JP6633397B2 - 液体サーバ - Google Patents

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本技術は、水等の液体を供給する液体サーバに関する。
従来、筐体と、筐体内に設けられており、飲料を収容する貯留部と、該貯留部の下面に取り付けられたペルチェ素子及び放熱フィンと、筐体の背面に設けられたファンとを備えるウォータサーバが提案されている(特許文献1参照)。ペルチェ素子、放熱フィン及びファンは横方向に並設されている。
また筐体の背面全体に通気口を備え、通気口に対向させて、ペルチェ素子、放熱フィン及びファンを上下に配設した液体導出機構が提案されている(特許文献2参照)。ウォータサーバ及び液体導出機構は、ファンの駆動によって発生した気流を放熱フィンに当てて、放熱フィンを冷却し、飲料を冷却している。
特開2012−188163号公報 特開2004―162984号公報
しかし、特許文献1に記載のウォータサーバは、ペルチェ素子、放熱フィン及びファンが横向きに並設されているので、室内での専有面積が大きくなる。また特許文献2に記載の液体導出機構は、背面全体に通気口が設けられているので、気流が形成され難く、冷却効率の低下を招くおそれがある。
本実施例は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、小型化及び冷却効率の向上を実現することができる液体サーバを提供することを目的とする。
本実施例に係る液体サーバは、筐体と、該筐体内に配置されており、液体を貯留する貯留部と、該貯留部に貯留された液体を冷却する冷却部と、該冷却部から熱を放出させる放熱フィンと、該放熱フィンに空気を送出するファンとを備える液体サーバにおいて、前記筐体に形成されており、上下に離間した吸気口及び排気口と、前記吸気口及び排気口の間に配置されており、前記吸気口から排気口へ空気を案内する案内部とを備え、前記冷却部及び放熱フィンは前記吸気口及び排気口の間に配置されており、前記ファンは、前記吸気口及び放熱フィンの間に配置され、前記放熱フィンに対向していることを特徴とする。
本実施例においては、上下に配置された吸気口及び排気口の間に、ファン、放熱フィン及び冷却部を上下に並設する。また空気を案内する案内部を設け、吸気口から排気口まで空気を整流する。
本実施例に係る液体サーバは、前記放熱フィンは上下に延びており、前記ファンは、前記放熱フィンの吸気口側部分に対向しており、前記案内部は、前記放熱フィンの排気口側部分に対向した第1案内板と、該第1案内板よりも排気口側に配置されており、前記排気口に向けて傾斜した傾斜板部を有する第2案内板とを含むことを特徴とする。
本実施例においては、ファンの駆動によって外部から冷気を取り込む。第1案内板を設けることによって、取り込んだ冷気が放熱フィン内を効率良く通過し、放熱フィンを効率良く冷却する。第2案内板を設けることによって、放熱フィンによって加熱された温気が排気口から効率良く排出され、吸気口から排気口まで空気が整流される。
本実施例に係る液体サーバは、前記放熱フィンの吸気口側部分は前記吸気口に向けて傾斜しており、前記ファンは、前記吸気口側部分の傾斜に対応した傾斜姿勢で前記吸気口側部分に対向していることを特徴とする。
本実施例においては、放熱フィンの吸気口側部分を吸気口に向けて傾斜させる。吸気口側部分の傾斜に対応した傾斜姿勢でファンは対向しているので、吸気口から放熱フィン内に効率良く、多量の冷気を流し易い。
本実施例に係る液体サーバにあっては、上下に配置された吸気口及び排気口の間に、ファン、放熱フィン及び冷却部を並設する。ファン、放熱フィン及び冷却部は上下に並設されるので、液体サーバの小型化を促進することができる。また空気を案内する案内部を設けることによって、吸気口から排気口まで空気を整流し、放熱フィンを効率良く冷却することができる。
液体サーバを略示する正面図 液体サーバを略示する平面図である。 図1に示すIII―III線を切断線とした断面図である。 冷却構造を略示する部分拡大斜視断面図である。
以下実施例に係る液体サーバを図面に基づいて説明する。以下の説明では、図に示す上下左右前後を使用する。図1は、液体サーバを略示する正面図、図2は、液体サーバを略示する平面図である。液体サーバは、平面視六角形状を有する縦長の筐体1と、該筐体1の上端部に設けられた上タンク2とを備える。
筐体1は、対向する二つの角部が前側及び後側にそれぞれ位置する。以下前側の角部を前角部1aといい、後側の角部を後角部1bという。後角部1bの上下方向中途部には、後方に突出した突出部1cが設けられている。
前角部1aには凹部3が形成されている。凹部3の上面には二つの給液口4、4が左右に並設されている。凹部3の底面には、コップ等の容器を載置する載置台が設けられている。二つの給液口4、4それぞれの上側に、前方に突出した二つのハンドル6、6が設けられている。一方のハンドル6を操作することによって、一方の給液口4から冷却された液体が供給され、他方のハンドル6を操作することによって、他方の給液口4から常温の液体が供給される。
図3は、図1に示すIII―III線を切断線とした断面図である。筐体1の内部には、縦長の収容室7が形成されている。収容室7には、口を上側にしてボトル8(貯留部)が収容されている。なおボトル8以外の貯留部を収容室7に収容してもよい。
ボトル8には、ボトル8内の液体を吸い上げる吸上管9が挿入されている。吸上管9は、ポンプ(図示略)に連結されている。吸上管9は、ポンプを介して一方の給液口4に連結されている。ポンプの駆動によって、ボトル8内の液体は一方の給液口4に送出される。
上タンク2には、常温の液体が供給される。上タンク2及び他方の供給口は通流経路を介して連結されている。上タンク2に供給された液体は、重力によって通流経路を通り、他方の給液口4に送出される。なお上タンク2に供給された液体を加熱するヒータを設けてもよい。この場合、ヒータによって加熱された液体が他方の給液口に送出される。
筐体1の後角部1b及び突出部1cにボトル8を冷却する冷却構造10が設けられている。図4は、冷却構造10を略示する部分拡大斜視断面図である。
冷却構造10は、上下に延びた伝熱板11を備えており、該伝熱板11は、収容室7の後面の一部を形成し、ボトル8に接触する。伝熱板11の後面には、ペルチェ素子を有する冷却部12が取り付けられている。
冷却部12の後面には、放熱フィン15が固定されている。放熱フィン15は、上下に延びており、後方に突出した複数のフィン部16を有する。複数のフィン部16は、間隔を空けて左右に並んでいる。
冷却構造10は、後角部1bの上端部に形成された排気口19と、突出部1cに形成された吸気口14とを備える。排気口19は吸気口14よりも上方に位置し、吸気口14及び排気口19は上下に離間している。
放熱フィン15は上下に延びており、放熱フィン15の上端部は排気口19の下端部に対向し、放熱フィン15の下端部は吸気口14の下端部に対向する。以下、放熱フィン15の上部を排気口側部分とも称し、下部を吸気口側部分とも称する。
吸気口側部分は吸気口14に対向する。吸気口側部分は、フィン部16の下側の突出幅が上側の突出幅よりも短くなるように傾斜している。換言すれば、吸気口側部分は、吸気口14に向けて傾斜している。以下、排気口側部分を傾斜フィン部16aとも称する。一方、放熱フィン15の排気口側部分は排気口19に対向しない。以下、放熱フィン15の排気口側部分を垂直フィン部16bとも称する。
吸気口14と傾斜フィン部16aとの間には、ファン13が設けられている。ファン13は、傾斜フィン部16aの傾斜角度と略同じ角度で傾斜している。またファン13は、傾斜フィン部16aの傾斜面に略直角な回転軸を備える。換言すれば、ファン13は、傾斜フィン部16aの傾斜に対応した傾斜姿勢で傾斜フィン部16aに対向している。
垂直フィン部16bは、吸気口14の上端部と排気口19の下端部の間に位置し、筐体1の後角部1bに対向する。垂直フィン部16bと後角部1bとの間には、第1案内板17が設けられている。第1案内板17は後角部1bに固定されている。第1案内板17は上下に延びており、垂直フィン部16bに近接対向している。
垂直フィン部16bの上側には、第2案内板18が設けられている。第2案内板18は排気口19に対向している。第2案内板18は、上下に延びた垂直板部18aと、該垂直板部18aの上端部に連なる傾斜板部18bとを備える。傾斜板部18bの上側と排気口19との間の前後寸法が傾斜板部18bの下側と排気口19との間の前後寸法よりも短くなるように、傾斜板部18bは排気口19に向けて傾斜している。
垂直板部18aは放熱フィン15よりも前側に位置し、垂直板部18aの下端部は放熱フィン15の上端部の前部分に当接している。排気口19の上側において、後角部1bの上側から突起1dが前方に突出している。傾斜板部18bの上端部は突起1dに当接している。
すなわち、突起1d、第2案内板18、放熱フィン15の上部及び筐体1の後角部1bによって、閉じた空間が形成されており、この空間と外部とを連通させるように、排気口19が設けられている。なお第1案内板17及び第2案内板18は案内部を構成する。
ファン13の駆動によって、吸気口14を経由して、放熱フィン15に外部の空気(冷気)が送出される。ファン13は、傾斜フィン部16aの傾斜に対応した傾斜姿勢で傾斜フィン部16aに対向しているので、多量の空気が放熱フィン15のフィン部16の間を効率良く流れる。そのため、放熱フィン15の冷却効率を向上させることができる。
垂直フィン部16bに至った空気は、第1案内板17によって上方に案内される。第1案内板17は放熱フィン15から空気が発散することを防止しており、放熱フィン15の冷却効率を向上させることができる。垂直フィン部16bを通過した空気は、第2案内の垂直板部18a及び傾斜板部18bによって排気口19まで案内され、排気口19から外部に排出される。
第2案内板18によって、放熱フィン15から熱を奪った空気(温気)が効率良く外部に排出される。また放熱フィン15の上側には、閉じた空間が形成されているので、温気が筐体1内に充満することを防止し、温気の排気効率を向上させることができる。
上述したように、冷却効率及び排気効率を向上させることによって、冷却構造10全体の寸法を小さくすることができる。また冷却構造10の各構成は、筐体1の後部にて、上下に並設されているので、液体サーバの室内での専有面積を削減することができる。
なお実施の形態では、排気口19を吸気口14よりも上側に配置しているが、排気口19を吸気口14よりも下側に配置してもよい。この場合、ファン13、放熱フィン15、第1案内板17及び第2案内板18の上下位置が逆になる。
実施の形態に係る液体サーバにあっては、上下に配置された吸気口14及び排気口19の間に、ファン13、放熱フィン15及び冷却部12を並設する。ファン13、放熱フィン15及び冷却部12は上下に並設されるので、液体サーバの小型化を促進することができる。また空気を案内する第1案内板17及び第2案内板18を設けることによって、吸気口14から排気口19まで空気を整流し、放熱フィン15を効率良く冷却することができる。
またファン13の駆動によって外部から冷気を取り込む。第1案内板17を設けることによって、取り込んだ冷気が放熱フィン15内を効率良く通過し、放熱フィン15を効率良く冷却する。第2案内板18を設けることによって、放熱フィン15によって加熱された温気が排気口19から効率良く排出され、吸気口14から排気口19まで空気が整流される。
放熱フィン15の吸気口14側部分を吸気口14に向けて傾斜させている。吸気口14側部分の傾斜に対応した傾斜姿勢でファン13は対向しているので、吸気口14から放熱フィン15内に効率良く、多量の冷気を流し易くなる。
またペルチェ素子によって、液体の冷却を実行する。貯留部をボトル8にすることによって、一般に販売されているボトル8を冷却することができ、ユーザの利便性が向上する。
今回開示した実施の形態は、全ての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。各実施例にて記載されている技術的特徴は互いに組み合わせることができ、本実施例の範囲は、特許請求の範囲内での全ての変更及び特許請求の範囲と均等の範囲が含まれることが意図される。
1 筐体
8 ボトル(貯留部)
10 冷却構造
12 冷却部
13 ファン
14 吸気口
15 放熱フィン
17 第1案内板(案内部)
18 第2案内板(案内部)
18a 垂直板部
18b 傾斜板部
19 排気口

Claims (3)

  1. 筐体と、該筐体内に配置されており、液体を貯留する貯留部と、該貯留部に貯留された液体を冷却する冷却部と、該冷却部から熱を放出させる放熱フィンと、該放熱フィンに空気を送出するファンとを備える液体サーバにおいて、
    前記筐体に形成されており、上下に離間した吸気口及び排気口と、
    前記吸気口及び排気口の間に配置されており、前記吸気口から排気口へ空気を案内する案内部と
    を備え、
    前記冷却部及び放熱フィンは前記吸気口及び排気口の間に配置されており、
    前記ファンは、前記吸気口及び放熱フィンの間に配置され、前記放熱フィンに対向しており、
    前記放熱フィンは上下に延びており、
    前記ファンは、前記放熱フィンの吸気口側部分に対向しており、
    前記案内部は、
    前記放熱フィンの排気口側部分に対向した第1案内板と、
    該第1案内板よりも排気口側に配置されており、前記排気口に向けて傾斜した傾斜板部を有する第2案内板と
    を含み、
    前記第2案内板は前記放熱フィンを挟んで前記第1案内板の反対側に配置され、
    前記排気口の上側にて前記筐体と前記傾斜板部とが当接し、
    前記放熱フィンの排気口側部分と、前記第2案内板における前記傾斜板部の反対側の端部とが当接し、
    前記第2案内板と、前記放熱フィンの排気口側部分と、前記筐体とによって閉じた空間が形成され、該閉じた空間と外部とを連通させるように前記排気口は形成されていること
    を特徴とする液体サーバ。
  2. 前記筐体は前記排気口の上側にて前記筐体の内側に向けて突出した突起を有し、
    前記突起と前記傾斜板部とが当接していること
    を特徴とする請求項1に記載の液体サーバ。
  3. 筐体と、該筐体内に配置されており、液体を貯留する貯留部と、該貯留部に貯留された液体を冷却する冷却部と、該冷却部から熱を放出させる放熱フィンと、該放熱フィンに空気を送出するファンとを備える液体サーバにおいて、
    前記筐体に形成されており、上下に離間した吸気口及び排気口と、
    前記吸気口及び排気口の間に配置されており、前記吸気口から排気口へ空気を案内する案内部と
    を備え、
    前記冷却部及び放熱フィンは前記吸気口及び排気口の間に配置されており、
    前記ファンは、前記吸気口及び放熱フィンの間に配置され、前記放熱フィンに対向しており、
    前記放熱フィンは上下に延びており、
    前記ファンは、前記放熱フィンの吸気口側部分に対向しており、
    前記案内部は、
    前記放熱フィンの排気口側部分に対向した第1案内板と、
    該第1案内板よりも排気口側に配置されており、前記排気口に向けて傾斜した傾斜板部を有する第2案内板と
    を含み、
    前記放熱フィンの吸気口側部分は前記吸気口に向けて傾斜しており、
    前記ファンの排気側部分全体が、前記放熱フィンの吸気口側部分の傾斜に対応した傾斜姿勢で前記放熱フィンの吸気口側部分全体に対向していること
    を特徴とする液体サーバ。
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