JP6643912B2 - 提案支援方法、提案支援システム、及びプログラム - Google Patents

提案支援方法、提案支援システム、及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は提案支援方法、提案支援システム、及びプログラムに関し、具体的には、提案を行った結果から、過去の提案履歴にもとづいて成功率の高い提案内容をユーザに提示する提案支援方法、提案支援システム、及びプログラムに関する。
従来から、営業活動の支援をコンピュータに行わせる情報システムとして、例えば特許文献1の営業支援システムが知られている。この営業支援システムは提案内容について発注が行われる際に、当該提案内容の種類にもとづいて適切な価格設定を行うことを支援するものである。
また、利用者が行うべき行動とToDoとして管理する装置として、特許文献2のToDoレコメンド装置が知られている。このToDoレコメンド装置はToDoレコメンドテーブルに提示するToDo項目を階層化して記録しておき、当該階層化されたToDo項目を上位階層から順次ユーザに提示することで、ユーザの操作負担を軽減するものである。このようなToDo管理は営業活動においても広く利用されており、前述の営業支援システム等の情報システムと適宜組み合わせて使用することが行われている。
特開2001−52058号公報 特開2009−99116号公報
前述した従来の技術では、ユーザに対する支援を行うためにあらかじめ設定された情報にもとづいて、ユーザの行動を支援するものである。すなわち、前述の特許文献2のToDoレコメンド装置では、レコメンド対象となるToDo項目はToDoレコメンドテーブルに階層化されて記録されたものに限られており、特定のワークフローの様に作業や行動の順序が固定しているものについては有効である。
一方で、営業活動において何らかの商品・サービスを提案する場合に、或る顧客に対してどのような提案を行うべきかについては、前述の従来技術のように事前に固定化されたワークフローでは対応できないという問題があった。
本発明は上記の課題に鑑み、提案を行った結果から、過去の提案履歴にもとづいて成功率の高い提案内容をユーザに提示する提案支援方法、提案支援システム、及びプログラムを提供することを、その目的とするものである。
前述の課題を解決することを目的としてなされた本発明は、コンピュータにより顧客に提案する内容の候補をユーザに提示する提案支援方法であって、 前記コンピュータが、前記ユーザが前記顧客に行った提案の内容及び結果を提案履歴としてデータベースに登録する提案履歴登録ステップと、前記提案履歴を分析して、前記提案の次回に行う提案の候補を抽出するためのインデックスを作成して前記データベースに記録する提案履歴分析ステップと、前記登録した提案履歴及び前記インデックスにもとづいて、次回に行う提案の候補を抽出する提案候補抽出ステップと、前記抽出した提案の候補を一覧表示する提案候補表示ステップと、前記表示した提案の候補から前記ユーザが選択した提案の候補を次回に行う提案として前記データベースに登録する次回提案登録ステップと、を実行することを特徴としている。
本発明に係る提案支援方法は、前記提案履歴分析ステップが、前記提案の次回に行われた前記提案であって成功した実績を有するものを抽出するインデックスを作成するようにすると好適であり、さらに、前記提案と同時期に行われた前記提案であって成功した実績を有するものを抽出するインデックスを作成するようにすることが望ましい。
本発明に係る提案支援方法は、前記次回提案登録ステップが、さらに、前記表示した提案の候補の各々について、前記ユーザによる選択の内容を前記データベースに登録するようにしてもよく、前記選択の内容が、前記提案候補を次回提案として採用した旨、次回提案として採用しなかった旨、又は、前記一覧表示した提案候補すべてを却下した旨、のいずれかを示すようにしてもよい。また、本発明に係る提案支援方法は、前記提案履歴分析ステップが、所定の期間ごとにバッチ処理として実行されるようにしてもよい。
本発明によれば、提案履歴登録ステップによりユーザが顧客に行った提案の内容及び結果が提案履歴としてデータベースに登録され、該登録された提案履歴を提案履歴分析ステップにより分析して、次回に行う提案の候補を抽出するインデックスを作成する。これにより、提案候補抽出ステップではデータベースに蓄積された過去の実績にもとづいた次回の提案候補を抽出することができるので、過去の提案履歴にもとづいて成功率の高い提案内容をユーザに提示することができる。
本発明に係る実施形態のシステム構成の一例を示した図である。 同実施形態におけるデータベースの構成例を示したER図である。 同実施形態における処理の流れを示したフロー図である。
以下、本発明の実施形態の一例について図面を参照して説明する。図1は、本発明に係る提案支援方法を実行する提案支援システム1の構成図である。図1に示すように、提案支援システム1は、提案支援サーバ2と、提案支援DB3と、ユーザ端末4がネットワークで通信可能に接続された情報システムである。なお、本実施形態における提案支援システム1は、自動車販売店における商品・サービスの提案を支援する情報システムである。
提案支援サーバ2は、後述するユーザ端末4からの種々の要求を受信し、該受信した要求に応じて処理を実行するサーバ装置である。本実施形態において、提案支援サーバ2はCPUとメモリ、入出力装置、記録装置等がバスで接続されたコンピュータであり、サーバ用途に使用可能な周知のコンピュータを使用して提案支援サーバ2とすることができる。
また、提案支援サーバ2の記録装置には、後述の各処理を実行するためのプログラムが記録されており、当該プログラムをメモリにロードし、CPUが実行することで提案支援サーバ2として稼働する。なお、提案支援サーバ2に用いるコンピュータは前述の通り周知のコンピュータを使用してよいが、提案支援DB3及びユーザ端末4とネットワークを介した通信をするためのネットワーク通信装置を備えている必要がある。
提案支援DB3は、提案支援システム1が処理を行う上で必要となる情報を追加、更新、削除等するデータベースである。データベースとしては周知のリレーショナル・データベース・マネージメント・システム(RDBMS)を用いてよいし、他のデータベース・システムを用いてもよい。さらには、データベース以外の周知のデータストア手段を用いてもよい。
ユーザ端末4は、提案支援サーバ2とネットワークを介して通信し、ユーザからの操作により提案支援サーバ2に種々の処理を実行させ、或は、提案支援サーバ2で実行した処理の結果を受信して表示等するコンピュータである。ハードウェア構成としては提案支援サーバ2と同様にCPUとメモリ、入出力装置、記録装置等がバスにより接続された周知のコンピュータを用いてよいが、ユーザが使用する端末でありキーボードやマウス等の入力装置と、表示装置を備えている必要があるが、提案支援サーバ2とネットワーク通信を行うためにネットワーク通信装置を備えている必要がある。ユーザ端末4の記録装置には、後述の各処理を実行するためのプログラムが記録されており、当該プログラムをメモリにロードし、CPUが実行することでユーザ端末4として稼働する。周知のデスクトップ型コンピュータや、スマートフォンやタブレットPC等の携帯端末を用いてユーザ端末4として良い。
本実施形態の提案支援システム1は前述の様に提案支援サーバ2とユーザ端末4を備えており、所謂サーバ・クライアントモデルと呼称される情報システムである。ユーザ端末4はサーバ・クライアントモデルにおけるクライアント、すなわち、サーバに対して処理を要求する役割を担当するコンピュータであり、提案支援サーバ2はサーバ、すなわちクライアントの要求その他に応じて処理を実行するコンピュータである。また、提案支援システム1は、ユーザ端末4が専用のプログラムを実行して提案支援サーバ2又は提案支援DB3から取得した値を直接処理する、いわゆるリッチクライアント方式として構成してもよいし、周知のWEBアプリケーションのように、ユーザ端末4は処理の要求と処理結果の表示をWEBブラウザ等のプログラムにより実行し、実際の処理は提案支援サーバ2に実行させるいわゆるシンクライアント方式としてもよい。
本実施形態の提案支援システム1は前述のように提案支援サーバ2とユーザ端末4を備えたサーバ・クライアントモデルによる情報システムであるが、本発明に係る提案支援方法は単一のコンピュータによるスタンドアロン構成によって実行してもよい。また、本実施形態の提案支援DB3は提案支援サーバ2と独立したハードウェア構成となっているが、これを提案支援サーバ2が兼ねる構成としてもよく、反対に、提案支援サーバ2や提案支援DB3を複数台のコンピュータに負荷分散する構成としてもよい。また、例えば提案支援DBの一部は他の情報システムの一部を用いてもよく、さらに、当該他の情報システムの一部を提案支援DBの一部として使用する際には、提案支援サーバ2が直接これにアクセスせず、当該他の情報システムにおけるフロントエンドサーバを介してアクセスする構成としてもよい。
図2は、提案支援DB3における主要なエンティティ及びその主要な項目の論理構成を示すER図(エンティティ・リレーションシップ図)である。本実施形態の提案支援システム1は、自動車販売店における商品・サービスについての提案活動を支援する情報システムであり、提案支援DB3の構成も自動車販売店の業務を前提とした構成となっている。なお、図2における(pk)は主キー即ちエンティティを識別する項目、(fk)は外部キー即ち当該項目により参照する他のエンティティを識別する項目を示している。
社員エンティティE101は自動車販売店の社員等、提案支援システム1を使用するユーザを表すエンティティである。
顧客エンティティE201は自動車販売店の顧客を表すエンティティであり、顧客の個人情報を項目として備えるエンティティである。保有車両エンティティE301は顧客が保有する車両を表すエンティティであり、走行距離や購入日、初年度登録日等、当該車両の個体に関する種々の情報を項目として備えている。また、保有車両エンティティE301に1対多の関連で紐づく保有車両オプションエンティティE302は、メーカオプションやディーラオプション等、保有車両に付加されたオプション商品の個体に関する種々の情報、例えば商品のシリアル番号や購入日等を表すエンティティである。なお、保有車両エンティティE301は車種そのものに関する情報を項目として備えておらず、当該情報は後述する車種エンティティE401で管理され、保有車両エンティティE301の車種IDにより参照する構成となっている。オプション商品そのものに関する情報も同様に保有車両オプションエンティティE402には項目として備わっておらず、車種オプションIDにより後述する車種オプションエンティティE402を参照する構成となっている。
車種エンティティE401及び車種オプションエンティティE402は、自動車販売店が取り扱う車種及びオプション商品を表すエンティティである。前述したように、保有車両エンティティE301及び保有車両オプションエンティティE302は当該保有車両及びオプション商品それ自体に関する情報を車種ID及び車種オプションIDにより参照する構成となっている。すなわち、保有車両エンティティE301は顧客エンティティE201と車種エンティティE401を関連づける、いわゆる交差エンティティとして利用することができ、同様に、保有車両オプションエンティティE302は保有車両エンティティE201と車種オプションエンティティE402を関連づける交差エンティティとして利用することができる。
提案内容エンティティE501は、顧客に対する提案の内容を表すエンティティである。本実施形態の提案支援システム1は自動車販売店における商品・サービス提案を支援する情報システムであり、提案の内容は顧客が保有する車種によりあらかじめ設定されている。いずれの提案内容がいずれの車種に関するものかを表すために、本実施形態では提案内容エンティティE501と車種エンティティE401が交差エンティティである車種−提案内容エンティティE502により関連づけられている。
提案インデックスエンティティE503は、後述する提案履歴エンティティE506を分析し、或る提案の次回に行う提案の候補を抽出するためのインデックスを表すエンティティである。提案インデックスエンティティE503は主キーとして提案内容ID、提案成否、次回提案内容IDの各項目を備えており、提案内容ID及び次回提案内容IDは提案内容エンティティE501の主キーである提案内容IDを参照する項目である。なお、提案成否項目は提案内容IDが示す提案内容の成功又は失敗を示す項目である。
また、履歴の分析結果を格納する項目として、次回提案の成功実績と失敗実績、及びこれらの項目から算出した関連精度を備えている。本実施形態において、上記関連精度は、後述する提案履歴エンティティE506の実績から算出した、次回提案の成功率である。
提案候補エンティティE504は、前述の提案インデックスエンティティE503にもとづいて、ユーザが顧客に対して次回行う提案の候補を表すエンティティである。提案候補エンティティE504は外部キー項目として提案履歴ID,提案内容ID、社員ID、保有車両IDを備えており、当該ID項目により後述する提案履歴エンティティE506、社員エンティティE101、顧客エンティティE201、保有車両エンティティE301、提案内容エンティティE501と関連づけられている(社員エンティティE101、顧客エンティティE201、保有車両エンティティE301との関連付けは図示しない)。また、提案候補エンティティE504は項目として優先順及び選択種別を備えている。なお、本実施形態では提案に関するエンティティとして提案候補エンティティE504の他に、後述する提案エンティティE505及び提案履歴エンティティE506を設けているが、例えばこれらのエンティティE504〜E506を一のエンティティとし、当該エンティティの項目として提案候補、提案、提案履歴の状態の別を示す項目を設けることにより、当該エンティティがどの状態を表しているのかを判別するようにしてもよい。
提案エンティティE505は、ユーザが顧客に対してこれから行う提案を表すエンティティである。提案エンティティE505は外部キー項目として社員ID、顧客ID、保有車両ID、提案内容ID、提案候補IDを備えており、当該ID項目により社員エンティティE101、顧客エンティティE201、保有車両エンティティE301、提案内容エンティティE501、提案候補エンティティE504と関連づけられている(社員エンティティE101、顧客エンティティE201、保有車両エンティティE301との関連付けは図示しない)。
提案履歴エンティティE506は、既に行った提案の内容と結果を表すエンティティである。提案エンティティE505と同様に外部キー項目として社員ID、顧客ID、保有車両ID、提案内容ID、提案候補IDを備え、社員エンティティE101、顧客エンティティE201、保有車両エンティティE301、提案内容エンティティE501、提案候補エンティティE504と関連づけられている(社員エンティティE101、顧客エンティティE201、保有車両エンティティE301との関連付けは図示しない)。また、提案エンティティE505がこれから行う提案を表すエンティティであるのに対して提案履歴エンティティE506は既に行った提案を表すエンティティであり、提案結果(成否)及び提案実施日を項目として備えている。なお、提案結果(成否)は当該エンティティが示す提案が成功又は失敗したことを示す項目である。
なお、図2に示すER図は本実施形態における提案支援DB3の主要な論理構成を示した図であるが、データベースの構成は使用するデータベースの特性や既存システムの構成等により、適宜変更してよい。例えば、上記エンティティE101〜E506は大別して社員に関するエンティティ(E101)、顧客に関するエンティティ(E201)、保有車両に関するエンティティ(E301、E302)、車種に関するエンティティ(E401、E402)、提案に関するエンティティ(E501〜E506)の5種類のエンティティ群を一の提案支援DB3に構成しているが、エンティティの種類ごとに別個のデータベースを構成し、複数のデータベース群からなる情報システムとして構成してもよい。また、図2に示すER図は提案支援DB3の論理的な構成を示したものであり、物理的な構成がこれと一致している必要はなく、例えば、図2において外部キーとして示した項目は、物理設計において外部キー制約を付与しなくてもよい。
図3は、本実施形態の提案支援システム1において、ユーザが提案の結果を登録し、次回の提案候補から任意の提案を選定して登録するまでの処理の流れを示したフロー図である。図1で示すように、ユーザがユーザ端末4を操作して、提案履歴入力手段S101により提案した内容及び結果をユーザ端末4に入力すると、当該提案内容及び結果は提案支援サーバ2に送信される。なお、前述の様に、本実施形態の提案支援DB3における提案履歴エンティティE506はユーザを識別する社員ID、提案を行った顧客を識別する顧客ID、顧客の保有車両を識別する保有車両IDを備えており、提案履歴入力手段S101では提案の内容及び結果の他に上記情報も送信される。
提案支援サーバ2が上記送信された提案内容及び結果等を受信すると、提案履歴登録手段S102により当該提案内容及び結果を提案履歴として提案支援DB3に登録する。提案支援DB3では、当該提案履歴は提案履歴エンティティE506として管理され、受信した提案内容及び結果が、提案履歴エンティティE506の提案内容ID項目及び提案結果(成否)項目として記録される。なお、提案履歴エンティティE506は、後述する提案履歴分析手段S106によって提案インデックスエンティティE503を作成する際に使用される。
提案履歴が提案支援DB3に登録されると、次いで提案支援サーバ2は提案候補抽出手段S103により提案支援DB3から当該登録された提案の次回に行う提案の候補を抽出してユーザ端末4に送信する。前述したように提案インデックスエンティティE503は項目として提案内容ID、提案成否、及び次回提案内容IDを備えており、登録した提案履歴エンティティE506の提案内容ID及び提案結果(成否)を提案インデックスエンティティE503の提案内容ID及び提案成否の条件として検索した提案インデックスエンティティE503の次回提案内容IDが、ユーザが次回に行うべき提案の候補となる提案内容エンティティE501を示すID項目である。提案候補抽出手段S103は、上記検索の結果取得した提案インデックスエンティティE503の内容にもとづいて提案候補エンティティE504を生成し提案支援DB3に登録した後、当該エンティティE504の内容を次回提案の候補としてユーザ端末4に送信する。なお、提案候補エンティティE504は、提案内容エンティティE501の内容等、他のエンティティに情報の実体が存在するものについてはID項目によって参照する構成となっており、上記ユーザ端末4に送信する次回提案の候補は、提案候補エンティティE504の内容に当該ID項目から提案内容の名称や詳細等、必要な情報を加えたものである。
上記検索条件に合致する提案インデックスエンティティE503は複数存在し得るものであり、検索結果から生成・登録される提案候補エンティティE504、及びユーザ端末4に送信される提案の候補も複数存在し得る。本実施形態では、当該複数存在し得る提案の候補の表示順を、提案インデックスエンティティE504の関連精度にもとづいて決定する。提案インデックスエンティティE503の項目である関連精度は過去の履歴から算出した次回提案の成功率であり、本実施形態では当該成功率が高いものから順に表示されるように提案候補エンティティE504を順序づけ、当該順序づけは提案候補エンティティE504の優先順項目として記録される。
ユーザ端末4は、上記送信された次回提案の候補を受信すると提案候補表示手段S104によりこれをユーザ端末4の表示装置に表示する。提案の候補は前述のように、提案インデックスエンティティE503の関連精度にもとづいて記録された提案候補エンティティE504の優先順、すなわち提案内容の過去の成功率により順序付けられており、本実施形態では当該成功率の高いものから順に、提案候補リストとして一覧表示される。なお、本実施形態では当該関連精度を提案候補手段S104における表示順序を決定する情報として用いているが、これを、提案候補抽出手段S103における検索条件としても使用してもよい。例えば、任意のしきい値を予め設定しておき、当該しきい値を超えるもののみを提案候補として検索するようにしてもよい。
表示装置に一覧表示された提案の候補は、ユーザ端末4の次回提案選定手段S105により任意の一又は二以上の提案の候補を次回実行する提案として、又は、すべての提案の候補を却下する選択をすることができ、当該選択の内容が提案支援サーバ2に送信される。本実施形態では上記選択時にユーザが次回提案日を入力する構成となっており、次回提案日と上記選択の内容、及び、後述する次回提案登録手段S106の実行に必要な社員ID等他の情報とともに送信される。
提案支援サーバ2は上記送信された情報を受信すると、次回提案登録手段S106を実行する。次回提案登録手段S106は、前述の選択の内容として一又は二以上の提案の候補が次回提案として選択されていれば、当該選択された候補にもとづいて提案エンティティE505を生成し、提案支援DB3に登録する。登録された提案エンティティE505は、提案活動を行う上でのスケジュール管理やToDo管理の対象として使用することができる。
なお、本実施形態では提案候補抽出手段S103において提案候補エンティティE504が登録されており、上記提案エンティティE505は提案候補エンティティE504を元にして生成される。このとき、提案エンティティE505の提案候補IDには、元となった提案候補エンティティE504の提案候補IDが記録される。
また、次回提案登録手段S106は、上記受信した情報にもとづいて提案支援DB3にユーザの選択内容を登録する。具体的には、提案候補エンティティE505の内容を更新し、提案候補エンティティE505の項目である選択種別に、当該提案の候補がユーザにより次回提案内容として採用したか否か、又は、一覧表示されたすべての候補を却下した場合にはその旨を記録する。本実施形態では上記提示された次回提案の候補から次回提案の内容を選択することで過去の履歴にもとづく成功率の高い提案を行うことができるが、提案活動の成功率、売上げ等成果は提案の頻度、量等と相関関係にあり、本実施形態により提示された次回提案の候補を順次選択していくことで、過去の履歴にもとづいて提案の頻度と量を向上させることができる。ここで、上記一覧表示された候補すべてを却下した場合には、以降は過去の履歴にもとづかない提案活動を行うこととなるので、上記提案の頻度と量が減少し、結果、提案の成功率や売上げ等成果が下がることを予測することができる。本実施形態では、次回提案登録手段S106において提案の候補が採用されたか否か、又はすべて却下されたかを記録することにより、過去の履歴ともとづかない提案活動が提案の成果に具体的に与える影響等を調査、予測等するための情報を蓄積することができる。なお、本実施形態では前述のように提案候補抽出手段S103において提案候補エンティティE504が登録されているので次回提案登録手段S106では上記項目の更新のみを行っているが、次回提案登録手段S106において提案候補エンティティE504の登録を行うようにしてもよい。
以上が、本実施形態における提案履歴登録から次回提案登録までの処理の流れであり、当該処理はオンライン処理により行われる。これに加えて、本実施形態では、提案支援サーバ2が所定の期間ごとに提案履歴分析手段S107をバッチ処理として実行する。
提案履歴分析手段S107は、提案履歴を分析して提案候補抽出手段S103が使用するインデックスを作成する。前述のとおり、提案支援DB3の提案履歴エンティティE506は項目として顧客IDと、提案IDと、提案実施日を備えており、或る顧客に対して行われた提案と、該提案の次回に行われた提案は、一の提案履歴エンティティE506と、同一の顧客IDを有し、かつ、当該提案履歴エンティティE506の提案実施日以降であって直近の提案実施日を有する提案履歴エンティティE506によって表現される。同様に、或る提案と同時に行われた他の提案も、顧客ID及び提案実施日が同一となる二以上の提案履歴エンティティE506によって表現される。提案履歴分析手段S107は、上記の関係として次回提案の成功実績を有するものを提案インデックスエンティティE503として作成し、提案支援DB3に記録する。また、提案インデックスエンティティE503は項目として成功実績、失敗実績、及び関連精度を備えており、提案履歴分析手段S107は提案インデックスエンティティE503毎に、当該エンティティが表す提案の組み合わせに該当する提案履歴エンティティE506の提案結果(成否)から、当該項目の値を生成する。なお、前述したように本実施形態における関連精度項目の値は成功率であり、成功実績の値を組み合わせに該当する履歴の総数で割った値が格納される。
提案履歴分析手段S107により提案支援DB3に蓄積された過去の提案履歴から次回提案候補のインデックスである提案インデックスエンティティE503を生成し、提案候補抽出手段S103はこのインデックスを使用して次回の提案候補を抽出する。この構成により、過去の提案履歴において成功した実績のあるものが提案候補として抽出されるので、成功する確率が高い提案内容をユーザに候補として提示することができる。
本実施形態の説明は以上であるが、本発明の実施形態はこれに限られない。例えば、前述したように、本実施形態はサーバ・クライアントモデルによる情報システムとして構成されているが、これを単一コンピュータによるスタンドアロン構成としてもよい。提案支援DB3の構成も適宜変更してよく、本実施形態の論理構成を正規化又は非正規化等してもよい。
その他の具体的構成についても上記の実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲でさまざまな変更が可能である。
1 提案支援システム
2 提案支援サーバ
3 提案支援DB
4 ユーザ端末

Claims (8)

  1. コンピュータにより顧客に提案する内容の候補をユーザに提示する提案支援方法であって、
    前記コンピュータが、
    前記ユーザが前記顧客に行った提案の内容及び結果を提案履歴としてデータベースに登録する提案履歴登録ステップと、
    前記提案履歴を分析して、前記提案の次回に行う提案の候補を抽出するためのインデックスを作成して前記データベースに記録する提案履歴分析ステップと、
    前記登録した提案履歴及び前記インデックスにもとづいて、次回に行う提案の候補を抽出する提案候補抽出ステップと、
    前記抽出した提案の候補を一覧表示する提案候補表示ステップと、
    前記表示した提案の候補から前記ユーザが選択した提案の候補を次回に行う提案として前記データベースに登録する次回提案登録ステップと、
    実行することを特徴とする、提案支援方法。
  2. 前記提案履歴分析ステップが、前記提案の次回に行われた前記提案であって成功した実績を有するものを抽出するインデックスを作成することを特徴とする、請求項1記載の提案支援方法。
  3. 前記提案履歴分析ステップが、さらに、前記提案と同時期に行われた前記提案であって成功した実績を有するものを抽出するインデックスを作成することを特徴とする、請求項2 記載の提案支援方法。
  4. 前記次回提案登録ステップが、さらに、前記表示した提案の候補の各々について、前記ユーザによる選択の内容を前記データベースに登録する
    ことを特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載の提案支援方法。
  5. 前記選択の内容が、前記提案の候補を次回提案として採用した旨、次回提案として採用しなかった旨、又は、前記一覧表示した提案候補すべてを却下した旨、のいずれかを示すことを特徴とする、請求項4記載の提案支援方法。
  6. 前記提案履歴分析ステップが、所定の期間ごとにバッチ処理として実行されることを特徴とする、請求項1〜5のいずれかに記載の提案支援方法。
  7. 提案支援サーバ及びユーザ端末により請求項1〜6のいずれかの提案支援方法を実行する提案支援システムであって、
    前記提案支援サーバが前記提案履歴登録ステップと、前記提案履歴分析ステップと、前記提案候補抽出ステップと、前記次回提案登録ステップを実行し、
    前記ユーザ端末が前記提案候補表示ステップを実行する
    ことを特徴とする、提案支援システム。
  8. コンピュータを請求項7記載の提案支援サーバとして機能させるプログラム。
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