JP6636835B2 - ステント、およびデリバリーシステム - Google Patents

ステント、およびデリバリーシステム Download PDF

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本発明は、ステント、およびデリバリーシステムに関する。
次のようなプッシャーガイドワイヤが知られている。このプッシャーガイドワイヤでは、プッシャー部でステントを押すことにより、ステントを先端側へ押し出す構造となっている(例えば、特許文献1)。
特開2014−213141号公報
近年、複数の素線をらせん状に編み込んだステントを用いた動脈瘤の治療が行われている。ステントを構成する素線として、ステンレス、Co−Cr合金(コバルトクロム合金)、Ni−Ti合金(ニッケルチタン合金)などの金属製の素材が用いられるのが一般的であるが、これらの素材はX線透過性を有しているため、X線撮影では患者の血管内に挿入したステントが写らない可能性があった。これを解消するために、複数の素線のうちの一部の素線の先端部に、X線不透過性を有するマーカーを設けることが考えられる。
また、従来のプッシャーガイドワイヤのように、プッシャー部でステントを押すことにより、ステントを先端側へ押し出す構造をとる場合、素線の先端部に設けたマーカーをプッシャーで押すことによって、ステントを先端方向に押し出す構造も考えられる。
しかしながら、このような構造とした場合には、素線の先端部に設けたマーカーをプッシャー部で押し出す際に、マーカーが設けられている素線にのみ先端方向へ向けた力が加わるため、マーカーが設けられている素線がステントから抜けてしまう可能性があった。
本発明によるステントは、複数の素線がらせん状に編み込まれたステントであって、複数の素線のうちの一部の素線のステントの先端及び後端に位置する両端部に、X線不透過性を有するマーカーを備え、ステントの拡張前において、マーカーを備える軸方向位置のステントの内径が前記マーカーを備えない軸方向位置のステントの内径よりも小さいことを特徴とする。
本発明によるデリバリーシステムは、複数の素線がらせん状に編み込まれたステントであって、複数の素線のうちの一部の素線のステントの先端及び後端に位置する両端部に、X線不透過性を有するマーカーを備えるステントと、素線の先端部に取り付けられたマーカーの後端側と接する先端側ステントプッシャーを備えたデリバリーワイヤーとを備え、ステントの拡張前において、マーカーを備える軸方向位置のステントの内径がマーカーを備えない軸方向位置のステントの内径よりも小さいことを特徴とする。
本発明によれば、複数の素線のうちの一部の素線の両端部に、X線不透過性を有するマーカーを備えるようにしたため、素線の先端部に設けたマーカーを先端側ステントプッシャーで押し出した場合に、後端部に設けられたマーカーがアンカーとなってストッパーの役割を果たし、マーカーが設けられている素線がステントから抜けるのを防止することができる。
複数の素線がらせん状に編み込まれたステントの形状を模式的に示した図である。 ステントの展開図において、素線へのマーカーの取り付け例を模式的に示した図である。 デリバリーシステムの一実施の形態の構成を模式的に示した図である。
図1は、本実施の形態におけるステントの形状を模式的に示した図である。本実施の形態では、図1に示すように、複数の素線がらせん状に編み込まれたステント10を想定する。素線には、例えば、ステンレス、Co−Cr合金(コバルトクロム合金)、Ni−Ti合金(ニッケルチタン合金)などの金属製の素材が用いられる。
ステント10は、このように金属製の素線の複数本をらせん状に編み込むことによって形成され、ステント10を構成する素線の本数には、複数のタイプがある。例えば、16本の素線を編み込んだ16本構造のステント、24本の素線を編み込んだ24本構造のステント、32本の素線を編み込んだ32本構造のステントなどがある。なお、図1では、16本構造のステントを示している。
このような複数の金属製の素線をらせん状に編み込んで形成されるステント10では、上記素材の素線のX線透過性により、X線撮影では、患者体内のステントを撮影することができず、患者の血管内におけるステントの位置を確認することができなかった。これを解決するために、本実施の形態におけるステントでは、ステントを構成する複数の素線のうちの一部の素線に対して、X線不透過性を有する素材で形成されたマーカーを取り付ける。なお、X線不透過性を有する素材としては、例えば、プラチナを含んだ合金が用いられる。本実施の形態では、例えば、マーカーの素材として、Pt−Ir合金(プラチナイリジウム合金)を用いるものとする。
図2は、16本構造のステントの展開図において、マーカーの取り付け例を模式的に示した図である。図2に示す例では、斜め右上を向く第一の方向と斜め左上を向く第二の方向の各方向にそれぞれ8本の素線が巻かれて編み込まれている。図2において、展開図の上部と下部に付した数字は、図2上で斜め右上を向く第一の方向に巻かれた素線の連続性をわかりやすくするために便宜的に付した数字であり、それ以外の意味は持たない。図2において同じ数字が付されている素線は、第一の方向に巻かれた1本の素線を表している。
図2は、第一の方向に巻かれた3本の素線に対して、その両端にマーカー2a〜2fを取り付けた例を示している。すなわち、図2では、第一の方向に巻かれた素線3の両端にはマーカー2aと2bが取り付けられ、第一の方向に巻かれた素線5の両端にはマーカー2cと2dが取り付けられ、第一の方向に巻かれた素線8の両端にはマーカー2eと2fが取り付けられている。
図2に示すように、マーカーの外径は素線の外径よりも大きくなっている。例えば、図2に示した16本の素線を互いに編み込んだタイプのステントにおいて、各素線の素線径は42μmである場合には、マーカーの外径は0.17mmとする。このような外径とすることで、図2のように3本の素線の両端にマーカーを取り付けた場合に、ステントのサイズを、外径が0.22mmのデリバリーワイヤーと内径が0.56mmのステントシースとの間の空間に収納することができるサイズに収めることができる。
本実施の形態では、このようにマーカーの外径を素線の外径よりも大きくすることによって、ステントを患者の目的部位にデリバリーするためのデリバリーシステムにおいて、マーカーを接点としてステントを移動させることができる。その仕組みについて図3を用いて説明する。図3は、デリバリーシステムを側面から見た場合の断面図を示しており、図3の左側が患者体内に挿入される先端側で、図3の右側が医師等の術者によって操作される後端側である。なお、図3においては、ステント10は図3(a)に示す形状で表されており、図面上には、図2に示したマーカー2a〜2fのうち、2a、2b、2c、2dが現われている。
図3(b)と図3(c)は、ステント10がステントシース3a内に収納されている状態を模式的に示した図である。ステント10内にはデリバリーワイヤー3bが挿入されている。デリバリーワイヤー3bは、コアシャフト3gに、先端側コイル3eと後端側コイル3fとが接合されて構成されている。すなわち、コアシャフト3gの先端側には、プラチナなどのX線不透過性材料を素材とし、先端が球面形状をした先端側コイル3eが接合され、コアシャフト3gの後端側には、ステンレスなどの金属素材で構成された後端側コイル3fが接合されている。また、デリバリーワイヤー3bには、マーカーを接点としてステントを移動させるためのステントプッシャー3c、3dが設けられている。
術者によってデリバリーワイヤー3bが先端側へ押し込まれると、図3(b)に示すように、先端側のステントプッシャー3cが接点となって先端側のマーカー2aと2cが押され、ステント10はステントシース3a内で先端側へ移動する。また、術者によってデリバリーワイヤー3bが後端側へ引き戻されると、図3(c)に示すように、後端側のステントプッシャー3dが接点となって後端側のマーカー2bと2dが押され、ステント10はステントシース3a内で後端側へ移動する。
このように、マーカーを素線の両端に取り付けることによって、術者は、デリバリーワイヤー3bを操作して、ステント10の位置を調整することが可能となる。
先端側のマーカーを取り付ける素線と、後端側のマーカーを取り付ける素線を異なる素線とした場合には、図3(b)に示すように、先端側のステントプッシャー3cが接点となって先端側のマーカー2aと2cが押されたときに、マーカー2aと2cが取り付けられた素線にのみ、先端側方向に向けた力がかかるため、マーカー2aと2cが取り付けられた素線がステント10から抜けてしまう可能性がある。また、図3(c)に示すように、後端側のステントプッシャー3dが接点となって先端側のマーカー2bと2dが押されたときに、マーカー2bと2dが取り付けられた素線にのみ、後端側方向に向けた力がかかるため、マーカー2bと2dが取り付けられた素線がステント10から抜けてしまう可能性がある。
特に、本実施の形態における複数の素線を編み込んだ拡張型のステント10では、ステント10が拡張した状態では、その編み込み構造により、各素線に先端側方向または後端側方向に向けた力がかかっても素線はステント10から抜けにくいが、ステント10がステントシース3a内に収納されているときのように、ステント10が拡張する前の状態では、各素線は直線的になるため、各素線に先端側方向または後端側方向に向けた力が加わると、素線は力が加わった方向に抜けやすくなる。
これに対して、本実施の形態におけるステント10のように、同じ素線の両端にマーカーを取り付ければ、マーカー2aと2cが取り付けられた素線に先端側方向に向けた力がかかっても、後端側のマーカー2bと2dがアンカーとなってストッパーの役割を果たし、素線がステントから抜けるのを防ぐことができる。また、マーカー2bと2dが取り付けられた素線に後端側方向に向けた力がかかっても、先端側のマーカー2aと2cがストッパーの役割を果たし、素線がステントから抜けるのを防ぐことができる。
ステント10を患者の血管に留置する際には、カテーテルの後端部にステントシース3aをジョイントした状態で、デリバリーワイヤー3bを押すことでステント10をカテーテル内に移動させる。そして、術者は、デリバリーワイヤー3bを操作して、カテーテル内を通してステント10を留置位置へ移動させ、血管内にリリースする。ステント10は、血管内へリリースされると拡張し、血管内に留置される。
図3(d)に示すように、ステント10は血管内へのリリースが始まると、カテーテル3hから出た部分から拡張を始める。これにより、先端側のマーカー2aと2cは、先端側のステントプッシャー3cと接しなくなり、先端側のステントプッシャー3cを用いてステント10をカテーテル3hから押し出すことはできなくなる。このために、本実施の形態におけるデリバリーシステムでは、後端側コイル3fの後端側の外径をステント10の内径より大きくしている。これによって、先端側のステントプッシャー3cを用いてステント10をカテーテル3hから押し出すことができなくなった後は、後端側コイル3fの径が大きくなった部分が後端側のマーカー2bと2dとの接点となって、ステント10をカテーテル3hから押し出し、血管内へリリースすることが可能となる。
なお、ステント10を構成する素線のうちのどの素線の両端にマーカーを取り付けるかは、特に限定されない。図2では、片側8本の素線に対して、マーカーを取り付ける素線の間隔が2本、3本、3本となっており、このようにマーカーを取り付ける素線の間隔をできるだけ均等にした方が、ステントプッシャー3c、3dでステント10を移動させるときに、ステント10に均等に力を加えることができるため、ステント10の変形を防いだり、ステント10をスムーズに移動させることができる。
また、ステント10を構成する素線のうちのいくつの素線の両端にマーカーを取り付けるかについても特に限定されない。しかしながら、図2に示したように、3本の素線の両端にマーカーを付けるのが、好ましいと考えられる。以下にその理由を説明する。まず、マーカーを取り付ける素線の本数を多くしすぎると、ステント10の径が大きくなり、ステント10がステントシース3aやカテーテル3h内に収まらなくなってしまう可能性がある。また、マーカーを取り付ける素線の数を減らして1本、または2本とすると、ステントシース3aやカテーテル3h内でステント10の位置が片寄ったきに、いずれのマーカーもステントプッシャー3c、3dと接しなくなり、ステント10を移動させることができなくなってしまう可能性がある。
これに対して、3本の素線の両端に、取り付け間隔ができるだけ均等になるようにマーカーを取り付けるようにすれば、ステントシース3aやカテーテル3h内に収まるサイズでステント10を構成することができ、さらに、ステント10がステントシース3aやカテーテル3h内で片寄った場合でも、全てのマーカーがステントプッシャー3c、3dと接しなくなることを防ぐことができる。
以上説明した本実施の形態によれば、以下のような作用効果を得ることができる。
(1)複数の素線がらせん状に編み込まれたステントにおいて、複数の素線のうちの一部の素線の両端部に、X線不透過性を有するマーカーを備えるようにした。これによって、術者は、X線撮影時に、マーカーの位置によりステントの位置を把握することができる。また、素線の先端側に設けたマーカーをプッシャーで押し出すようなデリバリー構造としたときに、後端側に設けられたマーカーがアンカーとなり、マーカーが設けられている素線がステントから抜けることを防止することができる。また、素線の後端側に設けたマーカーをプッシャーで押してステントを引き戻すようなデリバリー構造としたときに、先端側に設けられたマーカーがアンカーとなり、マーカーが設けられている素線がステントから抜けることを防止することができる。さらに、マーカーがプッシャーとの接点の役割も兼ねるようにしたので、ステントにマーカー用の部材と、プッシャーとの接点となる部材を別々に取り付ける必要がなくなる。特に、ステントは体内にインプラントされるものであり、余計なものは極力着けたくないため、マーカーがデリバリーにも兼用できることは有用といえる。
(2)マーカーの径は、素線の径よりも大きくするようにした。これによって、マーカーをデリバリーワイヤーに設けられたステントプッシャーとの接点として、ステントを移動させることが可能となる。
(3)複数の素線のうちの3本の素線の両端部に、マーカーを備えるようにした。これによって、ステントシースやカテーテル内に収まるサイズでステントを構成することが可能となる。また、ステントがステントシースやカテーテル内で片寄った場合でも、全てのマーカーがステントプッシャーと接しなくなることを防ぐことができる。
(4)デリバリーシステムは、複数の素線のうちの一部の素線の両端部にX線不透過性を有するマーカーを備えるステントと、素線の先端側に取り付けられたマーカーと接する先端側ステントプッシャー備えたデリバリーワイヤーとを備えるようにした。これによって、素線の先端側に設けたマーカーが先端側ステントプッシャーとの接点となってステントを先端側へ移動させることができる。さらに、先端側ステントプッシャーで素線の先端側に設けたマーカーを押してステントを移動させるときに、後端側のマーカーがアンカーとなって素線がステントから抜けるのを防止することができる。
(5)デリバリーワイヤーは、素線の後端側に取り付けられたマーカーと接する後端側ステントプッシャーをさらに備えるようにした。これによって、素線の後端側に設けたマーカーが後端側ステントプッシャーとの接点となってステントを後端側へ移動させることができる。さらに、後端側ステントプッシャーで素線の後端側に設けたマーカーを押してステントを移動させるときに、先端側のマーカーがアンカーとなって素線がステントから抜けるのを防止することができる。
(6)デリバリーワイヤーは、コアシャフトと、先端側コイルと、後端側コイルとを備え、後端側コイルの後端側の外径は、ステントの内径より大きくするようにした。これによって、ステントの先端部が血管内へリリースされて、先端側のマーカーが先端側のステントプッシャーと接しなくなった後も、後端側コイルの径が大きい部分が後端側のマーカーと接して、ステントを押し出すことができる。
―変形例―
なお、上述した実施の形態のステントは、以下のように変形することもできる。
(1)上述した実施の形態では、素線の両端に配置するマーカーの素材をPt−Ir合金とする例について説明した。しかしながら、マーカーの素材として適切であり、かつX線不透過性を有する合金であれば、マーカーの素材はPt−Ir合金に限定されない。
(2)上述した実施の形態では、図3に示したように、後端側コイルの後端側の外径は、ステントの内径より大きく構成するようにした。この場合、後端側コイルの外径をどの位置から大きくするかは、ステント10の先端部が血管内へリリースされて、先端側のマーカーが先端側のステントプッシャーと接しなくなった後も、後端側コイルの径が大きい部分が後端側のマーカーと接してステントを押し出すことができれば、図3に示した例には限定されない。
(3)上述した実施の形態では、図2に示したように、16本構造のステントにおいて、片側8本の素線に対して、取り付け間隔が2本、3本、3本となるように、3本の素線の両端にマーカーを取り付ける例について説明した。同様に、24本の素線を編み込んだ24本構造のステント、32本の素線を編み込んだ32本構造のステントにおいても、できるだけ取り付け間隔が均等になるようにマーカーを取り付ければよい。24本構造のステントでは、例えば、片側12本のステントに対して、取り付け間隔が4本、4本、4本となるように、3本の素線の両端部にマーカーを取り付ければよい。また、32本構造のステントでは、例えば、片側16本のステントに対して、取り付け間隔が6本、5本、5本となるように、3本の素線の両端部にマーカーを取り付ければよい。
なお、本発明の特徴的な機能を損なわない限り、本発明は、上述した実施の形態における構成に何ら限定されない。また、上述の実施の形態と複数の変形例を組み合わせた構成としてもよい。
10 ステント
2a、2b、2c、2d、2e、2f マーカー
3a ステントシース
3b デリバリーワイヤー
3c、3d ステントプッシャー
3e 先端側コイル
3f 後端側コイル
3g コアシャフト
3h カテーテル

Claims (8)

  1. 複数の素線がらせん状に編み込まれたステントであって、
    前記複数の素線のうちの一部の素線のステントの先端及び後端に位置する両端部に、X線不透過性を有するマーカーを備え
    ステントの拡張前において、前記マーカーを備える軸方向位置のステントの内径が前記マーカーを備えない軸方向位置のステントの内径よりも小さいことを特徴とするステント。
  2. 請求項1に記載のステントにおいて、
    前記マーカーの径は、前記素線の径よりも大きいことを特徴とするステント。
  3. 請求項1または2に記載のステントにおいて、
    前記複数の素線のうちの3本の素線の両端部に、前記マーカーを備えることを特徴とするステント。
  4. 複数の素線がらせん状に編み込まれたステントであって、前記複数の素線のうちの一部の素線のステントの先端及び後端に位置する両端部に、X線不透過性を有するマーカーを備えるステントと、
    前記素線の先端部に取り付けられた前記マーカーの後端側と接する先端側ステントプッシャーを備えたデリバリーワイヤーとを備え
    ステントの拡張前において、前記マーカーを備える軸方向位置のステントの内径が前記マーカーを備えない軸方向位置のステントの内径よりも小さいことを特徴とするデリバリーシステム。
  5. 請求項4に記載のデリバリーシステムにおいて、
    前記デリバリーワイヤーは、前記素線の後端部に取り付けられた前記マーカーの先端側と接する後端側ステントプッシャーをさらに備えることを特徴とするデリバリーシステム。
  6. 請求項4または5に記載のデリバリーシステムにおいて、
    前記デリバリーワイヤーは、コアシャフトと、先端側コイルと、後端側コイルとを備え、前記後端側コイルの後端側の外径は、前記ステントの内径より大きいことを特徴とするデリバリーシステム。
  7. 請求項4〜6のいずれか一項に記載のデリバリーシステムにおいて、
    前記ステントでは、前記マーカーの径は、前記素線の径よりも大きいことを特徴とするデリバリーシステム。
  8. 請求項4〜7のいずれか一項に記載のデリバリーシステムにおいて、
    前記ステントでは、前記複数の素線のうちの3本の素線の両端部に、前記マーカーを備えることを特徴とするデリバリーシステム。
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