JP6635796B2 - 免税処理システム、免税処理方法、免税帳票保管装置、及びプログラム - Google Patents

免税処理システム、免税処理方法、免税帳票保管装置、及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、免税処理システム、免税処理方法、免税帳票保管装置、及びプログラムに関する。
海外からの旅行者などの非居住者が購入した物品に対して、税金が免除される免税手続きが行われている。このような免税手続きを行う従来の免税処理システムでは、物品の購入の際に、購入した物品を輸出することを誓約する購入者誓約書と、パスポートに貼付される購入記録票とを印刷し、購入ごとに購入者誓約書にサイン(署名)する必要がある。また、物品を販売した店舗は、サインされた購入者誓約書を最大8年2ケ月間保管する必要がある。
また、一方で、入力した文書を電子保管する技術が知られている(例えば、特許文献1を参照)。
特開2007−304851号公報
上述したような従来の免税処理システムでは、印刷された購入者誓約書上でサインの確認をする必要がある上、紙の購入者誓約書を仕分けして倉庫で保管する必要があるため、処理が煩雑になり、利便性が悪いという問題があった。
本発明は、上記問題を解決すべくなされたもので、その目的は、利便性を向上させることができる免税処理システム、免税処理方法、免税帳票保管装置、及びプログラムを提供することにある。
上記問題を解決するために、本発明の一態様は、購入した物品を輸出することを誓約する購入者誓約文に対する非居住者の署名の入力を受け付ける入力装置を有した免税処理装置と、前記購入者誓約文に対して前記入力装置によって署名された当該署名の画像データと、前記購入者誓約文とを含む免税帳票データを記憶する免税帳票記憶部を有する免税帳票保管装置と、前記非居住者に関する情報である非居住者情報、又は前記非居住者が購入した物品に関する購入情報を検索条件として含む検索要求に応じて、前記免税帳票保管装置に記憶されている前記免税帳票データを検索し、検索した前記免税帳票データを前記検索要求の要求元に送信する検索サーバ装置とを備え、前記免税処理装置は、免税帳票データの保管を依頼する保管依頼電文であって、前記居住者情報と、前記入情報と、前記署名の画像データとを含む保管依頼電文を前記免税帳票保管装置に送信する免税帳票保管要求部を備え、前記免税帳票保管装置は、前記免税帳票保管要求部によって送信された前記保管依頼電文を受信する電文受信部と、前記電文受信部によって受信した前記保管依頼電文に基づいて、前記免税帳票データを生成し、生成した前記免税帳票データを前記免税帳票記憶部に記憶させる保管処理部とを備えることを特徴とする免税処理システムである。
また、本発明の一態様は、上記の免税処理システムにおいて、前記免税帳票保管要求部は、クレジットカードによる決済に対する決済伝票と、前記購入者誓約文との両方に対して前記入力装置によって一括に署名された当該署名の画像データを含む前記保管依頼電文を前記免税帳票保管装置に送信するとともに、当該署名の画像データと、前記決済伝票とを含む決済伝票データを、前記免税帳票保管装置とは異なる決済伝票保管装置に記憶させることを特徴とする。
また、本発明の一態様は、上記の免税処理システムにおいて、前記免税帳票保管要求部は、複数の店舗のそれぞれの前記購入情報に対応する前記店舗ごとの前記購入者誓約文に対して、前記入力装置によって一括に署名された当該署名の画像データと、前記複数の店舗のそれぞれの前記購入情報とを含む前記保管依頼電文を前記免税帳票保管装置に送信し、前記保管処理部は、前記保管依頼電文に前記複数の店舗に対応する前記購入情報が含まれる場合に、前記店舗ごとの前記免税帳票データを生成し、生成した前記免税帳票データを前記店舗ごとに前記免税帳票記憶部に記憶させることを特徴とする。
また、本発明の一態様は、上記の免税処理システムにおいて、前記免税処理装置は、前記非居住者情報及び前記購入情報に基づいて作成される購入記録票を出力する記録票出力部を備えることを特徴とする。
また、本発明の一態様は、購入した物品を輸出することを誓約する購入者誓約文に対する非居住者の署名の入力を受け付ける入力装置を有した免税処理装置と、前記購入者誓約文に対して前記入力装置によって署名された当該署名の画像データと、前記購入者誓約文とを含む免税帳票データを記憶する免税帳票記憶部を有する免税帳票保管装置と、検索サーバ装置とを備える免税処理システムの免税処理方法であって、前記免税処理装置が、免税帳票データの保管を依頼する保管依頼電文であって、前記非居住者に関する情報である非居住者情報と、前記非居住者が購入した物品に関する購入情報と、前記署名の画像データとを含む保管依頼電文を前記免税帳票保管装置に送信する免税帳票保管要求ステップと、前記免税帳票保管装置が、前記保管依頼電文を、前記免税処理装置から受信する電文受信ステップと、前記免税帳票保管装置が、前記電文受信ステップによって受信した前記保管依頼電文に基づいて、前記免税帳票データを生成し、生成した前記免税帳票データを前記免税帳票記憶部に記憶させる保管処理ステップと、前記検索サーバ装置が、前記非居住者情報、又は前記購入情報を検索条件として含む検索要求に応じて、前記免税帳票保管装置に記憶されている前記免税帳票データを検索し、検索した前記免税帳票データを前記検索要求の要求元に送信する免税帳票検索ステップとを含むことを特徴とする免税処理方法である。
また、本発明の一態様は、購入した物品を輸出することを誓約する購入者誓約文に対する非居住者の署名の入力を受け付ける入力装置を有した免税処理装置と、前記購入者誓約文に対して前記入力装置によって署名された当該署名の画像データと、前記購入者誓約文とを含む免税帳票データを記憶する免税帳票記憶部を有する免税帳票保管装置とを備える免税処理システムの免税帳票保管装置であって、免税帳票データの保管を依頼する保管依頼電文であって、前記非居住者に関する情報である非居住者情報と、前記非居住者が購入した物品に関する購入情報と、前記署名の画像データとを含む保管依頼電文を、前記免税処理装置から受信する電文受信部と、前記電文受信部によって受信した前記保管依頼電文に基づいて、前記免税帳票データを生成し、生成した前記免税帳票データを前記免税帳票記憶部に記憶させる保管処理部と、前記非居住者情報、又は前記購入情報を検索条件として含む検索要求に応じて、前記免税帳票保管装置に記憶されている前記免税帳票データを検索し、検索した前記免税帳票データを前記検索要求の要求元に送信する免税帳票検索部とを備えることを特徴とする免税帳票保管装置である。
また、本発明の一態様は、購入した物品を輸出することを誓約する購入者誓約文に対する非居住者の署名の入力を受け付ける入力装置を有した免税処理装置と、前記購入者誓約文に対して前記入力装置によって署名された当該署名の画像データと、前記購入者誓約文とを含む免税帳票データを記憶する免税帳票記憶部を有する免税帳票保管装置とを備える免税処理システムの免税帳票保管装置が有するコンピュータに、免税帳票データの保管を依頼する保管依頼電文であって、前記非居住者に関する情報である非居住者情報と、前記非居住者が購入した物品に関する購入情報と、前記署名の画像データとを含む保管依頼電文を、前記免税処理装置から受信する電文受信ステップと、前記電文受信ステップによって受信した前記保管依頼電文に基づいて、前記免税帳票データを生成し、生成した前記免税帳票データを前記免税帳票記憶部に記憶させる保管処理ステップと、前記非居住者情報、又は前記購入情報を検索条件として含む検索要求に応じて、前記免税帳票保管装置に記憶されている前記免税帳票データを検索し、検索した前記免税帳票データを前記検索要求の要求元に送信する免税帳票検索ステップとを実行させるためのプログラムである。
本発明によれば、利便性を向上させることができる。
第1の実施形態による免税処理システムの一例を示すブロック図である。 第1の実施形態による免税処理システムで利用する情報の一例を示す図である。 第1の実施形態による免税処理システムの免税手続き処理の一例を示す図である。 第1の実施形態におけるサインパッドの表示例を示す図である。 第1の実施形態による免税帳票保管サーバの保管処理の一例を示す図である。 第1の実施形態による免税帳票データの生成処理の一例を説明する図である。 第1の実施形態による免税処理システムの免税帳票の検索処理の一例を示す図である。 第1の実施形態における免税帳票の検索画面の一例を示す図である。 第2の実施形態による免税処理システムの一例を示すブロック図である。 第2の実施形態による免税処理システムの免税手続き処理の一例を示す図である。 第2の実施形態におけるサインパッドの表示例を示す図である。 第3の実施形態による免税処理システムの一例を示すブロック図である。 第3の実施形態による免税処理システムの免税手続き処理の一例を示す図である。 第3の実施形態による免税帳票保管サーバの保管処理の一例を示す図である。 第3の実施形態による免税帳票データの生成処理の一例を説明する図である。
以下、本発明の一実施形態による免税処理システムについて図面を参照して説明する。
[第1の実施形態]
図1は、第1の実施形態による免税処理システム1の一例を示すブロック図である。
図1に示すように、免税処理システム1は、POS端末装置10と、サインパッド20と、免税帳票保管サーバ30と、免税帳票検索サーバ40と、情報端末装置50とを備えている。POS端末装置10と、免税帳票保管サーバ30と、免税帳票検索サーバ40と、情報端末装置50とは、ネットワークNW1に接続可能に構成されている。なお、本実施形態におけるネットワークNW1には、例えば、インターネット、加盟店側ネットワーク等が含まれる。
POS端末装置10(免税処理装置の一例)は、例えば、免税店に設置される端末であり、外国人の旅行者などの非居住者に対して、免税店の店員の操作により、購入物品の免税手続きを行う免税処理を実行する。なお、以下の説明において、免税店で物品を購入し、免税手続きを依頼する非居住者を単に「購入者」ということがある。また、POS端末装置10は、例えば、入力部11と、表示部12と、印刷部13と、通信部14と、端末記憶部15と、端末制御部16とを備えている。また、POS端末装置10は、後述するサインパッド20と接続される。すなわち、POS端末装置10は、サインパッド20を有している。
入力部11は、例えば、キースイッチ、バーコードリーダ、OCR(Optical Character Recognition)タッチパネルなどの入力装置であり、POS端末装置10の各種処理に利用する各種情報の入力を受け付ける。
表示部12は、例えば、液晶ディスプレイであり、POS端末装置10の各種処理に関する表示を表示する。
印刷部13(記録票出力部の一例)は、例えば、プリンタであり、非居住者が物品を購入した際のレシート、購入者の控え、免税手続きの購入記録票などを印刷(出力)する。印刷部13は、例えば、後述する旅券情報及び購入情報に基づいて作成される購入記録票を印刷(出力)する。
通信部14は、例えば、ネットワークNW1を介して、免税帳票保管サーバ30と通信を行う。
端末記憶部15は、POS端末装置10の各種処理に利用する各種情報を記憶する。端末記憶部15は、例えば、後述する旅券情報や物品の購入情報、サイン画像データ、免税帳票保管サーバ30に免税帳票データを保管するための免税電文データなどを記憶する。
端末制御部16は、例えば、CPU(Central Processing Unit)などを含むプロセッサであり、POS端末装置10を統括的に制御する。端末制御部16は、POS端末装置10が備える各部の制御を実行するとともに、各種処理を実行する。端末制御部16は、例えば、非住居者の依頼に応じた免税店の店員の操作によって、購入物品の免税処理を実行する。端末制御部16は、情報取得部161と、サイン要求部162と、表示制御部163と、保管処理部164と、印刷制御部165とを備えている。
情報取得部161(取得部の一例)は、非居住者に関する情報である旅券情報(非居住者情報の一例)と、非居住者が購入した物品に関する購入情報とを取得する。情報取得部161は、例えば、パスポートや乗員上陸許可証などから、入力部11を介して、旅券情報を取得する。また、情報取得部161は、入力部11などを介して、購入情報を取得する。
ここで、旅券情報は、図2(a)に示すような項目の情報である。なお、図2(a)に示す「旅券等の種別」は、パスポート(旅券)、乗員上陸許可証、船舶観光上陸許可証、緊急上陸許可証などのいずれかであるかを示す情報である。また、「国籍情報」は、例えば、国名コード(国籍)、国名などの情報である。
また、購入情報は、例えば、図2(b)に示すような項目の情報である。なお、図2(b)に示す項目のうち、「免税伝票番号」、「購入年月日」、「端末番号」、「店舗番号」及び「店舗名」は、例えば、端末制御部16によって付与される情報である。また、「レシート情報」は、例えば、図2(c)に示す項目の情報である。
情報取得部161は、取得した旅券情報及び購入情報を端末記憶部15に記憶させる。
サイン要求部162(署名要求部の一例)は、情報取得部161が取得した旅券情報及び購入情報に基づいて作成される購入者誓約文を表示させるとともに、当該購入者誓約文に対するサイン(署名)を要求するサイン要求(署名要求)をサインパッド20に送信する。ここで、購入者誓約文とは、免税を受ける購入物品を輸出し、国内で消費しないことを誓約する誓約文であり、免税手続きにおける購入者誓約書として機能する。
サイン要求部162は、例えば、旅券情報の国籍情報に基づいて、購入者誓約文を選択し、選択した表示言語による購入者誓約文をサインパッド20に表示させる要求をサインパッド20に送信する。また、サイン要求部162は、例えば、購入情報のうちの「免税金額(一般物品)」、「免税金額(消耗品)、及び「免税金額合計」を含み、免税金額を確認する免税確認画面をサインパッド20に表示させる要求をサインパッド20に送信する。ここで、「免税金額」は、免税対象の金額であり、物品の購入金額を示す。また、サイン要求部162は、例えば、購入者誓約文及び免税確認画面にサインを要求するサイン要求をサインパッド20に送信する。
また、サイン要求部162は、サインパッド20に入力されたサインの画像データを取得する。サイン要求部162は、取得したサインの画像データを端末記憶部15に記憶させる。
表示制御部163(表示処理部の一例)は、サインパッド20によって入力された署名の画像を表示部12に表示させる。すなわち、表示制御部163は、サイン要求部162がサインパッド20から取得したサインの画像データを表示部12に表示させて、店員に確認させる。
保管処理部164(免税帳票保管要求部の一例)は、免税帳票データの保管を依頼する免税電文(保管依頼電文の一例)であって、上述した非居住者情報及び購入情報と、サインパッド20から取得したサインの画像データとを含む免税電文を免税帳票保管サーバ30に送信する。保管処理部164は、非居住者情報及び購入情報と、サインの画像データとに基づいて、免税電文(保管依頼電文の一例)を生成し、生成した免税電文を、通信部14及びネットワークNW1を介して、免税帳票保管サーバ30に送信する。保管処理部164は、例えば、サインパッド20によって正当なサインが得られた場合に、免税帳票保管サーバ30に送信して、当該サインの画像データと、購入者誓約文とを含む免税帳票データを免税帳票保管サーバ30に記憶させる。ここで、正当なサインが得られた場合とは、免税店の店員(従業員)が、サインパッド20に入力されたサインを確認して(例えば、パスポートのサインと一致するか否かを確認して)、正当であると判定された場合である。なお、免税電文の詳細については、後述する。
印刷制御部165は、印刷部13を制御する。印刷制御部165は、例えば、サインパッド20によって正当なサインが得られた場合に、旅券情報及び購入情報に基づいて作成される購入記録票及び購入者用の控えを、印刷部13に出力(印刷)させる。これにより、印刷部13は、購入記録票及び購入者用の控えを印刷する。購入記録票は、パスポートなどに貼付されて、出国の際に税関で使用される。
サインパッド20(入力装置の一例)は、購入者誓約文に対するサインの入力を受け付ける。サインパッド20は、POS端末装置10からの要求に応じて、上述した購入者誓約文及び免税確認画面を表示部22に表示する。また、サインパッド20は、POS端末装置10からのサイン要求に応じて、サインの入力を受け付けて、入力されたサインの画像データをPOS端末装置10に送信する。なお、サインの画像データは、例えば、入力されたサインの描画線の各点の座標データである。
また、サインパッド20は、サイン入力部21と、表示部22と、記憶部23と、制御部24とを備えている。
サイン入力部21は、例えば、表示部22に重ねて配置されたタッチパネルなどのポインティングデバイスである。サイン入力部21は、購入者から入力されるサインを受け付けて、サインの画像の座標データを取得する。
表示部22は、例えば、液晶ディスプレイであり、サインパッド20が行う各種処理に関する表示画像を表示する。表示部22は、例えば、購入者誓約文や免税確認画面を表示する。
記憶部23は、サインパッド20が行う各種処理に利用する情報を記憶する。記憶部23は、例えば、画面情報記憶部231と、サイン記憶部232とを備えている。
画面情報記憶部231は、表示部22に表示させる画像データ(画面データ)と、当該画像データの識別情報とに対応付けられ記憶している。画面情報記憶部231は、例えば、購入者誓約文の画像データや免税確認画面の画像データなどを予め記憶している。なお、購入者誓約文の画像データや免税確認画面の画像データは、国名コード(国籍)に対応して、表示言語を変更した複数の画像データが記憶されている。また、画面情報記憶部231が記憶する画像データは、同一の画像データが後述する免税帳票保管サーバ30に記憶されているものとする。
サイン記憶部232は、サイン入力部21によって受け付けたサインの画像データを記憶する。サイン記憶部232は、例えば、サインの座標データ(入力されたサインの描画線の各点の座標データ)を記憶する。
制御部24は、例えば、CPUなどを含むプロセッサであり、サインパッド20を統括的に制御する。制御部24は、例えば、POS端末装置10からの購入者誓約文を表示させる要求に応じて、当該要求に含まれる画像データの識別情報に基づいて、記憶部23の画面情報記憶部231から対応する購入者誓約文の画像データを読み出して、表示部22に表示させる。
また、制御部24は、例えば、POS端末装置10からの免税確認画面を表示させる要求に応じて、当該要求に含まれる画像データの識別情報に基づいて、記憶部23の画面情報記憶部231から対応する免税確認画面の画像データを読み出して、表示部22に表示させる。
免税帳票保管サーバ30(免税帳票保管装置の一例)は、例えば、電子保管センタ300に設置されたコンピュータ装置であり、購入者誓約文を含む免税帳票データを記憶(保管)する。免税帳票保管サーバ30は、免税帳票記憶部31を備えており、POS端末装置10から送信された免税電文に基づいて、免税帳票データを生成し、生成した免税帳票データを免税帳票記憶部31に記憶させる。なお、免税帳票保管サーバ30は、購入記録票ごとに免税帳票データを生成し、免税帳票記憶部31に記憶させる。また、免税帳票保管サーバ30は、免税帳票データを検索可能なデータベース化して免税帳票記憶部31に記憶させる。免税帳票保管サーバ30は、上述した免税帳票記憶部31と、電文受信部32と、帳票保管処理部33とを備えている。
免税帳票記憶部31は、免税帳票データを検索可能に記憶する。免税帳票記憶部31は、例えば、免税帳票データのうちの検索可能なテキストデータと、当該テキストデータに対応付けられた画像データとを記憶する。ここで、画像データには、購入者誓約文の画像データ、免税確認画面の画像データ、及びサインの画像データなどが含まれる。
電文受信部32は、POS端末装置10(保管処理部164)によって送信された免税電文を受信する。
帳票保管処理部33(保管処理部の一例)は、電文受信部32によって受信した免税電文に基づいて、免税帳票データを生成し、生成した免税帳票データを免税帳票記憶部31に記憶させる。
免税帳票検索サーバ40(検索サーバ装置の一例)は、例えば、電子保管センタ300に設置されたコンピュータ装置であり、免税帳票データの検索サイトの機能を有するサーバ装置である。免税帳票検索サーバ40は、検索要求に応じて、免税帳票保管サーバ30に記憶されている免税帳票データを検索し、検索した免税帳票データを検索要求の要求元(例えば、情報端末装置50)に送信する。ここで、検索要求には、旅券情報、又は購入情報などを検索条件として含んでいる。例えば、検索条件には、例えば、年月日(範囲指定)、免税合計金額(範囲指定)、伝票番号、店舗番号、端末番号、旅券番号、氏名などが含まれる。
また、免税帳票検索サーバ40は、Web処理部41と、検索処理部42とを備えている。
Web処理部41は、例えば、情報端末装置50などの端末装置から、ネットワークNW1を介して送信された接続要求に応じて、Web情報を送信し、免税帳票データの検索や管理などの各種Web処理を実行させる。Web処理部41は、情報端末装置50からの検索要求に応じて、検索処理部42に免税帳票保管サーバ30に記憶されている免税帳票データを検索させる。また、Web処理部41は、当該検索結果や、検索された検索結果のうちから選択された免税帳票データを情報端末装置50に送信し、情報端末装置50の表示部52に表示させる。
検索処理部42は、検索条件に応じて、免税帳票保管サーバ30の免税帳票記憶部31が記憶する免税帳票データのうち、当該検索条件に一致する免税帳票データを検索し、当該検索結果をWeb処理部41に出力する。検索処理部42は、検索結果を基に所望の免税帳票データが選択された場合に、当該免税帳票データを免税帳票記憶部31から読み出し、Web処理部41に出力する。
情報端末装置50は、免税店の店員(従業員)に操作されるコンピュータ装置であり、例えば、パーソナルコンピュータ(PC)、タブレット端末などである。情報端末装置50は、ネットワークNW1を介して、免税帳票検索サーバ40に接続し、免税帳票データの検索や管理などの処理を実行する。情報端末装置50は、免税帳票保管サーバ30に保管された免税帳票データを、免税帳票検索サーバ40を介して表示部52に表示するとともに、印刷部53に印刷する。情報端末装置50は、入力部51と、表示部52と、印刷部53とを備えている。
入力部51は、例えば、キーボードやマウスなどの入力装置であり、情報端末装置50の各種操作の入力、免税帳票データを検索する検索条件の入力などを受け付ける。
表示部52は、例えば、液晶ディスプレイであり、情報端末装置50の各種処理に関する表示情報を表示する。表示部52は、例えば、免税帳票検索サーバ40から送信されるWeb情報(検索サイトの情報)を表示する。すなわち、表示部52は、免税帳票データの検索結果、免税帳票データ(例えば、購入者誓約文やサインの画像)を表示する。
印刷部53は、例えば、プリンタであり、情報端末装置50で処理する各種情報を印刷する。印刷部53は、例えば、免税帳票データの印刷などに利用される。
なお、情報端末装置50は、例えば、税務署などからの免税帳票データの照会に利用され、照会対象の免税帳票データを印刷部53で印刷して、税務署に提出することが可能である。
次に、図面を参照して、本実施形態による免税処理システム1の動作について説明する。
ここでは、ます、図3及び図4を参照して、免税処理システム1の免税手続き処理について説明する。
図3は、本実施形態による免税処理システム1の免税手続き処理の一例を示す図である。また、図4は、本実施形態におけるサインパッド20の表示例を示す図である。
購入者が免税手続きを免税店の店員に依頼すると、店員は、POS端末装置10を操作して、POS端末装置10に免税手続き処理を開始させる。POS端末装置10は、図3に示すように、まず、物品の購入情報を取得する(ステップS101)。すなわち、POS端末装置10の情報取得部161は、店員による入力部11の操作によって、購入情報を取得する。ここで、購入情報は、上述した図2(b)及び図2(c)に示す項目の情報のうち、POS端末装置10によって付与される情報(免税伝票番号、購入年月日など)を除いた情報である。
次に、POS端末装置10は、旅券情報を取得する(ステップS102)。すなわち、情報取得部161は、店員による入力部11の操作によって、パスポートなどから旅券情報を取得する。ここで、旅券情報は、図2(a)に示す項目の情報である。
次に、POS端末装置10のサイン要求部162は、サインパッド20に購入者誓約文の表示要求を送信する(ステップS103)。サイン要求部162は、例えば、情報取得部161が取得した旅券情報(例えば、国籍情報)に基づいて、表示言語の異なる購入者誓約文の表示要求を送信する。例えば、取得した国籍情報が、“韓国”である場合には、例えば、サイン要求部162は、日本語、英語、及び韓国語によって記載された購入者誓約文の画像データの識別情報を含む表示要求をサインパッド20に送信する。
次に、サインパッド20は、購入者誓約文の表示要求に応じて、表示部22に購入者誓約文を表示する(ステップS104)。すなわち、サインパッド20の制御部24は、表示要求に含まれる画像データの識別情報に対応する購入者誓約文の画像データを画面情報記憶部231から取得して、当該購入者誓約文の画像データを表示部22に表示させる。
図4(a)は、サインパッド20が購入者誓約文を表示部22に表示している表示例を示している。図4(a)に示す例では、サインパッド20は、日本語と英語の購入者誓約文の表示画面G1を表示部22に表示している。なお、サインパッド20は、国籍情報に応じて、購入者誓約文を表示する言語を変更する。
次に、店員がサインパッド20に表示された購入者誓約文を購入者に確認させ、POS端末装置10の入力部11に次の処理に進める操作を行うと、POS端末装置10のサイン要求部162は、サインパッド20に免税確認画面の表示要求を送信する(ステップS105)。サイン要求部162は、例えば、情報取得部161が取得した購入情報(例えば、「免税金額(一般物品)」、「免税金額(消耗品)、及び「免税金額合計」など)を含む表示要求をサインパッド20に送信する。
次に、サインパッド20は、免税確認画面の表示要求に応じて、表示部22に免税確認画面を表示する(ステップS106)。すなわち、サインパッド20の制御部24は、表示要求に含まれる画像データの識別情報に対応する免税確認画面の画像データを画面情報記憶部231から取得するとともに、購入情報を含む免税確認画面の画像データを表示部22に表示させる。
図4(b)は、サインパッド20が免税確認画面を表示部22に表示している表示例を示している。図4(b)に示す例では、サインパッド20は、「Non−Consumable」(一般物品)の免税金額が“¥10,000”、「Consumable」(消耗品)の免税金額が“¥5,000”、「Total」(免税金額合計)が“¥15,000”であることを示す表示画面G2を表示部22に表示している。すなわち、ここでは、免税対象の購入金額の合計が、“¥15,000”であることを示している。また、サインパッド20は、免税確認画面の表示画面G2において、サインを入力する入力枠を表示する。
次に、店員がサインパッド20に表示された免税確認画面を購入者に確認させ、POS端末装置10の入力部11に次の処理に進める操作を行うと、POS端末装置10のサイン要求部162は、サインパッド20にサイン要求を送信する(ステップS107)。
次に、店員が、購入者にサインの入力を依頼し、サインパッド20の制御部24は、購入者からのサインの入力を受け付ける(ステップS108)。制御部24は、サイン入力部21を介して、サインの画像データを取得する(図4(c)参照)。
図4(c)は、サインパッド20にサインが入力された表示例を示している。図4(c)の表示画面G3に示すように、購入者が、サインを入力する入力枠にサインを記入すると、サイン入力部21がサインの画像データ(座標データ)を制御部24に出力する。制御部24は、取得した画像データをサイン記憶部232に記憶させる。
次に、サインパッド20の制御部24は、取得したサインの画像データをPOS端末装置10に送信する(ステップS109)。
次に、POS端末装置10の表示制御部163は、サインパッド20から受信したサインの画像データを含むサイン画面を表示部12に表示させる(ステップS110)。これにより、店員は、表示されたサインが正当なサインであるか否かを確認する。店員は、サインが正しく記入されているか否かにより、正当なサインであるか否かを判定する。
次に、POS端末装置10のサイン要求部162は、サイン確認を、入力部11を介して取得する(ステップS111)。サイン要求部162は、サインが正当なサインであると店員が確認したことを示すサイン確認情報を入力部11から取得する。
次に、サイン要求部162は、サイン入力の終了指示をサインパッド20に送信する(ステップS112)。これにより、サインパッド20の制御部24は、サイン入力の処理を終了させる。
次に、POS端末装置10の保管処理部164は、免税電文を生成する(ステップS113)。保管処理部164は、免税帳票データを保管するための免税電文を生成する(後述する図6(a)参照)。ここで、免税電文には、当該免税手続きにおいて使用した、購入者誓約文の画像データ、免税確認画面、及びサインの画像データなどが含まれる。
次に、保管処理部164は、通信部14を介して、免税電文を免税帳票保管サーバ30に送信する(ステップS114)。
次に、免税帳票保管サーバ30は、免税帳票データを保管する(ステップS115)。すなわち、免税帳票保管サーバ30は、受信した免税電文に基づいて、免税帳票データを検索可能に免税帳票記憶部31に記憶させる。免税帳票保管サーバ30は、例えば、免税帳票データのうちの検索可能なテキストデータと、当該テキストデータに対応付けられた画像データとを対応付けて、免税帳票記憶部31に記憶させる。
また、POS端末装置10は、購入記録票を印刷する(ステップS116)。すなわち、POS端末装置10の印刷制御部165は、購入記録票及び購入者の控えなどのレシートを印刷部13に印刷させる。印刷された購入記録票は、店員によってパスポートなどの旅券に貼付され、購入者の控えなどと一緒に購入者に渡されて、免税手続きの処理が完了する。
次に、図5及び図6を参照して、本実施形態による免税帳票保管サーバ30の免税帳票データの保管処理について説明する。
図5は、本実施形態による免税帳票保管サーバ30の保管処理の一例を示す図である。また、図6は、本実施形態による免税帳票データの生成処理の一例を説明する図である。
図5に示すフローチャートは、上述した図3のステップS115の処理の詳細を示している。また、図6(a)は、POS端末装置10の保管処理部164が送信する免税電文の一例を示している。保管処理部164は、例えば、購入情報、旅券情報、及びサインの画像データに基づいて、図6(a)に示すような免税電文(保管依頼電文)を生成する。
図6(a)に示す例では、免税電文には、例えば、「加盟店ID」、「サインパッド種別情報」、「MACアドレス」、「免税店端末番号」、「購入日時」、「旅券情報」、「誓約文ID」、「サインの画像データ」、及び「免税伝票情報」を含んでいる。ここで、「加盟店ID」は、免税処理を行った加盟店又は免税代行業者を識別する識別情報である。また、「MACアドレス」は、POS端末装置10のMACアドレスを示している。また、「免税店端末番号」は、当該免税処理を行った端末番号を示している。また、「免税伝票情報」は、免税対象の伝票情報であり、上述した購入情報である。
保管処理部164は、このような免税電文を生成し、生成した免税電文を、通信部14を介して、免税帳票保管サーバ30に送信する。
これに対して、図5に示すように、免税帳票保管サーバ30の電文受信部32は、免税電文を受信する(ステップS11)。
次に、免税帳票保管サーバ30の帳票保管処理部33は、電文受信部32が受信した免税電文に基づいて、免税帳票データを生成する(ステップS12)。帳票保管処理部33は、免税電文に基づいて、図6(b)に示すような免税帳票データの検索可能なテキストデータと、図6(c)に示すような免税帳票データの画像データ(イメージデータ)とを生成する。ここで、免税帳票データの検索可能なテキストデータは、免税電文に含まれるテキストデータの項目を含むデータである。
また、免税帳票データの画像データは、図6(c)に示すように、「加盟店名」、「購入年月日」、「旅券番号」、「店舗番号」、「免税金額(一般物品)」、「免税金額(消耗品)」、「免税金額合計」、「レシート情報」、「誓約文の画像データ」、及び「サインの画像データ」などを含む免税伝票の画像データである。なお、帳票保管処理部33は、「加盟店名」を上述した「加盟店ID」より取得し、「誓約文の画像データ」を、上述した「誓約文ID」より取得する。
次に、帳票保管処理部33は、免税帳票データを免税帳票記憶部31に記憶させる(ステップS13)。帳票保管処理部33は、生成した免税帳票データの検索可能なテキストデータと、免税帳票データの画像データとを対応付けて、免税帳票記憶部31に記憶させる。ステップS13の処理後に、帳票保管処理部33は、処理を終了する。
次に、図7及び図8を参照して、本実施形態による免税処理システム1の免税帳票の検索処理について説明する。
図7は、本実施形態による免税処理システム1の免税帳票の検索処理の一例を示す図である。また、図8は、本実施形態における免税帳票の検索画面の一例を示す図である。
免税店の店員(従業員)に情報端末装置50が操作され、まず、図7に示すように、情報端末装置50は、ログイン情報を取得する(ステップS201)。情報端末装置50は、入力部51を介して、免税帳票検索サーバ40のログイン情報を取得する。
次に、情報端末装置50は、ログイン情報を免税帳票検索サーバ40に送信する(ステップS202)。情報端末装置50は、ネットワークNW1を介して、ログイン情報を免税帳票検索サーバ40に送信する。
次に、免税帳票検索サーバ40がログイン処理を実行し(ステップS203)、免税帳票検索サーバ40のWeb処理部41が、図8に示すような検索画面データを情報端末装置50に送信する(ステップS204)。
次に、情報端末装置50は、受信した検索画面データを表示部52に表示する(ステップS205)。
次に、免税店の店員(従業員)が検索条件を、入力部51を介して入力することで、情報端末装置50は、検索条件を取得する(ステップS206)。ここで、検索条件は、例えば、図8の表示画面G4に示すように、「年月日(範囲指定)」、「免税合計金額(範囲指定)」、「伝票番号」、「店舗番号」、「端末番号」、「旅券番号」、「氏名」などである。
次に、情報端末装置50は、取得した検索条件を免税帳票検索サーバ40に送信し(ステップS207)、免税帳票検索サーバ40の検索処理部42は、当該検索条件に基づいて検索処理を実行する(ステップS208)。検索処理部42は、当該検索条件に一致する免税帳票データを、免税帳票保管サーバ30の免税帳票記憶部31から検索し、該当する免税帳票データの一覧(リスト)を検索結果データとして生成する。
次に、Web処理部41は、検索処理部42が検索した検索結果データを情報端末装置50に送信する(ステップS209)。そして、情報端末装置50は、受信した検索結果データを表示部52に表示する(ステップS210)。
次に、検索結果を見た免税店の店員(従業員)が、検索結果のうちから免税帳票を選択し、情報端末装置50は、入力部51を介して、当該免税帳票を選択する情報を取得する(ステップS211)。
次に、情報端末装置50は、選択された免税帳票の出力要求を免税帳票検索サーバ40に送信し(ステップS212)、検索処理部42は、免税帳票の出力要求に応じて、免税帳票保管サーバ30に免税帳票の出力要求を送信する(ステップS213)。
次に、免税帳票保管サーバ30は、免税帳票記憶部31から該当する免税帳票データを読み出して、免税帳票検索サーバ40に送信し(ステップS214)、Web処理部41は、検索処理部42が取得した免税帳票データを情報端末装置50に送信する(ステップS215)。
次に、情報端末装置50は、免税帳票データを出力する(ステップS216)。すなわち、情報端末装置50は、受信した免税帳票データを表示部52に表示する。免税店の店員(従業員)は、表示部52に表示された免税帳票データ(購入者誓約書及びサイン、購入記録票など)を確認する。なお、情報端末装置50は、免税帳票データを印刷部53に印刷することが可能であり、税務署などに、例えば、購入者誓約書の証明書として提出することが可能である。
以上説明したように、本実施形態による免税処理システム1は、購入した物品を輸出することを誓約する購入者誓約文に対する署名の入力を受け付けるサインパッド20(入力装置)と、購入者誓約文を含む免税帳票データを記憶する免税帳票保管サーバ30と、POS端末装置10(免税処理装置)とを備えている。POS端末装置10は、情報取得部161(取得部)と、サイン要求部162(署名要求部)と、保管処理部164と、印刷部13(記録票出力部)とを備えている。情報取得部161は、非居住者に関する情報である非居住者情報(例えば、旅券情報)と、非居住者が購入した物品に関する購入情報とを取得する。サイン要求部162は、情報取得部161が取得した非居住者情報及び購入情報に基づいて作成される購入者誓約文を表示させるとともに、当該購入者誓約文に対するサイン(署名)を要求するサイン要求(署名要求)をサインパッド20に送信する。保管処理部164は、サインパッド20によって正当なサインが得られた場合に、当該サインの画像データと、購入者誓約文とを含む免税帳票データを免税帳票保管サーバ30に記憶させる。印刷部13は、非居住者情報(例えば、旅券情報)及び購入情報に基づいて作成される購入記録票を出力(例えば、印刷)する。
すなわち、本実施形態による免税処理システム1は、購入した物品を輸出することを誓約する購入者誓約文に対する非居住者のサイン(署名)の入力を受け付けるサインパッド20(入力装置)を備えたPOS端末装置10(免税処理装置)と、購入者誓約文に対してサインパッド20によってサイン(署名)された当該サインの画像データと、購入者誓約文とを含む免税帳票データを記憶する免税帳票記憶部を有する免税帳票保管サーバ30(免税帳票保管装置)とを備えている。そして、POS端末装置10は、免税帳票データの保管を依頼する免税電文(保管依頼電文)であって、非居住者に関する情報である非居住者情報と、非居住者が購入した物品に関する購入情報と、サインの画像データとを含む免税電文を免税帳票保管サーバ30に送信する保管処理部164(免税帳票保管要求部)を備えている。また、免税帳票保管サーバ30は、電文受信部32と、帳票保管処理部33(保管処理部)とを備えている。電文受信部32は、保管処理部164によって送信された免税電文を受信する。帳票保管処理部33は、電文受信部32によって受信した免税電文に基づいて、免税帳票データを生成し、生成した免税帳票データを免税帳票記憶部31に記憶させる。
これにより、本実施形態による免税処理システム1は、サインの画像データと、購入者誓約文とを含む免税帳票データを電子データとして免税帳票保管サーバ30に記憶させるため、紙による購入者誓約文を店舗別に仕分けして、倉庫に保管するような煩雑な処理を行う必要がない。よって、本実施形態による免税処理システム1は、利便性を向上させることができる。
また、本実施形態による免税処理システム1は、サインパッド20の表示画面により、購入者誓約文及び免税確認を行うとともに、サインの入力を行うため、簡易な手続きにより、免税手続きの処理を行うことができる、すなわち、本実施形態による免税処理システム1は、非住居者(購入者)を待たせることのないシームレスな免税手続きを実現することができる。
また、本実施形態による免税処理システム1は、購入者誓約文や店側の控えなどを印刷する必要がないため、紙代、インク代などのコストを低減することができる。また、本実施形態による免税処理システム1は、購入者誓約書などの保管に係るバックエンド作業を低減することができるとともに、購入者誓約書の紛失などを防止することができる。
また、本実施形態では、旅券情報には、非居住者の国籍情報(国名データ)が含まれ、サインパッド20は、国籍情報に応じて、購入者誓約文を表示する言語を変更する。すなわち、サインパッド20の制御部24は、国籍情報(国名データ)に基づいて選択された購入者誓約文の画像データの識別情報に基づいて、当該識別情報に対応する購入者誓約文の画像データを画面情報記憶部231から取得し、取得した当該画像データを表示部22に表示させる。
これにより、本実施形態による免税処理システム1は、非居住者の国に応じた適切な言語により、購入者誓約文を非居住者に提示することが可能になり、さらに利便性を向上させることができる。
また、本実施形態による免税処理システム1は、旅券情報、又は購入情報を検索条件として含む検索要求に応じて、免税帳票保管サーバ30に記憶されている免税帳票データを検索し、検索した免税帳票データを検索要求の要求元に送信する免税帳票検索サーバ40(検索サーバ装置)を備えている。
これにより、本実施形態による免税処理システム1では、免税帳票検索サーバ40を利用して、免税帳票データの検索及び出力を行うことができる。本実施形態による免税処理システム1では、例えば、税務署などから免税帳票データの照会を求められた場合に、容易に対応することができる。
POS端末装置10は、サインパッド20によって入力された署名の画像を表示部12に表示させる表示制御部163(表示処理部)を備えている。
これにより、本実施形態による免税処理システム1では、免税店の店員が、サインの正当性をPOS端末装置10の表示部12により確認することが可能になり、サインの誤記やサイン漏れを適切に低減することができる。よって、本実施形態による免税処理システム1は、効率良く免税手続きを行うことができる。
また、本実施形態による免税処理方法は、購入した物品を輸出することを誓約する購入者誓約文に対する署名の入力を受け付けるサインパッド20と、購入者誓約文を含む免税帳票データを記憶する免税帳票保管サーバ30と、POS端末装置10とを備える免税処理システム1の免税処理方法であって、取得ステップと、署名要求ステップと、保管処理ステップと、記録票出力ステップとを含んでいる。取得ステップにおいて、POS端末装置10が、非居住者に関する情報である旅券情報と、非居住者が購入した物品に関する購入情報とを取得する。署名要求ステップにおいて、POS端末装置10が、取得ステップによって取得された旅券情報及び購入情報に基づいて作成される購入者誓約文を表示させるとともに、当該購入者誓約文に対するサインを要求するサイン要求をサインパッド20に送信する。保管処理ステップにおいて、POS端末装置10が、サインパッド20によって正当なサインが得られた場合に、当該サインの画像データと、購入者誓約文とを含む免税帳票データを免税帳票保管サーバ30に記憶させる。そして、記録票出力ステップにおいて、POS端末装置10が、旅券情報及び購入情報に基づいて作成される購入記録票を出力(例えば、印刷)する。
すなわち、本実施形態による免税処理方法は、サインパッド20を有したPOS端末装置10と、購入者誓約文に対してサインパッド20によって署名された当該サインの画像データと、購入者誓約文とを含む免税帳票データを記憶する免税帳票記憶部31を有する免税帳票保管サーバ30とを備える免税処理システム1の免税処理方法であって、免税帳票保管要求ステップと、受信ステップと、保管処理ステップとを含んでいる。免税帳票保管要求ステップにおいて、POS端末装置10が、免税帳票データの保管を依頼する免税電文であって、非居住者に関する情報である非居住者情報と、非居住者が購入した物品に関する購入情報と、サインの画像データとを含む免税電文を免税帳票保管サーバ30に送信する。電文受信ステップにおいて、免税帳票保管サーバ30が、免税電文を、POS端末装置10から受信する。保管処理ステップにおいて、免税帳票保管サーバ30が、電文受信ステップによって受信した免税電文に基づいて、免税帳票データを生成し、生成した免税帳票データを免税帳票記憶部31に記憶させる。
これにより、本実施形態による免税処理方法は、本実施形態による免税処理システム1と同様に、紙による購入者誓約文を店舗別に仕分けして、倉庫に保管するような煩雑な処理を行う必要がないため、利便性を向上させることができる。
また、本実施形態による免税帳票保管サーバ30は、上述した免税処理システム1の免税帳票保管サーバ30であって、電文受信部32と、帳票保管処理部33とを備えている。電文受信部32は、免税帳票データの保管を依頼する免税電文であって、非居住者に関する情報である非居住者情報と、非居住者が購入した物品に関する購入情報と、サインの画像データとを含む免税電文を、POS端末装置10から受信する。免税帳票保管サーバ30は、電文受信部32によって受信した免税電文に基づいて、免税帳票データを生成し、生成した免税帳票データを免税帳票記憶部31に記憶させる。
これにより、本実施形態による免税帳票保管サーバ30は、本実施形態による免税処理システム1と同様に、紙による購入者誓約文を店舗別に仕分けして、倉庫に保管するような煩雑な処理を行う必要がないため、利便性を向上させることができる。
また、本実施形態によるサインパッド20の制御部24は、表示ステップの処理(表示処理)と、署名入力ステップの処理(サイン入力処理)と、署名送信ステップの処理(サイン送信処理)とを実行する。表示ステップの処理において、制御部24は、POS端末装置10から送信された署名要求に応じて、非居住者に関する情報である旅券情報、及び非居住者が購入した物品に関する購入情報に基づいて作成される購入者誓約文を表示部22に表示させる。署名入力ステップの処理において、制御部24は、当該購入者誓約文に対するサインの入力を、サイン入力部21を介して受け付ける。署名送信ステップの処理において、制御部24は、署名入力ステップの処理によって、入力を受け付けたサインの画像データをPOS端末装置10に送信する。
これにより、本実施形態によるサインパッド20は、本実施形態による免税処理システム1と同様に、例えば、サインを電子データ化することで、紙による購入者誓約文を店舗別に仕分けして、倉庫に保管するような煩雑な処理を行う必要がなくなるため、利便性を向上させることができる。
[第2の実施形態]
次に、図面を参照して、第2の実施形態による免税処理システムについて説明する。
図9は、本実施形態による免税処理システム1aの一例を示すブロック図である。
図9に示すように、免税処理システム1aは、POS端末装置10aと、サインパッド20aと、免税帳票保管サーバ30と、免税帳票検索サーバ40と、情報端末装置50と、決済伝票保管サーバ60とを備えている。POS端末装置10aと、免税帳票保管サーバ30と、免税帳票検索サーバ40と、情報端末装置50と、決済伝票保管サーバ60とは、ネットワークNW1に接続可能に構成されている。なお、本実施形態におけるネットワークNW1には、例えば、インターネット、加盟店側ネットワークの他に、クレジットカードの決済処理用の決済ネットワーク等が含まれる。
なお、図9において、図1に示す構成と同一の構成については同一の符号を付し、その説明を省略する。
本実施形態では、免税処理システム1aは、免税手続きの処理と、クレジットカードの決済処理とを一括に行う場合の一例について説明する。
POS端末装置10a(免税処理装置の一例)は、例えば、免税店に設置される端末であり、外国人の旅行者などの非居住者に対して、免税店の店員の操作により、購入物品の免税手続きを行う免税処理を実行するとともに、クレジットカードの決済処理を実行する。また、POS端末装置10aは、例えば、入力部11と、表示部12と、印刷部13と、通信部14と、端末記憶部15と、端末制御部16aとを備えている。
端末制御部16aは、例えば、CPUなどを含むプロセッサであり、POS端末装置10aを統括的に制御する。端末制御部16aは、情報取得部161aと、サイン要求部162aと、表示制御部163と、保管処理部164aと、印刷制御部165aと、クレジット処理部166とを備えている。
情報取得部161a(取得部の一例)は、旅券情報と、購入情報とを取得するとともに、さらに、非居住者(購入者)が所有するクレジットカードの情報であるクレジットカード情報を取得する。ここで、クレジットカード情報とは、例えば、クレジットカード番号、有効期間などの情報である。情報取得部161aは、例えば、入力部11を介して、クレジットカード情報を取得し、取得したクレジットカード情報を端末記憶部15に記憶させる。
サイン要求部162a(署名要求部の一例)は、情報取得部161aが取得した旅券情報及び購入情報に基づいて作成される購入者誓約文を表示させるとともに、さらに、購入情報及びクレジットカード情報に基づいて作成される決済伝票を表示させる。また、サイン要求部162aは、当該決済伝票及び購入者誓約文に対する一括のサインを要求するサイン要求をサインパッド20aに送信する。
保管処理部164a(免税帳票保管要求部の一例)は、サインパッド20aによって正当なサインが得られた場合に、当該サインの画像データと、購入者誓約文とを含む免税帳票データを免税帳票保管サーバ30に記憶させる。なお、本実施形態において、正当なサインが得られた場合とは、免税店の店員(従業員)が、サインパッド20に入力されたサインを確認して(例えば、パスポートのサインと一致するか否か、及びクレジットカードのサインとを一致するか否か確認して)、正当であると判定された場合である。また、保管処理部164aは、サインパッド20aによって正当なサインが得られた場合に、さらに、当該サインの画像データと、クレジットの決済伝票とを含む決済伝票データを、免税帳票保管サーバ30とは異なる決済伝票保管サーバ60に記憶させる。すなわち、保管処理部164aは、クレジットカードによる決済に対する決済伝票と、購入者誓約文との両方に対してサインパッド20によって一括にサイン(署名)された当該サインの画像データを含む免税電文を免税帳票保管サーバ30に送信するとともに、当該サインの画像データと、決済伝票とを含む決済伝票データを、免税帳票保管サーバ30とは異なる決済伝票保管サーバ60に記憶させる。
印刷制御部165aは、例えば、サインパッド20aによって正当なサインが得られた場合に、旅券情報及び購入情報に基づいて作成される購入記録票、購入者用の控え、及びクレジットカードの決済処理の控え(決済伝票の控え)を、印刷部13に出力(印刷)させる。
クレジット処理部166は、クレジットカードによる決済処理を実行する。クレジット処理部166は、情報取得部161aが取得したクレジットカード情報により、ネットワークNW1を介して、クレジット決済システム(不図示)との間で認証処理(オーソリ処理)を実行する。
サインパッド20a(入力装置の一例)は、購入者誓約文及びクレジットの決済伝票に対する一括のサインの入力を受け付ける。サインパッド20aは、POS端末装置10aからの要求に応じて、上述した購入者誓約文及び決済・免税確認画面を表示部22に表示する。また、サインパッド20aは、POS端末装置10aからのサイン要求に応じて、サインの入力を受け付けて、入力されたサインの画像データをPOS端末装置10aに送信する。また、サインパッド20aは、サイン入力部21と、表示部22と、記憶部23と、制御部24aとを備えている。
制御部24aは、例えば、CPUなどを含むプロセッサであり、サインパッド20aを統括的に制御する。制御部24aの基本的な機能は、第1の実施形態における制御部24と同様である。制御部24aは、決済・免税確認画面を表示部22に表示させる点が第1の実施形態の制御部24と異なる。
決済伝票保管サーバ60(決済伝票保管装置の一例)は、例えば、決済伝票保管センタ400に設置されたコンピュータ装置であり、決済伝票データを記憶(保管)する。決済伝票保管サーバ60は、決済伝票記憶部61を備えており、POS端末装置10aから送信された決済伝票データを決済伝票記憶部61に記憶させる。
決済伝票記憶部61は、決済伝票データを検索可能に記憶する。
次に、図面を参照して、本実施形態による免税処理システム1aの動作について説明する。
ここでは、ます、図10及び図11を参照して、免税処理システム1aの免税手続き処理について説明する。
図10は、本実施形態による免税処理システム1aの免税手続き処理の一例を示す図である。また、図11は、本実施形態におけるサインパッド20aの表示例を示す図である。
購入者が免税手続きを免税店の店員に依頼すると、店員は、POS端末装置10aを操作して、POS端末装置10aに免税手続き処理を開始させる。なお、本実施形態では、免税手続き処理と、クレジットカードの決済処理とが一括して実行される。POS端末装置10aは、図10に示すように、まず、物品の購入情報を取得する(ステップS301)。また、次に、POS端末装置10aは、クレジットカード情報を取得する(ステップS302)。すなわち、POS端末装置10aの情報取得部161aは、店員による入力部11の操作によって、クレジットカードからクレジットカード情報を取得する。
次に、POS端末装置10aのクレジット処理部166は、クレジット認証処理を実行する(ステップS303)。
続く、ステップS304からステップS306までの処理は、図3に示すステップS102からステップS104までの処理と同様であるのでここではその説明を省略する。
次に、店員がサインパッド20aに表示された購入者誓約文を購入者に確認させ、POS端末装置10aの入力部11に次の処理に進める操作を行うと、POS端末装置10aのサイン要求部162aは、サインパッド20aに決済・免税確認画面の表示要求を送信する(ステップS307)。サイン要求部162aは、例えば、情報取得部161aが取得した購入情報(例えば、「免税金額(一般物品)」、「免税金額(消耗品)、及び「免税金額合計」など)と、クレジットの決済伝票情報(例えば、クレジット決済の合計額など)を含む表示要求をサインパッド20aに送信する。
次に、サインパッド20aは、決済・免税確認画面の表示要求に応じて、表示部22に免税確認画面を表示する(ステップS308)。すなわち、サインパッド20aの制御部24aは、表示要求に含まれる画像データの識別情報に対応する決済・免税確認画面の画像データを画面情報記憶部231から取得するとともに、図10に示すように、決済伝票の情報及び購入情報を含む決済・免税確認画面の画像データを表示部22に表示させる。
図11に示す例は、サインパッド20aが決済・免税確認画面を表示部22に表示している表示例を示している。図11に示す例では、サインパッド20aは、「Non−Consumable」(一般物品)の免税金額が“¥10,000”、「Consumable」(消耗品)の免税金額が“¥5,000”、「Total」(免税金額合計)が“¥15,000”、クレジットの決済額が“JPY15,000”であることを示す表示画面G5を表示部22に表示している。また、サインパッド20aは、決済・免税確認画面の表示画面G5において、サインを入力する入力枠を表示する。
続く、ステップS309からステップS317までの処理は、図3に示すステップS107からステップS115の処理と同様であるので、その説明を省略する。
次に、POS端末装置10aの保管処理部164aは、通信部14を介して、当該クレジットカードの決済における決済伝票データの保管依頼を、決済伝票保管サーバ60に送信する(ステップS318)。
また、決済伝票保管サーバ60は、決済伝票データを保管する(ステップS319)。すなわち、決済伝票保管サーバ60は、受信した決済伝票データの保管依頼に基づいて、決済伝票データを検索可能なデータベース化して決済伝票記憶部61に記憶させる。
また、POS端末装置10aは、購入記録票、及びクレジット決済の控えを印刷する(ステップS320)。すなわち、POS端末装置10aの印刷制御部165aは、購入記録票及び、クレジット決済の購入者の控えなどのレシートを印刷部13に印刷させる。印刷された購入記録票は、店員によってパスポートなどの旅券に貼付され、クレジット決済の控えなどと一緒に購入者に渡されて、免税手続き、及びクレジット決済の処理が完了する。
また、本実施形態による免税処理システム1aの免税帳票の検索処理は、図7に示す第1の実施形態と同様であるので、ここではその説明を省略する。
以上説明したように、本実施形態による免税処理システム1aでは、情報取得部161aは、さらに、非居住者が所有するクレジットカードの情報であるクレジットカード情報を取得し、サイン要求部162aは、さらに、購入情報及びクレジットカード情報に基づいて作成される決済伝票を表示させるとともに、当該決済伝票及び購入者誓約文に対する一括の署名を要求する署名要求をサインパッド20aに送信する。また、保管処理部164aは、サインパッド20aによって正当なサインが得られた場合に、さらに、当該サインの画像データと、決済伝票とを含む決済伝票データを、免税帳票保管サーバ30とは異なる決済伝票保管サーバ60に記憶さる。そして、印刷部13は、さらに、決済伝票を出力(印刷)する。
すなわち、本実施形態による免税処理システム1aでは、保管処理部164aは、クレジットカードによる決済に対する決済伝票と、購入者誓約文との両方に対してサインパッド20によって一括にサイン(署名)された当該サインの画像データを含む免税電文を免税帳票保管サーバ30に送信するとともに、当該サインの画像データと、決済伝票とを含む決済伝票データを、免税帳票保管サーバ30とは異なる決済伝票保管サーバ60に記憶させる。
これにより、本実施形態による免税処理システム1aは、免税手続きの購入者誓約書のサインと、クレジット決済処理における決済伝票のサインとを、一度のサインにまとめることができる。よって、本実施形態による免税処理システム1aは、さらに利便性を向上させることができる。
[第3の実施形態]
次に、図面を参照して、第3の実施形態による免税処理システムについて説明する。
なお、本実施形態では、免税店の代わりに免税代行業者が、例えば、複数の店舗で購入した物品について、免税手続きを行う場合の一例について説明する。
図12は、本実施形態による免税処理システム1bの一例を示すブロック図である。
図12に示すように、免税処理システム1bは、免税業務端末装置10bと、サインパッド20bと、免税帳票保管サーバ30aと、免税帳票検索サーバ40と、情報端末装置50とを備えている。免税業務端末装置10bと、免税帳票保管サーバ30aと、免税帳票検索サーバ40と、情報端末装置50とは、ネットワークNW1に接続可能に構成されている。
なお、図12において、図1に示す構成と同一の構成については同一の符号を付し、その説明を省略する。
本実施形態では、免税処理システム1bは、複数の店舗で購入した物品(複数のレシート)に対する免税手続きの処理におけるサインを一括に行う場合の一例について説明する。
免税業務端末装置10b(免税処理装置の一例)は、例えば、免税カウンタなどに設置され、免税代行業者によって操作される端末である。また、免税業務端末装置10bは、例えば、入力部11と、表示部12と、印刷部13と、通信部14と、端末記憶部15と、端末制御部16bとを備えている。
端末制御部16bは、例えば、CPUなどを含むプロセッサであり、免税業務端末装置10bを統括的に制御する。端末制御部16bは、情報取得部161bと、サイン要求部162bと、表示制御部163と、保管処理部164bと、印刷制御部165bとを備えている。
情報取得部161b(取得部の一例)は、旅券情報と、購入情報とを取得する。情報取得部161bは、例えば、物品が購入された店舗に関する店舗情報に対応付けられた購入情報を複数取得する。
サイン要求部162b(署名要求部の一例)は、非居住者情報及び購入情報に基づいて作成される、複数の購入情報に対する購入者誓約文を表示させるとともに、当該購入者誓約文に対する一括のサインを要求するサイン要求をサインパッド20bに送信する。
保管処理部164bは、サインパッド20bによって正当なサインが得られた場合に、免税帳票データを、複数の購入情報のそれぞれについて店舗情報と対応付けて免税帳票保管サーバ30aに記憶させる。すなわち、保管処理部164bは、通信部14を介して、複数の店舗情報及び購入情報を含む免税電文を免税帳票保管サーバ30aに送信する。すなわち、保管処理部164bは、複数の店舗のそれぞれの購入情報に対応する店舗ごとの購入者誓約文に対して、サインパッド20によって一括に署名された当該サインの画像データと、複数の店舗のそれぞれの購入情報とを含む免税電文を免税帳票保管サーバ30aに送信する。
印刷制御部165bは、例えば、サインパッド20bによって正当なサインが得られた場合に、購入した店舗に対応する複数の購入記録票を、印刷部13に出力(印刷)させる。すなわち、印刷制御部165bは、複数の購入情報のそれぞれに対応する購入記録票を印刷部13に出力(印刷)させる。
本実施形態における印刷部13は、印刷制御部165bの制御に基づいて、複数の購入情報のそれぞれに対応する購入記録票を出力(印刷)する。
サインパッド20b(入力装置の一例)は、複数の店舗における購入情報に対応する購入者誓約文に対する一括のサインの入力を受け付ける。サインパッド20bは、免税業務端末装置10bからの要求に応じて、上述した購入者誓約文を表示部22に表示する。サインパッド20bは、免税業務端末装置10bからのサイン要求に応じて、サインの入力を受け付けて、入力されたサインの画像データを免税業務端末装置10bに送信する。また、サインパッド20bは、サイン入力部21と、表示部22と、記憶部23と、制御部24bとを備えている。
制御部24bは、例えば、CPUなどを含むプロセッサであり、サインパッド20bを統括的に制御する。制御部24bの基本的な機能は、第1の実施形態における制御部24と同様である。制御部24bは、複数の店舗における購入情報に対応する購入者誓約文を表示部22に表示させる点が第1の実施形態の制御部24と異なる。
免税帳票保管サーバ30a(免税帳票保管装置の一例)は、免税帳票記憶部31と、電文受信部32と、帳票保管処理部33aとを備えている。
帳票保管処理部33a(保管処理部の一例)は、免税電文に複数の店舗に対応する購入情報が含まれる場合に、店舗ごとの免税帳票データを生成し、生成した免税帳票データを店舗ごとに免税帳票記憶部31に記憶させる。
次に、図面を参照して、本実施形態による免税処理システム1bの動作について説明する。
ここでは、ます、図13を参照して、免税処理システム1bの免税手続き処理について説明する。
図13は、本実施形態による免税処理システム1bの免税手続き処理の一例を示す図である。
購入者が免税手続きを免税カウンタの作業員に依頼すると、作業員は、免税業務端末装置10bを操作して、免税業務端末装置10bに免税手続き処理を開始させる。なお、本実施形態では、複数店舗に対応した免税手続き処理に対して、1つのサインにより一括して処理される。免税業務端末装置10bは、図13に示すように、まず、複数の店舗に対応する物品の購入情報を取得する(ステップS401)。
続く、ステップS402からステップS412までの処理は、図3に示すステップS102からステップS112までの処理と同様であるので、ここではその説明を省略する。
次に、免税業務端末装置10bの保管処理部164bは、複数店舗分の免税電文を生成する(ステップS413)。保管処理部164bは、複数店舗に対応する免税帳票データを保管するための複数店舗分の免税電文を生成する(後述する図15(a)参照)。
次に、保管処理部164bは、通信部14を介して、複数店舗分の免税電文を免税帳票保管サーバ30aに送信する(ステップS414)。
次に、免税帳票保管サーバ30aは、免税帳票データを保管する(ステップS415)。すなわち、免税帳票保管サーバ30aは、受信した免税電文に基づいて、免税帳票データを検索可能に免税帳票記憶部31に記憶させる。免税帳票保管サーバ30aは、例えば、免税帳票データのうちの検索可能なテキストデータと、当該テキストデータに対応付けられた画像データとを対応付けて、免税帳票記憶部31に記憶させる。
また、免税業務端末装置10bは、複数店舗分の購入記録票を印刷する(ステップS416)。すなわち、免税業務端末装置10bの印刷制御部165bは、複数店舗分の購入記録票を印刷部13に印刷させる。印刷された購入記録票は、免税カウンタの作業員によってパスポートなどの旅券に貼付され、購入者に渡されて、免税手続きの処理が完了する。
次に、図14及び図15を参照して、本実施形態による免税帳票保管サーバ30aの免税帳票データの保管処理について説明する。
図14は、本実施形態による免税帳票保管サーバ30aの保管処理の一例を示す図である。また、図15は、本実施形態による免税帳票データの生成処理の一例を説明する図である。
図14に示すフローチャートは、上述した図13のステップS415の処理の詳細を示している。また、図15(a)は、免税業務端末装置10bの保管処理部164bが送信する免税電文の一例を示している。保管処理部164bは、例えば、複数店舗の購入情報、旅券情報、及びサインの画像データに基づいて、図15(a)に示すような免税電文(保管依頼電文)を生成する。
なお、図15(a)に示す例は、2つの店舗(例えば、店舗A、及び店舗B)で購入した物品に対して、免税業務端末装置10bがまとめて免税処理を行う場合の一例である。免税電文には、例えば、「加盟店ID(代行業者ID)」、「サインパッド種別情報」、「MACアドレス」、「免税店端末番号」、「購入日時」、「旅券情報」、「誓約文ID」、「サインの画像データ」、及び複数(店舗A、及び店舗B)の「免税伝票情報」を含んでいる。
保管処理部164bは、このような免税電文を生成し、生成した免税電文を、通信部14を介して、免税帳票保管サーバ30aに送信する。
これに対して、図14に示すように、免税帳票保管サーバ30aの電文受信部32は、免税電文を受信する(ステップS21)。
次に、免税帳票保管サーバ30aの帳票保管処理部33aは、電文受信部32が受信した免税電文に基づいて、店舗ごとの免税帳票データを生成する(ステップS22)。帳票保管処理部33は、免税電文に基づいて、図15(b)に示すような店舗ごとの免税帳票データの検索可能なテキストデータと、図15(c)に示すような店舗ごとの免税帳票データの画像データ(イメージデータ)とを生成する。ここで、免税帳票データの検索可能なテキストデータは、免税電文に含まれるテキストデータの項目を含むデータであって、店舗ごとに検索可能なテキストデータを分けたデータである。
また、免税帳票データの画像データは、図15(c)に示すように、「代行業者名」(免税代行業者名)、「購入年月日」、「旅券番号」、「店舗番号」、「免税金額(一般物品)」、「免税金額(消耗品)」、「免税金額合計」、「レシート情報」、「誓約文の画像データ」、及び「サインの画像データ」などを含む店舗ごとの免税伝票の画像データである。なお、帳票保管処理部33は、「代行業者名」を上述した「加盟店ID(代行業者ID)」より取得し、「誓約文の画像データ」を、上述した「誓約文ID」より取得する。
例えば、図15に示す例では、帳票保管処理部33aは、店舗Aの免税帳票データと、店舗Bの免税帳票データとを生成する。
次に、帳票保管処理部33aは、免税帳票データを免税帳票記憶部31に記憶させる(ステップS23)。帳票保管処理部33aは、生成した免税帳票データの検索可能なテキストデータと、免税帳票データの画像データとを対応付けて、店舗ごとに免税帳票記憶部31に記憶させる。ステップS23の処理後に、帳票保管処理部33は、処理を終了する。
このように、帳票保管処理部33aは、免税電文に複数の店舗に対応する購入情報が含まれる場合に、店舗ごとの免税帳票データを生成し、生成した免税帳票データを店舗ごとに免税帳票記憶部31に記憶させる。
以上説明したように、本実施形態による免税処理システム1bは、免税業務端末装置10bと、サインパッド20bと、免税帳票保管サーバ30aとを備えている。免税業務端末装置10bの情報取得部161bは、物品が購入された店舗に関する店舗情報に対応付けられた購入情報を複数取得する。サイン要求部162bは、旅券情報及び購入情報に基づいて作成される、複数の購入情報に対する購入者誓約文を表示させるとともに、当該購入者誓約文に対する一括のサインを要求するサイン要求をサインパッド20bに送信する。保管処理部164bは、サインパッド20bによって正当なサインが得られた場合に、免税帳票データを、複数の購入情報のそれぞれについて店舗情報と対応付けて免税帳票保管サーバ30aに記憶させる。そして、印刷部13は、複数の購入情報のそれぞれに対応する購入記録票を出力(印刷)する。
すなわち、本実施形態による免税処理システム1bでは、保管処理部164bは、複数の店舗のそれぞれの購入情報に対応する店舗ごとの購入者誓約文に対して、サインパッド20によって一括に署名された当該サインの画像データと、複数の店舗のそれぞれの購入情報とを含む免税電文を免税帳票保管サーバ30aに送信する。そして、帳票保管処理部33aは、免税電文に複数の店舗に対応する購入情報が含まれる場合に、店舗ごとの免税帳票データを生成し、生成した免税帳票データを店舗ごとに免税帳票記憶部31に記憶させる。
これにより、本実施形態による免税処理システム1bは、複数の免税手続き(複数店舗に対応する免税手続き)の購入者誓約書のサインを、一度のサインにまとめることができる。よって、本実施形態による免税処理システム1bは、さらに利便性を向上させることができる。また、本実施形態による免税処理システム1bは、一度のサインにより複数の免税手続きを行うことができるので、免税手続きの処理を簡素化することができ、処理時間を低減することができる。よって、本実施形態による免税処理システム1bは、購入者(顧客)を待たす可能性を低減したシームレスな免税手続きを実現することができる。
なお、本発明は、上記の各実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で変更可能である。
例えば、上記の各実施形態において、サイン要求部162(162a、162b)は、表示要求と、サイン要求とを別々にサインパッド20(20a、20b)に送信する例を説明したが、これに限定されるものではない。サイン要求部162(162a、162b)は、表示要求を含んだサイン要求をサインパッド20(20a、20b)に送信するようにしてもよい。
また、上記の各実施形態において、サインパッド20(20a、20b)が、購入者誓約文と、免税確認画面とを表示する例を説明したが、これらの表示の他に任意文の表示画面を免税店に応じて表示するようにしてもよい。また、サインパッド20(20a、20b)は、例えば、物品の種類に応じて表示する表示画面を変更するようにしてもよい。例えば、食料品の輸入が厳しい国の旅行者に対して、サインパッド20(20a、20b)が、食料品を購入した場合に注意文を表示するようにしてもよい。
また、上記の各実施形態において、サインパッド20(20a、20b)が、購入者誓約文の画像データを画面情報記憶部231に記憶し、画像データの識別情報(誓約文ID)に基づいて、対応する画像データを表示部22に表示する例を説明したが、これに限定されるものではない。例えば、POS端末装置10(10a)又は免税業務端末装置10bが、画面情報記憶部231を備え、POS端末装置10(10a)又は免税業務端末装置10bが、購入者誓約文の画像データを含むサイン要求をサインパッド20(20a、20b)に送信するようにしてもよい。
また、上記の各実施形態において、POS端末装置10(10a)又は免税業務端末装置10bが、画像データの識別情報(誓約文ID)を含む免税電文を免税帳票保管サーバ30(30a)に送信する例を説明したが、購入者誓約文の画像データを含む免税電文を送信するようにしてもよい。
また、上記の各実施形態において、免税帳票保管サーバ30と、免税帳票検索サーバ40とを異なるサーバ装置で構成する例を説明したが、これに限定されるものではなく、免税帳票保管サーバ30(30a)と、免税帳票検索サーバ40とを1つのサーバ装置で構成してもよい。また、免税帳票保管サーバ30(30a)、免税帳票検索サーバ40、及び決済伝票保管サーバ60のそれぞれは、1つのサーバ装置で構成される例を説明したが、これに限定されるものではなく、複数のサーバ装置で構成されるようにしてもよい。また、免税帳票保管サーバ30(30a)と、決済伝票保管サーバ60とを1つのサーバ装置で構成してもよい。
また、上記の各実施形態において、説明の便宜上、免税処理システム1(1a、1b)は、1つPOS端末装置10(10a)又は免税業務端末装置10bを備える例を説明したが、複数のPOS端末装置10(10a)又は免税業務端末装置10bを備えるようにしてもよい。また、POS端末装置10(10a)又は免税業務端末装置10bと、サインパッド20(20a、20b)とは、異なる装置として説明したが、POS端末装置10(10a)又は免税業務端末装置10bが、サインパッド20(20a、20b)を含むようにしてもよい。
また、上記の各実施形態において、POS端末装置10(10a)又は免税業務端末装置10bが、購入記録票を印刷する例を説明したが、電子データとして出力し、パスポートなどに当該電子データを保持させるようにしてもよい。
なお、上述した免税処理システム1(1a、1b)が備える各構成は、内部に、コンピュータシステムを有している。そして、上述した免税処理システム1(1a、1b)が備える各構成の機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより上述した免税処理システム1(1a、1b)が備える各構成における処理を行ってもよい。ここで、「記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行する」とは、コンピュータシステムにプログラムをインストールすることを含む。ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。
また、「コンピュータシステム」は、インターネットやWAN、LAN、専用回線等の通信回線を含むネットワークを介して接続された複数のコンピュータ装置を含んでもよい。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。このように、プログラムを記憶した記録媒体は、CD−ROM等の非一過性の記録媒体であってもよい。
また、記録媒体には、当該プログラムを配信するために配信サーバからアクセス可能な内部又は外部に設けられた記録媒体も含まれる。なお、プログラムを複数に分割し、それぞれ異なるタイミングでダウンロードした後に免税処理システム1(1a、1b)が備える各構成で合体される構成や、分割されたプログラムのそれぞれを配信する配信サーバが異なっていてもよい。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、ネットワークを介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(RAM)のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また、上記プログラムは、上述した機能の一部を実現するためのものであってもよい。さらに、上述した機能をコンピュータシステムに既に記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であってもよい。
また、上述した機能の一部又は全部を、LSI(Large Scale Integration)等の集積回路として実現してもよい。上述した各機能は個別にプロセッサ化してもよいし、一部、又は全部を集積してプロセッサ化してもよい。また、集積回路化の手法はLSIに限らず専用回路、又は汎用プロセッサで実現してもよい。また、半導体技術の進歩によりLSIに代替する集積回路化の技術が出現した場合、当該技術による集積回路を用いてもよい。
1、1a、1b 免税処理システム
10、10a POS端末装置
10b 免税業務端末装置
11、51 入力部
12、52、22 表示部
13、53 印刷部
14 通信部
15 端末記憶部
16、16a、16b 端末制御部
20、20a、20b サインパッド
21 サイン入力部
23 記憶部
24、24a、24b 制御部
30、30a 免税帳票保管サーバ
31 免税帳票記憶部
32 電文受信部
33、33a 帳票保管処理部
40 免税帳票検索サーバ
41 Web処理部
42 検索処理部
50 情報端末装置
60 決済伝票保管サーバ
61 決済伝票記憶部
161、161a、161b 情報取得部
162、162a、162b サイン要求部
163 表示制御部
164、164a、164b 保管処理部
165、165a、165b 印刷制御部
166 クレジット処理部
231 画面情報記憶部
232 サイン記憶部
300 電子保管センタ
400 決済伝票保管センタ
NW1 ネットワーク

Claims (7)

  1. 購入した物品を輸出することを誓約する購入者誓約文に対する非居住者の署名の入力を受け付ける入力装置を有した免税処理装置と、
    前記購入者誓約文に対して前記入力装置によって署名された当該署名の画像データと、前記購入者誓約文とを含む免税帳票データを記憶する免税帳票記憶部を有する免税帳票保管装置と
    前記非居住者に関する情報である非居住者情報、又は前記非居住者が購入した物品に関する購入情報を検索条件として含む検索要求に応じて、前記免税帳票保管装置に記憶されている前記免税帳票データを検索し、検索した前記免税帳票データを前記検索要求の要求元に送信する検索サーバ装置と
    を備え、
    前記免税処理装置は、
    免税帳票データの保管を依頼する保管依頼電文であって、前記居住者情報と、前記入情報と、前記署名の画像データとを含む保管依頼電文を前記免税帳票保管装置に送信する免税帳票保管要求部を備え、
    前記免税帳票保管装置は、
    前記免税帳票保管要求部によって送信された前記保管依頼電文を受信する電文受信部と、
    前記電文受信部によって受信した前記保管依頼電文に基づいて、前記免税帳票データを生成し、生成した前記免税帳票データを前記免税帳票記憶部に記憶させる保管処理部と
    を備えることを特徴とする免税処理システム。
  2. 前記免税帳票保管要求部は、
    クレジットカードによる決済に対する決済伝票と、前記購入者誓約文との両方に対して前記入力装置によって一括に署名された当該署名の画像データを含む前記保管依頼電文を前記免税帳票保管装置に送信するとともに、当該署名の画像データと、前記決済伝票とを含む決済伝票データを、前記免税帳票保管装置とは異なる決済伝票保管装置に記憶させる
    ことを特徴とする請求項1に記載の免税処理システム。
  3. 前記免税帳票保管要求部は、
    複数の店舗のそれぞれの前記購入情報に対応する前記店舗ごとの前記購入者誓約文に対して、前記入力装置によって一括に署名された当該署名の画像データと、前記複数の店舗のそれぞれの前記購入情報とを含む前記保管依頼電文を前記免税帳票保管装置に送信し、
    前記保管処理部は、
    前記保管依頼電文に前記複数の店舗に対応する前記購入情報が含まれる場合に、前記店舗ごとの前記免税帳票データを生成し、生成した前記免税帳票データを前記店舗ごとに前記免税帳票記憶部に記憶させる
    ことを特徴とする請求項1に記載の免税処理システム。
  4. 前記免税処理装置は、
    前記非居住者情報及び前記購入情報に基づいて作成される購入記録票を出力する記録票出力部を備える
    ことを特徴とする請求項1から請求項のいずれか一項に記載の免税処理システム。
  5. 購入した物品を輸出することを誓約する購入者誓約文に対する非居住者の署名の入力を受け付ける入力装置を有した免税処理装置と、前記購入者誓約文に対して前記入力装置によって署名された当該署名の画像データと、前記購入者誓約文とを含む免税帳票データを記憶する免税帳票記憶部を有する免税帳票保管装置と、検索サーバ装置とを備える免税処理システムの免税処理方法であって、
    前記免税処理装置が、免税帳票データの保管を依頼する保管依頼電文であって、前記非居住者に関する情報である非居住者情報と、前記非居住者が購入した物品に関する購入情報と、前記署名の画像データとを含む保管依頼電文を前記免税帳票保管装置に送信する免税帳票保管要求ステップと、
    前記免税帳票保管装置が、前記保管依頼電文を、前記免税処理装置から受信する電文受信ステップと、
    前記免税帳票保管装置が、前記電文受信ステップによって受信した前記保管依頼電文に基づいて、前記免税帳票データを生成し、生成した前記免税帳票データを前記免税帳票記憶部に記憶させる保管処理ステップと
    前記検索サーバ装置が、前記非居住者情報、又は前記購入情報を検索条件として含む検索要求に応じて、前記免税帳票保管装置に記憶されている前記免税帳票データを検索し、検索した前記免税帳票データを前記検索要求の要求元に送信する免税帳票検索ステップと
    を含むことを特徴とする免税処理方法。
  6. 購入した物品を輸出することを誓約する購入者誓約文に対する非居住者の署名の入力を受け付ける入力装置を有した免税処理装置と、前記購入者誓約文に対して前記入力装置によって署名された当該署名の画像データと、前記購入者誓約文とを含む免税帳票データを記憶する免税帳票記憶部を有する免税帳票保管装置とを備える免税処理システムの免税帳票保管装置であって、
    免税帳票データの保管を依頼する保管依頼電文であって、前記非居住者に関する情報である非居住者情報と、前記非居住者が購入した物品に関する購入情報と、前記署名の画像データとを含む保管依頼電文を、前記免税処理装置から受信する電文受信部と、
    前記電文受信部によって受信した前記保管依頼電文に基づいて、前記免税帳票データを生成し、生成した前記免税帳票データを前記免税帳票記憶部に記憶させる保管処理部と
    前記非居住者情報、又は前記購入情報を検索条件として含む検索要求に応じて、前記免税帳票保管装置に記憶されている前記免税帳票データを検索し、検索した前記免税帳票データを前記検索要求の要求元に送信する免税帳票検索部と
    を備えることを特徴とする免税帳票保管装置。
  7. 購入した物品を輸出することを誓約する購入者誓約文に対する非居住者の署名の入力を受け付ける入力装置を有した免税処理装置と、前記購入者誓約文に対して前記入力装置によって署名された当該署名の画像データと、前記購入者誓約文とを含む免税帳票データを記憶する免税帳票記憶部を有する免税帳票保管装置とを備える免税処理システムの免税帳票保管装置が有するコンピュータに、
    免税帳票データの保管を依頼する保管依頼電文であって、前記非居住者に関する情報である非居住者情報と、前記非居住者が購入した物品に関する購入情報と、前記署名の画像データとを含む保管依頼電文を、前記免税処理装置から受信する電文受信ステップと、
    前記電文受信ステップによって受信した前記保管依頼電文に基づいて、前記免税帳票データを生成し、生成した前記免税帳票データを前記免税帳票記憶部に記憶させる保管処理ステップと
    前記非居住者情報、又は前記購入情報を検索条件として含む検索要求に応じて、前記免税帳票保管装置に記憶されている前記免税帳票データを検索し、検索した前記免税帳票データを前記検索要求の要求元に送信する免税帳票検索ステップと
    を実行させるためのプログラム。
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