JP6645744B2 - フラットケーブルカバー - Google Patents

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本発明は可撓性のあるフラットケーブルを保護するためのフラットケーブルカバーに関し、特にフラットケーブルの可撓性を損なわず、しかも要求される保護機能を確保したフラットケーブルカバーに関するものである。
FFC(フレキシブルフラットケーブル)のような可撓性のあるフラットケーブルに外装チューブを装着し、フラットケーブルにおける破損や見栄えの低下を防止する技術として特許文献1に記載のスライドドア用給電装置が提案されている。この技術は、外装チューブを偏平なチューブとして形成し、その上面と下面を所要の構成とすることで、フラットケーブルが屈曲されたときに外装チューブもこれと追従して屈曲され、フラットケーブルの可撓性を確保する技術である。その代表的な例として、特許文献1では、上面と下面の厚さを相違させて剛性を相違させることにより、外装チューブが所定の方向に屈曲され易くする技術、上面と下面の伸縮性を相違させることにより所定の方向に屈曲され易くする技術、さらに下面に幅方向に延びる凹凸構成の多数の溝部を長さ方向に沿って配列形成することにより所定の方向に屈曲され易くする技術が提案されている。
特開2008−44490号公報
特許文献1の技術は、このようにチューブが好適に屈曲されるように、上面と下面の厚さを相違させ、あるいは上面と下面の伸縮性を相違させているが、これらの厚さの調整や伸縮性を調整することは実際には難しい。すなわち、外装チューブを屈曲する際の曲率の違いによって屈曲のし易さの程度も変化するからである。厚さを相違させる場合には、外装チューブの材料によって厚さを調整することが難しく、伸縮性を相違させる場合には伸縮性の異なる材料を用いて製造しなければならず、実際にこのような外装チューブを製造することは難しい。
これに対し、外装チューブの片方の面に溝部を形成する技術は溝部の間隔や幅寸法等を適切に設定することにより、屈曲のし易さを調整することが可能であり、前二者の技術に比較して製造は容易である。しかし、この技術では、いわゆる押し出し成形によって外装チューブを製造することができないため、金型成形による技術で製造せざるを得ず、コスト高になる。また、金型成形での製造では、長尺の外装チューブを製造し、これを所望の長さに切断して外装チューブを製造する手法を採用することはできず、この点からもコスト高になることは避けられない。
本発明の目的は、外装チューブ、すなわちフラットケーブルと共に屈曲可能なケーブルカバーを、容易にかつ低コストに製造することを可能にしたフラットケーブルカバーを提供するものである。
本発明のフラットケーブルカバーは、対向された一対の主面部と、これら主面部の両縁を互いに連結する半円弧状をした一対の縁面部とを備えてフラットケーブルを内挿可能な偏平のチューブとして構成されており、対向されている一対の主面部の一方にのみ、長さ方向と交差する幅方向に延長され、当該長さ方向に所要の間隔寸法で配列されて当該一方の主面部を長さ方向に分断する複数本の縦スリットを備えることを特徴とする。ここで、縦スリットは、一対の縁面部の少なくとも一部を含む領域まで延長される。
また、本発明のフラットケーブルカバーは、縦スリットを形成していない他方の主面部に、長さ方向に延長されて当該他方の主面部を長さ方向と直交する幅方向に分断する横スリットを備えることが好ましい。
本発明によれば、押し出し成形によって形成された偏平なチューブの一方の偏平面に縦スリットを形成することによりフラットケーブルカバーの可撓性を高めることができるので、フラットケーブルの屈曲に追従して屈曲されるフラットケーブルカバーを容易にかつ低コストに製造できる。また、横スリットを形成することによりフラットケーブルカバーの可撓性をさらに高めることができる。
遊技機(パチンコ盤)を裏面側から見た概略斜視図。 フラットケーブルカバーの外観斜視図、正面図、C−C線拡大断面図。 フラットケーブルを内挿したフラットケーブルカバーの外観斜視図。 縦スリットの変形例を示す平面図。 縦スリットの変形例を示す断面図。 フラットケーブルカバーの変形例を底面側から見た斜視図とそのB1−B1線断面図。 フラットーブルカバーの他の変形例を底面側から見た斜視図とそのB2−B2線断面図。 フラットケーブルカバーの偏平形状の変形例を示す断面図。
本発明の実施形態を説明する。図1は本発明のフラットケーブルカバー(以下、ケーブルカバーと称する)を遊技機の電子駆動部に適用した実施形態の概略構成図である。遊技機として、ここではパチンコ台の例を示しており、パチンコ盤100の裏面にはパチンコ玉が所定の穴に入賞したときに盤面上で移動するアタッカー等の入賞移動体101と、その駆動機構102が配設されている。この駆動機構102は、図示は省略するが入賞移動体101に小型モータが内装されており、この小型モータを駆動することによって入賞移動体101が図1の左右方向に往復移動される構成とされている。前記入賞移動体101にはパチンコ盤100に固定支持されている電子回路部103との間にフラットケーブル104が接続されており、このフラットケーブル104を介して電子回路部103から駆動機構101に給電を行なうことで、前記駆動機構102が駆動され、入賞移動体101が移動されるようになっている。
前記フラットケーブルは、例えば、厚みが約0.15mmで、幅寸法が10mm程度、長さが20cm程度の可撓性のあるフレキシブルフラットケーブルとして形成されている。前記フラットケーブル104は前記入賞移動体101と前記電子回路部103との間隔寸法よりも長い寸法に形成されるとともに、自身の可撓性によって長さ方向の中間部において板厚方向にU字状ないしは円弧状に屈曲されている。そして、前記入賞移動体101が移動したときに、フラットケーブル10は、自身の厚み方向に屈曲されている部位が長さ方向に移動されながら変形され、入賞移動体101が移動する際の抵抗力を低減し、入賞移動体101のスムーズな移動を可能としている。
前記フラットケーブル104は、本発明にかかるケーブルカバー1に内挿されている。このケーブルカバー1は、前記フラットケーブル104の屈曲に追従して屈曲が可能であるとともに、フラットケーブル104の屈曲部を含む長さ方向のほぼ全領域がパチンコ盤100の盤面やその他の部品に直接的に接触することを防止し、当該接触によって生じる磨耗等によるダメージを受けることを防止するためにも設けられている。
図2(a)は前記ケーブルカバー1の外観斜視図、図2(b)は正面図、図2(c)は図2(b)のC−C線断面図である。前記ケーブルカバー1はポリエチレン等の可撓性のある樹脂の押し出し成形によって断面形状が偏平な長円状をした長尺のチューブとして製造されている。すなわち、長円状をしたチューブの、短軸方向に対向されて長軸に沿って延長された平坦面ないしは緩やかな曲面からなる一対の主面部11,12と、この一対の主面部11,12の両縁を互い連結するように長軸方向に対向された曲率半径の小さい半円弧状をした一対の縁面部13,14とで構成されている。
ここでは主面部11,12を上下方向に向けたときの主面部11,12の平面方向の幅寸法(図2(c)の左右方向の寸法)は13mm程度、縁面部13,14の上下方向の厚み寸法は2mm程度である。また、前記ケーブルカバー1は押し出し成形後に所望の長さ、ここでは前記フラットケーブル104を被覆するのに最適な長さの20cm程度の長さに切断されている。
その上で、前記ケーブルカバー1の対をなす主面部11,12のうち一方、ここでは図2の上側に向けられた主面部11には、ケーブルカバー1の長さ方向に所要の間隔寸法(ピッチ寸法)で当該長さ方向と直交する幅方向に延びる多数本の縦スリット15が切り込み形成されている。この縦スリット15により当該一方の主面部11は長さ方向に分断されることになる。この縦スリット15の開口寸法、すなわちケーブルカバー1の長さ方向の切り込み幅寸法は0.1mm以下の極めて小さい寸法であり、ケーブルカバー1がほぼ真直な状態にあるときには縦スリット15の切り込み部は殆ど閉じた状態にある。そして、この縦スリット15は、図2(c)のように、前記一方の主面部11の全幅領域にわたっており、その両端は両側の縁面部13,14の厚み方向のほぼ中央位置にまで達している。
この縦スリット15は、例えば押し出し成形により製造したチューブに対して加工を施すことで形成できる。例えば、ケーブルカバー1を長さ方向に間欠的に移動させ、その移動が停止されるタイミングのときにカッター(切断刃)を一方の主面部11に当接させ、当該一方の主面部11から両側の縁面部13,14にまでわたる領域に切り込みを形成するようにしてもよい。勿論、他の加工方法であってもよい。また、製造されるケーブルカバー1は押し出し成形により長尺物として成形されるので、必要な長さに切断することで多数本のケーブルカバー1を容易に製造することも可能である。
図3に示したように、前記フラットケーブル104は、このような縦スリット15を備えたケーブルカバー1に内挿される。そして、図1の例では、ケーブルカバー1の両端から突出されたフラットケーブル104の一端が前記入賞移動体101の駆動機構102に接続され、他端が前記電子回路部103に接続される。このとき、縦スリット15が形成された側の主面部11が屈曲されるフラットケーブル104の外側に向くようにケーブルカバー1を装着することが肝要である。
この構成のケーブルカバー1では、図3に示したように、ケーブルカバー1が厚み方向に屈曲されたときには、縦スリット15が形成されている側の主面部(以下、縦スリット主面部と称する)11が外側に向けて屈曲されるため、縦スリット15の切り込み部がケーブルカバー1の長さ方向に広がることになる。これにより、ケーブルカバー1が屈曲される部位は縦スリット15が形成されていない他方の主面部12と左右の縁面部13,14のみとなるので、ケーブルカバー1の全体としての可撓性が高められ、縦スリット15が存在しない場合よりも小さい力でケーブルカバー1が屈曲されるようになる。特に、この実施形態では、縦スリット15は両側の縁面部13,14にまで達しているので、これら縁面部13,14での可撓性も高められる。
したがって、前記したようにフラットケーブル104が屈曲される際の外側に縦スリット面部11が向けられるようにしてケーブルカバー1にフラットケーブル104を内挿しておけば、駆動機構102により入賞移動体101が移動されてフラットケーブル104の長さ方向の屈曲部位が変化されるときには、これに追従してケーブルカバー1も屈曲され、かつ屈曲部位が変化されることになる。すなわち、フラットケーブル104をケーブルカバー1に内挿しても、フラットケーブル104の実質的な可撓性が低下されることはなく、入賞移動体101が移動する際の移動抵抗が増大することが防止でき、駆動機構における負荷が低減されてスムーズな移動が可能となる。
このケーブルカバー1は屈曲された部位では縦スリット15の切り込みが幾分開いた状態となるが、屈曲されない部分では縦スリット15の切り込みは殆ど閉じた状態にある。したがって、フラットケーブル104が大きく屈曲された状況となっても、ケーブルカバー1によってフラットケーブル104がパチンコ盤100の盤面等に直接的に接触されることはなく、フラットケーブル104を保護することができる。また、フラットケーブル104が縦スリット15を通して外部から露見される部位は屈曲された部位のみであり、他の部位は殆ど露見されることはなく、外観上の見栄えも確保できる。
また、このケーブルカバー1は製造に際しては押し出し成形が利用できるので、金型を利用した射出成形に比較して低コストに製造できる。そして、押し出し成形した後は、前記したように、例えばカッターによる切り込みを行なって縦スリット15を形成するだけで良く、特殊な製造装置を必要としないので、総額としての製造コストを低減することも可能である。
実施形態のケーブルカバー1では、長さ方向に配列された複数本の縦スリットは、長さ方向に直交する方向に形成されているが、図4(a)のように円弧状の縦スリット15Aであってもよい。あるいは、図4(b)のように長さ方向に対して「く」字状の縦スリット15B、あるいは図4(c)のように「S」字状の縦スリット15Cであってもよい。いずれの形状でも、ケーブルカバー1の屈曲を容易にし、かつその一方で縦スリットにより内装するフラットケーブル104が露見されることがなく、フラットケーブル104を有効に保護できる。
また、図示は省略するが、ケーブルカバー1の長さ方向に配列された複数本の縦スリット15の当該長さ方向の間隔寸法(ピッチ寸法)は一定寸法でなくてもよく、一部の間隔寸法を他の部位と相違させてもよい。特に、屈曲する部位が長さ方向の狭い領域に特定されるケーブルカバーの場合には、当該特定の領域の間隔寸法を他の部位の間隔寸法よりも小さくし、当該領域の部位をより屈曲し易くしてもよい。
ケーブルカバーを構成する素材の可撓性が、前記した実施形態のケーブルカバーの素材の可撓性よりも高い場合には、図5(a)長さ方向と直交する断面図を示すように、ケーブルカバー1に形成する縦スリット15は主面部11のみに形成し、縦スリット15の両端が両側の縁面部13,14にまで達しないように形成してもよい。このようにすることで、縦スリット15のみでフラットケーブルの屈曲に追従した好適な屈曲が確保できる一方で、縁面部13,14の機械的な強度を保持し、屈曲に対するケーブルカバー1の曲げ強度、特に耐久性を高めることができる。
一方、ケーブルカバーを構成する素材の可撓性が、前記した実施形態のケーブルカバーの素材の可撓性よりも低い場合には、図5(b)に示すように、ケーブルカバー1の一方の主面部11に形成する縦スリット15の両端が両側の縁面部13,14を含み、他方の主面部12にまで達するように形成してもよい。このようにすることで、縦スリット15によるケーブルカバー1の可撓性を高め、フラットケーブルの屈曲に追従した好適な屈曲が確保できる。この構成は、他方の主面部12においてケーブルカバー1の機械的な強度を保持することが可能である場合に適用できる。
本発明者の試験によると、図5(b)のように、縦スリット15の両端を両縁面部13,14を含む領域まで延長させることで、ケーブルカバー1の繰り返し屈曲に対する耐性が高くなる。縦スリット15の両端を両縁面部13,14の80〜100%の領域まで延長させたときの繰り返し屈曲耐性は、図5(a)のように縦スリット15を主面部11にのみに形成した場合に比較して50%以上向上したことが確認された。因みに、図5(a)の場合には、繰り返し屈曲によって縁面部13,14にクラックが生じ、このクラックが主面部12にまで侵入することによりケーブルカバー1が破断してしまう。
したがって、フラットケーブルを外力から保護することを主目的とする場合には、図5(a)のように、縦スリット15を主面部11にのみ形成し、あるいは縁面部13,14にまで延長される長さを短くした構成とする。一方、ケーブルカバー1自身の繰り返し屈曲耐性を高めることを主目的とする場合には、図5(b)のように、縦スリット15を両縁面部13,14にまで延長される長さを長くした構成とすればよい。なお、このことはケーブルカバー1の素材としてポリエチレンを採用した場合であり、他の素材を採用したときには結果が異なることも考えられるが、傾向としてはほぼ同じであると考えられる。
ケーブルカバーを構成する素材の可撓性が、前記した実施形態のカバーの素材の可撓性よりもさらに低い場合には、図6(a),(b)に底面側から見た外観斜視図と、そのB1−B1線断面図を示すように、他方の主面部、すなわち縦スリット面部11と反対側の主面部12に、長さ方向に連続的に延長された横スリット16を形成してもよい。この横スリット16は他方の主面部12の厚み方向に連通して当該他方の主面部12を長さ方向と直交する幅方向に分断するスリットである。このような横スリット16を設けることで、ケーブルカバー1の幅方向の可撓性が高められるとともに、長さ方向についても可撓性が高められる。したがって、ケーブルカバー1を厚み方向に屈曲したときには、縦スリット15と横スリット16での各変形によってケーブルカバー1の屈曲を容易にし、フラットケーブルの屈曲に追従した好適な屈曲が確保できる。
あるいは、ケーブルカバーを構成する素材の可撓性が顕著に低い場合には、図7(a),(b)に底面側から見た外観斜視図とそのB2−B2線断面図を示すように、横スリットの開口寸法を大きくして幅広横スリット17としてもよい。ここでは、ケーブルカバー1の主面部12の幅方向のほぼ1/2程度の開口寸法に形成している。このような開口寸法の大きな幅広横スリット17を設けることで、ケーブルカバー1の幅方向の可撓性がさらに高められるとともに、長さ方向についても可撓性が高められ、ケーブルカバー1を厚み方向に屈曲したときの屈曲をさらに容易なものにでき、フラットケーブルの屈曲に追従した好適な屈曲が確保できる。
この実施形態のケーブルカバー1は、他方の主面部12に設けた開口寸法の大きな幅広横スリット17によってフラットケーブルが露見される領域が大きくなるが、この幅広横スリット17を開口している側の主面部12は、フラットケーブルと共にケーブルカバー1が屈曲されたときの内側になるので、フラットケーブルがパチンコ盤等に直接的に接触されことは殆どなく、フラットケーブルの保護は確保できる。
本発明が適用されるケーブルカバーは、フラットケーブルを被覆することが可能であれば、その断面形状は必ずしも正確な長円形状でなくてもよい。例えば、図8(a)のように、両側の縁面部13,14の肉厚を主面部11,12よりも薄くしてケーブルカバーを屈曲し易くしてもよい。あるいは、図8(b)のように、一方の主面部、すなわち縦スリット面部11が幾分外側に膨らんだ形状であってもよい。あるいは、図8(c)のように他方の主面部12が幾分外側に膨らんだ形状であってもよい。さらには、図8(d)のように両側の主面部11,12が幾分外側に膨らんだ形状であってもよい。
本発明のケーブルカバーは実施形態の構成に限定されるものではなく、特に実施形態に記載した寸法については、適用するフラットケーブルの厚み寸法、長さ寸法、幅寸法に対応して適切な寸法に形成できる。また、ケーブルカバーの素材についても実施形態の素材に限定されるものではない。例えば、軟質塩化ビニールやEVA(エチレン−酢酸ビニル共重合樹脂)等の可撓性のある素材、あるいは他のゴム系の素材を用いてもよい。
1 フラットケーブルカバー
11 主面部(縦スリット面部,一方の主面部)
12 主面部(他方の主面部)
13,14 縁面部
15 縦スリット
16 横スリット
17 幅広横スリット
100 パチンコ盤(遊技機)
101 入賞移動体
104 フラットケーブル

Claims (4)

  1. 対向された一対の主面部と、これら主面部の両縁を互いに連結する半円弧状をした一対の縁面部とを備え、フラットケーブルを内挿可能な偏平のチューブとして構成されたフラットケーブルカバーであって、前記一対の主面部の一方にのみ、チューブの長さ方向と交差する幅方向に延長され、長さ方向に所要の間隔寸法で配列されて当該一方の主面部を長さ方向に分断する複数本の縦スリットを備え、前記縦スリットは、前記一対の縁面部の少なくとも一部を含む領域まで延長されていることを特徴とするフラットケーブルカバー。
  2. 前記縦スリットの幅寸法は0.1mm以下である請求項1に記載のフラットケーブルカバー。
  3. 前記縦スリットは幅方向に向けて直線状あるいは曲線状に延長される請求項1又は2に記載のフラットケーブルカバー。
  4. 前記一対の主面部の他方には、長さ方向に延長されて当該他方の主面部を幅方向に分断する横スリットを備える請求項1ないし3のいずれかに記載のフラットケーブルカバー。
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