JP6638305B2 - 評価装置 - Google Patents
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Description
本発明の第1実施形態における評価装置について、図面を参照しながら詳細に説明する。第1実施形態に係る評価装置は、歌唱するユーザ(以下、歌唱者という場合がある)の歌唱音声を評価する装置である。この評価装置は、所定期間ごとに決められた複数のピッチ(以下、基準ピッチという場合がある)と、歌唱者の歌唱音声のピッチ(以下、歌唱ピッチという場合がある)とを比較して、歌唱の評価を行う。この評価装置によると、ガイドメロディに対応するリファレンスデータに依存しない評価をすることができ、この例では、さらに、歌唱すべき音高の変化点付近におけるピッチ変化の傾きによる歌唱の巧拙を判断することができる。以下、このような評価装置について説明する。
図1は、本発明の一実施形態における評価装置のハードウェア構成を示すブロック図である。評価装置10としては、例えば、カラオケ装置や楽器演奏評価装置が挙げられる。なお、評価装置10はスマートフォン等の携帯装置であってもよい。評価装置10は、制御部100、記憶部110、操作部120、表示部130、通信部140、および信号処理部150を含む。これらの各構成は、バスを介して接続されている。また、信号処理部150には、マイクロフォン560およびスピーカ570が接続されている。
評価装置10の制御部100が制御プログラムを実行することによって実現される評価機能について説明する。なお、以下に説明する評価機能を実現する構成の一部または全部は、ハードウエアによって実現されてもよい。
上述した評価機能部200による歌唱音声の評価方法について、図3に示す具体的な歌唱ピッチの例を用いて説明する。
本発明の第2実施形態における評価装置について、図7及び図8を参照しながら詳細に説明する。第2実施形態に係る評価装置は、歌唱ピッチの音高又は歌唱ピッチの変化の割合に応じて傾き値の評価方法を変化させる。特に、第2実施形態では、歌唱すべきリファレンスデータ(ガイドメロディに対応)が存在し、そのリファレンスデータに基づいて傾き値の評価方法を変化させる。ここで、第2実施形態において、評価装置のハードウェア構成は第1実施形態と同様であるので、ここでは説明を省略する。図8は、本発明の一実施形態における評価機能部の機能構成を示すブロック図である。図8の評価機能部200Aは図2に示す評価機能部200と類似しているが、評価機能部200Aでは伴奏出力部290Aからリファレンスデータが傾き評価部240Aに送信される点において、評価機能部200と相違する。
図9は、本発明の一実施形態の変形例における評価方法において、リファレンスデータの音高に応じた判定を行う例を示す図である。図9に示す2つの判定基準は、(a)甘めの判定基準、及び(b)厳しめの判定基準である。第2実施形態の変形例1における評価機能部200Aでは、リファレンスデータの音高によって、得られた傾き値に適用する判定基準が異なる。換言すると、第2実施形態の変形例において、傾き評価部240Aは、歌唱ピッチに対応するリファレンスデータにおける音高に応じて、リファレンスデータの位置に対応する傾き値の第1範囲、第2範囲、及び第3範囲をそれぞれ調整するということもできる。例えば、リファレンスデータの音高が低い場合及び高い場合は、(b)厳しめの判定基準を適用することで、OK判定エリアである第1範囲410、412及び第2範囲420、422は相対的に狭く設定される。一方、リファレンスデータの音高が上記の低音・高音の中間音の場合は、(a)甘めの判定基準を適用することで、OK判定エリアである第1範囲410、412及び第2範囲420、422は相対的に広く設定される。このようにすることで、歌唱ピッチの維持及び調整が難しい低音域及び高音域と、歌唱ピッチの維持及び調整が比較的容易な中間音域とを、難易度に応じて適正に評価することができる。
本発明の第3実施形態における評価装置について、図10及び図11を参照しながら詳細に説明する。第3実施形態に係る評価装置は、上記の傾き値の評価によってNGと判定された時間の長さ(連続NG時間)の分布に基づいて評価値を算出する。ここで、第3実施形態において、評価装置のハードウェア構成は第1実施形態と同様であるので、ここでは説明を省略する。図10は、本発明の一実施形態における評価機能部の機能構成を示すブロック図である。図10の評価機能部200Bは図2に示す評価機能部200と類似しているが、評価機能部200Bは傾き評価部240の代わりに判定結果積算部250Bを有している点において、評価機能部200と相違する。
本発明の第4実施形態における評価装置について、図12を参照しながら詳細に説明する。第4実施形態に係る評価装置は、歌唱ピッチの傾き値を算出する際に、複数の歌唱ピッチを1つの群としたピッチ群を用いて傾き値を算出する。ここで、第4実施形態において、評価装置のハードウェア構成及び評価機能部の機能構成は第1実施形態と同様であるので、ここでは説明を省略する。
本発明の第5実施形態における評価装置について、図13を参照しながら詳細に説明する。第5実施形態に係る評価装置は、歌唱ピッチの傾き値に基づく評価に加え、基準ピッチと歌唱ピッチとの比較、歌唱ピッチの水平な箇所における評価、及び歌唱技法による評価の機能を有する評価装置である。ここで、第5実施形態において、評価装置のハードウェア構成は第1実施形態と同様であるので、ここでは説明を省略する。
(2)コブシ:ピッチが一時的に(所定時間以内で)高くなり、その後、元のピッチに戻る。コブシ検出の具体的な例は、特開2008−268370号公報に開示されている。
(3)シャクリ:ピッチが所定時間かけて高くなり、その後安定する。シャクリ検出の具体的な例は、特開2005−107334号公報に開示されている。
(4)フォール:ピッチが所定時間かけて低くなり、その後、歌唱が途切れる。フォール検出の具体的な例は、特開2008−225115号公報に開示されている。
Claims (9)
- 入力音を取得する入力音取得部と、
前記入力音取得部が取得した前記入力音のピッチを算出するピッチ算出部と、
前記ピッチ算出部が算出した前記ピッチの変化の割合を示す傾き値を算出する傾き算出部と、
前記傾き値に基づいて、前記入力音の評価値を計算する傾き評価部と、
を備え、
前記評価部は、前記傾き値の絶対値が第1範囲及び前記第1範囲よりも前記傾き値の絶対値が大きい第2範囲である場合に第1の計算を行い、前記第1範囲よりも前記傾き値の絶対値が大きく、前記第2範囲よりも前記傾き値の絶対値が小さい第3範囲である場合に第2の計算を行うことを特徴とする評価装置。 - 入力音を取得し、
前記入力音のピッチを算出し、
前記ピッチの変化の割合を示す傾き値を算出し、
前記傾き値に基づいて、前記入力音の評価値を計算し、
前記傾き値の絶対値が第1範囲及び前記第1範囲よりも前記傾き値の絶対値が大きい第2範囲である場合に第1の計算を行い、前記第1範囲よりも前記傾き値の絶対値が大きく、前記第2範囲よりも前記傾き値の絶対値が小さい第3範囲である場合に第2の計算を行うことを特徴とする評価方法。 - 前記評価値の計算において、前記傾き値が所定期間において前記第1範囲又は前記第2範囲に含まれる回数、又は前記第3範囲に含まれる回数に応じて、前記評価値に加点又は減点をすることを特徴とする請求項2に記載の評価方法。
- 前記傾き値の算出において、複数の前記ピッチから得られる統計値に基づいて前記傾き値を算出することを特徴とする請求項2又は3に記載の評価方法。
- 前記評価値の計算において、前記入力音に対応するリファレンスデータにおける音高の変化の割合に応じて、前記リファレンスデータの位置に対応する前記入力音の前記評価値に重み付けをすることを特徴とする請求項2乃至4のいずれか一に記載の評価方法。
- 前記評価値の計算において、前記入力音に対応するリファレンスデータにおける音高の変化の割合に応じて、前記リファレンスデータの位置に対応する前記傾き値の前記第1範囲、前記第2範囲、及び前記第3範囲をそれぞれ調整することを特徴とする請求項2又は3に記載の評価方法。
- 前記評価値の計算において、前記傾き算出部が算出した前記傾き値が所定期間において前記第1範囲又は前記第2範囲に含まれる回数、又は前記第3範囲に含まれる回数に応じて、以降の前記第1範囲、前記第2範囲、及び前記第3範囲をそれぞれ調整することを特徴とする請求項2又は3に記載の評価方法。
- 前記評価値の計算において、前記ピッチに基づいて非評価期間を設定し、前記非評価期間を除く期間の前記傾き値に基づいて、前記評価値を計算することを特徴とする請求項2乃至7のいずれか一に記載の評価方法。
- 入力音を取得し、
前記入力音のピッチを算出し、
前記ピッチの変化の割合を示す傾き値を算出し、
前記傾き値に基づいて、前記入力音の評価値を計算し、
前記傾き値の絶対値が第1範囲及び前記第1範囲よりも前記傾き値の絶対値が大きい第2範囲である場合に第1の計算を行い、前記第1範囲よりも前記傾き値の絶対値が大きく、前記第2範囲よりも前記傾き値の絶対値が小さい第3範囲である場合に第2の計算を行うことをコンピュータに実行させるためのプログラム。
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JP2015202099A JP6638305B2 (ja) | 2015-10-13 | 2015-10-13 | 評価装置 |
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JP2017075991A JP2017075991A (ja) | 2017-04-20 |
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JP2015202099A Active JP6638305B2 (ja) | 2015-10-13 | 2015-10-13 | 評価装置 |
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2015
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