JP6635532B1 - サンプルカップ集合体 - Google Patents

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【課題】ラックへの挿入が手間無く短時間で行えるサンプルカップ集合体を提供する。【解決手段】サンプルカップ集合体1は、有底筒状をなし液体試料を収容可能であって、上部分3の外周面が下部分4の外周面よりも大径になる複数のサンプルカップ2と、隣り合うサンプルカップ2の相互間に設けられ、上部分3の外周面同士を連結する連結板8と、連結板8の中間部において縦方向に延在する溝部11と、を有する。【選択図】図1

Description

本発明は、血液や尿などの液体試料を収容可能なサンプルカップに関する。
従来、ヒトや動物からの血液や尿などに対して各種の分析を自動で行うことが可能な自動分析装置が使用されている。このような自動分析装置は、概略有底筒状をなし、血液や尿などの液体試料を収容可能なサンプルカップと、このサンプルカップと略同径であって上方が開口する穴を有するラックを使用することが一般的である(例えば特許文献1、2を参照)。具体的には、分析対象となる液体試料をサンプルカップに収容し、更にラックの穴に対してサンプルカップを上方から挿入する。その後、サンプルカップを保持したラックを自動分析装置にセットすれば、装置自身の機能(例えばサンプルカップの外側から収容した液体試料を光学的にスキャニングするなど)に基づいて分析が行われる。
特開平10−206297号公報 実開昭60−169572号公報
ところでこのような自動分析装置は、複数の液体試料を順次に、又はまとめて分析することができるものがあり、この場合には、複数の穴が設けられているラックを使用する。このようなラックに対して従来は、サンプルカップを指で摘まんで一つずつ穴に挿入しているため、作業に手間を要するうえ、時間もかかっている。
本発明は、このような問題点を解決することを課題とするものであって、複数のサンプルカップをラックに対して手間無く短時間で挿入できるように改善を図ることを目的とする。
本発明は、有底筒状をなし液体試料を収容可能であって、平坦で且つ水平方向に延在する上端面及び下端面を有し円筒状に形成された上部分と、該上部分の下方に位置するとともに該下端面に連結する下部分とで構成され、上部分の外周面が下部分の外周面よりも大径になる複数のサンプルカップと、隣り合う前記サンプルカップの相互間に設けられ、前記上部分の外周面同士を連結する連結板と、前記連結板の中間部において縦方向に延在する溝部と、を有し、
前記溝部は、前記連結板の一の側面に設けられる第一溝部と、該連結板の他の側面に設けられる第二溝部とで構成され、該第一溝部と該第二溝部は互いに背中合わせになる位置に設けられ、
前記連結板は、前記上部分の上端面に揃う連結板上端面と、該上部分の下端面よりも上方に位置する連結板下端面とを有し、
前記連結板の厚みは、前記連結板上端面から前記連結板下端面に向かって薄くなるサンプルカップ集合体である。
このような構成になる本発明のサンプルカップ集合体によれば、複数の穴が設けられているラックに対して複数のサンプルカップをまとめて挿入することができる。このため、サンプルカップをラックへ保持させる作業を手間無く短時間で行うことができる。また、溝部に沿って連結板を折ることができるため、サンプルカップを一つに分離することも任意の数でまとまった状態にすることも可能である。このため、穴の数が異なるラックに対しても一種類のサンプルカップ集合体で対応可能である。また溝部は連結板に対して縦方向に延在しているため、サンプルカップを立てた状態で連結板を破断することができる。すなわち、連結板を折る際にサンプルカップを傾ける必要がないため、液体試料を収容した状態であってもサンプルカップの上部開口から液体試料が溢れることがない。
本発明に従うサンプルカップ集合体の一実施形態を示す、(a)は平面図であり、(b)は側面図である。 (a)は図1(a)に示すA−Aに沿う断面図であり、(b)は図1(a)に示すB−Bに沿う断面図である。 図1に示すサンプルカップ集合体を保持するラックに関し、(a)は平面図であり、(b)はC−Cに沿う断面図である。 図1に示したサンプルカップ集合体を図3に示したラックに保持させた状態を示す図である。
以下、図面を参照しながら本発明に従うサンプルカップ集合体の一実施形態について説明する。なお、本明細書等における「上」「下」の関係は、図4に示すように、ラックにサンプルカップ集合体を保持させた状態での向きをいう。
図1、図2に示すように本実施形態のサンプルカップ集合体1は、複数(本実施形態では合計5個)のサンプルカップ2を備えている。
サンプルカップ2は、透明の合成樹脂によって、全体的に有底筒状をなすように形成されている。本実施形態のサンプルカップ2は、上方に位置するとともに外周面が円筒状になる上部分3と、上部分3の下方に位置し、上部分3の外周面よりも小径の外周面になる下部分4とを備えている。上部分3の上端面5は平坦であって、略水平方向に延在している。また上部分3の下端面6も、平坦で且つ略水平方向に延在している。下部分4は、その下部の内側において、下方に向けて先細りになるとともに底部が半球殻状になる内筒部7を備えている。また上部分3の内側における内周面は、下方に向けて略垂直に延在した後、径方向内側に向けてテーパ状に縮径していて、更に下部分4にかけての部位では下方に向けて略垂直に延在した後、内筒部7の内側に位置する部位で更に縮径している。
またサンプルカップ集合体1は、サンプルカップ2を直列状に間隔をあけて並べた状態において、これらの相互間をつなぐ連結板8を備えている。連結板8は、その上端面(連結板上端面9)は上部分3の上端面5に揃って(同じ高さで)あるのに対し、その下端面(連結板下端面10)は、上部分3の下端面6よりも上方に位置する。また連結板8の厚みは、図2(b)に示すように、連結板上端面9から連結板下端面10に向かって幅狭になっている。
このような連結板8には、図示したように縦方向に延在する溝部11が設けられている。本実施形態の溝部11は、図1(b)に示すように、連結板8の中央部において、連結板8の全高に亘って(連結板上端面9から連結板下端面10に至るまで)延在している。また溝部11は、図1(a)に示すように、連結板8の一の側面に設けられる第一溝部11aと、連結板8の他の側面に設けられる第二溝部11bとで構成されるものである。ここで第一溝部11aと第二溝部11bは、平面視においてV字状をなすように形成されている。また第一溝部11aと第二溝部11bは、互いに背中合わせになる位置に設けられている。
なお、本発明のサンプルカップ集合体は特定の大きさに限定されるものではないが、一例として具体的なサイズを挙げると、サンプルカップ2における全高は35〜40mm程度、上部分3の外径はφ15〜20mm程度、下部分4の外径はφ10〜15mm程度、上部分3の上端面5から下端面6に至る高さは8〜12mm程度、連結板8の厚み(連結板上端面9側の厚み)は1〜3mm程度、連結板8の連結板上端面9から連結板下端面10に至る高さは4〜8mm程度、第一溝部11aと第二溝部11bの深さ(連結板8の側面からV字状をなす第一溝部11aと第二溝部11bの頂部までの深さ)は0.1〜0.5mm程度である。なお図示したサンプルカップ集合体1においては、サンプルカップ2における全高は約38mm、上部分3の外径は約φ17mm、下部分4の外径は約φ11mm、上部分3の上端面5から下端面6に至る高さは約10mm、連結板8の厚み(連結板上端面9側の厚み)は約2mm、連結板8の連結板上端面9から連結板下端面10に至る高さは約6mm、第一溝部11aと第二溝部11bの深さ(連結板8の側面からV字状をなす第一溝部11aと第二溝部11bの頂部までの深さ)は約0.2mmである。
このようなサンプルカップ集合体1は、図3に示すラック50で保持することができる。図示したラック50は、全体的に矩形状に形作られるものであって、その天面51には、下方に向けて延在する円形の穴52が複数(本実施形態では合計5個)設けられている。また穴52の上部には、この穴52よりも大径になる上部穴53が設けられている。なお隣り合う穴52の間隔は、サンプルカップ集合体1における隣り合うサンプルカップ2の間隔と略同一である。また穴52の内径と上部穴53の内径は、サンプルカップ2における下部分4の外径と上部分3の外径と略同一か、それよりも多少大きくなっている。また天面51から上部穴53に至る深さは、サンプルカップ集合体1における連結板下端面10から下端面6に至る隙間よりも浅くなっている(図4参照)。
このような構成になるサンプルカップ集合体1によれば、連結板8によって複数のサンプルカップ2を連結しているため、図4に示すようにこれらをまとめてラック50の穴52に挿入することができる。また連結板8には、図1に示すように溝部11を設けているため、溝部11に沿って連結板8を折ることで、サンプルカップ2を任意の数に分離することができる。
また本実施形態の溝部11は縦方向に延在しているため、サンプルカップ2を立てた状態で連結板8を破断ことができる。このため、サンプルカップ2に液体試料を収容した状態であってもその上部開口から液体試料が溢れることがない。また溝部11は、連結板8の一の側面に設けた第一溝部11aと、連結板8の他の側面に設けた第二溝部11bとで構成されるものであるため、一の側面が内側になる向きに連結板8を折り曲げても、又は他の側面が内側になる向きにこれを折り曲げても連結板8を破断させることができる。
ところで連結板8の厚みが一定の場合は、溝部11の強度も全長に亘って略一定になるため、連結板8を折るには、溝部11の全体が一度に破断するような力を加える必要があり、過大な力を要することになる。一方、本実施形態の連結板8は、連結板上端面9に対して連結板下端面10の厚みが薄いため、溝部11の強度は、連結板下端面10側の方が連結板上端面9側よりも低くなる。このため溝部11に沿って折り曲げた際は、加える力がそれ程大きくなくても強度の低い溝部11の下部側を優先して破断させることができる。なお、一旦溝部11が破断し始めると、その破断をきっかけに亀裂が進展するようにして溝部11が破断していくが、その際に要する力は小さくて済む。このように本実施形態のサンプルカップ集合体1によれば、より小さな力でサンプルカップ2を分離できるという利点がある。
また溝部11で連結板8を折った際、場合によっては折れた部位に下向きに突出するバリ状の突起ができるおそれがあるが、図4に示すように本実施形態では、ラック50にサンプルカップ2を挿入した状態において、天面51と連結板下端面10との間には隙間が設けられていて、バリ状の突起が形成されてもこの突起が天面51に当たってサンプルカップ2の挿入の妨げになることがなく、サンプルカップ2を安定的に保持することができる。
以上、本発明に従うサンプルカップ集合体について具体的な実施形態を示しながら説明したが、本発明に従うサンプルカップ集合体は、上述した実施形態に限られるものではなく、特許請求の範囲に従う範疇で種々の変更を加えたものも含まれる。
1:サンプルカップ集合体
2:サンプルカップ
3:上部分
4:下部分
5:上端面
6:下端面
7:内筒部
8:連結板
9:連結板上端面
10:連結板下端面
11:溝部
11a:第一溝部
11b:第二溝部
50:ラック
51:天面
52:穴
53:上部穴

Claims (1)

  1. 有底筒状をなし液体試料を収容可能であって、平坦で且つ水平方向に延在する上端面及び下端面を有し円筒状に形成された上部分と、該上部分の下方に位置するとともに該下端面に連結する下部分とで構成され、上部分の外周面が下部分の外周面よりも大径になる複数のサンプルカップと、
    隣り合う前記サンプルカップの相互間に設けられ、前記上部分の外周面同士を連結する連結板と、
    前記連結板の中間部において縦方向に延在する溝部と、を有し、
    前記溝部は、前記連結板の一の側面に設けられる第一溝部と、該連結板の他の側面に設けられる第二溝部とで構成され、該第一溝部と該第二溝部は互いに背中合わせになる位置に設けられ、
    前記連結板は、前記上部分の上端面に揃う連結板上端面と、該上部分の下端面よりも上方に位置する連結板下端面とを有し、
    前記連結板の厚みは、前記連結板上端面から前記連結板下端面に向かって薄くなるサンプルカップ集合体。
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