JP6639531B2 - 情報処理装置及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、情報処理装置及びプログラムに関する。
近年、インターネット発展は著しく、投資や資金調達のような分野においても、例えばクラウドファンディング等を利用した投資や資金調達が注目され始めている。
この点、例えば、特許文献1においては、クラウドファンディングを利用した小口の資金調達に関する技術が提案されている。
特開2016−91075号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術によれば、クラウドファンディングを利用して目標額に到達するまで資金調達を募るに過ぎず、市場の需要等とは無関係に出資の可否等が決定されるに過ぎなかった。
また、特許文献1に記載に技術は、主に資金調達の希望者のニーズにのみ対応した技術であり、出資の希望者においては、出資の条件(例えば、支払われる利益や出資する金額等であり、以下、「出資条件」と呼ぶ)や出資額の自由度は極めて低いものとして提案されていた。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、資金調達において、市場の需要を確認しながら機動的に出資者を決定するための技術を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の一態様の情報処理装置は、
所定の出資対象に対して、1人以上の出資者を決定する情報処理装置において、
1以上の出資要件を取得する出資要件取得手段と、
前記1以上の出資要件の少なくとも1つと比較可能な、出資希望者が申し込む際に提示する希望条件を、1以上の前記出資希望者毎に取得する希望条件取得手段と、
前記1以上の出資希望者毎に取得された前記希望条件に基づいて、当該1以上の出資希望者の中から、前記1以上の出資要件を満たすように前記1人以上の出資者を決定する出資者決定手段と、
を備える。
本発明の一態様の情報処理方法及びプログラムも、本発明の一態様の情報処理システムに対応する方法及びプログラムとして提供される。
本発明によれば、資金調達において、市場の需要(例えば、出資希望者による出資金額・出資株数・期待利回り等の情報)を確認しながら機動的に出資者を決定するための技術を提供することができる。
本発明の一実施形態に係る情報処理システムの構成の一例を示すブロック図である。 図1のサーバのハードウェア構成を示すブロック図である。 図2のサーバ及び図1のユーザ端末の機能的構成の一例を示す機能ブロック図である。 図2のサーバで実行される出資者決定処理の結果の一例を示す図である。 図2のサーバで実行される出資者決定処理を示すフローチャートである。 図2のサーバで実行される出資者決定処理の結果の一例であって、図4とは異なる例を示す図である。 図2のサーバで実行される出資者決定処理の結果の一例であって、図4、図6のいずれの例とも異なる例を示す図である。 図2のサーバで実行される出資者決定処理の結果の一例であって、図4、図6、図7のいずれの例とも異なる例を示す図である。 図2のサーバで実行される出資者決定処理の結果の一例であって、図4、図6、図7、8のいずれの例とも異なる例を示す図である。
先ず、本発明の実施形態を説明する前に、本発明が適用される出資条件決定サービスの概要について説明する。
即ち、本発明の一実施形態に係る情報処理システムは、以下のようなサービスに適用される。
本サービスの提供者は、所定の出資対象に対して、出資を希望する出資希望者を募り、多数の出資希望者のうちから実際に出資を行う出資者を決定するサービスを提供する。
具体的にまず、本サービスの提供者は、目標とする出資の総額(以下、「出資目標額」と呼ぶ)や目標とする出資の総口数(以下、「出資目標口数」と呼ぶ)等の出資の要件(以下、「出資要件」と呼ぶ)を設定する。
なお、ここで言う所定の出資対象とは、例えばクラウドファンディング等を活用した不特定多数を対象とした資金調達等である。
そして、本サービスの提供者は、適宜、出資者を決定するための条件(以下、「申込可能条件」と呼ぶ)を採用し、夫々の出資希望者が選択可能な範囲を設定し、夫々の出資希望者へと提示する。
出資希望者は、この申込可能条件の範囲内において、出資要件の少なくとも1つと比較可能な、出資希望者が申し込む際に提示する条件(以下、「希望条件」と呼ぶ)で出資の申込(以下、「申込」と呼ぶ)を行う。
ここで、申込可能条件とは、例えば、出資希望者へと還元される利益率(以下、「期待利回り」と呼ぶ)、出資希望者が出資を希望する金額(以下、「出資金額」と呼ぶ)、出資希望者が出資を希望する株数(以下、「出資株数」と呼ぶ)、一株あたりの株価(以下、「株価」と呼ぶ)等である。
このようにして、本サービスの提供者は、夫々の出資希望者からの申込を受け付ける。
その結果、出資希望者からの申込を受け付ける期間(以下、「募集期間」と呼ぶ)の終了時点において、夫々の出資希望者からの出資金額の合計が出資目標額に満たなかった場合には、その出資対象は不成立となる。
これに対して、募集期間終了時点において、夫々の出資希望者からの出資金額の合計が、出資目標額を超えている場合には、本サービスの提供者は、申込をした出資希望者の内からより良い条件で申込を行った出資希望者を出資者として決定する。
これにより、本サービスの提供者は、所定の出資対象に対する出資希望者の需要、即ち、市場の需要を確認しながら機動的に出資する条件を決定することができる。
ここで、出資希望者とは、必ずしも自然人の1人を意味せず、1つの出資の申込自体を出資希望者とすることもできる。また、以降の説明については、上述の出資希望者をユーザと記載して、説明を行う。
以下、本発明の実施形態について図面を用いて説明する。
上述のサービスの実現を可能とすべく、本発明の一実施形態に係る情報処理システムは、図1に示すように、サービスの提供者により管理されるサーバ1と、n人の(nは、1以上の任意の整数値)ユーザの夫々により使用されるユーザ端末2−1乃至2−nとを含むように構成される。
サーバ1と、ユーザ端末2−1乃至2−nの夫々とはインターネット等の所定のネットワークNを介して相互に接続されている。
なお、以下、ユーザ端末2−1乃至2−nの夫々を個々に区別する必要がない場合、これらをまとめて「ユーザ端末2」と呼ぶ。
図2は、図1の情報処理システムのうちサーバ1のハードウェア構成を示すブロック図である。
サーバ1は、CPU(Central Processing Unit)11と、ROM(Read Only Memory)12と、RAM(Random Access Memory)13と、バス14と、入出力インターフェース15と、出力部16と、入力部17と、記憶部18と、通信部19と、ドライブ20とを備えている。
CPU11は、ROM12に記録されているプログラム、又は、記憶部18からRAM13にロードされたプログラムに従って各種の処理を実行する。
RAM13には、CPU11が各種の処理を実行する上において必要なデータ等も適宜記憶される。
CPU11、ROM12及びRAM13は、バス14を介して相互に接続されている。このバス14にはまた、入出力インターフェース15も接続されている。入出力インターフェース15には、出力部16、入力部17、記憶部18、通信部19及びドライブ20が接続されている。
出力部16は各種液晶ディスプレイ等で構成され、各種情報を出力する。
入力部17は、各種ハードウェア等で構成され、各種情報を入力する。
記憶部18は、ハードディスクやDRAM(Dynamic Random Access Memory)等で構成され、各種データを記憶する。
通信部19は、インターネットを含むネットワークNを介して他の装置等(図1の例ではサーバ1自身や他のユーザ端末2等)との間で行う通信を制御する。
ドライブ20は、必要に応じて設けられる。ドライブ20には磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、或いは半導体メモリ等よりなり、リムーバブルメディア30が適宜装着される。ドライブ20によってリムーバブルメディア30から読み出されたプログラムは、必要に応じて記憶部18にインストールされる。また、リムーバブルメディア30は、記憶部18に記憶されている各種データも、記憶部18と同様に記憶することができる。
なお、ユーザ端末2の構成は、タッチパネルを有してもよい点を除き、サーバ1の構成と基本的に同様であるので、ここではそれらの説明は省略する。また、後述する図3には、サーバ1のCPU11に対応するCPU43と、サーバ1の通信部19に対応する通信部44と、タッチパネルを構成するタッチ操作入力部41及び表示部42が示されている。
ここで、タッチ操作入力部41は、例えば表示部42に積層される静電容量式又は抵抗膜式(感圧式)の位置入力センサにより構成され、タッチ操作がなされた位置の座標を検出する。
表示部42は、液晶等のディスプレイにより構成され、各種画像を表示する。
このように、本実施形態では、タッチ操作入力部41と表示部42とにより、タッチパネルが構成されている。
なお、本明細書で「表示媒体」と呼ぶ場合、単に表示部42を意味せず、タッチ操作入力部41と表示部42とから構成される「タッチパネル」を意味する。
このような図2のサーバ1及び図1のユーザ端末2の各種ハードウェアと各種ソフトウェアとの協働により、サーバ1において、各種処理の実行が可能になる。
即ち、サーバ1は、出資者決定処理等の各種処理を実行するにあたり、図3に示すような機能的構成を有する。
図3は、図2のサーバ1及び図1のユーザ端末2の機能的構成の一例を示す機能ブロック図である。
図3に示すように、ユーザ端末2のCPU43においては、申込受付部61と、申込送信制御部62と、結果取得部63と、表示制御部64とが機能する。
また、サーバ1のCPU11においては、出資要件生成・更新部81と、申込取得部82と、申込管理部83と、結果通知部84とが機能する。
さらに、サーバ1の記憶部18の一領域には、申込DB200と、出資要件DB300とが設けられている。
ユーザ端末2の申込受付部61は、ユーザのタッチ操作に応じて、所定の希望条件での申込を受け付ける。
即ち、ユーザは、表示部42に表示されたユーザインターフェースに合わせて、所定の出資対象に対して、自身の希望条件をタッチパネルに対してタッチ操作で入力し、出資の申込を行う。
申込送信制御部62は、申込受付部61が受け付けた申込に関する情報を、通信部44を介してサーバ1へ送信するための制御を実行する。
このようにしてユーザ端末2から送信された申込に関する情報は、サーバ1に送信されると、サーバ1側で受信されて、出資者の決定に用いられる。そして、その出資者の決定の結果は、サーバ1からユーザ端末2へと送信されてくる。
そこで、結果取得部63は、サーバ1から送信されてきた当該出資者の決定の結果を、通信部44を介して取得する。
表示制御部64は、結果取得部63によって取得された出資者の決定の結果を表示部42へと表示するための制御を実行する。
以上、出資者の決定の際に機能するユーザ端末2の機能的構成について説明した。続いて、サーバ1側の機能的構成について説明する。
出資要件生成・更新部81は、出資者の決定に際して、その前提となる出資要件を取得する。
即ち、出資要件生成・更新部81は、出資要件を対象となる出資対象毎に生成する。
さらに、出資要件生成・更新部81は、生成した出資要件を、出資要件DB300に格納し、また、適宜、出資要件DB300から出資要件を抽出(取得)し、出資要件を更新する。
申込取得部82は、1以上のユーザ毎に、夫々のユーザの希望する希望条件を取得する。
ユーザ端末2から送信されてきた申込に関する情報を通信部19を介して取得し、取得した申込に関する情報を申込DB200に格納する。
申込管理部83は、申込DB200に格納された申込に関する情報を抽出し、管理する。
また、申込管理部83には、達成判定部101と、出資決定部102と、期限管理部103とが設けられている。以下、これらの機能的構成について詳細に説明する。
達成判定部101は、夫々のユーザからの申込の合計が、設定された出資要件を達成しているか否かを判定する。
即ち、達成判定部101は、募集が終了した時点において、ユーザからの出資金額の合計が出資目標金額を達成しているか否かを判定する。
出資決定部102は、1以上のユーザ毎に取得された希望条件に基づいて、そのユーザの中から、出資要件を満たすように出資者を決定する。
即ち、例えば、募集が終了した時点において、夫々のユーザの出資金額の合計が出資目標金額を満たす範囲において、より低い期待利回り条件で申込を行ったユーザを選択し、実際に出資をする出資者を決定する。
さらに、出資決定部102は、所定の方法により出資者を決定する(詳細については後述する)とともに、出資に際しての条件を決定する。
期限管理部103は、前述の募集期間の管理を行う。
結果通知部84は、出資決定部102で決定された出資者決定の結果を通信部19を介してユーザ端末2へと通知する。
以上、サーバ1とユーザ端末2との機能的構成例について図3を参照して説明した。
次に、図4を参照して、実際にユーザ端末2上で行う操作について、簡単に説明する。
図4は、申込時にユーザ端末2上にユーザに表示される画像と出資者決定処理の結果の一例を示す図である。
図4の表示領域U1は、申込時にユーザ端末2の表示部42に表示される申し込み画面の一例を示している。ユーザは、「出資金額」と「期待利回り」の項目に、自身が希望する希望条件として、任意の値を入力することができる。
図4の例では、「出資金額」の項目には「100」の値が入力されており、「期待利回り」の項目では6.5%が選択されている。つまり、ユーザは、期待利回り6.5%で100万円の出資を希望していることを意味している。
なお、図4の例では「期待利回り」の項目について、選択方式を採用しているが、どのような方法でユーザの希望する「期待利回り」の情報を取得するかは自由である。
次に、表示領域F1は、夫々のユーザの申込金額の合計が、出資目標額に到達するまでの間、ユーザに表示される申込の進歩表示画面である。
表示領域F1を見ると、現時点では、出資目標額3000万円のうち60%にあたる1800万円の申込が達成され、期待利回りレンジは、7.0から9.0%である。
なお、期待利回りレンジとは、全ての申込のうち期待利回りが最も低いものから、出資目標額を満たす範囲で最も高いものの範囲を意味する。
さらに、表示領域F2を見ると、出資目標額である3000万円の出資は、既に達成され、期待利回りレンジは、7.0から8.5%となっている。
ここで、出資目標額達成後のプロセスについて、簡単に説明する。
まず、出資目標額の達成後の時点において、サーバ1は、既に申し込まれた申込のうち最も高い期待利回りを指定している申込から順に、より低い期待利回りの新たな申込へと置換する。
なお、既に申し込まれた申込に同じ期待利回りのものが複数ある場合には、サーバ1は、申込時点が遅いものから置換する。そして、サーバ1は、置換される申込と新たな申込の申込金額が異なる場合には申込金額を部分的に置換する。
このようにして、出資目標額を満たす範囲にある全ての申込が最低の期待利回り(例えば図4の例では、6.0%)に置き換わるか募集期間(例えば2週間)が終了した時点で募集は終了する。
表示領域F3を見ると、プロジェクト利回りとして7.5%の数値が表示されており、
出資に際しての条件が期待利回り7.5%で確定したことを意味している。
本実施形態では、利回りの低い順で出資者を決定する。即ち、ユーザの申込金額を累計しながら、期待利回りの低い順からちょうど3000万に達する若しくは超える申込までの期待利回りを期待利回りレンジとし、F3の場合においては募集終了時の期待利回りレンジの最高値が7.5%となったのである。
なお、図4の例では、プロジェクト利回りの決定方法は、期待利回りレンジにおける最高の期待利回りをプロジェクト利回りとして決定する。しかし、プロジェクト利回りの決定方法は、これに限定されず、例えば加重平均等の方法を自由に採用することができる。
次に、図5を参照して、図2のサーバ1が実行する出資者決定処理について説明する。
即ち、図5は、図2のサーバで実行される出資者決定処理を示すフローチャートである。
ステップS1において、出資要件生成・更新部81は、出資要件DB300からサーバ1で実行される出資者決定処理に用いられる出資要件を取得する。
ステップS2において、申込取得部82は、ユーザ端末2から出資の申込が送信されてきたか否かを判定する。
ユーザ端末2から出資の申込が送信されてきていない場合、ステップS2においてNOであると判定されて、処理はステップS4に進む。なお、ステップS4以降の処理については後述する。
これに対して、ユーザ端末2から出資の申込が送信されてきた場合、ステップS2においてYESであると判定されて、処理はステップS3に進む。
そして、ステップS3において、申込取得部82は、ステップS2でユーザ端末2から送信されてきた申込に関する情報を通信部19を介して取得する。
ステップS4において、申込管理部83の期限管理部103は、ステップS1で取得された出資要件に応じて定められた募集期間が終了したか否かを判定する。
募集期間が終了していない場合、ステップS4においてNOであると判定されて、処理はステップS1に戻される。
これに対して、募集が終了した場合、ステップS4においてYESであると判定されて、処理はステップS5に進む。
ステップS5において、達成判定部101は、ステップS3で取得された申込に関して、夫々のユーザからの出資金額の総額が、出資目標額を達成しているか否かを判定する。
出資目標額が達成されていない場合、ステップS5においてNOであると判定されて、処理はステップS7に進む。なお、ステップS7以降の処理については後述する。
これに対して、出資目標額が達成された場合、ステップS5においてYESであると判定されて、処理はステップS6に進む。
ステップS6において、出資決定部102は、ステップS5で募集が終了したと判断された場合に、所定の方法により出資者を決定する(例えば図4の例の方法)とともに、出資の条件を決定する。
ステップS7において、ステップS5で出資目標額が達成されていないと判定された場合には、本出資対象に対する出資は不成立となり、その結果を取得する。
ステップS8において、結果通知部84は、ステップS6で決定された出資者及び出資の条件若しくはステップS7で取得した不成立の結果をユーザ端末2へと通知する。
以上本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、上述の実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
例えば、設定する出資要件、ユーザに表示される申込可能条件等は、特に上述した実施形態に限定されない。そこで、以下、図6乃至図9を参照しつつ、上述の実施形態とは異なる手法が採用された他の実施形態について幾つか説明する。
ここで図6を用いて、上述の実施形態とは別の異なる実施形態について説明する。
図6は、図2のサーバで実行される出資者決定処理の結果の一例であって、図4とは異なる例を示す図である。
図6は、ユーザが選択する出資の条件が、出資する口数(以下、「口数」と呼ぶ)と一口当たりの申込価格(以下、「申込価格」と呼ぶ)であり、投資対象の出資目標額を固定する場合の実施形態である。
図6の表示領域U2を見ると、ユーザは、自身が希望する「口数」と「申込価格」の項目に任意の値を入力することができる。
図6の表示領域U2において、ユーザは、「口数」と「申込価格」の項目に、自身が希望する希望条件として、任意の値を入力することができる。
図6の例では、「口数」の項目には「5」の値が入力されており、「申込価格」の項目では「100,000」の値が入力されている。つまり、ユーザは、申込価格10万円で5口の合計50万円の出資を希望している。
図4の例と同様に、表示領域F11は、夫々のユーザの出資金額の合計が、出資目標額に到達するまでの間、ユーザに表示される申込の進歩表示画面である。
表示領域F11を見ると、現時点では、出資目標額1億円のうち60%にあたる6000万円の申込が達成され、申込価格レンジは、10万円から40万円である。
なお、申込価格レンジとは、全ての申込のうち申込価格が最も高いものから、出資目標額を満たす範囲で最も低いもの範囲を意味する。
さらに、表示領域F12を見ると、出資目標額である1億円の出資は、既に達成され、申込価格レンジは、30万円から50万円となっている。
本実施形態では、出資目標額の達成後の時点において、サーバ1は、既に申し込まれた申込のうち最も低い申込価格を指定している申込から順に、より高い申込価格の新たな申込へと置換する。
なお、図4の例と同様、既に申し込まれた申込に同じ申込価格のものが複数ある場合には、申込時点が遅いものから置換し、置換される申込と新たな申込の申込金額が異なる場合には申込金額を部分的に置換する。
このようにして、出資目標額を満たす範囲にある全ての申込が最高額の申込価格に置き換わるか募集期間(例えば2週間)が終了した時点で募集は終了する。
表示領域F13を見ると、プロジェクト出資口価格として45万円の数値が表示されており、出資の条件として申込価格が一口当たり45万円での出資が確定したことを意味している。
本実施形態では、申込価格の高い順で出資者を決定する。即ち、ユーザの申込金額を累計しながら、申込価格の高い順からちょうど1億円に達する若しくは超える申込までの申込価格を申込価格レンジとし、F13の場合においては募集終了時の申込価格レンジの最低値が45万円となったのである。
なお、図4の例と同様に、申込価格の決定方法は、申込価格レンジにおける最低の申込価格をプロジェクトの申込価格として決定する。しかし、申込価格の決定方法は、これに限定されず、例えば加重平均等の方法を自由に採用することができる。
同様に、図7は、ユーザが選択する出資の条件が、口数と申込価格であり、投資対象の出資目標口数を固定している場合の実施形態である。
図7の例では、「口数」の項目には「5」の値が入力されており、「申込価格」の項目では「100,000」の値が入力されている。つまり、ユーザは、申込価格10万円で5口の合計50万円の出資を希望している。
表示領域F21を見ると、現時点では、出資目標口数100口のうち60%にあたる60口の申込が達成され、申込価格レンジは、10万円から50万円である。
さらに、表示領域F22を見ると、出資目標口数である100口の申込は、既に達成され、申込価格レンジは、30万円から50万円となっている。
また、出資目標額の達成後の時点において、サーバ1は、既に申し込まれた申込のうち最も低い申込価格を指定している申込から順に、より高い申込価格の新たな申込へと置換する。
なお、他の実施形態と同様、既に申し込まれた申込に同じ申込価格のものが複数ある場合には、申込時点が遅いものから置換し、置換される申込と新たな申込の申込金額が異なる場合には申込金額を部分的に置換する。
このようにして、全ての申込が最高額の申込価格に置き換わるか募集期間(例えば2週間)が終了した時点で募集は終了する。
表示領域F23を見ると、プロジェクト出資口価格として45万円の数値が表示されており、出資の条件として申込価格が一口当たり45万円での出資が確定している。
本実施形態では、申込価格の高い順で出資者を決定する。即ち、ユーザの申込口数を累計しながら、申込価格の高い順からちょうど出資目標口数100口に達する若しくは超える申込までの申込価格を申込価格レンジとし、F23の場合においては募集終了時の申込価格レンジの最低値が45万円となったのである。
なお、他の実施形態と同様、申込価格の決定方法は、申込価格レンジにおける最低の申込価格をプロジェクトの申込価格として決定する。しかし、申込価格の決定方法は、これに限定されず、例えば加重平均等の方法を自由に採用することができる。
ここで図8を用いて、上述の実施形態ともさらに異なる実施形態について説明する。
図8は、図2のサーバで実行される出資者決定処理の結果の一例であって、図4、図6及び図7のいずれの例とも異なる例を示す図である。
図8は、ユーザが図7と同様の項目を入力して、申込を行う場合であり、出資者の決定をサービス提供者が独自に決定する実施形態である。
即ち、図3に図示はしていないが、サーバ1の入力部17や通信部19を通して提供者に入力された条件に基づいて、前述した図4、図6及び図7に記載の例とは異なる方法により、出資者を決定することができる。
本実施形態では、募集期間(例えば2週間)が終了した時点で募集は終了する。
さらに、募集期間終了時点における申込の概要、即ち、積みあがったユーザの需要を勘案し、サービス提供者自身が独自にプロジェクト出資口価格を決定する。
この場合、この価格を承認したユーザのうちから抽選や、申込口数に比例する割合等で出資口を割り当てることができる。
ここで図9を用いて、上述の実施形態ともさらに異なる実施形態について説明する。
図9は、図2のサーバで実行される出資者決定処理の結果の一例であって、図4、図6、図7及び図8のいずれの例とも異なる例を示す図である。
図9は、ユーザが一つ又は複数の出資案に、夫々の条件で申込を行う形式、即ち、コンペ形式の実施形態である。
図9の例では、ユーザは、「出資金額」と「期待利回り」の項目について任意の値を入力し(図4の例と同様)、一つ又は複数の出資案に対して申込を行うことができる。
表示領域F41からF43は全て、募集終了後の夫々の出資案に対する申込の状況を示している。
例えば、表示領域F41のA案を見ると、募集終了時点において、出資目標額の1億円を達成しておらず、出資は不成立である。このような場合、ユーザは、A案に出資をすることができない。
他方、表示領域F42及び表示領域U16のB案を見ると、出資目標額の1億円は達成されており、出資金額50万円で期待利回り6.0%で出資が成立している。
さらに、表示領域F43及び表示領域U17のC案をみると、出資目標額の1億円は達成されており、出資額60万円で期待利回り7.0%で出資が成立している。
ユーザは、出資が成立しているB案又はC案のいずれかに出資をすることもできる。
なお、本実施形態では、B案又はC案のいずれかを選択する方法は、いかなる方法にも限定されず、例えば、期待利回りが低い(出資案の起案者に有利な)B案を選択することができる。
以上、本発明に係る各種各様の実施形態について説明した。しかしながら、上述の各種各様の実施形態は、さらなる特徴を有する。
そこで、まず、本発明に係る実施形態のうち、図4、6乃至図9に示された実施形態の特徴について、さらに詳細に説明する。
本発明に係る実施形態のうち、図4、図9に示された実施形態は、CF(Cash Flow)が一定であるという点において共通する。
ここで、CFとは、資金等の流れや変動を意味し、主に、企業活動や財務活動によって実際に得られた収入から、外部への支出を差し引いて手元に残る資金の流れのことをいう。
つまり、CFが一定である場合とは、具体的に例えば、サービス提供者が、債券発行の際の条件決定を行う場合や、毎月一定の固定賃料を分配原資とするような不動産証券化の条件決定を行う場合のように、サービス提供者が、事前にユーザへの分配額(利回り)を確定することができる場合をいう。
なお、ここで、CFの対象となる資金等とは、必ずしも現金に限られず、例えば具体的に有価証券や仮想通貨等の各種財産的価値を有する態様を含むものである。
この場合、まずサービスの提供者は、出資の条件決定の段階で、期待利回り(利息)が決定でき、その段階でユーザに対して確定した利息を提示することができるという利点がある。
つまり、サービスの提供者は、確定された期待利回りを基準として、出資条件を確定できるため、出資を希望するユーザのうち、より低い期待利周りの条件で申し込みを行ったユーザを優先的に出資者として選択することができる。
一方で、出資を行うユーザとしては、サービス提供者から確定した期待利回りが提示されるので、安心して出資することができるという利点がある。
さらに言えば、サービスの提供者としても、このようにユーザが安心して出資ができることからスムーズに資金調達を行うことができ、例えば、より早期に当該出資に係る事業を開始することができる等の利点もある。
また、本発明に係る実施形態のうち、図6乃至図8に示された実施形態は、CFが一定でないという点において共通する。
ここで、CFが一定でない場合とは、具体的に例えば、出資口または株式のように、事業の運営如何によって配当/分配が変動するような場合である。このような場合、サービスの提供者は、出資口/株式発行の段階で、事前に期待利回りを確定することができない。
このような場合、サービスの提供者は、出資口/株式発行の段階で、事前に期待利回りを確定することができないため、事前にユーザに対して確定した期待利回りを提示することはできない。
そこで、サービス提供者は、期待利回りを提示する代わりに、例えば、図6の表示領域F13に示す、申し込み価格によるプロジェクト出資口価格をユーザに提示する。これにより、サービスの提供者は、ユーザに対して事前に期待利回りを提示できないような場合であっても、目標とする資金を集めることができる。
他方、ユーザとしては、事前に確定された期待利回りは提示されないものの、事前に出資額は確定することができる。
また例えば、上述の実施形態において、特に言及していないが、本発明の一実施形態に係る情報処理システムは、オンラインかつリアルタイム性を有する。
これにより、具体的に本サービスには、以下のような特徴を有する。
即ち、本サービスは、ユーザからの出資額や期待利回り等が同額であれば、早期に申し込んだユーザを出資者として決定するので、早く申し込んだユーザほど有利となる。
また、ユーザは、リアルタイムに他のユーザの申込情報を把握することができるので、他のユーザの申込状況を確認しながら申込を行うことができる。
そして、このような特徴によりサービスの提供者は、目標とする資金をスムーズに集めることが可能であり、また、目標とする資金の調達が確定した段階で(目標とする資金の調達が確定すると、以降は、より良い条件の選別となるため)、早期に事業を開始することができる。
以上をまとめると、サービス提供者は、オンラインかつリアルタイム性を有する本発明の一実施形態に係る情報処理システムを利用することで、市場のニーズをより正確に反映したクラウドファンディングサービスを提供することができ、それを利用するユーザは、本サービスの利用により、市場のニーズをより正確に反映して出資を行うことができる。
また、例えば、上述の実施形態では、ユーザは、申込可能条件の範囲内において、希望条件を選択するが、実際はこれに限定されない。サービス提供者は申込可能条件の提示を行わず、ユーザは、自由に希望条件を設定することも自由である。
また、例えば、上述の実施形態では、各種レンジ(例えば、期待利回りレンジ、申込価格レンジ等)をユーザに公開することを前提としているが、特にこれに限定されない。例えば、各種レンジは勿論、出資の進歩状況(例えば、図4のF1からF3等)についてもユーザに非公開とすることもできる。
また、例えば、上述の実施形態では、申込可能条件として、例えば、期待利回り、出資金額、口数、申込価格等の条件が選択されているが、特にこれに限定されない。例えば、株価や株数をはじめ、あらゆる申込可能条件を設定することも自由である。
また、例えば、上述の実施形態では、出資の単位に「口」の単位を用いているが、これに限定されない。例えば、出資の単位として「株」等を用いることも出来るし、他の如何なる単位による出資にも対応が可能である。
さらに、ここでいう「出資」とは、単なる貨幣による出資に限定されず、他の如何なる財産的価値の提供を含む、広義の概念である。
ここで、上述した一連の処理は、ハードウェアにより実行させることもできるし、ソフトウェアにより実行させることもできる。
換言すると、図3の機能的構成は例示に過ぎず、特に限定されない。
即ち、上述した一連の処理を全体として実行できる機能が情報処理システムに備えられていれば足り、この機能を実現するためにどのような機能ブロックを用いるのかは特に図2の例に限定されない。また、機能ブロックの存在場所も、図3に特に限定されず、任意でよい。
また、1つの機能ブロックは、ハードウェア単体で構成してもよいし、ソフトウェア単体で構成してもよいし、それらの組み合わせで構成してもよい。
さらに言えば、ハードウェア又はソフトウェアにより実行される一連の処理のうち、一部の処理について、ユーザによりデータ入力を行う等、ユーザのマニュアル操作により実行することもできる。
一連の処理をソフトウェアにより実行させる場合には、そのソフトウェアを構成するプログラムが、コンピュータ等にネットワークや記録媒体からインストールされる。
コンピュータは、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータであってもよい。
また、コンピュータは、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能なコンピュータ、例えばサーバの他汎用のスマートフォンやパーソナルコンピュータであってもよい。
このようなプログラムを含む記録媒体は、ユーザにプログラムを提供するために装置本体とは別に配布される図示せぬリムーバブルメディアにより構成されるだけでなく、装置本体に予め組み込まれた状態でユーザに提供される記録媒体等で構成される。
なお、本明細書において、記録媒体に記録されるプログラムを記述するステップは、その順序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的或いは個別に実行される処理をも含むものである。
また、本明細書において、システムの用語は、複数の装置や複数の手段等より構成される全体的な装置を意味するものとする。
以上を換言すると、本発明が適用される情報処理装置は、次のような構成を有する各種各様の実施形態を取ることができる。
即ち、本発明が適用される情報処理装置は、
所定の出資対象に対して、1人以上の出資者を決定する情報処理装置において、
1以上の出資要件(サービス提供者が提示する要件)を取得する出資要件取得手段(例えば図3の出資要件生成・更新部81)と、
前記1以上の出資要件の少なくとも1つと比較可能な、ユーザが申し込む際に提示する希望条件(例えば、出資金額、出資株数、期待利回り、株価等)を、1以上の前記ユーザ毎に取得する希望条件取得手段(例えば図3の申込取得部82)と、
前記1以上のユーザ毎に取得された前記希望条件に基づいて、当該1以上のユーザの中から、前記1以上の出資要件を満たすように前記1人以上の出資者を決定する出資者決定手段(例えば図3の出資決定部102)と、
を備える情報処理装置であれば足りる。
また、前記出資要件取得手段(例えば図3の出資要件生成・更新部81)は、出資目標額(総額)を少なくとも含む情報を、前記出資要件として取得し、
前記希望条件取得手段(例えば図3の申込取得部82)は、出資金額と期待利回りを少なくとも含む情報を、前記希望条件として取得することができる。
また、前記出資要件取得手段(例えば図3の出資要件生成・更新部81)は、出資目標額(総額)を少なくとも含む情報を、前記出資要件として取得し、
前記希望条件取得手段(例えば図3の申込取得部82)は、口数と申込価格を少なくとも含む情報を、前記希望条件として取得することができる。
また、前記出資要件取得手段(例えば図3の出資要件生成・更新部81)は、出資口数(総額)を少なくとも含む情報を、前記出資要件として取得し、
前記希望条件取得手段(例えば図3の申込取得部82)は、口数と申込価格を少なくとも含む情報を、前記希望条件として取得することができる。
また、前記出資要件取得手段(例えば図3の出資要件生成・更新部81)は、所定の割り込み処理があったときは、前記希望条件とは異なる条件に基づいて、出資者を決定することができる。
また、前記出資者決定手段(例えば図3の出資決定部102)によって前記1人以上の出資者が夫々決定された複数の前記出資対象について、
前記複数の出資対象の夫々の前記1以上の希望条件に基づいて、当該複数の出資対象のうちから1以上の前記出資案を選択する出資案選択手段(例えば図3の出資決定部102)と、
をさらに備える。
1・・・サーバ、2・・・ユーザ端末、11・・・CPU、43・・・CPU、61・・・申込受付部、62・・・申込送信制御部、63・・・結果取得部、64・・・表示制御部、81・・・出資要件生成・更新部、82・・・申込取得部、83・・・申込管理部、84・・・結果通知部、101・・・達成判定部、102・・・出資決定部、103・・・期限管理部、200・・・申込DB、300・・・出資要件DB

Claims (7)

  1. 出資を希望する出資希望者を募集期間が終了するまで募り、1人以上の当該出資希望者から出資金額の合計が出資目標額に到達すると所定の出資対象に対して、当該1人以上の出資希望者の中から1人以上の出資者を決定する情報処理装置において、
    1以上の出資要件を取得する出資要件取得手段と
    前記1以上の出資要件の少なくとも1つと比較可能な、前記出資希望者となり得るユーザが申し込みの際に提示する希望条件を、1以上の前記ユーザ毎に取得する希望条件取得手段と、
    前記ユーザに対して、前記申し込みに資する情報を提示する提示手段と、
    前記1以上のユーザ毎に取得された前記希望条件に基づいて、当該1以上のユーザの中から、前記1以上の出資要件を満たすように前記1人以上の出資者を決定する出資者決定手段と、
    を備え、
    前記出資者決定手段は、所定の条件を満たす前記希望条件を提示したユーザが2人以上存在した場合、当該2人以上のユーザのうち、先に申し込みを行ったユーザを優先的に前記出資者に含め、
    前記提示手段は、さらに、出資目標額を達成するまで、出資目標額の達成後、及び募集終了時夫々における情報を提示し、
    前記提示手段は、さらに、前記ユーザが複数の出資対象に申し込みをした場合において、前記複数の出資対象の夫々について情報を提示する、
    情報処理装置。
  2. 前記出資要件取得手段は、出資目標額を少なくとも含む情報を、前記出資要件として取得し、
    前記希望条件取得手段は、出資金額と期待利回りを少なくとも含む情報を、前記希望条件として取得する、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記出資要件取得手段は、出資目標額を少なくとも含む情報を、前記出資要件として取得し、
    前記希望条件取得手段は、口数と申込価格を少なくとも含む情報を、前記希望条件として取得する、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 前記出資要件取得手段は、出資口数を少なくとも含む情報を、前記出資要件として取得し、
    前記希望条件取得手段は、口数と申込価格を少なくとも含む情報を、前記希望条件として取得する、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  5. 前記出資者決定手段は、所定の割り込み処理があったときは、前記希望条件とは異なる条件に基づいて、前記出資者を決定する、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  6. 前記出資者決定手段によって前記1人以上の出資者が夫々決定された複数の前記出資対象について、
    前記複数の出資対象の夫々の前記1以上の希望条件に基づいて、当該複数の出資対象のうちから1以上の出資対象を選択する出資対象選択手段と、
    をさらに備える請求項1乃至5のうちいずれか1項に記載の情報処理装置。
  7. 出資を希望する出資希望者を募集期間が終了するまで募り、1人以上の当該出資希望者から出資金額の合計が出資目標額に到達すると所定の出資対象に対して、当該1人以上の出資希望者の中から1人以上の出資者を決定する制御処理を実行するコンピュータに、
    1以上の出資要件を取得する出資要件取得ステップと、
    前記1以上の出資要件の少なくとも1つと比較可能な、前記出資希望者となり得るユーザが申し込みの際に提示する希望条件を、1人以上の前記ユーザ毎に取得する希望条件取得ステップと、
    前記ユーザに対して、前記申し込みに資する情報を提示する提示ステップと、
    前記1以上のユーザ毎に取得された前記希望条件に基づいて、当該1人以上のユーザの中から、前記1以上の出資要件を満たすように前記1人以上の出資者を決定する出資者決定ステップと、
    を含む制御処理を実行させ、
    前記出資者決定ステップは、所定の条件を満たす前記希望条件を提示したユーザが2人以上存在した場合、当該以上のユーザのうち、先に申し込みを行ったユーザを優先的に前記出資者に含めるステップを含み、
    前記提示ステップは、さらに、出資目標額を達成するまで、出資目標額の達成後、及び募集終了時夫々における情報を提示するステップを含み、
    前記提示ステップは、さらに、前記ユーザが複数の出資対象に申し込みをした場合において、前記複数の出資対象の夫々について情報を提示するステップを含む、
    制御処理を実行させる情報処理プログラム。
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