JP6630543B2 - 錠剤分包ケース - Google Patents

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Description

本発明は、錠剤シートから錠剤(本願において「錠剤」には「カプセル剤」も含まれる)を取り出して分包する除包システムに用いられる錠剤分包ケースに関する。
病院、薬局などでは、患者が用量を間違わずに服用できると共に、錠剤シート(PTP包装シート)の誤飲防止にも役立つこと等から、調剤時において、錠剤シートから錠剤を取り出し、服用量1回分に相当する量ずつ分包する一包化が注目されている。しかし、錠剤シートから錠剤を一錠ずつ取り出す作業は面倒であり、時間もかかる。特許文献1では、このような錠剤取り出し作業を自動化すると共に、取り出した錠剤を服用量1回分に相当する量ずつ分包するまでの工程を自動的に行う装置を開示している。錠剤の取り出しから分包までの作業の自動化は、薬剤師の調剤作業の軽減に大きく貢献できるものの、分包した錠剤が適切なものか否か、すなわち、処方箋記載の情報に一致した錠剤が所定数ずつ分包されているか否かの判定については、薬剤師が目視で確認するのが一般的である。
特許文献2は、この点に鑑み、錠剤の取り出しや分包作業の自動化に加え、錠剤の確認作業も自動化したシステムを提案している。すなわち、錠剤の取り出し、分包を自動的に行うシステム中、複数箇所に撮影手段としてのカメラを配置し、取得した画像データから読み取った情報を処方箋記載の情報と比較して錠剤の適否を自動判定するものである。特許文献2では、その具体的手法として、錠剤シートの画像、錠剤シートから取り出された錠剤の画像、及び、一方化相当分の錠剤を収容した分配用の錠剤トレイにおける各錠剤マス(特許文献2では「分別容器の各区画」)の画像を取得するカメラをそれぞれ設け、錠剤シート又は錠剤の画像によって、それらに付された図形、記号あるいは文字から錠剤の種別等を判定し、錠剤マスの画像からそれらに分配、収容された錠剤の個数等を判定している。
特開2012−140151号公報 特開2015−54115号公報
特許文献2の手法によれば、錠剤の種別、個数等の調剤監査を自動的に行うことができ、調剤ミスの発生を抑制し、薬剤師の作業負担をさらに軽減する上で非常に有益である。しかしながら、分配用の錠剤トレイ(分別容器)としては、通常、白色系のものが多く使用されており、錠剤もまた白色系(白色のほか、パステルカラーのような淡い色彩の比較的明るい色)のものが多い。そのため、分配・収容された一包化相当分の錠剤の個数の確認を各錠剤マスを撮影して行う場合、錠剤とその背景に写る錠剤マスとのコントラスト(輝度の差)が小さく、錠剤を把握し損ねる可能性がある。
一方、特許文献2では、分配用の錠剤マス(分別容器の区画)に一包化相当分の錠剤を収容した後、分包機側における複数の区画を有する同様の容器に移送し、その後、包装用シートによって一包化している。すなわち、分配後の包装工程を分包機という専用の装置によって行っているため、除包システムにおいて錠剤シートから錠剤を取り出して、一包化相当分ずつ分別した後、さらに、包装専用の分包機に移送しなければ最終的な一包化ができず、除包システムと分包機とをあわせて見た全体の装置としては、大型化、複雑化せざるを得ない傾向がある。
本発明は上記に鑑みなされたものであり、調剤ミスの発生のさらなる抑制を図ることができると共に、包装工程専用の分包機を不要とすることができ、装置全体の小型化、簡素化にも寄与できる錠剤分包ケースを提供することを課題とする。また、本発明は、これに加え、分包された錠剤の保存に適し、また、飲み忘れ、飲み残し防止の機能が高く、さらに、持ち運びも容易な錠剤分包ケースを提供することを課題とする。
上記課題を解決するため、本発明の錠剤分包ケースは、錠剤シートから取り出された錠剤を一包化相当分ずつ複数の錠剤マスに分配すると共に、各錠剤マスに分配された錠剤の適否の確認のため、前記錠剤を撮影可能な撮影手段を備えた除包システムに用いられる錠剤分包ケースであって、前記複数の錠剤マスを備えた錠剤トレイと、前記各錠剤マスを被覆する被覆シートとを有し、前記一包化相当分の錠剤の分配時には前記除包システムにセットされる一方、錠剤の分配後、取り外して持ち運び可能であり、かつ、前記錠剤トレイにおける各錠剤マスの少なくとも底壁部内面が黒色系の色を呈していることを特徴とする。
前記錠剤トレイの全体が黒色系であることが好ましい。
前記被覆シートが、黒色系以外の色で着色されたシートからなる構成とすることが好ましい。
前記錠剤トレイ及び前記被覆シートの少なくとも一方が、紫外線吸収、抗菌及び消臭のいずれか少なくとも1つの機能を有していることが好ましい。
また、本発明の錠剤分包ケースは、前記錠剤マスが縦横に所定の列ずつ設けられ、横又は縦の列毎に、対応する被覆シート共に分離可能であり、かつ、各列の隣接方向に、各列に係合する係合部材が設けられており、各列を分離した状態で積み重ね可能であることが好ましい。
前記係合部材としては、分離される前記錠剤マスの各列に係合させた紐部材からなり、隣接する前記各列同士の間隔を広げることにより、前記紐部材で係合したまま前記各列を積み重ねることができると共に、前記各列同士を接近させて略並列状態で前記紐部材によって吊り下げ支持可能であることが好ましい。
また、前記錠剤トレイの各錠剤マスが、深さ方向に伸縮可能な蛇腹状に形成されていることが好ましい。
本発明の錠剤分包ケースは、錠剤トレイにおける各錠剤マスの少なくとも底壁部内面が黒色系の色を呈している。そのため、除包システムにこの錠剤トレイをセットし、各錠剤マスに一包化相当分の錠剤を分配させるようにすると、各錠剤マスを撮影した際に、内部に分配・収容された一包化相当分の錠剤とその背景とのコントラスト(輝度の差)が大きく、錠剤の把握が容易であり、撮影した画像データを用いて自動的に個数をカウントする際のカウントミスを減らし、調剤ミスを従来よりさらに抑制することができる。また、錠剤マスの少なくと底壁部内面が黒色系であるため、服用前の錠剤マスを視認すると、服用者は、白色系等の明るい色が多い錠剤を視覚的に明確に把握でき、服用後は、当該錠剤マスについては視覚的に黒色系の色を視認し、その隣の錠剤マスは被覆シートを介してその中の白色系等の明るい色の錠剤の存在を把握することになる。このため、視覚的に服用したか否かの区別が容易で、特に高齢者における飲み忘れや飲み残しの防止に高い効果を発揮できる。
また、被覆シートとして、黒色系以外の色で着色されたシートを用いることも好ましい。それにより、服用前は被覆シートの色が視覚的に把握されているが、服用後は、被覆シートが剥がされることによって、当該錠剤マスに施された黒色系の色が視覚的に把握されることになり、飲み忘れや飲み残しの防止効果をさらに高めることができる。
また、本発明の錠剤分包ケースは、錠剤トレイの錠剤マスの上面開口を被覆する被覆シートを備えているため、除包システムにおいて錠剤の分配工程を経た後、被覆シートによって被覆するだけで実質的に包装作業まで行うことができる。しかも、そのまま持ち運ぶことができるため、専用の分包機が不要となり、除包システムと分包機とをあわせて見た場合の装置全体の小型化、簡素化を図ることができる。
また、錠剤トレイの少なくとも底壁部内面、好ましくは錠剤トレイ全体が黒色系の色を呈しているため、紫外線に対する保護機能が高く、薬剤の劣化防止機能も、一般の紙製の薬袋と比較して優れている。また、錠剤トレイ又は被覆シートの少なくとも一方に、紫外線吸収剤を塗布したり、これらの成形材料中に含めたりすることで、紫外線からの薬剤の保護機能をさらに高めることができる。同様に、抗菌剤や消臭剤を用いて、抗菌機能、消臭機能を持たせ、服用時に水分が付着すること等によるカビの発生等の抑制効果を高めることができる。
さらに、本発明の錠剤分包ケースは、錠剤マスが縦横に所定の列ずつ設けられ、横又は縦の列毎に、対応する被覆シート共に分離可能であると共に、各列の隣接方向に、各列に係合する係合部材が設けられた構成とすることが好ましい。縦横に所定列の錠剤マスを備えているため、本発明の錠剤分包ケースは相応の平面積があり持ち運びに不便を来す場合がある。しかしながら、列毎に分離して積み重ねることでコンパクト化することができ運搬が容易になる。また、錠剤マスを蛇腹状とすることにより、押し潰すことで、丸めた状態での運搬が可能となり、持ち運びに便利である。
図1は、本発明の一の実施形態に係る錠剤収容ケースを示した斜視図である。 図2(a)は、錠剤収容ケースの錠剤トレイと錠剤分配機構の分配カップの動きを示した図であり、図2(b)は、錠剤トレイに被覆シートを貼着する工程を説明するための斜視図である。 図3は、被覆シートの他の例を示した斜視図である。 図4は、上記実施形態の錠剤収容ケースをセット可能な除包システムの一例を示した斜視図である。 図5は、本発明の他の実施形態に係る錠剤収容ケースを示した平面図である。 図6は、上記他の実施形態に係る錠剤収容ケースを横列毎に分離した状態を示した平面図である。 図7は、上記他の実施形態に係る錠剤収容ケースの分離した各横列を重ね合わせた状態を示した図である。 図8は、上記他の実施形態に係る錠剤収容ケースを吊り下げた状態を示した図である。 図9(a)〜(c)は、本発明のさらに他の実施形態に係る錠剤収容ケースを説明するための図であり、(a)は平面図、(b)は錠剤マスを押し潰していない状態の(a)のA−A断面図、(c)は錠剤マスを押し潰した状態の(a)のA−A断面図である。 図10(a),(b)は、図9に示した錠剤収容ケースの全体イメージを示した図である。 図11(a),(b)は、2週間分の錠剤を収容保持した本発明のさらに他の実施形態に係る錠剤収容ケースを説明するための図である。
以下、図面を用いて、本発明の一の実施形態を説明する。図1及び図2は本実施形態に係る錠剤分包ケース1を説明するための図である。これらの図に示したように、錠剤分包ケース1は、錠剤トレイ2及び被覆シート3を有して構成されている。
錠剤トレイ2は複数の錠剤マス2aを有しており、複数の錠剤シートから、錠剤を一つずつ取り出し、複数の錠剤を組み合わせて服用量1回分ずつに分配する除包システム100にセットされる(図4参照)。なお、除包システム100の詳細は後述する。
錠剤トレイ2の各錠剤マス2aは、所定の深さを有し、その内方に錠剤を収容できるように立体形状に形成されている。本実施形態では、錠剤トレイ2が、平面視で略方形に形成され、錠剤マス2aが縦横複数列となるように設けられている。例えば、横列は、服用タイミングに合わせて、朝、昼、夕、就寝前用の4列とし、縦列は、月曜日から日曜日までの7列とする。もちろん、これはあくまで一例であり、例えば、横列を3列としたり、縦列を7列以上すなわち1週間分以上としたりすることも可能である。また、錠剤マス2aは、このように、服用タイミングと、曜日若しくは日にちとの関係が対応するように配置することが飲み忘れや飲み残し防止の観点から好ましいが、この対応関係が明確でかつ見やすく、また、除包システム100にセット可能である限り、錠剤トレイ2は、平面視で略方形のものに限らず、その他の多角形あるいは略円形等の形状とすることも可能である。また、各錠剤マス2aの平面形状も限定されず、略方形その他の多角形や略円形等とすることができる。
錠剤マス2aの深さ方向の形状(断面形状)も限定されるものではなく、略筒状であったり、底壁部2a1方向に向かって断面に沿った幅が狭くなるテーパ状の断面形状等に形成することができる。また、錠剤マス2aの深さも複数の錠剤を収容できる限り、特に限定されるものではない。また、錠剤トレイ2は、耐久性や再利用性を考慮して、合成樹脂製あるいは厚紙等から形成することができるが、より耐久性の高い合成樹脂製とすることが好ましい。
本実施形態の錠剤トレイ2は、各錠剤マス2aも含め、黒色系の色を呈している。これは、錠剤トレイ2の成形材料中に黒色系の着色剤を混入して成形することでかかる色を呈するように構成することもできるし、錠剤トレイ2を所定形状に成形した後、黒色系の色を塗布により着色してもよい。各錠剤マス2aが黒色系であるため、白色系やパステルカラーなどの明るい色が主流の錠剤を各錠剤マス2aに入れた際に、錠剤と錠剤マス2aとの区別が明確となる。そのため、錠剤マス2aに収容された錠剤をカメラで撮影した場合、錠剤と錠剤マス2aとのコントラスト(輝度の差)が明確となり、錠剤の個数を、撮影した画像データから自動カウントする際のカウントミスを減らすことができる。
撮影した画像データにおいて錠剤のカウントミスを減らすためには、錠剤マス2aを含む錠剤トレイ2の全てが黒色系でなくてもよく、錠剤の背景に写り込む、少なくとも錠剤マス2aの底壁部2a1の内面を黒色系としたものでもよい。但し、錠剤をより明瞭に区別するためには、錠剤マス2aのうち、底壁部2a1だけでなく、周壁部2a2も黒色系とすることが好ましい。また、成形の容易さ、成形コストを考慮すると、成形時に黒色系を呈する着色剤を混入させればよいため、錠剤トレイ2全体を黒色系とすることが好ましい。また、黒色系とすることにより、錠剤マス2aに収容されている錠剤の紫外線による劣化防止に役立つが、その機能をより高めるためにも、錠剤マス2aの底壁部2a1だけでなく、周壁部2a2も黒色系であることが好ましく、さらには、錠剤トレイ2全体が黒色系であることがより好ましい。
ここで、本明細書において「黒色系」とは、好ましくは黒色であるが、撮影した際に、明るい色の錠剤と明確に区別できる黒色に近い比較的濃い色を含む意味である。例えば、マンセル表色系における明度及び彩度を示す数値がともに中央値以下となる範囲の色を含む意味である。
被覆シート3は、合成樹脂製あるいは紙製等の薄いフィルム状のもので、各錠剤マス2aの上面開口を閉塞する。これにより、各錠剤マス2aに収容した錠剤が密封され、一包化がなされることになる。被覆シート3は、図2(b)に示したように、複数の錠剤マス2aの全ての開口を1枚で被覆できる大きさのものを用いると、錠剤トレイ2への貼着工程が容易である。但し、被覆シート3を、各錠剤マス2aを個別にあるいは数個ずつ被覆する大きさとすることも可能である。被覆シート3を貼着する手段としては、後述のように、例えば、除包システム100に、各錠剤マス2aに錠剤を分配した後、該被覆シート3をその上に配置して貼着する手段を設け、それにより自動的に貼着する構成とすることができる。この構成によれば、錠剤の取り出しから一包化までを自動的に行うことができる。但し、錠剤トレイ2の各錠剤マス2aへの錠剤の分配までを自動的に行ったならば、被覆シート3を手作業で貼着することもできる。
服用時において、被覆シート3は、各錠剤マス2aに対応する領域毎に剥がせるようになっていることが好ましい。服用しない領域まで剥がしてしまうと、錠剤の劣化が進みやすいが、全ての錠剤マス2aに対応した大きさのものの場合、服用時において、服用対象の錠剤マス2aだけでなく、隣接する錠剤マス2aに対応する領域の一部も剥がしてしまう可能性があるため、貼着工程が多少煩雑になっても、各錠剤マス2aに対応する多さの被覆シート3を貼着することが好ましい。また、図3に示したように、全体の大きさが錠剤トレイ2の全体の大きさとほぼ同じである一方、各錠剤マス2aに対応する領域毎に切り込み3aが形成された被覆シート3を用いると、錠剤トレイ2への貼着工程の容易さを確保しつつ、各錠剤マス2aに対応して一領域ずつ剥離できるため、より好ましい。
また、被覆シート3は、透明又は半透明のもので、収容されている錠剤を外部から視認できるものであることが好ましい。錠剤マス2a内の錠剤の存否の確認が視覚的に容易となり、飲み忘れ、飲み残しの防止に効果的である。また、透明又は半透明のものではなく、黒色系以外の色、例えば白色系の色で着色されたシートを用いることもできる。その場合、被覆シート3が剥離された箇所の錠剤は既に服用済みであるため、錠剤マス2aの黒色系の色が視認できる状態となっているが、それに隣接する錠剤が収容された状態の錠剤マス2aでは、被覆シート3が未開封であるため、被覆シート3の色が視認できる状態である。よって、この場合も、服用済みの錠剤マス2aと、錠剤が収容されている未開封の錠剤マス2aとの把握が視覚的に容易となり、飲み忘れ、飲み残しの防止に効果的である。
また、錠剤トレイ2及び被覆シート3の少なくとも一方、好ましくは両方が、紫外線吸収、抗菌及び消臭のいずれか少なくとも1つの機能を有している構成とすることが好ましい。それにより、錠剤マス2aに収容されている錠剤の劣化防止機能をより高めることができる。紫外線吸収剤、抗菌剤及び消臭剤のいずれか少なくとも1つを錠剤トレイ2や被覆シート3の成形時に混入したり、あるいは、錠剤トレイ2や被覆シート3の成形後にそれらを塗布したりしてそれらの機能を持たせることができる。
ここで、除包システムの一例について説明する。図4に示したように、除包システム100は、錠剤取り出しユニット110、取り出しユニット支持部120、錠剤収集部130、錠剤分配機構140等を有して構成される。
錠剤取り出しユニット110は、錠剤が封入された錠剤シートがセットされる錠剤シート保持部と、該錠剤シートを搬送し、その過程で、錠剤シートの膨出側を押圧する手段とを有し、錠剤シートの一面に貼着されたアルミ箔等の封止シートを突き破って錠剤を自動的に取り出す機構である。取り出しユニット支持部120は、錠剤取り出しユニット110を支持する部位であり、例えば、高さの異なる2つの棚部121,121からなり、棚部121,121のそれぞれに、錠剤取り出しユニット100が配置されている。
錠剤収集部130は、取り出しユニット支持部120の下方に設けられ、各錠剤取り出しユニット110から取り出された錠剤を1箇所に集めるもので、例えば、図4に示したように、各棚部121,121上で幅方向に隣接配置置された錠剤取り出しユニット110の全てから排出される錠剤を受け止められるように、上部が正面からみて幅広で、下部が幅方向略中央ほど幅が狭まる略漏斗状に形成されている。そして、幅方向略中央の下部が、収集した錠剤を供給する供給口131となっている。
錠剤分配機構140は、錠剤収集部130の下方に設けられ、本実施形態の錠剤トレイ2の各錠剤マス2aに、錠剤収集部130から供給された一包化相当分の錠剤を分配する。錠剤分配機構140は、かかる機能を有するものであればその構造は限定されるものではないが、本実施形態の錠剤分配機構140は、錠剤収集部130の供給口131から供給される一包化相当分の錠剤を受け取る分配カップ141と、分配カップ141を支持して錠剤トレイ2の各錠剤マス2a上に移動させる移動制御機構142とを有して構成される。移動制御機構142は、例えばXYスライダを用い、分配カップ141をX方向、Y方向に移動させ、所定の錠剤マス2a上まで移動させる。分配カップ141は、所定の錠剤マス2a上まで移動すると、底面部が開き、当該錠剤マス2aに一包化相当分の錠剤を分配する(図2(a)参照)。そして、錠剤分配機構140の下方には、トレイ用載置台150が設けられており、本実施形態の錠剤トレイ2は、このトレイ用載置台150上にセットされる。
錠剤を分配する際には、除包システム100のトレイ用載置台150の所定の位置(本実施形態では上面部)に錠剤トレイ2をセットする。その後、除包システム100を動作させると、各錠剤取り出しユニット110からそれぞれ錠剤が取り出され、錠剤収集部130に集められる。錠剤収集部130に集められた一包化相当分の錠剤が供給口131から、錠剤分配機構140の分配カップ141に供給される。次いで、分配カップ141が移動制御機構142により、錠剤トレイ2の所定の錠剤マス2a上まで移動し、当該錠剤マス2aに一包化相当分の錠剤を分配する(図2(a)参照)。分配カップ141は、錠剤収集部130の供給口131の下方位置に戻り、錠剤収集部130に集められている一包化相当分の錠剤を再び受け取り、錠剤トレイ2における次に分配すべき錠剤マス2a上に移動し、当該錠剤マス2aに一包化相当分の錠剤を分配する。以降、この工程が繰り返され、各錠剤マス2aに、一包化相当分の錠剤が分配される。
各錠剤マス2aへの錠剤の分配が終了した後、被覆シート3を自動的に又は手作業によって錠剤トレイ2の上面に積層して貼着し、各錠剤マス2aの上面開口を閉塞する(図2(b)参照)。錠剤トレイ2に被覆シート3を自動的に配置する手段としては、例えば、トレイ支持台150上に、図示しないアーム手段と、被覆シート3を複数枚保持する棚とを設け、アーム手段が該棚から被覆シート3を1枚ずつ引き出して、錠剤トレイ2に積層する手段などが挙げられる。
ここで、図4の符号160は撮影手段としてのカメラであり、トレイ支持台150の上方に配置されている。このカメラ160は、錠剤トレイ2の各錠剤マス2aに分配された錠剤を撮影可能であり、その画像データを用いて、解析ソフトが導入されたコンピュータにより、各錠剤マス2aに分配された錠剤の個数を自動的にカウントする。あるいは、錠剤に付された文字、記号等を読み取って錠剤の種類の特定等を行うことも可能である。このとき、本実施形態では、錠剤トレイ2の各錠剤マス2aの少なくとも底壁部2a1が黒色系であるため、取得する画像データは、黒色系の錠剤マス2aを背景として相対的に明るい色の錠剤が写っていることになるため、錠剤を明確に捉えることができ、錠剤のカウントミスを減らすことができる。
本実施形態の錠剤分包ケース1は、錠剤トレイ2の各錠剤マス2aに錠剤を分配して被覆シート3を貼着した時点で、各錠剤マス2aに一包化相当分の錠剤が密閉状態で収容されていることになる。従って、錠剤の個数検査等を行った後、除包システム100のトレイ支持台150から取り外せば、必要な錠剤を保持した容器として、そのまま患者に渡すことができる。患者は、錠剤収容ケース1をそのまま持ち帰り、各錠剤マス2aに対応する被覆シート3の部分を一つずつ破れば、服用量1回分に相当する錠剤を取り出して服用できる。
本実施形態の錠剤収容ケース1は、そのまま錠剤の包装部材として利用するものであるが、複数の錠剤マス2aが縦横に配され、上記のように横列が服用タイミングに合わせた表示となって、縦列が曜日を表示しているため、そのまま壁部等に吊り下げ支持すれば、カレンダー型の薬保持袋などに移し替えることなく、服用の間違いを減らすのに効果的である。
図5は、本発明の他の実施形態に係る錠剤収容ケース1Aを示した図である。本実施形態の錠剤収容ケース1Aは、錠剤トレイ2に錠剤マス2aが縦横に所定列数ずつ設けられていることは上記実施形態と同様であるが、錠剤マス2aの横方向の列(以下、「横列」)20毎に、対応する被覆シート3と共に分離可能となっている。分離可能とする手段は限定されるものではなく、例えば、隣接する横列20間にミシン目を設け、それを破断させることで分離する構成とすることができる。また、錠剤トレイ2を予め横列20ずつ分離した状態の形状で成形し、除包システム100にセットする際は、シールなどによって複数の横列20を並列して仮止めした状態でセットして錠剤を分配し、その後、被覆シート3を横列20毎に対応するように若しくは錠剤マス2a毎に対応するように貼着し、除包システム100から取り外した後に、シールを剥がして、あるいは、シールに設けたミシン目を破断させて分離する構成とすることもできる。さらに、隣接する横列20に、互いに隣接方向に突出する突起(図示せず)を設け、この突起を相手方に設けた孔や溝などに嵌合可能とすることで、それぞれ連結又は分離可能とすることもできる。なお、図5及び図6において上側に位置する横列20に、氏名等のプレート部材21を突起21aを介するなどして接続できる構成としてもよい。
錠剤収容ケース1Aは、このように錠剤マス2aの横方向の列である横列20毎に分離可能であるが、各横列20に係合して、隣接する横列20同士を接続する係合部材としての紐部材4が設けられている。例えば、図5に示したように、横列20の各端部において紐部材4を通すための挿通孔(図示せず)を形成しておき、一方の端部側において、図5の下側から上側に向かって隣接する横列20の挿通孔に順に紐部材4を通し、さらに、他方の端部側において該紐部材4を図5の上側から下側に向かって同様に隣接する横列20の挿通孔に順に通していく。また、紐部材4は余裕部分4aをもった長さとしておく。これにより、横列20間のミシン目を破断させたりシールを剥がしたりして横列20同士を分離させても、図6に示したように、紐部材4によってつながっているため各横列20はバラバラにならない。その一方、紐部材4は余裕部分4aを有しているため、横列20同士を図7に示したように相互に重ね合わせることができる。そのため、持ち運びの際は、図7に示したように重ね合わせた状態とすることで、平面積が小さくなり、分離していない図5に示した状態よりもより小さな袋に詰めることが可能となり、持ち運びが容易となる。
本実施形態の錠剤収容ケース1Aは、除包システム100のトレイ載置台150にセットする際は、図5に示したように横列20同士を連結した状態としてセットする。錠剤の分配、被覆シート3の貼着後、トレイ載置台150から取り外し、横列20同士を分離させ(図6参照)、相互に重ね合わせ(図7参照)、患者に手渡す。患者は、錠剤収容ケース1Aを持ち帰った後、図8に示したように、紐部材4における図8の上側の余裕部分4aを利用して壁部などに吊り下げ支持させれば、カレンダーのように患者の目の入りやすい位置で容易に保管でき、飲み忘れの防止に役立つ。
図9は、本発明のさらに他の実施形態に係る錠剤収容ケース1Bを示した図である。本実施形態では、錠剤トレイ2の錠剤マス2aが厚み方向に伸縮可能な蛇腹状に形成されている。除包システム100のトレイ載置台150にセットして錠剤を分配する際は、まず、図9(b)に示したように、錠剤トレイ2の各錠剤マス2aを伸長させた状態で行い、錠剤を収容した後、図9(b)に示したように、収容する錠剤の量に応じて厚み方向に押し潰して各錠剤マス2aを収縮させ、被覆シート3で密封する。それにより、本実施形態の錠剤収容ケース1Bは、錠剤マス2aを押し潰す前の厚さが図10(a)に示した状態とすると、錠剤マス2aを押し潰すことにより、図10(b)に示したように厚さが薄くなり、巻きやすくなる。巻くことにより平面積が小さくなるため、持ち運びが容易となる。なお、患者が壁部等に吊り下げる際には、必要に応じて押し潰していた錠剤マス2aを伸長させて吊り下げてもよい。
また、図11に示した錠剤収容ケース1Cは、縦方向に1週間分の錠剤マス2aを有している錠剤トレイ2を横方向に2つ連接した2週間分の形態としたものである。すなわち、図11(a)に示したように、錠剤トレイ2として2週間分連接した形態のものを成形すると共に、2つの錠剤トレイ2間にミシン目2bを入れるなどして容易に切り離し可能とする。患者が自宅等に運んだ後は、錠剤トレイ2,2を2つに切り離し、図11(b)に示したように連結部材5を介して縦方向に連結して壁部などに吊り下げて使用する。なお、被覆シート3は図示しないが、各錠剤トレイ2,2に対応して被覆されていることはもちろんである。この錠剤収容ケース1Cによれば、2週間分を一度に吊り下げ支持できるため、服用期間が長期に亘る場合に便利である。もちろん、これはあくまで一例であり、3週間分以上連結して吊り下げ可能な形態としてもよい。また、縦方向に連結するだけでなく、横方向に連結可能とすることもできる。さらに各錠剤トレイ2,2を重ね合わせ、それらの一端側(例えば、上端側や左端側)をリング状の連結部材5で連結し、1週間分服用したならば、当該錠剤トレイ2をめくり上げて裏側に回すか、あるいは連結部材5から取り外すようにすることもできる。このようにすることで、3週間分、4週間分といった場合でも省スペースで保管できる。また、このように複数週間以上の形態とすることは、上記した各実施形態の錠剤収容ケース1,1A,1Bにおいても適用可能であることはもちろんである。
また、上記したように、錠剤収容ケース1,1A,1B,1Cを構成する錠剤トレイ2は、合成樹脂や厚紙から形成され、好ましくは合成樹脂から形成されるため、再利用が可能である。すなわち、患者が次回薬局に出向く際に、錠剤収容ケース1,1A,1B,1Cを持ち込めば、被覆シート3を貼り直すことにより、再び、持ち込まれた錠剤トレイ2に錠剤の分配、収容を行うことができる。また、錠剤収容ケース1,1A,1B,1C(錠剤トレイ2)を持ち込んだ際に、薬剤師が患者の飲み忘れを確認でき、それに応じた対処が可能となる。
1,1A,1B,1C 錠剤収容ケース
2 錠剤トレイ
2a 錠剤マス
20 横列
3 被覆シート
3a 切り込み
4 紐部材
5 連結部材
100 除包システム
110 錠剤取り出しユニット
120 取り出しユニット支持部
130 錠剤収集部
140 錠剤分配機構
141 分配カップ
150 トレイ支持台
160 カメラ

Claims (5)

  1. 錠剤シートから取り出された錠剤を一包化相当分ずつ複数の錠剤マスに分配すると共に、各錠剤マスに分配された錠剤の適否の確認のため、前記錠剤を撮影可能な撮影手段を備えた除包システムに用いられる持ち運び可能な錠剤分包ケースであって、
    前記複数の錠剤マスを備えた錠剤トレイと、
    前記各錠剤マスを被覆する被覆シートと
    を有し、
    前記錠剤トレイは、
    各錠剤マスの少なくとも底壁部内面が黒色系の色を呈しており、
    前記錠剤マスが縦横に所定の列ずつ設けられ、横又は縦の列毎に、対応する被覆シート共に分離可能であると共に、各列の隣接方向に、各列に係合する係合部材が設けられており、各列を分離した状態で積み重ね可能であることを特徴とする錠剤分包ケース。
  2. 前記錠剤トレイの全体が黒色系である請求項1記載の錠剤分包ケース。
  3. 前記被覆シートが、黒色系以外の色で着色されたシートからなる請求項1又は2記載の錠剤分包ケース。
  4. 前記係合部材が、分離される前記錠剤マスの各列に係合させた紐部材からなり、
    隣接する前記各列同士の間隔を広げることにより、前記紐部材で係合したまま前記各列を積み重ねることができると共に、前記各列同士を接近させて略並列状態で前記紐部材によって吊り下げ支持可能である請求項1〜3のいずれか1に記載の錠剤分包ケース。
  5. 前記錠剤トレイの各錠剤マスが、深さ方向に伸縮可能な蛇腹状に形成されている請求項1〜4のいずれか1に記載の錠剤分包ケース。
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