JP6643679B2 - 化粧台、および送風機能付きミラーキャビネット - Google Patents

化粧台、および送風機能付きミラーキャビネット Download PDF

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Description

本発明は、化粧台、および送風機能付きミラーキャビネットに関する。
特許文献1には、洗面化粧台が開示されている。この洗面化粧台は、洗面器と、洗面器の上方に配設されたミラーキャビネット部とを具備している。ミラーキャビネット部は、収納ボックスと、収納ボックスの前面側中央部に設けられた主鏡と、主鏡の左右側に設けられた隣接鏡とを備えている。収納ボックスには、収納ボックス内の収納空間を仕切る仕切部が形成されている。仕切部内には、風路が形成されており、仕切部の前端部には吹出口が開口している。吹出口は、主鏡と隣接鏡との間に存在している。収納ボックス内には風路を通じて吹出口から風を吹き出すファンが設けられている。吹出口から吹き出された風は、肌のほてりを冷やしたり、肌に付いた化粧水を乾かすために利用される。
特開2008−36081号公報
特許文献1には、ファンを操作するための操作部が開示されていない。ましてや、特許文献1には、鏡の面積を十分に確保できかつ使い勝手が良くなるように、操作部を配置することは、開示されていない。
本発明は前記事情に鑑みてなされたものであって、鏡の面積を十分に確保しつつ、使い勝手のよい化粧台および送風機能付きミラーキャビネットを提供することを目的とする。
前記目的を達成するために本発明に係る一態様の化粧台は、以下の構成を有する。化粧台は、カウンターと、ミラーキャビネットと、送風装置とを具備する。前記ミラーキャビネットは、前記カウンターの上方に配置されたキャビネット本体を備える。前記キャビネット本体は、前方に開口した収納部を有する。前記ミラーキャビネットは、前記キャビネット本体の前面に沿って配置され、前記収納部を閉塞する開閉可能な鏡を備える。前記送風装置は、送風機と、前記送風機から送られた風を吹き出す送風口と、前記送風機の運転の開始と停止とを切替えるための第1操作部と、前記送風機の送風量を変更するための第2操作部とを備える。前記第1操作部および前記第2操作部は、前記キャビネット本体の下方に配置される。前記鏡の下端部は、前記キャビネット本体よりも下方に突出する。前記第1操作部は、前記鏡よりも下方に配置される。前記第2操作部は、前記鏡の下端部によって前方が覆われる。
本発明に係る一態様の送風機能付きミラーキャビネットは、以下の構成を有する。送風機能付きミラーキャビネットは、ミラーキャビネットと、送風装置とを具備する。前記ミラーキャビネットは、キャビネット本体を備える。前記キャビネット本体は、前方に開口した収納部を有する。前記ミラーキャビネットは、前記キャビネット本体の前面に沿って配置され、前記収納部を閉塞する開閉可能な鏡を備える。前記送風装置は、送風機と、前記送風機から送られた風を吹き出す送風口と、前記送風機の運転の開始と停止とを切替えるための第1操作部と、前記送風機の送風量を変更するための第2操作部とを備える。前記第1操作部および前記第2操作部は、前記キャビネット本体の下方に配置される。前記鏡の下端部は、前記キャビネット本体よりも下方に突出する。前記第1操作部は、前記鏡よりも下方に配置される。前記第2操作部は、前記鏡の下端部によって前方が覆われる。
本発明に係る化粧台および送風機能付きミラーキャビネットは、鏡の面積を十分に確保でき、かつ使い勝手が良い。
図1は、本発明に係る一実施形態の化粧台の正面図である。 図2は、同上の化粧台の送風機能付きミラーキャビネットの斜視図である。 図3は、同上の送風機能付きミラーキャビネットを後側から見たときの斜視図である。 図4は、図1のA部拡大図である。 図5は、同上の化粧台の鏡を開いた状態を示した正面図である。 図6は、本発明に係る変形例の化粧台の正面図である。
以下に示す実施形態は、化粧台、および送風機能付きミラーキャビネットに関し、詳しくは、キャビネット本体に鏡が設けられた化粧台、および送風機能付きミラーキャビネットに関する。
(実施形態)
(化粧台)
図1に示す本実施形態の化粧台1は、洗面化粧台である。化粧台1は、洗面所等の部屋の壁6に沿って床に設置される。なお、以下では、化粧台1について、化粧台1が設置された状態における方向を用いて説明する。すなわち、化粧台1から壁6に向かう方向を後方とし、壁6から化粧台1に向かう方向を前方とする。また、化粧台1を前方から見たときを基準として左右方向を定義する。
化粧台1の利用者は、化粧材1の前方に立って化粧台1を利用する。化粧台1は、洗面台2と、送風機能付きミラーキャビネット10とを具備している。
(洗面台)
洗面台2は、台本体20と、水栓装置21とを備えている。台本体20は、壁6に沿って床に設置される。台本体20の内部には、収納空間22が形成されている。台本体20の前面は、収納空間22の前方を閉塞する複数の扉23で構成されている。
台本体20の上端部には、板状のカウンター24が設けられている。カウンター24は、平坦な上面を有している。カウンター24の上面は、台本体20の上面を構成している。
カウンター24には、上方に開口した椀状のボウル部25が形成されている。カウンター24には、ボウル部25に水を供給する水栓装置21が設けられている。
(送風機能付きミラーキャビネット)
送風機能付きミラーキャビネット10は、ミラーキャビネット3と送風装置4とを備える。
(ミラーキャビネット)
ミラーキャビネット3は、壁6に沿って設置される。ミラーキャビネット3は、洗面台2の上方に配置される。ミラーキャビネット3は、キャビネット本体30と、鏡31とを有している。
キャビネット本体30は、正面視矩形の箱状に形成されている。キャビネット本体30は、前方に開口した凹状の収納部32を有している。収納部32の内側には、物品を収納するための空間39が形成されている。収納部32の前端には開口部が形成されており、この開口部を通じて空間39は前方に開放される。
キャビネット本体30の前端部には、キャビネット本体30の前面に沿って配置され、収納部32を閉塞する開閉可能な鏡31が取り付けられている。なお、以下では、特に記載する場合を除き、鏡31が閉じられた状態における化粧台1について説明する。
鏡31は、前面が鏡面となった矩形板状の鏡扉である。鏡31は、蝶番を介してキャビネット本体30の左端部に、上下軸回り方向に回転可能に連結されており、開閉可能である。ここで、上下軸回り方向とは、上下方向と平行な回転軸を中心に回転する方向である。
鏡31は、キャビネット本体30の前面の全体に亘っている。鏡31が開かれることで、収納部32は前方に開放される。これにより、化粧台1の利用者は、収納部32の空間39に物品を出し入れすることが可能になる。鏡31が閉じられることで、収納部32および収納部32に収納された物品は、鏡31によって前側から覆われる。
鏡31の下端部は、キャビネット本体30の下端面よりも下方に突出している。以下、鏡31において、キャビネット本体30の下端面よりも下方に突出した部分を突出部310という。
(送風装置)
送風装置4は、洗面台2のカウンター24と、ミラーキャビネット3との間に設けられる。
本実施形態の送風装置4は、キャビネット本体30の下端部に取り付けられており、カウンター24とミラーキャビネット3との間の空間における上端に位置している。
本実施形態の送風装置4は、図2に示すように、ケース40と、ケース40内に収納された送風機41とを備えている。
(ケース)
ケース40は、送風装置4の外面を構成している。ケース40は、正面視矩形状で、左右方向に延びた箱状に形成されている。
ケース40は、上面がキャビネット本体30の下端面に接した状態で、複数のビスによりキャビネット本体30に取り付けられている。ケース40は、キャビネット本体30の下端面の左右方向の全長に亘っている。
ケース40は、キャビネット本体30の下方に配置されている。ケース40の上部は、鏡31の突出部310の後方に位置しており、突出部310により前側が覆われている。ケース40の下部は、鏡31よりも下方に位置しており、前側が露出している。
ここで、送風装置4の利用において十分な量の風を発生させるために大型の送風機41を用いた場合、ケース40が大型になりやすい。しかし、本実施形態では、図2に示すように鏡31の突出部310がケース40の一部に被さるように配置される。このため、利用者はケース40の大きさが気になり難くなり、送風装置41がスリムに見えやすくなる。したがって、本実施形態の化粧台1は、全体として見栄えが良くなりやすい。
ケース40の前端は、キャビネット本体30の前面よりも後方に位置している。ケース40の後端は、キャビネット本体30の後端よりも前方に位置している。
図3に示すように、ケース40の後端部には、後壁部400が形成されている。ケース40の後面は、後壁部400の外面である。ケース40の後面は、上端に近い部分ほど後方に位置するように傾斜している。
後壁部400には、送風機41の運転時においてケース40外の空気をケース40内に吸い込む吸気口42が形成されている。吸気口42は、後壁部400を厚み方向に貫通し、後斜め下方に向かって開口している。上述したように、ケース40の後面は、上端に近い部分ほど後方に位置するように傾斜している。このため、ケース40の下側の空気は、吸気口42に吸い込まれやすくなっている。
図2に示すように、ケース40の前端部には、前壁部401が形成されている。ケース40の前面は、前壁部401の外面である。ケース40の前面は、キャビネット本体30の前面と平行であり、前後方向に対して垂直な面である。
前壁部401には、送風機41の運転時において発生した風をケース40の前方に吹き出す送風口44が設けられている。送風口44は、前壁部401を厚み方向に貫通し、前方に向かって開口している。送風口44は、左右方向に延びた矩形状の孔である。送風口44は、前壁部401の下部に設けられており、鏡31よりも下方に位置している。
(風向変更部)
本実施形態の送風装置4は、送風口44から吹き出される風の向きを変更する風向変更部50をさらに備えている。本実施形態の風向変更部50は、上下方向に並んだ複数の羽板501を備えている。複数の羽板501の各々は、左右方向に延びており、送風口44の左右方向の全長に亘っている。各羽板501は、ケース40に対して左右軸回り方向に回転可能に設けられている。ここで、左右軸回り方向とは、左右方向と平行な回転軸を中心に回転する方向である。
ケース40の前壁部401には、複数の羽板501に連結された操作部材55が設けられている。操作部材55は、前壁部401の下部に設けられており、送風口44と同じ高さに設けられている。操作部材55は、鏡31よりも下方に位置している。利用者は、操作部材55を手で操作することで、複数の羽板501を左右軸回り方向に回転できる。これにより、送風口44から吹き出される風の向きが上下に変更される。
(送風機)
ケース40の内部には、吸気口42(図3参照)と送風口44とを繋ぎ、吸気口42と送風口44とを通じさせる通気路45が形成されている。通気路45には、ケース40の外部の空気を、吸気口42からケース40内に吸い込んで、送風口44から前方に向かって吹き出す送風機41が設けられている。本実施形態の送風機41は、左右方向に延びたクロスフローファンである。
(操作部)
ケース40には、送風機41を操作するための操作部47が設けられている。操作部47は、図4および図5に示す、第1操作部471および第2操作部472を備えている。第1操作部471は、送風機41(図2参照)の運転の開始と停止を切替えるために用いられる。第2操作部472は、送風機41の送風量を変更するために用いられる。
第1操作部471および第2操作部472は、ケース40の前壁部401に設けられている。本実施形態の第1操作部471および第2操作部472は、前壁部401の左右方向の一端部(右端部)に設けられている。
(第1操作部)
本実施形態の第1操作部471は、一つの釦で構成されている。第1操作部471は、前壁部401の下部に設けられている。第1操作部471は、送風口44と同じ高さに設けられている。図4に示すように、第1操作部471は鏡31よりも下方に位置している。このため、第1操作部471は、鏡31によって覆われず、前方に露出している。
(第2操作部)
図5に示すように、本実施形態の第2操作部472は、一つの釦で構成されている。第2操作部472は、前壁部401の上部に設けられており、第1操作部471よりも上方に位置している。第2操作部472は、図4に示すように、鏡31の突出部310の後方に位置しており、第2操作部472の前側は、突出部310によって覆われている。詳しくは、第2操作部472の前側は、突出部310の右端部(鏡31の回転中心側とは反対側の端部)によって覆われている。
第2操作部472は、図5に示すように鏡31を開いた状態において操作可能である。利用者により第2操作部472が操作されることで、送風機41の送風量が「弱」、「中」、「強」のいずれかに設定される。送風機41の送風量は、送風機41の回転数が変えられることで、変更される。
(表示部)
図5に示すように、ケース40には、送風機41の運転状態を表示するための表示部54が設けられている。表示部54は、送風機41が運転中であるか否かを表示するための第1表示部541と、送風機41の送風量を表示するための第2表示部542とを備えている。
第1表示部541は、前壁部401の下部の右端部に設けられており、第1操作部471と左右方向に並んでいる。図4に示すように、第1表示部541は、鏡31よりも下方に位置している。本実施形態の第1表示部541は、ランプである。
第2表示部542は、前壁部401の上部の右端部に設けられており、第2操作部472と左右方向に並んでいる。第2表示部542は、鏡31の突出部310の後方に位置しており、突出部310により前側が覆われている。本実施形態の第2表示部542は、左右方向に並んだ複数のランプで構成されている。
(照明装置)
化粧台1は、図2および図3に示す照明装置7をさらに具備している。照明装置7は、キャビネット本体30の下端面の後端部に沿って配置されており、キャビネット本体30に取り付けられている。照明装置7は、下方に向けて光を発する光源を備えている。光源としては、例えば発光ダイオード、電球形蛍光灯、白熱電球等が用いられる。
照明装置7は、ケース40の後方に位置している。照明装置7は、ケース40の後方から下方に向かって光を照射し、ボウル部25(図1参照)の内面およびカウンター24(図1参照)の上面を照らす。ケース40の後面は、前述したように、上端に近い部分ほど後方に位置するように傾斜している。このため、ケース40の後方に位置する照明装置7から照射された光は、ケース40によって遮られ難い。
本実施形態の送風装置4の操作部47は、図1に示す第3操作部473をさらに備えている。第3操作部473は、照明装置7による照明の入切を切り替えるために用いられる。
第3操作部473は、ケース40の前壁部401の下部の左端部に設けられている。第3操作部473は、送風口44と同じ高さに設けられている。本実施形態では、第3操作部473、送風口44、操作部材55、第1表示部541、および第1操作部471が、この順序で左右方向に並んでいる。
第3操作部473は、鏡31よりも下方に位置している。このため、第3操作部473は、突出部310によって覆われず、前方に露出している。
(利用方法)
化粧台1の利用者は、鏡31を閉じた状態のまま、第1操作部471を前方から操作できる。利用者は、第1操作部471を押し操作することで、送風機41の運転を開始できる。これにより、送風機41から送られた風が送風口44から吹き出され、利用者は送風口44から吹き出された風によって涼んだり、マニキュアを乾かしたりできる。また、利用者は、第1操作部471を押し操作することで、送風機41の運転を停止できる。
利用者は、鏡31を閉じた状態のまま、第1表示部541を視認できる。利用者は、第1表示部541の点灯の有無、あるいは第1表示部541の発光色を視認することで、送風機41が運転中であるか否かを認識できる。
利用者は、鏡31を閉じた状態のまま、操作部材55を操作できる。利用者は、操作部材55を操作して複数の羽板501を左右軸回り方向に回転することで、送風口44から吹き出される風の向きを上下に変更できる。
利用者は、鏡31を閉じた状態のまま、第3操作部473を前方から操作できる。利用者は、第3操作部473を押し操作することで、照明装置7による照明の入切を切替えることができる。
利用者は、鏡31を開いて第2操作部472を前方に露出させることで、第2操作部472を操作できる。利用者は、第2操作部472を押し操作することで、送風機41の送風量を「弱」、「中」、「強」のいずれかに設定できる。なお、第2操作部472の操作による、送風機41の送風量の変更は、送風機41の運転時および運転停止時のいずれにおいても行うことができる。
利用者は、鏡31が開いた状態にあるとき、第2表示部542を視認できる。利用者は、第2表示部542の点灯したランプを視認することで、送風機41の送風量が、「弱」、「中」、「強」のいずれに設定されているかを認識できる。
(変形例)
以下、上記実施形態の変形例について説明する。以下の説明では、上記実施形態に対応する構成には、上記実施形態の構成に付記した符号の末尾に「a」を追加した符号を付記し、重複する説明は省略する。
図6に示す変形例の化粧台1aのミラーキャビネット3aは、三面鏡として利用可能である。キャビネット本体30aは、収納部32aとして、左右方向に並んだ複数の収納部321a〜323aを有している。
キャビネット本体30aは、複数の収納部321a〜323aとして、キャビネット本体30aの左右方向の中央部に位置したセンター収納部321aと、キャビネット本体30の左右両端部に位置した一対のサイド収納部322a,323aとを有している。
各収納部321a〜323aは、前方に向かって開口している。各収納部321a〜323aの内側には、前方に開放された物品を収納するための空間391a〜393aが形成されている。
ミラーキャビネット3aは、鏡31aとして、複数の鏡311a〜313aを有している。複数の鏡311a〜313aの各々は、前面が鏡面となった矩形板状の鏡扉である。本実施形態のミラーキャビネット3aは、複数の鏡311a〜313aとして、3枚の鏡311a〜313aを有している。
複数の鏡311a〜313aは、キャビネット本体30aの前面において、複数の収納部321a〜323aに対応する箇所にそれぞれ設けられている。複数の鏡311a〜313aの各々は、キャビネット本体30aに対して、上下軸回り方向に回転可能に連結されている。複数の鏡311a〜313aは、三面鏡として利用される。
各鏡311a〜313aが開かれることで、対応する収納部321a〜323aは前方に開放される。これにより、化粧台1の利用者は、各収納部321a〜323aの空間391a〜393aに物品を出し入れすることが可能になる。各鏡311a〜313aが閉じられることで、各収納部321a〜323aが、対応する鏡311a〜313aによって前側から覆われる。
各鏡311a〜313aの下端部は、キャビネット本体30aの下端面よりも下方に突出している。以下、センター収納部321aを覆う中央の鏡311aにおいて、キャビネット本体30の下端面よりも下方に突出した部分を、突出部310aという。
送風装置4aは、複数の収納部321a〜323aのうちの一つの収納部の下方に設けられている。なお、図示例の送風装置4aは、センター収納部321aの下方に設けられているが、左側のサイド収納部322aの下方、あるいは右側のサイド収納部323aの下方に設けられてもよい。
送風装置4aの送風口44a、操作部材55a、第1操作部471a、第1表示部541a、および第3操作部473aは、中央の鏡311aよりも下方に位置しており、前方に露出している。送風装置4aの第2操作部472aおよび第2表示部542aは、対応する鏡311aの突出部310aの後方に位置しており、突出部310aで前側が覆われている。
利用者は、中央の鏡311aを閉じたままの状態で、操作部材55a、第1操作部471a、および第3操作部473aを操作できる。利用者は、中央の鏡311aを閉じたままの状態で、第1表示部541aを視認できる。
利用者は、中央の鏡311aを開いて、第2操作部472aを前方に露出させることで、第2操作部472aを操作可能にできる。利用者は、中央の鏡311aを開いて、第2表示部542aを前方に露出させることで、第2表示部542aを視認できる。
(他例)
上記実施形態の第1操作部471および第2操作部472の各々は、一つの釦で構成されているが、例えば複数の釦で構成されてもよい。
上記実施形態の化粧台1の風向変更部50は、送風口44から吹き出される風の向きを上下方向および左右方向に変更できるように構成されてもよい。また、上記実施形態の化粧台1の風向変更部50は、送風口44から吹き出される風の向きを左右方向にのみ変更できるように構成されてもよい。
上記実施形態の風向変更部50は、利用者の手で動かされるが、モーターなどの駆動部によって動かされてもよい。
上記実施形態および変形例の化粧台1は、洗面化粧台に限られず、水栓やボウル部25を備えない化粧台であってもよい。
(効果)
以下、上述した実施形態に示した化粧台1の構成および効果について説明する。
第1の態様の化粧台1は、以下の構成を有する。化粧台1は、カウンター24と、ミラーキャビネット3と、送風装置4とを具備する。ミラーキャビネット3は、カウンター24の上方に配置されたキャビネット本体30を備える。キャビネット本体30は、前方に開口した収納部32を有する。ミラーキャビネット3は、キャビネット本体30の前面に沿って配置され、収納部32を閉塞する開閉可能な鏡31を備える。送風装置4は、送風機41と、送風機41から送られた風を吹き出す送風口44と、送風機41の運転の開始と停止とを切替えるための第1操作部471と、送風機41の送風量を変更するための第2操作部472とを備える。第1操作部471および第2操作部472は、キャビネット本体30の下方に配置される。鏡31の下端部は、キャビネット本体30よりも下方に突出する。第1操作部471は、鏡31よりも下方に配置される。第2操作部472は、鏡31の下端部によって前方が覆われる。
このような構成を有する第1の態様の化粧台1によれば、鏡31の下端部が、キャビネット本体30よりも下方に突出するため、鏡31の面積を十分に確保できる。また、第1操作部471は、鏡31よりも下方に配置される。このため、送風機41の利用にあたって、第2操作部472よりも使用頻度の高い第1操作部471を、鏡31を閉じた状態のまま操作可能にでき、使い勝手が良い。また、第2操作部472は、鏡31の下端部によって覆われるため、化粧台1の見栄えが良い。
第2の態様の化粧台1は、第1の態様の化粧台1において以下の付加的な構成を有する。送風口44は、キャビネット本体30の下方に配置される。送風口44は、鏡31よりも下方に配置される。
このような構成を有する第2の態様の化粧台1によれば、送風口44が鏡31よりも下方に配置されるため、送風口44から吹き出された風が、鏡31に当たり難くなり、送風口44の前側に効率良く風を吹き出すことができる。
第3の態様の化粧台1は、第1の態様又は第2の態様の化粧台1において以下の付加的な構成を有する。送風装置4は、送風機41、送風口44、第1操作部471、および第2操作部472が設けられたケース40を備える。ケース40がキャビネット本体30の下端部に取り付けられる。
このような構成を有する第3の態様の化粧台1によれば、送風機41、送風口44、第1操作部471、および第2操作部472が設けられたケース40をキャビネット本体30の下端部に取り付けることで、送風装置4を設置できる。
第4の態様の送風機能付きミラーキャビネット10は、以下の構成を有する。送風機能付きミラーキャビネット10は、ミラーキャビネット3と、送風装置4とを具備する。ミラーキャビネット10は、キャビネット本体30を備える。キャビネット本体30は、前方に開口した収納部32を有する。ミラーキャビネット3は、キャビネット本体30の前面に沿って配置され、収納部32を閉塞する開閉可能な鏡31を備える。送風装置4は、送風機41と、送風機41から送られた風を吹き出す送風口44と、送風機41の運転の開始と停止とを切替えるための第1操作部471と、送風機41の送風量を変更するための第2操作部472とを備える。第1操作部471および第2操作部472は、キャビネット本体30の下方に配置される。鏡31の下端部は、キャビネット本体30よりも下方に突出する。第1操作部471は、鏡31よりも下方に配置される。第2操作部472は、鏡31の下端部によって前方が覆われる。
このような構成を有する第4の態様の送風機能付きミラーキャビネット10によれば、鏡31の下端部がキャビネット本体30よりも下方に突出するため、鏡31の面積を十分に確保できる。また、第1操作部471は、鏡31よりも下方に配置される。このため、送風機41の利用にあたって使用頻度の高い第1操作部471を、鏡31を閉じた状態のまま操作可能にでき、使い勝手が良い。また、第2操作部472は、鏡31の下端部によって覆われるため、見栄えがよい。
1 化粧台
10 送風機能付きミラーキャビネット
24 カウンター
3 ミラーキャビネット
30 キャビネット本体
31 鏡
310 突出部(鏡の下端部)
32 収納部
4 送風装置
40 ケース
41 送風機
44 送風口
471 第1操作部
472 第2操作部

Claims (4)

  1. カウンターと、
    ミラーキャビネットと、
    送風装置とを具備し、
    前記ミラーキャビネットは、
    前記カウンターの上方に配置されたキャビネット本体を備え、
    前記キャビネット本体は、
    前方に開口した収納部を有し、
    前記ミラーキャビネットは、
    前記キャビネット本体の前面に沿って配置され、前記収納部を閉塞する開閉可能な鏡を備え、
    前記送風装置は、
    送風機と、
    前記送風機から送られた風を吹き出す送風口と、
    前記送風機の運転の開始と停止とを切替えるための第1操作部と、
    前記送風機の送風量を変更するための第2操作部とを備え、
    前記第1操作部および前記第2操作部は、前記キャビネット本体の下方に配置され、
    前記鏡の下端部は、前記キャビネット本体よりも下方に突出し、
    前記第1操作部は、前記鏡よりも下方に配置され、
    前記第2操作部は、前記鏡の下端部によって前方が覆われたことを特徴とする化粧台。
  2. 前記送風口は、前記キャビネット本体の下方に配置され、
    前記送風口は、前記鏡よりも下方に配置されたことを特徴とする請求項1に記載の化粧台。
  3. 前記送風装置は、
    前記送風機、前記送風口、前記第1操作部、および前記第2操作部が設けられたケースを備え、
    前記ケースが前記キャビネット本体の下端部に取り付けられたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の化粧台。
  4. ミラーキャビネットと、
    送風装置とを具備し、
    前記ミラーキャビネットは、
    キャビネット本体を備え、
    前記キャビネット本体は、
    前方に開口した収納部を有し、
    前記ミラーキャビネットは、
    前記キャビネット本体の前面に沿って配置され、前記収納部を閉塞する開閉可能な鏡を備え、
    前記送風装置は、
    送風機と、
    前記送風機から送られた風を吹き出す送風口と、
    前記送風機の運転の開始と停止とを切替えるための第1操作部と、
    前記送風機の送風量を変更するための第2操作部とを備え、
    前記第1操作部および前記第2操作部は、前記キャビネット本体の下方に配置され、
    前記鏡の下端部は、前記キャビネット本体よりも下方に突出し、
    前記第1操作部は、前記鏡よりも下方に配置され、
    前記第2操作部は、前記鏡の下端部によって前方が覆われたことを特徴とする送風機能付きミラーキャビネット。
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