JP6636201B2 - 成形された空洞構造を備えたゴルフクラブヘッド - Google Patents

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Description

本開示は、概して、成形された空洞構造を備えるゴルフクラブヘッドに関する。
ゴルフクラブは、概して、細長いシャフトの端部上に配置されたクラブヘッドを含み得る。プレー中に、クラブヘッドをスイングして、地面に置かれた静止状態のボールに接触させ、ボールを意図する方向に、望ましい垂直方向軌道で打ち出すようにすることができる。
ゴルフクラブヘッドを形成するとき、多くの設計パラメータを検討しなくてはならない。例えば、設計は、クラブとボールの間、ならびにクラブと地面の間で繰り返される衝撃力に耐える十分な構造的弾力性を提供しなくてはならない。クラブヘッドは、様々なルール設定協会により設定されたサイズ要件に準拠する必要があり、またクラブのフェースは、事前定義の最大値(適用可能な基準に従って測定される)を超える反発係数を有してはならない。いくつかの事前定義の設計制約が満たされていることを前提として、特定のロフトに対するクラブヘッド設計は、重心の大きさおよび位置、ならびに重心および/またはシャフト回りのヘッドの慣性モーメントにより定量化され得る。
クラブの慣性モーメントは、回転に対する(特に中心からずれた打撃における)クラブの抵抗に関連し、またクラブの「復元許容性(forgiveness)」の尺度として知覚されることが多い。典型的なクラブ設計では、高い慣性モーメントは、ボールをプッシュまたはフェードさせるクラブの傾向を低減するために望ましい。高い慣性モーメントを達成することは、概して、質量を、可能な限りクラブの周囲の近くに(重心回りの慣性モーメントを最大化するために)、かつ可能な限りトウの近くに(シャフト回りの慣性モーメントを最大化するために)移動させることを伴う。アイアンタイプのゴルフクラブヘッドでは、慣性モーメントを増加させたいというこの要望が、キャビティバック・クラブヘッドおよび中空クラブヘッドなどの設計をもたらしている。
慣性モーメントは、クラブヘッドの復元許容性に影響を与えるが、クラブフェースの背後の(かつソールの上の)重心の位置が、一般に、所与のフェース・ロフト角に対するショットの軌道に影響を与える。可能な限り後方に遠く(フェースから離れて)、かつ低く(ソールの近くに)位置決めされた重心により、通常、重心がより前方に、かつ/またはより高く配置された状態のクラブヘッドよりも高い軌道を有するボールの飛行が得られる。
クラブヘッドの周囲重量を増加させることにより、または質量をトウの方向に移動させることにより、高い慣性モーメントが得られるが、クラブヘッドの合計質量/スイングウェイト(すなわち、重心の大きさ)における増加は、クラブヘッド速度および打った距離に対して、強い悪影響を有する。言い換えると、クラブヘッド速度(および打った距離)を最大にするためには、より低い合計質量が望ましいが、より低い合計質量は、概して、クラブヘッドの慣性モーメント(および復元許容性)を低下させる。
スイング速度(質量)と復元許容性(慣性モーメント)との間の緊張状態において、特定のゴルファーまたは能力レベルにクラブの性能を合わせるために、クラブヘッドの全体を通して、特定の位置に可変量の質量を配置することが望ましい可能性がある。このようにして、合計のクラブヘッド質量は、概して、構造的な質量と自由裁量の質量との2つのカテゴリーに分類することができる。
構造的な質量とは、概して、繰り返される衝撃に耐えるのに必要な構造的弾力性をクラブヘッドに提供するのに必要とされる材料の質量を指す。構造的な質量は、設計依存性の高いものであり、設計者に、特定の質量分布に対する比較的低い制御量を提供する。他方で、自由裁量の質量とは、クラブの性能および/または復元許容性をカスタマイズするだけの目的で、クラブヘッド設計に追加され得る任意の付加質量である。理想的なクラブ設計においては、構造的な質量の量を最小化して(弾力性を犠牲にすることなく)、クラブ性能をカスタマイズするより大幅な能力を設計者に提供し、同時に、従来の、または望ましいスイングウェイトを維持する。構造的な質量と自由裁量の質量を考慮して設計されたゴルフクラブヘッドの例が米国特許第6375583号、米国特許第6616547号、米国特許公開第2003/0104878号、米国特許公開第2007/0004532号、国際公開第2014/070343号に開示されている。
ゴルフクラブヘッドは、ストライクフェース、クラウン、およびソールを含み、かつ共に結合される前方セクションおよびボディセクションから形成される。前方セクションは、ストライクフェースを含み、またボディセクションは、クラウンの一部を画定する上側外殻、ソールの一部を画定する下側外殻、および上側外殻と下側外殻の間で延びる内壁を含む。内壁は、ポリマー材料から成形され、かつ上側外殻および下側外殻の一方と一体に形成される。上側外殻および下側外殻の少なくとも一方は、上側外殻と下側外殻の間に設けられた、かつ内壁により少なくとも部分的に画定される空洞部と連通している開口部を画定する。
一構成では、内壁は、1つまたは複数の内壁であり、開口部は1つまたは複数の開口部であり、また空洞部は1つまたは複数の空洞部である。空洞部の数は、開口部の数以上であり、1つまたは複数の空洞部のそれぞれは、1つまたは複数の開口部のそれぞれ1つと連通している。
本技術の上記の特徴および利点、ならびに他の特徴および利点は、添付図面と併せて読めば、以下の詳細な説明から容易に明らかになる。
ゴルフクラブヘッドの概略的な上面斜視図である。
ゴルフクラブヘッドの概略的な底面斜視図である。
ゴルフクラブヘッドのボディセクションの上側外殻の概略的な斜視図である。
ボディセクションの上側外殻を取り除いた状態のゴルフクラブヘッドの概略的な上面斜視図である。
線5−5に沿った図1のゴルフクラブヘッドの概略的な横断面図である。
ゴルフクラブヘッドの実施形態の概略的な斜視図である。
ゴルフクラブヘッドの実施形態の概略的な側面図である。
図面を参照すると、同様の参照数字は、様々な図における同様の、または同一の構成要素を識別するために使用されるが、図1は、前方セクション12およびボディセクション14を含むウッドタイプのゴルフクラブヘッド10を概略的に示している。クラブヘッド10は、細長いシャフト16の端部に取り付けることができ、細長いシャフト16は、ユーザにより把持され、かつスイングされて、クラブヘッド10に、概して弧状運動を付与することができる。
クラブヘッド10が、中立的な打つ位置(すなわち、シャフト16が、垂直平面内に、かつ水平な基準面に対して規定のライ角で完全に維持される位置)に保持されたとき、クラブヘッド10は、概して、クラウン18およびソール20を含むことができ、ソール20は、基準面とクラウン18との間に配置される。この説明においては、クラウン18は、クラブヘッド10の外側表面が垂直な接線を有する(すなわち、水平な基準面に対して)場所で、ソール20と接することができる。クラブヘッド10は、クラウン18から全体的に延びるホーゼル22をさらに含むことができ、かつシャフト・アダプタを受け入れる、またはその他の形で、クラブヘッド10を細長いシャフト16と結合するように構成される。
クラブヘッド10の前方セクション12は、通常のスイング中にゴルフボールをインパクトするように意図されたストライクフェース26、ストライクフェース26を囲むフレーム28を含み、またさらにホーゼル22を含むことができる。ボールとのインパクトは、インパクト点付近およびホーゼル22においてかなり大きな応力を生成する可能性があるため、前方セクション12は予測されるどんなインパクト負荷にも耐えるのに適した1つまたは複数の金属材料から形成され得る。適切な材料の例は、これだけに限らないが、ステンレス鋼またはチタンの様々な合金を含むことができる。
ストライクフェース26は、全体的に、クラブヘッド10の前面を形成し、かつクラブヘッド10から外に延びるわずかな凸形/弧状の湾曲を有する。一実施形態では、ストライクフェース26の湾曲(すなわち、突出部および/またはロール部)は、約7インチから約20インチの半径を有する。さらに、一般に理解されるように、ストライクフェース26は、クラブが、中立的な打つ位置に保持されたとき、垂直平面に対してある角度で配置することができる。この角度は、一般に、クラブのロフト角または傾斜と呼ばれる。図1で示されるものなど、ウッドタイプのクラブヘッド(ハイブリッドウッドを含む)は、最も一般的に、約8.5度から約24度のロフト角を有することができるが、他のロフト角も可能であり、市販されている。
一構成では、フレーム28は、ストライクフェース26から離れて延び、かつカップフェース・スタイル設計に似ている後退(swept−back)側壁30を含む。側壁30は、ソール20とクラウン18の両方の一部を形成することができ、また窪ませたコンプレッションチャンネル(compression channel)32など、1つまたは複数の表面輪郭特徴をさらに含むことができる。フレーム28は、一体製造技法により、または溶接、ろう付け、もしくは接着などの別々の工程により、ストライクフェース26に剛性を有するように取り付けることができる。
ボディセクション14は、前方セクション12と結合することができ、またクラウン18の一部を画定する上側外殻40(図1で示されるような)と、ソール20の一部を画定する下側外殻42(図2で示されるような)とを含むことができる。ボディセクション14および前方セクション12は、協動して内部容積を全体的に画定することができ、内部容積は、以下で論ずるように、別々のセクションまたは空洞部へと分離することができる。
設計融通性を高めながら、クラブヘッド10の構造的な重量を低減するために、ボディセクション14の上側外殻40は、成形されるポリマー材料から形成され、接着することができるが、あるいは下側外殻42と前方セクション12の両方にその他の形で固定され得る。ボディセクション14の上側外殻40を下側外殻42および/または前方セクション12に接着するための技法および接合設計は、2015年5月28日に出願された「GOLF CLUB HEAD WITH MOLDED POLYMERIC BODY」と題する米国特許出願第14/724,328号で述べられており、その全体が参照により組み込まれる。
一構成では、設計融通性の望ましいレベルを達成するために、射出成形、圧縮成形、吹込成形、熱成形、または同様のものなどの成形技法を用いてポリマー材料を成形して、形にすることができる。最大の設計融通性を提供するために好ましい成形技法は、射出成形である。
重量の節約および設計融通性は重要であるが、ポリマー材料は、さらにクラブヘッド10がボールをインパクトするときに受ける応力に耐える十分な強度を有する必要がある。これは、構造設計と材料設計の選択を組み合わせることによって達成することができる。材料選択に関しては、約200MPa(ASTM D638による)を超える引張強さを有する成形可能なポリマー材料を使用することが好ましく、約250MPaを超えることがより好ましい。さらに成形を容易にするために、ポリマー材料が充填される場合、材料は、望ましくは、重量で約40%を超える、またはさらに約55%を超える樹脂含有率を有するべきである。
一実施形態では、ボディセクション14の上側外殻40は、充填された熱可塑性物質とすることのできるポリマー材料から形成することができる。充填された熱可塑性物質は、例えば、樹脂、および複数の不連続な繊維(すなわち、「チョップド・ファイバー」)を含むことができる。不連続な/チョップド・ファイバーは、例えば、チョップドカーボンファイバー、またはチョップドグラスファイバーを含むことができ、またボディセクション14を成形する前に、樹脂内に埋め込まれる。一構成では、ポリマー材料は、「長繊維の熱可塑性物質」とすることができ、その場合、不連続な繊維が、熱可塑性樹脂に埋め込まれ、またそれぞれは、約5mmから約15mmの設計された繊維長さを有する。別の構成では、ポリマー材料は、「短繊維の熱可塑性物質」とすることができ、その場合、不連続な繊維が、同様に、熱可塑性樹脂に埋め込まれるが、それぞれは、約0.01mmから約3mmの設計された長さを有することができる。さらにいくつかの構成では、不連続なチョップド・ファイバーは、約10を超えるアスペクト比(例えば、繊維の長さ/直径)により特徴付けることができるが、約50を超え、約1500未満であることがより好ましい。一構成において、充填されたポリマー材料は、概して、約0.01mmから約12mmの繊維長さを有し、かつ重量で約40%から約90%の樹脂含有率、より好ましくは、重量で約55%から約70%の樹脂含有率を有することができる。
1つの適切な材料は、チョップドカーボンファイバー(すなわち、カーボン充填ポリアミド)で充填された熱可塑性ポリアミド(例えば、PA6またはPA66)を含むことができる。他の樹脂は、いくつかのポリイミド、ポリアミドイミド、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)、ポリカーボネート、エンジニアリング・ポリウレタン、および/または他の同様の材料を含むことができる。
上側外殻40がポリマー材料から形成されることが好ましいが、下側外殻42もポリマー材料から形成できる(すなわち、上側外殻40と同様な方法で)、または代替的に、金属材料から形成することもできる。例えば、一構成では、下側外殻42は、フレーム28と同じ、または同様の金属材料から形成することができ、フレーム28に溶接される、またはフレーム28と一体に形成することができるのいずれかである。
ポリマー材料から形成される下側外殻42は、構造的な重量の低減および増加した設計融通性などの利点を提供することができる。これらのものは、有益な特性であるが、金属の下側外殻もまたいくつかの利点を提示することができる。例えば、金属の下側外殻は、日常的に地面に衝突するソール20に対して増加した耐久性を提供することができる。さらに金属の下側外殻は、(特にポリマーの上側外殻と対になったとき)重心を低く移動できる増加したソールの重み付けを提供することができる。より低いクラブヘッドの重心は、より多くのスピンおよびより高い打出し角を有するボールインパクトを生ずる傾向があり、それは、特定のゴルファーにとっては、かつ/または特定のロフト角を有するクラブに関連して望ましい特性であると見られている。
上側外殻40および下側外殻42は組み合わされて、すべて金属である設計では実行可能ではない(すなわち、現在の顧客主導の重量制約下で実行可能ではない)可能性のある様々な特有のクラブヘッド幾何形状を形成することができる。より具体的には、本設計は、クラウン18またはソール20を介して開放/露出された1つまたは複数の内側空洞構造44(「空洞部44」)を含むウッドタイプのクラブヘッドを提供することができる。これらの空洞部44の数または複雑さが増加するにつれて、すべて金属である設計が、望ましいヘッド重量目標の範囲に含まれ得る可能性はますます低くなる。前述のこれらの方法を用いて得ることのできる特有の幾何形状は、より市場性のある消費者製品を作成する最終目的において、機能的かつ/または美的目的を満たすことができる。
図2〜図5は、本設計の第1の実施形態を概略的に示している。この実施形態は、クラブヘッド10のソール20を介してアクセス可能な複数の開放された空洞部44を含む。この実施形態では、空洞構造は、部分的には、ボディ構造14の上側外殻40の設計により可能にすることができる。より具体的には、図3で最もよく示されているように、上側外殻40は、クラウン18の下側47から延びる1つまたは複数の内壁46を含む。1つまたは複数の内壁46は、クラウン18と協動して、1つまたは複数の空洞部44を少なくとも部分的に画定する。組み立てられると、これらの壁46は、ボディ構造14の下側外殻42の方向に延び、少なくともサブセットが下側外殻42に接触し、かつ固定され得る。
図4で示される下側外殻42は、ソール20を通って延びる1つまたは複数の開口部48を画定することができる。図2と図5の両方で示されるように、1つまたは複数の空洞部44のそれぞれは、1つまたは複数の開口部48のそれぞれ1つと連通することができる。このようにして、各空洞部44は、クラブヘッド10の外側からアクセス可能な(すなわち、外部環境から完全に封止/隔離された「閉じた空洞部」とは異なる)「開放空洞部」とすることができる。さらに図示のように、各空洞部44は、クラウン18とソール20の間で完全に延びることができる。
複数の開口部48が設けられる場合、内壁46が、各開口部の間で下側外殻42と接触することが重要である。これは、クラブヘッド10が適用可能な規則に準拠し、かつ各空洞部44が、開口部48の1つとだけ連通すること保証するために必要である。
クラウン18とソール20の両方に接触することにより、内壁46の1つまたは複数のものは、クラブヘッド10を強化するように動作可能である。より具体的には、固定された内壁46は、クラウン18および/またはソール20を補強し、かつ構造の1つまたは複数のモード周波数を高める支柱またはフランジとして働くことができる。この強化は、ソール20において、特に、開放部48の近傍で(すなわち、開放部48が外殻の構造的完全性を損なう場所)、かつ/または隣接する開放部48の間で有用であり得る。より一般的な方法では、どの内壁46も、それが延びる構成要素を強化/補強するように動作可能にすることができ、それはまた、より薄い材料をその各構成要素に対して使用できるようにする。したがって、本設計は、これらの構造的な強化機能を、より特有な、かつ積極的な状況を提供する設計コンテキストにおいて利用するための手段を提供する。
ボディ14の下側外殻42に、ポリマーの内壁46を固定する一方法が、図3〜図4で概略的に示されている。より具体的には、この設計は、ソール20から上に延びるフランジ50を用いて、内壁46を下側外殻42に接着できるようにするさねはぎ(tongue−in−groove)式継手を含む。このような継手設計は、各構成要素間の接合エリアを最大化するが、必要な継手重量を最小化し、かつ空洞部44の内側に平滑な/連続的な仕上げを提供する。
図3〜図4で示された実施形態では、下側外殻42は、ソール20から延びるフランジ50を含み、かつ内壁46の嵌合受入れ部分52の中に挿入されるように構成される。より具体的には、この構成において、受入れ部分52は、フランジ50を受け入れるように構成された溝を画定することができる。組み立てられたとき、フランジ50は溝内で延びて、その結果受入れ部分52が、フランジ50の両側に延びる。位置決めされると、フランジ50は、例えば、適切な接着剤または他の締結手段を用いて定位置に固定され得る。適切な接着剤は、例えば、二液型アクリルエポキシ、または高粘度のシアノアクリレート接着剤を含むことができる。この設計は、接合エリアの大部分に対して実質的に平行な方向(すなわち、接合エリアが、取外し方向に対する平行の45度以内にある)に沿う場合に限って、フランジ50の取外しを物理的に可能にすることにより、剪断接合強度を高めることができる(それは、一般にいくつかの接着剤−ポリマー接合に対する剥離強度よりも優れている)。
本記述の目的に関して、隣接する開口部48を分離する1つまたは複数の内壁46は、概して、主内壁54と呼ぶことができる。上記で述べたように、各主内壁54は、上側外殻40と下側外殻42の間で完全に延びており、構造的な補強を提供するために、定位置に固定されることが好ましい。各主壁54の別の主要目的は、空洞部44が、複数の開口部と確実に連通しないようにすることである。
いずれかの主内壁54に加えて、1つまたは複数の二次的な内壁56も存在し得る。二次的な内壁56のそれぞれは、より美的な目的を満たすことができ、クラウン18とソール20の両方に固定される必要はない。図5で示すように、二次的な内壁56は、より大きな空洞部を、共通の開口部48を共用する2つの小さい空洞部へと細分することができる。一般に、各二次的な壁56は、各開口部44とは反対の、ボディ14の内側面から延びることになり、クラウン18とソール20の間で完全に延びる必要はない。
前方壁58は、ストライクフェース26の近くの前方セクション12から1つまたは複数の空洞部44を分離するためにクラブヘッド10内に設けることができる。前方壁58は、それ自体と前方セクション12との間の閉じた空洞部60を少なくとも部分的に画定することができる。一構成では、前方壁58は、液体が浸入し、かつ閉じた空洞部60内で閉じ込められる可能性を阻止するために、上側外殻40と下側外殻42との間で接触し、かつ/または固定され得る。
より一般的な意味において、図2〜図5の実施形態は、ボディセクション14の上側外殻40が、例えば、1つまたは複数の主壁54、1つまたは複数の二次的な内壁56、および/または前方壁58などの1つまたは複数の内壁46を含むことができることを示す。ボディセクション14の下側外殻42は、ソール20を通って延びる1つまたは複数の開口部48を画定することができ、またクラウン18および1つまたは複数の内壁46は、1つまたは複数の空洞部44を少なくとも部分的に画定することができ、各空洞部44は、1つまたは複数の開口部48のそれぞれ1つと連通状態にある。一構成では、空洞部44の数は、1つまたは複数の二次的な内壁56を利用することなどにより、開口部48の数以上である。同様に、空洞部44の数は、2つ以上の空洞部44を含むことができ、また空洞部44の数は、開口部48の数を超えることができる。
より具体的な別の実施形態では、上側外殻40は、複数の内壁46を含むことができ、ここで、複数の内壁46およびクラウン18は、3つ以上の空洞部44を少なくとも部分的に画定し、かつ3つ以上の空洞部44のそれぞれは、複数の開口部48のそれぞれ1つと連通している。さらに空洞部44の数は、1つまたは複数の二次的な内壁56を利用することなどにより、開口部の数以上である。さらに、この実施形態のさらなる変形形態では、図5で示すものなど、開口部48よりも少なくとも2つ多い空洞部44が存在することができる。複数の内壁46の少なくとも1つは、さらに下側外殻42に接着される主内壁54とすることができる。
図6は、本設計の別の実施形態を概略的に示す。この構成では、ソール20は、中実であり、1つまたは複数の開放された内側空洞部44が、それぞれクラウン18に設けられた開口部48と連通状態にある。この設計はさらに、2部分構成から形成されたボディ14を含むことができ、上側外殻40は、下側外殻42とは別に形成される。前の実施形態と同様に、複数の開口部48と連通状態にある内側空洞部44がないように、1つまたは複数の主内壁54を、上側外殻40と下側外殻42の間に設けることができる。同様に、本設計は、クラウン18における開口部44の方向に、ボディ14の下側外殻42から延びる1つまたは複数の二次的な壁56を含むことができる。
図7は、本設計の別の実施形態を概略的に示しており、ここで、少なくとも1つの内側空洞部44は、クラウン18に設けられた開口部48と連通しており、また少なくとも1つの内側空洞部44は、ソール20に設けられた開口部48と連通している。例えば、中央の空洞部70は、上側外殻40および下側外殻42の一方に設けられた開口部48と連通することができ、また、側面空洞部72は、それぞれ、他方の各外殻に設けられた開口部48と連通することができる。この実施形態では、1つまたは複数の主内壁54は、各内側空洞部44が1つの各開口部48とだけ連通するように、クラウン18とソール20の間で延びる。この設計の拡張においては、1つまたは複数の二次的な壁は、各空洞部44を内部で細分するように、クラウン18および/またはソール20から延びることができる。この設計のより特有な変形では、平面/上面図から見たとき重複しないように、様々な開口部48をクラウン18およびソール20に設けることができる。
上記で述べた設計(ならびにそれらの組合せ)は、ゴルフ市場のいくつか、またはすべてに望ましい可能性のある一定の性能、音響、および/または美的利益を提供することができる。これらの設計は、ポリマー材料からボディ14の大部分を成形することにより、大部分が可能になる(すなわち、許容されるヘッド重量、およびスイングウェイト基準/範囲に含まれる)。製作上の観点からすると、各内壁54、56が、ボディ14の上側および/または下側外殻40、42の一方と一体に成形されることが好ましい。その場合には必ず、上側および下側外殻40、42の少なくとも一方が、同様にポリマー材料から形成されることが好ましい。
「1つの(a)」、「1つの(an)」、「その(the)」、「少なくとも1つの」、および「1つまたは複数の」は、相互に交換可能に使用されて、事項の少なくとも1つが存在するが、文脈が明確にその他の形を示さない限り、複数のこのような事項が存在する可能性のあることを示している。添付の特許請求の範囲を含む本明細書における(例えば、量または条件の)パラメータのすべての数値的な値は、数値的な値の前に「約」が実際にあるかどうかにかかわらず、すべての例において「約」という用語によって修飾されるものと理解されたい。「約」は、示された数値的な値が、何らかのわずかな不正確さを許容することを示している(値の正確さへの何らかの近接、その値の前後もしくはかなり近い、おおよそ)。あるいは、「約」により提供される不正確さが、他に当技術分野のこの普通の意味で理解されない場合、本明細書で使用される「約」は、このようなパラメータを測定および用いる通常の方法から生ずる可能性のある少なくとも変動を示す。加えて、範囲の開示は、すべての値、および範囲全体に含まれるさらに分割された範囲の開示を含む。範囲内の各値、および範囲の端点は、本明細書によりすべて別個の実施形態として開示される。「備える/含む(comprises)」、「備える/含む(comprising)」、「含む」、および「有する」という用語は、包含的なものであり、したがって、述べられた事項の存在を指定するが、他の事項の存在を排除するものではない。本明細書で使用される場合、「または」という用語は、列挙された事項のうちの1つまたは複数のものの任意の、かつすべての組合せを含む。様々な事項を互いに区別するために、第1、第2、第3などの用語が使用される場合、これらの指定は、単に便宜上のものに過ぎず、事項を限定するものではない。
以下の項目は、出願時の特許請求の範囲に記載の要素である。
(項目1)
ストライクフェース、クラウン、およびソールを有するゴルフクラブヘッドであって、
前記ストライクフェースを含む前方セクションと、
前記前方セクションと結合されるボディセクションであって、前記クラウンの一部を画定する上側外殻、前記ソールの一部を画定する下側外殻、および前記上側外殻と前記下側外殻の間で延びる内壁、を含む、ボディセクションと、を備え、
前記内壁が、ポリマー材料から成形され、
前記上側外殻および前記下側外殻の少なくとも一方が、前記上側外殻と前記下側外殻の間で延びる空洞部と連通している開口部を画定し、
前記空洞部が、前記内壁により少なくとも部分的に画定される、ゴルフクラブヘッド。
(項目2)
内壁は1つまたは複数の内壁であり、前記開口部は1つまたは複数の開口部であり、前記空洞部は1つまたは複数の空洞部であり、
空洞部の数は、開口部の数以上であり、
前記1つまたは複数の空洞部のそれぞれは、前記1つまたは複数の開口部のそれぞれ1つと連通している、項目1に記載のゴルフクラブヘッド。
(項目3)
前記空洞部は、2つ以上の空洞部である、項目2に記載のゴルフクラブヘッド。
(項目4)
空洞部の数は、開口部の数よりも多い、項目3に記載のゴルフクラブヘッド。
(項目5)
前記内壁は、前記下側外殻に接着される、項目1に記載のゴルフクラブヘッド。
(項目6)
前記内壁は、受入れ部分を画定し、
前記下側外殻は、前記ソールから延びるフランジを含み、
前記フランジは、前記内壁の前記受入れ部分内で接着される、項目5に記載のゴルフクラブヘッド。
(項目7)
前記下側外殻は、金属材料から形成される、項目1に記載のゴルフクラブヘッド。
(項目8)
前記前方セクションは、金属材料から形成され、
前記下側外殻は、前記前方セクションと一体に形成される、項目7に記載のゴルフクラブヘッド。
(項目9)
前記下側外殻は、前記ポリマー材料から形成される、項目1に記載のゴルフクラブヘッド。
(項目10)
前記内壁は、前記内壁と前記前方セクションの間で閉じた空洞部を少なくとも部分的に画定する、項目1に記載のゴルフクラブヘッド。
(項目11)
前記成形されるポリマー材は、複数の不連続な埋め込まれた繊維を有する充填された熱可塑性材料である、項目1に記載のゴルフクラブヘッド。
(項目12)
前記内壁は、前記上側外殻および前記下側外殻の一方と一体に成形される、項目1に記載のゴルフクラブヘッド。
(項目13)
前記開口部は、第1の開口部であり、前記上側外殻により画定され、
前記下側外殻は、前記上側外殻と前記下側外殻の間で延びる第2の空洞部と連通する第2の開口部を画定し、
前記第2の空洞部は、前記内壁により部分的に画定される、項目1に記載のゴルフクラブヘッド。
(項目14)
ストライクフェース、クラウン、およびソールを有するゴルフクラブヘッドであって、
前記ストライクフェースを含む前方セクションと、
前記前方セクションと結合されるボディセクションであって、下側外殻に接着された上側外殻、およびそれらの間で延びる内壁、を含む、ボディセクションと、を備え、
前記上側外殻が、前記クラウンの一部を画定し、前記下側外殻が前記ソールの一部を画定し、
前記内壁が、ポリマー材料から形成され、前記上側外殻および前記下側外殻の一方と一体に成形され、前記上側外殻および前記下側外殻の一方に接着され、
前記上側外殻および前記下側外殻の少なくとも一方が、前記内壁により少なくとも部分的に画定される空洞部と連通する開口部を画定する、ゴルフクラブヘッド。
(項目15)
前記開口部は複数の開口部であり、前記空洞部は複数の空洞部であり、前記複数の空洞部のそれぞれが、前記複数の開口部のそれぞれ1つと連通している、項目14に記載のゴルフクラブヘッド。
(項目16)
前記開口部とは反対の前記ボディセクションの一部から前記空洞部の中へと延びる二次的な壁をさらに備える、項目14に記載のゴルフクラブヘッド。
(項目17)
ストライクフェース、クラウン、およびソールを有するゴルフクラブヘッドであって、
前記ストライクフェースを含む前方セクションと、
前記前方セクションと結合されるボディセクションであって、前記クラウンの一部を画定する上側部分、および前記ソールの一部を画定する下側部分、を含む、ボディセクションと、を備え、
前記上側部分が、成形されるポリマー材料から形成されており、前記下側部分と接触するように延びる内壁を含み、
前記下側部分が、前記ソールを通って延びる開口部を画定し、
前記内壁および前記クラウンが、前記開口部と連通する空洞部を少なくとも部分的に画定する、ゴルフクラブヘッド。
(項目18)
内壁は1つまたは複数の内壁であり、前記開口部は1つまたは複数の開口部であり、前記空洞部は1つまたは複数の空洞部であり、
空洞部の数は、開口部の数以上であり、
前記1つまたは複数の空洞部のそれぞれは、前記1つまたは複数の開口部のそれぞれ1つと連通している、項目17に記載のゴルフクラブヘッド。
(項目19)
前記空洞部は、2つ以上の空洞部である、項目18に記載のゴルフクラブヘッド。
(項目20)
空洞部の数は、開口部の数よりも多い、項目19に記載のゴルフクラブヘッド。
(項目21)
前記内壁は、前記下側部分に接着される、項目17に記載のゴルフクラブヘッド。
(項目22)
前記内壁は、受入れ部分を画定し、
前記下側部分は、前記ソールから延びるフランジを含み、
前記フランジは、前記内壁の前記受入れ部分内で接着される、項目21に記載のゴルフクラブヘッド。
(項目23)
前記下側部分は、金属材料から形成される、項目17に記載のゴルフクラブヘッド。
(項目24)
前記前方セクションは、金属材料から形成され、
前記下側部分は、前記前方セクションと一体に形成される、項目23に記載のゴルフクラブヘッド。
(項目25)
前記下側部分は、前記ポリマー材料から形成される、項目17に記載のゴルフクラブヘッド。
(項目26)
前記内壁は、前記内壁と前記前方セクションの間に閉じた空洞部を少なくとも部分的に画定する、項目17に記載のゴルフクラブヘッド。
(項目27)
前記成形されるポリマー材料は、複数の埋め込まれた繊維を有する充填された熱可塑性材料である、項目17に記載のゴルフクラブヘッド。
(項目28)
ストライクフェース、クラウン、およびソールを有するゴルフクラブヘッドであって、
前記ストライクフェースを含む前方セクションと、
前記前方セクションと結合されるボディセクションであって、前記クラウンの一部を画定する上側部分、および前記ソールの一部を画定する下側部分、を含む、ボディセクションと、を備え、
前記上側部分が、成形されるポリマー材料から形成されており、前記下側部分の方向に延びる複数の内壁を含み、
前記下側部分が、前記ソールを通って延びる複数の開口部を画定し、
前記複数の内壁および前記クラウンが、3つ以上の空洞部を少なくとも部分的に画定し、前記3つ以上の空洞部のそれぞれが、前記複数の開口部のそれぞれ1つと連通しており、
空洞部の数は、開口部の数以上である、ゴルフクラブヘッド。
(項目29)
前記開口部よりも少なくとも2つ多い空洞部が存在する、項目28に記載のゴルフクラブヘッド。
(項目30)
前記複数の内壁の少なくとも1つは、前記下側部分に接着される、項目28に記載のゴルフクラブヘッド。
(項目31)
前記複数の内壁の前記少なくとも1つは、受入れ部分を画定し、
前記下側部分は、前記ソールから延びるフランジを含み、
前記フランジは、前記受入れ部分内で接着される、項目30に記載のゴルフクラブヘッド。
(項目32)
前記下側部分は、金属材料から形成される、項目28に記載のゴルフクラブヘッド。
(項目33)
前記前方セクションは、金属材料から形成され、
前記下側部分は、前記前方セクションと一体に形成される、項目32に記載のゴルフクラブヘッド。
(項目34)
前記複数の内壁の少なくとも1つが、前記少なくとも1つの内壁と前記前方セクションの間で閉じた空洞部を画定する、項目28に記載のゴルフクラブヘッド。
(項目35)
前記成形されるポリマー材料は、熱可塑性材料である、項目28に記載のゴルフクラブヘッド。
(項目36)
前記熱可塑性材料は、複数の埋め込まれた繊維を有する充填された熱可塑性材料である、項目35に記載のゴルフクラブヘッド。

Claims (17)

  1. ゴルフクラブヘッドであって、
    前方セクションとボディセクションを備えており、
    前記前方セクションは、ストライクフェースと、フレームと、を含んでおり、
    前記ボディセクションは、上側外殻と、下側外殻と、前方壁と、内壁と、を含んでおり、
    前記ゴルフクラブヘッドの前記前方セクションと前記ボディセクションは結合しており、
    前記前方セクションの前記フレームは、前記ストライクフェースを囲むとともに前記ストライクフェースから後方に伸びており、
    前記ボディセクションの前記上側外殻は、クラウン部分を画定しており、
    前記ボディセクションの前記下側外殻は、ソール部分を画定しており、
    前記上側外殻と前記下側外殻は、別体であって、相互に接着されており、それらの間に内部容積を画定しており、
    前記内壁は、前記ボディセクションの前記下側外殻と前記上側外殻に一体に形成され、前記内部容積を通過して伸びており、
    前記内壁は、受入れ部分を画定しており、
    前記上側外殻と前記下側外殻の他方は、フランジを含み、
    前記フランジは、前記内壁の前記受入れ部分内で接着され、
    前記前方壁は、前記前方セクションが閉じた空洞部となるように、前記ボディセクションの前記上側外殻と前記下側外殻の間に固定されている、ゴルフクラブヘッド。
  2. 前記上側外殻と前記下側外殻の双方は、ポリマー材料を有している、請求項1に記載のゴルフクラブヘッド。
  3. 前記ポリマー材料は、複数の埋め込まれた繊維を有する充填された熱可塑性材料である、請求項2に記載のゴルフクラブヘッド。
  4. 前記上側外殻は、ポリマー材料から形成され、
    前記下側外殻は、金属材料から形成される、請求項1に記載のゴルフクラブヘッド。
  5. 前記上側外殻は、前記クラブヘッドの外側の周囲で前記下側外殻に接着される、請求項1に記載のゴルフクラブヘッド。
  6. 前記前方セクションは、金属材料から形成される、請求項1に記載のゴルフクラブヘッド。
  7. 前記内壁は、全体がポリマー材料から形成されており、
    前記ポリマー材料が、充填又は非充填の熱可塑性材料を有する、請求項1に記載のゴルフクラブヘッド。
  8. 前記上側外殻および前記下側外殻の少なくとも一方が、前記内容積と連通する開口部を画定する、請求項1に記載のゴルフクラブヘッド。
  9. 前記内壁が、2つ以上の内壁である、請求項1に記載のゴルフクラブヘッド。
  10. ゴルフクラブヘッドであって、
    ストライクフェースを画定する前方セクションと、
    前記前方セクションと結合されるボディセクションであって、クラウンの一部を画定する上側外殻と、ソールの一部を画定する下側外殻と、前記上側外殻と前記下側外殻の間で延びる内壁と、前方壁と、を含む、ボディセクションと、を備えており、
    前記内壁は、共通の熱可塑性材料から形成されており、
    前記内壁は、前記下側外殻と前記上側外殻に接着されており、
    前記内壁は、前記クラブヘッドを強化するとともに前記クラブヘッドのモード周波数を高めるように動作可能であり、
    前記内壁は、受入れ部分を画定しており、
    前記下側外殻は、フランジを含み、
    前記フランジは、前記内壁の前記受入れ部分内で接着され、
    前記前方壁は、前記前方セクションが閉じた空洞部となるように、前記ボディセクションの前記上側外殻と前記下側外殻の間に固定されている、ゴルフクラブヘッド。
  11. 前記上側外殻と前記下側外殻は、それらの間で少なくとも部分的に内部容積を画定しており、
    前記内壁は、前記内部容積を通過して伸びている、請求項10に記載のゴルフクラブヘッド。
  12. 前記上側外殻および前記下側外殻の少なくとも一方が、前記内容積と連通する開口部を画定する、請求項11に記載のゴルフクラブヘッド。
  13. 前記内壁は、前記開口部を少なくとも部分的に囲み、前記ストライクフェースから前記開口部を分離する、請求項12に記載のゴルフクラブヘッド。
  14. 前記下側外殻は、熱可塑性材料を有する、請求項13に記載のゴルフクラブヘッド。
  15. 前記内壁が、2つ以上の内壁である、請求項10に記載のゴルフクラブヘッド。
  16. 前記ボディセクションは、前記前方セクションに接着される、請求項15に記載のゴルフクラブヘッド。
  17. 前記前方セクションは、金属から形成される、請求項16に記載のゴルフクラブヘッド。
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