JP6637459B2 - 着雪シミュレーション方法及び着雪シミュレーションのプログラム - Google Patents

着雪シミュレーション方法及び着雪シミュレーションのプログラム Download PDF

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Description

本発明は、着雪現象を再現する着雪シミュレーション方法及び着雪シミュレーションのプログラムに関するものである。
列車の走行中に風に舞い上げられた雪が、台車や車体に付着して雪の塊となると、走行中の振動により落下して、軌道のバラストが跳ね上がり、軌道上の設備や車両を損傷させたり、沿線家屋に被害を及ぼしたりすることがある。
また、送電線や電話線に雪が付着すると、電線の周りに直径数十cmの筒状の雪の塊ができ、その着雪した雪の重さで電線が断線したり、時には電柱や鉄塔が倒壊したりする。さらに、着雪した雪が落下した反動で電線同士が接触して短絡することで、停電が発生する場合もある。
このように降雪地帯では、着雪被害に悩まされることが多いが、未だ着雪メカニズムは未解明のままである。一方、特許文献1に開示されているように、数値気象モデルと気象データを利用して、対象地域の架線への着雪量を予測するプログラムが開発されている。
また特許文献2には、水や雪や泥などのタイヤによって飛び跳ねる介在物を、複数の粒子モデルに置き換えて、粒子法によって解析することで飛び跳ね特性を評価する方法が開示されている。
特開2008−157745号公報 特開2011−252748号公報
しかしながら着雪メカニズムは複雑で、雪を粒子に置き換えただけで解明できるものではない。一方で、着雪による被害や損害は甚大となる場合があり、着雪メカニズムを解明することで、被害等が起き難い、又は最小限に抑えることが可能な事前の対策が求められる。
そこで、本発明は、着雪現象の再現性に優れた着雪シミュレーション方法及び着雪シミュレーションのプログラムを提供することを目的としている。
前記目的を達成するために、本発明の着雪シミュレーション方法は、着雪現象を再現する着雪シミュレーション方法であって、有限差分法による流れ場の計算によって、固体物モデルが存在する状況下での雪の流速分布を計算するステップと、飛散した雪を球形として、前記流速分布の結果を使用して球形軌道を計算するステップと、雪を粒子として粒子法によって前記球形軌道により移動させた雪粒子の着雪判定を行うステップと、前記着雪判定によって着雪粒子とされた結果に基づいて前記固体物モデルの外形を更新するステップとを備え、前記更新後の固体物モデルに対して前記流れ場の計算を行うステップから処理を繰り返すことを特徴とする。
また、着雪シミュレーションのプログラムの発明は、着雪現象を再現する着雪シミュレーションを実行させるためにコンピュータを、有限差分法による流れ場の計算によって、固体物モデルが存在する状況下での雪の流速分布を算出させる手段と、飛散した雪を球形として、前記流速分布の結果を使用して球形軌道を算出させる手段と、雪を粒子として粒子法によって前記球形軌道により移動させた雪粒子の着雪判定を行わせる手段と、前記着雪判定によって着雪粒子とされた結果に基づいて前記固体物モデルの外形を更新させる手段と、前記更新後の固体物モデルに対して前記流れ場の計算からの計算を繰り返すことを指示する手段として機能させる。
このように構成された本発明の着雪シミュレーション方法及び着雪シミュレーションのプログラムは、有限差分法による流れ場の計算の固体物モデルに、粒子法の計算によって算出された着雪の形状を反映させる。
このため、徐々に大きくなっていく着雪現象の再現性に優れ、複雑な着雪メカニズムを解明することが可能になる。着雪メカニズムが解明されれば、着雪しにくい車両形状の開発や、着雪量を精度よく予測して着雪除去の人員配置の予定を的確に立てることなどができるようになる。
本実施の形態の着雪シミュレーション方法の概要を示した説明図である。 本実施の形態の着雪シミュレーション方法の各ステップを説明するフロー図である。 流れ場の計算における固体物モデルの周囲の流跡線を模式的に示した説明図である。 固体物モデルの周面に着雪がある場合に、それを無視したときの流跡線を模式的に示した説明図である。 固体物モデルの周面に着雪がある場合に、それを考慮したときの流跡線を模式的に示した説明図である。 有限差分法の格子セルと粒子法の着雪粒子との大小関係を説明する模式図である。 着雪粒子の大きさが格子セルより小さい場合の固体物モデルの外形の更新方法を説明するフロー図である。 固体物モデルの周面に着雪粒子が着雪した状態を格子セルに重ねて示した説明図である。 固体物モデル及び着雪粒子を充填率で示した一例の説明図である。 本実施の形態の着雪シミュレーション方法によって再現された着雪状態を例示した斜視図である。 着雪粒子の大きさが格子セルより大きい場合の固体物モデルの外形の更新方法を説明するフロー図である。 着雪粒子及びその中心と格子セルとの関係を示した説明図である。 着雪粒子の中心と格子セルの各頂点との距離を示した一例の説明図である。 着雪粒子の外縁と格子セルの辺との交点を等値点とする説明図である。 等値点を繋いだ等値線の一例の説明図である。 等値線によって着雪形状が特定される一例の説明図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。図1は、本実施の形態の着雪シミュレーション方法の概要を、模式図を使用して説明する図である。一方、図2は、着雪シミュレーション方法の処理の流れを各ステップにして説明するフロー図である。
まず、図1を参照しながら、有限差分法(以下では、単に「差分法」ということもある。)と粒子法との連成解析手法となる本実施の形態の着雪シミュレーション方法の概要を説明する。
有限差分法では、流れ場の計算によって固体物モデル1が存在する流れ場における雪の流速分布を計算する。ここで、固体物モデル1は、雪が衝突して流路が影響を受けるものであれば、いずれの形態のものでも対象にできる。例えば列車や自動車などの車両、電線、鉄塔、電柱、立木など様々なものを固体物モデル1にできる。
有限差分法は、数値解析手法の一つで、微分方程式を解くために微分を有限差分近似で置き換える。要するに、微分方程式を差分方程式で近似するという離散化手法を用いることで、数値解析を可能にする。差分法では、固体物モデル1の外形などが境界条件として設定される。
一方、雪は、風に吹かれて、又は走行する車両に対するなどの相対的な速度を得て、飛散した状態で捉えることができる。すなわち、着雪前の飛散した状態の雪は、質量及び体積を有して独立して挙動する球形2と考えることができる。
そして、球形2であれば、流速分布の中におくことで、移動して球形軌道を描くことができる。
粒子法は、計算対象物を複数の粒子モデルの集まりとし、分離及び移動可能にして行われる数値解析の離散化手法の一つである。粒子法では、移動規定条件の下に粒子モデルを移動させ、粒子モデルの持つ速度、密度又は全エネルギー量などによって、粒子モデルの状態を評価する。
例えば、雪を飛散して移動する雪粒子3としたときに、固体物モデル1に衝突して速度が低下すれば、所定速度以下で着雪状態の着雪粒子4と判定される。この着雪粒子4が固体物モデル1の側面付近で増加すると、固体物モデル1の外形が流れ場の計算に影響を与えるほどに変形することになる。
例えば図3Aに示すように、円柱状の固体物モデル1の周面に衝突する流れは、固体物モデル1を間にして二手に分かれる流跡線T1となる。そこに、図3Bに示すように着雪粒子4によって三角州状の塊が形成されると、図3Aに示した流跡線T1のままでは、流れ場を再現できているとは言えない。
そこで、図3Cに示すように、着雪粒子4の塊に衝突したときの流れを流跡線T2のように反映させたものにする。
すなわち、ある程度着雪が認められた段階で一旦、着雪の計算を止め、図1に示すように着雪による形状変化を固体物モデル1の外形に反映させる。こうした固体物モデル1の外形の更新と着雪計算の繰り返しが、本実施の形態の着雪シミュレーション方法では行われる。
次に、図2を参照しながら、本実施の形態の着雪シミュレーション方法の各ステップを説明する。
まずステップS1では、初期状態の固体物モデル1の外形を境界条件として、有限差分法による流れ場の計算を行う。
ステップS2では、流れ場の計算で算出された流速分布から、雪を球形2とした球形軌道を計算する。この球形軌道の計算結果により、雪の移動速度や流路などの、粒子法の計算で必要となる移動規定条件が求められる。
そして、粒子法では、雪粒子3を移動規定条件となる球形軌道により移動させる(ステップS3)。雪粒子3は、固体物モデル1に衝突して速度を低下させるものもあれば、速度を落とすことなく流路を変えて移動し続けるものもある。
ステップS4では、少なくとも固体物モデル1周辺に存在する雪粒子3が着雪となるか飛散した状態のままかを判定する。例えば、ある雪粒子3が持つ速度が0に近ければ、着雪が起きたとして着雪粒子4と判定する。
続いてステップS5では、後述する2つのいずれかの方法で、着雪粒子4による固体物モデル1の更新を行う。そして、ステップS6では、更新された固体物モデル1によって計算を続けるか否かを判断し、計算を続ける場合は、更新された外形の固体物モデル1によってステップS1からの計算を繰り返す。
次に、ステップS5の固体物モデル1の更新方法について詳述する。
図4に示すように、差分法による流れ場50が、直方体の格子セル5,・・・の連続体によって形成されているとする。
直方体の格子セル5は、8つの頂点51,・・・と、12の辺52,・・・とによって形成される。ここで、この1つの格子セル5の大きさと、着雪粒子4の大きさとを比較する。
まずは、着雪粒子4の大きさが格子セル5より小さい場合について説明する。ここでは、正方体の格子セル5の内部に27個の球体の着雪粒子4,・・・が入る大小関係であるとする(N=27)。
<着雪粒子の大きさが格子セルより小さい場合>
図5は、着雪粒子4の大きさが格子セル5より小さい場合の固体物モデル1の外形の更新方法を説明するフロー図である。また、図6Aは、固体物モデル1の側面に着雪粒子4,・・・によって雪の塊(着雪形状)が形成された状態を、格子セル5,・・・と重ねて示している。
図6Aを見ると明らかなように、着雪粒子4の大きさが格子セル5より小さい場合、格子セル5の形状を利用して着雪形状を近似することは困難となるため、以下で説明する充填率という考え方を採用する。
ステップS11では、流れ場の各格子セル5の内部に配置された着雪粒子4の数を数える。ここでは、格子セル5に1からiの符号を付け、iの符号が付いた格子セル5内に配置された着雪粒子4の数をn(i)とする。
続いてステップS12では、各格子セル5の着雪粒子4の充填率n(i)/Nを算出する。充填率(体積充填率)は、格子セル5の中に配置できる着雪粒子4の最大数N(=27)に対する配置された着雪粒子4の数n(i)を割合で示し、1.0を最大とし、それ以上の数値が算出された場合は、1.0に置き換える。
ここでは、固体物モデル1の形状も充填率によって表現するために、着雪粒子4への置き換えを行う。具体的には、格子セル5内の固体物モデル1の領域を積分して着雪粒子4の体積で正規化した後に、着雪粒子4の数n(i)に換算して加える。
こうした結果、図6Bに示すように、すべての格子セル5,・・・を充填率によって表すことができるようになる。そこで、ステップS13では、充填率の割合に応じて固体物モデル1の外形を変更する。
図7に固体物モデル1の周面に着雪粒子4,・・・が付着した解析結果の一例を示した。そして、着雪粒子4,・・・によって外形が変更された後の固体物モデル1の外形が、有限差分法の新しい境界条件となる(ステップS14)。
<着雪粒子の大きさが格子セルより大きい場合>
図8は、着雪粒子4Aの大きさが格子セル5Aより大きい場合の固体物モデル1の外形の更新方法を説明するフロー図である。また、図9Aでは、着雪粒子4A及びその中心41と格子セル5Aとの関係を示した。ここで、本ケースを上述したケースと分けて説明するために、着雪粒子4A,流れ場50A,格子セル5Aの符号を使用する。
図9Aに示すように、流れ場50Aをモデル化する格子セル5A,・・・を非常に細かくすることで、数値解析の解析精度を向上させることができる。さらに、格子セル5Aの大きさより着雪粒子4Aの大きさが大きければ、着雪形状が格子セル5Aを使って近似できるようになるため、以下で説明する近似方法を採用する。
ステップS21では、着雪粒子4Aの中心41と格子セル5Aの各頂点51,・・・との距離を算出する。図9Bには、中心41と頂点51とを矢印のある直線で結び、矢印の先の頂点51に距離データを記入した説明図を示した。
一方、着雪粒子4Aの外縁と格子セル5Aの辺52とが交差する位置については、この段階ではまだ特定できていない。そこで、ステップS22では、各頂点51の距離データから格子セル5Aの辺52と交差する着雪粒子4Aの外縁の位置を算出する。
要するに、図10Aに示すように、辺52の両端の頂点51,51の距離データから、着雪粒子4Aの半径と一致する内分点を等値点61として算出する。この等値点61は、着雪形状の最外縁に配置された着雪粒子4の外縁が横切る辺52ごとに算出される。
続いてステップS23では、隣接する等値点61,・・・を連結していき、図10Bに示すような等値線6を作成する。ここで、3次元解析の場合は、マーチングキューブ法などを用いて、着雪粒子4の半径に一致する等値面を求める。
そしてステップS24では、図11に示すように、等値線6によって固体物モデル1の外形線を変更し、着雪形状によって変更された後の固体物モデル1の外形を、有限差分法の新しい境界条件とする(ステップS25)。
以上で説明したような着雪シミュレーション方法は、例えば着雪シミュレーションのプログラムによってコンピュータを機能させることで実行される。コンピュータは、演算装置及び制御装置となるCPU、メモリやハードディスクなどの記憶装置、データ交換経路となるバス、入出力のインターフェースなどによって構成される。
次に、本実施の形態の着雪シミュレーション方法及び着雪シミュレーションのプログラムの作用について説明する。
このように構成された本実施の形態の着雪シミュレーション方法及び着雪シミュレーションのプログラムは、有限差分法による流れ場の計算の中の固体物モデル1に、粒子法の計算によって算出された着雪形状を反映させる。
このため、徐々に大きくなっていく着雪現象の再現性に優れ、複雑な着雪メカニズムを解明することが可能になる。着雪メカニズムが解明されれば、着雪しにくい車両形状の開発に利用することができる。また、鉄道事業者にとっては、その日の降雪量予測や風速などにより着雪量を精度よく予測できるようになり、着雪除去の人員配置の予定を的確に立てることができるようになる。
本実施の形態の着雪シミュレーション方法及び着雪シミュレーションのプログラムは、着雪形状によって外形が更新された固体物モデル1を用いて実行される流れ場の計算結果である球形軌道は、その後の粒子法の着雪計算に影響を与える。また、着雪計算の結果である固体物モデル1の新たな外形は、更新された境界条件として流れ場の計算に影響を与える。このため、双方向連成解析と言える。
以上、図面を参照して、本発明の実施の形態を詳述してきたが、具体的な構成は、この実施の形態に限らず、本発明の要旨を逸脱しない程度の設計的変更は、本発明に含まれる。
例えば前記実施の形態で説明した着雪シミュレーション方法及び着雪シミュレーションのプログラムは、2次元解析であっても3次元解析であっても適用することができる。
1 固体物モデル
2 球形
3 雪粒子
4,4A 着雪粒子
41 中心
50,50A 流れ場
5,5A 格子セル
51 頂点
52 辺
6 等値線
61 等値点

Claims (4)

  1. 着雪現象を再現する着雪シミュレーション方法であって、
    有限差分法による流れ場の計算によって、固体物モデルが存在する状況下での雪の流速分布を計算するステップと、
    飛散した雪を球形として、前記流速分布の結果を使用して球形軌道を計算するステップと、
    雪を粒子として粒子法によって前記球形軌道により移動させた雪粒子の着雪判定を行うステップと、
    前記着雪判定によって着雪粒子とされた結果に基づいて前記固体物モデルの外形を更新するステップとを備え、
    前記更新後の固体物モデルに対して前記流れ場の計算を行うステップから処理を繰り返すことを特徴とする着雪シミュレーション方法。
  2. 前記着雪粒子の大きさが、前記流れ場の計算に使用される格子セルの大きさよりも小さい場合は、
    前記固体物モデルの外形を更新するステップにおいて、前記格子セルの内部に配置された前記着雪粒子の充填率を算出し、前記充填率の割合に応じて前記固体物モデルの外形を変更することを特徴とする請求項1に記載の着雪シミュレーション方法。
  3. 前記着雪粒子の大きさが、前記流れ場の計算に使用される格子セルの大きさよりも大きい場合は、
    前記固体物モデルの外形を更新するステップにおいて、前記着雪粒子の中心と前記格子セルの各頂点との距離を算出し、算出された各頂点の距離データから前記着雪粒子の半径と前記格子セルの辺とが一致する等値点を求め、隣接する前記等値点を繋いで前記固体物モデルの変更後の外形とすることを特徴とする請求項1に記載の着雪シミュレーション方法。
  4. 着雪現象を再現する着雪シミュレーションを実行させるためにコンピュータを、
    有限差分法による流れ場の計算によって、固体物モデルが存在する状況下での雪の流速分布を算出させる手段と、
    飛散した雪を球形として、前記流速分布の結果を使用して球形軌道を算出させる手段と、
    雪を粒子として粒子法によって前記球形軌道により移動させた雪粒子の着雪判定を行わせる手段と、
    前記着雪判定によって着雪粒子とされた結果に基づいて前記固体物モデルの外形を更新させる手段と、
    前記更新後の固体物モデルに対して前記流れ場の計算からの計算を繰り返すことを指示する手段として機能させるための着雪シミュレーションのプログラム。
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