JP6640074B2 - 減圧鋳造方法及び減圧用通路開閉装置 - Google Patents
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Description
前記キャビティに連通する溶湯位置検出部に導入される溶湯の圧力を受ける受圧部材と、
前記受圧部材を介して前記溶湯の圧力を受けることで変位する応答弁と、
を備える減圧用通路開閉装置を用いた減圧鋳造方法であって、
前記減圧用通路の一部を含んで形成され、前記開閉弁を収容したシリンダ室内の、前記開閉弁の弁部を弁座に着座する方向に変位させる圧力流体が導入される第1内室と、前記弁部を前記弁座から離間する方向に変位させる圧力流体が導入される第2内室とに圧力流体を供給し、前記開閉弁を構成するピストンの前記第2内室側の受圧面積が前記第1内室側の受圧面積に比して大きいことに基づいて、前記ピストンを、前記弁部が前記弁座から離間する方向に変位させて前記開閉弁を開状態とすることで、前記キャビティと前記減圧用通路とを連通させるとともに、前記キャビティ内を減圧する工程と、
前記第1内室及び前記第2内室への圧力流体の導入を停止した後、前記キャビティ内に溶湯を導入する工程と、
を有し、
前記溶湯位置検出部内に導入される前記溶湯の圧力を、受圧部材を介して応答弁に作用させることで前記第2内室に連通する下流側通路を開放し、前記下流側通路と前記第2内室とを連通させて前記第2内室内の圧力を低減することにより、前記ピストンを、前記弁部が前記弁座に着座する方向に変位させて前記開閉弁を閉状態とし、前記キャビティと前記減圧用通路との連通を遮断することを特徴とする。
前記キャビティに連通する溶湯位置検出部に導入される溶湯の圧力を受ける受圧部材と、
前記受圧部材を介して前記溶湯の圧力を受けることで変位する応答弁と、
を備える減圧用通路開閉装置であって、
前記開閉弁は、前記減圧用通路の一部を含んで形成されたシリンダ室内に収容されるとともに、弁座に対して着座又は離間する弁部を有する弁本体と、圧力流体からの圧力を受けることで前記弁本体を変位させるピストンとを備え、
前記シリンダ室は、前記弁本体を、前記弁座に着座する方向に変位させる圧力流体が導入される第1内室と、前記弁座から離間する方向に変位させる圧力流体が導入される第2内室と、前記第1内室と前記第2内室との間に形成されて前記ピストンが摺動する摺動室とを含み、且つ前記ピストンは、前記第2内室側の受圧面積が前記第1内室側の受圧面積に比して大きく、
前記第2内室の下流側通路に配設された前記応答弁は、前記受圧部材に前記溶湯の圧力が作用するまでは前記第2内室と前記下流側通路との連通を遮断し、前記受圧部材に前記溶湯の圧力が作用したときに変位して前記下流側通路と前記第2内室とを連通させることで、前記第2内室内の圧力を低減することを特徴とする。
20…減圧用通路 22…第1シリンダ室
24…第2シリンダ室 26…連通路
28…開閉弁 30…受圧ピン
32…応答弁 42…第1内室
44…摺動室 46…第2内室
48…弁座 50…吸気通路
52…真空ポンプ 54…供給ライン
56…圧縮エア供給源 58…第1分岐ライン
60…第2分岐ライン 66…第1供給弁
68…第2供給弁 70…弁本体
72…ピストン 74…弁部
84…第1リターンスプリング 90…ストローク室
92…第1排気室 94…第2排気室
100…第1排気通路 102…第2排気通路
106…フランジ部 108…押圧部
110…第1鍔部 112…軸部
114…第2鍔部 118…案内バー
122…第2リターンスプリング L…溶湯
Claims (8)
- 減圧鋳造装置のキャビティと減圧用通路とを連通又は連通遮断状態とする開閉弁と、
前記キャビティに連通する溶湯位置検出部に導入される溶湯の圧力を受ける受圧部材と、
前記受圧部材を介して前記溶湯の圧力を受けることで変位する応答弁と、
を備える減圧用通路開閉装置を用いた減圧鋳造方法であって、
前記減圧用通路の一部を含んで形成され、前記開閉弁を収容したシリンダ室内の、前記開閉弁の弁部を弁座に着座する方向に変位させる圧力流体が導入される第1内室と、前記弁部を前記弁座から離間する方向に変位させる圧力流体が導入される第2内室とに圧力流体を供給し、前記開閉弁を構成するピストンの前記第2内室側の受圧面積が前記第1内室側の受圧面積に比して大きいことに基づいて、前記ピストンを、前記弁部が前記弁座から離間する方向に変位させて前記開閉弁を開状態とすることで、前記キャビティと前記減圧用通路とを連通させるとともに、前記キャビティ内を減圧する工程と、
前記第1内室及び前記第2内室への圧力流体の導入を停止した後、前記キャビティ内に溶湯を導入する工程と、
を有し、
前記溶湯位置検出部内に導入される前記溶湯の圧力を、受圧部材を介して応答弁に作用させることで前記第2内室に連通する下流側通路を開放し、前記下流側通路と前記第2内室とを連通させて前記第2内室内の圧力を低減することにより、前記ピストンを、前記弁部が前記弁座に着座する方向に変位させて前記開閉弁を閉状態とし、前記キャビティと前記減圧用通路との連通を遮断することを特徴とする減圧鋳造方法。 - 請求項1記載の減圧鋳造方法において、前記応答弁を、前記受圧部材と一体的に変位させた後、前記第2内室から前記下流側通路に流入した圧力流体によってさらに前記受圧部材から離間する方向に変位させることを特徴とする減圧鋳造方法。
- 請求項1又は2記載の減圧鋳造方法において、前記ピストンの、前記弁部が前記弁座に着座する方向への変位を、弾発部材によって支援することを特徴とする減圧鋳造方法。
- 減圧鋳造装置のキャビティと減圧用通路とを連通又は連通遮断状態とする開閉弁と、
前記キャビティに連通する溶湯位置検出部に導入される溶湯の圧力を受ける受圧部材と、
前記受圧部材を介して前記溶湯の圧力を受けることで変位する応答弁と、
を備える減圧用通路開閉装置であって、
前記開閉弁は、前記減圧用通路の一部を含んで形成されたシリンダ室内に収容されるとともに、弁座に対して着座又は離間する弁部を有する弁本体と、圧力流体からの圧力を受けることで前記弁本体を変位させるピストンとを備え、
前記シリンダ室は、前記弁本体を、前記弁座に着座する方向に変位させる圧力流体が導入される第1内室と、前記弁座から離間する方向に変位させる圧力流体が導入される第2内室と、前記第1内室と前記第2内室との間に形成されて前記ピストンが摺動する摺動室とを含み、且つ前記ピストンは、前記第2内室側の受圧面積が前記第1内室側の受圧面積に比して大きく、
前記第2内室の下流側通路に配設された前記応答弁は、前記受圧部材に前記溶湯の圧力が作用するまでは前記第2内室と前記下流側通路との連通を遮断し、前記受圧部材に前記溶湯の圧力が作用したときに変位して前記下流側通路と前記第2内室とを連通させることで、前記第2内室内の圧力を低減することを特徴とする減圧用通路開閉装置。 - 請求項4記載の開閉装置において、前記応答弁を、前記下流側通路を閉止する方向に弾発付勢する弾発部材をさらに備えることを特徴とする減圧用通路開閉装置。
- 請求項4又は5記載の開閉装置において、前記応答弁は、軸部と、前記軸部の各端部に設けられて前記受圧部材に近接する第1鍔部、前記受圧部材から離間する第2鍔部とを有するボビン形状をなし、前記溶湯の圧力が前記受圧部材を介して前記第1鍔部に伝達されるまでは、前記第1鍔部及び前記第2鍔部が前記下流側通路を閉止することを特徴とする減圧用通路開閉装置。
- 請求項6記載の開閉装置において、前記受圧部材の変位量は前記第1鍔部の厚み以上に設定され、且つ前記応答弁を前記受圧部材に指向して弾発付勢する弾発部材を有することを特徴とする減圧用通路開閉装置。
- 請求項4〜7のいずれか1項に記載の開閉装置において、前記ピストンを、前記弁部が前記弁座に着座する方向に指向して弾発付勢する弾発部材をさらに有することを特徴とする減圧用通路開閉装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016255094A JP6640074B2 (ja) | 2016-12-28 | 2016-12-28 | 減圧鋳造方法及び減圧用通路開閉装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2016255094A JP6640074B2 (ja) | 2016-12-28 | 2016-12-28 | 減圧鋳造方法及び減圧用通路開閉装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2018103247A JP2018103247A (ja) | 2018-07-05 |
JP6640074B2 true JP6640074B2 (ja) | 2020-02-05 |
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ID=62786230
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2016255094A Active JP6640074B2 (ja) | 2016-12-28 | 2016-12-28 | 減圧鋳造方法及び減圧用通路開閉装置 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP6640074B2 (ja) |
-
2016
- 2016-12-28 JP JP2016255094A patent/JP6640074B2/ja active Active
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JP2018103247A (ja) | 2018-07-05 |
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