JP6649052B2 - Door lock device - Google Patents
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Description
本発明は、ドアロック装置に関する。 The present invention relates to a door lock device.
車両のドアロック装置は、車体に対してドアを開放可能なアンロック状態と開放不可能なロック状態に切り換える。切換操作は、ドア内側のロックノブ又はドア外側のキーシリンダによって行われる。アンロック状態では、ドアのインナーハンドル又はアウターハンドルを操作することで、ドアを開放することができる。ロック状態では、ドアのインナーハンドル又はアウターハンドルを操作しても、ドアを開放することはできない。 The door lock device of the vehicle switches between an unlocked state where the door can be opened with respect to the vehicle body and a locked state where the door cannot be opened. The switching operation is performed by a lock knob inside the door or a key cylinder outside the door. In the unlocked state, the door can be opened by operating the inner handle or the outer handle of the door. In the locked state, the door cannot be opened even if the inner handle or the outer handle of the door is operated.
ドアロック装置は、ロックノブに接続されているロックレバーと、インナーハンドルに接続されているオープンレバーとを備えている。特許文献1には、ロックノブとロックレバーを第1のケーブルによって接続し、インナーハンドルとオープンレバーを第2のケーブルによって接続したドアロック装置が開示されている。ドアロック装置のハウジングには、各レバーの連結部に対応する部分に開口部が設けられ、この開口部を通してケーブルが配索されている。開口部は、ケーブルの配索後にカバーによって閉塞されている。これによりドアロック装置の防水性及び盗難防止性が確保されている。 The door lock device includes a lock lever connected to a lock knob and an open lever connected to an inner handle. Patent Document 1 discloses a door lock device in which a lock knob and a lock lever are connected by a first cable, and an inner handle and an open lever are connected by a second cable. The housing of the door lock device is provided with an opening at a portion corresponding to a connecting portion of each lever, and a cable is routed through the opening. The opening is closed by a cover after the cable is routed. This ensures the waterproofness and anti-theft property of the door lock device.
しかしながら、特許文献1のドアロック装置は、開口部をカバーによって覆う構成であるため、構造が複雑であり、製造コストが高い。また、ハウジングにケーブルを配索する際には、小さな開口部を通してケーブルをレバーに連結しなければならないため、作業性が悪い。 However, the door lock device disclosed in Patent Document 1 has a configuration in which the opening is covered by the cover, so that the structure is complicated and the manufacturing cost is high. Further, when arranging the cable in the housing, the cable must be connected to the lever through a small opening, so that workability is poor.
本発明は、簡易な構成でケーブルの連結部分の防水性を向上でき、ケーブルを配索する作業性も向上できるドアロック装置を提供することを課題とする。 SUMMARY OF THE INVENTION It is an object of the present invention to provide a door lock device that can improve the waterproofness of a cable connecting portion with a simple configuration and can also improve the workability of arranging a cable.
本発明は、筒状のチューブと、前記チューブ内に進退可能に配置されているワイヤとを有するケーブルと、前記ワイヤの端部が連結される連結部を有する回転レバーと、前記回転レバーが内部に回転可能に配置されているハウジングとを備え、前記ハウジングの底壁部の両側には、下方に突出する板状で一対のプロテクト部が設けられ、前記一対のプロテクト部の間に位置するように、前記底壁部には前記連結部を露出させる開口部が設けられ、下端が開放された前記一対のプロテクト部間に位置し、前記底壁部の外面側に位置するように前記ケーブルが配索されており、前記ハウジングを上方から見て、前記ハウジングによって隠れるように、前記回転レバーの前記連結部と、前記チューブの端部から突出している前記ワイヤとが配置されている、ドアロック装置を提供する。
The present invention provides a cable having a tubular tube, a wire disposed in the tube so as to be able to advance and retreat, a rotating lever having a connecting portion to which an end of the wire is connected, and the rotating lever having an internal portion. And a housing disposed rotatably at the bottom of the housing.On both sides of the bottom wall portion of the housing, a pair of protect portions are provided in a plate shape protruding downward, and are positioned between the pair of protect portions. to the bottom wall opening for exposing the connecting portion is provided we are in, located between the pair of protection portions lower end is opened, said to be located on the outer surface of the bottom wall portion cable There are laid, as viewing the housing from above, so as to be hidden by the housing, and the connecting portion of the rotary lever, and the said wires protruding from the end of the tube is located It is, to provide a door locking device.
本発明のドアロック装置では、ハウジングの底壁部の外面側にケーブルが配索され、開口部から露出している回転レバーの連結部にワイヤを連結すればよいため、ケーブルを配索する作業性を向上できる。また、ハウジングを上方から見て、回転レバーの連結部とケーブルのワイヤとがハウジングによって隠れているため、ドアの隙間(例えばドアのアウターパネルと窓ガラスの隙間)から水が浸入しても、その水が開口部からハウジングの内部に浸入することを防止できる。よって、ハウジングには、開口部を閉塞するカバーを設ける必要がない。その結果、ドアロック装置の部品点数を削減できるため、ドアロック装置の製造コストを低減できる。また、簡易な構成でケーブルの連結部分の防水性を確保できる。 In the door lock device of the present invention, the cable is routed on the outer surface side of the bottom wall of the housing, and the wire may be connected to the connecting portion of the rotating lever exposed from the opening, so that the operation of laying the cable is performed. Performance can be improved. Further, when the housing is viewed from above, the connecting portion of the rotating lever and the wire of the cable are hidden by the housing, so that even if water enters through a gap between the doors (for example, a gap between the outer panel of the door and the window glass), The water can be prevented from entering the housing through the opening. Therefore, there is no need to provide a cover for closing the opening in the housing. As a result, the number of parts of the door lock device can be reduced, so that the manufacturing cost of the door lock device can be reduced. In addition, the waterproofness of the connecting portion of the cable can be ensured with a simple configuration.
以下、本発明の実施の形態を図面に従って説明する。 Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
(第1実施形態)
図1から図6は、第1実施形態に係るドアロック装置20を示す。図2Aに概略的に示すように、ドアロック装置20は、車両のドア1の内部(アウターパネル2とインナーパネル3の間)に配置されている。ドア1には、ドアロック装置20をアンロック状態及びロック状態のいずれかに切り換えるロック操作部材として、インナーパネル3にロックノブが配置され、アウターパネル2にキーシリンダが配置されている。また、ロック操作部材としては、使用者が所有する電子的な携帯キーが更に設けられている。また、ドア1には、開放操作用のドアハンドルとして、車内側のインナーパネル3にインナーハンドルが配置され、車外側のアウターパネル2にアウターハンドルが配置されている。
(1st Embodiment)
1 to 6 show a
(ドアロック装置の構成)
ドアロック装置20は、ラッチ機構、切換機構、及び開放機構を配置するハウジング21を備えている。ラッチ機構は、車体に配置したストライカを係脱可能に係合することで、車体に対してドア1を閉塞した状態に維持する。切換機構は、開放機構の動力をラッチ機構に伝達可能なアンロック状態と、開放機構の動力をラッチ機構に伝達不可能なロック状態に切り換える。開放機構は、ドアハンドルの操作による動力を切換機構を介してラッチ機構に伝達することで、ラッチ機構によるストライカの係合を解除する。アンロック状態でドアハンドルが操作されると、ドアロック装置20は、開放機構及び切換機構を介してラッチ機構を開動作させる。これによりドア1は、車体に対して開放される。ロック状態でドアハンドルが操作されると、ドアロック装置20は、開放機構及び切換機構を介してラッチ機構を開作動できない。そのため、車体に対してドア1を開放できない。
(Configuration of door lock device)
The
図1から図2Dに示すように、ハウジング21は、メインケース22、カバー35、及びサブケース40を備えている。メインケース22は、第1収容部23と第2収容部24とを有し、平面視が概ねL字形状に形成されている。カバー35は、メインケース22の第1収容部23の開口を閉塞する。サブケース40は、メインケース22の第2収容部24に配置される。
As shown in FIGS. 1 to 2D, the
図2Aを参照すると、ハウジング21は、カバー35側がインナーパネル3側に位置するように、ドア1に配置されている。また、ハウジング21は、サブケース40がドア1の端面4に沿ってアウターパネル2側に延びるように配置されている。以下の説明では、ドア1の車長方向をX方向、ドア1の車高方向をY方向、ドア1の車幅方向をZ方向いう。また、X軸の矢印の向きを+X方向といい、それとは反対の向きを−X方向という場合がある。なお、+X方向は、ドア1のヒンジ側端部に向かう向き(端面4と逆向き)である。また、Y軸の矢印の向きを+Y方向といい、それとは反対の向きを−Y方向という場合がある。なお、+Y方向は、ドア1の高さ方向の上側に向かう向きである。また、Z軸の矢印の向きを+Z方向といい、それとは反対の向きを−Z方向という場合がある。なお、+Z方向は、ドア1の幅方向の外側(アウターパネル2側)に向かう向きである。
Referring to FIG. 2A, the
ハウジング21には、メインケース22に切換機構を構成する部品群と開放機構を構成する部品群とが配置され、サブケース40にラッチ機構を構成する部品群が配置されている。詳しくは図3に示すように、メインケース22の第1収容部23には、切換機構を構成するロックレバー42、キーロータ50、キーレバー51、モータ52、ウォームホイール53、ジョイント54、及びリンク55が配置されている。また、第1収容部23には、開放機構を構成するインナーレバー57が配置されている。図1及び図2Aを参照すると、第1収容部23の外部には、+Z方向に突出するようにアウターレバー65が配置されている。
In the
切換機構のリンク55は、ドア1のロックノブが操作されると、ロックレバー42が回転することで、ジョイント54を介してアンロック位置又はロック位置に回転する。また、リンク55は、ドア1のキーシリンダが操作されると、キーロータ50が回転することで、キーレバー51及びジョイント54を介してアンロック位置又はロック位置に回転する。また、リンク55は、使用者が所有する携帯キーが操作されると、モータ52の駆動によりウォーム52aを介してウォームホイール53が回転することで、ジョイント54を介してアンロック位置又はロック位置に回転する。これにより、ドアロック装置20は、リンク55によってラッチ機構を操作可能なアンロック状態、又はリンク55によってラッチ機構を操作不可能なロック状態に切り換えられる。
When the lock knob of the door 1 is operated, the
また、リンク55は、ドア1のインナーハンドルが操作されると、開放機構のインナーレバー57が回転することで、インナーレバー57に押圧されて+Y方向に移動する。また、リンク55は、ドア1のアウターハンドルが操作されると、アウターレバー65が回転することで、アウターレバー65に押圧されて+Y方向に移動する。アンロック状態では、リンク55がラッチ機構の受部(図示せず)に当接し、リンク55からラッチ機構に動力を伝達することで、ラッチ機構とストライカの係合は解除される。ロック状態では、リンク55がラッチ機構の受部に当接できず、リンク55からラッチ機構に動力を伝達できないため、ラッチ機構とストライカの係合は解除できない。
When the inner handle of the door 1 is operated, the
(ケーブル接続の詳細)
切換機構のロックレバー42は、ドア1のロックノブに第1ケーブル10Aによって接続される第1回転レバーである。また、開放機構のインナーレバー57は、ドア1のインナーハンドルに第2ケーブル10Bによって接続される第2回転レバーである。図1及び図2Dを併せて図3を参照すると、各ケーブル10A,10Bとレバー42,57とは、−Y方向の端に位置するハウジング21の底側で連結されている。これにより、これらの連結部分は、ドア1に装着した状態の平面視でハウジング21によって隠れる(図2A参照)ように設定されている。
(Details of cable connection)
The
ケーブル10A,10Bは、可撓性を有する筒状のチューブ11と、チューブ11内に進退可能に配置されている金属製のワイヤ14とを備えている。チューブ11の端部には、円筒状の固定用装着部材12が配置されている。装着部材12の端部には、環状に窪む嵌合溝13が設けられている。ワイヤ14の端部には、各レバー42,57と回転可能に連結する円柱状の連結部材15が取り付けられている。
The cables 10 </ b> A and 10 </ b> B include a flexible
メインケース22には、ハウジング21の底である底壁部25が設けられている。この底壁部25には、ロックレバー42の第1連結部45と、インナーレバー57の第2連結部60とを露出させる開口部26が設けられている。本実施形態のロックレバー42とインナーレバー57は、メインケース22の第1収容部23の下部においてX方向に隣接して配置されている。そのため、開口部26は、底壁部25の+X側から−X側の端部にかけて開放するように設けられている。
The
図1及び図4に示すように、底壁部25には、外面側に配索されるケーブル10A,10Bを固定するケーブル固定部27が設けられている。なお、開口部26は、このケーブル固定部27から−X方向の端部に位置するインナーレバー57の第2連結部60にかけて開放されている。ケーブル固定部27は、底壁部25の外面側から下方に向けて突設されている取付板28を備えている。この取付板28には、装着部材12の嵌合溝13に嵌合される一対の切込溝29,29が設けられている。この切込溝29は、ケーブル10A,10Bをチューブ11の径方向から挿入できるように、挿入用の開口部分が底壁部25と反対の下方に位置するように形成されている。
As shown in FIGS. 1 and 4, the
また、切込溝29には、挿入用開口側に位置するように、内壁から内側に突出する一対の係止部30,30が設けられている。係止部30,30間の隙間は、装着部材12の嵌合溝13の部分の外径より小さい。これにより、切込溝29内に装着部材12を挿入配置すると、係止部30が嵌合溝13の底面に係止することで装着部材12の離脱が防止される。また、ケーブル固定部27は、取付板28から+X方向に突出する仕切板31を備えている。この仕切板31は、底壁部25から突出し、Z方向に間隔をあけて3箇所に設けられている。隣接する仕切板31,31の間には、装着部材12がそれぞれ配置されている。
The
本実施形態のカバー35には、ケーブル固定部27の+X方向の外方に位置するように、ケーブル10A,10Bを保持する保持部36が設けられている。この保持部36には、チューブ11を圧入可能なU字形状の圧入溝37が一対設けられている。
The
図1及び図3に示すように、ロックレバー42は、第1収容部23に回転可能に支持される第1軸部43を備えている。このロックレバー42は、第1軸部43から−X方向に突出してジョイント54に係着される係着部44を備えている。また、ロックレバー42は、第1軸部43から−Y方向に突出するように、第1ケーブル10Aのワイヤ14の端部を回転可能に連結する第1連結部45を備えている。この第1連結部45は、ハウジング21の開口部26から−Y方向の外方に突出するように設定されている。図2Dを参照すると、第1連結部45は、第1ケーブル10Aの軸線上に位置する。図5を参照すると、第1連結部45には、ワイヤ14の連結部材15を回転可能に保持する円形状の第1保持孔46が設けられている。また、第1連結部45には、連結部材15を中心として回転させたワイヤ14を挿通可能な第1挿通溝47が設けられている。この第1挿通溝47の第1切欠部48は、ワイヤ14が延びる+X方向に対して90度を越えた−X側の角度位置に設定されている。
As shown in FIGS. 1 and 3, the
インナーレバー57は、メインケース22の第2収容部24に配置したサブケース40に回転可能に支持される第2軸部58を備えている。図2Dを参照すると、インナーレバー57は、ロックレバー42に対してZ方向に間隔をあけて配置されている。また、インナーレバー57は、第2軸部58から下方(−Y方向)に突出した後、斜め上方(+X+Y方向)に突出する概ねV字形状であり、メインケース22の第1収容部23内に配置されている。このインナーレバー57は、切換機構のリンク55を押圧する押圧部59を備えている。また、インナーレバー57は、第2軸部58の下側に位置するように、第2ケーブル10Bのワイヤ14の端部を回転可能に連結する第2連結部60を備えている。この第2連結部60は、ハウジング21の開口部26から−Y方向の外方に突出するように設定されている。図2Dを参照すると、第2連結部60は、第2ケーブル10Bの軸線上に位置する。図6を参照すると、第2連結部60には、第1連結部45と同様に、第2保持孔61と、第2切欠部63を有する第2挿通溝62とが形成されている。
The
図1を併せて図2B及び図2Cを参照すると、ハウジング21には、底壁部25の側部から下方(−Y方向)に突出してワイヤ14の側方に位置するプロテクト部32,38が設けられている。
Referring to FIGS. 2B and 2C in conjunction with FIG. 1, the
第1プロテクト部32は、メインケース22の−Y側の縁に一体に設けられている。この第1プロテクト部32は概ね三角形状で、取付板28の+Z方向の端部からインナーレバー57の押圧部59の−Y側頂部、及び第2連結部60にかけて延びている。図2Cに最も明瞭に示すように、第1プロテクト部32は、ドアロック装置20をアウターパネル2側から見ると、底壁部25から突出したレバー42,57の連結部45,60と、ケーブル10A,10Bのワイヤ14,14を全て隠すように構成されている。第1プロテクト部32の−Y側の縁には、カバー35側である−Z方向に突出する補強板33が設けられている。
The
第2プロテクト部38は、カバー35の−Y側の縁に一体に設けられている。この第2プロテクト部38は概ね長方形状であり、−Z側の仕切板31に重畳する部分からインナーレバー57の第2軸部58にかけて延びている。図2Bに最も明瞭に示すように、第2プロテクト部38は、ドアロック装置20をインナーパネル3側から見ると、ロックレバー42の第1連結部45と第1ケーブル10Aのワイヤ14を全て隠すように設定されている。また、インナーレバー57の第2連結部60と第2ケーブル10Bのワイヤ14の一部は、第2プロテクト部38から露出している。
The second
ここで、ロックレバー42に連結する第1ケーブル10Aのワイヤ14は、ドアロック装置20を施解錠することが可能な極めて重要な要素である。一方、インナーレバー57に連結する第2ケーブル10Bのワイヤ14は、ドアロック装置20の施解錠には全く関係ない要素である。言い換えれば、ケーブル10A,10Bによって接続する一対のレバー42,57のうち、ドアロック装置20の施解錠に関係するロックレバー42の連結部分は、プロテクト部32,38によって確実に隠すように構成されている。
Here, the
図2Aに示すように、このように構成したドアロック装置20の平面視では、底壁部25から突出しているレバー42,57の連結部45,60とケーブル10A,10Bのワイヤ14,14は、ハウジング21によって全て隠れている。よって、ドア1のアウターパネル2と窓ガラスの隙間から水が浸入しても、その水が開口部26からハウジング21の内部に浸入することを防止できる。一方、図2Dに示すように、ドアロック装置20の底面視では、レバー42,57の連結部45,60とケーブル10A,10Bのワイヤ14,14は、一対のプロテクト部32,38の間で露出している。よって、ドアロック装置20に対してケーブル10A,10Bを配索する作業性を向上できる。
As shown in FIG. 2A, in a plan view of the
次に、ドアロック装置20に対してケーブル10A,10Bを配索する作業の一例を説明する。
Next, an example of an operation of routing the
まず、第1ケーブル10Aの連結部材15をロックレバー42の第1保持孔46に軸方向から挿入する。この際、第1ケーブル10Aのワイヤ14を第1切欠部48に配置する。ついで、ワイヤ14をケーブル固定部27に向けて+X方向に回転させることで、ワイヤ14を第1挿通溝47に挿通させる。このワイヤ14の配索作業は、一対のプロテクト部32,38間がX方向に大きく開放されているため、極めて容易に行うことができる。その後、第1ケーブル10Aの装着部材12をケーブル固定部27に配置し、切込溝29に嵌合溝13を圧入することで、ケーブル固定部27に装着部材12を固定する。最後に、第1ケーブル10Aのチューブ11を保持部36の圧入溝37に圧入することで、チューブ11を更に固定する。なお、第2ケーブル10Bをインナーレバー57と連結し、ハウジング21の底壁部25に配索する手順も同様である。
First, the connecting
以上のように、本実施形態のドアロック装置20によれば、ハウジング21の底壁部25の外面側にケーブル10A,10Bが配索され、開口部26から露出(突出)しているレバー42,57の連結部45,60にワイヤ14を連結すればよいため、ケーブル10A,10Bを配索する作業性を向上できる。また、底壁部25の外面側にチューブ11を固定するケーブル固定部27が設けられているため、ケーブル10A,10Bとハウジング21との固定作業も容易に行うことができる。
As described above, according to the
しかも、ケーブル固定部27の切込溝29は、挿入用の開口部分が下方に位置しているため、ハウジング21の底壁部25と反対側の下方からケーブル固定部27にチューブ11を装着できる。また、ケーブル接続するレバー42,57がハウジング21の広く開放されたプロテクト部32,38間に集められているため、ハウジング21へのケーブル10A,10Bの配索作業性を確実に向上できる。
In addition, since the opening for insertion of the
また、ドアロック装置20の平面視では連結部45,60とケーブル10A,10Bのワイヤ14とがハウジング21によって隠れているため、ドア1内に水が浸入しても、その水が開口部26からハウジング21の内部に浸入することを防止できる。よって、ハウジング21には、開口部26を閉塞するカバーを設ける必要がない。その結果、ドアロック装置20の部品点数を削減できるため、ドアロック装置20の製造コストを低減できる。また、簡易な構成でケーブル10A,10Bの連結部分の防水性を確保できる。
Further, since the connecting
また、ケーブル固定部27は、底壁部25から突出する取付板28を備えているため、チューブ11を伝ってきた水を取付板28で堰き止め、堰き止めた水を下方へ落下させることができる。よって、水がハウジング21内に浸入することを確実に防止できるため、寒い時期に凍結によってドアロック装置20に動作不良が発生することを防止できる。
Further, since the
そして、ハウジング21にはワイヤ14の側方に位置するプロテクト部32,38が設けられているため、ワイヤ14は、上方がハウジング21によって隠され、側方がプロテクト部32,38によって隠される。したがって、ドア1のアウターパネル2と窓ガラスとの間の隙間から何らかの部材でワイヤ14を不正に操作しようとしても、ワイヤ14へのアクセスを防止できる。よって、ドアロック装置20が不正操作されることによる解錠を確実に防止できる。
Since the
(第2実施形態)
図7は第2実施形態のドアロック装置20を示す。この第2実施形態では、ドアロック装置20をZ方向から見て、ケーブル10A,10Bのチューブ11は端部まで露出し、ワイヤ14は隠されるように、ハウジング21にプロテクト部32,38を設けた点で、第1実施形態と相違する。このようにしても、ドアロック装置20が不正操作されることによる解錠を確実に防止できる。また、ケーブル固定部27が露出するため、ケーブル10A,10Bの配索作業性を更に向上できる。
(2nd Embodiment)
FIG. 7 shows a
(第3実施形態)
図8は第3実施形態のドアロック装置20を示す。この第3実施形態では、底壁部25に段差を設け、一対のケーブル固定部27,27を上下方向に間隔をあけて設けた点で、第1実施形態と相違する。なお、ケーブル固定部27,27は、Z方向に間隔をあけて設けてもよいし、Z方向の位置は同一でY方向だけ間隔をあけて設けてもよい。このようにした第3実施形態では、第1実施形態と同様の作用及び効果を得ることができる。
(Third embodiment)
FIG. 8 shows a
なお、本発明のドアロック装置20は、前記実施形態の構成に限定されず、種々の変更が可能である。
Note that the
例えば、前記実施形態では、一対のレバー42,57の連結部45,60を底壁部25から外方に突出させるために、底壁部25に1個の開口部26を設けたが、各レバー42,57に対応する開口部を個別に設けてもよい。また、レバー42,57の連結部45,60は、底壁部25から外方に突出させることなく、ハウジング21内部の開口部26から露出する位置に配置してもよい。また、ケーブル固定部27の切込溝29は、下方を開口させる構成に限らず、側方を開口させてもよい。
For example, in the above-described embodiment, one
1 ドア
2 アウターパネル
3 インナーパネル
4 端面
10A 第1ケーブル
10B 第2ケーブル
11 チューブ
12 装着部材
13 嵌合溝
14 ワイヤ
15 連結部材
20 ドアロック装置
21 ハウジング
22 メインケース
23 第1収容部
24 第2収容部
25 底壁部
26 開口部
27 ケーブル固定部
28 取付板
29 切込溝
30 係止部
31 仕切板
32 第1プロテクト部
33 補強板
35 カバー
36 保持部
37 圧入溝
38 第2プロテクト部
40 サブケース
42 ロックレバー(第1回転レバー)
43 第1軸部
44 係着部
45 第1連結部
46 第1保持孔
47 第1挿通溝
48 第1切欠部
50 キーロータ
51 キーレバー
52 モータ
52a ウォーム
53 ウォームホイール
54 ジョイント
55 リンク
57 インナーレバー(第2回転レバー)
58 第2軸部
59 押圧部
60 第2連結部
61 第2保持孔
62 第2挿通溝
63 第2切欠部
65 アウターレバー
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1
43
58
Claims (6)
前記ワイヤの端部が連結される連結部を有する回転レバーと、
前記回転レバーが内部に回転可能に配置されているハウジングとを備え、
前記ハウジングの底壁部の両側には、下方に突出する板状で一対のプロテクト部が設けられ、
前記一対のプロテクト部の間に位置するように、前記底壁部には前記連結部を露出させる開口部が設けられ、
下端が開放された前記一対のプロテクト部間に位置し、前記底壁部の外面側に位置するように前記ケーブルが配索されており、
前記ハウジングを上方から見て、前記ハウジングによって隠れるように、前記回転レバーの前記連結部と、前記チューブの端部から突出している前記ワイヤとが配置されている、ドアロック装置。 A cable having a tubular tube and a wire arranged to be able to advance and retreat within the tube;
A rotating lever having a connecting portion to which an end of the wire is connected,
A housing in which the rotation lever is rotatably arranged inside,
On both sides of the bottom wall portion of the housing, a pair of protect portions are provided in a plate shape protruding downward,
Said to be located between the pair of protection portions, openings for exposing the connecting portion is provided we are in the bottom wall portion,
The cable is routed such that a lower end is located between the pair of protected portions that are open, and is located on an outer surface side of the bottom wall portion,
A door lock device, wherein the connecting portion of the rotating lever and the wire projecting from an end of the tube are arranged so as to be hidden by the housing when the housing is viewed from above .
前記ハウジングの前記底壁部には、外面側に前記チューブの端部を固定するケーブル固定部が設けられている、請求項1に記載のドアロック装置。 The rotation lever is disposed in the housing such that the connection portion protrudes outward from the opening,
The door lock device according to claim 1, wherein a cable fixing portion for fixing an end of the tube is provided on an outer surface of the bottom wall of the housing.
前記回転レバーは、前記第1ケーブルを介してロック操作部材に接続されている第1回転レバーと、前記第2ケーブルを介してドアハンドルに接続されている第2回転レバーとを有する、請求項1から請求項5のいずれか1項に記載のドアロック装置。 The cable has a first cable routed on the bottom wall, and a second cable routed adjacent to the first cable,
The said rotation lever has a 1st rotation lever connected to the lock operation member via the said 1st cable, and a 2nd rotation lever connected to the door handle via the said 2nd cable, The claim | item. The door lock device according to any one of claims 1 to 5 .
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