JP6640440B2 - アクスルスリーブ - Google Patents

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Description

本発明は、アクスルスリーブに関するものである。より具体的には、本発明は、2部分のアクスルスリーブに関するものである。更により具体的には、本発明は、工業用ホイール、特に多方向ホイール用の2部分の管状アクスルスリーブに関するものである。
先の提案または製品に係る以下の参照および記載は、当該分野における技術常識の記載または承認であることを意図するものでなく、そのように解釈すべきではない。特に、以下の先行技術に係る考察は当該分野における当業者によって共通または周知であることとは関係なく、適切な先行技術の提案を識別することがその一部である本発明の進歩性の理解を助けるものである。
完全な円筒形状のアクスルスリーブを形成することは現実的ではない。これは、スリーブが装着されるアクスルの部分の直径は、その部分の両側におけるアクスルの直径よりも小さいからである。アクスルスリーブは、アクスル部分上にモールドすることができる。あるいは、アクスル上にスリーブを形成すべく、互いに接続することができる縦半部から形成することができる。スリーブが取り外しできないように装着されることもあるかもしれない。このような場合、アクスルの両端にはアクセス部がないため、スリーブはスリーブ取付部へと摺動することができない。したがって、アクスルの両側を介してアクスル取付部へとスリーブを摺動させることができない場合にアクスルを装着できる、改善したアクスルスリーブが必要である。先行技術の提案は、原位置で互いに接続することができる2つの半部からアクスルスリーブを形成するステップを含む。しかしながら、このような先行技術のスリーブは、圧力下で接合線に沿って破損しやすい。
本発明の目的は、先行技術の上述した欠点を改善する、あるいはその有用な代替案を少なくとも提供することである。
したがって、本発明の一態様では、アクスルの取付部に装着するためのアクスル用管状スリーブが提供されており、この管状スリーブは少なくとも1の縦エッジに沿って接続して管状スリーブを形成するよう構成された複数の部分から形成されている。この縦エッジは、アクスルの長軸と平行ではない第1の部分と、第1の部分に対して角度をなした第2の部分とを具え、これにより、径方向に圧縮された場合に、複数の構成部分は互いを固定して管状スリーブを形成する。
他の態様では、本発明は、アクスル周囲に互いに一致する、アクスル用スリーブの相補的な構成部分を提供しており、この構成部分はそれぞれ、実質的に曲線状のパスを辿る少なくとも1の対向する接合エッジを有する。
好適には、構成部分は係合するように摺動し、径方向に分離するのを互いに妨げ、組み立てられたスリーブのそれぞれの端部が軸方向に抑制されて、互いに対する構成部分の軸方向の移動に耐えるように設けられている。
他の態様では、本発明は、少なくとも1の接合線に沿って構成部分を接続することによって形成された分割スリーブを提供し、曲線状のパスを辿る接続線を特徴とする。アクスルスリーブの構成部分の縦エッジは、曲線、不規則な線、またはこれらの組み合わせを辿る。好適には、接合線はスパイラルまたはらせん形状である。この曲線状の接合線は、圧力下でスリーブが分離するのを耐えるのに有効である。
一般に、スリーブは、アクスル上に保持され、構成部分の互いに対する長手方向の変位を妨げることができる。
本発明は、スリーブを分割する他にスリーブをアクスル上に配置することができないアクスル構造に利用することができる。各構成部分がアクスル周囲に部分的に巻き付くように、構成部分の曲線状の接合エッジはスパイラル状のパスを辿ることができる。第1の端部における構成部分の半円形の端壁は、第2の対向する端部に対して約60°−110°だけオフセットしていてもよい。これらの構成部分は、2つの接合壁を具えうる。端面を見た場合、第1の端部における第1の接合壁の先端は第2の端部における第2の接合壁の先端に近接することができ、これにより、軸方向端部から見た先端部間の間隔はアクスルの直径よりも小さい。接合壁のスパイラル状のパスは、各構成部分がアクスル周囲に巻き付くよう構成される程度に十分に鋭く、これにより、構成要素は、アクスルから構成部分を外側に動かすことでアクスルから容易に取り外すことはできず、アクスルに対して同軸関係に構成部分を保持する。構成部分は、一方の構成部分の端部を解除し、第2の端部を規定する開口が第2の端部の開口からアクスルを解除できるように、角度をなす構成部分をシフトさせることによってのみ取り外すことができる。
対面しているエッジそれぞれから接線方向に延在する突出部を配置してもよい。この突出部は、構成部分の壁の一部を形成することができる。突出部は、互いに平行に位置合わせされた、対面して隣接する面を有することができる。構成部分の各端部は半円形であってもよい。各半円端部は、対向する構成部分と係合して、円筒形の完全な円形端壁を形成するように構成することができる。突出部は、相補的な構成部分の接近方向に向かって延在することができる。
接合線または長手方向の線の少なくとも一部は、曲線状の接合エッジに対して、好適には鋭角の角度をなした傾斜部であってもよい。この傾斜部は、形成されたスリーブの長軸と平行に延在しうる平坦部であってもよい。各構成部分の平坦部は、長軸の周りで構成部分が異方向に回転するのを防ぐのに有効となり、これにより、スリーブがアクスル上に組み立てられ軸方向に閉じ込められた場合に、構成部分は互いに対して接合線に沿って摺動せず、互いに対して回転もしない。
好適には、この平坦部は接合線の終端部である。有利に、各構成部分は、相補的な構成部分の対応する相補的な平坦部に対向して、隣接するよう構成された平坦部を有する。平坦部が接合線の一部を構成してもよい。代替的には、接合線は完全に曲線状であってもよい。好適には、平坦部は曲線状の接合線と隣接している。
接合線は、対向する曲線状の面によって形成されることが好ましい。対向する面は、曲線状のパスを辿る、側方に平坦な座面を具えることが好ましい。各構成部分の対向する、側方に平坦であって且つ長手方向に曲線状の座面は、互いに隣接して相補的な座面を形成するよう構成される。
構成部分はそれぞれ、係合部分を有しうる。これらの係合部分は相補的であって、且つ、他方の構成部分の対向する係合部分と係合するよう構成することができる。この係合部分は勾配部を有しうる。勾配部は、対向する構成部分の接近方向に対して0°乃至110°の面に位置する対向接触面を具えうる。この方法では、カム面が接触するため、勾配部は互いを通過して摺動することができる。勾配部は、他方の構成部分の凹部における対向するヘッド部を閉じ込めるように構成されたヘッド部の一部を形成することができる。したがって、勾配部は最小限の歪みで互いに係合する。勾配部は、スナップ留めして係合されるのではなく、隣接して抵抗性キャッチ部を作成するように摺動する。しかしながら、アクスル周囲に部分的に巻き付くよう構成されたスパイラル状の構成部分本体の相対的形状により、勾配部の取り外し角度および平面は構成部分を分離するのに必要な離脱角度からオフセットしており、構成部分は互いから離れるように外側または径方向に引っ張ることができないため、係合部分は構成部分を係合して閉じ込める。
平坦部または勾配部は、負荷の下、組み立てられたスリーブの構成部分の互いに対する移動を可能にすることができる。構成部分の相対移動を可能にする一方、係合を堅く維持することにより、構成部分が分離する、あるいはスリーブが破損することなく、負荷の下でスリーブを歪めることができる。係合手段の歪みおよび潜在的な離脱が重荷重を適用する結果として生じるように構成部分が積極的に係合している場合、スリーブは破損するか、係合手段は負荷の下でスナップ留めするか係合が外れて、それにより、不本意なカチッという音が生じてしまう。本発明の好適な実施形態は、構成部分が分離することなく、接合線に沿ってスリーブを僅かに歪めてシフトさせることができることにより、この問題を解消することができる。
勾配部は、構成部分を分割または分離させてしまう圧縮力に対して、接合線で構成部分を互いに保持するのに効果的でる。これは、スリーブの長軸周りで構成部分が異方向に回転するのを防ぐ対向面を提供することによって実現する。平坦部または勾配部はさらに、いずれかの端部においてスリーブの軸方向の抵抗によってスリーブを互いに保持するキャッチ部として機能し、これにより、構成部分は互いに対して軸方向に摺動したり回転することはできない。
スリーブがアクスル上に組み立てられた後に、ホイール部材またはタイヤをスリーブ上にモールドすることができる。タイヤは、ローラタイヤであってもよい。ローラは、多方向ホイールの一部を形成することができる。しかしながら、本発明の範囲内となるように他の用途も考えられる。一般的な管状または円筒状のスリーブは、その上にモールドされるローラまたは他の要素の内面を把持するのを補助する外面機構を有しうる。この表面の機構は、起伏部、突出部、溝部、ノブ、またはリッジを含みうる。
外面機構は、突出部または刻み目の形態を取りうる。外面機構は、そこへのモールド材料の付着を容易にするのに効果的となりうる。これらの突出部は、長手方向のリブであることが好ましい。長手方向のリブは、組み立てられたスリーブの円筒部の外面周囲で周方向に間隔が空いている。構成部分は、整列し、構成部分を接続して完全となる外面機構の分離する部分を具えうる。したがって、各構成部分は、構成部分を接続してのみ完全となるリブの部分を有しうる。
長手方向のリブの輪郭は、長手方向に構造上の強度を与えることが好ましい。この長手方向のリブは、ローラ材料を置換するよう構成されることが好ましく、これにより、スリーブの外面とローラの外面の間の空間を満たすのに必要なローラの材料が少なくなる。外面機構により、スリーブ上にモールドされるローラ壁の厚さを正確に制御することもできる。これは、スリーブを組み込んだホイールの、反復されることが予想される高荷重での使用時における構造上の一体性、乗り心地および/または騒音の最小化といった性能特性に関して重要となりうる。
1以上の分離する内側ベアリングが必要な場合、これらはスプリットベアリングの形態を取りうる。このスプリットベアリングは、共にベアリングを構成する一対の半部といった、2以上のベアリング部分を具えうる。スリーブの内面は、アクスル周囲のハウジングとしてベアリングを収容してもよい。スリーブハウジングは、スプリットベアリングのオーバーモールドを可能にする手段を提供することができる。
スリーブは、1以上の恒久的な縦の接合部に沿ってヒンジ式に取り付けるか連結され、恒久的な縦の接合部から周方向に間隔を空けて位置する別の対の対向する縦エッジで互いに接合可能な構成部分から形成することができる。構成部分は、2つの部分からなることが好ましい。2つの部分は恒久的にヒンジ接続され、恒久的な縦の連結部から周方向に間隔を空けて位置する嵌合縦エッジを有する。代替的に、構成部分は、略円筒形スリーブを形成するように互いに嵌合または接合可能な2つの分離する部分を具えうる。この構成部分は同一であって、相互に係合可能な相補的部分を有する。
接合または嵌合可能なエッジは、オスメスの凹凸部、突出部と突出部を閉じ込めるための凹部といった、相互に相補的に係合可能な部分を形成しうる。それぞれのエッジに沿って長手方向に延在する形状をした係合または接続可能な部分は、ヘッド部、バヨネット、矢じり状のオス嵌合部、または勾配部の勾配面へと移行する突出エッジを有する突出部を有しうる。勾配面は、完全なスリーブの円筒形の長軸から延在する放射状線に対して角度をなして傾斜しうる。勾配部は、対向する構成部分の対向する広い平坦面に直接的に面するヘッド部、バヨネット、矢じり部、または勾配部の後方で、平坦で広い構造の形態をしたデテント壁部で終端しうる。バヨネット、矢じり部または勾配部は、狭いネック部によって構成部分の半円筒形の壁に連結することができ、それにより、平坦で広いデテント壁部と、半円筒形の壁の径方向中心に向かって面し、ネックの一部を形成するスリーブの内面と、軸方向に面した円筒壁の端壁の広い面とによって、凹部が規定される。これらの構造上の表面機構は共に、対向する構成部分の接合エッジの終端縁部に形成されたヘッド部を受け、および/または閉じ込めるための凹部を規定する。
他のオスメスの係合可能または相補的な摩擦嵌合部は、本発明の範囲内に収まると考えられる。
スリーブは、駆動ローラまたはホイール用のアクスルと係合するよう構成された内面機構を有する内側ボアを具えてもよく、あるいはアクスルに対するスリーブの回転を可能にする滑らかなボアを具えてもよい。
構成部分から形成された完全かつ組み立てられたスリーブは、略円筒コア部と、パイプまたは管と、長手方向のリッジまたはリブの形態をした外面機構を具えうる。この外面機構は、中央中心に向かって増した放射状の高さを有し、略円筒コア部の外面、パイプまたは管に向かって先細となりうる。したがって、側面では、スリーブの輪郭は、概して葉巻型のシルエットとなりうる。
本発明は、好適な実施形態に係る以下の非限定的な記載から、より一層理解することができる。
図1aは、本発明の一態様によるアクスルスリーブの第1の実施形態の斜視図であり、凹凸配置システムと、16の外側リブと、らせん状の接合エッジとを具えている。 図1bは、本発明の一態様によるアクスルスリーブの第1の実施形態の斜視図であり、凹凸配置システムと、16の外側リブと、らせん状の接合エッジとを具えている。 図2aは、図1a−1bに示す実施形態の分解斜視図である。 図2bは、図1a−1bに示す実施形態の分解斜視図である。 図3は、第3の実施形態により作成されたアクスルスリーブの斜視図であり、バヨネット型キャッチ部と、16の外側リブと、らせん状の接合エッジとを具え、多方向ホイールのホイールフレームのアクスルに装着されている。 図4aは、図3に示すアクスルスリーブの端部斜視図である。 図4bは、図3に示すアクスルスリーブの端部斜視図である。 図5aは、アクスルから取り外した、図3に示すアクスルスリーブの斜視図である。 図5bは、図5aに示すアクスルに部分的に装着した、図3に示すアクスルスリーブの斜視図である。 図6は、アクスルに装着した図3−5bに示すアクスルスリーブの斜視図である。 図7は、構成部分が分離した状態の図3−6に示すアクスルスリーブの端部斜視図である。 図8は、図3−7に示すアクスルスリーブの端部斜視図である。 図9は、図3−8に示すアクスルスリーブの一方の構成部分の端部斜視図である。 図10は、第3の実施形態により作成されたアクスルスリーブに装着されるホイールフレームの一部の斜視図であり、滑らかな外面とZ型の接合エッジとを具えている。 図11aは、第4の実施形態により作成されたアクスルスリーブの構成部分の斜視図であり、8のリブとらせん状の接合エッジとを具えている。 図11bは、第4の実施形態により作成されたアクスルスリーブの構成部分の斜視図であり、8のリブとらせん状の接合エッジとを具えている。 図11cは、第4の実施形態により作成されたアクスルスリーブの構成部分の斜視図であり、8のリブとらせん状の接合エッジとを具えている。 図11dは、第4の実施形態により作成されたアクスルスリーブの構成部分の斜視図であり、8のリブとらせん状の接合エッジとを具えている。 図12は、第5の実施形態により作成されたアクスルスリーブの2つの構成要素の半部の斜視図であり、バヨネット型キャッチ部と、10の外側リブと、Z型の接合エッジとを具えている。 図13は、図12に示すアクスルスリーブの構成部分の側面である。 図14aは、同一の部分に嵌合した図13に示すアクスルスリーブの構成部分の側面である。図14bは、図14aに示す組み立てられたアクスルスリーブの端面である。 図15は、第6の実施形態によるアクスルスリーブの構成部分の端面であり、バヨネット型キャッチ部と、10の外側リブと、らせん状の接合リッジとを具えている。 図16は、図15に示す構成部分の側面である。 図17は、図13に示す構成部分の斜視図である。 図18は、図12に示す組み立てられていないアクスルスリーブの構成部分の第2の斜視図である。 図19は、図12および18に示す構成部分から形成された、組み立てられたアクスルスリーブの斜視図である。 図20は、図19に示す完全なアクスルスリーブの側面図であるが、平坦な端部を有するリブを具えている。 図21は、図19に示すものと類似する第7の実施形態による組み立てられたアクスルスリーブの斜視図であるが、角を形成する端部というよりも直線的に終端したリッジを有している。 図22は、図21に示す完全なアクスルスリーブの端面図である。 図23は、図21−22に示す完全なアクスルスリーブの側面図である。 図24は、第8の実施形態による完全なアクスルスリーブの側面図であり、バヨネット型キャッチ部と、直線的エッジの終端部を有する8の長手方向のリッジの外面機構と、Z型の接合エッジとを特徴としている。 図25は、図24に示すアクスルスリーブの斜視図である。 図26は、図21−23に示すアクスルスリーブの組み立てられていない一対の構成部分の斜視図である。 図27は、図24−25に示す完全なアクスルスリーブの端面図である。 図28は、図24に示すアクスルスリーブの組み立てられていない一対の構成部分の斜視図である。 図29は、第9の実施形態により作成された組み立てられたアクスルスリーブの斜視図であり、バヨネット型キャッチ部と、外面における16の長手方向のリッジまたはリブであって、隆起した形状のリブと低い形状のリブとが交互になったリブと、Z型の接合エッジとを具えている。 図30は、図29に示す完全なアクスルスリーブの端面図である。 図31は、図29および30に示すアクスルスリーブの側面図である。 図32は、図29−31に示すアクスルスリーブの組み立てられていない構成部分の斜視図である。 図33は、好適な実施形態によるスリーブの斜視図である。 図34aは、一実施形態による円筒形スリーブの斜視図である。 図34bは、2つの異なる視点から見た図34aに示す実施形態のスリーブの構成部分の斜視図であり、同一の構成要素の半部が図34aのスリーブを形成することを強調している。 図35aは、図34aに示す実施形態に端部の平坦部およびキャッチを加えた別の実施形態による円筒形スリーブの斜視図である。 図35bは、図35aに示すスリーブの実施形態の構成部分の斜視図であり、同一の構成要素の半部が図35aのスリーブを形成することに留意されたい。 図36aは、図35aに示す実施形態にリブを加えた別の実施形態による、オーバーモールドローラを有する円筒形スリーブの斜視図である。 図36bは、図36aに示すスリーブの実施形態の構成部分の斜視図であり、同一の構成要素の半部が図36aのスリーブを形成することに留意されたい。 図37aは、他の実施形態による、軸方向に間隔を空けたベアリングを有する円筒形スリーブの斜視図である。 図37bは、図37aに示すスリーブの実施形態の一部の分解斜視図であり、同一の構成要素の半部が図37aのスリーブを形成し、軸方向に間隔を空けたスプリットベアリング用のハウジングを提供することに留意されたい。
本発明の好適な特徴が、特に添付の図面を参照して記載されている。しかしながら、図面に図示され、図面を参照して記載された特徴は、本発明の範囲を限定するよう解釈すべきでないことを理解されたい。
図1a−2bは、アクスルスリーブ10の形態をした本発明の第1の実施形態を示しており、円筒コア部12と、一対のらせん曲線状のエッジ16に沿って互いに嵌合または接合される一対の同一の構成部分14a、bとを具えている。この曲線状エッジ16は、凸凹の相互接続部18a、bを具えている。円筒コア部12の外面13は、16の長手方向に整列したリブ19を有している。
各構成部分14a、14bは、他方の嵌合または接合する構成部分14a、14bにおける対向するらせん曲線状のエッジと完全に相補的な一対のらせん曲線状の側方エッジ16を具えている。各構成部分14a、14bは同一である。らせん曲線状のエッジ16と隣接する構成部分14a、14bの一端には、らせん曲線状のエッジ16の平面を越えて延在するオスの突出凸部18bがある。構成部分14a、bの対向する端部では、らせん曲線状の壁16がそれぞれ、突出部18bと相補的な凹部18aで終端する。突出部18bと相補的な凹部18aの双方は、円筒コア部12の内面に隣接している。構成部分14a、14bは、オスメスの係合手段、すなわち凹凸部18a、bによって、係合位置または接合位置で原位置に互いを保持する。内向きの圧縮力が構成部分14a、14bを押し付け、らせん状の接合線に沿って互いに対して異方向に回転させるような、スリーブ上またはその周りにローラを成形することによって生じる径方向の圧縮力は、アクスルスリーブ10の構成部分14a、bが異方向に回転せずにアセンブリされたまま確実に残るようにする、凹凸部と隣接する平坦部分によって耐えられている。したがって、圧縮力がスリーブに適用されている間、構成部分14a、14bそれぞれの曲線状の壁16は互いに接合された状態のままとなる。これらの力は、エッジ16の曲線状の接合線に沿って偏向するとともに散在させることができ、これにより、エッジ16の一点に荷重が局在化するのが緩和され、アクスルスリーブ10の破損を最小限にする。
図3は、ホイールフレームに装着された、第2の実施形態により作成されたアクスルスリーブ30を示している。組み立てる前に、スリーブ30は2つの同一の半部から構成される。この構成部分の半部は、ホイールフレームのヘッドポスト34に装着され、その間に延在する円筒形アクスル32の周囲に配置される。次いで、ローラ(図示せず)をアクスルスリーブ30の周囲にモールドすることができる。
図4a−9を参照すると、アクスルスリーブ30の第2の実施形態は一対の同一の半部44a、bを具えており、これらの半部は、バヨネット部または矢尻部の係合を可能にすることによって、あるいは内方に傾斜した勾配面41と矢尻部またはランプ状部材38bを半円筒コア構造43の壁部に接続する狭いネック部42とを具える勾配部材38bを隣接させることによって、互いに係合するよう構成されている。矢尻構造または勾配部材38bは、各構成部分の一方の長手方向の側部またはエッジ45aと隣接する各構成部分44a、bの端部に設けられている。エッジ45aに対向するエッジ45bは、実質的に四角形の形状(輪郭)のヘッド部の形態をした相補的な係合構造または接合構造38aを具え、その後方は、矢じり状の勾配部材41を摺動して受け入れて、閉じ込めるよう構成された外側に傾斜した凹面47に延在している。一方、矢じり状の勾配部材41と、ネック部42と、半円筒コア壁43の端面とによって規定されるネック凹部48はそれぞれ、構成部分それぞれの接続エッジ45a、b双方において格別に強力な摩擦抵抗係合をするために、四角形のヘッド部38aを受けて閉じ込める。好適には、それぞれの構成部分44a、bを形成するために使用される材料は一般にアセタールである。壁の厚さと、リブ構造39と、長手方向のリブ39によって与えられるスリーブ構造の剛性とを考慮すると、嵌合部18a、bはポジティブ係合されているのではなく、単に抵抗性嵌合を形成しているため、構成部分44a、bは手でアクスル32に装着することができる。アクスル32上のアクスルスリーブ30のアセンブリを実現するために径方向の圧縮器具を必要とすることなく、構成部分とカムまたは勾配面との嵌合によって、スリーブを組み立てることができるように、構成部分44a、bは鋼などの極めて剛性の高い材料から作られることが考えられる。リブ構造19はアクスルスリーブ30の外面に沿って長手方向に延在し、コア43の構造全体を強化することに留意されたい。構成部分14a、bが互いに対して異方向に回転するのを軸方向に妨げている場合には、アクスルからスリーブを取り外すために、係合が外れるよう勾配部18a、bを押し付けるための器具が有用となりうるが、これは手によって有利にすることもできる。
図10を参照すると、同一の構成部分54a、bから形成された実質的に円筒形の構造52を具えるアクスルスリーブ50の第3の実施形態が図示されており、構成部分の間の接合線56は連続した曲線状のエッジから形成されている。構成部分の外面は、浅い角度のコーナー58を有する中間の角を形成する部分の間で移行する端が平坦の部分の外観を示している。
第3の実施形態は、アクスルスリーブ50の外面上に長手方向のリブを特徴として具えていないことに留意されたい。
図11a−11bは、アクスルスリーブ60の構成部分64の形態をした第4の実施形態を示している。構成部分64は、凹凸のガイド部68a−bによって互いに配置され、隣接関係で接合する曲線状の側壁66に沿って、同一の構成部分64と係合するよう構成されている。
図12−14bには、アクスルスリーブ70の形態をした第5の実施形態が図示されており、バヨネットの係合手段または勾配部78a、bの係合によって互いに嵌合するよう構成された一対の同一半部の構成部分74a、bを具えている。Z型の外側の側方エッジ76は、長軸71と実質的に平行に伸びる外側の直線エッジ70a、cの間に延在する中央の傾斜部分76bを具えている。しかしながら、好適には、これらの直線エッジは、スリーブが組み立てられたときに、曲線状の接続エッジ、または構成要素の半分を支持して接触する座部を不明瞭にする。
長手方向のリブ79は、中間部分71aがそれぞれの端部31bに対して軽く隆起した浅い弓形状を特徴としており、これは、その上にモールドされるローラのトランケートした紡錘形状を伴う。それぞれのリブ端部72は内方に傾斜した壁を具え、小さな鋭角の突出部を形成しており、それにより、モールドされたローラ材料の一部が長手方向のリブ79の最も外側の範囲に対して径方向内側に延在するように、リブの上且つその周りにモールドされたローラをよりよく固定する。
図15および16を見てみると、アクスルスリーブ80の形態をした第6の実施形態が図示されており、一対の構成部分84の一方の構成部分84のみが示され、矢尻または勾配係合部88aおよび球状ヘッド部88bを図示している。図15では、端面図が、対向する端部88a、88bが、部分84の内径81と同一の直径を有するアクスルの周囲のほぼ全体的に巻き付くことを示している。単一の構成部分84をアクスルに装着することができるように小さい開口部89が設けられている。構成部分84は、部分84をアクスルに装着することができるように、アクスルの軸に対してオフセットした角度で傾いていなければならない。一旦装着されると、部分84は抵抗性嵌合を損なってアクスルに取り付けられるが、取り外すためには少量の力が必要となる。しかしながら、部分84が十分剛性に作られた場合、アクスルの軸に対して傾けることなく、この部分84をアクスルから取り外すことは不可能である。
図21−23および26を参照すると、アクスルスリーブ90が図示されており、10の長手方向の外側リブ99と、外側エッジ96a−cの浅いz型のラインによって不明瞭となった曲線状の接合面に沿って接合された一対の同一の構成部分94a、bとを具えている。
図24、25、27および28では、アクスルスリーブ100の形態をした第8の実施形態が図示されており、8の長手方向の外側リブ109と、スパイラル状の接合線または座面を不明瞭にする浅いz型の長手方向の外側エッジ96を示す同一の構成部分とを具えている。全ての構成要素、主に円筒コア部103の外面107はローラの成形材料に力を加える、または経時的に移動することを可能にするクルドサック(cul-de-sacs)を表していないため、長軸101に対して垂直に延在する直線状の端壁97は、ローラをアクスルスリーブ100にモールドするためのモールドプロセスを容易にすると考えられる。
図29−32に関して、アクスルスリーブ110の形態をした第9の実施形態が図示されており、アクスルスリーブの円筒コア本体112の外周に低い長手方向のリブ129と交互に配置された8の大きな径方向に高い長手方向のリブ119を具えている。低いリブ129は、コア112の外面115に沿って長く延在しているが、わずかに高いことにより、ローラの外側の特徴をローラの各端部に向かって先細にすることができる。径方向に高く、且つ周方向に幅広のリブ119は、コア112の中央領域126に実質的な剛性と強度を与える。低いリブ129の端部132は外面115に向かって先細である一方、高いリブ119の端部134は、図24に示す第8の実施形態の壁部108と同様の端壁128で急激に終端する。コア112の内面134は円筒形のボアを規定してアクスルをぴったりと受ける一方、アクスル32に対するアクスルスリーブ110の回転を可能にする。
バヨネット部、矢尻部または勾配部118aは、コア壁112aの厚みの少なくとも3分の2まで径方向に延在する。コア壁は、ボア113の半径の50乃至100%が好ましく、好適には60−80%である。矢尻部または勾配部118aとコア壁112aの間に延在するネック部136は、コア壁112aの厚みの径方向に約30乃至80%、好適には40−60%であり、球状ヘッド部118bが対応するか相補的な寸法に作られ、それにより、コア壁112aの矢尻部または勾配部118a、ネック136、および広い端壁112bによって規定された凹部117にぴったりと閉じ込められる。バヨネット部、矢尻部または勾配部118aは、アクスルスリーブ110の軸111から延在する放射状の線に対して約30−70°、好適には40−50°の角度で傾斜した勾配面を有している。
各構成部分114a、bは、コア壁112aの側方では、バヨネットのヘッド部118aの頂部または先端138から直線的なエッジ壁116aに沿って、長手方向に且つスリーブ軸111と平行に延在する一対のz型の接合側面エッジ116を有する。直線的エッジは、高いリブ119の一端128を超えて第1のコーナー点140まで延在する。第1のコーナー点140は、軸方向に平行な壁エッジ116aから、側壁116の中間領域をとって延在する傾斜したエッジ壁116bへの移行部を提供する。この構造により、接続面116に沿った僅かな相対移動が可能となり、疲労および弱い構造の地点を形成するような力の集中または局所化が緩和する。さらに、スリーブ110は、構造118a、bの強力な係合によって一体的なままとなる。
傾斜した中間の接合エッジ116bは、第1の直線エッジ116aと平行な他の軸方向に直線的なエッジ116cへと、構成部分114a、bの他端における第2のコーナー点142で移行する。
図33を見てみると、8の外側リブの表面機構212を有する円筒形スリーブ210と、オーバーモールドローラ230とを具える組み立てられたローラ200が図示されている。対向する構成部分216、218の接合エッジ214は、軸方向端部に勾配面222を有する勾配部分220を具えている。勾配面は、係合する直前の対向する構成部分216、218それぞれのアプローチ方向または角度に対して平行、または1°−20°だけ僅かにオフセットした平面に位置しており、これにより、勾配面222は、スナップ嵌合というよりは抵抗性嵌合で勾配面にわたって摺動して係合するよう構成される。この構成は、スリーブの端部が軸方向の移動を妨げている限りは、オーバーモールド処理の間、部分の半部216、218を互いに保持するキャッチ部を形成する。これは、「固い」スナップ機構を有しない抵抗性キャッチ部を実現する。
スリーブ210が“スナップ”設計を損ねる歪みを生じさせる荷重下にある場合(嵌合部分が係合できるようにするために湾曲または歪まねばならない場合)に、勾配部分220の構造によって、接合される半部216、218を動かすことができる。本実施形態は、荷重が移行して変化するときにスナップ係合が頻繁に外れてセットしなおす場合に、荷重下でのスリーブの特性となる“カチッ”という音を除去する。
図34a−bを参照すると、基本的なスリーブ構造210aが図示されており、同一の構成要素の半部216a、218aを組み合わせてスリーブ210aを形成している。これは、構成部分216aを回転させて「それ自体」に面することができ、それにより、円筒形のスリーブ216aを形成するように組み合わせられる対向部分を表すことを示すことにより実証される。スリーブ210aをローラ材料でオーバーモールドして、圧力下でも分割、分離、あるいは故障しない分割スリーブ210aを得ることができる。
図35a−35bでは、2つの同一の要素の半部216b、218bを接合することによって形成される、より発展したスリーブ210bが図示されており、これらの半部は、それぞれの端部の接合面に、各々らせん状の座面226bの端部に隣接する平坦部分224bを有している。平坦部分224bは、部分を互いに長手方向に移動させてしまう構成部分216b、218bの異回転に抵抗するのに効果的である。この平坦部分224bはさらに、ローラ材料でスリーブ210bをオーバーモールドする前に、部分216b、218bを互いに一時的に保持する抵抗性の係合機構228b、229bを有する。
図36a−36bは、ローラ230cでオーバーモールドされた、より精巧なスリーブ210cを示している。スリーブ210cは、強度と、ローラ材料の体系化された移動と、結合した同一のスリーブの半部216c、218cの上にモールドされるローラ230c材料のロール厚さの制御とをもたらす長手方向のリブ232cを特徴とした輪郭の本体を有する。
ここで図37a−37bを参照すると、スリーブ210dが図示されており、一連のスプリットベアリング240dが必要とされる場合にハウジング210dを提供すべく使用される。結合されたスリーブ210dは、組み立てられたベアリング240d用の内面環状シートを具えている。スリーブ210dはハウジングを提供するだけでなく、長手方向の強度と、ベアリング240dを適切に軸方向に間隔を空けた状態に維持する手段と、スプリットベアリング240dを互いに維持しながら、ローラ材料をオーバーモールドする手段と、を提供する。
明細書および特許請求の範囲を通じて、用語「具える(comprise)」およびその派生語は、相反することが明確に記載されている、あるいは文脈が要求していない限り、排他的な意味というよりも包括的な意味を意図している。すなわち、用語「具える(comprise)」およびその派生語は、相反することが明確に記載されているか文脈が必要としていない限り、直接的に参照している列挙された構成要素、ステップまたは特徴だけでなく、具体的に列挙されていない他の構成要素、ステップまたは特徴を包含することを示すと考えられる。
本明細書において、「装置(apparatus)」、「手段(means)」、「デバイス(device)」、および「部材(member)」といった用語は単数形または複数形の事項を意味しており、1以上の部分を有する1以上のまたは構成要素によって実行される一セットの特性、機能または特徴を意味することを意図した用語である。「装置(apparatus)」、「手段(means)」、「デバイス(device)」、および「部材(member)」または同様の用語が単一の物体として記載されている場合には、複数の構成要素を有する機能的に均等な物体は該用語等の範囲内であると考えられること、「装置(apparatus)」、「手段(means)」、「デバイス(device)」、および「部材(member)」が複数の構成要素を有するものとして記載されている場合には、相反することが明確に記載されているか、文脈が要求している場合を除き、機能的に均等であるが単一の物体もまた、該用語の範囲内であると考えられることを認識されたい。
垂直、水平、頂部、底部、上部および下部といった、明細書および特許請求の範囲に使用される配向的な表現は、相関的なものであると解釈すべきであって、構成要素、アイテム、物、装置、デバイスまたは機器が一般に特定の方向にあると考えられるとの仮定に基づいている。
当該分野における当業者は、本発明の概念および範囲から逸脱することなく、本書に記載された発明の方法に対して多くの改変およびバリエーションをすることができると認識するであろう。
本発明は、本発明の様々な態様および選択物を理解するのに当業者である読者を助けることができる一時的な請求項という点から記載することができる。しかしながら、これらの一時的な請求項は、本発明を規定する記載として解釈すべきではない。他の形態、態様、および本書に記載された本発明の好適な特徴およびその実施形態は、本明細書を伴う仮出願からの権利を主張することができる、完全な国際出願または国内出願(または、それらに引き続く対応特許登録)の明細書において本発明を規定する請求項に最終的に含むことができると理解されたい。本文中では、以下の非限定的な特許請求の範囲は、本発明をより良く記載するのを助けるものである。

Claims (11)

  1. アクスルの取付部に装着するための管状スリーブにおいて、
    前記管状スリーブが、前記アクスルの周りでともに嵌合して前記アクスルの長手方向にわたって接合する複数の構成部分から形成されており、
    前記構成部分が、少なくとも2つの接合可能なエッジにわたって接合するように構成され、
    各接合可能なエッジは、前記アクスルの長軸と平行ではない第1の部分と、前記第1の部分に対して斜めの第2の部分とを具え、前記第1の部分と第2の部分が互いに平行ではなく、
    径方向に圧縮された場合、前記構成部分が互いに係合して前記管状スリーブを形成し、
    各構成部分が、第1の端部における第1の端壁と、第2の端部における第2の端壁とを有しており、
    各接合可能なエッジが、
    前記第1および第2の端壁の間で長手方向全体に延在しており、
    前記構成部分が前記アクスルの周りに部分的に巻き付くようにらせん形状またはスパイラル形状を有していることを特徴とする管状スリーブ。
  2. 請求項1に記載の管状スリーブにおいて、それぞれの前記接合可能なエッジが、曲線、不規則な線、またはその双方の組み合わせを辿ることを特徴とする管状スリーブ。
  3. 請求項2に記載の管状スリーブにおいて、前記曲線が、らせん形であることを特徴とする管状スリーブ。
  4. 請求項2に記載の管状スリーブにおいて、前記不規則な線が、前記第2の部分の間に延在する中央の傾斜部分の形態で前記第1の部分を有するZ型の外側の側方エッジを具えており、前記第2の部分は、前記長軸とほぼ平行に延びる外側の直線エッジの形態であり、前記構成部分の互いに対する異回転に抵抗することを特徴とする管状スリーブ。
  5. 請求項に記載の管状スリーブにおいて、各構成部分がアクスルの周りにほぼ全体的に巻き付く対向する端部を有しており、これにより各構成部分を前記アクスルに取り付けることが可能であることを特徴とする管状スリーブ。
  6. 請求項5に記載の管状スリーブにおいて、組み立てられていない前記管状スリーブが、互いに接続して略円筒形スリーブの形状の管状スリーブを形成するように構成された、2つの分離した複数の構成部分を具えることを特徴とする管状スリーブ。
  7. 請求項6に記載の管状スリーブにおいて、前記複数の構成部分が互いに同一であって、各構成部分がアクスルの周りに部分的に巻き付くように、前記曲線がスパイラル状のパスをたどり、対向する端部のうちの第1の半円状の端部が、各構成部分の対向する端部のうちの第2の対向する端部に対して60°−110°の間でオフセットされていることを特徴とする管状スリーブ。
  8. 請求項1に記載の管状スリーブにおいて、
    前記構成部分が、2つの接合可能なエッジを各々が有して、互いに嵌合し、
    各接合可能なエッジの前記らせん形状またはスパイラル形状が、前記接合可能なエッジの中間領域を通して延在しており、
    各接合可能なエッジが、平坦部の第1の端部と半円状の端壁で終端し、
    前記平坦部が、他方の構成部分に対する一方の構成部分の異回転に抵抗するように構成されており、
    前記半円状の端壁が、少なくとも1つの接合可能なエッジの第2の端部に対して60−110度オフセットされていることを特徴とする管状スリーブ。
  9. 請求項1に記載の管状スリーブにおいて、
    前記構成部分が、それぞれ、相互に抵抗性の嵌合係合可能な部分を有しており、当該抵抗性の嵌合係合可能な部分は、対向する構成部分における対向する広い平坦面に直接向かい合う、ヘッド部の後方で広い平坦構造の形態をしたデテント壁部で終端する勾配部を有することを特徴とする管状スリーブ。
  10. 請求項9に記載の管状スリーブにおいて、側面からみるとそれぞれの前記エッジに沿って長手方向に延在している前記抵抗性の嵌合係合可能な部分は、前記勾配部へと移行する鋭い突出エッジを有するオス結合部の形状をした勾配状のヘッド部を有し、前記勾配部が前記スリーブの完全な円筒形の長軸から延在する放射状線に対して角度をなすように傾斜していることを特徴とする管状スリーブ。
  11. 請求項10に記載の管状スリーブにおいて、前記勾配部、バヨネット部または矢尻部が、デテント壁部で終端しており、
    前記デテント壁部が、狭いネック部によって一つの構成部分の半円筒壁に接続されており、
    前記デテント壁部と、前記半円筒壁の径中心に面して前記狭いネック部の一部を構成する内面と、前記半円筒壁の端壁の広い面とが、ともに前記勾配状のヘッド部を受け入れて閉じ込めるための凹部を規定し、
    前記勾配状のヘッド部が、側面からみると、対向する前記構成部分の接合可能なエッジの終端エッジに形成されていることを特徴とする管状スリーブ。
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