JP6646450B2 - フィラー及びシステムキッチン - Google Patents

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Description

本発明は、フィラー及びシステムキッチンに関する。
キッチンで利用されるコンロとして、キッチン本体となるキャビネットにコンロを設けたいわゆるビルトインコンロ(ドロップインコンロ)がある。このビルトインコンロとしては、グリル皿を収容するグリル皿収容部がキャビネットに形成されているものが多い。また、グリル皿の前側(調理作業場側)には、前板が取り付けられており、グリル皿がグリル皿収容部に収容されたときには、前板がキャビネットの前面と略面一となるように配置される。ビルトインコンロは、キャビネットの上方に設けられていることが多く、この場合、コンロの上方には天板が設けられる。
この種のキャビネットにおける天板は、前框が設けられているものが多かった。このため、ビルトインコンロの上方部分は前框に隠されてしまい、調理作業場方向からは見えにくい構造となっているものが多かった。ところが、天板に前框が設けられていないタイプのものもあり、この場合、コンロに収容されるグリル皿の前板の上端部と天板の下端部との間に間隙が生じてしまうことがあった。
この間隙を埋めるために、従来、カウンタートップ(天板)とコンロ本体の上辺部との間で生じた間隙にフィラーが介装されたドロップインコンロがある(例えば、特許文献1参照)。カウンタートップ(天板)とコンロ本体の上辺部との間で生じた間隙にフィラーを介装することで、この間隙を埋めるようにしていた。
特開平10−213327号公報
ところで、この種のビルトインコンロが設けられたキャビネットにおいて、ビルトインコンロに隣接する位置に小引出しが設けられることがある。また、上記特許文献1に開示されたフィラーの上辺はカウンタートップの底面に沿って配置されている。このため、フィラーの上辺と小引出しの上辺とを面一とするためには、小引出しの上辺がカウンタートップの底面に接するようにしなければならない。このため、フィラーの上辺と小引出しの前板の上辺とを面一とすることが難しく、意匠性が乏しくなるという問題があった。
そこで、本発明が解決しようとする課題は、ビルトインコンロの上方に設けた場合に、意匠性を損なわないようにすることができるフィラー及びシステムキッチンを提供することである。
本発明の一態様に係るフィラーは、キャビネットに形成されたコンロ収容部に取り付けられるフィラーであって、頂部天板及び頂部前板を備える頂部と、前記頂部の前方に配置され、前記頂部天板よりも低い位置に配置された前肩部天板を備える前肩部と、を有し、前記キャビネットの上部に天板が載置されており、前記頂部における天面が、前記キャビネットの上部に設けられる天板と接することを特徴とする。
また、本発明の一態様に係るフィラーは、キャビネットに形成されたコンロ収容部に取り付けられるフィラーであって、頂部天板及び頂部前板を備える頂部と、前記頂部の前方に配置され、前記頂部天板よりも低い位置に配置された前肩部天板を備える前肩部と、を有し、前記キャビネットには、支持部材が取り付けられており、前記頂部の後方に配置され、前記頂部天板よりも低い位置に配置された後肩部天板を備える後肩部をさらに有することを特徴とする
また、本発明の一態様に係るフィラーは、前記頂部及び前記後肩部の前記頂部前板よりも後方における長手方向の両端部のうちの少なくとも一方に切欠き部が形成され、前記後肩部の長手方向の長さが前記頂部前板よりも短くされている。
また、本発明の一態様に係るフィラーは、断面凸形状の長尺材で構成されている。
また、本発明の一態様に係るシステムキッチンは、キャビネットの上方に配設された天板の下面とコンロ本体の上辺部との隙間に請求項1〜4のうちのいずれか1項に記載のフィラーが設けられている。
本発明の一態様によれば、ビルトインコンロの上方に設けた場合に、意匠性を損なわないようにすることができる。
一実施形態に係るフィラーの斜視図である。 一実施形態に係るフィラーの平面図である。 一実施形態に係るフィラーの正面図である。 一実施形態に係るフィラーの側面図である。 フィラーをキャビネットに取り付けた状態の斜視図である。 受け金具の斜視図である。 フィラーを受け金具に固定し、さらに天板を取り付けた状態の断面図である。
以下、本発明の一実施形態に係るフィラーについて、図面を参照して具体的に説明する。図1は、一実施形態に係るフィラーの斜視図、図2は、一実施形態に係るフィラーの平面図、図3は、一実施形態に係るフィラーの正面図、図4は、一実施形態に係るフィラーの側面図である。
図1〜図4に示すように、フィラー10は、断面凸形状の長尺状をなす長尺材である。フィラー10は、頂部1、前肩部2、及び後肩部3を備えている。頂部1は、前肩部2と後肩部3の間に形成されており、頂部1の前方に前肩部2が配置され、頂部1の後方に後肩部3が配置されている。また、頂部1は、前肩部2及び後肩部3よりも突出して形成されている。
頂部1は、頂部天板11、頂部前板12、及び頂部後板13を備えている。頂部天板11、頂部前板12、及び頂部後板13は、いずれも長尺状の板材である。頂部天板11の長尺辺の一方は頂部前板12に接続され、長尺辺の他方は頂部後板13に接続されている。また、頂部天板11は、略水平面に沿って配設されている。
頂部天板11の前側には頂部前板12が配設され、頂部天板11の後側には頂部後板13が配設されている。頂部前板12の長尺辺の一方は、頂部天板11の長尺辺に接続され、長尺辺の他方は前肩部2に接続されている。頂部後板13の長尺辺の一方は、頂部天板11の長尺辺に接続され、長尺辺の他方は後肩部3に接続されている。頂部前板12及び頂部後板13は、互いに略平行状態で略鉛直面に沿って配設されている。
また、頂部天板11には、第1取付孔11A、第2取付孔11B、及び第3取付孔11Cが形成されている。第1取付孔11A、第2取付孔11B、及び第3取付孔11Cは、頂部天板11の長手方向に略等間隔を置いて配置されており、頂部天板11の長手方向略中央部に第2取付孔11Bが配置され、頂部天板11の長手方向両端部に第1取付孔11A及び第3取付孔11Cがそれぞれ配置されている。
また、頂部天板11の一端部には第1切欠き部14Aが形成され、他端部には第2切欠き部14Bが形成されている。第1切欠き部14A及び第2切欠き部14Bは、頂部1における頂部天板11及び頂部後板13が取り除かれて形成されている。このため、頂部天板11及び頂部後板13の長さは、頂部前板12の長さよりも短くされている。なお、頂部1の長さは、頂部1が有する板のうち最も長い板の長さであり、この例では頂部前板12の長さ頂部1の長さとなる。
前肩部2は、前肩部前板21及び前肩部天板22を備えている。前肩部前板21及び前肩部天板22は、いずれも長尺状の板材である。前肩部前板21の長尺辺の一方は前肩部天板22に接続され、長尺辺の他方は裏面板部に接続されている。また、前肩部前板21は、略鉛直面に沿って配設されている。
前肩部前板21の後側には前肩部天板22が配設されている。前肩部天板22は、頂部天板11よりも低い位置に配置されている。前肩部天板22の長尺辺の一方は前肩部前板21に接続され、他方は頂部前板12の長尺辺に接続されている。前肩部天板22は、略水平面に沿って配設されている。
また、前肩部前板21における短尺側の辺は、折り返し板23に接続されている。折り返し板23は、略鉛直面に沿って形成されている。また、折り返し板23は、前肩部前板21に対して略直交して配置されている。
後肩部3は、後肩部天板31、後肩部後板32、及び後肩部底板33を備えている。後肩部3は、後肩部天板31、後肩部後板32、及び後肩部底板33は、いずれも長尺状の板材である。後肩部天板31は、頂部天板11よりも低い位置に配置されている。後肩部天板31の長尺辺の一方は後肩部後板32に接続され、長尺辺の他方は頂部後板13の長尺辺に接続されている。また、後肩部天板31は略水平面に沿って配設されている。
後肩部天板31の後側には後肩部後板32が配設されている。後肩部後板32の長尺辺の一方は後肩部天板31に接続され、他方は後肩部底板33に接続されている。後肩部後板32は略鉛直面に沿って配設されている。
後肩部後板32の底側には後肩部底板33が配設されている。後肩部底板33の長尺辺の一方は後肩部後板32に接続されている。後肩部底板33は略水平面に沿って配設されている。後肩部底板33は、後肩部天板31と略平行に配設されている。後肩部底板33が設けられていることにより、フィラー10の強度が高められている。
また、後肩部天板31には、第1貫通孔31A及び第2貫通孔31Bが形成されている。第1貫通孔31A及び第2貫通孔31Bは、いずれも長径部と小径部とを備える長孔であり、その長手方向が後肩部3の延在方向に沿って形成されている。第1貫通孔31A及び第2貫通孔31Bは、それぞれ後肩部天板31の端部に配置されている。
フィラー10は、図5に示すように、キッチンキャビネット40に設けられている。キッチンキャビネット40は、キャビネット本体41を備えており、キャビネット本体41には、ビルトインコンロ(ドロップインコンロ)の収容部となるコンロ収容部42が設けられている。
また、キャビネット本体41におけるコンロ収容部42の側方には、第1小引出し43及び第2小引出し44がそれぞれ収容されている。第1小引出し43及び第2小引出し44は、キャビネット本体41に対して出し入れが自在とされている第1小引出し43及び第2小引出し44は、それぞれ前扉を備えており、第1小引出し43及び第2小引出し44の前扉の上端辺は、同じ高さ位置となるように形成されている。
また、キャビネット本体41には、キッチン天板45が載置されている。キッチン天板45は、キッチンキャビネット40の最も高い位置に配置されている。キッチン天板45には、図示しないシンクや加熱機器などの調理器具が設けられる。キッチン天板45は、前框が設けられておらず、全体的に薄いものとされている。また、キャビネット本体41の上方に配設されたキッチン天板45の下面とコンロ収容部42に収容されるビルトインコンロ(コンロ本体)の上辺部との隙間にフィラー10が設けられてシステムキッチンが構成されている。
また、コンロ収容部42における第1小引出し43が配置された一側及び第2小引出し44が設けられた他側には、それぞれ図6に示す支持部材である受け金具60が取り付けられている。受け金具60は、上面部61及び側面部62を備えている。上面部61及び側面部62はいずれも板状の部材であり、上面部61は、略水平面に沿って配置され、側面部62は、略鉛直面に沿って配置されている。こうして、上面部61及び側面部62は、互いに直交して形成されている。
上面部61には、上面部61を貫通する貫通孔61Aが形成されている。また、側面部62には、側面部62を貫通する上固定孔62A及び下固定孔62Bが形成されている。上固定孔62A及び下固定孔62Bは、鉛直軸に沿って互いに上下関係を成す位置に配置されている。
次に、キッチンキャビネット40に対するフィラー10の取付態様について説明する。フィラー10は、キャビネット本体41に対して、受け金具60によって支持されて取り付けられている。受け金具60は、コンロ収容部42の一側及び他側において、図7に示すように、コンロ収容部42の側面に固定されている。図7には、コンロ収容部42の一側の状態を示しているが、他側の構造も同様とされている。
受け金具60における上固定孔62A及び下固定孔62Bには、図示しない固定ボルトが貫通している。固定ボルトがコンロ収容部42の側面にねじ込まれることにより、固定ボルトの頭部で受け金具60がコンロ収容部42に抑えつけられて、受け金具60がコンロ収容部42に固定されている。
受け金具60には、フィラー10における後肩部3の後肩部天板31が固定されている。受け金具60の上面部61に形成された貫通孔61A及び後肩部3の後肩部天板31に形成された第1貫通孔31Aには、ボルト70が貫通している。また、受け金具60の底面側からボルト70にナットが締め付けられており、ボルト70の頭部とナットとによって受け金具60の上面部61及び後肩部3の後肩部天板31が締め付けられる。こうして、受け金具60に対してフィラー10が固定されている。
また、フィラー10における頂部1の頂部天板11に形成された第1取付孔11Aには、ねじ部材である締付ボルト71が底面側から挿入されて貫通している。また、頂部天板11に形成された第1取付孔11Aに対応するキッチン天板45の底面には、ボルト孔45Aが形成されており、底面側から第1取付孔11Aを貫通した締付ボルト71がねじ込まれている。こうして、フィラー10に対してキッチン天板45が固定されている。なお、頂部1の頂部天板11に形成された第2取付孔11B及び第3取付孔11Cに対応するキッチン天板45の底面にも、図示はしないが同様のボルト孔が形成されており、底面側から第2取付孔11Bおよび第3取付孔11Cを貫通した締付ボルトがねじ込まれている。こうして、頂部1の頂部天板11の天面は、キッチン天板45の底面に接して配置されている。
以上の構成を有する本実施形態に係るキッチンキャビネット40では、前肩部2における前肩部前板21の上端辺と、コンロ収容部42の側方に配置された第1小引出し43及び第2小引出し44における前扉の上端辺とが同じ高さ位置となるように設計されている。例えば、キッチン天板45に前框が設けられている場合には、この前框部分の下端辺と第1小引出し43及び第2小引出し44の上端辺の高さ位置を合わせることで、意匠性を高めることができる。ところが、キッチン天板45に前框が設けられていないことから、前框部分の下端辺と第1小引出し43及び第2小引出し44の上端辺の高さ位置を合わせることができない。仮に、意匠性を高めるためにキッチン天板45の下端辺に第1小引出し43及び第2小引出し44の上端辺を合わせようとすると、第1小引出し43及び第2小引出し44の上端辺がキッチン天板45の底面と当接することとなり、利便性の低下につながる。
また、キッチン天板45に前框を設けない場合、キッチン天板45におけるコンロ収容部42との境目部分にフィラーを設けることで、コンロ収容部42における上部の間隙が塞がれることとなる。ここで、フィラーとして直方体状のものを用いた場合、フィラーの上端辺に第1小引出し43及び第2小引出し44の上端辺を合わせようとすると、やはり第1小引出し43及び第2小引出し44の上端辺がキッチン天板45の底面と当接することとなる。
一方、本実施形態に係るフィラー10は、断面凸形状をなしており、頂部1及び前肩部2を備えている。このため、頂部1の頂部天板11の天面をキッチン天板45の底面に接した状態で配置しても、前肩部前板21の上端辺はキッチン天板45の下端辺よりも低い位置に配置される。したがって、前肩部前板21の上端辺と第1小引出し43及び第2小引出し44の上端辺の高さ位置を合わせて意匠性を高めたとしても、第1小引出し43及び第2小引出し44の上端辺がキッチン天板45の底面と当接することはない。よって、フィラー10をビルトインコンロの上方に設けた場合に、意匠性を損なわないようにすることができる。
また、フィラー10における頂部1の頂部天板11は、キッチン天板45の裏面と接している。このため、フィラー10とキッチン天板45との間の隙間が埋められるので、意匠性をさらに高めることができる。この頂部天板11には、締付ボルト71を貫通する第1取付孔11A、第2取付孔11B、及び第3取付孔11Cが形成されている。この第1取付孔11A、第2取付孔11B、及び第3取付孔11Cが形成されていることにより、フィラー10にキッチン天板45を取り付けることができる。したがって、キッチン天板をキャビネット本体41に取り付けるための固定具としてフィラー10を利用することができる。よって、キッチン天板45をキャビネット本体41に取り付ける固定具を別途設けることを省略できるので、部品点数の削減に寄与することができる。
また、フィラー10には、後肩部3が形成されている。このため、フィラー10の後側におけるフィラー10とキッチン天板45との間に空間を形成することができ、この空間を有効的に活用することができる。例えば、後肩部3の後肩部天板31には、第1貫通孔31A及び第2貫通孔31Bが形成されており、第1貫通孔31A及び第2貫通孔31Bを貫通するボルト70によってフィラー10をキャビネット本体41に取り付けられた受け金具60に固定している。このとき、受け金具60の上方にはボルト70の頭部が突出し、キッチン天板45に当接したり、キッチン天板45が邪魔となってボルト70をとりつけられなかったりといった事態が想定される。
この点、フィラー10には、後肩部3が形成され、後肩部3の高さ位置は、頂部1の高さ位置よりも低くされている。このため、ボルト70の頭部を配置する空間を確保することができる。したがって、受け金具60の上方にはボルト70の頭部が突出し、キッチン天板45に当接したり、キッチン天板45が邪魔となってボルト70をとりつけられなかったりといった事態を抑制することができる。
また、頂部1における頂部天板11の両端部には、切欠き部14A,14Bが形成されている。切欠き部14A,14Bは、頂部1のうち、頂部前板12の後方に配置された頂部天板11及び頂部後板13の部分が取り除かれて形成されている。このように、頂部前板12の後方部分を切り欠いて切欠き部14A,14Bを形成することにより、コンロ収容部42における受け金具60間の幅が異なる場合でも、前肩部2及び頂部1の頂部前板12によってコンロ収容部42における上部の間隙を塞ぎながら、共通のフィラー10を用いることができる。したがって、フィラー10を利用できるキッチンキャビネットの種類を増やすことができ、フィラー10の汎用性を高めることができる。さらに、後肩部3に形成されたボルト70が貫通する第1貫通孔31A及び第2貫通孔31Bは、長孔である。このため、コンロ収容部42における受け金具60間の幅が異なる場合でも、フィラー10を容易に取り付けることができる。
なお、上記の実施形態では、頂部1における頂部天板11の両側に切欠き部14A,14Bを形成し、後肩部3における後肩部天板31に形成した第1貫通孔31A及び第2貫通孔31Bの両方を長孔としているが、頂部1における頂部天板11の一側に切欠き部を形成し、後肩部3における後肩部天板31に形成した第1貫通孔及び第2貫通孔の一方を長孔としてもよい。この場合、頂部1における頂部天板11の両側のうち、切欠き部を形成した側の貫通孔を長孔とするのが好適である。
また、頂部1における頂部天板11に切欠き部を形成しているが、切欠き部は、頂部1における頂部前板12を残した状態で、頂部前板よりも後方の頂部及び後肩部に形成すればよい。例えば、頂部1における頂部天板11及び後肩部3における後肩部天板31に形成してもよいし、後肩部3における後肩部天板31のみに形成してもよい。要は、頂部1又は後肩部3の両端部の一方または両方を切欠き、後肩部3の長さが頂部1の長さよりも短くなるようにすればよい。
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
例えば、上記の実施形態では、フィラー10は断面凸形状をなし、頂部1のほかに前肩部2及び後肩部3が形成されているが、後肩部が形成されておらず、頂部及び前肩部のみが設けられたものとしてもよい。
10…フィラー
1…頂部
2…前肩部
3…後肩部
11…頂部天板
11A〜11C…第1取付孔〜第3取付孔(取付孔)
14A,14B…第1切欠き部,第2切欠き部
21…前肩部前板
31…後肩部天板
31A,31B…第1貫通孔,第2貫通孔(貫通孔、長孔)
32…後肩部後板
40…キッチンキャビネット(キャビネット)
42…コンロ収容部
45…キッチン天板(天板)
45A…ボルト孔
60…受け金具(支持部材)
70…ボルト(ねじ部材)
71…締付ボルト(ねじ部材)

Claims (5)

  1. キャビネットに形成されたコンロ収容部に取り付けられるフィラーであって、
    頂部天板及び頂部前板を備える頂部と、
    前記頂部の前方に配置され、前記頂部天板よりも低い位置に配置された前肩部天板を備える前肩部と、
    を有し
    前記キャビネットの上部に天板が載置されており、
    前記頂部における天面が、前記キャビネットの上部に設けられる天板と接することを特徴とするフィラー。
  2. キャビネットに形成されたコンロ収容部に取り付けられるフィラーであって、
    頂部天板及び頂部前板を備える頂部と、
    前記頂部の前方に配置され、前記頂部天板よりも低い位置に配置された前肩部天板を備える前肩部と、
    を有し、
    前記キャビネットには、支持部材が取り付けられており、
    前記頂部の後方に配置され、前記頂部天板よりも低い位置に配置された後肩部天板を備える後肩部をさらに有することを特徴とするフィラー。
  3. 前記頂部及び前記後肩部の前記頂部前板よりも後方における長手方向の両端部のうちの少なくとも一方に切欠き部が形成され、前記後肩部の長手方向の長さが前記頂部前板よりも短くされている請求項に記載のフィラー。
  4. 断面凸形状の長尺材で構成されている請求項1〜3のうちのいずれか1項に記載のフィラー。
  5. キャビネットの上方に配設された天板の下面とコンロ本体の上辺部との隙間に請求項1〜4のうちのいずれか1項に記載のフィラーが設けられているシステムキッチン。
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