JP6635834B2 - 電力制御方法および装置 - Google Patents

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Description

本発明は、無線通信システムに関し、特に、マルチユーザ伝送システムにおける電力制御方法および装置に関する。
マルチユーザ伝送システムでは、データ伝送効率を向上させるために、伝送リソースを合理的に割り当てることにより、複数のユーザに対して同時にデータを伝送することができる。例えば、マルチユーザ多入力多出力(MU−MIMO)システムでは、空間領域を階層化することにより、基地局は、複数のユーザに対して同時にサービスを提供することができる。
特に、スペクトルリソースが不足しつつある今、スペクトル効率を大幅に向上させることが可能な非直交多元接続(NOMA)技術は、ますます人々の注目を浴びている。NOMAの基本思想は、送信側において、非直交伝送を採用して自発的に干渉情報を導入し、受信側において、連続干渉除去(SIC)技術によって成功的な検出を実現することにある。SIC受信機を用いると、受信機の複雑度を高めることになるが、スペクトル効率を良好に向上させることができる。
上述したように、NOMA技術を使用すると、スペクトル効率を大幅に向上させることができる。ここで、複数のユーザ機器(UE)は、同一のリソースブロックを共有することができる。従来技術における上り送信電力制御方法によると、総上り送信電力は、スケジューリング対象UE集合におけるチャネル状態が最も悪いUEによって定められる。これにより、隣接セルへのセル間干渉(ICI)の変動が大きくなるので、隣接セルによるチャネル状態情報(CSI)推定およびMCS選択の正確性が低下する。そこで、マルチユーザ伝送システムでは、如何に上り送信電力制御を最適化するかが、解決すべき肝心な課題の1つとなっている。
本発明の実施例は、上記に鑑みてなされたものであって、システムスループットを向上させることが可能な電力制御方法および装置を提供している。この電力制御方法および装置は、NOMAシステムにおける上り電力制御に適用可能である。
本発明の実施例における電力制御方法は、各第1リソースにおけるセル内の全てのユーザ機器(UE)の平均基本送信電力を決定し、各第1リソース毎に、前記平均基本送信電力に基づいて、該第1リソースにおいてスケジューリングされたUEグループ、および前記UEグループに対応する第1送信電力割り当て因子を決定する、ことを含む。前記各第1リソースにおけるセル内の全てのUEの平均基本送信電力を決定することは、各第1リソース毎に、該第1リソースにおける各UEの基本送信電力を決定し、前記セル内の全てのUEの前記基本送信電力の和を前記セル内の全てのUEの数で割って、該第1リソースにおける前記平均基本送信電力を得る、ことを含む。
前記該第1リソースにおける各UEの基本送信電力を決定することは、フラクショナル送信電力制御(FTPC)によって、各UEの基本送信電力を決定する、ことを含む。
前記該第1リソースにおいてスケジューリングされたUEグループ、および前記UEグループに対応する第1送信電力割り当て因子を決定することは、全ての可能なUEの組み合わせを候補UEグループ集合として列挙し、前記平均基本送信電力に基づいて、候補UEグループ集合内の各候補UEグループ毎の総送信電力を計算し、候補UEグループ集合内の各候補UEグループ毎に、全ての可能な送信電力割り当て因子をそれぞれ列挙して、各候補UEグループに対応する候補送信電力割り当て因子集合とし、候補UEグループおよび候補送信電力割り当て因子を順列組み合わせして、全ての候補UEグループと候補送信電力割り当て因子との組み合わせを得、候補UEグループと候補送信電力割り当て因子との組み合わせ毎に、該候補送信電力割り当て因子に従って、該候補UEグループ内の各UEに対して電力を割り当て、割り当てられた電力に基づいて、該候補UEグループのスケジューリングメトリックを計算し、該第1リソースにおいてスケジューリングメトリックが最大となる候補UEグループ、および該候補UEグループに対応する候補送信電力割り当て因子を検索して、該第1リソースにおいてスケジューリングされたUEグループ、および前記UEグループに対応する第1送信電力割り当て因子とする、ことを含む。
前記平均基本送信電力に基づいて、候補UEグループ集合内の各候補UEグループ毎の総送信電力を計算することは、数式Ptotal=Pavg×β×Nによって、各候補UEグループ毎の総送信電力を計算する、ことを含み、ここで、Nは、各候補UEグループに含まれるUEの数を表し、βは、補正係数であり、Pavgは、前記平均基本送信電力を表す。
前記電力制御方法は、前記補正係数の初期値および調整ステップサイズを設定し、所定期間が経過する毎に、補正係数を調整ステップサイズずつ増加し、各所定期間毎の前記セルの総スループットを測定し、全ての所定期間内において前記セルの総スループットが最大となる場合に採用された補正係数を、各候補UEグループ毎の総送信電力を計算するための補正係数として決定する、ことをさらに含む。
前記割り当てられた電力に基づいて、該候補UEグループのスケジューリングメトリックを計算することは、割り当てられた電力に基づいて、該候補UEグループ内の各UEの信号対雑音比(SNR)を計算し、該候補UEグループ内の各UEのSNRに基づいて、該候補UEグループのスケジューリングメトリックを計算する、ことを含む。
複数の連続する第1リソースにおいて同一のUEグループがスケジューリングされた場合、前記電力制御方法は、前記複数の連続する第1リソースからなる第2リソースにおいてスケジューリングされた前記同一のUEグループ内の各UEに対して、ワイドバンド変調符号化方式(MCS)を選択するステップA1と、前記同一のUEグループ内の各UEのワイドバンドMCSに基づいて、前記第2リソースにおいてスケジューリングされた前記同一のUEグループに対応する第2送信電力割り当て因子を決定するステップA2と、をさらに含む。
前記電力制御方法は、ステップA2を実行した後に、ステップA1に戻って実行し、2つの隣接の計算結果において、ステップA1で得られた該UEの2つのワイドバンドMCSが同じになるまで、および/または、2つの隣接の計算結果において、ステップA2で得られた2つの第2送信電力割り当て因子の差が第1所定閾値より小さくなるまで、および/または、2つの隣接の計算結果における、ステップA1で得られたワイドバンドMCSおよびステップA2で得られた第2送信電力割り当て因子に基づいてそれぞれ計算された2つのシステムスループットの差が第2所定閾値より小さくなるまで、繰り返す、ことをさらに含む。
前記同一のUEグループ内の各UEのワイドバンドMCSに基づいて、前記第2リソースにおいてスケジューリングされた前記同一のUEグループに対応する第2送信電力割り当て因子を決定することは、各第1リソースにおける前記セル内の全てのUEの平均基本送信電力に基づいて、前記第2リソースにおいてスケジューリングされた前記同一のUEグループの総送信電力を計算し、全ての可能な送信電力割り当て因子を列挙して、前記同一のUEグループに対応する候補送信電力割り当て因子とし、各候補送信電力割り当て因子に従って、前記同一のUEグループ内の各UEに対して電力を割り当て、割り当てられた電力と前記同一のUEグループ内の各UEのワイドバンドMCSとに基づいて、前記同一のUEグループのスケジューリングメトリックを計算し、前記同一のUEグループのスケジューリングメトリックが最大となる候補送信電力割り当て因子を検索して、前記第2送信電力割り当て因子とする、ことを含む。
前記第2リソースにおいてスケジューリングされた前記同一のUEグループ内の各UEに対して、ワイドバンドMCSを選択することは、各第1リソース毎に、前記同一のUEグループに対応する第1送信電力割り当て因子に基づいて、各UEのSNRを計算し、各UE毎に、前記連続する第1リソースにおけるSNRを合成して、該UEの等価SNRを得、前記等価SNRに基づいて、前記ワイドバンドMCSを選択する、ことを含む。
本発明の実施例における電力制御装置は、各第1リソースにおけるセル内の全てのユーザ機器(UE)の平均基本送信電力を決定する平均基本送信電力決定モジュールと、各第1リソース毎に、前記平均基本送信電力に基づいて、該第1リソースにおいてスケジューリングされたUEグループ、および前記UEグループに対応する第1送信電力割り当て因子を決定するスケジューリングモジュールと、を含む。
前記電力制御装置は、補正係数を決定する動的調整モジュールをさらに含み、前記スケジューリングモジュールは、前記平均基本送信電力および前記補正係数に基づいて、該第1リソースにおいてスケジューリングされたUEグループ、および前記UEグループに対応する第1送信電力割り当て因子を決定する。
前記動的調整モジュールは、前記補正係数の初期値および調整ステップサイズを設定する事前設定手段と、所定期間が経過する毎に、補正係数を調整ステップサイズずつ増加する調整手段と、各所定期間毎の前記セルの総スループットを測定する測定手段と、全ての所定期間内において前記セルの総スループットが最大となる場合に採用された補正係数を、各UEグループ毎の総送信電力を計算するための補正係数として決定する決定手段と、を含む。
複数の連続する第1リソースにおいて同一のUEグループがスケジューリングされた場合、前記電力制御装置は、前記複数の連続する第1リソースからなる第2リソースにおいてスケジューリングされた前記同一のUEグループ内の各UEに対して、ワイドバンド変調符号化方式(MCS)を選択するワイドバンドMCS決定モジュールと、前記同一のUEグループ内の各UEのワイドバンドMCSに基づいて、前記第2リソースにおいてスケジューリングされた前記同一のUEグループに対応する第2送信電力割り当て因子を決定するワイドバンドTPCモジュールと、をさらに含む。
上述した電力制御方法および装置によれば、基地局は、各サブバンドにおいてスケジューリングされたUEグループ、および、該UEグループ内の各UEの送信電力を決定することができる。また、本発明では、各サブバンドにおける総送信電力が、セル全体内の全てのUEの平均基本送信電力、スケジューリングされたUEグループ内のUEの数、および補正係数に基づいて決定されたので、本実施例で提供された電力制御方法は、各サブバンドにおける総送信電力の変動を良く制御して、総送信電力の変動が大きすぎる状況を避けることができる。さらに、上述した方法の各サブバンドにおいてスケジューリングされたUEグループ、および前記UEグループに対応する第1送信電力割り当て因子を検索する過程では、UEのチャネル条件およびUE間のチャネルの相違を考慮するだけでなく、スケジューリングされたUEグループのスケジューリングメトリックを最大化することができる。従って、システム全体から見れば、良いシステムスループット性能を達することができる。
本発明の一実施例における電力制御方法のフローチャートである。 図1に示す電力制御方法における各サブバンドにおいてスケジューリングされたUEグループ、および前記UEグループに対応する第1送信電力割り当て因子を決定する方法のフローチャートである。 本発明の一実施例における各サブバンドにおいてスケジューリングされたUEグループ、および前記UEグループに対応する第1送信電力割り当て因子を決定する方法の模式図である。 本発明の他の実施例における電力制御方法のフローチャートである。 本発明の一実施例における補正係数を動的に調整する方法の模式図である。 本発明の別の実施例における電力制御方法のフローチャートである。 本発明の一実施例におけるワイドバンドMCSを選択する方法のフローチャートである。 本発明の一実施例におけるワイドバンドTPCを実行する方法のフローチャートである。 本発明の一実施例における電力制御装置の内部の構成の模式図である。 本発明の他の実施例における電力制御装置の内部の構成の模式図である。 本発明の別の実施例における電力制御装置の内部の構成の模式図である。
本発明の目的、解決手段、およびメリットをさらに明確にするために、以下、図面を参照しながら、実施例を挙げて、本発明をさらに詳しく説明する。
図1は、本発明の一実施例による送信電力制御方法のフローチャートである。この方法は、NOMAシステムの上り送信電力制御を実現することができる。図1に示すように、この上り送信電力制御方法は、下記のステップを含む。
ステップ101で、基地局は、各第1リソースにおけるセル内の全てのUEの平均基本送信電力Pavgを決定する。
具体的には、本ステップにおいて、基地局は、複数種類の方法によって、各第1リソースにおける前記セル内の全てのUEの平均基本送信電力Pavgを決定してもよい。該第1リソースは、1つのサブバンド(subband)であってもよい。
例えば、基地局は、直接に、各サブバンドにおける前記セル内の各UEの平均基本送信電力Pavgを予め設定してもよい。ここで、平均基本送信電力Pavgは、基地局で統計された経験値または平均値に基づいて設定してもよい。
また、例えば、第1リソースがサブバンドである場合を例として、本発明の一実施例によれば、下記の方法によって、上記ステップ101を実現してもよい。
ステップ1011で、基地局は、各サブバンドにおけるセル内の各UEの基本送信電力Pbasicを決定する。
本ステップにおいて、基地局は、長期的な進化システム/改善された長期的な進化システム(LTE/LTE−A)で提案された各種のTPC法によって、セル内の各UEの基本送信電力を決定してもよい。例えば、LTE/LTE−Aリリース8(Rel.8)のプロトコルで規定されたフラクショナル送信電力制御(FTPC)法によって、各サブバンドにおけるセル内の各UEの基本送信電力を決定してもよい。また、例えば、隣接セル干渉を考慮した電力制御方法によって、各サブバンドにおけるセル内の各UEの基本送信電力を決定してもよい。具体的には、各UEによるいずれの隣接セルへの干渉電力もある所定閾値より小さいように、各サブバンドにおけるセル内の各UEの基本送信電力を設定してもよい。
ステップ1012で、基地局は、決定された各サブバンドにおけるセル内の各UEの基本送信電力Pbasicに基づいて、該サブバンドにおける前記セル内の全てのUEの平均基本送信電力Pavgを計算し、即ち、前記セル内の全てのUEの前記基本送信電力Pbasicの和を前記セル内の全てのUEの数で割って、該サブバンドにおける前記セル内の全てのUEの平均基本送信電力Pavgを得る。
ステップ102で、基地局は、各第1リソース毎に、前記平均基本送信電力Pavgに基づいて、該第1リソースにおいてスケジューリングされたUEグループ、および前記UEグループに対応する第1送信電力割り当て因子を決定する。
本発明の実施例では、同一のリソースにおいて同時にスケジューリングされたUEの集合をUEグループと呼ぶ。
具体的には、本発明の一実施例によれば、第1リソースがサブバンドである場合を例として、本ステップでは、基地局は、各サブバンドにおいて、それぞれ、図2に示すような下記のステップを実行することにより、各サブバンドにおいてスケジューリングされたUEグループ、および前記UEグループに対応する第1送信電力割り当て因子を決定する。
ステップ1021で、基地局は、全ての可能なUEの組み合わせを候補UEグループ集合として列挙する。
ステップ1022で、基地局は、前記セル内の全てのUEの平均基本送信電力Pavgに基づいて、候補UEグループ集合内の各候補UEグループ毎の総送信電力を計算する。
本ステップにおいて、下記の数式1によって、各候補UEグループ毎の総送信電力を計算してもよい。
[数式1]
total=Pavg×β×N

ここで、Nは、各候補UEグループに含まれるUEの数を表し、βは、主に前記セルのスループットと前記セルによる隣接セルへの干渉とを折衷するために設けられた補正係数である。本発明の実施例において、βは、システムで設定された経験値を使用してもよく、例えば、[0.5,1.2]の間のある値に設定される。
ステップ1023で、基地局は、候補UEグループ集合内の各候補UEグループ毎に、全ての可能な送信電力割り当て因子をそれぞれ列挙して、各候補UEグループに対応する候補送信電力割り当て因子集合とする。
本発明の実施例において、候補送信電力割り当て因子集合内の要素数は、その対応する候補UEグループ内のUEの数、および、システムで設定された送信電力割り当て因子の最小粒度と関係がある。例えば、ある候補UEグループ内のUEの数が2であって、システムで設定された送信電力割り当て因子の最小粒度が0.1である場合、候補送信電力割り当て因子集合は、9つの送信電力割り当て因子を含み、{(0.1,0.9)、(0.2,0.8)、(0.3,0.7)、(0.4,0.6)、(0.5,0.5)、(0.6,0.4)、(0.7,0.3)、(0.8,0.2)、(0.9,0.1)}である。ここで、各送信電力割り当て因子それぞれにおける全ての要素の和は、1である。
ステップ1024で、基地局は、候補UEグループおよび候補送信電力割り当て因子を順列組み合わせして、全ての候補UEグループと候補送信電力割り当て因子との組み合わせを得る。
例えば、サブバンド1において、候補UEグループが、(UE1,UE2)、(UE1,UE3)、および(UE2,UE3)の3つあるが、各候補UEグループに対応する候補送信電力割り当て因子が、いずれも、(0.1,0.9)、(0.2,0.8)、(0.3,0.7)、(0.4,0.6)、(0.5,0.5)、(0.6,0.4)、(0.7,0.3)、(0.8,0.2)、および(0.9,0.1)の9つある。この場合、順列組み合わせによって、候補UEグループと候補送信電力割り当て因子との組み合わせを合計27種類得ることができ、即ち、27種類の電力割り当て方式を得ることができる。
ステップ1025で、基地局は、候補UEグループと候補送信電力割り当て因子との組み合わせ毎に、該候補送信電力割り当て因子に従って、該候補UEグループ内の各UEに対して電力を割り当てる。
本ステップにおいて、基地局は、該候補UEグループの総送信電力および該候補送信電力割り当て因子に基づいて、該候補UEグループ内の各UEの送信電力を決定してもよい。例えば、サブバンド1において、該候補UEグループが(UE1,UE2)であって、該候補送信電力割り当て因子が(0.3,0.7)である場合、UE1の送信電力がPUE1=0.3×Ptotalであり、UE2の送信電力がPUE2=0.7×Ptotalである。
ステップ1026で、基地局は、割り当てられた電力に基づいて、該候補UEグループのスケジューリングメトリックを計算し、該サブバンドにおいてスケジューリングメトリックが最大となる候補UEグループ、および該候補UEグループに対応する候補送信電力割り当て因子を検索して、該サブバンドにおいてスケジューリングされたUEグループ、および前記UEグループに対応する第1送信電力割り当て因子とする。
上記の例から続くと、サブバンド1において、上記の27種類の電力割り当て方式における候補UEグループのスケジューリングメトリックをそれぞれ計算し、その中から、スケジューリングメトリックが最大となる候補UEグループ、および前記候補UEグループに対応する候補送信電力割り当て因子を検索してもよい。例えば、スケジューリングメトリックの最大値に対応する候補UEグループが(UE1,UE3)であって、候補送信電力割り当て因子が(0.3,0.7)である場合、サブバンド1においてスケジューリングされたUEグループが(UE1,UE3)であって、その対応する第1送信電力割り当て因子が(0.3,0.7)であると決定することができる。具体的に、上記ステップ1026は、下記の幾つかのステップによって実現してもよい。
ステップ10261で、基地局は、割り当てられた電力に基づいて、該候補UEグループ内の各UEの信号対雑音比を計算する。
例えば、該候補UEグループにUE1およびUE2の2つのUEが含まれ、かつ、該候補送信電力割り当て因子が(P1,P2)である場合、基地局で受信されたUE1の信号の信号対雑音比は、下記の数式2に示す通りである。
Figure 0006635834
基地局は、受信されたUE2の信号に対してSIC処理を行ってもよい。UE2の処理後の信号対雑音比は、下記の数式3に示す通りである。
Figure 0006635834
ここで、hおよびhは、それぞれ、UE1およびUE2の上りチャネル伝送関数を表し、Nは、雑音電力を表す。
ステップ10262で、基地局は、該候補UEグループ内の各UEの信号対雑音比に基づいて、該候補UEグループのスケジューリングメトリックを計算する。
本発明の実施例において、上記スケジューリングメトリックは、プロポーショナルフェアネス(PF)スケジューリングメトリック、改善されたプロポーショナルフェアネススケジューリングメトリック、または、ユーザスループットの幾何平均などであってもよい。
また、本ステップにおいて、基地局は、まず、該候補UEグループ内の各UEの処理後の信号対雑音比に基づいて、該候補送信電力割り当て因子を使用する場合の該候補UEグループ内の各UEの瞬間スループットをそれぞれ計算してもよい。
例えば、候補UEグループ内のk番目のUEであるUEに対して、下記の数式4によって、瞬間スループットを計算してもよい。
Figure 0006635834
該候補UEグループ内の各UEの瞬間スループットを得る後に、さらに、該候補UEグループ内の各UEのスケジューリングメトリックを計算し、該候補UEグループ内の各UEのスケジューリングメトリックの和を求めて、該候補UEグループのスケジューリングメトリックを得るようにしてもよい。
具体的には、上述した例では、基地局は、下記の数式5によって、1つの候補UEグループのスケジューリングメトリックを計算してもよい。
Figure 0006635834
Figure 0006635834
例えば、上記の選択は、下記の数式6で表されてもよい。
Figure 0006635834
上述したステップを実行した後に、基地局は、各サブバンドにおいてスケジューリングされたUEグループ、その対応する第1送信電力割り当て因子、各サブバンドにおける総送信電力に基づいて、スケジューリングされたUEグループ内の各UEの送信電力を決定することができる。そして、基地局は、さらに、各サブバンドにおけるUEのMCS(サブバンドMCSと略称してもよい)を決定し、UEの送信電力、サブバンドMCS、および割り当てられたサブバンドなどを含むスケジューリング情報を、スケジューリングされたUEにそれぞれ通知することができる。その後、UEは、スケジューリング情報に従って、割り当てられたサブバンドにおいて、割り当てられた送信電力およびMCSを使用して、上り信号を伝送することが可能になる。ここから分かるように、上述した方法によれば、基地局は、UEスケジューリングおよび電力割り当てを同時に実現することができ、各サブバンドにおいてスケジューリングされたUEグループ、および該UEグループ内の各UEの送信電力を決定することができる。つまり、上述した方法によれば、各サブバンドにおける総送信電力が決定されるだけでなく、各サブバンドにおいて、如何にUEグループのUE間で電力割り当てを行うかも決定される。
一方、従来技術では、まず、電力割り当てを行ってから、電力割り当ての結果に基づいてUEスケジューリングを行う。また、従来技術では、各UEの基本送信電力のみに基づいて電力割り当てを行う。そのため、従来技術に比較し、上記方法では、各サブバンドにおいてスケジューリングされたUEグループ、および前記UEグループに対応する第1送信電力割り当て因子が同時に検索される。また、上述した方法の各サブバンドにおいてスケジューリングされたUEグループ、および前記UEグループに対応する第1送信電力割り当て因子を検索する過程では、UEのチャネル条件およびUE間のチャネルの相違を考慮するだけでなく、スケジューリングされたUEグループのスケジューリングメトリックを最大化することができる。従って、システム全体から見れば、良いシステムスループット性能を達することができる。
また、上述した方法から分かるように、本実施例では、各サブバンドにおける総送信電力Ptotalが、セル全体内の全てのUEの平均基本送信電力Pavg、スケジューリングされたUEグループ内のUEの数、および補正係数に基づいて決定されるので、本実施例で提供された電力制御方法は、各サブバンドにおける総送信電力の変動を良く制御して、総送信電力の変動が大きすぎる状況を避けることができる。例えば、UEグループ内のUEの数および補正係数を一定にすると、各サブバンドにおける総送信電力が一定になる。
上述した電力制御方法をさらに最適化するために、本発明の他の実施例も電力制御方法を提供している。上記の数式1において、補正係数βは、経験値を使用することを除いて、スライディングウィンドウメカニズムによって動的に調整してもよい。これにより、各サブバンドにおける総送信電力を動的に調整し、システムのスループットを最適化することができる。
次に、図面を通じて、本実施例の方法を下記の通り具体的に説明する。図4は、本発明の他の実施例における電力制御方法のフローチャートである。図4に示すように、この方法は、主に、下記のステップを含む。
ステップ401で、基地局は、補正係数βの初期値および調整ステップサイズΔを設定する。ここで、βは、セルのスループットと前記セルによる隣接セルへの干渉とを折衷するために設けられたパラメータである。
本ステップにおいて、基地局は、補正係数βの最小値βminおよび最大値βmaxを設定してもよい。図5に示すように、βmax−βmin=5Δであり、βの初期値は最小値βminである。
ステップ402で、所定期間(スライディングウィンドウの長さ)が経過する毎に、基地局は、補正係数を調整ステップサイズずつ増加する。例えば、βn+1=β+Δにする。ここで、nは、直前のスライディングウィンドウの番号である。図5に示すように、合計6つのスライディングウィンドウがあり、各スライディングウィンドウの長さは、5つの伝送時間間隔(TTI)である。各スライディングウィンドウに対応して、βの値は、それぞれ、β=βmin、β=βmin+Δ、β=βmin+2Δ、β=βmin+3Δ、β=βmin+4Δ、β=βmaxである。
ステップ403で、基地局は、各所定期間毎の前記セルの総スループットを測定する。
一実施例では、基地局は、実際に受信された上りデータに基づいて、各TTI毎の前記セルの総スループットを測定してもよい。具体的に、基地局は、各TTIにおいて、上りデータを受信すると、信号検出を行い、全てのサブバンドにおいて成功的に検出された総データ量、即ち前記セルの総スループットを計算してもよい。そして、基地局は、1つのスライディングウィンドウ内の全てのTTIにおける前記総スループットの平均値を取って、該スライディングウィンドウ内の前記セルの総スループットを得るようにしてもよい。ここで、総スループットは、ユーザスループットの幾何平均であってもよい。
ステップ404で、基地局は、全ての所定期間内において前記セルの総スループットが最大となる場合に採用された補正係数を、各候補UEグループ毎の総送信電力を計算するための補正係数βとして決定する。
図5に示すように、スライディングウィンドウ4において、前記セルの総スループットが最大となり、この場合に採用された補正係数は、β=βmin+3Δである。そのため、βが、数式1によって各候補UEグループの総送信電力を計算するための補正係数βとして決定される。
本発明の一実施例において、上述した方法は、システムで統一的にトリガーしてもよい。即ち、システム内の全ての基地局は、上述した方法を同時に実行する。本発明の他の実施例において、時間によってトリガーしてもよい。即ち、一定の時間毎に、システム内の全ての基地局は、上述した方法を同時に実行する。
該方法がシステム内の全ての基地局によって同時にそれぞれ実行され、前記セルの総送信電力が増加すると、隣接セルの総送信電力も増加するので、各基地局でそれぞれ決定された補正係数は、前記セルのスループットと前記セルによる隣接セルへの干渉とを同時に両立させることができる。つまり、上述した各サブバンドにおける総送信電力に影響する補正係数βを動的に調整する方法によれば、システムの所定のβ値を基にして、各サブバンドにおける総送信電力値をさらに最適化し、前記セルのスループットと隣接セルへの干渉との間にバランスを取り、システムの総スループットをさらに最適化することができる。
上記実施例において、基地局は、各サブバンドにおいてスケジューリングされたUEグループ、および前記UEグループに対応する第1送信電力割り当て因子を決定することにより、サブバンドTPCが実現され、さらに、サブバンドMCSを得ることができる。基地局は、スケジューリングされたUEに、割り当てられたリソースにおいて使用するMCSおよび送信電力割り当て因子を通知する必要があるので、各サブバンドにおけるサブバンドMCSおよび送信電力割り当て因子がフィードバックされる場合、シグナリングオーバーヘッドが高くなる。シグナリングオーバーヘッドを軽減させるために、複数の連続するサブバンドにおいて同一のUEグループがスケジューリングされた場合、ワイドバンドMCSを使用し、即ち、1つのみのワイドバンドMCSを使用して、全ての連続するサブバンドにおいて信号を送信してもよい。但し、このワイドバンドMCSがサブバンドTPCに整合しないので、ワイドバンドTPCが必要となる。
次に、図面を通じて、本実施例の方法を下記の通り具体的に説明する。図6は、本実施例における電力制御方法のフローチャートである。図6に示すように、この方法は、主に、下記のステップを含む。
ステップ101で、基地局は、各第1リソースにおけるセル内の全てのUEの平均基本送信電力Pavgを決定する。
ステップ102で、基地局は、各第1リソース毎に、前記平均基本送信電力Pavgに基づいて、該第1リソースにおいてスケジューリングされたUEグループ、および前記UEグループに対応する第1送信電力割り当て因子を決定する。
上記のステップ101および102の具体的な実現方法は、前述した実施例を参照すればよいが、ここで重複な説明を省略する。
ステップ103で、複数の連続する第1リソースにおいて同一のUEグループがスケジューリングされた場合、基地局は、第2リソースにおいてスケジューリングされた前記同一のUEグループ内の各UEに対して、ワイドバンドMCSを選択する。
前記第2リソースは、前記複数の連続する第1リソースからなる。例えば、図3に示すように、UEグループ(UE1,UE2)は、インデックスが3、4、5である3つの連続するサブバンドにおいてスケジューリングされた。そのため、第2リソースは、インデックスが3、4、5であるこれらの3つの連続するサブバンドからなる。
図7は、本発明の一実施例におけるワイドバンドMCSを選択する方法のフローチャートである。図7に示すように、この方法は、第1リソースがサブバンドである場合、下記のステップを含む。
ステップ701で、基地局は、各サブバンド毎に、前記同一のUEグループに対応する第1送信電力割り当て因子に基づいて、各UEのSNRを計算する。上記計算は、上記の数式2および数式3を参照すればよい。
ステップ702で、基地局は、各UE毎に、連続するサブバンドにおけるSNRを合成して、該UEの等価SNRを得る。
上記合成は、下記の数式7に示す方式を採用してもよい。
Figure 0006635834
または、等価SNRは、連続するサブバンドにおけるSNRの線形平均によって得られてもよい。
ステップ703で、基地局は、各UE毎に、該UEの前記等価SNRに基づいて、前記ワイドバンドMCSを選択する。
ステップ104で、基地局は、前記同一のUEグループ内の各UEのワイドバンドMCSに基づいて、前記第2リソースにおいてスケジューリングされた前記同一のUEグループに対応する第2送信電力割り当て因子を決定する。
次に、ワイドバンドTPCの具体的な方法を詳しく説明する。
上記ステップ102において、UEの第1送信電力割り当て因子は、サブバンドにおいて最高スペクトル効率を達することが可能なMCSを採用することを仮定する場合に、スループットおよびスケジューリングメトリックを計算することによって得られたものである。一方、ステップ103において得られたMCSは、ワイドバンドMCSであり、割り当てられた全てのサブバンドの状況によって得られ、割り当てられた全てのサブバンドに応用され、ステップ102におけるサブバンドMCSと異なる。UEの性能を最適化するために、送信電力割り当て因子を、ワイドバンドMCSの場合のサブバンドスループットおよびスケジューリングメトリックを最大化することが可能になるように最適化する必要がある。具体的に、本ステップでは、UEのMCSがステップ103において得られたワイドバンドMCSであると仮定し、全ての候補送信電力割り当て因子を再び完全列挙し、その中から、UEグループのスケジューリングメトリックを最大化することが可能な送信電力割り当て因子を選択して、ワイドバンドに対応する第2送信電力割り当て因子とする。
図8は、本発明の一実施例におけるワイドバンドTPCを実行する方法のフローチャートである。図8に示すように、上記ワイドバンドTPCは、下記のステップを含んでもよい。
ステップ801で、基地局は、各第1リソースにおける前記セル内の全てのUEの平均基本送信電力に基づいて、前記第2リソースにおいてスケジューリングされた前記同一のUEグループの総送信電力を計算する。
具体的には、第1リソースはサブバンドであり、第2リソースは、同一のUEグループがスケジューリングされた全ての連続するサブバンドからなると仮定する。ステップ1022に説明されたように、基地局は、前記全ての連続するサブバンド毎に、該サブバンドにおける前記セル内の全てのUEの平均基本送信電力に基づいて、該サブバンドにおいてスケジューリングされたUEグループの総送信電力を計算してもよい。そして、前記全ての連続するサブバンドにおける総送信電力を加算することにより、前記第2リソースにおける前記同一のUEグループの総送信電力が得られる。
ステップ802で、基地局は、全ての可能な送信電力割り当て因子を列挙して、前記同一のUEグループに対応する候補送信電力割り当て因子とする。
例えば、ワイドバンドにおいてスケジューリングされた前記同一のUEグループがUE1およびUE2であって、システムで設定された送信電力割り当て因子の最小粒度が0.1である場合、候補送信電力割り当て因子集合は、(0.1,0.9)、(0.2,0.8)、(0.3,0.7)、(0.4,0.6)、(0.5,0.5)、(0.6,0.4)、(0.7,0.3)、(0.8,0.2)、および(0.9,0.1)を含む。
ステップ803で、基地局は、各候補送信電力割り当て因子に従って、前記同一のUEグループ内の各UEに対して電力を割り当てる。上記ステップ803の具体的な実現方法は、ステップ1025を参照すればよい。
ステップ804で、基地局は、割り当てられた電力と前記同一のUEグループ内の各UEのワイドバンドMCSとに基づいて、前記同一のUEグループのスケジューリングメトリックを計算する。
本ステップでは、スケジューリングメトリックを計算する際に、上記ステップ1026における方法を参照すればよいが、説明すべきものとして、本ステップにおいて、UEのMCSは、対応するサブバンドにおいて最高スペクトル効率を達することが可能なMCSではなく、ステップ103において得られたワイドバンドMCSである。
例えば、本ステップでは、下記の数式8によって、前記同一のUEグループ内のk番目のUEの瞬間スループットを計算してもよい。
Figure 0006635834
前記同一のUEグループ内の各UEの瞬間スループットを得た後に、例えば、上記数式5によって、ワイドバンドにおいてスケジューリングされた前記同一のUEグループのスケジューリングメトリックを得ることができる。
ステップ805で、基地局は、前記同一のUEグループのスケジューリングメトリックが最大となる候補送信電力割り当て因子を検索して、前記第2送信電力割り当て因子とする。
さらなる最適化を実現するために、基地局は、収束するまで、上記のステップ103および104を繰り返して実行してもよい。収束するか否かを判断するための条件は、複数あってもよい。例えば、2つの隣接の計算結果において、ステップ103で得られた該UEの2つのワイドバンドMCSが同じになるまで、および/または、2つの隣接の計算結果において、ステップ104で得られた2つの第2送信電力割り当て因子の差が第1所定閾値より小さくなるまで、および/または、2つの隣接の計算結果における、ステップ103で得られたワイドバンドMCSおよびステップ104で得られた第2送信電力割り当て因子に基づいてそれぞれ計算された2つのシステムスループットの差が第2所定閾値より小さくなるまで、繰り返す。
上述したステップを実行した後、基地局は、ワイドバンドにおいてスケジューリングされた前記同一のUEグループに対して、ワイドバンドMCSおよび第2送信電力割り当て因子を決定した。そして、基地局は、スケジューリング情報を、スケジューリングされたUEにそれぞれ通知することができる。上記スケジューリング情報は、第2送信電力割り当て因子に基づいて決定されたUEの許可された送信電力、ワイドバンドMCS、および割り当てられたワイドバンド(即ち、複数の連続するサブバンド)などを含む。その後、UEは、スケジューリング情報に従って、割り当てられたワイドバンドにおいて、ワイドバンドTPCによって割り当てられた送信電力およびワイドバンドMCSを使用して、信号を伝送することが可能になる。
上述した方法から分かるように、本実施例のステップ103の実行完了後、ワイドバンドMCSは、UEに割り当てられた連続する複数のサブバンドにおいて統一的に選択されたものである。この際、先にステップ102において決定された各サブバンドにおける送信電力割り当て因子によって、いずれのサブバンドにおいても最適なスループットを有することが実現できない。従って、本実施例のステップ104では、ワイドバンドTPCによって、送信電力割り当て因子をさらに調整して、システムのスループットをさらに最適化する。
上述した実施例における送信電力制御方法に対応して、本発明の実施例は、上述した方法を実行する装置も提供している。
図9は、本発明の一実施例による送信電力制御装置の内部の構成の模式図である。図9に示すように、この装置は、主に、下記の部分を含む。
平均基本送信電力決定モジュール901は、各第1リソースにおける前記セル内の全てのUEの平均基本送信電力Pavgを決定する。
前述したように、平均基本送信電力決定モジュールは、複数種類の方法によって、前記セル内の全てのUEの平均基本送信電力Pavgを決定してもよい。例えば、直接に、前記セル内の全てのUEの平均基本送信電力Pavgを予め設定してもよい。または、上記のステップ1011〜1012における方法によって、前記セル内の全てのUEの平均基本送信電力Pavgを決定してもよい。
スケジューリングモジュール902は、各第1リソース毎に、前記平均基本送信電力Pavgに基づいて、該第1リソースにおいてスケジューリングされたUEグループ、および前記UEグループに対応する第1送信電力割り当て因子を決定する。
前述したように、本発明の一実施例によれば、上記スケジューリングモジュールは、上記のステップ1021〜1026における方法によって、各サブバンドにおいてスケジューリングされたUEグループ、および前記UEグループに対応する送信電力割り当て因子を決定してもよい。
前述したように、上述した電力制御方法をさらに最適化するために、本発明の他の実施例も電力制御装置を提供している。この装置の内部の構成は、図10に示すように、平均基本送信電力決定モジュール901およびスケジューリングモジュール902に加えて、動的調整モジュール903をさらに含む。
この動的調整モジュール903は、補正係数を決定する。
これに相応して、前記スケジューリングモジュール902は、前記平均基本送信電力および前記補正係数に基づいて、該第1リソースにおいてスケジューリングされたUEグループ、および前記UEグループに対応する第1送信電力割り当て因子を決定する。
この動的調整モジュール903は、具体的に、補正係数βの初期値および調整ステップサイズΔを設定する事前設定手段9031と、所定期間(スライディングウィンドウの長さ)が経過する毎に、補正係数を調整ステップサイズずつ増加し、即ち、β=β+Δにする調整手段9032と、各所定期間毎の前記セルの総スループットを測定する測定手段9033と、全ての所定期間内において前記セルの総スループットが最大となる場合に採用された補正係数を、各UEグループ毎の総送信電力を計算するための補正係数βとして決定する決定手段9034と、を含む。
上述した電力制御方法をさらに最適化するために、本発明の別の実施例も電力制御装置を提供している。この装置の内部の構成は、図11に示すように、平均基本送信電力決定モジュール901およびスケジューリングモジュール902に加えて、複数の連続する第1リソースにおいて同一のUEグループがスケジューリングされた場合、前記複数の連続する第1リソースからなる第2リソースにおいてスケジューリングされた前記同一のUEグループ内の各UEに対して、ワイドバンドMCSを選択するワイドバンドMCS決定モジュール904と、前記同一のUEグループ内の各UEのワイドバンドMCSに基づいて、前記第2リソースにおいてスケジューリングされた前記同一のUEグループに対応する第2送信電力割り当て因子を決定するワイドバンドTPCモジュール905と、をさらに含む。
前述したように、上記ワイドバンドTPCモジュール905は、上記のステップ801〜805における方法によって、ワイドバンドTPCを実行してもよい。
上述した電力制御方法及び装置から分かるように、本発明の実施例は、各基地局の、各サブバンドにおいてスケジューリングされたUEグループ、および該UEグループ内の各UEの送信電力を決定することができ、NOMAシステムにおける送信電力制御の解決手段を提供しているとともに、優れたシステムスループットを得ることができる。
上記は、好ましい実施例を挙げて、本発明の目的、解決手段、およびメリットをさらに詳しく説明している。理解すべきものとして、上記は、本発明の好ましい実施例にすぎず、本発明の保護範囲を限定するものではない。本発明の精神と原則内で行われる種々の修正、均等置換え、改善などは全て本発明の保護範囲内に含まれるべきである。

Claims (15)

  1. 電力制御方法であって、
    各第1リソースにおけるセル内の全てのユーザ機器(UE)の平均基本送信電力を決定し、
    各第1リソース毎に、前記平均基本送信電力に基づいて、該第1リソースにおいてスケジューリングされたUEグループ、および前記UEグループに対応する第1送信電力割り当て因子を決定する、ことを含むことを特徴とする電力制御方法。
  2. 前記各第1リソースにおけるセル内の全てのUEの平均基本送信電力を決定することは、
    各第1リソース毎に、該第1リソースにおける各UEの基本送信電力を決定し、
    前記セル内の全てのUEの前記基本送信電力の和を前記セル内の全てのUEの数で割って、該第1リソースにおける前記平均基本送信電力を得る、ことを含むことを特徴とする請求項1に記載の電力制御方法。
  3. 前記該第1リソースにおける各UEの基本送信電力を決定することは、フラクショナル送信電力制御(FTPC)によって、各UEの基本送信電力を決定する、ことを含むことを特徴とする請求項2に記載の電力制御方法。
  4. 前記該第1リソースにおいてスケジューリングされたUEグループ、および前記UEグループに対応する第1送信電力割り当て因子を決定することは、
    全ての可能なUEの組み合わせを候補UEグループ集合として列挙し、
    前記平均基本送信電力に基づいて、候補UEグループ集合内の各候補UEグループ毎の総送信電力を計算し、
    候補UEグループ集合内の各候補UEグループ毎に、全ての可能な送信電力割り当て因子をそれぞれ列挙して、各候補UEグループに対応する候補送信電力割り当て因子集合とし、
    候補UEグループおよび候補送信電力割り当て因子を順列組み合わせして、全ての候補UEグループと候補送信電力割り当て因子との組み合わせを得、
    候補UEグループと候補送信電力割り当て因子との組み合わせ毎に、該候補送信電力割り当て因子に従って、該候補UEグループ内の各UEに対して電力を割り当て、割り当てられた電力に基づいて、該候補UEグループのスケジューリングメトリックを計算し、
    該第1リソースにおいてスケジューリングメトリックが最大となる候補UEグループ、および該候補UEグループに対応する候補送信電力割り当て因子を検索して、該第1リソースにおいてスケジューリングされたUEグループ、および前記UEグループに対応する第1送信電力割り当て因子とする、ことを含むことを特徴とする請求項1に記載の電力制御方法。
  5. 前記平均基本送信電力に基づいて、候補UEグループ集合内の各候補UEグループ毎の総送信電力を計算することは、数式Ptotal=Pavg×β×Nによって、各候補UEグループ毎の総送信電力を計算する、ことを含み、ここで、Nは、各候補UEグループに含まれるUEの数を表し、βは、補正係数であり、Pavgは、前記平均基本送信電力を表す、ことを特徴とする請求項4に記載の電力制御方法。
  6. 前記補正係数の初期値および調整ステップサイズを設定し、
    所定期間が経過する毎に、補正係数を調整ステップサイズずつ増加し、
    各所定期間毎の前記セルの総スループットを測定し、
    全ての所定期間内において前記セルの総スループットが最大となる場合に採用された補正係数を、各候補UEグループ毎の総送信電力を計算するための補正係数として決定する、ことをさらに含むことを特徴とする請求項5に記載の電力制御方法。
  7. 前記割り当てられた電力に基づいて、該候補UEグループのスケジューリングメトリックを計算することは、
    割り当てられた電力に基づいて、該候補UEグループ内の各UEの信号対雑音比(SNR)を計算し、
    該候補UEグループ内の各UEのSNRに基づいて、該候補UEグループのスケジューリングメトリックを計算する、ことを含むことを特徴とする請求項4に記載の電力制御方法。
  8. 複数の連続する第1リソースにおいて同一のUEグループがスケジューリングされた場合、
    前記複数の連続する第1リソースからなる第2リソースにおいてスケジューリングされた前記同一のUEグループ内の各UEに対して、ワイドバンド変調符号化方式(MCS)を選択するステップA1と、
    前記同一のUEグループ内の各UEのワイドバンドMCSに基づいて、前記第2リソースにおいてスケジューリングされた前記同一のUEグループに対応する第2送信電力割り当て因子を決定するステップA2と、をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の電力制御方法。
  9. ステップA2を実行した後に、ステップA1に戻って実行し、
    2つの隣接の計算結果において、ステップA1で得られた該UEの2つのワイドバンドMCSが同じになるまで、および/または、
    2つの隣接の計算結果において、ステップA2で得られた2つの第2送信電力割り当て因子の差が第1所定閾値より小さくなるまで、および/または、
    2つの隣接の計算結果における、ステップA1で得られたワイドバンドMCSおよびステップA2で得られた第2送信電力割り当て因子に基づいてそれぞれ計算された2つのシステムスループットの差が第2所定閾値より小さくなるまで繰り返す、ことをさらに含むことを特徴とする請求項8に記載の電力制御方法。
  10. 前記同一のUEグループ内の各UEのワイドバンドMCSに基づいて、前記第2リソースにおいてスケジューリングされた前記同一のUEグループに対応する第2送信電力割り当て因子を決定することは、
    各第1リソースにおける前記セル内の全てのUEの平均基本送信電力に基づいて、前記第2リソースにおいてスケジューリングされた前記同一のUEグループの総送信電力を計算し、
    全ての可能な送信電力割り当て因子を列挙して、前記同一のUEグループに対応する候補送信電力割り当て因子とし、
    各候補送信電力割り当て因子に従って、前記同一のUEグループ内の各UEに対して電力を割り当て、割り当てられた電力と前記同一のUEグループ内の各UEのワイドバンドMCSとに基づいて、前記同一のUEグループのスケジューリングメトリックを計算し、
    前記同一のUEグループのスケジューリングメトリックが最大となる候補送信電力割り当て因子を検索して、前記第2送信電力割り当て因子とする、ことを含むことを特徴とする請求項8に記載の電力制御方法。
  11. 前記第2リソースにおいてスケジューリングされた前記同一のUEグループ内の各UEに対して、ワイドバンドMCSを選択することは、
    各第1リソース毎に、前記同一のUEグループに対応する第1送信電力割り当て因子に基づいて、各UEのSNRを計算し、
    各UE毎に、前記連続する第1リソースにおけるSNRを合成して、該UEの等価SNRを得、前記等価SNRに基づいて、前記ワイドバンドMCSを選択する、ことを含むことを特徴とする請求項8または9に記載の電力制御方法。
  12. 電力制御装置であって、
    各第1リソースにおけるセル内の全てのユーザ機器(UE)の平均基本送信電力を決定する平均基本送信電力決定モジュールと、
    各第1リソース毎に、前記平均基本送信電力に基づいて、該第1リソースにおいてスケジューリングされたUEグループ、および前記UEグループに対応する第1送信電力割り当て因子を決定するスケジューリングモジュールと、を含むことを特徴とする電力制御装置。
  13. 補正係数を決定する動的調整モジュールをさらに含み、
    前記スケジューリングモジュールは、前記平均基本送信電力および前記補正係数に基づいて、該第1リソースにおいてスケジューリングされたUEグループ、および前記UEグループに対応する第1送信電力割り当て因子を決定する、ことを特徴とする請求項12に記載の電力制御装置。
  14. 前記動的調整モジュールは、
    前記補正係数の初期値および調整ステップサイズを設定する事前設定手段と、
    所定期間が経過する毎に、補正係数を調整ステップサイズずつ増加する調整手段と、
    各所定期間毎の前記セルの総スループットを測定する測定手段と、
    全ての所定期間内において前記セルの総スループットが最大となる場合に採用された補正係数を、各UEグループ毎の総送信電力を計算するための補正係数として決定する決定手段と、を含むことを特徴とする請求項13に記載の電力制御装置。
  15. 複数の連続する第1リソースにおいて同一のUEグループがスケジューリングされた場合、
    前記複数の連続する第1リソースからなる第2リソースにおいてスケジューリングされた前記同一のUEグループ内の各UEに対して、ワイドバンド変調符号化方式(MCS)を選択するワイドバンドMCS決定モジュールと、
    前記同一のUEグループ内の各UEのワイドバンドMCSに基づいて、前記第2リソースにおいてスケジューリングされた前記同一のUEグループに対応する第2送信電力割り当て因子を決定するワイドバンドTPCモジュールと、をさらに含むことを特徴とする請求項12に記載の電力制御装置。
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