JP6631374B2 - 情報処理装置、動作状況収集プログラム及び動作状況収集方法 - Google Patents
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Description
図1から図3は、情報処理装置1の全体構成を示す図である。図1から図3に示す情報処理装置1は、CPU101と、記憶部1a(以下、記憶装置1aとも呼ぶ)とを有している。
次に、情報取得部121の処理の具体例について説明する。
次に、情報処理装置1のハードウエア構成について説明する。図4は、情報処理装置1のハードウエア構成を説明する図である。
次に、情報処理装置1のCPU制御部141及び情報解析部142の機能について説明を行う。CPU101は、プログラム110と協働することにより、図2等で説明したように、CPU制御部141と、情報解析部142として動作する。
次に、第1の実施の形態の概略について説明する。図5は、第1の実施の形態における動作状況収集処理の概略を説明するフローチャートである。また、図6及び図7は、第1の実施の形態における動作状況収集処理の概略を説明する図である。図6及び図7を参照しながら、図5の動作状況収集処理について説明を行う。
次に、第1の実施の形態の詳細について説明する。図8から図13は、第1の実施の形態における動作状況収集処理の詳細を説明するフローチャートである。また、図14から図22は、第1の実施の形態における動作状況収集処理の詳細を説明する図である。図14から図22を参照しながら、図8から図13の動作状況収集処理を説明する。
初めに、CPU制御部141が解析対象プログラムを実行する処理(以下、プログラム実行処理とも呼ぶ)について説明を行う。
次に、動作状況収集処理の詳細について説明を行う。
図14は、サンプリング情報131の具体例を説明する図である。図14に示すサンプリング情報131は、サンプリング情報131に含まれる各情報を識別する「情報ID」と、CPU101で実行されていたプロセスのID(S22において取得したプロセスID)を示す「プロセスID」とを項目として有する。また、図14に示すサンプリング情報131は、CPU101で実行されていた命令の格納先アドレス(S22において取得した命令アドレス)を識別する「命令アドレス」と、CPU101の第1動作レベル(S23において取得した第1動作レベル)が設定される「動作レベル」とを項目として有する。さらに、図14に示すサンプリング情報131は、サンプリング情報131に含まれる各情報の作成時刻を示す「時刻」を項目として有する。
図15は、対応情報135の具体例を説明する図である。図15に示す対応情報135は、対応情報135に含まれる各情報を識別する「情報ID」と、CPU101の動作レベルが設定される「動作レベル」と、CPU101の動作周波数が設定される「動作周波数」とを項目として有している。
図16は、関数情報132の具体例を説明する図である。図16に示す関数情報132は、関数情報132に含まれる各情報を識別する「情報ID」と、各命令の格納先を識別する「命令アドレス」とを項目として有する。また、図16に示す関数情報132は、解析対象プログラムに含まれる関数名を識別する「関数名」を項目として有する。
図17及び図22は、制限情報134の具体例を説明する図である。図17及び図22に示す制限情報134は、制限情報134に含まれる各情報を識別する「情報ID」と、S33の処理で取得された実行関数情報133を識別する「関数名」とを項目として有する。なお、以下、情報出力部124が、実行中に消費電力が第1制限値に到達した関数に関する情報のみを制限情報134として出力するものとして説明を行う。
次に、S17の処理の詳細について説明を行う。情報解析部142は、S17の処理において、例えば、事業者が予め情報格納領域130に設定した情報を参照し、第2制限値について第1制限値と同様の処理を行うか否かの判定を行う。以下、第2の制限値について第1制限値と同様の処理を行うことが有効である場合の説明を行う。
図18及び図19は、第2の制限値について第1制限値と同様の処理を行うことが有効である場合を説明する図である。具体的に、図18は、第1制限値が50(W)である場合の消費電力と第1制限値との関係について説明する図である。また、図19は、第2制限値が60(W)である場合の消費電力と第2制限値との関係について説明する図である。
初めに、第2制限値が設定される場合のプログラム実行処理について説明を行う。S17の処理において、第2制限値について第1制限値と同様の処理を行う旨の判定が行われた場合(S17のYES)、CPU制御部141は、図11に示すように、プログラム実行タイミングまで待機する(S41のNO)。そして、プログラム実行タイミングになった場合(S41のYES)、CPU制御部141は、解析対象プログラムの実行に伴う消費電力の第2制限値をCPU101に設定する(S42)。具体的に、CPU制御部141は、この場合、電力制限部114に対して第2制限値の設定を行う。
次に、第2制限値が設定された場合の動作状況収集処理の詳細について説明を行う。CPU制御部141は、図12に示すように、割り込み処理部112が割り込みを受信するまで待機する(S51のNO)。すなわち、CPU制御部141は、S22及びS23の処理を実行する際に実行されていた解析対象プログラムが再度実行され、割り込み処理部112が割り込みの通知を行うまで待機する。
図20は、サンプリング情報131aの具体例を説明する図である。図20に示すサンプリング情報131aは、図14で説明したサンプリング情報131と同じ項目を有している。そして、図20に示すサンプリング情報131aは、図14で説明したサンプリング情報131と比較して、「動作レベル」に設定された値のみが異なる。
図21は、制限情報134aの具体例を説明する図である。図21に示す制限情報134aは、図17で説明した制限情報134と同じ項目を有する。具体的に、図21に示す制限情報134aにおいて、「ID」が「1」である情報には、「関数名」として「関数C」が設定されている。すなわち、図21に示す制限情報134aは、実行中の消費電力が第2制限値を上回る関数が、「関数C」であることを示している。
検証用プログラムの実行に伴う消費電力の第1制限値をCPUに対して設定する設定部と、
前記検証用プログラムの実行を前記CPUに対して指示する実行指示部と、
前記検証用プログラムの実行中に前記CPUに対して割り込みを発生させ、実行中の関数を示す実行関数情報と、前記検証用プログラムの実行中における前記CPUの第1動作周波数とを対応させて取得する取得部と、
前記設定部に対する前記第1制限値の設定によって前記第1動作周波数が制限されているか否かを示す制限情報を、前記実行関数情報と対応させて記憶装置に出力する出力部と、を有する、
ことを特徴とする情報処理装置。
付記1において、さらに、
前記取得部が取得した前記第1動作周波数に基づき、前記検証用の実行中に前記消費電力が前記第1制限値に到達したか否かを判定する判定部を有し、
前記出力部は、前記消費電力が前記第1制限値に到達したか否かを示す情報を、前記制限情報として出力する、
ことを特徴とする情報処理装置。
付記2において、
前記判定部は、前記取得部が取得した前記第1動作周波数と、前記消費電力が前記第1制限値に到達しなかった場合における、前記検証用プログラムを実行する際の前記CPUの第2動作周波数とを比較し、前記第1動作周波数が前記第2動作周波数を下回る場合、前記検証用プログラムの実行中に前記消費電力が前記第1制限値に到達したと判定し、前記第1動作周波数が前記第2動作周波数を下回らない場合、前記検証用プログラムの実行中に前記消費電力が前記第1制限値を到達しなかったと判定する、
ことを特徴とする情報処理装置。
付記1において、
前記取得部は、前記CPUからの割り込み要求があったことに応じて、前記実行関数情報及び前記第1動作周波数の取得を行う、
ことを特徴とする情報処理装置。
付記4において、
前記CPUは、一定間隔毎に前記取得部に対して割り込みを発生させる、
ことを特徴とする情報処理装置。
付記2において、
前記出力部は、前記検証用プログラムの実行中に前記消費電力が前記第1制限値に到達したと判定された場合に、前記消費電力が前記第1制限値に到達したことを示す情報を、前記制限情報として出力する、
ことを特徴とする情報処理装置。
付記3において、
前記設定部は、前記第1制限値が設定された際に実行された前記検証用プログラムの実行の終了後、前記第1制限値よりも大きい第2制限値を前記CPUに対して設定し、
前記判定部は、前記第2制限値が設定された際に実行された前記検証用プログラムの実行中に、前記第1動作周波数が前記第2動作周波数を下回ると判定された場合、前記検証用プログラムの実行中に前記消費電力が前記第2制限値に到達したと判定し、前記第1動作周波数が前記第2動作周波数を下回らないと判定された場合、前記検証用プログラムの実行中に前記消費電力が前記第2制限値に到達していないと判定し、
前記出力部は、前記消費電力が前記第2制限値に到達したか否かを示す情報を、前記制限情報として出力する、
ことを特徴とする情報処理装置。
付記1において、
前記取得部は、
前記検証用プログラムを実行中に、前記CPUの第1動作レベルを取得し、
前記CPUの動作レベルと前記CPUの動作周波数とを対応させた対応情報を参照し、取得した前記第1動作レベルに対応する動作周波数を前記第1動作周波数として取得する、
ことを特徴とする情報処理装置。
コンピュータに、
検証用プログラムの実行に伴う消費電力の第1制限値をCPUに対して設定し、
前記検証用プログラムの実行を前記CPUに対して指示し、
前記検証用プログラムの実行中に前記CPUに対する割り込みを発生させ、実行中の関数を示す実行関数情報と、前記検証用プログラムの実行中における前記CPUの第1動作周波数とを対応させて取得し、
前記設定部に対する前記第1制限値の設定によって前記第1動作周波数が制限されているか否かを示す制限情報を、前記実行関数情報と対応させて記憶装置に出力する、
ことを特徴とする動作状況収集プログラム。
検証用プログラムの実行に伴う消費電力の第1制限値をCPUに対して設定し、
前記検証用プログラムの実行を前記CPUに対して指示し、
前記検証用プログラムの実行中に前記CPUに対する割り込みを発生させ、実行中の関数を示す実行関数情報と、前記検証用プログラムの実行中における前記CPUの第1動作周波数とを対応させて取得し、
前記設定部に対する前記第1制限値の設定によって前記第1動作周波数が制限されているか否かを示す制限情報を、前記実行関数情報と対応させて記憶装置に出力する、
ことを特徴とする動作状況収集方法。
111:プログラム実行部 131:サンプリング情報
141:CPU制御部 142:情報解析部
Claims (9)
- 検証用プログラムの実行に伴う消費電力の第1制限値をCPUに対して設定する設定部と、
前記検証用プログラムの実行を前記CPUに対して指示する実行指示部と、
前記検証用プログラムの実行中に前記CPUに対して割り込みを発生させ、実行中の関数を示す実行関数情報と、前記検証用プログラムの実行中における前記CPUの第1動作周波数とを対応させて取得する取得部と、
前記設定部に対する前記第1制限値の設定によって前記第1動作周波数が制限されているか否かを示す制限情報を、前記実行関数情報と対応させて記憶装置に出力する出力部と、を有する、
ことを特徴とする情報処理装置。 - 請求項1において、さらに、
前記取得部が取得した前記第1動作周波数に基づき、前記検証用プログラムの実行中に前記消費電力が前記第1制限値に到達したか否かを判定する判定部を有し、
前記出力部は、前記消費電力が前記第1制限値に到達したか否かを示す情報を、前記制限情報として出力する、
ことを特徴とする情報処理装置。 - 請求項2において、
前記判定部は、前記取得部が取得した前記第1動作周波数と、前記消費電力が前記第1制限値に到達しなかった場合における、前記検証用プログラムを実行する際の前記CPUの第2動作周波数とを比較し、前記第1動作周波数が前記第2動作周波数を下回る場合、前記検証用プログラムの実行中に前記消費電力が前記第1制限値に到達したと判定し、前記第1動作周波数が前記第2動作周波数を下回らない場合、前記検証用プログラムの実行中に前記消費電力が前記第1制限値を到達しなかったと判定する、
ことを特徴とする情報処理装置。 - 請求項1において、
前記取得部は、前記CPUからの割り込み要求があったことに応じて、前記実行関数情報及び前記第1動作周波数の取得を行う、
ことを特徴とする情報処理装置。 - 請求項2において、
前記出力部は、前記検証用プログラムの実行中に前記消費電力が前記第1制限値に到達したと判定された場合に、前記消費電力が前記第1制限値に到達したことを示す情報を、前記制限情報として出力する、
ことを特徴とする情報処理装置。 - 請求項3において、
前記設定部は、前記第1制限値が設定された際に実行された前記検証用プログラムの実行の終了後、前記第1制限値よりも大きい第2制限値を前記CPUに対して設定し、
前記判定部は、前記第2制限値が設定された際に実行された前記検証用プログラムの実行中に、前記第1動作周波数が前記第2動作周波数を下回ると判定された場合、前記検証用プログラムの実行中に前記消費電力が前記第2制限値に到達したと判定し、前記第1動作周波数が前記第2動作周波数を下回らないと判定された場合、前記検証用プログラムの実行中に前記消費電力が前記第2制限値に到達していないと判定し、
前記出力部は、前記消費電力が前記第2制限値に到達したか否かを示す情報を、前記制限情報として出力する、
ことを特徴とする情報処理装置。 - 請求項1において、
前記取得部は、
前記検証用プログラムを実行中に、前記CPUの第1動作レベルを取得し、
前記CPUの動作レベルと前記CPUの動作周波数とを対応させた対応情報を参照し、取得した前記第1動作レベルに対応する動作周波数を前記第1動作周波数として取得する、
ことを特徴とする情報処理装置。 - コンピュータに、
検証用プログラムの実行に伴う消費電力の第1制限値をCPUに対して設定し、
前記検証用プログラムの実行を前記CPUに対して指示し、
前記検証用プログラムの実行中に前記CPUに対して割り込みを発生させ、実行中の関数を示す実行関数情報と、前記検証用プログラムの実行中における前記CPUの第1動作周波数とを対応させて取得し、
前記第1制限値の設定によって前記第1動作周波数が制限されているか否かを示す制限情報を、前記実行関数情報と対応させて記憶装置に出力する、
ことを特徴とする動作状況収集プログラム。 - 検証用プログラムの実行に伴う消費電力の第1制限値をCPUに対して設定し、
前記検証用プログラムの実行を前記CPUに対して指示し、
前記検証用プログラムの実行中に前記CPUに対する割り込みを発生させ、実行中の関数を示す実行関数情報と、前記検証用プログラムの実行中における前記CPUの第1動作周波数とを対応させて取得し、
前記第1制限値の設定によって前記第1動作周波数が制限されているか否かを示す制限情報を、前記実行関数情報と対応させて記憶装置に出力する、
ことを特徴とする動作状況収集方法。
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