような、計画堤防法線3aの開始点BPから終点EPまでの範囲を対象とした施工堤防の3Dモデルが作成される。なお、本実施の形態では、法面は伸縮法面とし、高水敷の標高値を固定すると法面が自動的に延縮するようにしてもよい。
また、堤防設計においては用地境界位置が重要となるため、あらかじめ操作者が用地境界線を作図により指定しておくと、制御装置102は、図8に示すように、施工法面をその用地境界線の位置で止めるようにしてもよい。
操作者は、施工堤防の図面の出力を指示することができる。制御装置102は、操作者からの図面出力指示を受け付けると、施工堤防の3Dモデルに基づいて、施工堤防の縦断図や横断図を生成し、表示装置104に出力する。図9は施工堤防の縦断図の一例を示し、図10は施工堤防の横断図の一例を示している。横断図では、施工堤防の3Dモデルに基づいて作成しているので、水路や縁石など、部品モデルも正確に描画することができる。
また、操作者は、施工堤防を施工するために必要な土量、すなわち土工数量の演算を指示することができる。制御装置102は、操作者からの土工数量の演算指示を受け付けると、公知の点高法により必要な土量を算出して、表示装置104に出力する。本実施の形態では、例えば、現況地形や出来高計測結果等からなる2つの面データに重ね合わせたメッシュ交点で標高を算出し、標高差にメッシュ間隔の面積を乗じた値を必要な土量として算出すればよい。このとき、メッシュ間隔は50cm以内とし、標高差の算出には、メッシュ交点の四隅の標高差を平均する4点平均法や、メッシュ交点にて標高差を算出する1点法を用いればよい。
図11は、本実施の形態における堤防設計装置100で実行される処理の流れを示すフローチャートである。図11に示す処理は、堤防設計装置100の操作者によって新しい堤防の設計開始が指示されると起動するプログラムとして、制御装置102によって実行される。なお、図11においては、あらかじめ記録装置103に記録される情報、すなわち距離標情報、現況堤防モデルデータ、現況地形のデータ、堤防断面の情報などのデータは、既に記録されているものとする。
ステップS10において、制御装置102は、新しい堤防の基準線となる計画堤防法線が設定されたか否かを判断する。ステップS10で肯定判断した場合には、ステップS20へ進む。
ステップS20では、制御装置102は、現況地形の取得が指示されたか否かを判断する。ステップS20で肯定判断した場合には、ステップS30へ進む。
ステップS30では、制御装置102は、記録装置103から計画堤防法線3aを設定した開始点BPから終点EPまでの区間の現況地形のデータを取得する。その後、ステップS40へ進む。
ステップS40では、制御装置102は、開始点BPから終点EPまでの区間を対象とした縦断計画の表示が指示されたか否かを判断する。ステップS40で肯定判断した場合には、ステップS50へ進む。
ステップS50では、制御装置102は、あらかじめ記録装置103に記録されている情報を取得することによって、開始点BPから終点EPまでの区間の施工天端高4a、計画堤防高4b、計画高水位4c、及び現況地形4dを表示した縦断計画表示画面を表示装置104に表示する。その後、ステップS60へ進む。
ステップS60では、制御装置102は、操作者によって縦断計画表示画面上で開始点BPから終点EPまでの間の任意の位置が指定されてボタン4gがクリックされることにより、上述した確認画面の表示が指示されたか否かを判断する。ステップS60で否定判断した場合には、後述するステップS80へ進む。これに対して、ステップS60で肯定判断した場合には、ステップS70へ進む。
ステップS70では、制御装置102は、指定された位置の現況地盤高、計画堤防高、計画高水敷高、計画河床高を上述した算出方法によって算出し、算出した結果を表示装置104に表示する。その後、ステップS80へ進む。
ステップS80では、制御装置102は、操作者によって計画堤防法線3aの確定が指示されたか否かを判断する。ステップS80で肯定判断した場合には、ステップS90へ進む。
ステップS90では、制御装置102は、図7を用いて説明したように、開始点BPから終点EPまでの範囲を対象として新たに施工する施工堤防の3Dモデルを作成して表示装置104に出力する。その後、ステップS100へ進む。
ステップS100では、制御装置102は、操作者から図面の出力指示を受け付けたか否かを判断する。ステップS100で否定判断した場合には、後述するステップS120へ進む。これに対して、ステップS100で肯定判断した場合には、ステップS110へ進む。
ステップS110では、制御装置102は、施工堤防の3Dモデルに基づいて、施工堤防の縦断図や横断図を生成し、表示装置104に出力する。その後、ステップS120へ進む。
ステップS120では、制御装置102は、操作者によって施工堤防を施工するために必要な土量、すなわち土工数量の演算が指示されたか否かを判断する。ステップS120で否定判断した場合には、処理を終了する。これに対して、ステップS120で肯定判断した場合には、ステップS130へ進む。
ステップS130では、制御装置102は、上述したように、公知の点高法により必要な土量を算出して、表示装置104に出力する。その後、処理を終了する。
以上説明した本実施の形態によれば、以下のような作用効果を得ることができる。
(1)制御装置102は、現在の堤防の状況を示す現況堤防モデルデータに対して、新しい堤防の基準線となる計画堤防法線の指定を受け付け、河川に設けられた距離標ごとに設定されている計画堤防高の情報に基づいて、指定を受け付けた計画堤防法線の開始点と終点における計画堤防高を特定し、特定した計画堤防法線の開始点と終点における計画堤防高と、あらかじめ記録装置に登録されている堤防断面の情報を使用して、計画堤防法線の開始点から終点までの範囲を対象として、新たに施工する施工堤防の3Dモデルを作成するようにした。これによって、操作者によって設定された計画堤防法線によって指定された範囲を対象として、距離標ごとに設定されている計画堤防高の情報を加味して新たに施工する施工堤防の3Dモデルを作成することができる。
(2)制御装置102は、計画堤防法線の開始点における2次元で表した堤防断面を設定し、これを計画堤防法線の終点に向けてスイープさせることにより、新たに施工する施工堤防の3Dモデルを作成するようにした。これによって、簡易な処理により施工堤防の3Dモデルを作成することができる。
(3)制御装置102は、3Dモデル生成手段によって生成された施工堤防の3Dモデルを表示装置104に表示するようにした。これによって、操作者は、施工堤防の3Dモデルを視覚的に把握することができる。
(4)制御装置102は、生成した施工堤防の3Dモデルに基づいて、施工堤防の縦断図や横断図を生成し、表示装置104に表示するようにした。これによって、3Dモデルに基づいて生成した施工堤防の縦断図や横断図を操作者に提供することができる。
(5)制御装置102は、施工堤防を施工するために必要な土量を表す土工数量を算出して表示装置104に表示するようにした。これによって、操作者は、堤防を施工するために必要な土量を把握することができる。
(6)制御装置102は、計画堤防法線の開始点から終点までの区間の現況地形を示すデータを取得し、計画堤防法線の開始点から終点までの区間を対象として、該区間の施工天端高、計画堤防高、計画高水位、及び現況地形等を表示した縦断計画表示画面を表示装置104に表示するようにした。これによって、操作者は、計画堤防法線を設定した範囲について、施工天端高、計画堤防高、計画高水位、及び現況地形等を把握することができる。
(7)制御装置102は、操作者によって縦断計画表示画面上で開始点から終点までの間の任意の位置が指定されて、指定された位置の現況地盤高、計画堤防高、計画高水敷高、計画河床高を確認するための確認画面の表示が指示された場合には、指定された位置の現況地盤高、計画堤防高、計画高水敷高、計画河床高を演算して、表示装置104に表示するようにした。これによって、操作者は、指定した位置の現況地盤高、計画堤防高、計画高水敷高、計画河床高を把握することができる。
(8)制御装置102は、操作者から堤防の境界を示す用地境界線が指定された場合には、堤防の施工法面を用地境界線の位置で止めるようにした。これによって、用地境界線を加味して、現地の状況に沿った3Dモデルを生成することができる。
―変形例―
なお、上述した実施の形態の堤防設計装置100は、以下のように変形することもできる。
(1)上述した実施の形態では、堤防設計装置100としては、例えば、サーバ装置やパソコン等が用いられる例について説明した。しかしながら、上述した処理を実行することができる装置であれば、サーバ装置やパソコンには限定されない。また、操作者が操作する操作用端末を図11に示した処理を実行する堤防設計装置とは別装置とし、これらを通信回線を介して接続した堤防設計システムとしてもよい。
(2)上述した実施の形態では、制御装置102は、新たに施工する施工堤防の3Dモデルを作成してた場合には、表示装置104に出力して表示する例について説明した。これに加えて、制御装置102は、3Dモデルに対してICT施工で使用できる属性情報を自動付与、公知のLandXML形式で出力することができるようにしてもよい。
(3)上述した実施の形態では、制御装置102は、3Dモデルを生成するに当たり、図7(B)に示したように、図7(A)に示した2次元で表された堤防断面を終点EPまでスイープ(押し出し)するようにスライドさせるようにした。このとき、制御装置102は、図5を用いて説明した方法により、計画堤防法線3aの終点EPにおける計画堤防高をあらかじめ算出しておき、この情報を加味して計画堤防法線3aの終点EPにおける天端7dを求め、開始点BPの天端と終点EPの天端の高さが異なる場合には、開始点BPの天端から終点EPの天端に向けて傾斜を付けながらスライドさせるようにした。このとき、制御装置102は、終点EPだけでなく、計画堤防法線3a上の複数の点、例えば図5に示した点5f〜5jにおける計画堤防高もあらかじめ算出しておき、この情報を加味して計画堤防法線3a上の各点における天端7dを求め、各点における天端7dの高さに合わせながら開始点BPから終点EPに向けて堤防断面をスライドさせるようにしてもよい。
なお、本発明の特徴的な機能を損なわない限り、本発明は、上述した実施の形態における構成に何ら限定されない。また、上述の実施の形態と複数の変形例を組み合わせた構成としてもよい。
100 堤防設計装置
101 操作部材
102 制御装置
103 記録装置
104 表示装置

Claims (22)

  1. 河川に施工する堤防を設計するための堤防設計装置であって、
    現在の堤防の状況を示す現況堤防モデルデータに対して、新しい堤防の基準線となる計画堤防法線の指定を受け付ける計画堤防法線指定受付手段と、
    河川に設けられた距離標ごとに設定されている計画堤防高の情報に基づいて、前記計画堤防法線指定受付手段によって指定を受け付けた前記計画堤防法線の開始点と終点における計画堤防高を特定する計画堤防高特定手段と、
    前記計画堤防高特定手段によって特定された前記計画堤防法線の開始点と終点における計画堤防高と、あらかじめ記録装置に登録されている堤防断面の情報を使用して、前記計画堤防法線の開始点から終点までの範囲を対象として、新たに施工する施工堤防の3Dモデルを作成する3Dモデル生成手段とを備えることを特徴とする堤防設計装置。
  2. 請求項1に記載の堤防設計装置において、
    前記3Dモデル生成手段は、前記計画堤防法線の開始点における2次元で表した堤防断面を設定し、これを前記計画堤防法線の終点に向けてスイープさせることにより、新たに施工する施工堤防の3Dモデルを作成することを特徴とする堤防設計装置。
  3. 請求項1または2に記載の堤防設計装置において、
    前記3Dモデル生成手段によって生成された前記施工堤防の3Dモデルを表示装置に表示する3Dモデル表示手段をさらに備えることを特徴とする堤防設計装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載の堤防設計装置において、
    前記3Dモデル生成手段によって生成された前記施工堤防の3Dモデルに基づいて、前記施工堤防の縦断図や横断図を生成し、表示装置に表示する図面表示手段をさらに備えることを特徴とする堤防設計装置。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載の堤防設計装置において、
    前記施工堤防を施工するために必要な土量を表す土工数量を算出して表示装置に表示する土工数量表示手段をさらに備えることを特徴とする堤防設計装置。
  6. 請求項1〜5のいずれか一項に記載の堤防設計装置において、
    前記計画堤防法線指定受付手段によって指定を受け付けた前記計画堤防法線の開始点から終点までの区間の現況地形を示すデータを取得する現況地形データ取得手段と、
    前記計画堤防法線の開始点から終点までの区間を対象として、該区間の施工天端高、計画堤防高、計画高水位、及び現況地形を表示した縦断計画表示画面を表示装置に表示する縦断計画表示画面表示手段とをさらに備えることを特徴とする堤防設計装置。
  7. 請求項6に記載の堤防設計装置において、
    操作者によって前記縦断計画表示画面上で開始点から終点までの間の任意の位置が指定されて、指定された位置の現況地盤高、堤内地盤高、堤外地盤高、施工天端高、計画堤防高、計画高水位、計画高水敷高、計画河床高を確認するための確認画面の表示が指示された場合には、指定された位置の現況地盤高、堤内地盤高、堤外地盤高、施工天端高、計画堤防高、計画高水位、計画高水敷高、計画河床高を演算して、表示装置に表示する確認画面表示手段をさらに備えることを特徴とする堤防設計装置。
  8. 請求項1〜7のいずれか一項に記載の堤防設計装置において、
    操作者から堤防の境界を示す用地境界線の指定を受け付ける用地境界線指定受付手段をさらに備え、
    前記3Dモデル生成手段は、用地境界線が指定された場合には、堤防の施工法面を前記用地境界線の位置で止めることを特徴とする堤防設計装置。
  9. 請求項1〜8のいずれか一項に記載の堤防設計装置において、
    前記堤防断面の情報は、施工する堤防の天端、法面、部品によって定義されることを特徴とする堤防設計装置。
  10. 請求項9に記載の堤防設計装置において、
    前記天端は、堤防の最上部が歩道になる場合は、計画断面の高さに舗装の厚さを加えて施工断面を定義されることを特徴とする堤防設計装置。
  11. 請求項9または10に記載の堤防設計装置において、
    前記部品は、天端または法面に設けられる縁石、側溝、水路、ブロック擁壁であることを特徴とする堤防設計装置。
  12. 河川に施工する堤防を設計するための堤防設計プログラムであって、
    現在の堤防の状況を示す現況堤防モデルデータに対して、新しい堤防の基準線となる計画堤防法線の指定を受け付ける計画堤防法線指定受付手順と、
    河川に設けられた距離標ごとに設定されている計画堤防高の情報に基づいて、前記計画堤防法線指定受付手順で指定を受け付けた前記計画堤防法線の開始点と終点における計画堤防高を特定する計画堤防高特定手順と、
    前記計画堤防高特定手順で特定した前記計画堤防法線の開始点と終点における計画堤防高と、あらかじめ記録装置に登録されている堤防断面の情報を使用して、前記計画堤防法線の開始点から終点までの範囲を対象として、新たに施工する施工堤防の3Dモデルを作成する3Dモデル生成手順とをコンピュータに実行させるための堤防設計プログラム。
  13. 請求項12に記載の堤防設計プログラムにおいて、
    前記3Dモデル生成手順は、前記計画堤防法線の開始点における2次元で表した堤防断面を設定し、これを前記計画堤防法線の終点に向けてスイープさせることにより、新たに施工する施工堤防の3Dモデルを作成することを特徴とする堤防設計プログラム。
  14. 請求項12または13に記載の堤防設計プログラムにおいて、
    前記3Dモデル生成手順で生成した前記施工堤防の3Dモデルを表示装置に表示する3Dモデル表示手順をさらに有することを特徴とする堤防設計プログラム。
  15. 請求項12〜14のいずれか一項に記載の堤防設計プログラムにおいて、
    前記3Dモデル生成手順で生成した前記施工堤防の3Dモデルに基づいて、前記施工堤防の縦断図や横断図を生成し、表示装置に表示する図面表示手順をさらに有することを特徴とする堤防設計プログラム。
  16. 請求項12〜15のいずれか一項に記載の堤防設計プログラムにおいて、
    前記施工堤防を施工するために必要な土量を表す土工数量を算出して表示装置に表示する土工数量表示手順をさらに有することを特徴とする堤防設計プログラム。
  17. 請求項12〜16のいずれか一項に記載の堤防設計プログラムにおいて、
    前記計画堤防法線指定受付手順で指定を受け付けた前記計画堤防法線の開始点から終点までの区間の現況地形を示すデータを取得する現況地形データ取得手順と、
    前記計画堤防法線の開始点から終点までの区間を対象として、該区間の施工天端高、計画堤防高、計画高水位、及び現況地形を表示した縦断計画表示画面を表示装置に表示する縦断計画表示画面表示手順とをさらに有することを特徴とする堤防設計プログラム。
  18. 請求項17に記載の堤防設計プログラムにおいて、
    操作者によって前記縦断計画表示画面上で開始点から終点までの間の任意の位置が指定されて、指定された位置の現況地盤高、堤内地盤高、堤外地盤高、施工天端高、計画堤防高、計画高水位、計画高水敷高、計画河床高を確認するための確認画面の表示が指示された場合には、指定された位置の現現況地盤高、堤内地盤高、堤外地盤高、施工天端高、計画堤防高、計画高水位、計画高水敷高、計画河床高を演算して、表示装置に表示する確認画面表示手順をさらに有することを特徴とする堤防設計プログラム。
  19. 請求項12〜18のいずれか一項に記載の堤防設計プログラムにおいて、
    操作者から堤防の境界を示す用地境界線の指定を受け付ける用地境界線指定受付手順をさらに有し、
    前記3Dモデル生成手順は、用地境界線が指定された場合には、堤防の施工法面を前記用地境界線の位置で止めることを特徴とする堤防設計プログラム。
  20. 請求項12〜19のいずれか一項に記載の堤防設計プログラムにおいて、
    前記堤防断面の情報は、施工する堤防の天端、法面、部品によって定義されることを特徴とする堤防設計プログラム。
  21. 請求項20に記載の堤防設計プログラムにおいて、
    前記天端は、堤防の最上部が歩道になる場合は、計画断面の高さに舗装の厚さを加えて施工断面を定義されることを特徴とする堤防設計プログラム。
  22. 請求項20または21に記載の堤防設計プログラムにおいて、
    前記部品は、天端または法面に設けられる縁石、側溝、水路、ブロック擁壁であることを特徴とする堤防設計プログラム。
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