JP6633561B2 - 発電量不足見舞金決定システム、及び発電量不足見舞金決定プログラム - Google Patents

発電量不足見舞金決定システム、及び発電量不足見舞金決定プログラム Download PDF

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Description

この発明は、例えば、太陽光発電システムの導入に際して、設置後に発電量不足が発生した場合の見舞金の支払いを決定する発電量不足見舞金決定システム、及び発電量不足見舞金決定プログラムに関する。
太陽光発電は、クリーンエネルギーの代表ともいえる環境にやさしい発電方法である。温室効果ガス排出量の削減、低炭素社会の実現に最も近い発電方法として、現在、国を挙げて太陽光発電システムの普及が推奨されている。設置時の補助金給付や売電価格の固定化などにより、太陽光発電を導入しやすい環境が整えられつつある。
しかし、太陽光発電の発電性能は環境に強く依存するため、他のエネルギー源に比べて発電量の安定性やコストパフォーマンスの点で問題があるというのが一般的な認識である。また、太陽光発電の発電量は天候や設置場所から大きな影響を受けるため、ユーザはその経済効果を予測することが困難で、このため、太陽光発電を導入する意欲が惹起されにくく、未だ広く普及するまでには至っていない。
一方、発電量の予測をより確かなものにするため、特許文献1では、太陽光発電システムが設置される各屋根面の日射条件ならびに温度の影響を考慮して、発電量の推定等を行うための太陽光発電評価システムの開示がされている。また、特許文献2では、簡単かつ適正に太陽光発電の発電量の推定値や予測値を算出する方法が開示されている。このように発電量を的確に推定するため、多くの試みがなされている。
しかし、発電量をメーカが保証するまでには至っていない。発電量の保証が得られないために、ユーザは、太陽光発電システム導入による経済性予測に不安感を抱き導入を躊躇しているのが現状である。
特開2007−3390号公報 特開2013−73537号公報
この発明は、上述の問題点に鑑みて、太陽光発電システムの導入に際して、設置後に発電量不足が発生した場合に見舞金の支払いを決定する発電量不足見舞金決定システム、及び発電量不足見舞金決定プログラムを提供し、ユーザの不安感を低減し導入を促進することを目的とする。
この発明は、所定の太陽光発電装置を設置した場合の前記太陽光発電装置による所定期間内の発電量である推定発電量を取得する推定発電量取得手段と、実際に設置した前記太陽光発電装置が発電した実際の発電量を取得する実際発電量取得手段と、前記実際の発電量が前記推定発電量に基づく補償発電量に対して不足する場合、または、前記推定発電量の電力を販売した場合に得られる推定電力販売金額に基づく補償発電金額に対して前記実際の発電量の電力を販売した場合に得られる実際電力販売金額が不足する場合に、前記太陽光発電装置のユーザに支払う見舞金を前記不足する量または不足する金額に基づいて算出する見舞金算出手段とを備え、前記推定発電量取得手段および前記実際発電量取得手段は、複数の前記太陽光発電装置の前記補償発電量と前記実際の発電量とを取得する構成であり、所定の範囲に設置された複数の前記太陽光発電装置に前記不足が生じた場合に当該不足が予め定められた免責対象条件に該当するか否か判定する免責対象判定手段と、前記免責対象判定手段により免責対象条件に該当すると判定された前記太陽光発電装置の設置場所と前記不足の状況を含む免責対象判断用情報を出力する免責対象判断用情報出力手段を備え、前記免責対象判定手段は、所定の範囲に設置された複数の太陽光発電装置がほぼ同時期に同様な電力不足を生じさせた場合に免責対象条件に該当すると判定する構成であり、前記ほぼ同時期に同様な電力不足を生じさせた場合とは、前記所定範囲において同日に実績発電量が所定値以下となり、それ以降所定値以下のままである太陽光発電装置が複数存在する場合、あるいは、所定範囲において全ての太陽光発電装置が同時刻に実績発電量が所定値以下に低下し、前記所定範囲の全ての太陽光発電装置が同時期の所定時間の範囲内に通常の実績発電量に復旧した場合である発電量不足見舞金決定システムであることを特徴とする。
この発明により、太陽光発電システムの導入に際して、設置後に発電量不足が発生した場合の見舞金の支払いを決定する発電量不足見舞金決定システム、及び発電量不足見舞金決定プログラムを提供し、ユーザの不安感を低減し導入を促進することができる。
発電量不足見舞金決定システムのシステム構成を示すブロック図。 発電量不足見舞金の支払いを決定する機能の機能ブロック図。 発電量不足見舞金の支払いを決定する機能の機能ブロック図。 入力画面の画面構成の説明図。 提案書の出力画面の画面構成の説明図。 報告書の書式構成の説明図。
以下、この発明の一実施形態を図面と共に説明する。
<システム構成>
図1は、発電量不足見舞金決定システム1のシステム構成を示すブロック図である。
発電量不足見舞金決定システム1は、見舞金決定サーバ2、及び太陽光発電装置3を備えており、インターネット7に接続されている。
また、インターネット7には、オペレータ端末4、日本気象協会サーバ5、及び銀行サーバ6が接続されている。
見舞金決定サーバ2は、サーバコンピュータで構成されており、ハードウェア要素として、CPUとROMとRAM等で構成されて各種演算や制御動作を実行する制御部2a、ハードディスクやフラッシュメモリ等で構成されて情報のリードライトを許容する記憶部2b、タッチパネル、キーボード、マウス、押下ボタン、又はこれらの複数で構成されて接触操作による入力を受け付ける入力部2d、液晶ディスプレイや有機ELディスプレイ等で構成されて文字や図等の画像を表示する表示部2e、及びLANボードやWiFiユニット等で構成されて有線または無線での通信を実行する通信部2cを備えている。
尚、見舞金決定サーバ2の記憶部2bには、見舞金を決定するための処理を実行する発電量不足見舞金決定プログラム2f、及び各種データを登録するデータベース2gが記憶されている。
日本気象協会サーバ5、及び銀行サーバ6も、サーバコンピュータで構成されており、見舞金決定サーバ2と同様のハードウェア要素(図示せず)を備えている。
太陽光発電装置3は、住宅の屋根等に設置される太陽電池をモジュール化した太陽光モジュール3aと、太陽光モジュール3aで発電される電力を交流の系統電力に変換するパワーコンディショナ3bと、パワーコンディショナ3bで変換された後の電力量を太陽光発電装置3の実績発電量として記録する発電量記録端末3cを備えている。尚、発電量記録端末3cは、当該住宅で自己消費した消費電力量、電力会社から買電した買電量、及び電力会社に売電した売電量も記録する。また、発電量記録端末3cは通信機能を有しており、発電量記録端末3cを介して、太陽光発電装置3はインターネット7に接続されている。
オペレータ端末4は、通信機能を有するコンピュータで、インターネット7を介して見舞金決定サーバ2を遠隔操作することができる。
図2及び図3は、発電量不足見舞金決定プログラム2fに従って動作する見舞金決定サーバ2の制御部2aの各種機能部及びそれらが実行する処理フローを示す機能ブロック図である。
見舞金決定サーバ2の制御部2aは、発電量不足見舞金決定プログラム2fに従って動作することで、顧客情報入力部21、設備条件入力部22、日射量条件取得部23、年間発電量推定部24、場所条件入力部25、補償発電量算出部26、売電価格入力部27、補償発電金額算出部28、提案書作成部29、提案書出力部30、補償開始条件入力部31、確認対象データ取得部32、発電量取得部33、発電不足住宅判定部34、発電OK分報告書発行部35、周辺地域データ取得部36、補償判定部37、補償不可分報告書発行部38、補償上限以下切り捨て部39、補償分報告書発行部40、報告書修正入力部41、修正登録部42、支払リスト作成部43、及び支払実行部44として機能する。
また、これらの機能部が入力(取得)、使用、あるいは作成(発行)するデータとして、記憶部2b(図1参照)のデータベース2gには、顧客データ61、設備データ62、日射量データ63、場所条件データ64、売電価格データ65、提案書データ66、補償対象データ67、及び報告書データ68が記憶される。
各機能部は、発電量不足見舞金決定プログラム2fに従って、インターネット7を介してオペレータ端末4より入力あるいは入力部2dから直接入力した入力データや、発電量記録端末3c及び日本気象協会サーバ5から取得した取得データを使用して各種処理を実行し、提案書30aの作成や、報告書35a,38a,40a、修正報告書42aの発行をすると共に、見舞金の支払リストを作成し該当する支払先に対して銀行サーバ6を介して支払を実行する。
以下では、各機能部の個別の動作について、発電量不足見舞金決定プログラム2fに従って実行する処理フローに沿って説明する。
処理フローの前半では、提案書30aを作成し出力するまでの一連の処理(提案書作成処理)を示し、後半では、報告書35a,38a,40a、修正報告書42aの発行をすると共に、見舞金の支払リストを作成し該当する支払先に対して支払を実行するまでの処理(報告支払処理)を示している。
<<提案書作成処理>>
図4は、顧客情報入力部21、設備条件入力部22、場所条件入力部25、及び売電価格入力部27(図2参照)が、オペレータ端末4あるいは表示部2e(図1参照)に表示する入力画面20の画面構成図を示す。
<顧客情報入力>
入力画面20は、顧客情報入力部21(図2参照)として機能する要素として、顧客の氏名や名称の入力を受け付ける件名入力部21aと、太陽光発電装置3(図1参照)を設置する住宅の所在地の都道府県の入力を受け付ける都道府県入力部21bと、気象観測地点のある近隣の地域の入力を受け付ける地域入力部21cを有している。
顧客情報入力部21(図2参照)は、入力された顧客の氏名や名称を顧客データ61(図2参照)として記憶部2b(図1参照)に記憶させる。顧客情報入力部21(図2参照)は、都道府県入力部21bがクリックされると「北海道」等の都道府県名をプルダウンメニュで表示し、プルダウンメニュから選択肢の一つ(例えば「北海道」)が選択されると、都道府県入力部21bに選択された都道府県名(例えば「北海道」)と表示する。続けて、顧客情報入力部21(図2参照)は、地域入力部21cがクリックされると気象観測地点のある「北海道」の地域名をプルダウンメニュで表示し、プルダウンメニュから選択された地域名を地域入力部21cに表示する。そして、顧客情報入力部21(図2参照)は、選択された都道府県名及び地域名を顧客データ61(図2参照)として記憶部2b(図1参照)に記憶させる。
<設備条件入力>
入力画面20は、設備条件入力部22(図2参照)として機能する要素として、住宅の屋根材の入力を受け付ける屋根材入力部22aと、住宅の屋根の勾配の入力を受け付ける勾配入力部22bと、太陽光モジュール3a(図1参照)の機種の入力を受け付けるモジュール入力部22cと、発電量や消費電力を表示する電力モニタ(図示せず)の機種の入力を受け付ける電力モニタ入力部22dとを有している。
設備条件入力部22(図2参照)は、屋根材入力部22a、勾配入力部22b、モジュール入力部22c、及び電力モニタ入力部22dがクリックされると、それぞれに複数の選択肢をプルダウンメニュで表示し、選択肢が選択されると当該各選択肢の内容を各入力部22a〜22dに表示する。そして、設備条件入力部22(図2参照)は、これらの選択された各選択肢の内容を設備データ62(図2参照)として記憶部2b(図1参照)に記憶させる。
入力画面20は、パワーコンディショナ3b(図1参照)の機種の入力を受け付けるパワコン入力部22eと、太陽光モジュール3a(図1参照)で発電した直流電力を集めてパワーコンディショナ3b(図1参照)に供給する接続箱(図示せず)の機種の入力を受け付ける接続箱入力部22fを有している。
設備条件入力部22(図2参照)は、パワコン入力部22eがクリックされると複数の選択肢をプルダウンメニュで表示し、選択肢がプルダウンメニュから選択されると当該選択肢をパワコン入力部22eに表示する。続けて、設備条件入力部22(図2参照)は、接続箱入力部22fがクリックされるとパワコン入力部22eで選択されたパワーコンディショナ3b(図1参照)の機種に合わせて複数の接続箱(図示せず)の機種の選択肢をプルダウンメニュで表示し、機種がプルダウンメニュから選択されると当該機種を接続箱入力部22fに表示する。そして、設備条件入力部22(図2参照)は、選択されたパワーコンディショナ3b(図1参照)の機種、及び接続箱(図示せず)の機種の内容を設備データ62(図2参照)として記憶部2b(図1参照)に記憶させる。
入力画面20は、使用可能な形状、面積等の異なる複数のパネル表示部(ここでは2つのパネルのタイプを表示するAパネル表示部22j、Bパネル表示部22k)を有している。設備条件入力部22(図2参照)は、モジュール入力部22cで太陽光モジュール3a(図1参照)の機種が選択されると、当該機種で使用可能なパネルのタイプ(例えば、AパネルとBパネル)をAパネル表示部22j、Bパネル表示部22kに表示する。
入力画面20は、太陽光モジュール3a(図1参照)を設置する屋根の4つの異なる方位を向いた各方位面(第1〜第4方位面)について、方位面の方位の入力を受け付ける方位入力部22gと、当該方位面に設置するAパネル表示部22j、Bパネル表示部22kに表示された各タイプのパネルの枚数の入力を受け付けるAパネル枚数入力部22h、及びBパネル枚数入力部22iを有している。
設備条件入力部22(図2参照)は、方位入力部22g、Aパネル枚数入力部22h、及びBパネル枚数入力部22iがクリックされると、それぞれに方位または枚数についての複数の選択肢をプルダウンメニュで表示し、選択肢が選択されると選択された方位または枚数を方位入力部22g、Aパネル枚数入力部22h、及びBパネル枚数入力部22iに表示する。そして、設備条件入力部22(図2参照)は、選択された方位と、当該方位に設置されるAパネルの枚数及びBパネルの枚数を、設備データ62(図2参照)として記憶部2b(図1参照)に記憶させる。
<場所条件入力>
入力画面20は、場所条件入力部25(図2参照)として機能する要素として、太陽光モジュール3a(図1参照)を設置する前に周辺に建築・建設された建物・構築物等の障害により生じる日陰の発電量に対する影響度の入力を受け付ける日陰入力部25aと、発電量に対する積雪の影響度の入力を受け付ける積雪入力部25bを有している。発電量に対する日陰及び積雪の影響度は、それぞれ影響のない0%から最大でも20%を超えない範囲で入力できる。尚、日陰及び積雪の影響度の入力は、月別に行われる。場所条件入力部25(図2参照)は、入力された発電量に対する日陰及び積雪の影響度(0〜20%)を場所条件データ64(図2参照)として記憶部2b(図1参照)に記憶させる。
<売電価格入力>
入力画面20は、売電価格入力部27(図2参照)として機能する要素として、電力会社表示部27b、電力会社と契約している電力料金プランの入力を受け付ける料金プラン入力部27c、自己消費単価表示部27d、自己消費量表示部27e、及び売電単価表示部27aを有している。売電価格入力部27(図2参照)は、都道府県入力部21bで選択された都道府県において契約可能な電力会社を電力会社表示部27bに表示する。売電価格入力部27(図2参照)は、料金プラン入力部27cがクリックされると電力会社表示部27bに表示された電力会社と契約可能な複数の電力料金プランをプルダウンメニュで表示し、プルダウンメニュから選択された電力料金プランを料金プラン入力部27cに表示する。売電価格入力部27(図2参照)は、選択された電力料金プランにより設定される自己消費単価、自己消費量、及び売電単価をそれぞれ自己消費単価表示部27d、自己消費量表示部27e、及び売電単価表示部27aに表示する。売電価格入力部27(図2参照)は、売電単価表示部27aに表示した売電単価を売電価格データ65(図2参照)として記憶部2b(図1参照)に記憶させる。
<日射量条件取得>
日射量条件取得部23(図2参照)は、インターネット7を介して日本気象協会サーバ5(図1参照)にアクセスし、平均日射量データとしてNEDO/(財)日本気象協会「日射関連データの作成調査」の値を取得し、日射量データ63(図2参照)として記憶部2b(図1参照)に記憶させる。
<年間発電量の推定>
年間発電量推定部24(図2参照)は、顧客データ61、設備データ62、及び日射量データ63を用いて、年間発電量を推定する。
年間推定発電量は、月別推定発電量の12か月分の合計である。年間発電量推定部24(図2参照)は、月別推定発電量を、以下の(式1)を用いて算出し、算出したこれら月別推定発電量を12か月分合計して年間推定発電量を算出する。
月別推定発電量=電池容量×温度損失係数×パワコン損失係数×その他損失係数×気象観測地点の該当月平均日射量 …(式1)
ここで、電池容量は、太陽光モジュール3a(図1参照)の電池容量であって、設備データ62に記憶されている選択された太陽光モジュール3aの機種において使用するAパネルとBパネルの電池容量にそれぞれの枚数を掛けたものの合計である。
温度損失係数は、太陽光モジュール3aの温度による損失を係数化したもので、月別に、5.8%(12〜3月)、8.7%(4〜5月、10〜11月)、11.6%(6〜9月)の損失が発生するとして係数の設定がされている。
パワコン損失係数は、太陽光モジュール3a(図1参照)で発電された電力をパワーコンディショナ3b(図1参照)が交流の系統電力に変換する際の変換効率であって、選択されたパワーコンディショナ3bの機種別に、変換に際して5.5〜4.0%の損失が発生するとして係数の設定がされている。
その他損失係数は、太陽光モジュール3a(図1参照)のガラス表面の汚れや配線ロス等による損失を係数化したもので、合計すると5%の損失が発生するとして係数の設定がされている。尚、使用する接続箱(図示せず)が昇圧回路付きの場合には、当該接続箱に起因する損失分として約1%さらに追加することがある。また、その他損失係数として、太陽光モジュール3aの勾配および方位により定まる設置環境補正係数をさらに乗算する構成とすることが好ましい。
気象観測地点の該当月平均日射量は、日射量データ63から抽出した、地域名として顧客データ61に記憶されている気象観測地点における該当月平均日射量である。尚、発電量の推定は、上述した式1に限らず、公知の適宜の推定式を用いることができる。
<補償発電量の算出>
補償発電量算出部26(図2参照)は、場所条件データ64(図2参照)を用いて、年間発電量推定部24(図2参照)が推定した年間推定発電量に対して、設置場所条件に起因する発電量減少分の補正をする。補償発電量算出部26は、場所条件データ64として記憶されている発電量に対する日陰及び積雪の影響度(0〜20%)を、それぞれ日陰補正係数、積雪補正係数として係数化する。尚、発電量に対して日陰及び積雪の影響がない場合は、当該影響度は0%で、日陰補正係数、積雪補正係数はそれぞれ1になる。そして、補償発電量算出部26は、年間発電量推定部24が算出した月別推定発電量に日陰補正係数及び積雪補正係数を掛けて月別推定発電量を補正し、その後、当該補正後の月別推定発電量を12か月分合計して年間補償発電量を算出する。
<補償発電金額の算出>
補償発電金額算出部28(図2参照)は、補償発電量算出部26が算出した補正後の月別推定発電量に売電価格データ65の売電単価を掛けて、月別推定発電金額を算出し、その後、当該月別推定発電金額を12か月分合計して年間推定発電金額を算出する。
<提案書の作成及び出力>
図5は、提案書作成部29(図2参照)が作成した後に、提案書出力部30(図2参照)がオペレータ端末4あるいは表示部2e(図1参照)に表示する提案書の出力画面30aの画面構成図である。
提案書の出力画面30aは、件名表示部30jと、気象観測地点表示部30bと、太陽電池容量表示部30cと、屋根の方位面別表示部30dと、太陽光モジュール3a(図1参照)の配置図表示部30eと、推定発電量の月別グラフ表示部30fと、年間推定表示部30gと、月別推定表示部30hを有している。
提案書出力部30(図2参照)は、件名表示部30jに、顧客データ61(図2参照)の顧客の氏名や名称を表示し、気象観測地点表示部30bに、顧客データ61(図2参照)の地域名と都道府県名を表示し、太陽電池容量表示部30cに、年間発電量推定部24(図2参照)が用いた太陽光モジュール3a(図1参照)の電池容量を表示し、屋根の方位面別表示部30dに、方位面別の電池容量を表示し、配置図表示部30eに、屋根に設置された太陽光モジュール3a(図1参照)の平面配置を表示し、推定発電量の月別グラフ表示部30fに、補償発電量算出部26(図2参照)が算出した月別推定発電量を月別グラフにして表示し、年間推定表示部30gに、補償発電量算出部26(図2参照)が算出した年間補償発電量、及び補償発電金額算出部28(図2参照)が算出した年間推定発電金額を表示し、月別推定表示部30hに、補償発電量算出部26(図2参照)が算出した補正後の月別推定発電量、及び補償発電金額算出部28(図2参照)が算出した月別推定発電金額を表にして表示する。
提案書作成部29(図2参照)は、自身が作成し提案書出力部30(図2参照)がオペレータ端末4あるいは表示部2e(図1参照)に表示する提案書の内容を、提案書データ66として記憶部2b(図1参照)に記憶させる。
<<報告支払処理>>
<発電量の取得>
補償開始条件入力部31(図3参照)は、提案書に基づく契約が成立している契約者の氏名等及び補償開始日の入力を受け付ける。補償開始条件入力部31は、契約者の氏名等及び補償開始日が入力されると、入力された契約者の氏名等が顧客データ61(図2参照)の顧客の氏名や名称と合致し補償開始日以降に発電を行っている補償対象の太陽光発電装置3(図1参照)の提案書を提案書データ66から抽出し、補償対象データ67(図3参照)として記憶部2b(図1参照)に記憶させる。
確認対象データ取得部32(図3参照)は、発電量取得部33に対して、補償対象データ67に基づいて、補償対象の太陽光発電装置3が発電した実績発電量を取得するよう指示する。
発電量取得部33は、補償対象の太陽光発電装置3に備えられている発電量記録端末3c(図1参照)から、記録されている太陽光発電装置3の実績発電量、並びに、当該住宅で自己消費した消費電力量、電力会社から買電した買電量、及び電力会社に売電した売電量を、インターネット7(図1参照)を介して取得する。このとき取得する実績発電量および売電量は、例えば直近1年分とするなど、発電不足を判定する単位期間分だけあれば良い。 <発電不足住宅の判定>
発電不足住宅判定部34(図3参照)は、補償対象のそれぞれの太陽光発電装置3について、発電量取得部33が取得した実績発電量に基づいて年間実績発電量(単位期間実績発電量)を算出し、そして、当該年間実績発電量と補償対象データ67(図3参照)の年間補償発電量(単位期間補償発電量)とを比較する。発電不足住宅判定部34は、年間実績発電量が年間補償発電量を上回っていると判定した「発電OK」の太陽光発電装置3については、「発電OK」の報告書35aを、発電OK分報告書発行部35(図3参照)に発行させる。
図6は、発電OK分報告書発行部35が発行する「発電OK」の報告書35aの書式構成図である。「発電OK」の報告書35aは、顧客の氏名や名称の表示部35e、発電観測期間表示部35b、年間発電量表示部35c、月別年間集計表示部35dを有している。発電OK分報告書発行部35(図3参照)は、顧客の氏名や名称の表示部35eに、「発電OK」の太陽光発電装置3の顧客の氏名や名称を表示し、発電観測期間表示部35bに、補償対象期間(1年間)を表示し、年間発電量表示部35cに、年間実績発電量を表示し、月別年間集計表示部35dに、「発電OK」の太陽光発電装置3の発電量記録端末3c(図1参照)から取得した実績発電量、並びに、当該住宅で自己消費した消費電力量、電力会社から買電した買電量、及び電力会社に売電した売電量をそれぞれ月別に集計し年間合計したものと、予測発電量として補償対象データ67(図3参照)の補正後の月別推定発電量及び年間補償発電量とを併せて表示した「発電OK」の報告書35aを発行する。同時に、発電OK分報告書発行部35は、「発電OK」の報告書35aの内容を報告書データ68として記憶部2b(図1参照)に記憶させる。
<補償判定>
発電不足住宅判定部34(図3参照)は、年間実績発電量が年間補償発電量より少ないと判定した「発電不足」の太陽光発電装置3(図1参照)を検出した場合には、周辺地域データ取得部36に対して、当該「発電不足」の太陽光発電装置3の周辺地域に設置されている複数の太陽光発電装置3の年間実績発電量と年間補償発電量とを取得するよう指示する。この周辺地域は、例えば1km圏内、または5km圏内、あるいは10km圏内とするなど、予め定めた適宜の範囲内とすることができる。
補償判定部37は、周辺地域データ取得部36が取得した当該「発電不足」の太陽光発電装置3の周辺地域に設置されている複数の太陽光発電装置3の年間実績発電量と年間補償発電量から、見舞金の支払いが免責される免責対象条件に該当するか否かを判定する。免責対象条件には、例えば、自然災害(火災・落雷・風災・水害など)、地震もしくは噴火またはこれらによる津波等の理由により、太陽光発電装置3が損傷したことを起因して発電量が低下した場合が該当する。
よって、補償判定部37は、所定の範囲に設置された複数の太陽光発電装置3が、ほぼ同時期に同様な「発電不足」を生じている場合には、自然災害等の免責対象条件に該当すると判定する。ほぼ同時期に同様な「発電不足」を生じている場合は、例えば、周辺地域において同日に実績発電量が所定値以下(例えば発電能力の半分以下)に低下してそれ以降の実績発電量が所定値以下のままである太陽光発電装置3が複数存在する場合、あるいは、周辺地域において全ての太陽光発電装置3が同時刻(例えば一時間以内の範囲)に実績発電量が所定値以下(例えば発電能力の7割以下)に低下し、周辺地域において全ての太陽光発電装置3が同時刻(例えば「一時間以内の範囲)に通常の実績発電量に復旧した場合など、周辺地域の太陽光発電装置3が発電不足となった日が共通するか否か等によって判定する。
また、補償判定部37は、上記判定に加えて、太陽光発電装置3の発電量がある日を境に低下して発電不足が生じ、低下したまま(発電不足が生じたまま)であるような場合に、何らかの故障があったものとして免責対象条件に該当すると判断する個別判定も実行する。
補償判定部37は、「発電不足」の太陽光発電装置3であるが、免責対象条件に該当すると判定した複数の太陽光発電装置3について、「補償不可」の報告書38aを、補償不可分報告書発行部38(図3参照)に発行させる。尚、「補償不可」の報告書38a(図3参照)には、少なくとも当該太陽光発電装置3の設置場所と発電不足の状況を含む免責対象条件判断用情報が記載される。補償不可分報告書発行部38は、「補償不可」の報告書38aを発行し、同時に、「補償不可」の報告書38aの内容を報告書データ68として記憶部2b(図1参照)に記憶させる。
<補償上限以下切り捨て>
補償上限以下切り捨て部39(図3参照)は、「発電不足」の太陽光発電装置3であって、免責対象条件に該当しないと補償判定部37が判定した太陽光発電装置3について、現に支払う見舞金を算出し決定する。補償上限以下切り捨て部39は、年間補償発電量に対して年間実績発電量が不足している不足分の発電量に売電価格データ65の売電単価を乗算して見舞金を算出する。ただし、支払う見舞金には、免責金額と支払限度額が設定されている。そのため、補償上限以下切り捨て部39は、算出された見舞金が、例えば、3千円(免責金額)未満の場合には切り捨てて、支払う見舞金を0円に減額し、他方、算出された見舞金が、5万円(支払限度額)を超える場合であっても5万円(支払限度額)を超える分は切り捨てて、支払う見舞金を支払限度額の5万円(支払限度額)に減額する。
このように、補償上限以下切り捨て部39は、免責金額、支払限度額に基づいて、算出された見舞金に切り捨て処理をして、支払う見舞金を決定する。そして、補償上限以下切り捨て部39は、「発電不足」の太陽光発電装置3であって、免責対象条件に該当しないと補償判定部37が判定した太陽光発電装置3について、少なくとも支払う見舞金の記載をした「補償分」の報告書40a(図3参照)を、補償分報告書発行部40(図3参照)に発行させる。補償分報告書発行部40は、「補償分」の報告書40aを発行し、同時に、「補償分」の報告書40aの内容を報告書データ68として記憶部2b(図1参照)に記憶させる。
<報告書の修正>
報告書修正入力部41は、報告書の修正要求に応えて、報告書データ68の中から、修正要求のあった報告書データを検索し、当該報告書データへの修正を受け付ける。修正登録部42は、報告書修正入力部41が修正を受け付け当該修正が行われた修正報告書42aを発行し、同時に、当該修正報告書42aの内容を報告書データ68として記憶部2b(図1参照)に記憶させる。これにより、システムでは把握できなかった要因による見舞金の有無および増減等を自由に入力することができる。またこれにより、システムにより見舞金を効率よく自動算出することと、個別具体的に見舞金を定めることの両方を実現できる。
<支払リストの作成、支払の実行>
支払リスト作成部43は、報告書データ68の中から、見舞金の支払いが必要な太陽光発電装置3についての報告書データを検索し、当該太陽光発電装置3の顧客の氏名や名称と、支払う見舞金の額を抽出する。そして、支払リスト作成部43は、当該顧客の氏名や名称、支払う見舞金の額に、振込先の銀行口座等の情報を加えた支払リストを作成する。支払実行部44は、当該支払リストに基づいて、振込先となっている銀行サーバ6(図1参照)にアクセスし、見舞金の支払いを実行する。なお、この支払リストは、報告書修正入力部41および修正登録部42により適宜の修正が行われた報告書データ68を用いて作成されりため、発電不足であっても見舞金の免除対象となる顧客が除かれている。
以上の構成および動作により、太陽光発電装置の導入後に実際の発電量が推定発電量に対して不足した場合、ユーザには不足発電量に応じた売電金額相当額の見舞金が支払われるため、ユーザは太陽光発電装置の導入後に損した感を抱く恐れを小さくすることができる。
また、ユーザは、太陽光発電装置の導入に際して、設置後に発電量不足が発生した場合に不足発電量に応じた売電金額相当額の見舞金の支払いを受ける契約を結ぶことができるため、一定のリスク回避ができ導入に踏み切りやすくなる。
太陽光発電装置提供者は、太陽光発電装置の設置前に設置場所について現地調査を行い、設置場所条件に起因する発電量減少が想定される場合には、推定発電量に当該発電量減少分の補正を加えることができる。このため太陽光発電装置提供者は、個々のユーザの設置場所条件に応じた確度の高い発電量の推定ができ、過剰な発電量の保証をしなくて済む。
設置された複数の太陽光発電装置の実際の発電量と推定発電量とから、発電量不足の発生した太陽光発電装置を抽出し、そして、抽出した発電量不足の太陽光発電装置のユーザに対する見舞金の支払先となる支払先情報を出力することができる。そのため、見舞金の支払いまでの一連の処理を自動で行うことができ、全国の多数のユーザに太陽光発電装置を設置しても各ユーザへの見舞金の要否と金額を速やかに算出でき、見舞金を速やかに支払うことができる。
また、見舞金を支払う必要のあるユーザのリストを作成するため、当該リストに基づいて一括して支払いを済ますことができ、手間を削減することができる。
所定の範囲に設置された複数の太陽光発電装置に発電量不足が生じた場合には、当該不足が予め定められた免責対象条件に該当するか否か判定するようになっている。そのため、自然災害等の太陽光発電装置提供者の努力によっては回避することのできない要因によって発電量不足が発生した場合に、太陽光発電装置提供者は、見舞金の支払いが免除されて過度な負担を回避することができる。
従って、例えば地震(あるいは噴火)によって一部地域の太陽光発電装置3が故障(あるいは噴火物が体積)して発電量不足が発生したような場合に、全国の他の地域では発電量不足が起こっていないから、この一部地域の発電量不足を地震(あるいは)による発電量不足と推定し、免除対象とする、あるいは免除対象候補とすることができる。このとき、このような一部の太陽光発電装置3を自動的に見舞金の免除対象としつつ、個別に見舞金の有無を設定できるため、誤認であると判断される場合の修正や、自動的には免除対象と判定されなかった太陽光発電装置3を現地調査等によって免除対象とする修正を行うなど、効率よくかつ高い自由度で利用することができる。
この発明における推定発電量取得手段は、実施形態の年間発電量推定部24に対応し、以下同様に、
実際発電量取得手段は、発電量取得部33に対応し、
見舞金算出手段は、補償上限以下切り捨て部39に対応し、
推定発電量補正手段は、補償発電量算出部26に対応し、
発電量不足太陽光発電装置抽出手段は、発電不足住宅判定部34に対応し、
支払先情報出力手段は、支払実行部44に対応し、
免責対象判定手段は、補償判定部37に対応し、
免責対象判断用情報出力手段は、補償不可分報告書発行部38に対応し、
支払リスト作成手段は、支払リスト作成部43に対応するが、
この発明は本実施形態に限られず他の様々な実施形態とすることができる。
この発明は、太陽光発電装置を設置する産業に利用することができる。
1…発電量不足見舞金決定システム
2…見舞金決定サーバ
2a…制御部
2b…記憶部
2f…発電量不足見舞金決定プログラム
3…太陽光発電装置
3a…太陽光モジュール
3c…発電量記録端末
4…オペレータ端末
5…日本気象協会サーバ
6…銀行サーバ
7…インターネット
24…年間発電量推定部
26…補償発電量算出部
28…補償発電金額算出部
29…提案書作成部
32…確認対象データ取得部
33…発電量取得部
33…発電不足住宅判定部
37…補償判定部
39…補償上限以下切り捨て部
43…支払リスト作成部

Claims (4)

  1. 所定の太陽光発電装置を設置した場合の前記太陽光発電装置による所定期間内の発電量である推定発電量を取得する推定発電量取得手段と、
    実際に設置した前記太陽光発電装置が発電した実際の発電量を取得する実際発電量取得手段と、
    前記実際の発電量が前記推定発電量に基づく補償発電量に対して不足する場合、または、前記推定発電量の電力を販売した場合に得られる推定電力販売金額に基づく補償発電金額に対して前記実際の発電量の電力を販売した場合に得られる実際電力販売金額が不足する場合に、前記太陽光発電装置のユーザに支払う見舞金を前記不足する量または不足する金額に基づいて算出する見舞金算出手段とを備え
    前記推定発電量取得手段および前記実際発電量取得手段は、複数の前記太陽光発電装置の前記補償発電量と前記実際の発電量とを取得する構成であり、
    所定の範囲に設置された複数の前記太陽光発電装置に前記不足が生じた場合に当該不足が予め定められた免責対象条件に該当するか否か判定する免責対象判定手段と、
    前記免責対象判定手段により免責対象条件に該当すると判定された前記太陽光発電装置の設置場所と前記不足の状況を含む免責対象判断用情報を出力する免責対象判断用情報出力手段を備え、
    前記免責対象判定手段は、所定の範囲に設置された複数の太陽光発電装置がほぼ同時期に同様な電力不足を生じさせた場合に免責対象条件に該当すると判定する構成であり、
    前記ほぼ同時期に同様な電力不足を生じさせた場合とは、前記所定範囲において同日に実績発電量が所定値以下となり、それ以降所定値以下のままである太陽光発電装置が複数存在する場合、あるいは、所定範囲において全ての太陽光発電装置が同時刻に実績発電量が所定値以下に低下し、前記所定範囲の全ての太陽光発電装置が同時期の所定時間の範囲内に通常の実績発電量に復旧した場合である
    発電量不足見舞金決定システム。
  2. 前記実際の発電量が前記補償発電量を上回って発電OKであった場合に発電OKの報告書を発行し、前記実際の発電量が前記補償発電量より少ないが前記免責対象条件に該当する場合に補償不可の報告書を発行し、前記実際の発電量が前記補償発電量より少なく前記免責対象条件に該当しない場合に補償分の報告書を発行する構成であり、
    さらに、前記不足が発生した前記太陽光発電装置のユーザで前記見舞金を支払う必要のあるユーザのリストを作成する支払リスト作成手段を備えた
    請求項1記載の発電量不足見舞金決定システム。
  3. 前記推定発電量取得手段により推定した推定発電量から月別推定発電量および年間推定発電量を算出して提案書に出力する提案書出力部と、
    前記月別推定発電量とその月の実際の発電量とを表示するとともに年間合計した年間推定発電量とその年の実際の発電量とを発電実績報告書に出力する報告書発行部とを備えた
    請求項1または2記載の発電量不足見舞金決定システム。
  4. コンピュータを、
    所定の太陽光発電装置を設置した場合の前記太陽光発電装置による所定期間内の発電量である推定発電量を取得する推定発電量取得手段と、
    実際に設置した前記太陽光発電装置が発電した実際の発電量を取得する実際発電量取得手段と、
    前記実際の発電量が前記推定発電量に対して不足する場合、または、前記推定発電量の電力を販売した場合に得られる推定電力販売金額に対して前記実際の発電量の電力を販売した場合に得られる実際電力販売金額が不足する場合に、前記太陽光発電装置のユーザに支払う見舞金を前記不足する量または不足する金額に基づいて算出する見舞金算出手段として機能させ
    前記推定発電量取得手段および前記実際発電量取得手段は、複数の前記太陽光発電装置の前記補償発電量と前記実際の発電量とを取得する構成であり、
    所定の範囲に設置された複数の前記太陽光発電装置に前記不足が生じた場合に当該不足が予め定められた免責対象条件に該当するか否か判定する免責対象判定手段と、
    前記免責対象判定手段により免責対象条件に該当すると判定された前記太陽光発電装置の設置場所と前記不足の状況を含む免責対象判断用情報を出力する免責対象判断用情報出力手段として機能させ、
    前記免責対象判定手段は、所定の範囲に設置された複数の太陽光発電装置がほぼ同時期に同様な電力不足を生じさせた場合に免責対象条件に該当すると判定する構成であり、
    前記ほぼ同時期に同様な電力不足を生じさせた場合とは、前記所定範囲において同日に実績発電量が所定値以下となり、それ以降所定値以下のままである太陽光発電装置が複数存在する場合、あるいは、所定範囲において全ての太陽光発電装置が同時刻に実績発電量が所定値以下に低下し、前記所定範囲の全ての太陽光発電装置が同時期の所定時間の範囲内に通常の実績発電量に復旧した場合である
    発電量不足見舞金決定プログラム。
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