JP6630554B2 - 熱抵抗体を備える電子タバコ用カートリッジを製造するための機械および方法 - Google Patents

熱抵抗体を備える電子タバコ用カートリッジを製造するための機械および方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6630554B2
JP6630554B2 JP2015230869A JP2015230869A JP6630554B2 JP 6630554 B2 JP6630554 B2 JP 6630554B2 JP 2015230869 A JP2015230869 A JP 2015230869A JP 2015230869 A JP2015230869 A JP 2015230869A JP 6630554 B2 JP6630554 B2 JP 6630554B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
conveyor
heating member
support base
power electrode
manufacturing machine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2015230869A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016104008A (ja
Inventor
フルヴィオ・ボルドリーニ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
GD SpA
Original Assignee
GD SpA
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by GD SpA filed Critical GD SpA
Publication of JP2016104008A publication Critical patent/JP2016104008A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6630554B2 publication Critical patent/JP6630554B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A24TOBACCO; CIGARS; CIGARETTES; SIMULATED SMOKING DEVICES; SMOKERS' REQUISITES
    • A24FSMOKERS' REQUISITES; MATCH BOXES; SIMULATED SMOKING DEVICES
    • A24F40/00Electrically operated smoking devices; Component parts thereof; Manufacture thereof; Maintenance or testing thereof; Charging means specially adapted therefor
    • A24F40/70Manufacture
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K31/00Processes relevant to this subclass, specially adapted for particular articles or purposes, but not covered by only one of the preceding main groups
    • B23K31/02Processes relevant to this subclass, specially adapted for particular articles or purposes, but not covered by only one of the preceding main groups relating to soldering or welding
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K37/00Auxiliary devices or processes, not specially adapted to a procedure covered by only one of the preceding main groups
    • B23K37/02Carriages for supporting the welding or cutting element
    • B23K37/0211Carriages for supporting the welding or cutting element travelling on a guide member, e.g. rail, track
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K37/00Auxiliary devices or processes, not specially adapted to a procedure covered by only one of the preceding main groups
    • B23K37/02Carriages for supporting the welding or cutting element
    • B23K37/0282Carriages forming part of a welding unit
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K37/00Auxiliary devices or processes, not specially adapted to a procedure covered by only one of the preceding main groups
    • B23K37/04Auxiliary devices or processes, not specially adapted to a procedure covered by only one of the preceding main groups for holding or positioning work
    • B23K37/0426Fixtures for other work
    • B23K37/0435Clamps
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A24TOBACCO; CIGARS; CIGARETTES; SIMULATED SMOKING DEVICES; SMOKERS' REQUISITES
    • A24FSMOKERS' REQUISITES; MATCH BOXES; SIMULATED SMOKING DEVICES
    • A24F40/00Electrically operated smoking devices; Component parts thereof; Manufacture thereof; Maintenance or testing thereof; Charging means specially adapted therefor
    • A24F40/10Devices using liquid inhalable precursors
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A24TOBACCO; CIGARS; CIGARETTES; SIMULATED SMOKING DEVICES; SMOKERS' REQUISITES
    • A24FSMOKERS' REQUISITES; MATCH BOXES; SIMULATED SMOKING DEVICES
    • A24F40/00Electrically operated smoking devices; Component parts thereof; Manufacture thereof; Maintenance or testing thereof; Charging means specially adapted therefor
    • A24F40/40Constructional details, e.g. connection of cartridges and battery parts
    • A24F40/46Shape or structure of electric heating means

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)
  • Auxiliary Devices For And Details Of Packaging Control (AREA)

Description

本発明は、電子タバコ用カートリッジを製造するための機械および方法に関する。
最近、(例えば、特許文献1,2に記載されているような)電子タバコが提案されてきている。この電子タバコは、円筒状の再使用可能な部分を備えている。再使用可能な部分は、数回使用されるようになっており、とりわけ、(電子タバコを操作するのに必要なエネルギーを供給する)電子バッテリおよび電子タバコの操作を管理する電子プロセッサを含んでいる。加えて、電子タバコは、一回使用カートリッジ(すなわち、使い捨て式であり、一回のみ用いられ、取り換えられるカートリッジ)を備えており、該カートリッジは、再使用可能な部分にねじ込まれる円筒形状を有している。
カートリッジは、支持基部を備えている。支持基部は、プラスチック材料(電気絶縁材料)から作製されており、電子タバコの対応する再使用可能な部分に対して機械的な接続を得るための雌ネジ山付きの金属基部の内側に挿入されるようになっている。支持基部は、両側に配置されたより大きい軸方向範囲を有する2つの動力電極と、中心(すなわち、2つの動力電極間)に配置された(2つの動力電極に対して)より小さい軸方向範囲を有する信号電極と、を有している。加熱部材が、2つの動力電極に電気的に接続されている。加熱部材は、電気絶縁材料からなるU字状に折畳まれたウィックと、該ウィックの周りに螺旋状に巻かれたフィラメントから作製された熱抵抗体と、を備えている。フィラメントの2つの互いに向き合った端に、2つの端子が形成されており、該端子は、溶接によって対応する動力電極に電気的に接続されている。
2つの動力電極の間に、セラミック材料(または同様の材料)からなる支持体が配置されている。支持体は、両動力電極上に横方向に置かれ、その中心に電子回路が装着されている。電子回路は、信号電極に電気的に接続されており、とりわけ、メモリを含んでいる。
最後に、基部の内側に、吸湿性パッド(例えば、綿ウールパッド)がさらに配置されている。吸湿性パッドには、ニコチンおよび可能であれば風味剤を含む粘性液体物質が含浸されている。吸湿性パッドは、円筒状管形状を有しており、加熱部材の熱抵抗体を包囲しており、これによって、使用時に、加熱部材によって生じた熱が吸湿性パッドを加熱し、吸湿性パッドに含浸されている粘性液体物質の緩やかな揮発(蒸発)をもたらすことになる。
現在、前述したようなカートリッジの製造では、熱抵抗体を備える真っ直ぐな(すなわち、折目のない)絶縁性ウィックを(絶縁性ウィックがバラバラに配置された)ウィック倉庫から引き出し、次いで、該絶縁性ウィック自体を成形されているカートリッジの動力電極上に置くようになっている。いったん絶縁性ウィックが成形されているカートリッジの動力電極上に置かれたなら、安定した電気接続を得るために、加熱抵抗体の端子と対応する動力電極との間に2つの溶接部が形成され、続いて、絶縁性ウィックが動力電極の外面上にU字状に折畳まれるようになっている。
しかし、カートリッジの前記製造方法は、それほど効率的ではないという欠点を有することが分かってきている。何故なら、容認できる製造品質を維持するために、極めて緩慢に(すなわち、極めて低い時間生産効率で)操作する必要があるからである。加えて、動力電極と絶縁性ウィック上に取り付けられた熱抵抗体との間の不十分な(または非導通)電気接続によって、カートリッジの不良がある頻度で生じることになる。
管状吸湿性パッドを2つの動力電極の周りに配置した後、(とりわけ)動力電極および吸湿性パッドが装着された支持基部を金属基部の内側に、(緩嵌めされた機械的接続部を得るために)、強制的に挿入する必要がある。前記操作は、特に複雑であり、かつ細心の注意が必要である。何故なら、吸湿性パッドの損傷(さらには、過酷な損傷)をもたらす危険性が極めて高いからである。従って、吸湿性パッドの完全性を保つために、現在、この操作は、極めて緩慢に(すなわち、極めて低い時間生産効率で)行なわれている。
国際特許出願公開第2014/058678A1号パンフレット 国際特許出願公開第2014/088889A1号パンフレット
本発明の目的は、電子タバコ用カートリッジを製造するための機械および方法であって、高生産性レベルを達成し、同時に製造するのが容易かつ安価である、機械および方法を提供することにある。
本発明によれば、添付の請求項に記載の電子タバコ用カートリッジを製造するための機械および方法が提供されている。
以下、非制限的な実施形態を示す添付の図面を参照して、本発明について説明する。
カートリッジを備える電子タバコの略斜視図である。 図1のカートリッジの略縦断面図である。 図2のカートリッジの加熱部材の概略図である。 明瞭化のために部品が取り外されている図2のカートリッジの2つの異なる略斜視図である。 本発明によって作製された図2のカートリッジを製造するための製造機械の略斜視図である。 図6の製造機械の略正面図である。 図6の製造機械の略上面図である。 図6の製造機械の組立区域の略正面図である。 図9の組立区域の略上面図である。 図9の組立区域のいくつかのコンベヤの略正面図である。 図11のコンベヤの略斜視図である。 図9の組立区域の電気接点を取り付けるための取付けステーションの略斜視図である。 図13の細部の拡大図である。 図9の組立区域の電子回路を取り付けるための取付けステーションの略斜視図である。 図9の組立区域の加熱部材を取り付けるための取付けステーションの2つの異なる略斜視図である。 図16,17の加熱部材を取り付けるための取付けステーションの細部の略斜視図である。 図16,17の加熱部材を取り付けるための取付けステーションの2つの異なる細部の2つの拡大図である。 図9の組立区域の回転ステーションの略斜視図である。 図9の組立区域の吸湿性パッドを取り付けるための取付けステーションおよび基部を取り付けるための後続の取付けステーションの略斜視図である。 図22のステーションにおける材料の送給を示す略正面図である。 図22のステーションにおける材料の送給を示す略斜視図である。 吸湿性パッドを取り付けるための取付けステーションの略斜視図である。 3つの異なる運転間隔における吸湿性パッドを取り付けるための取付けステーションの3つの略正面図である。 吸湿性パッドを取り付けるための取付けステーションと基部を取り付けるための取付けステーションとの間の移送装置の略水平断面図である。 図29の細部の拡大図である。
図1において、参照番号1は、周知の形式の電子タバコ(例えば、国際特許出願公開第2014/058678A1号パンフレットおよび第2014/088889A1号パンフレットに記載されている電子タバコ)の全体を示している。
電子タバコ1は、円筒形状の再使用可能な部分2を備えている。再使用可能な部分2は、数回用いられるようになっており、とりわけ、(電子タバコ1を操作するのに必要なエネルギーを供給する)電子バッテリと、電子タバコ1の操作を管理する電子プロセッサと、を含んでいる。加えて、電子タバコ1は、一回使用カートリッジ3(すなわち、使い捨て式であり、一回のみ用いられ、取り換えられるカートリッジ3)を備えており、該カートリッジは、再使用可能な部分にねじ込まれる円筒形状を有している。
図2に示されているように、電子タバコ1のカートリッジ3は、支持基部4を備えている。支持基部4は、プラスチック材料(電気絶縁材料)から作製されており、電子タバコ1の対応する再使用可能な部分2に対して機械的な接続を得るための雌ネジ山付きの金属基部5の内側に少なくとも部分的に強制的に挿入(すなわち、緩嵌め)されるようになっている。支持基部4には、両側に配置されたより大きい軸方向範囲を有する2つの動力電力6と、中心(すなわち、2つの動力電極6間)に配置された(2つの動力電力6に対して)より小さい軸方向範囲を有する信号電極7とが装着されている。2つの動力電極6には、(図3にさらに詳細に示されている)加熱部材8が電気的に接続されている。加熱部材8は、電気絶縁材料からなるU字状に折畳まれたウィック9およびウィック9の周りに螺旋状に巻かれたフィラメントによって形成された熱抵抗体10を備えている。フィラメントの2つの互いに向き合った端に、2つの端子11が形成されており、該端子11は、溶接によって、対応する動力電極6に電気的に接続されている。
2つの動力電極6間に、セラミック材料(または同様の材料)からなる支持体12が配置されている。支持体12は、両動力電極6上に横方向に置かれ、その中心に電子回路13が装着されている。電子回路13は、信号電極7に電気的に接続されており、とりわけ、メモリを含んでいる。支持体12は、2つの動力電極6を互いに良好に分離させるための絶縁スペーサの機能をさらに有している。最後に、基部5の内側に、吸湿性パッド14(例えば、綿ウールパッド)が配置されている。吸湿性パッド14には、ニコチンおよび可能であれば風味剤を含む粘性液体物質が含浸されている。吸湿性パッド14は、円筒状管形状を有しており、加熱部材8の熱抵抗体10を包囲しており、これによって、使用時に、加熱部材8によって生じた熱が吸湿性パッド14を加熱し、吸湿性パッド14に含浸されている粘性液体物質の緩やかな揮発(蒸発)をもたらすことになる。具体的には、図2に示されている実施形態では、吸湿性パッド14は、2つの動力電極6の周りに(すなわち、動力電極6の外側に)配置(巻装)されている。好ましくは、以下にさらに詳細に述べるように、吸湿性パッド14は、最初の平坦な吸湿性材料片をリング状に折畳むことによって得られるようになっている。
図6,7,8において、参照番号15は、前述した電子タバコ用カートリッジ3を製造するための製造機械の全体を示している。
製造機械15は、カートリッジ3を形成する材料を組み立て、カートリッジ3を製造する組立区域16と、カートリッジ3を形成する材料を受け入れ、組立区域16に案内する送給区域17と、を備えている。
製造機械15の送給区域17は、支持基部4を送給するための送給装置18を備えている。送給装置18は、支持基部4の無作為な塊(すなわち、バラバラに配置された支持基部4の塊)を上側が開いた収集タンク19内に受け入れ、これらの支持基部4を整然と連続的に配置するように処理し、次いで、機械式空気コンベヤによって、製造機械15の組立区域16のホッパー20に送給するようになっている。
送給区域17は、基部5を送給するための送給装置21を備えている。送給装置21は、基部5の無作為な塊(すなわち、バラバラに配置された基部5の塊)を上側が開いた収集タンク22内に受け入れ、これらの基部5を整然と連続的に配置するように処理し、次いで、機械式空気コンベヤによって、製造機械15の組立区域16のホッパー23に送給するようになっている。
製造機械15の送給区域17は、電子回路13を送給するための2つの送給装置24を備えている。2つの送給装置24は、2連式であり、交互に用いられるようになっている(すなわち、常に、一度に1つの送給装置24が用いられるようになっている)。各送給装置24は、電子回路13の無作為な塊(すなわち、バラバラに配置された電子回路13の塊)を上側が開いた収集タンク25内に受け入れ、これらの電子回路13を整然と連続的に配置するように処理し、次いで、空圧式空気コンベヤによって、製造機械15の組立区域16に送給するようになっている。
製造機械15の送給区域17は、支持体12を送給するための2つの送給装置26を備えている。2つの送給装置26は、2連式であり、交互に用いられるようになっている(すなわち、常に、一度に1つの送給装置26が用いられるようになっている)。各送給装置26は、支持体12の無作為な塊(すなわち、バラバラに配置された支持体12の塊)を上側が開いた収集タンク27内に受け入れ、これらの支持体12を整然と連続的に配置するように処理し、次いで、空圧式空気コンベヤによって、製造機械15の組立区域16に送給するようになっている。
製造機械15の送給区域17は、(図8に概略的に示されている)それぞれのシート状金属帯片29の2つの送給装置28を備えている。シート状金属帯片29は、以下にさらに詳細に説明するように、金属材料から作製されており、電極6,7を形成するために用いられるものである。2つの送給装置28は、2連式であり、交互に用いられるようになっている(すなわち、常に、一度に1つの送給装置28が用いられるようになっている)。各送給装置28は、シート状金属帯片29が巻かれた対応するコイルを収容しており、該コイルからシート状金属帯片属29を巻戻し、製造機械15の組立区域16に送給するようになっている。
製造機械15の送給区域17は、加熱部材8を送給するための単一送給装置30を備えている。送給装置30は、2つのコイル2を収容している。これらのコイルは、交互に用いられるようになっている(すなわち、常に、一度に1つのコイルが用いられるようになっている)。コイルの各々に、一連の加熱部材8が巻かれている。送給装置30は、一度に1つのコイルを巻戻し、一連の加熱部材8を製造機械15の組立区域16に送給するようになっている。
製造機械15の送給区域17は、吸湿性パッド14を送給するための単一送給装置31を備えている。送給装置31は、2つのコイルを収容している。これらのコイルは、交互に用いられるようになっている(すなわち、常に、一度に1つのコイルが用いられるようになっている)。これらのコイルの各々に、吸湿性材料の連続帯片が巻かれている。送給装置31は、一度に1つのコイルを巻戻し、吸湿性材料の連続帯片を製造機械15の組立区域16に送給するようになっている。
図9,10に示されているように、製造機械15の組立区域16は、支持基部4の受け入れステーションS1と、電極6,7を取り付けるための(互いに冗長な)1対の取付けステーションS2と、電子回路13を取り付けるための(互いに冗長な)1対の取付けステーションS3と、支持体12を取り付けるための(互いに冗長な)1対の取付けステーションS4と、加熱部材8を取り付けるための取付けステーションS5と、回転ステーションS6と、吸湿性パッド14を取り付けるための取付けステーションS7と、基部5を取り付けるための取付けステーションS8と、を備えている。
図11,12に示されているように、製造機械15の組立区域16は、コンベヤ32を備えている。コンベヤ32は、(図12にさらに詳細に示されている)多数のポケット33を備えている。ポケット33は、受入れステーションS1から接続ステーションS7に向かって延在するU字状コンベヤ経路P1に沿って間欠的(段階的)に送給される支持基部4を収容するためのものである。具体的には、コンベヤ経路P1は、半円部分によって互いに接続された(上下に配置され、異なる長さを有する)2つの直線区域を備えている。間欠的(段階的)な運動によって、コンベヤ32がポケット33を移動させる運動ステップとコンベヤ32がポケット33を静止させる休止ステップとが、周期的に交互に繰り返されることになる。添付の図面に示されている実施形態では、コンベヤ32は、ベルトコンベヤであり、ポケット33を支持する柔軟ベルトからなっており、(少なくとも1つがモータ駆動される)2つのエンドプーリを周回している。
好ましい実施形態によれば、付随するコンベヤ34が設けられている。コンベヤ34は、コンベヤ32に隣接して配置され、取付けステーションS4から取付けステーションS7まで延在している。コンベヤ32は、付随するコンベヤ34と同期して移動するようになっている。コンベヤ34は、(図12にさらに詳細に示されている)多数のポケット35を備えている。ポケット35は、コンベヤ32のポケット33に装着された対応する支持基部4から片持ち梁のように突出する支持体12を支持するためのものである。添付の図面に示されている実施形態では、コンベヤ34は、ベルトコンベヤであり、ポケット35を支持する柔軟ベルトからなっており、(少なくとも1つがモータ駆動される)2つのエンドプーリを周回している。
図11,12に示されているように、コンベヤ経路P1の最初の部分の周りに、固定された閉込要素36が配置されている。閉込要素36は、U字状であり、支持基部4をコンベヤ32の対応するポケット33の内側に保持するようになっている。さらに、コンベヤ経路P1の中間部分に、コンベヤ32の上方に位置するさらなる付随コンベヤ37が配置されている。さらなる付随コンベヤ37は、支持基部4をコンベヤ32の対応するポケット33の内側に保持するものである。添付の図面に示されている実施形態では、付随コンベヤ37は、ベルトコンベヤであり、(少なくとも1つがモータ駆動される)2つのエンドプーリを周回する柔軟ベルトからなっている。
図11に示されているように、コンベヤ経路P1は、ホッパー20の下側出口開口を始端として延在している。コンベヤ経路P1と直交する方向に沿って往復運動するいくつかのプッシャー(例えば、並んで配置された10個のプッシャー)が、多数の支持基部4をコンベヤ32の対応するポケット33内に挿入されるまでホッパー20の下側出口開口から周期的に外に押し出すようになっている。
図11に示されているように、受入れステーションS1は、光学制御装置38(例えば、CCDカメラ)を備えている。光学制御装置38は、支持基部4を「監視(watch)」し、(特に、電極6,7を受け入れるために作製されている支持基部4の電気接続孔の方位を決定するために)各支持基部4の方位を決定するものである。さらに、図11に示されているように、受入れステーションS1は、案内装置39を備えている。案内装置39は、光学制御装置38によって行なわれた検出に応じて制御され、必要に応じて、各支持基部4に回転を与え、該支持基部4に予め定められた所望の方位を与えるものである(特に、電極6,7を受け入れるために作製さている電気接続孔に対して予め定められた所望の方位を与えるものである)。可能な実施形態によれば、案内装置39は、回転可能なフォークを備えており、該フォークは、支持基部4の電気接続孔内に嵌合するように軸方向に移動可能になっており、これによって、支持基部4を把持し、支持基部4を回転させることができるようになっている。光学制御装置38と案内装置39との組み合わされた作用によって、電極6,7の取付けステーションS2の入口において、支持基部4の全てが予め定められた所定の方位を有することになり、これによって、支持基部4内への電極6,7の挿入を簡素化することができる。
図13,14に示されているように、電極6,7を取り付けるための取付けステーションS2は、コンベヤ32に沿って(すなわち、コンベヤ経路P1に沿って)配置されている。取付けステーションS2は、3つの把持装置40および作動装置41を備えている。把持装置40の各々は、対応する電極6または7を把持するように設計されている。作動装置41は、各把持装置40をコンベヤ経路P1と直交する装着方向D1に沿って周期的に前後に移動させるようになっており、これによって、前進ストローク中に、各把持装置40によって把持された電極6または7を運び出し、対応する支持基部4に接続させ(すなわち、支持基部4の対応する電気接続孔の内側に挿入させ)、後退ストローク中に、把持装置40を支持基部4に接続された電極6または7から離脱させるようになっている。添付の図面に示されている好ましい実施形態によれば、各把持装置40は、2つの互いに向き合ってヒンジ結合された顎部からなる把持具を備えている。
換言すれば、以下に述べる方法によって、各把持装置40が対応する電極6または7を把持し、次いで、作動装置41が前進ストロークを行い、これによって、把持装置40によって把持された電極6または7を運び出し、対応する支持基部4に接続させ(すなわち、支持基部4の対応する電気接続孔の内側に挿入させ)、いったん把持装置40によって把持された電極6または7が対応する支持基部4に接続されたなら、把持装置40が電極6または7を解放し、最後に、作動装置41が後退ストロークを行ない、これによって、把持装置40を対応する支持基部4に接続された電極6または7から離脱させるようになっている。好ましい実施形態によれば、作動装置41は、1つのみであり、3つの把持装置40の全てに共通して用いられるようになっている。具体的には、作動装置41は、1つのスライダーを備えている。このスライダーは、並んで装着された3つの把持装置40の全てに対して装着方向D1に沿って摺動可能に取付けられており、往復運動をもたらすアクチュエータに接続されている。
電極6,7を取り付けるための取付けステーションS2は、対応する送給装置28によってシート状金属帯片29を受け入れるようになっている。シート状金属帯片29を電極6,7を取り付けるための取付けステーションS2内に送給するために、固定ガイド42が設けられており、該固定ガイドの内側をシート状金属帯片29の縁43が走行するようになっている。換言すれば、固定ガイド42は、内部空洞を備えており、該内部空洞内をシート状金属帯片29の縁43が走行するようになっていると共に、固定ガイド42は、横方向長孔を有しており、該長孔を通って、シート状金属帯片39の残りが固定ガイド42から片持ち梁のように突出するようになっている。
固定ガイド42の上流(従って、把持装置40の上流)に、加工工具44が配置されている。加工工具44は、シート状金属帯片29に電極6,7を形成すると共にシート状金属帯片29の残っている部分(すなわち、シート状金属帯片29の縁43)に接触する各電極6または7の部分を残すように、周期的にシート状金属帯片29の打抜きを行なうようになっている。換言すれば、加工工具44は、型(mold)として知られているより複雑な構造物の内側に挿入される適切に設計されたパンチおよび抜型を用いて定められた平坦な形状部を切り離すステップからなるシート状金属帯片29の冷間加工を、周期的に行なうものである。好ましい実施形態によれば、加工工具44のパンチおよび抜型は、各電極6または7の一部が(図5に詳細に示されているように)折畳まれるようにシート状金属帯片29の成形をさらに行なうように、形作られている。換言すれば、加工工具44は、各電極6または7に(図5に詳細に示されているような)所望の形状を与えるように、該電極6または7の一部の折畳みも行なうようになっている。
把持装置の下流において、シート状金属帯片29の残り(すなわち、縁43および電極6,7の延在始端をなしていた突起)は、研磨装置によって細かく砕かれ、次いで、収集かつ排除され、(その後、完全に再資源化されるようになっている)。
各把持装置40に対して、対応する切断装置45が付随的に設けられている。切断装置45は、把持装置40と協働し、把持装置40が電極6または7を把持したとき、該電極6または7をシート状金属帯片29の残りから切り離すようになっている。換言すれば、各把持装置40は、電極6または7がまだシート状金属帯片29と一体である間に該電極6または7を把持し、前記把持と同時(または前記把持の直後)に、対応する切断装置45が切断を行い、把持装置40によって把持された電極6または7をシート状金属帯片29の残りから切り離すことになる。(制限されるものではないが)、好ましい実施形態によれば、各切断装置45は、対応する把持装置40から分離かつ独立しており、把持装置40が電極6または7を把持した後でのみに、該電極6または7をシート状金属帯片29の残りから切り離すようになっている。これによって、対応する把持装置40による電極6または7の最適な把持(すなわち、極めて正確な位置決めをもたらす把持)を常に確実なものとすることができる。
好ましい実施形態によれば、シート状金属帯片29を打抜く加工工具44は、シート状金属帯片29の縁43に(図13に概略的に示されている)一連の貫通ガイド孔46をもたらすようになっている。これに関して、シート状金属帯片29は、最初は完全になめらかであり、(すなわち、どのような切込みも有しておらず)、ガイド孔46および電極6,7は、加工工具44によって完全にゼロから形成されることに気づかれるべきである。図13に示されている可能な実施形態によれば、加工工具44がシート状金属帯片29の縁43にガイド孔46を形成するとき、小さい貫通切込み46aをさらに形成するようになっている。貫通切込み46aは、横断方向に配置され、シート状金属帯片29の柔軟性を増大させる機能を有しており、これによって、(特に、対応する支持基部4に対するシート状金属帯片29に繋がっている電極6,7の正確な心出しに関して)、後続の処理が容易になる。図13に示されているように、小さい貫通切込み46aは、ガイド孔46と真っ直ぐに並び、ガイド孔46にまで達している。代替的に、小さい貫通切込み46a(または少なくともその一部)は、ガイド孔46と真っ直ぐに並んでいなくてもよく、および/またはガイド孔46まで達していなくてもよい。
送給装置28は、把持装置40における加工工具44の下流に配置された2つのスプロケットホイール47を備えている。スプロケットホイール47は、それらのスプロケットをシート状金属帯片29の貫通ガイド孔46内に係合させることによって、シート状金属帯片29の送給を案内するものである。スプロケットホイール47の機能は、シート状金属帯片29に形成された電極6,7間の空間と把持装置40との完全な同期化を確実にすることにある。好ましくは、スプロケットホイール47は、把持装置40の近くに配置されている。添付の図面に示されている好ましい実施形態によれば、シート状金属帯片29の縁43に形成された貫通ガイド孔46は、円形であり、スプロケットホイール47のスプロケットは、半球形状を有しており、これによって、スプロケットホイール47のスプロケットは、シート状金属帯片29の縁43に形成された貫通ガイド孔46の内側に「自己心出し(self-centering)」することになる。
添付の図面に示されており、図9、10に明瞭に示されている好ましい実施形態によれば、電極6,7を取り付けるための2つの取付けステーションS2が設けられているが、該取付けステーションS2は、2連式であり、互いに冗長かつ独立しており、コンベヤ経路P1に沿って前後に配置されている。各取付けステーションS2は、それ自体の把持装置40(およびそれ自体の対応する切断装置45)、それ自体の作動装置41,それ自体の送給装置28、およびそれ自体の加工工具44を備えている。その結果、2つの取付けステーションS2は、2連式であり、互いに対して完全に自律している。通常、1つのみの取付けステーションS2および1つのみの送給装置28が一度に用いられ、その一方、他の取付けステーションS2および他の送給装置28は、静止しており、それ故、製造機械15が作動しているときであっても、メンテナンスを行なうことが可能である。さらに、静止している送給装置28(すなわち、使用されていない送給装置28)において、シート状金属帯片29のコイルを取り換えることができる。代替的に、有効操作速度を半減させるために、2つの取付けステーションS2が交互に用いられてもよい(すなわち、挿入が一方の送給ステーションS2によって行なわれ、後続の挿入が他方の送給ステーションS2によって行なわれてもよい)。
電極6,7を取り付けるための取付けステーションS2は、特に効果的かつ効率的である。何故なら、電極6,7がインラインで(すなわち、加工工具44の打抜き加工によって)形成されたシート状金属帯片29から電極6,7を直接引き出すことによって、迅速に(すなわち、極めて高い時間生産効率で)操作することができ、同時に、電極6,7の位置決めにおける高精度および電極6,7の極めて穏やかな処理の両方を確実なものとすることができるからである。これによって、電極6,7の完全性を完璧に保つことができ、(従って、生産全体のすぐれた品質を確実なものとすることができる)。これに関して、ガイド孔46の存在が特に有用である。ガイド孔46が電極6,7と同時に形成されることによって、把持装置40の位置を電極6,7の位置に対して極めて正確に空間的に同期化させることが可能である。
図15に示されているように、電子回路13を取り付けるための取付けステーションS3は、挿入装置48を備えている。挿入装置48は、電子回路13をコンベヤ32のポケット33に装着された対応する支持基部4に向かって軸方向に押し出すようになっている。支持基部4において、電子回路13は、動力電極6から片持ち梁のように突出する水平方向ブラケット上に置かれ、信号電極7に電気的に接続されるようになっている。移送装置49が設けられている。移送装置49は、電子回路13を対応する送給装置24から受け入れ、次いで、電子回路13を横断方向に押し出し、これによって、電子回路13を挿入装置48の前に連続的に配置させるようになっている。ここで、挿入装置48が、電子回路13をそれぞれの支持基部4に向かって軸方向に押し出すことになる。移送装置49は、プッシャーを備えている。プッシャーは、単一回転によって(すなわち、一自由度で)周期的に前後運動するようになっている。代わって、挿入装置48は、連結された四辺形要素によって得られる回転並進によって(すなわち、2自由度で)、周期的に前後運動するプッシャーを備えていてもよい。
添付の図面に示されており、図9,10に明瞭に示されている好ましい実施形態によれば、電子回路13を取り付けるための2つの取付けステーションS3が設けられているが、該取付けステーションS3は、2連式であり、互いに冗長かつ独立しており、コンベヤ経路P1に沿って前後に配置されている。2つの取付けステーションS3は、2連式であり、互いに対して完全に自律的である。通常、1つのみの取付けステーションS3および1つのみの送給装置24が一度に用いられ、その一方、他の取付けステーションS3および他の送給装置24は、静止しており、それ故、製造機械15が作動しているときであっても、メンテナンスを行なうことが可能である。代替的に、有効操作速度を半減させるために、2つの取付けステーションS3が交互に用いられてもよい(すなわち、挿入が一方の送給ステーションS3によって行なわれ、後続の挿入が他方の送給ステーションS3によって行なわれてもよい)。
(詳細に示されていない)支持体12を取り付けるための取付けステーションS4は、電子回路13を取り付けるための取付けステーションS3と全く同様であり、(取付けステーションS3の挿入装置48と同様の)挿入装置と、(取付けステーションS3の移送装置49と同様の)移送装置49と、を備えている。挿入装置は、支持体12をコンベヤ32のポケット33に装着された対応する支持基部4に向かって軸方向に押し出すようになっている。移送装置49は、支持体12を対応する送給装置26から受け入れ、支持体12を横断方向に押し出し、これによって、支持体12を挿入装置の前に連続的に配置させるようになっている。ここで、挿入装置が、支持体4を対応する支持基部4に向かって軸方向に押し出すことになる。
添付の図面に示されており、図9,10に明瞭に示されている好ましい実施形態によれば、支持体12を取り付けるための2つの取付けステーションS4が設けられているが、該取付けステーションS4は、2連式であり、互いに冗長かつ独立しており、コンベヤ経路P1に沿って前後に配置されている。2つの取付けステーションS4は、2連式であり、互いに対して完全に自律的である。通常、1つのみの取付けステーションS4および1つのみの送給装置26が一度に用いられ、その一方、他の取付けステーションS4および他の送給装置26は、静止しており、それ故、製造機械15が作動しているときであっても、メンテナンスを行なうことができる。代替的に、有効操作速度を半減させるために、2つの取付けステーションS4が交互に用いられてもよい(すなわち、挿入が一方の送給ステーションS4によって行なわれ、後続の挿入が他方の送給ステーションS4によって行なわれてもよい)。
図16,17,18に示されているように、加熱部材8を取り付けるための取付けステーションS5は、接続ユニット50を備えている。接続ユニット50は、支持基部4がコンベヤ32の対応するポケット33内に収容されている間に、加熱部材8を各支持基部4の動力電極6に接続するようになっている。加えて、加熱部材8を取り付けるための取付けステーションS5は、コンベヤ32に沿って位置する溶接装置51を備えている。溶接装置51は、各支持基部4内において、加熱部材8の熱抵抗体10の2つの端子11と対応する動力電極6との間に溶接部を形成するものである。
接続ユニット50は、コンベヤ32の上方に位置する送給コンベヤ52を備えている。接続ユニット50は、コンベヤ経路P1と平行にかつコンベヤ経路P1の方を向いてある距離にわたって走行するU字状の送給経路P2に沿って送給される多数の把持具53を備えている。図19,20にさらに明瞭に示されているように、各把持具53は、2つの互いに向き合った顎部54を備えている。2つの顎部54は、2つの顎部54が互いに比較的離れている(図20の一部に示されている)開位置と、2つの顎部54がU字状に折畳まれた加熱部材8を締め付けるために互いに比較的接近している(図19および図20の一部に示されている)閉位置と、の間で移動可能になっている。さらに、図19,20にさらに詳細に示されているように、各把持具53は、固定された中心支持体55を備えている。中心支持体55は、U字状であり、2つの顎部54間に位置しており、2つの顎部54と対照的な把持をもたらすようになっている。具体的には、U字状に折畳まれた加熱部材8の各枝は、顎部54と中心支持体55の対応する壁との間に把持されるようになっている。好ましくは、各把持具53において、顎部54は、把持具53にヒンジ結合されており、顎部54の回転運動は、カム作動システムによって与えられている。
好ましい実施形態によれば、各把持具53は、送給コンベヤ52にヒンジ結合され、送給経路P2と直交する回転軸56を中心として、送給コンベヤ52に対して回転するようになっている。回転軸56を中心とする送給コンベヤ52に対する各把持具53の回転は、カム作動システムによって制御されるようになっている。各把持具53は、該把持具53がコンベヤ32の対応するポケット33に上から接続される領域において、送給コンベヤ52に対して回転し、これによって、U字状に折畳まれた加熱部材8をポケット33内に装着された支持基部4の動力電極6上に配置させることになる。さらに、各把持具53は、把持具53がコンベヤ32の対応するポケット33から上方に離脱する領域において、送給コンベヤ52に対して回転するようになっている。送給コンベヤ52に対する各把持具53の回転機能によって、機械的な干渉をもたらすことなく、かつ加熱部材8および/または動力電極6に望ましくない機械的応力をもたらすことなく、把持具53をコンベヤ32の対応するポケット33内に上から嵌合させ、またコンベヤ32のポケット33から上方に離脱させることができる。
図18にさらに明瞭に示されているように、接続ユニット50は、送給コンベヤ52の上に位置する折畳み装置57と協働し(すなわち、折畳み装置57を備えており)、送給装置30から真っ直ぐな(すなわち、折り畳まれていない)加熱部材8を受け入れ、同時に各加熱部材8をU字状に折畳むことによって、該加熱部材8を送給コンベヤ52の対応する把持具53内に挿入するようになっている。換言すれば、送給コンベヤ52の対応する把持具53内への各加熱部材8の挿入運動によって、加熱部材8がU字状に折り畳まれ、これによって、最終的な折畳み形状が得られることになる。従って、各加熱部材8を対応する支持基部4の動力電極6に接続する前に、該加熱部材8がU字状に(拡がって)折畳まれることは、明白である。好ましい実施形態によれば、折畳み装置57は、プッシャー58を備えている。プッシャー58は、各加熱部材57を送給経路P2と直交する方向に押し出し、対応する把持具53内に挿入し、同時にU字状に折畳むものである。
接続ユニット50は、折畳み装置57の両側に位置する2連式の冗長な操作装置59を備えている。操作装置59の各々は、一連の真っ直ぐな加熱部材8(すなわち、折畳まれていない加熱部材8)を折畳み装置57の方に送給するように設計されている。各操作装置59は、一連の加熱部材8を送給装置30から(特に、送給装置30に取り付けられた2つのコイルの1つから)受け入れるようになっている。各操作装置59は、カッター60を備えている。カッター60は、一連の加熱部材8を横断方向に切断し、該一連の加熱部材8から各加熱部材8を切り離すものである。好ましい実施形態によれば、各操作装置59は、カッター60の上流に配置された(水平方向および垂直方向の両方を向いた)一連の対向ローラを備えている。これらのローラは、一連の加熱部材8を「真っ直ぐに」し、元のコイル巻によって与えられた湾曲を少なくとも部分的になくす機能を有している。いったん一連の加熱部材8から切り離されたならなら、各真っ直ぐな加熱部材8は、折畳み装置57のプッシャー58によって送給コンベヤ52の把持具53に向かって押し出され、これによって、把持具53に入ったときにU字状に折畳まれることになる。通常、1つのみの操作装置59が用いられ、その一方、他の操作装置59は、静止しており、製造機械15が作動しているときであっても、メンテナンスを行なうことができる。さらに、静止して操作装置59に接続されたコイルを安全に取り換えることもできる。
添付の図面に示されており、図19、20に明瞭に示されている好ましい実施形態によれば、コンベヤ32の各ポケット33は、1対の当接要素61を備えている。当接要素61は、ポケット33の両側に配置されており、加熱部材8をU字状に折畳まれた状態に保持するために加熱部材8に当接するようになっている。換言すれば、コンベヤ32の各ポケット33の2つの当接要素61は、加熱部材8をU字状に固定し、加熱部材8のどのような形態への弾性回復をも防ぐことになる。
図16,17に示されているように、溶接装置51は、一連の4つの溶接ガン62を備えている。溶接ガン62の各々は、2つの互いに向き合った顎部を備えており、これらの顎部は、2つの互いに向き合った側から加熱部材8に係合するようになっている。溶接ガン62は、加熱部材8に係合し、次いで、加熱部材8から離脱するように、垂直方向に移動可能になっている。好ましくは、溶接装置51は、コンベヤ経路P1と平行に移動するように取り付けられており、ポケット33と同行するようにコンベヤ経路P1に沿って前後に移動し、(4つの送給ステップに対応する)コンベヤ経路P1の一部に沿ってポケット33と協働するようになっている。具体的には、4つの溶接ガン62は、共通支持部63に装着されている。共通支持部63は、コンベヤ経路P1と平行に配向された固定レール64に沿って摺動するように取り付けられている。これによって、4つの溶接ガン62は、コンベヤ経路P1と平行に移動し、コンベヤ経路P1の一部に沿ってコンベヤ32の対応するポケット33と同行するように周期的に前後運動することが可能である。
換言すれば、溶接装置51は、(4つの対応する溶接ガン62によって)4つの隣接するポケット33の加熱部材8に係合し、4つの隣接するポケット33と同期してコンベヤ経路P1に沿って移動することによって、コンベヤ経路P1のある部分にわたって4つの隣接するポケット33の運動に追従することになる。いったん加熱部材8の端子11の溶接が完了したなら、溶接装置51は、加熱部材8から離脱し、最初の位置に迅速に戻り、他の4つの隣接するポケット33に対して新しい溶接サイクルを開始する。これによって、各溶接ガン62は、対応する加熱部材8の端子11の溶接を完了させるために比較的長い時間を利用することができる。
加熱部材8を取り付けるための取付けステーションS5は、特に効果的かつ効率的である。何故なら、各加熱部材8を動力電極6に接続する前に、特に各加熱部材8の端子11を対応する動力電極6に溶接する前に、各加熱部材8をU字状に折畳むことによって、端子11、動力電極6、および端子11と動力電極6との間の溶接部が受ける機械的応力(従って、望ましくない変形)を著しく低減させることができるからである。その結果、迅速に(すなわち、極めて高い時間生産効率で)操作することができる共に、動力電極6と各加熱部材8の端子11との間に良好な電気接続部(すなわち、安定性かつ耐久性があり、それ故、偶発的な破損を生じることがない電気接続部)を確実に得ることができる。
図21に示されているように、回転ステーションS6は、回転装置65を備えている。回転装置65は、コンベヤ32の対応するポケット33に装着された各支持基部4(明らかなことであるが、支持基部4には、すでに取り付けられた電極6,7、電子回路13、支持体12、および加熱部材8が装着されている)に係合し、該支持基部4を180°回転(すなわち、上下に反転)させるようになっている。4つの支持基部4の前記回転は、必ずしも必要ではないが、吸湿性パッド14の(以下に述べる取付けモードによる)後続の取付けをより効果的に行なうことを可能にする。具体的には、支持基部4の前記回転によって、対応する支持体12の後部分を上方に露出させることができる。支持体12の該後部分は、なめらかでかつ実質的に円筒状であり、それ故、吸湿パッド4に対してより確実かつ安定した支持基部をもたらすことができる。
好ましい実施形態によれば、加熱部材8を取り付けるための取付けステーションS5と回転ステーションS6との間に、制御装置66が配置されている。制御装置66は、電気的連続性の制御を行い、加熱部材8および電子回路13の両方の機能が正しいかどうかを確認するものである。具体的には、制御装置66は、端子を備えており、該端子は、各支持基部4の対応する電気接続孔内に挿入され、加熱部材8および電子回路13の両方の作動が正しいかどうかを確認する。制御装置66は、制御装置66の下流に位置する排出装置を制御し、不良カートリッジ3を排出するようになっている。加熱部材8を取り付けるための取付けステーションS5と回転ステーションS6との間に配置された制御装置66に加えて、排出装置を制御する(一般的に光学式の)他の制御装置が設けられていてもよい。
図22,23,24に示されているように、吸湿性パッド14を取り付けるための取付けステーションS7は、コンベヤ67を備えている。コンベヤ67は、中心回転軸68を中心として回転するために取り付けられたドラムとして形作られている。コンベヤ67は、多数の把持具69を支持している。把持具69の各々は、(すでに取付けられた電極6,7、電子回路13、支持体12、および加熱部材8が装着された)対応する支持基部4を収容するように設計されている。コンベヤ67は、コンベヤ32の上方に配置されており、これによって、(すでに取付けられた電極6,7、電子回路13、支持体12、および加熱部材8が装着された)各支持基部4は、コンベヤ32のポケット33が下から上に垂直に移動することによって、コンベヤ67の把持具69に移送されることになる。
図22,23,24に示されているように、基部5を取り付けるための取付けステーションS8は、コンベヤ70を備えている。コンベヤ70は、中心回転軸71を中心として回転するように取り付けられたドラムとして形作られている。コンベヤ70は、多数のシート72を支持している。シート72の各々は、対応する基部5を収容するように設計されている。コンベヤ70は、コンベヤ67に隣接して配置されており(2つの回転軸68,71は、互いに平行であり)、かつコンベヤ67に部分的に重なっている。従って、(すでに取付けられた電極6,7、電子回路13、支持体12、加熱部材8、および吸湿性パッド14が装着された)支持基部4は、コンベヤ67の把持具69によって、コンベヤ70のシート72に向かって軸方向に(すなわち、回転軸68,71と平行に)移動することができる。基部5を送給するための送給装置21から基部5を受け入れるホッパー23は、コンベヤ70に接続されている。ホッパー23の下側出口開口は、コンベヤ70の周囲に配置されており、プッシャー(例えば、並んで配置された10個のプッシャー)が設けられており、該プッシャーは、コンベヤ70の回転軸71と平行の方向に沿って往復運動し、多数の基部5をホッパー23の下側出口開口からコンベヤ70の対応するシート72内に挿入されるまで周期的に外に押し出すようになっている。
図25にさらに明瞭に示されているように、コンベヤ67の各把持具69に対して、ポケット73が接続されている。ポケット73は、把持具69に対して半径方向最外方に配置されており、最初の平坦な矩形形状にある対応する吸湿性パッド14を該吸湿性パッド15が把持具15の前に位置するように受け入れ、かつその状態を保持するようになっている。添付の図面に示されている実施形態では、各ポケット73は、2つの互いに向き合ったフックを備えており、該フックは、コンベヤ67にヒンジ結合さており、対応する平坦な吸湿性パッド14をコンベヤ67の外面に対して保持するようになっている。
挿入装置74が設けられている。挿入装置74は、コンベヤ67の上側周辺に配置されており、平坦な吸湿性パッド14を対応するポケット73内に連続的に挿入するように設計されている。操作装置74が、吸湿性パッド14を送給するための送給装置31から、コイルから巻き戻された吸湿性材料の連続的帯片を受け入れ、周期的に横方向に切断し、一連の吸湿性パッド14を互いに切り離し、該吸湿性パッド14を対応するポケット73内に挿入するようになっている。
図25に示されているように、吸湿性パッド14を取り付けるための取付けステーションS7は、挿入装置75を備えている。挿入装置75は、(すでに取付けられた電極6,7、電子回路13、支持体12、および加熱部材8が装着された)各支持基部4をコンベヤ32のポケット33からコンベヤ70の対応する把持具69の内側に、対応するポケット73の内側に収容されている吸湿性パッド14を取り込むように、挿入するようになっており、これによって、該吸湿性パッド14は、把持具69に入ってくる加熱部材8の周りにU字状に折畳まれることになる。
図25−28に示されているように、各把持具69は、管形状を有しており、(半円断面の)2つのシェル要素76によって形成されている。2つのシェル要素76は、2つのシェル76が互いに所定距離だけ離れて配置される開位置と2つのシェル76が互いに接触して配置される閉位置との間において、互いに関して移動可能になっている。具体的には、各把持具69において、2つのシェル要素76は、コンベヤ70にヒンジ結合され、対応する回転によって互いに対して移動するようになっている。
各把持具69のシェル要素76は、U字状に折畳まれた吸湿性パッド14に接続された(すでに取付けられた電極6,7、電子回路13、支持体12、および加熱部材8が装着された)支持基部4の半径方向進入を可能にするために、開位置に設定され、挿入後に、吸湿性パッド14を加熱部材8の周りに管状に折畳むために、閉位置に設定されるようになっている。換言すれば、各把持具69において、最初の平坦な吸湿性パッド14は、垂直方向に上方に移動する支持基部4によって取り込まれ、次いで、(シェル要素76が開位置に配置されている)把持具69内への進入によって、支持基部4の周りにU字状に折畳まれることになる。いったん支持基部4が把持具69内に完全に進入されたなら、把持具69のシェル要素76は、閉位置に設定され、吸湿性パッド14を加熱部材8の周りに管状に折畳むことになる。
図29,30に示されているように、吸湿性パッド14を取り付けるための取付けステーションS7と基部5を取り付けるための取付けステーションS8との間に、移送ステーションS9が画定されている。移送ステーションS9において、把持具69のシェル要素76がまだ閉位置にあるとき、移送装置77が、(とりわけ、加熱部材8および管状に折畳まれた吸湿性パッド14を備える)支持基部4を把持部69から軸方向から引き出すようになっている。
移送ステーションS9において、コンベヤ70の各シート72は、コンベヤ67の対応する把持具69と軸方向において真っ直ぐに並び、これによって、(とりわけ、加熱部材8および管状に折畳まれた吸湿性パッド14を備える)支持基部4は、移送装置77の運動によって、コンベヤ67の把持具69から軸方向に引き出され、コンベヤ70のシート72内に装着された基部5内に軸方向に挿入されることになる。好ましい実施形態によれば、コンベヤ67の各把持具69は、出口端において漸次的に縮小する漏斗状内面形状を有しており、該出口端を通って、支持基部4が把持具69から突出されるようになっている。支持基部4の移送中、コンベヤ67の対応する把持具69は、支持基部4が出口端の近傍に達するまで完全な閉位置に保持され、支持基部4が出口端の近傍に達したとき、部分的に開くようになっている。このように、各把持具69の漏斗形状を用いることによって、(損傷をもたらすことなく弾性的に変形する能力を有する)管状に折畳まれた吸湿性パッド14を半径方向に圧縮し、対応する基部5内に容易に進入させることができる。一方、基部5内への支持基部4の進入時には、各把持具69の漏斗形状は、用いられない。何故なら。支持基部4は、損傷をもたらすことなく弾性的に変形する能力を有していないからである。
添付の図面に示されている好ましい実施形態によれば、移送装置77は、プッシャー78およびプッシャー78と向き合って真っ直ぐに並んだカウンタープッシャー79を備えている。プッシャー78は、コンベヤ67の把持具69内を通り、(とりわけ、加熱部材8および管状に折畳まれた吸湿性パッド14を備える)支持基部4を軸方向に押し出すようになっている。カウンタープッシャー79は、コンベヤ70のシート72と交差し、プッシャー58の反対側において、(とりわけ、加熱部材8および管状に折畳まれた吸湿性パッド14を備える)支持基部の軸方向運動に付随するようになっている。
可能な実施形態によれば、移送ステーションS9は、回転装置をさらに備えている。この回転装置は、コンベヤ70の各シート72に接続されており、(とりわけ、加熱部材8および管状に折畳まれた吸湿性パッド14を備える)支持基部4の軸方向挿入中に、移送ステーションS9内において対応する基部5の回転を生じさせるように設計されている。移送ステーションS9における基部5の回転によって、(とりわけ、加熱部材8および管状に折畳まれた吸湿性パッド14を備える)支持基部4の軸方向挿入を容易にすることができる。
図22に示されているように、コンベヤ70は、圧着(カシメ)装置80に接続されている。圧着装置80は、移送ステーションS9の下流に配置されており、支持基部4を基部5に機械的に拘束するために、基部5の1つの縁を変形させるものである。
吸湿性パッド14を取り付けるための取付けステーションS7は、特に効果的かつ効率的である。何故なら、開いた状態の対応する把持具69に入るときにまずU字状に折り畳まれ、次いで、把持具69を閉じることによって管状に折畳まれた吸湿性パッド14から開始することによって、迅速に(すなわち、極めて高い時間生産効率で)操作することができる共に、吸湿性パッド14の位置決めにおける高精度および吸湿性パッド14の極めて穏やかな処理の両方を確実なものとすることができるからである。これによって、吸湿性パッド14の完全性を十分に保つことができ、(従って、生産全体のすぐれた品質を確実なものとすることができる)。
また、基部5を取り付けるための取付けステーションS8も、特に効果的かつ効率的であり、それ故、迅速に(すなわち、極めて高い時間生産効率で)操作することができると共に、カートリッジ3の構成要素の全ての完全性を確保することができる。
前述した製造機械15は、多数の利点を有している。
第1に、前述した製造機械15によって、高い時間生産効率(すなわち、単位時間当たりに生産される物品の数)を達成すると共に、カートリッジ3の高標準品質を確保することが可能である。
加えて、前述した製造機械15は、製造が容易かつ安価である。何故なら、製造機械15は、容易に実施されるわずかな加工手順しか必要としない構造的に単純な要素から構成されているからである。
最後に、前述した製造機械15は、各構成要素の周りに十分な処理空間をもたらしているので、構成要素の最初の組立およびその後の構成要素の(簡単な洗浄から取替えまでの)保全がいずれも簡素化されることになる。

Claims (13)

  1. 支持基部(4)と、前記支持基部(4)に装着された1対の動力電極(6)と、前記動力電極(6)の周りにU字状に折畳まれた加熱部材(8)とを備える、電子タバコ(1)用カートリッジ(3)を製造するための製造機械(15)であって、
    前記動力電極(6)が装着された前記支持基部(4)をコンベヤ経路(P1)に沿って送給するためのポケット(33)を備えるコンベヤ(32)と、
    前記動力電極(6)が装着された前記支持基部(4)が前記コンベヤ(32)の前記ポケット(33)の内側に収容されている間に、前記加熱部材(8)を前記動力電極(6)に接続する接続ユニット(50)と、
    前記加熱部材(8)の熱抵抗体(10)の1対の端子(11)を前記対応する動力電極(6)に溶接するために前記コンベヤ(32)に沿って配置された溶接装置(51)と、
    を備えている、製造機械(15)において、
    前記加熱部材(8)が前記動力電極(6)に接続される前に、前記接続ユニット(50)と協働し、前記加熱部材(8)をU字状に折畳むようになっている、折畳み装置(57)を備えていることを特徴とする、製造機械(15)。
  2. 前記溶接装置(51)は、2つの互いに向き合った顎部を備える溶接ガン(62)を備えており、前記2つの互いに向き合った顎部は、2つの互いに向き合った側において前記加熱部材(8)に係合するようになっていることを特徴とする、請求項1に記載の製造機械(15)。
  3. 前記溶接装置(51)は、前記コンベヤ経路(P1)と平行に移動するように取り付けられており、前記溶接装置(51)は、前記コンベヤ経路(P1)の一部に沿って、前記動力電極(6)が装着された前記支持基部(4)を収容する前記ポケット(33)と同行するように、前記コンベヤ経路(P1)に沿って前後に移動するようになっていることを特徴とする、請求項1または2に記載の製造機械(15)。
  4. 前記溶接装置(51)は、同時に前記コンベヤ(32)の多数のポケットと協働する多数の並んで配置された溶接部材を備えていることを特徴とする、請求項1、2、または3に記載の製造機械(15)。
  5. 前記接続ユニット(50)は、前記コンベヤ(32)の上方に位置する送給コンベヤ(52)を備えており、前記送給コンベヤ(52)は、送給経路(P2)に沿って送給される把持具(53)を備えており、前記把持具(53)の一部は、前記コンベヤ経路(P1)と平行にかつ前記コンベヤ経路(P1)と向き合って走行するようになっていることを特徴とする、請求項1ないし請求項4のいずれか一項に記載の製造機械(15)。
  6. 前記把持具(53)は、2つの互いに向き合った顎部(54)を備えており、前記顎部(54)は、開位置と前記2つの顎部(54)が前記U字状に折畳まれた加熱部材(8)を把持する閉位置との間で移動可能になっていることを特徴とする、請求項5に記載の製造機械(15)。
  7. 前記把持具(53)は、前記2つの顎部(54)間に位置する前記2つの顎部(54)の反作用把持のためのU字状の固定された中心支持体(55)を備えており、前記U字状に折畳まれた加熱部材(8)各枝部は、前記顎部(54)と前記中心支持体(55)の対応する壁との間に把持されるようになっていることを特徴とする、請求項6に記載の製造機械(15)。
  8. 前記把持具(53)は、前記送給経路(P2)と直交する回転軸(56)を中心として前記送給コンベヤ(52)に対して回転するように、前記送給コンベヤ(52)にヒンジ結合されていることを特徴とする、請求項5、6、または7に記載の製造機械(15)。
  9. 前記折畳み装置(57)は、プッシャー(58)を備えており、前記プッシャー(58)は、前記加熱部材(8)を前記送給経路(P2)と直交する方向に押し出し、前記加熱部材(8)を前記把持具(53)内に挿入し、同時に前記加熱部材(8)をU字状に折畳むようになっていることを特徴とする、請求項5ないし請求項8のいずれか一項に記載の製造機械(15)。
  10. 前記接続ユニット(50)は、前記折畳み装置(57)の互いに向き合った側に位置する2連の冗長な操作装置(59)を備えており、前記操作装置(59)の各々は、真っ直ぐな加熱部材(8)を前記折畳み装置(57)に送給するように設計されていることを特徴とする、請求項9に記載の製造装置。
  11. 各操作装置(59)は、一連の加熱部材(8)を受け入れるようになっており、前記一連の加熱部材を横方向に切断して前記加熱部材(8)を前記一連の加熱部材から切り離すためのカッター(60)を備えていることを特徴とする、請求項10に記載の製造機械(15)。
  12. 前記コンベヤ(32)の前記ポケット(33)は、U字状に折畳まれた前記加熱部材(8)を保持するために前記加熱部材(8)に当接する2つの保持具(61)を備えていることを特徴とする、請求項1ないし請求項11のいずれか一項に記載の製造機械(15)。
  13. 支持基部(4)と、前記支持基部(4)に装着された1対の動力電極(6)と、前記動力電極(6)の周りにU字状に折畳まれた加熱部材(8)とを備える、電子タバコ(1)用カートリッジ(3)を製造する方法であって、
    ポケット(33)を備えるコンベヤ(32)によって、前記動力電極(6)が装着された前記支持基部(4)をコンベヤ経路(P1)に沿って送給するステップと、
    前記動力電極(6)が装着された前記支持基部(4)が前記コンベヤ(32)の前記ポケット(33)の内側に収容されている間に、接続ユニット(50)によって、前記加熱部材(8)を前記動力電極(6)に接続するステップと、
    前記コンベヤ(32)に沿って位置する溶接装置(51)によって、前記加熱部材(8)の熱抵抗体(10)の1対の端子(11)を前記対応する動力電極(6)に溶接するステップと、を含む、方法において
    前記加熱部材(8)が前記動力電極(6)に接続される前に、前記接続ユニット(50)と協働する折畳み装置(57)によって、前記加熱部材(8)をU字状に折畳むさらなるステップを含むことを特徴とする、方法。

JP2015230869A 2014-11-26 2015-11-26 熱抵抗体を備える電子タバコ用カートリッジを製造するための機械および方法 Expired - Fee Related JP6630554B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
ITBO20140664 2014-11-26
ITBO2014A000664 2014-11-26

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016104008A JP2016104008A (ja) 2016-06-09
JP6630554B2 true JP6630554B2 (ja) 2020-01-15

Family

ID=52444369

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015230869A Expired - Fee Related JP6630554B2 (ja) 2014-11-26 2015-11-26 熱抵抗体を備える電子タバコ用カートリッジを製造するための機械および方法

Country Status (4)

Country Link
US (1) US9862060B2 (ja)
EP (1) EP3025600B1 (ja)
JP (1) JP6630554B2 (ja)
PL (1) PL3025600T3 (ja)

Families Citing this family (48)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10244793B2 (en) 2005-07-19 2019-04-02 Juul Labs, Inc. Devices for vaporization of a substance
US10279934B2 (en) 2013-03-15 2019-05-07 Juul Labs, Inc. Fillable vaporizer cartridge and method of filling
US20160366947A1 (en) 2013-12-23 2016-12-22 James Monsees Vaporizer apparatus
US10076139B2 (en) 2013-12-23 2018-09-18 Juul Labs, Inc. Vaporizer apparatus
USD842536S1 (en) 2016-07-28 2019-03-05 Juul Labs, Inc. Vaporizer cartridge
US10159282B2 (en) 2013-12-23 2018-12-25 Juul Labs, Inc. Cartridge for use with a vaporizer device
CN115281387A (zh) 2013-12-23 2022-11-04 尤尔实验室有限公司 蒸发装置系统和方法
USD825102S1 (en) 2016-07-28 2018-08-07 Juul Labs, Inc. Vaporizer device with cartridge
US10058129B2 (en) 2013-12-23 2018-08-28 Juul Labs, Inc. Vaporization device systems and methods
EP3119223B1 (en) * 2014-03-21 2018-05-09 G.D. S.p.A Method and machine for making electronic cigarette cartridges
US20150335075A1 (en) * 2014-05-22 2015-11-26 R.J. Reynolds Tobacco Company Cartridge and fluid reservoir for a vaporizer
USD798499S1 (en) * 2014-06-03 2017-09-26 Wael Elhalwani Tank for electronic hookah
CA2969728C (en) 2014-12-05 2023-06-13 Pax Labs, Inc. Calibrated dose control
AU201611405S (en) 2015-09-15 2016-04-29 Nicoventures Holdings Ltd Vaporiser with docking station
USD824586S1 (en) * 2015-09-25 2018-07-31 Avanzato Technology Corp. Vapor tube
USD828623S1 (en) * 2015-09-25 2018-09-11 Avanzato Technology Corp. Foil tank
USD776867S1 (en) * 2015-10-08 2017-01-17 Lubby Holdings, LLC. Personal vaporizer
USD776868S1 (en) * 2015-10-08 2017-01-17 Lubby Holdings, LLC Personal vaporizer
USD792022S1 (en) * 2015-11-25 2017-07-11 Shenzhen Innokin Technology Co., Limited Atomizer for electronic cigarettes
USD773728S1 (en) * 2015-11-25 2016-12-06 Cloud V Enterprises Vaporizer
JP1554858S (ja) * 2016-01-25 2016-07-25
BR112018016402B1 (pt) 2016-02-11 2023-12-19 Juul Labs, Inc Cartuchos de fixação segura para dispositivos vaporizadores
UA125687C2 (uk) 2016-02-11 2022-05-18 Джуул Лебз, Інк. Заповнювальний картридж випарного пристрою та способи його заповнення
US10405582B2 (en) 2016-03-10 2019-09-10 Pax Labs, Inc. Vaporization device with lip sensing
USD799114S1 (en) * 2016-03-24 2017-10-03 Shenzhen Innokin Technology Co., Limited Atomizer for electronic cigarettes
ITUA20162410A1 (it) 2016-04-08 2017-10-08 Gd Spa Metodo ed unità di ispezione di un organo riscaldante per sigaretta elettronica.
USD849996S1 (en) 2016-06-16 2019-05-28 Pax Labs, Inc. Vaporizer cartridge
USD836541S1 (en) 2016-06-23 2018-12-25 Pax Labs, Inc. Charging device
USD851830S1 (en) 2016-06-23 2019-06-18 Pax Labs, Inc. Combined vaporizer tamp and pick tool
USD861976S1 (en) 2016-08-04 2019-10-01 Nerudia Limited Container for holding liquid for refilling an E-cigarette device
IT201600108303A1 (it) * 2016-10-26 2018-04-26 Gd Spa Macchina confezionatrice per la realizzazione di cartucce monouso per sigarette elettroniche.
USD815350S1 (en) * 2017-01-27 2018-04-10 Kyle Coghlan Cigarette filter
USD815348S1 (en) * 2017-01-27 2018-04-10 Kyle Coghlan Cigarette filter
IT201700018745A1 (it) * 2017-02-20 2018-08-20 Gd Spa Metodo e dispositivo per controllare la quantità di liquido contenuta in una cartuccia per un dispositivo generatore di aerosol
USD821641S1 (en) * 2017-03-16 2018-06-26 Zipline Innovations, LLC Vaporizer tip
USD815349S1 (en) * 2017-03-16 2018-04-10 Zipline Innovations, LLC Vaporizer tip
USD814694S1 (en) * 2017-03-16 2018-04-03 Zipline Innovations, LLC Vaporizer tip
USD887632S1 (en) 2017-09-14 2020-06-16 Pax Labs, Inc. Vaporizer cartridge
IT201700116882A1 (it) * 2017-10-17 2019-04-17 Gd Spa Stazione per l’assemblaggio di una cartuccia di una sigaretta elettronica
WO2019237052A1 (en) 2018-06-07 2019-12-12 Juul Labs, Inc. Cartridges for vaporizer devices
WO2020031138A1 (en) * 2018-08-08 2020-02-13 G.D Società per Azioni Manufacturing machine for the production of disposable cartridges for electronic cigarettes
US11439774B2 (en) 2018-11-05 2022-09-13 Juul Labs, Inc. Vaporizer devices and cartridges with folded mesh
EP3886622B1 (en) * 2018-11-29 2023-09-27 JT International SA Method and apparatus for manufacturing vapour generating products
WO2020152584A1 (en) * 2019-01-21 2020-07-30 G.D Societa' Per Azioni Machine and method for the production of a cartridge for an electronic cigarette
EP3914112B1 (en) * 2019-01-21 2024-04-24 G.D Società per Azioni Machine and method for the production of a cartridge for an electronic cigarette
USD899838S1 (en) * 2019-03-28 2020-10-27 Qingdao Ecopure Filter Co., Ltd Straw
USD908954S1 (en) * 2019-06-21 2021-01-26 Shenzhen Transpring Technology Co., Ltd. Atomizer for electronic cigarette
CN110605517A (zh) * 2019-09-29 2019-12-24 无锡奥特维科技股份有限公司 一种电池片上料装置、上料方法及串焊机

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3805477A (en) * 1969-10-29 1974-04-23 Hauni Werke Koerber & Co Kg Method and machine for the making of cigarette packs or the like
US4044528A (en) * 1974-09-03 1977-08-30 American Brands, Inc. Method and apparatus for forming sealed packages
DE102009060134A1 (de) * 2009-12-09 2011-06-16 Focke & Co.(Gmbh & Co. Kg) Packungen insbesondere für Zigaretten sowie Verfahren und Vorrichtung zum Herstellen derselben
CN201758770U (zh) 2010-08-27 2011-03-16 陈楚辉 一种电子烟烟弹全自动组装装置
ITBO20110672A1 (it) 2011-11-24 2013-05-25 Montrade Srl Sigaretta elettronica
US9854841B2 (en) * 2012-10-08 2018-01-02 Rai Strategic Holdings, Inc. Electronic smoking article and associated method
US9210738B2 (en) 2012-12-07 2015-12-08 R.J. Reynolds Tobacco Company Apparatus and method for winding a substantially continuous heating element about a substantially continuous wick
PL2967154T3 (pl) * 2013-03-14 2019-04-30 Reynolds Tobacco Co R Rozpylacz dla urządzenia dostarczającego aerozol i powiązane wkładka, zespół do wytwarzania aerozolu, wkład i sposób
US9277770B2 (en) 2013-03-14 2016-03-08 R. J. Reynolds Tobacco Company Atomizer for an aerosol delivery device formed from a continuously extending wire and related input, cartridge, and method
CN105163612B (zh) * 2013-03-15 2019-08-06 R·J·雷诺兹烟草公司 由材料的薄片形成加热元件、用于产生雾化器的输入端和方法,用于气雾剂递送装置的套筒以及用于组装用于吸烟物品的套筒的方法
US9220302B2 (en) * 2013-03-15 2015-12-29 R.J. Reynolds Tobacco Company Cartridge for an aerosol delivery device and method for assembling a cartridge for a smoking article
EP2779786A1 (en) 2013-03-15 2014-09-17 Philip Morris Products S.A. A method of manufacture for a heater assembly for use with a liquid filled cartridge
CN103549664A (zh) * 2013-08-07 2014-02-05 林光榕 一种电子烟中的发热丝组件及焊接方法

Also Published As

Publication number Publication date
EP3025600A1 (en) 2016-06-01
US20160144458A1 (en) 2016-05-26
US9862060B2 (en) 2018-01-09
PL3025600T3 (pl) 2018-01-31
EP3025600B1 (en) 2017-11-01
JP2016104008A (ja) 2016-06-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6630554B2 (ja) 熱抵抗体を備える電子タバコ用カートリッジを製造するための機械および方法
JP6630553B2 (ja) 吸湿性パッドを備える電子タバコ用カートリッジを製造するための機械および方法
JP6679285B2 (ja) 電極を備える電子タバコ用カートリッジを製造するための機械および方法
JP7021207B2 (ja) 電子タバコ用の使い捨てカートリッジの生産のための製造機械
KR102445666B1 (ko) 에어로졸 전달 장치용 카트리지의 조립 시스템 및 장치
EP3039975B1 (en) A coupling unit and method for instering a support fitted with a hygroscopic pad in a base during the manufacture of a disposable cartridge for an electronic cigarette
EP3914112B1 (en) Machine and method for the production of a cartridge for an electronic cigarette
EP3914113B1 (en) Machine and method for the production of a cartridge for an electronic cigarette
EP3914114B1 (en) Machine and method for the production of a cartridge for an electronic cigarette

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20181121

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20191115

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20191115

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20191209

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6630554

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees