JP6639115B2 - 計画立案支援システム - Google Patents

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Description

本発明は、各種の行事や業務などの計画を立案するに当たり、その計画の立案を支援するための計画立案支援システムに関するものである。
例えば、自治体が防災訓練を実施するにあたり、担当者は、その防災訓練を円滑に実施する必要から、防災訓練の計画を立案しなければならない。この防災訓練は、本部の立ち上げ、市町村への連絡、被害状況の確認、交通機関の確保、支援物資の要請など、複数のタスクから構成されていることから、担当者は、各組織の担当者と連携を取って防災訓練の計画を立案する必要がある。そのため、担当者は、各組織の担当者を集めて防災訓練の計画を立案するための会議を開催し、各部署からの情報に基づいて、例えば、PERTなどの手法を用いて防災訓練の計画を立案している。
なお、このような各種の行事や業務などの計画を立案するシステムとしては、例えば、下記特許文献に記載されたものがある。
特許第3442131号公報 特許第5119816号公報 特開2008−221918号公報
ところで、防災訓練の計画を立案するとき、災害時の対応としては不確定な情報が多く、計画の変更が頻繁に発生することも予想される。しかし、前述したように、防災訓練には多くの組織が関与するため、計画の策定や更新が困難となる。一般的に、大規模な活動をする場合、事前の計画や調整が重要となるが、これを漏れなく実施することは困難である。これは、実行すべき事項が多いことに加え、様々な制約事項があることが要因の一つとなっている。例えば、被災者に飲料水を配布する場合、被災者が避難所に入室した後の方が望ましい。これを一般的なPERT法で考えると、被災者の入室というイベントと、飲料水の配布というイベントが直接的に接続される。しかし、本来、被災者の入室と飲料水の配布は別個な活動であり、これを直接的に接続することは不自然である。このように防災訓練などの大規模な活動を実行する場合、これを事前に計画することは重要であるが、これを矛盾なく作成することは非常に困難である。
本発明は、上述した課題を解決するものであり、各種の活動の計画を立案することに対して適正に支援することで、活動計画を容易に矛盾なく作成して作業効率の向上を図る計画立案支援システムを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するための本発明の計画立案支援システムは、タスクを入力するタスク入力部と、ルールを入力するルール入力部と、シナリオを入力するシナリオ入力部と、前記タスク入力部から入力されたタスク及び前記ルール入力部から入力されたルール及び前記シナリオ入力部から入力されたシナリオに基づいて複数の大タスクを作成すると共に大タスクの下層に配置される複数の小タスクデータに基づいてシナリオを作成するシナリオ作成部と、前記シナリオ作成部が作成したシナリオに基づいて大タスクを時間軸に沿って表示する表示部と、複数の小タスクデータの接続状態に応じて前記表示部に表示された複数の大タスクの配置または小タスクの開始時間を時間軸に沿って修正する禁則処理部と、前記禁則処理部により処理されたシナリオを出力するシナリオ出力部と、を備えることを特徴とするものである。
従って、シナリオ作成部がタスクとルールとシナリオに基づいて複数の大タスクを作成すると共に複数の小タスクデータに基づいてシナリオを作成すると、この大タスクが表示部の時間軸に沿って表示され、禁則処理部が複数の小タスクデータの接続状態に応じて複数の大タスクの配置または小タスクの開始時間を時間軸に沿って修正する。そのため、複数の大タスクを異なる担当者が作成したとしても、この複数の大タスクを適正に且つ容易に接続して関連付けることができ、各種の活動の計画を立案することに対して適正に支援することで、活動計画を容易に矛盾なく作成して作業効率の向上を図ることができる。
本発明の計画立案支援システムでは、前記シナリオ作成部は、第1の大タスクの下層の小タスクと第2の大タスクの下層の小タスクとを関連付けると、関連付けられた第1の大タスクと第2の大タスクの配置を時間軸に沿って修正して前記表示部に表示することを特徴としている。
従って、第1の大タスクと第2の大タスクとを容易に関連付けて各第タスクの配置を時間軸に沿って適正に配置することができる。
本発明の計画立案支援システムでは、複数の大タスク及び大タスクの下層に位置する複数の小タスクが格納されるタスクデータ保存部と、複数の小タスクの開始時間及び終了時間を関連付ける複数のルールが格納されるルールデータ保存部とが設けられ、前記シナリオ入力部が前記タスクデータ保存部の大タスク及び小タスクを選択すると共に前記ルールデータ保存部のルールを選択することで、前記シナリオ作成部は、複数の大タスク及び複数の小タスクデータを作成することを特徴としている。
従って、予め大タスク、小タスク、ルールを作成しておくことで、所望の大タスク、小タスク、ルールを選択することで、複数の大タスク及び複数の小タスクデータを容易に短時間で作成することができる。
本発明の計画立案支援システムでは、前記表示部は、時間軸と、予め設定された選択可能な複数の大タスクを格納するタスク格納エリアと、選択された大タスクを時間軸に沿って表示するタスク表示エリアとを有することを特徴としている。
従って、大タスクを効率良く表示することができる。
本発明の計画立案支援システムでは、前記表示部は、前記タスク表示エリアに表示された大タスクを選択すると、大タスクの下層の小タスクデータを表示することを特徴としている。
従って、大タスクを選択すると下層の小タスクデータが表示されることから、操作性を向上することができる。
本発明の計画立案支援システムによれば、タスク及びルールに基づいて複数の大タスク及び大タスクの下層に配置される複数の小タスクデータを作成し、作成したシナリオに基づいて大タスクを時間軸に沿って表示し、複数の小タスクデータの接続状態に応じて複数の大タスクの配置を時間軸に沿って修正するので、各種の活動の計画を立案することに対して適正に支援することで、活動計画を容易に矛盾なく作成して作業効率の向上を図ることができる。
図1は、本実施形態の計画立案支援システムを表す概略構成図である。 図2は、本実施形態の計画立案支援システムによる処理の流れを表すフローチャートである。 図3は、表示部における起動画面を表す概略図である。 図4は、表示部における大タスク配置画面を表す概略図である。 図5は、表示部における小大タスクデータ表示画面を表す概略図である。 図6は、表示部における小大タスクデータ編集画面を表す概略図である。 図7は、表示部における大タスク修正画面を表す概略図である。 図8は、表示部における小タスクデータ表示画面を表す概略図である。 図9は、表示部における小タスクデータ接続画面を表す概略図である。 図10は、表示部における大タスク確認画面を表す概略図である。 図11は、表示部における大タスク禁則処理画面を表す概略図である。 図12は、表示部におけるシナリオ出力画面を表す概略図である。
以下、添付図面を参照して、本発明に係る計画立案支援システムの好適な実施形態を詳細に説明する。なお、この実施形態により本発明が限定されるものではなく、また、実施形態が複数ある場合には、各実施形態を組み合わせて構成するものも含むものである。
図1は、本実施形態の計画立案支援システムを表す概略構成図である。
本実施形態の計画立案支援システムは、図1に示すように、入力部11と、処理部12と、表示部13と、出力部14とから構成されている。
入力部11は、タスク作成用データ及びルール作成用データ及びシナリオを入力するものであり、例えば、キーボードやマウスなどである。入力部11は、タスクを入力するタスク入力部41と、ルールを入力するルール入力部42と、シナリオを入力するシナリオ入力部と43とが設けられている。作業者は、タスク入力部41を用いて複数の大タスク作成用データやこの大タスクの下層にある複数の小タスク作成用データを入力する。また、作業者は、ルール入力部42を用いて複数の小タスクを関連付けるルール作成用データを入力する。更に、作業者は、シナリオ入力部43を用いて複数の大タスクと複数の小タスクを関連付けるシナリオを入力する。
処理部12は、タスク作成部21と、ルール作成部22と、シナリオ作成部23と、禁則処理部24とを有している。また、処理部12は、タスクデータ保存部15とルールデータ保存部16が接続されている。
タスク作成部21は、タスク入力部41により入力された複数の大タスク作成用データや複数の小タスク作成用データに基づいて大タスク及び小タスクを作成する。ルール作成部22は、ルール入力部42により入力された複数の小タスク作成用ルールに基づいて複数の小タスクを関連付けるルールを作成する。
シナリオ作成部23は、入力部11から入力されたタスクとルールとシナリオに基づいて複数の大タスク及びこの大タスクの下層に配置される複数の小タスクデータを作成するものである。即ち、シナリオ作成部23は、タスク作成部21が作成した大タスク及び小タスクと、ルール作成部22が作成したルールに基づいて複数の大タスクを作成すると共に、複数の小タスクデータに基づいてシナリオを作成する。ここで、小タスクデータは、作業の繋がりなどから大タスクを構成する小タスクの繋がりを定義したものであり、実施責任者(部署)、想定される実施時間、標準的な対応人数、小タスク完了後に実施される小タスクが定義されている。これらが定義されることで、各小タスクの実施時間や実施者等の情報が規定される。即ち、どのような複雑な活動であっても、小タスクデータ(小タスクの実行順序)とルールデータ(小タスクの優先実施順)の二つに分けて規定することで、簡易にシナリオの作成と管理ができる。
なお、小タスクデータを作成するときに、ルールの矛盾が発生することがある。小タスクデータは、小タスクの実施順を直接的に規定するため、実施手順書(マニュアル)に近い。これに対して、ルールは、組織の活動に伴い蓄積される経験も含まれるため、ノウハウに近いと考えることができる。このため、ルールは、一時的に登録されるものではない可能性がある。即ち、ルールは、活動を実施する中で生じた課題や問題に対応するために追加されることが考えられる。このため、過去に登録したルールと新たに登録するルールとの間に矛盾が生じる可能性がある。
例えば、過去に登録したルールとして、「AはBの実施後に実施される」と「BはCの実施後に実施される」があり、この場合の小タスクデータは、以下のものとなる。
C→B→A
しかし、新たに登録するルールとして、「CはAの実施後に実施される」があると、この場合の小タスクデータは、以下のものとなり、無限ループとして矛盾が発生する。
C→B→A→C
また、シナリオ作成部23は、例えば、第1の大タスクの下層の小タスクと第2の大タスクの下層の小タスクとを関連付けると、関連付けられた第1の大タスクと第2の大タスクの配置を時間軸に沿って修正して表示部13に表示する。第1の大タスクの下層の小タスクデータのうちの一つの小タスクと、第2の大タスクの下層の小タスクデータのうちの一つの小タスクとの実行順序や優先実施順が関連付けられると、小タスクデータ同士の関連が第1の大タスクと第2の大タスクの関連性にも影響を及ぼすことから、この第1の大タスクと第2の大タスクの配置を時間軸に沿って修正し、表示部13に表示する。
禁則処理部24は、複数の小タスクデータの接続状態に応じて表示部13に表示された複数の大タスクの配置と、小タスクの開始時間(大タスクの開始時間を変えずに、小タスクの開始時間だけを遅らせる調整を行う。)を時間軸に沿って修正するものである。即ち、複数の小タスクデータを接続することで、禁則処理部24は、複数の大タスクの実行順序や優先実施順に矛盾がないかどうかを確認する。ここで、複数の大タスクに矛盾が発生すると、この矛盾箇所が解消されるような禁則条件自動的に変更する。
表示部13は、シナリオ作成部23が作成し、禁則処理部24が修正したシナリオに基づいて大タスクを時間軸に沿って表示する。出力部14は、表示部13に表示されたシナリオまたは時間割を出力する。この出力部14は、例えば、プリンタやモニタなどである。また、所定の大タスクを選択すると、大タスクの下層にある小タスクデータを表示する。
また、表示部13は、図3に示すように、情報表示エリア(ハザード情報エリア)31と、タスク表示エリア32と、タスク格納エリア33とに区画され、タスク表示エリア32に時間軸34が上下方向に沿って表示されている。情報表示エリア31は、例えば、避難訓練を計画立案する場合、ハザード情報エリアとなる。タスク格納エリア33は、予め設定されて選択可能な複数の大タスクT(T1,T2,T3,T4,T5,T6,T7,T8,T9)を格納するものである。タスク表示エリア32は、タスク格納エリア33に格納されている複数の大タスクT(T1,T2,T3,T4,T5,T6,T7,T8,T9)から必要なタスクTを選択して時間軸34に沿って表示するものである。
この場合、タスク表示エリア32やタスク格納エリア33にある各大タスクT1,T2,T3,T4,T5,T6,T7,T8,T9は、避難訓練の計画を立案する目的で予め作成されたものであり、各大タスクTの下層に複数の小タスクtが設定されている。表示部13は、入力部11によりタスク表示エリア32(または、タスク格納エリア33)に表示された大タスクTを選択すると、大タスクの下層の小タスクデータ(図5参照)を表示する。
また、表示部13は、編集ボタン35と接続ボタン36と禁則チェックボタン37が設けられている。入力部11により編集ボタン35を操作すると、各大タスクTや小タスクtやルールを変更することができる。入力部11により接続ボタン36を操作すると、小タスクデータの接続を変更することができる。入力部11により禁則チェックボタン37を操作すると、タスク表示エリア32にある各大タスクTの禁則処理を行うことができる。
タスクデータ保存部15は、複数の大タスク及び複数の小タスクが格納されている。ルールデータ保存部16は、複数の小タスクの開始時間や終了時間を関連付ける複数のルール、つまり、前述した実施責任者(部署)、想定される実施時間、標準的な対応人数、小タスク完了後に実施される小タスクなどのルールが格納されている。そのため、入力部12によりタスクデータ保存部15の大タスク及び小タスクが選択されると共に、ルールデータ保存部16のルールが選択されることで、シナリオ作成部24は、複数の大タスク及び複数の小タスクデータを作成する。
以下、本実施形態の計画立案支援システムによる発電プラントの避難訓練を計画立案する方法について説明する。
図2は、本実施形態の計画立案支援システムによる処理の流れを表すフローチャート、図3は、表示部における起動画面を表す概略図、図4は、表示部における大タスク配置画面を表す概略図、図5は、表示部における小大タスクデータ表示画面を表す概略図、図6は、表示部における小大タスクデータ編集画面を表す概略図、図7は、表示部における大タスク修正画面を表す概略図、図8は、表示部における小タスクデータ表示画面を表す概略図、図9は、表示部における小タスクデータ接続画面を表す概略図、図10は、表示部における大タスク確認画面を表す概略図、図11は、表示部における大タスク禁則処理画面を表す概略図、図12は、表示部におけるシナリオ出力画面を表す概略図である。
本実施形態の計画立案支援システムによる避難訓練を計画立案する方法において、図2に示すように、作業者は、ステップS11にて、編集ボタン35を操作した後、入力部11によりタスクを入力し、ステップS12にて、入力部11によりルールを入力すると、タスク作成部21は、大タスク及び小タスクを作成し、ルール作成部22は、複数の小タスクを関連付けるルールを作成する。ステップS13にて、作業者が禁則チェックボタン37を操作すると、禁則処理部24は、ルールに矛盾がないかどうかを判定する。
ここで、禁則処理部24によりルールに矛盾があると判定(Yes)されると、ステップS21にて、矛盾するルールを表示する。作業者は、ステップS22にて、ルールを修正する(Yes)のであれば、ステップS12に戻ってルールを変更することで矛盾を解消する。一方、作業者は、ステップS22にて、ルールを修正せず(No)に、ステップS23にて、タスクを修正する(Yes)のであれば、ステップS11に戻ってタスクを変更することで矛盾を解消する。そして、作業者は、ステップS23にて、ルールやタスクを修正しても矛盾が解消できない(No)と、ステップS24にて、エラーが表示される。
ステップS13にて、禁則処理部24によりルールに矛盾がないと判定(No)されると、ステップS14にて、システムが起動され、表示部13に図3に示すような画面が表示される。なお、ステップS11からステップS13までの処理は、予め大タスク、小タスク、小タスクデータなどを作成しておくことで省略することができる。即ち、避難訓練は、複数の組織が対応するものであることから、事前に複数の組織を集めて会議をすることなく、主担当となる組織が各大タスクなど個々に作成しておくことが効率的である。本実施形態の場合、異なる組織の担当者が作成した複数の大タスクT1,T2,T3,T4,T5,T6,T7,T8,T9がタスク格納エリア33に表示される。
作業者は、ステップS15にて、シナリオを作成する。例えば、作業者は、図4に示すように、タスク格納エリア33に表示された複数の大タスクT1,T2,T3,T4,T5,T6,T7,T8,T9から、必要なタスクT1「要員参集」、T2「中山間部被害確認」、T3「沿岸部被害確認」、T4「郊外被害確認」、T5「社会インフラ被害確認」、T6「避難所開設状況確認」を選択してタスク表示エリア32に移動する。そして、選択した各タスクT1,T2,T3,T4,T5,T6を時間軸34に沿って配列する。すると、タスク表示エリア32にタスクT1「要員参集」、T2「中山間部被害確認」、T3「沿岸部被害確認」、T4「郊外被害確認」、T5「社会インフラ被害確認」、T6「避難所開設状況確認」が実施開始時間と共に表示される。
但し、ここでは、作業者は、他部署が作成した各大タスクT1,T2,T3,T4,T5,T6の内容の確認ができていないことから、各タスクT1,T2,T3,T4,T5,T6の下層にある小タスクデータの内容を確認する。例えば、T3「沿岸部被害確認」を選択することで、図5に示すように、小タスクデータを開き、小タスクt1,t2,t3,t4,t5,t6,t7,T8,T9の内容を確認すると共に、接続状態を確認する。ここで、小タスクt1,t2,t3,t4,t5,t6,t7,T8,T9の接続状態を変更する場合には、図6に示すように、小タスクt5の接続位置を小タスクt6から小タスクt7に変更する。同様に、その他の各大タスクT1,T2,T4,T5,T6の内容の確認を行う。
また、作業者は、他部署が作成した各タスクT1,T2,T3,T4,T5,T6同士を関連付けていないことから、各タスクT1,T2,T3,T4,T5,T6の下層にある小タスクデータ同士を関連付ける。例えば、図7に示すように、大タスクT4「郊外被害確認」とT5「社会インフラ被害確認」を選択することで、図8に示すように、各小タスクデータを開き、小タスクt11,t12,t13,t14,t15,t16,t17,t18,t19,t20,t21,t22,t23が接続された小タスクデータと、小タスクt31,t32,t33,t34,t35,t36・・・が接続された小タスクデータとを接続する。ここで、各小タスクデータを接続する場合には、図9に示すように、小タスクt21を小タスクt31に接続する。すると、図10に示すように、タスク表示エリア32にて、大タスクT4,T5の接続が設定される。なお、大タスクT4,T5同士を接続する接続線は、表示または非表示に設定できる。同様に、その他の各タスクT1,T2,T3,T4,T5,T6同士を接続する。
図2に戻り、ステップS15にて、シナリオが作成されると、ステップS16にて、禁則条件の確認を行う。即ち、図11に示すように、作業者が禁則チェックボタン37を操作すると、禁則処理部24は、タスク表示エリア32に表示されている複数の大タスクにおける接続状態に矛盾がないかどうか、つまり、各小タスクデータ同士の接続に矛盾がないかどうかをチェックする。ここで、複数の大タスクに矛盾があると、この矛盾箇所が解消されるように大タスクの位置を時間軸34に沿って修正する。大タスクTを修正する場合、基本的には、各大タスクT1,T2,T3,T4,T5,T6,T7,T8,T9の開始時間(または、終了時間)を遅れる側に修正する。
図2に戻り、ステップS16にて、禁則条件の確認が終了すると、ステップS17にて、作成したシナリオを出力する。即ち、図12に示すように、作業者は、出力部14を用いて時刻及びプラント状態に対する各部署の対応を表したシナリオを出力する。
このように本実施形態の計画立案支援システムにあっては、タスクを入力するタスク入力部41と、ルールを入力するルール入力部42と、シナリオを入力するシナリオ入力部43と、各入力部41,42,43から入力されたタスク及びルール及びシナリオに基づいて複数の大タスクを作成すると共に大タスクの下層に配置される複数の小タスクデータに基づいてシナリオを作成するシナリオ作成部23と、シナリオ作成部23が作成したシナリオに基づいて大タスクを時間軸に沿って表示する表示部13と、複数の小タスクデータの接続状態に応じて表示部13に表示された複数の大タスクの配置を時間軸に沿って修正する禁則処理部24と、禁則処理部24により処理されたシナリオを出力する出力部14とを設けている。
従って、シナリオ作成部23がタスク及びルールに基づいて複数の大タスクと複数の小タスクデータに基づいてシナリオを作成すると、この大タスクが表示部の時間軸34に沿って表示され、禁則処理部24が複数の小タスクデータの接続状態に応じて複数の大タスクの配置及び小タスクの開始時間を時間軸34に沿って修正する。そのため、複数の大タスクを異なる担当者が作成したとしても、この複数の大タスクを適正に且つ容易に接続して関連付けることができ、各種の活動の計画を立案することに対して適正に支援することで、活動計画を容易に矛盾なく作成して作業効率の向上を図ることができる。
本実施形態の計画立案支援システムでは、シナリオ作成部23は、第1の大タスクの下層の小タスクと第2の大タスクの下層の小タスクとを関連付けると、関連付けられた第1の大タスクと第2の大タスクの配置を時間軸に沿って修正するか、または、小タスクの開始時間を変更して表示部13に表示する。従って、第1の大タスクと第2の大タスクとを容易に関連付けて各第タスクの配置を時間軸34に沿って適正に配置することができる。
本実施形態の計画立案支援システムでは、複数の大タスク及び大タスクの下層に位置する複数の小タスクが格納されるタスクデータ保存部15と、複数の小タスクの開始時間及び終了時間を関連付ける複数のルールが格納されるルールデータ保存部16とを設け、シナリオ入力部43がタスクデータ保存部15の大タスク及び小タスクを選択すると共にルールデータ保存部16のルールを選択することで、シナリオ作成部23は、複数の大タスク及び複数の小タスクデータを作成する。従って、予め大タスク、小タスク、ルールを作成しておくことで、所望の大タスク、小タスク、ルールを選択することで、複数の大タスク及び複数の小タスクデータを容易に短時間で作成することができる。
本実施形態の計画立案支援システムでは、表示部13に、選択された大タスクを時間軸に沿って表示するタスク表示エリア32と、予め設定された選択可能な複数の大タスクを格納するタスク格納エリア33と、時間軸34とを設けている。従って、大タスクを効率良く表示することができる。
本実施形態の計画立案支援システムでは、表示部13のタスク表示エリア32に表示された大タスクを選択すると、大タスクの下層の小タスクデータを表示する。従って、大タスクを選択すると下層の小タスクデータが表示されることから、操作性を向上することができる。
なお、上述した実施形態では、計画立案支援システムによりプラントの避難訓練の計画を立案するものに適用して説明したが、これに限定されるものではなく、各種の活動の計画を立案するものに適用することができる。
11 入力部
12 処理部
13 表示部
14 出力部
15 タスクデータ保存部
16 ルールデータ保存部
21 タスク作成部
22 ルール作成部
23 シナリオ作成部
24 禁則処理部
31 情報表示エリア(ハザード情報エリア)
32 タスク表示エリア
33 タスク格納エリア
34 時間軸
35 編集ボタン
36 接続ボタン
37 禁則チェックボタン
41 タスク入力部
42 ルール入力部
43 シナリオ入力部
T 大タスク
t 小タスク

Claims (7)

  1. タスクを入力するタスク入力部と、
    ルールを入力するルール入力部と、
    シナリオを入力するシナリオ入力部と、
    前記タスク入力部から入力されたタスク及び前記ルール入力部から入力されたルール及び前記シナリオ入力部から入力されたシナリオに基づいて複数の大タスクを作成すると共に大タスクの下層に配置される複数の小タスクデータに基づいてシナリオを作成するシナリオ作成部と、
    前記シナリオ作成部が作成したシナリオに基づいて大タスクを時間軸に沿って表示する表示部と、
    複数の小タスクデータの接続状態に応じて前記表示部に表示された複数の大タスクの配置または小タスクの開始時間を時間軸に沿って修正する禁則処理部と、
    前記禁則処理部により処理されたシナリオを出力するシナリオ出力部と、
    を備え、
    タスクおよびルールを入力したとき、前記禁則処理部は、ルールに矛盾があると判定するとルールまたはタスクを修正し、
    その後、シナリオを作成したとき、前記禁則処理部は、異なる大タスクの下層の小タスクデータ同士の接続に矛盾があると判定すると大タスクの配置を時間軸に沿って修正する、
    ことを特徴とする計画立案支援システム。
  2. 前記禁則処理部は、ルールに矛盾があると判定したときに、大タスクの開始時間を変えずに小タスクの開始時間を時間軸に沿って修正することを特徴とする請求項1に記載の計画立案支援システム。
  3. 前記禁則処理部は、ルールに矛盾があると判定したときに、複数の大タスクの実行順序または優先実施順に矛盾がないかどうかを判定し、複数の大タスクに矛盾が発生すると矛盾箇所が解消されるようにルールまたはタスクを修正することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の計画立案支援システム。
  4. 前記シナリオ作成部は、第1の大タスクの下層の小タスクと第2の大タスクの下層の小タスクとを関連付けると、関連付けられた第1の大タスクと第2の大タスクの配置を時間軸に沿って修正して前記表示部に表示することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の計画立案支援システム。
  5. 複数の大タスク及び大タスクの下層に位置する複数の小タスクが格納されるタスクデータ保存部と、複数の小タスクの開始時間及び終了時間を関連付ける複数のルールが格納されるルールデータ保存部とが設けられ、前記シナリオ入力部が前記タスクデータ保存部の大タスク及び小タスクを選択すると共に前記ルールデータ保存部のルールを選択することで、前記シナリオ作成部は、複数の大タスク及び複数の小タスクデータを作成することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の計画立案支援システム。
  6. 前記表示部は、時間軸と、予め設定された選択可能な複数の大タスクを格納するタスク格納エリアと、選択された大タスクを時間軸に沿って表示するタスク表示エリアとを有することを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の計画立案支援システム。
  7. 前記表示部は、前記タスク表示エリアに表示された大タスクを選択すると、大タスクの下層の小タスクデータを表示することを特徴とする請求項6に記載の計画立案支援システム。
JP2015118638A 2015-06-11 2015-06-11 計画立案支援システム Active JP6639115B2 (ja)

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