JP6640622B2 - ルーバー及びその固定方法 - Google Patents

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本発明は、建築物に設置されるルーバー及びその固定方法に関する。
従来より、目隠しや遮光、通風としての機能に加え、意匠性を目的として、建築物の梁下や壁面などに固定ねじ(ボルト)等を用いて固定されるルーバーが知られている(例えば、特許文献1)。
このようなルーバーが設置される建築物の中でも、特に、不特定多数の利用客がいる駅舎等では、車両運行時の風圧や振動が絶えずルーバーに影響しているため、ルーバーが脱落することによって生じる事故を未然に防ぐために、ルーバーのより一層の強固な固定が求められている。
特開2003−342918号公報
しかしながら、現在のルーバーの設置態様は、ルーバーにワイヤー固定などをして、仮に外れたとしても完全に脱落はしない対策が講じられていることが多い。すなわち、あくまでも二次的な脱落対策としての対応がなされているのが現状であり、ルーバー自体に脱落防止機能が設けられてその安全性を抜本的に改善したルーバーを開発する余地があった。
本発明は、このような点に鑑みてなされたものであり、脱落防止性能がより向上したルーバー及びその固定方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の一態様としてのルーバーは、固定対象に対向する本体部の設置面に、該設置面から軸部を突出させた固定ねじを移動可能に係合するスライド溝が長手方向に沿って形成され、
前記固定ねじの軸方向に沿う前記スライド溝の内壁には、前記固定対象に対して前記固定ねじを締結することにより前記軸方向に移動する前記固定ねじの頭部により折り曲げられ、前記固定ねじの軸方向に沿う前記スライド溝の内壁と前記頭部との間に嵌合するリブ部が前記長手方向に沿って少なくとも1条設けられている。
また、上記課題を解決するために、本発明の一態様としてのルーバーの固定方法は、軸部を突出させた固定ねじを移動可能に係合するスライド溝が長手方向に沿って形成されたルーバーの本体部の設置面を固定対象に対向させて、
前記固定対象に対して前記固定ねじを螺合させてねじ込むことによって、前記固定ねじの軸方向に沿う前記スライド溝の内壁に少なくとも1条設けられたリブ部を前記固定ねじの頭部が折り曲げ、折り曲げられた前記リブ部を、前記固定ねじの軸方向に沿う前記スライド溝の内壁と前記頭部との間に嵌合させる。
本発明の一態様によれば、脱落防止性能がより向上したルーバー及びその固定方法を提供することができる。
(a)は、ルーバーの一実施形態における構成を示す長手方向に直交する方向に沿う断面図であり、(b)は、ルーバーの固定方法を説明する概略図である。 (a),(b)は、ルーバーの固定方法を説明する概略図である。
以下に、ルーバー及びその固定方法の実施形態について図面を参照して説明する。なお、以下の説明では、ルーバーの「長手方向」と、この「長手方向」と直交する「幅方向」と、「長手方向」に直交し、ルーバーに固定ねじを取り付けた際の固定ねじの軸方向に沿う「軸方向」とを基準にして説明する。
<ルーバーの構成>
図1に示すように、本実施形態のルーバー1は、長尺状の本体部10の設置面10aにスライド溝11が長手方向に形成されてなる。本体部10の材料としては、加工性の高い金属や合金が好ましく、軽量の金属や合金がより好ましい。このような材料としては、例えばアルミニウムやアルミニウム合金が挙げられる。
スライド溝11は、本体部10の長手方向に延びて筒状とされた収容部と、この収容部に連通し、設置面10aに長手方向に沿って開口した開口部11aとを有する。上記収容部は、設置面10aの裏側の内壁(開口部11aの周囲の内壁)と、軸方向に沿って幅方向に離間する内壁11b,11cと、開口部11aに対向する内壁11dとから構成される。開口部11aの幅方向の寸法は、内壁11b,11cの幅方向の間隔よりも小である。
<固定ねじ>
固定ねじ21は、頭部21Aと軸部21Bとから構成される。頭部21Aと軸部21Bとの接続部を肩部21Cと呼ぶ。固定ねじ21としては、ビットのすべりが少なく、磨耗や破損が少なく高トルクを掛けられる6角ボルトが好ましく、4角ボルトが更に好ましい。
頭部21Aは、その幅方向の寸法が、開口部11aの幅方向の寸法より大きく、内壁11b,11cの幅方向の間隔よりも小さく設定される。また、軸部21Bは、その幅方向の寸法が、開口部11aの幅方向の寸法より小さく設定される。すなわち、頭部21Aをスライド溝11の収容部に収容すると共に、軸部21Bを開口部11aから突出させるように固定ねじ21の肩部21Cを設置面10aの裏側の内壁及び開口部11aに係合させることで、スライド溝11内を固定ねじ21が長手方向に移動可能に設置される。
<リブ部>
軸方向に沿う内壁11b,11cの少なくとも何れか一方には、リブ部12が長手方向に沿って少なくとも1条設けられている。このリブ部12は本体部10に対して容易に離脱することなく折り曲げられる耐久性を有していればどのような材料でもよいが、製造コストの面から、本体部10と同様の金属や合金が好ましく、本体部10と一体に成型されることがより好ましい。本実施形態では、内壁11b,11cのそれぞれに、リブ部12,12が軸方向の一をほぼ同じにして対向するように設けることとした。
リブ部12の幅方向の寸法は、収容部に固定ねじ21(頭部21A)が収容された際の隙間より大きく設定されるが、固定ねじ21による締結を妨げる寸法でなければよい。ここで、「固定ねじ21による締結を妨げる寸法」とは、固定ねじ21による締結によって、内壁11b,11cと頭部21Aとの間に変形したリブ部12,12が位置する寸法であり、設置面10aの裏側の内壁と頭部21Aとで挟まれてしまうような寸法ではない。
一方、ルーバー1の設置面10aが対向する固定対象3には、設置面10aから軸部21Bを突出させた固定ねじ21を固定する態様が備えられている。例えば、図1(a)に示すように、固定対象3としてのL字アングル金具にねじ穴31が設けられ、このねじ穴31を貫通した軸部21Bを締結するナット(例えば、6角ナット)22が設けられる。固定ねじ21とナット22とで固定部材2を構成する。
(ルーバーの固定方法)
本実施形態のルーバーの固定方法は、まず、固定ねじ21の軸部21Bを突出させたルーバー1の本体部10の設置面10aを固定対象3に対向させる。固定ねじ21の頭部21Aがリブ部12は、収容部内において、リブ部12と内壁11dとの間に配設される。
そして、図1(b)に示すように、固定対象3のねじ穴31を介してナット22に対して固定ねじ21を螺合させてねじ込む。このとき、固定ねじ21をねじ込むことによって頭部21Aがナット22が位置する向き(図1(b)の矢印の向き)に移動するため、頭部21Aがリブ部12を矢印方向に押し込み、折り曲げる。
折り曲げられたリブ部12は、さらなる固定ねじ21のねじ込みによって、図2(a)に示すように、軸方向に沿う内壁11b,11cと頭部21Aとの間に嵌合される。
なお、リブ部12は、内壁11b,11cの長手方向に突条体として設けられているので、固定ねじ21によって折り曲げられていないリブ部12の部分は、そのまま折り曲げられてない状態である。したがって、固定ねじ21を基準として長手方向双方に延びるリブ部12の曲げられていない部分が、固定ねじ21を長手方向に移勤することを妨げるストッパーになっている。
ここで、図2(b)に示すように、固定ねじ21を締結した後(固定ねじ21が図1(b)の矢印の向きに移動しきって、リブ部12で収容部にも固定された状態の後)、開口部11aに対向する内壁11dと頭部21Aとの間に、隙間充填部材13を設置してもよい。この隙間充填部材13は、収容部が本体部10の長手方向に筒状をなしていることから、内壁11dと頭部21Aとの間に、長手方向から充填することが好ましい。この隙間充填剤13を設けることによって、固定ねじ21をナット22と反対側へ動かないようにすることができる。隙間充填剤13の材料は、内壁11dと頭部21Aとの軸方向の寸法を著しく変化させるものでなければよく、金属や合金が好ましい。
このように、収容部内で固定ねじ21の頭部21Aが、リブ部12によって嵌合することで、固定ねじ21が軸方向において強固に固定されるので、脱落防止性能がより向上したルーバー及びその固定方法を提供することができる。
なお、以上説明した実施形態は、本発明の技術的思想を具体化するための構成を例示するものであって、本発明の技術的思想は、構成部品の材質、形状、構造、配置等を上記のものに特定するものでない。本発明の技術的思想は、特許請求の範囲に記載された請求項が規定する技術的範囲内において、種々の変更を加えることができる。
また、実施形態中の図面は模式的なものであり、厚みと平面寸法との関係、各層の厚みの比率等は現実のものとは異なることに留意すべきである。したがって、具体的な厚みや寸法は上記説明を参酌して判断すべきものである。
以上説明したルーバー及びその固定方法は、スライド溝に遊嵌される固定ねじよって固定される部材に広く応用することができ、屋内外の使用を問わず、また、ルーバーにも限られない。
1 ルーバー
10 本体部
10a 設置面
11 スライド溝
11a 開口部
11b (固定ねじの軸方向に沿う)スライド溝の内壁
11c (固定ねじの軸方向に沿う)スライド溝の内壁
11d (固定ねじの軸方向側の)スライド溝の内壁
12 リブ部
13 隙間充填部材
2 固定部材
21 固定ねじ
21A 頭部
21B 軸部
21C 肩部
22 ナット
3 固定対象
31 ねじ穴

Claims (6)

  1. 固定対象に対向する本体部の設置面に、該設置面から軸部を突出させた固定ねじを移動可能に係合するスライド溝が長手方向に沿って形成され、
    前記固定ねじの軸方向に沿う前記スライド溝の内壁には、前記固定対象に対して前記固定ねじを締結することにより前記軸方向に移動する前記固定ねじの頭部により折り曲げられ、前記固定ねじの軸方向に沿う前記スライド溝の内壁と前記頭部との間に嵌合するリブ部が前記長手方向に沿って少なくとも1条設けられたことを特徴とするルーバー。
  2. 前記本体部がアルミニウム製である請求項1に記載のルーバー。
  3. 前記固定ねじが6角ボルト又は4角ボルトである請求項1に記載のルーバー。
  4. 前記固定ねじの軸方向側の前記スライド溝の内壁と、前記頭部との間に隙間充填部材が設けられた請求項1〜3の何れか一項に記載のルーバー。
  5. 軸部を突出させた固定ねじを移動可能に係合するスライド溝が長手方向に沿って形成されたルーバーの本体部の設置面を固定対象に対向させて、
    前記固定対象に対して前記固定ねじを螺合させてねじ込むことによって、前記固定ねじの軸方向に沿う前記スライド溝の内壁に少なくとも1条設けられたリブ部を前記固定ねじの頭部が折り曲げ、折り曲げられた前記リブ部を、前記固定ねじの軸方向に沿う前記スライド溝の内壁と前記頭部との間に嵌合させることを特徴とするルーバーの固定方法。
  6. 前記固定ねじの軸方向側の前記スライド溝の内壁と、前記頭部との間に隙間充填部材を設ける請求項5に記載のルーバーの固定方法。
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