JP6640151B2 - モールディング装置 - Google Patents

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本発明は、基板を樹脂でモールディングするモールディング装置に関する。
デバイスが実装されている回路基板を樹脂でモールディングすることが、電子工業分野で広く行われている。そのためのモールディング装置が、各種提案されてきた(例えば、特許文献1(図1)参照)。
特許文献1を図8に基づいて説明する。
図8(a)は従来のモールディング装置の断面図であり、回路基板101は、一端にコネクタ102を備えている。このような回路基板101及びコネクタ102を、金型103のキャビティ104にインサートし、キャビティ104に樹脂105を射出することで、モールディングされた回路基板101を得ることができる。
図8(b)は図8(a)の要部拡大図であり、コネクタ102は、一面が開放されたボックスである。五面体であるため、コネクタ102は、奥壁部102aと、この奥壁部102aから開口102bに向かって延びる天井部102c、床部102d及び2つの側壁部102eとからなる。
奥壁部102aは貫通するピン106を支えるため厚肉とされ、剛性が高い。対して、天井部102c、床部102d及び2つの側壁部102eは、ピン106を支える必要がないため、奥壁部102aに比較して薄肉とされ剛性が低い。
結果、樹脂105の圧力で、天井部102c、床部102d及び2つの側壁部102eは、想像線C、Cで示すように、撓む。このままで、樹脂105が凝固するため、コネクタ102に変形が残り、製品品質が低下する。
製品品質を維持するために、樹脂105の射出圧を下げる対策と、天井部102cなどを厚肉にする対策が考えられる。
射出圧を下げると、細部への樹脂流れが困難になり、製品品質が低下する。
また、厚肉にするとコネクタ102の質量が増し、製品コストが高騰する。
しかし、製品品質の維持と製品コストの低減が求められる中、コネクタのように一面が開放されたボックス状のデバイスを備える基板のモールディングに適したモールディング装置が望まれる。
特開平10−223667号公報
本発明は、ボックス状のデバイスを備える基板に樹脂モールドを施すに当たり、デバイスが樹脂圧で潰れないようにすることができるモールディング装置を提供することを課題とする。
請求項に係る発明は、金型のキャビティに基板をインサートし、前記基板を樹脂でモールディングするモールディング装置であって、
前記基板は、一面が開放されたボックス状のデバイスを備え、
前記キャビティは、モールディングに供するモールディング空間と、前記デバイスの開口に連通するサブ空間とを含み、前記モールディング空間にのみ前記樹脂が射出され、
前記金型は、前記サブ空間に調圧された加圧空気を供給する加圧空気供給機構を備えており、
前記加圧空気供給機構は、加圧空気を供給する空気源と、この空気源と前記サブ空間とを繋ぐ給気路と、この給気路に介設される給気弁と、前記サブ空間と外部空間とを繋ぐ排気路と、この排気路に介設される排気弁と、前記モールディング空間の圧力を検出して第1圧力情報を発する第1圧力センサと、前記サブ空間の圧力を検出して第2圧力情報を発する第2圧力センサと、前記第1圧力情報に前記第2圧力情報が追従するように前記給気弁及び排気弁を制御する制御部とからなることを特徴とする。
請求項に係る発明は、金型のキャビティに基板をインサートし、前記基板を樹脂でモールディングするモールディング装置であって、
前記基板は、一面が開放されたボックス状のデバイスを備え、
前記キャビティは、モールディングに供するモールディング空間と、前記デバイスの開口に連通するサブ空間とを含み、前記モールディング空間にのみ前記樹脂が射出され、
前記金型は、前記サブ空間に調圧された加圧空気を供給する加圧空気供給機構を備えており、
前記加圧空気供給機構は、空気を圧縮するピストン形のエアポンプと、このエアポンプを駆動するエアシリンダ又は油圧シリンダと、前記エアポンプと前記サブ空間とを繋ぐ給気路と、前記サブ空間と外部空間とを繋ぐ排気路と、この排気路に介設される排気弁と、前記モールディング空間の圧力を検出して第1圧力情報を発する第1圧力センサと、前記サブ空間の圧力を検出して第2圧力情報を発する第2圧力センサと、前記第1圧力情報に前記第2圧力情報が追従するように前記エアシリンダ又は油圧シリンダ及び前記排気弁を制御する制御部とからなることを特徴とする。
請求項に係る発明は、請求項1又は請求項2記載のモールディング装置であって、
前記金型は、固定型と可動型とからなり、
前記サブ空間を囲う部位にて、前記固定型と前記可動型との間にパッキンが設けられていることを特徴とする。
請求項1に係る発明では、金型は、サブ空間に調圧された加圧空気を供給する加圧空気供給機構を備えているため、射出時の樹脂の圧力に対応した圧力を加圧空気供給機構により、デバイス内に付与することができる。すなわち、デバイスの天井部の一方の面に掛かる圧力と他方の面に掛かる圧力をバランスさせることができ、天井部の撓みを防止することができる。デバイスの床部や2つの側壁部も同様に、撓みを防止することができる。
均圧させるため、射出圧は高くてもよく、樹脂を細部まで流すことができ、製品品質を高めることができる。
また、撓みが発生しないため、デバイスを薄肉にすることができ、製品コストを下げることができる。
よって、本発明によれば、ボックス状のデバイスを備える基板に樹脂モールドを施すに当たり、デバイスが樹脂圧で潰れないようにすることができるモールディング装置が提供される。
加えて、請求項に係る発明では、加圧空気供給機構は、空気源と、給気路と、給気弁と、排気路と、排気弁と、モールディング空間の圧力を検出して第1圧力情報を発する第1圧力センサと、サブ空間の圧力を検出して第2圧力情報を発する第2圧力センサと、第1圧力情報に第2圧力情報が追従するように給気弁及び排気弁を制御する制御部とからなり、給気弁及び排気弁で精度の良い細かな圧力制御が実施できる。
請求項2に係る発明では、金型は、サブ空間に調圧された加圧空気を供給する加圧空気供給機構を備えているため、射出時の樹脂の圧力に対応した圧力を加圧空気供給機構により、デバイス内に付与することができる。すなわち、デバイスの天井部の一方の面に掛かる圧力と他方の面に掛かる圧力をバランスさせることができ、天井部の撓みを防止することができる。デバイスの床部や2つの側壁部も同様に、撓みを防止することができる。
均圧させるため、射出圧は高くてもよく、樹脂を細部まで流すことができ、製品品質を高めることができる。
また、撓みが発生しないため、デバイスを薄肉にすることができ、製品コストを下げることができる。
よって、本発明によれば、ボックス状のデバイスを備える基板に樹脂モールドを施すに当たり、デバイスが樹脂圧で潰れないようにすることができるモールディング装置が提供される。
加えて、請求項に係る発明では、加圧空気供給機構は、エアポンプと、エアシリンダ又は油圧シリンダと、給気路と、排気路と、この排気路に介設される排気弁と、モールディング空間の圧力を検出して第1圧力情報を発する第1圧力センサと、サブ空間の圧力を検出して第2圧力情報を発する第2圧力センサと、第1圧力情報に第2圧力情報が追従するようにエアシリンダ又は油圧シリンダ及び排気弁を制御する制御部とからなり、エアシリンダ又は油圧シリンダは迅速な作動が可能であるため、レスポンスのよい圧力制御が実施できる。
請求項に係る発明では、サブ空間を囲う部位にて、固定型と可動型との間にパッキンが設けられている。パッキンの潰し代だけサブ空間を、樹脂の射出前に加圧することができ、ボックス状のデバイスの撓み発生をより確実に防止することができる。
本発明に係るモールディング装置の基本構成図である。 図1に示すモールディング装置の作用を説明するフロー図である。 変更例に係るモールディング装置の基本構成図である。 図3に示すモールディング装置の作用を説明するフロー図である。 図4の補足図である。 更なる変更例に係るモールディング装置の基本構成図である。 図6に示すモールディング装置の作用を説明するフロー図である。 従来のモールディング装置の断面図及び要部拡大図である。
本発明の実施の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
図1に示すように、モールディング装置10は、金型20と、この金型20に付設された加圧空気供給機構40とを基本要素とする。
金型20は、例えば、固定型21と、この固定型21に型合わせする可動型22とからなる。固定型21側に、スプルー23及び製品を突出すエジェクタピン24が備えられ、可動型22側に位置決めピン25、25が備えられている。
基板30の一端に、一面が開放されたボックス状のデバイス31が実装されている。デバイス31は、奥壁部32と天井部33と床部34と2つの側壁部35とからなる五面体である。
デバイス31は、例えばコネクタであり、材質が例えばPBT(ポリブチレンテレフタレート)、天井部33と床部34と2つの側壁部35の肉厚が1mm程度である。
このようなデバイス31を含む基板30は、金型20のキャビティ26にインサートされ、位置決めピン25、25で位置決めされる。
キャビティ26は、モールディングに供するモールディング空間27と、デバイス31の開口36に連通するサブ空間28とを含む。
加圧空気供給機構40は、例えば、サブ空間28から外へ延びる共用路41と、加圧空気を供給する空気源42と、共用路41を介して空気源42とサブ空間28とを繋ぐ給気路43と、この給気路43に介設される給気弁44と、共用路41を介してサブ空間28と外部空間45とを繋ぐ排気路46と、この排気路46に介設される排気弁47と、固定型21に内蔵されモールディング空間27の圧力を検出して第1圧力情報を発する第1圧力センサ48と、共用路41に付設されサブ空間28の圧力を検出して第2圧力情報を発する第2圧力センサ49と、第1圧力情報に第2圧力情報が追従するように給気弁44及び排気弁47を制御する制御部51とからなる。
以上の構成からなるモールディング装置10の作用を、図2のフロー図に基づいて説明する。
図2のステップ(STと略記する。)01で、予め給気弁を閉じ、排気弁を開いておく。これにより、キャビティは大気圧となる。
この状態で金型を開き(ST02)、固定型にデバイス付き基板をインサートし(ST03)、金型を閉じる(ST04)。これで図1の形態が得られる。
次に、給気弁を開き、排気弁を閉じ、圧力制御を開始する(ST05)。
圧力制御は、第1圧力センサ48が検出し発生する第1圧力情報(モールディング空間27の圧力)に、第2圧力センサ49が検出し発生する第2圧力情報(サブ空間28の圧力)が追従するように、給気弁44の開度を調節する。
追従とは第2圧力情報が第1圧力情報に合致するか、又は第2圧力情報が(第1圧力情報+α)となるようにするか、若しくは第2圧力情報が(第1圧力情報−β)となるようにすることをいう。α、βは共に正の値である。
デバイス31は、薄肉であってもある程度の剛性を有する。よって、ある程度の圧力差(α、β)が許容される。
圧力制御を実施しつつ、型締めを行う(ST06)。型締めが完了したら、モールディング空間27へ樹脂を射出し(ST07)、保圧する(ST08)。
射出により、モールディング空間27の圧力が上昇するが、加圧空気供給機構40により、サブ空間28の圧力がモールディング空間27の圧力(樹脂圧力)とほぼ等しくなるように制御される。
そのため、デバイス31の内外がほぼ同圧になるため、樹脂圧力でデバイス31が撓む心配はない。
保圧段階で、樹脂は溶融状態から凝固状態に変化する。凝固が完了した頃に、給気弁を閉じ、排気弁を開いて、圧力制御を終了する(ST09)。そして、金型を開き(ST10)、製品を取り出す(ST11)。
以上により、寸法精度が良好な製品が得られる。
次に、変更例を、図3〜図5に基づいて説明する。
図3に示すモールディング装置10Bでは、サブ空間28を囲う部位にて、固定型21と可動型22の間にパッキン53が配置されている。例えば、パッキン53は、可動型22に嵌めておく。その他は、図1に同一であるため、図1と共通の要素は、符号を流用し詳細な説明は省略する。
以上の構成からなるモールディング装置10Bの作用を、図4のフロー図及び図5の補足図に基づいて説明する。図4に示すフローは、図2とかなりの部分が共通するが、正確を期すために、ステップの全てを説明する。
図4のST21で、予め給気弁を閉じ、排気弁を開いておく。キャビティは大気圧となる。
この状態で金型を開き(ST22)、固定型にデバイス付き基板をインサートし(ST23)、金型を閉じる(ST24)。
ST24の初期段階では、図5(a)に示すように、固定型21に可動型22が当たる前に、パッキン53が固定型21に接触する。可動型22の型合い面からパッキン53は距離Sだけ突出している。距離Sはパッキン53の潰し代に相当する。パッキン53の内面の周長さに距離Sを乗じて得られる密閉空間の容積をV1とする。
この時点で、排気弁を閉じる(ST25)。なお、給気弁はST21で閉じられている。
次に、型締めを実施する(ST26)。
すると、図5(b)のように、固定型21に可動型22が密着し、結果、容積V1は0になる。サブ空間28の圧力は、容積が変化した分だけ、上昇する。すなわち、図5(a)ではサブ空間28の圧力が大気圧であったものが、図5(b)では大気圧を超えた圧力Pgになる。
続いて、給気弁を開き、圧力制御を開始する(ST27)。圧力制御の詳細は、図2に基づいて既に説明したので、ここでは省略する。
圧力制御を実施しつつ、モールディング空間へ樹脂を射出し(ST28)、保圧する(ST29)。
射出により、モールディング空間27の圧力が上昇するが、加圧空気供給機構40により、サブ空間28の圧力がモールディング空間27の圧力より若干高圧に制御される。
そのため、デバイス31が撓む心配はない。
保圧段階で、樹脂は溶融状態から凝固状態に変化する。凝固が完了した頃に、給気弁を閉じ、排気弁を開いて、圧力制御を終了する(ST30)。そして、金型を開き(ST31)、製品を取り出す(ST32)。
次に、更なる変更例を、図6及び図7に基づいて説明する。
図6に示すモールディング装置10Cでは、空気源(図1、符号42)及び給気弁(図1、符号44)の代わりに、空気を圧縮するピストン55を内蔵するエアポンプ56と、このエアポンプ56を駆動する(具体的には、ピストン55を前後進させる)エアシリンダ57(又は油圧シリンダ)を配置した。
その他は、図1に同一であり、図1と共通の要素は、符号を流用し詳細な説明は省略する。
以上の構成からなるモールディング装置10Cの作用を、図7のフロー図に基づいて説明する。図7に示すフローは、図2とかなりの部分が共通するが、正確を期すために、ステップの全てを説明する。
図7のST41で、予め排気弁を開いておく。キャビティは大気圧となる。
この状態で金型を開き(ST42)、固定型にデバイス付き基板をインサートし(ST43)、金型を閉じる(ST44)。
続いて、排気弁を閉じ(ST45)、圧力制御を開始する(ST46)。圧力制御の詳細は、図2で説明済みであるため、ここでは省略する。
次に、型締めを行い(ST47)、圧力制御を実施しつつ、モールディング空間へ樹脂を射出し(ST48)、保圧する(ST49)。
射出により、モールディング空間27の圧力が上昇するが、加圧空気供給機構40により、サブ空間28の圧力がモールディング空間27の圧力とほぼ同圧に制御される。
そのため、デバイス31が撓む心配はない。
保圧段階で、樹脂は溶融状態から凝固状態に変化する。凝固が完了した頃に、排気弁を開いて、圧力制御を終了する(ST50)。そして、排気弁を開き(ST51)、金型を開き(ST52)、製品を取り出す(ST53)。
図1に示すモールディング装置10では、サブ空間28の圧力を、主として給気弁44の弁開度調節により実施した。弁開度は無段階に行えるため、精度の良い細かな圧力制御が可能となる。
一方、図6に示すモールディング装置10Cでは、サブ空間28の圧力を、主としてエアシリンダ57(又は油圧シリンダ)のストローク調節により実施した。エアシリンダ57(又は油圧シリンダ)は、迅速に作動するため、レスポンスの良い圧力制御が可能となる。
尚、実施例では、排気弁47は、全開と全閉の形態で使用するため、安価なオンオフバルブが採用できる。しかし、排気弁47は給気弁44と同様に制御弁であってもよい。
また、デバイス31は、一面が開口する五面体であればよく、コネクタに限定されるものではない。
また、基板30は、回路基板の他、単なる平板や構造が複雑な立体物であってもよく、形状や用途は格別に限定されるものではない。
本発明は、コネクタが実装された基板に樹脂モールドを施すモールディング装置に好適である。
10、10B、10C…モールディング装置、20…金型、21…固定型、22…可動型、26…キャビティ、27…モールディング空間、28…サブ空間、30…基板、31…デバイス、36…デバイスの開口、40…加圧空気供給機構、42…空気源、43…給気路、44…給気弁、45…外部空間、46…排気路、47…排気弁、48…第1圧力センサ、49…第2圧力センサ、51…制御部、53…パッキン、55…ピストン、56…エアポンプ、57…エアシリンダ。

Claims (3)

  1. 金型のキャビティに基板をインサートし、前記基板を樹脂でモールディングするモールディング装置であって、
    前記基板は、一面が開放されたボックス状のデバイスを備え、
    前記キャビティは、モールディングに供するモールディング空間と、前記デバイスの開口に連通するサブ空間とを含み、前記モールディング空間にのみ前記樹脂が射出され、
    前記金型は、前記サブ空間に調圧された加圧空気を供給する加圧空気供給機構を備えており、
    前記加圧空気供給機構は、加圧空気を供給する空気源と、この空気源と前記サブ空間とを繋ぐ給気路と、この給気路に介設される給気弁と、前記サブ空間と外部空間とを繋ぐ排気路と、この排気路に介設される排気弁と、前記モールディング空間の圧力を検出して第1圧力情報を発する第1圧力センサと、前記サブ空間の圧力を検出して第2圧力情報を発する第2圧力センサと、前記第1圧力情報に前記第2圧力情報が追従するように前記給気弁及び排気弁を制御する制御部とからなることを特徴とするモールディング装置。
  2. 金型のキャビティに基板をインサートし、前記基板を樹脂でモールディングするモールディング装置であって、
    前記基板は、一面が開放されたボックス状のデバイスを備え、
    前記キャビティは、モールディングに供するモールディング空間と、前記デバイスの開口に連通するサブ空間とを含み、前記モールディング空間にのみ前記樹脂が射出され、
    前記金型は、前記サブ空間に調圧された加圧空気を供給する加圧空気供給機構を備えており、
    前記加圧空気供給機構は、空気を圧縮するピストン形のエアポンプと、このエアポンプを駆動するエアシリンダ又は油圧シリンダと、前記エアポンプと前記サブ空間とを繋ぐ給気路と、前記サブ空間と外部空間とを繋ぐ排気路と、この排気路に介設される排気弁と、前記モールディング空間の圧力を検出して第1圧力情報を発する第1圧力センサと、前記サブ空間の圧力を検出して第2圧力情報を発する第2圧力センサと、前記第1圧力情報に前記第2圧力情報が追従するように前記エアシリンダ又は油圧シリンダ及び前記排気弁を制御する制御部とからなることを特徴とするモールディング装置。
  3. 請求項1又は請求項2記載のモールディング装置であって、
    前記金型は、固定型と可動型とからなり、
    前記サブ空間を囲う部位にて、前記固定型と前記可動型との間にパッキンが設けられていることを特徴とするモールディング装置。
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