JP6647058B2 - バックアップ電源システム - Google Patents

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Description

本発明は、商用電源からの電力供給が停止した場合にバックアップ電力供給を行うことを可能とするバックアップ電源システムに関する。
バックアップ電源装置として、あらかじめ定めた基準レベル以上の電力が交流電源からAC・DC変換部を介して供給されるときには、交流電源からAC・DC変換部を介して負荷装置へ電力を供給し、AC・DC変換部から出力される電力のレベルが基準レベル未満となると、二次電池から負荷装置へ電力を供給するとともに、燃料電池発電回路の発電を開始し、燃料電池発電回路から基準レベル以上の電力が出力されると、二次電池に変わって燃料電池発電回路による電力を負荷装置へ供給するようにした構成が知られている(特許文献1)。
特許文献1に記載されているバックアップ電源装置によれば、交流電源から供給される交流電圧の遮断等により供給される電力の電圧レベルが低下した場合に、燃料電池発電回路による電力を負荷装置へ供給することができるので、二次電池のみから負荷装置へ電力を供給する場合に比べて、より長い時間にわたって負荷装置へ安定した電力を供給することができる。
一方、バックアップ電源装置ではないが、分散型エネルギコミュニティ全体の熱電需要及び発電量の予測を精度よく行ってエネルギ供給コストを最小化するエネルギ需給制御方法が知られている(特許文献2)。
この特許文献2に開示された制御方法では、熱需要予測部及び電力需要予測部で予測された熱電需要と、日射強度予測部その他及び風力発電予測部で予測された発電量と、蓄電池監視部で取得された蓄電池の充電状態とに基づいて、燃料電池の運転計画を、分散型エネルギコミュニティ全体のエネルギ供給コストが最小となるよう事前に決定しておき、この決定された運転計画に基づき、燃料電池の熱電出力を制御するものである。発電量予測として、天候情報とニューラルネットワークとを使うことで、過去の天気と日射強度の関係を予測し、予測した日射強度から太陽電池による発電量を予測している。需要計画からもっとも安価な電力源を選択することで、給電コストを最小化しようとするものである。
特開2005−020900号公報 特開2005−086953号公報
しかしながら、特許文献1に記載されたバックアップ電源装置は、交流電源からの電力供給遮断時に、二次電池のみならず燃料電池発電回路からも電力供給するものであり、二次電池のみでバックアップする場合に比してバックアップ時間が長くなるものの、全体のバックアップ時間をより長くするための制御は行っていない。
また、特許文献2に記載されているエネルギ需給制御方法は、給電コストを低減するためのものであり、バックアップ時間をより長くするための制御を行うものではない。
本発明の目的は、バックアップ電力供給を行う場合にバックアップ時間をより長期化することが可能なバックアップ電源システムを提供することにある。
本発明によれば、バックアップ電源システムは、自然エネルギを利用して発電を行う少なくとも1つの自然エネルギ発電装置と、燃料を利用して発電を行う少なくとも1つの燃料発電装置と、少なくとも1つの二次電池装置と、少なくとも1つの自然エネルギ発電装置から供給される電力を計測する自然エネルギ電力計測装置と、少なくとも1つの二次電池装置から供給される電力を計測する二次電池電力計測装置と、負荷で消費される電力を計測する負荷電力計測装置と、自然エネルギ電力計測装置、二次電池電力計測装置及び負荷電力計測装置に電気的に接続されていると共に、外部から天候に関する予報を取得可能な電力供給制御装置とを備えている。電力供給制御装置は、取得した予報と、自然エネルギ電力計測装置からの計測情報とに基づいて少なくとも1つの自然エネルギ発電装置による発電量を予測し、予測した発電量、負荷電力計測装置からの計測情報及び二次電池電力計測装置からの計測情報に基づいて、所定時間毎に、少なくとも1つの二次電池装置の電池残量をシミュレーションし、このシミュレーションにより少なくとも1つの二次電池装置の電池残量がゼロとなると予測した場合は、その直前に少なくとも1つの燃料発電装置を始動させるように構成されている。
天候に関する予報に基づいて自然エネルギ発電装置による発電量を予測し、予測した発電量と、負荷の消費電力量と、二次電池装置の電力量とに基づいて、所定時間毎に、二次電池装置の電池残量をシミュレーションする。このシミュレーション結果から二次電池装置の電池残量がゼロとなると予測した場合は、そのゼロとなる直前に燃料発電装置を始動させる。このように、最初は自然エネルギ発電装置によって発電を行い、これと二次電池装置からの電力が負荷に供給されるが、定期的なシミュレーションによってその状態では二次電池装置の電池残量がゼロとなると予測した場合には、電池残量ゼロとなる直前に燃料発電装置が始動されてその発電電力が負荷及び二次電池装置に供給される。即ち、定期的に行われるシミュレーションの結果に基づいて燃料発電装置の運転開始が適切に制御されるため、バックアップ時間をより長期化させることができる。また、自然エネルギ発電装置による発電が優先され燃料発電装置の始動が適切に制御されるため、燃料消費量の大幅な低減化を図ることができる。
少なくとも1つの燃料発電装置から供給される電力を計測する燃料電力計測装置をさらに備えており、電力供給制御装置は、予測した発電量、負荷電力計測装置からの計測情報、燃料電力計測装置からの計測情報、及び二次電池電力計測装置からの計測情報に基づいて、所定時間毎に、少なくとも1つの二次電池装置の電池残量をシミュレーションし、このシミュレーションにより少なくとも1つの二次電池装置の電池残量が目標とするバックアップ時間より前にゼロとなると予測した場合は、少なくとも1つの燃料発電装置の運転時間を所定時間延長させるように構成されていることが好ましい。
この場合、電力供給制御装置は、シミュレーションにより負荷で消費される電力がゼロとなる際の少なくとも1つの二次電池装置の電池残量が所定量以上あると予測した場合は、少なくとも1つの燃料発電装置の運転時間を所定時間短縮させるように構成されていることがより好ましい。
電力供給制御装置は、シミュレーションにより少なくとも1つの燃料発電装置の燃料が負荷への電力供給終了時点まで維持できないと予測した場合は、燃料不足の通知を行うように構成されていることも好ましい。
電力供給制御装置は、このバックアップ電源システムの設置位置を検出する位置検出装置を備えており、検出した設置位置に応じた日射量及び/又は風速に関する予報情報を外部より取得するように構成されていることも好ましい。
電力供給制御装置は、起動時にこのバックアップ電源システムにおける発電装置の接続状態を確認するように構成されていることも好ましい。
バックアップ電源システム用の電力供給制御装置は、自然エネルギを利用して発電を行う少なくとも1つの自然エネルギ発電装置と、燃料を利用して発電を行う少なくとも1つの燃料発電装置と、少なくとも1つの二次電池装置とに電気的に接続されており、少なくとも1つの自然エネルギ発電装置から供給される電力を計測する自然エネルギ電力計測装置と、少なくとも1つの二次電池装置から供給される電力を計測する二次電池電力計測装置と、負荷で消費される電力を計測する負荷電力計測装置と、自然エネルギ電力計測装置、二次電池電力計測装置及び負荷電力計測装置を備えていると共に、外部から天候に関する予報を取得可能であり、取得した予報と、自然エネルギ電力計測装置からの計測情報とに基づいて少なくとも1つの自然エネルギ発電装置による発電量を予測し、予測した発電量、負荷電力計測装置からの計測情報及び二次電池電力計測装置からの計測情報に基づいて、所定時間毎に、少なくとも1つの二次電池装置の電池残量をシミュレーションし、このシミュレーションにより少なくとも1つの二次電池装置の電池残量がゼロとなると予測した場合は、その直前に少なくとも1つの燃料発電装置を始動させるように構成されている。
本発明によれば、定期的に行われるシミュレーションの結果に基づいて燃料発電装置の運転開始が適切に制御されるため、バックアップ時間をより長期化させることができる。また、自然エネルギ発電装置による発電が優先され燃料発電装置の始動が適切に制御されるため、燃料消費量の大幅な低減化を図ることができる。
本発明のバックアップ電源システムの一実施形態におけるシステム構成を概略的に示すブロック図である。 図1のバックアップ電源システムにおける電力供給制御装置の構成を概略的に示すブロック図である。 図2の電力供給制御装置の処理フローの一部を概略的に示すフローチャートである。 図2の電力供給制御装置の処理フローの一部を概略的に示すフローチャートである。 図3の処理フローを実施する際のバックアップ時間最大化制御の一例を説明する図である。
図1は本発明のバックアップ電源システムの一実施形態におけるシステム構成を概略的に示しており、図2は図1のバックアップ電源システムにおける電力供給制御装置の構成を概略的に示している。
本実施形態は、例えば商用電源からの電力供給が停止した場合にバックアップ電力供給を行うバックアップ電源システムである。
図1に示すように、本実施形態におけるバックアップ電源システム100は、負荷装置10に接続されており、この負荷装置10に供給される電力のバックアップを行うように構成されている。
より詳細に説明すると、バックアップ電源システム100は、リチウムイオン蓄電池や鉛蓄電池等のバッテリから構成される二次電池装置11と、二次電池装置11の電池残量を計測する電池残量計測装置11aと、太陽光発電装置や風力発電装置等の自然エネルギ発電装置12と、商用電源供給装置13と、ガソリン、軽油又はガス等の燃料を利用して発電する燃料発電装置14と、電力供給制御装置15と、二次電池装置11に接続されており、この二次電池装置11から供給される電力(発電量)を計測する電力計測装置16と、二次電池装置11の充放電回路17と、自然エネルギ発電装置12に接続されており、この自然エネルギ発電装置12から供給される電力(発電量)を計測する電力計測装置18と、電力計測装置18に接続されており、DC−DC変換を行う電力変換回路19と、商用電源供給装置13に接続されており、この商用電源供給装置13から供給される電力(発電量)を計測する電力計測装置20と、電力計測装置20に接続されており、AC−DC変換を行う電力変換回路21と、燃料発電装置14に接続されており、この燃料発電装置14から供給される電力(発電量)を計測する電力計測装置22と、電力計測装置22に接続されており、DC−DC変換を行う電力変換回路23と、電力変換回路19、21及び23並びに充放電回路17に接続されており、DC−AC変換を行う電力変換回路24と、電力変換回路24及び負荷装置10に接続されており、負荷装置10に供給される電力を計測する電力計測装置25と、電力供給制御装置15に接続されており、外部ネットワークと3G又は4Gの高速通信を可能とするLTE(ロングタームエボリューション)通信装置26と、GPS(グローバルポジショニングシステム)衛星からの信号を受信してこのバックアップ電源システム100の位置(緯度、経度)を検出するGPS装置27と、電力変換回路19、21及び23並びそれらの下流にそれぞれ接続されているダイオードを含む電力供給優先制御部28とを備えている。
電力供給優先制御部28は、電力変換回路19、21及び23から出力される直流電力のうち、電圧値が最も高いものを優先的に選択して使用する公知の構成を有する回路である。従って、商用電源からの電力供給が停止した場合に、燃料発電装置14が作動していなければ、自然エネルギ発電装置12からの電力が選択されて出力されることとなる。燃料発電装置14が作動しており、その電圧値が自然エネルギ発電装置12からの電圧値より高ければ、この燃料発電装置14からの電力が選択されて出力される。
電力供給制御装置15は、各発電装置の発電量の予測、負荷装置10の消費電力量の予測、二次電池装置11の電池残量のシミュレーション、及び燃料発電装置14の起動及び停止をデジタルコンピュータによって制御する装置である。以下、図2をも併せ用いてこの電力供給制御装置15の構成について説明する。
デジタルコンピュータは、図2に示すように、バス15aを介して互いに接続された中央処理装置(CPU)15bと、リードオンリメモリ(ROM)15cと、ランダムアクセスメモリ(RAM)15d、ハードディスク駆動装置(HDD)15eと、画像処理部15fと、入出力インタフェース15hとを備えたコンピュータ及びこれを作動させるプログラムから構成される。
画像処理部15fは表示ディスプレイ15gに接続されており、入出力インタフェース15hには図示しないキーボード及びマウスが接続されており、さらに、電力計測装置16、18、20、22及び25と、電池残量計測装置11aと、LTE通信装置26と、GPS装置27とが接続されている。またさらに、燃料発電装置14へ起動・停止信号が出力されるように構成されている。
CPU15bは、ROM15cに記憶されているオペレーションシステム(OS)やブートプログラム等の基本プログラムに従ってRAM15dに記憶されているプログラムを実行して本実施形態の処理を行う。また、CPU15bは、RAM15d、HDD15e、画像処理部15f、及び入出力インタフェース15hの動作を制御する。
RAM15dは電力供給制御装置15のメインメモリとして使用され、HDD15e等から転送されたプログラムやデータを記憶する。また、RAM15dは、プログラム実行時の各種データが一時的に記憶されるワークエリアとしても使用される。
HDD15eは、プログラム及びデータをあらかじめ記憶している。
画像処理部15fは、CPU16bの指示に従って画像処理を行い、画像データを生成する。生成された画像データは、表示ディスプレイ15gに出力される。
入出力インタフェース15hは、電力計測装置16、18、20、22及び25からの計測した電力データ、電池残量計測装置11aからの計測した電池残量データ、並びにGPS装置27からの位置データの入力、LTE通信装置26による外部ネットワークとの通信データの入出力、燃料発電装置14への起動・停止信号の出力、並びにキーボード及びマウスとCPU15b又はRAM15dとの間のデータのやり取り等を制御する。
このような構成の電力供給制御装置15において、CPU15bは、作動時は、まず、RAM15d内にプログラム記憶領域、データ記憶領域及びワークエリアを確保し、HDD15e又は外部からプログラム及びデータを取り込んで、プログラム記憶領域及びデータ記憶領域に格納する。次いで、このプログラム記憶領域に格納されたプログラムに基づいて、図3a及び3bに示す処理を実行する。
まず、種々の発電装置や電源の接続状況を確認する(ステップS1)。例えば、自然エネルギ発電装置12、商用電源供給装置13及び燃料発電装置14がこのバックアップ電源システム100に設けられており、それら電力計測装置が電力供給制御装置15に接続されていることを確認する。
次いで、燃料発電装置14の燃料に関する燃料不足フラグをリセットし(ステップS2)、電池残量計測装置11aからの電池残量データを取り込んで、二次電池装置11の電池残量が充分であることを確認する(ステップS3)。
次いで、GPS装置27から現在地の位置情報(緯度及び経度)を取得し(ステップS4)、取得した位置情報に基づいた現在地の天候に関する予報を取得する(ステップS5)。この天候に関する予報の取得は、LTE通信装置26及びインターネットを介して所定の天気予報会社にアクセスし、現在地の日射量及び/又は風速に関する予報を取得するものである。
その後、取得した日射量及び/又は風速から、自然エネルギ発電装置12の1時間毎の発電量を予測する(ステップS6)。なお、説明を簡単にするために、以下、自然エネルギ発電装置12として、太陽光発電装置を使用するものとする。もちろん、自然エネルギ発電装置12として、太陽光発電装置に代えて風力発電装置を用いても良いし、両方を用いても良い。また、自然エネルギ発電装置12として、持ち運び可能なマイクロ水力発電装置を用いても良い。太陽光発電装置の発電量予測は、1時間毎の日射量と、その太陽光発電装置の面積及び変換効率とから算出される。図4に、1時間毎の日射量予報及び太陽光発電装置(太陽電池)の発電量の予測値の一例が示されている。
一方、負荷装置10の1時間毎の電力消費量を予測する(ステップS7)。負荷装置10の電力消費量予測は、負荷の運転計画及び過去の運転傾向から予測する。図4に、1時間毎の負荷の電力消費量の予測値の一例が示されている。
次いで、求めた太陽光発電装置の発電量の予測値と、求めた負荷の電力消費量の予測値と、電池残量計測装置11aからの電池残量データとに基づいて、1時間毎の発電量及び消費量によるエネルギ収支を算出し、さらに実際の電池残量を考慮して、二次電池装置11の電池残量をシミュレーションする(ステップS8)。図4に、1時間毎のエネルギ収支及び蓄電池の電池残量のシミュレーション結果の一例が示されている。
このシミュレーション結果から、電池残量ゼロ若しくはゼロに近い状態、又は電池満充電というイベントを検出する(ステップS9)。図4に示すように、例えば電池残量が10%未満である1%となったこと(経過時間12時間、18時)、電池残量が10%未満である6%となったこと(経過時間22時間、4時)、及び電池残量が100%である満充電となったこと(経過時間18時間、0時)を検出する。
次いで、電池残量ゼロを検出したか否かを判別し(ステップS10)、電池残量ゼロを検出したと判別した場合(YESの場合)は、燃料発電装置14のエンジンを始動させ、その運転時間として1時間を初期設定する(ステップS11)。電池残量ゼロを検出しなかったと判別した場合(NOの場合)は、電池満充電を検出したか否かを判別し(ステップS12)、電池満充電を検出したと判別した場合(YESの場合)は、燃料発電装置14のエンジンを停止させ(ステップS13)、次のステップである図3bのステップS14へ進む。電池満充電を検出しなかったと判別した場合(NOの場合)もこのステップS14へ進む。図4に、電池残量が100%の場合(経過時間18時間、0時)に燃料発電装置14のエンジンを停止させることが示されている。
図3bのステップS14では、太陽光発電装置の発電量の予測値と、負荷の電力消費量の予測値と、電池残量計測装置11aからの電池残量データとに基づいて、1時間毎の発電量及び消費量によるエネルギ収支を算出し、さらに実際の電池残量を考慮して、二次電池装置11の電池残量をシミュレーションする。
次いで、そのシミュレーションの結果から、バックアップの目標とする時間より前に二次電池装置11の電池残量がゼロに近づき、給電終了となるか否かを判別する(ステップS15)。給電終了となると判別した場合(YESの場合)は、燃料発電装置14の運転時間を1時間加算し(ステップS16)、ステップS17へ進む。給電終了とならないと判別した場合(NOの場合)もステップS17へ進む。ただし、この運転時間の調整は、燃料不足フラグがリセットされた状態であり、燃料が残っている場合に行われる。
次のステップS17においては、負荷装置10による電力消費が終了し、その動作終了時に電池残量が所定量より多くなるか否かを判別する。多くなると判別した場合(YESの場合)は、燃料発電装置14の運転時間を1時間減算し(ステップS18)、ステップS19へ進む。負荷装置10の動作終了時に電池残量が所定量より多くならないと判別した場合(NOの場合)もステップS19へ進む。
ステップS19では、太陽光発電装置の発電量の予測値と、負荷の電力消費量の予測値と、電池残量計測装置11aからの電池残量データとに基づいて、1時間毎の発電量及び消費量によるエネルギ収支を算出し、さらに実際の電池残量を考慮して、二次電池装置11の電池残量をシミュレーションする。
次いで、シミュレーション結果より、燃料発電装置14の運転時間の増減が収束したか否かを判別する(ステップS20)。収束していないと判別した場合(NOの場合)は、ステップS15へ進み以降の処理を繰り返す。収束したと判別した場合(YESの場合)は、ステップS21へ進む。
ステップS21では、シミュレーション結果より、負荷装置10の動作終了時まで給電が可能か否かを判別する。給電可能と判別した場合(YESの場合)は、最終のシミュレーションより1時間が経過したか否かを判別する(ステップS22)。1時間経過していないと判別した場合(NOの場合)は、このステップS22の処理を繰り返し、1時間経過したと判別した場合(YESの場合)は、図3aのステップS1へ戻り、以降の処理を繰り返す。
ステップS21において、負荷装置10の動作終了時まで給電が可能ではないと判別した場合(NOの場合)は、燃料発電装置14用の燃料が空の状態、又は空に近い状態であるか否かを判別する(ステップS23)。空又は空に近い状態ではないと判別した場合(NOの場合)は、このステップS23の処理を繰り返し、空又は空に近い状態と判別した場合(YESの場合)は、燃料不足フラグをセットし(ステップS24)、燃料発電装置14の運転を停止させる(ステップS25)。図4に、燃料が空の場合(経過時間24時間、6時)に燃料発電装置14のエンジンを停止させることが示されている。
次いで、その後、電池残量がゼロとなったか否かを判別する(ステップS26)。電池残量ゼロとなっていないと判別した場合(NOの場合)は、このステップS26の処理を繰り返し、電池残量ゼロとなったと判別した場合(YESの場合)は、負荷装置10への電力供給を遮断し(ステップS27)、この図3a及び3bに示す処理を終了する。図4に、電池残量ゼロの場合(経過時間26時間、8時)に電力供給を遮断することが示されている。
以上詳細に説明したように、本実施形態によれば、自然エネルギ発電装置12、商用電源供給装置13及び燃料発電装置14のうち、直流電圧値が最も高いものを優先的に選択するように構成しているため、商用電源からの電力供給が停止した場合に、燃料発電装置14が作動していなければ、自然エネルギ発電装置12からの電力が選択されることとなる。燃料発電装置14が作動しており、その電圧値が自然エネルギ発電装置12からの電圧値より高ければ、この燃料発電装置14からの電力が選択される。従って、ランニングコストの不要な自然エネルギ発電装置12の電力がまず使用されることから発電コストを低減化させることができる。また、現在地の位置情報を取得してその現在地の天候に関する予報を所定の天気予報会社から取得して自然エネルギ発電装置12による発電量を予測し、予測した発電量と、負荷装置10の消費電力量と、二次電池装置11の電力量とに基づいて、所定時間毎に、二次電池装置11の電池残量をシミュレーションし、このシミュレーション結果から二次電池装置11の電池残量がゼロとなると予測した場合は、そのゼロとなる直前に燃料発電装置14を始動させるように構成している。このように、最初は自然エネルギ発電装置12によって発電を行い、これと二次電池装置11からの電力が負荷に供給されるが、定期的なシミュレーションによってその状態では二次電池装置11の電池残量がゼロとなると予測した場合には、電池残量ゼロとなる直前に燃料発電装置14が始動されてその発電電力が負荷装置10及び二次電池装置11に供給される。即ち、定期的に行われるシミュレーションの結果に基づいて燃料発電装置14の運転開始が適切に制御されるため、バックアップ時間をより長期化させることができる。また、自然エネルギ発電装置12による発電が優先され燃料発電装置14の始動が適切に制御されるため、燃料消費量の大幅な低減化を図ることができる。
以上述べた実施形態は全て本発明を例示的に示すものであって限定的に示すものではなく、本発明は他の種々の変形態様及び変更態様で実施することができる。従って本発明の範囲は特許請求の範囲及びその均等範囲によってのみ規定されるものである。
10 負荷装置
11 二次電池装置
11a 電池残量計測装置
12 自然エネルギ発電装置
13 商用電源供給装置
14 燃料発電装置
15 電力供給制御装置
15a バス
15b CPU
15c ROM
15d RAM
15e HDD
15f 画像処理部
15g 表示ディスプレイ
15h 入出力インタフェース
16、18、20、22、25 電力計測装置
17 充放電回路
19、21、23、24 電力変換回路
26 LTE通信装置
27 GPS装置
28 電力供給優先制御部
100 バックアップ電源システム

Claims (4)

  1. 商用電源からの電力供給が停止した場合にバックアップ電力供給を行うバックアップ電源システムであって、
    自然エネルギを利用して発電を行う少なくとも1つの自然エネルギ発電装置と、燃料を利用して発電を行う少なくとも1つの燃料発電装置と、少なくとも1つの二次電池装置と、前記少なくとも1つの二次電池装置の電池残量を計測する電池残量計測装置と、負荷で消費される電力を計測する負荷電力計測装置と、前記電池残量計測装置及び前記負荷電力計測装置に電気的に接続されていると共に、外部から天候に関する予報を取得可能な電力供給制御装置とを備えており、
    前記電力供給制御装置は、前記取得した予報に基づいて前記少なくとも1つの自然エネルギ発電装置による発電量を予測し、さらに、負荷の電力消費量を予測し、該予測した発電量、該予測した負荷の電力消費量及び前記電池残量計測装置からの計測情報に基づいて、所定時間毎に、発電量及び電力消費量によるエネルギ収支と前記少なくとも1つの二次電池装置の電池残量をシミュレーションし、該シミュレーションにより前記少なくとも1つの二次電池装置の電池残量がゼロとなると予測した場合は、その直前に前記少なくとも1つの燃料発電装置を始動させて運転時間を設定するように構成されており、
    前記電力供給制御装置は、さらに、前記シミュレーションにより前記少なくとも1つの二次電池装置の電池残量が目標とするバックアップ時間より前にゼロとなると予測した場合は、前記少なくとも1つの燃料発電装置の前記運転時間を所定時間延長させるように構成されていると共に、前記シミュレーションにより負荷で消費される電力がゼロとなる際の前記少なくとも1つの二次電池装置の電池残量が所定量以上あると予測した場合は、前記少なくとも1つの燃料発電装置の前記運転時間を所定時間短縮させるように構成されていることを特徴とするバックアップ電源システム。
  2. 前記電力供給制御装置は、前記シミュレーションにより、前記少なくとも1つの燃料発電装置の燃料が前記負荷への電力供給終了時点まで維持できないと予測した場合は、燃料不足の通知を行うように構成されていることを特徴とする請求項に記載のバックアップ電源システム。
  3. 前記電力供給制御装置は、当該バックアップ電源システムの設置位置を検出する位置検出装置を備えており、該検出した設置位置に応じた日射量及び/又は風速に関する予報情報を外部より取得するように構成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のバックアップ電源システム。
  4. 前記電力供給制御装置は、起動時に当該システムにおける発電装置の接続状態を確認するように構成されていることを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載のバックアップ電源システム。
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