JP6630124B2 - プランター - Google Patents

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Description

本発明は、装飾用の草花を植えたり活けたりするためのプランターに関し、特にブロー成型によって製造される樹脂製のプランターに関する。
ブロー成型によって形成されたプランターの例として、例えば特許文献1に開示された「大量の貯水機能及び給水量の制御機能を具有するブロー成型による植木鉢の構造」の発明がある。
特許文献1のものは、「主に、内鉢と外鉢及び底部に通気孔が設けられた通気管が設けられており、該内鉢と外鉢間には貯水空間が形成されている鉢本体と、平面に複数の通気孔が設けられており且つ、側壁に通水孔が設けられた空洞状の脚を具有し、該内鉢底部に設置された後、さらに草木に提供するための土が盛られる敷板と、より構成され、該鉢本体の内鉢と外鉢と通気管は、ブロー成型法により一体成型されており、また、該鉢本体の内鉢底部に設けられた一つ以上の水位制御孔または水位制御管が該貯水空間と連通しており、該水位制御孔または水位制御管が該通気管の先端部より低い位置に設けられて該貯水空間の水を該内鉢内にまで流通させ、同時に該通気管の先端部より流出しないようにしており、該水位制御孔または、水位制御管は該内鉢底部の貯水量により、自動で一定の水量を提供したり止水し、且つ、該通気孔によって優れた通気性を提供することで草木の根部に正常な通気の効果が提供されていることを特徴とする大量の貯水機能及び給水量の制御機能を具有するブロー成型による植木鉢の構造。」である(特許文献1の請求項1参照)。
特許文献1に開示された植木鉢は、上記の請求項1に示されるように、鉢本体の底部に着脱可能に設置する敷板を有し、該敷板には空洞状で通水孔が設けられた脚(灌水脚部)が一体成形されている。そして、敷板を植木鉢に設置した状態では、敷板の下方の空間には所定量の水が供給されるようになっている。
特開2004−8100号公報
植木鉢やプランターは、多種多様の大きさや形状があり、敷板はそれぞれの形状に合うように製造する必要がある。このため特許文献1のように敷板と灌水脚部を一体成形する構造では、多種多様の大きさや形状に合わせて敷板及び脚部を製造する必要があり、生産性が悪いという問題がある。
本発明はかかる課題を解決するためになされたものであり、プランターの大きさや形状にかかわりなく共通の灌水脚部を供用できる構造のプランターを提供することを目的としている。
(1)本発明に係るプランターは、装飾用の草花を植えたり活けたりするためのプランターであって、側部と底部を有する有底枠状の本体部と該本体部の底部に設けられた灌水脚部とを有し、前記本体部は、内壁と外壁とが所定の間隔を離して空洞部を形成してなり、前記底部における内壁には前記灌水脚部を挿入するための開口部を有し、前記灌水脚部は、前記開口部に挿入して着脱可能に設置されていることを特徴とするものである。
(2)また、上記(1)に記載のものにおいて、側部における前記底部の内壁よりも下方の位置に底部の空洞部に供給された水をオーバーフローさせるためのオーバーフロー孔を有することを特徴とするものである。
(3)また、上記(1)又は(2)に記載のものにおいて、前記底部における下面には、上方に向けて隆起する隆起部を有し、該隆起部は下部から上方に向かって徐々に径が小さくなる形状であり、前記灌水脚部は上部から下部に向かって徐々に径が小さくなる形状であることを特徴とするものである。
本発明に係るプランターは、側部と底部を有する有底枠状の本体部と該本体部の底部に設けられた灌水脚部とを有し、前記本体部は、内壁と外壁とが所定の間隔を離して空洞部を形成してなり、前記底部における内壁には前記灌水脚部を挿入するための開口部を有し、前記灌水脚部は、前記開口部に挿入して着脱可能に設置されているので、本体部の大きさや形状に関わりなく灌水脚部を供用することができ、製造コストを低減することができる。
本発明の一実施の形態に係るプランターの斜視図である。 図1に示したプランターを底面側から見た状態の斜視図である。 図1に示したプランターの断面図である。 図1に示したプランターに着脱可能に設置される灌水脚部の斜視図である。 本発明の一実施の形態に係るプランターの他の形状を示す図である(その1)。 本発明の一実施の形態に係るプランターの他の形状を示す図である(その2)。 本発明の一実施の形態に係るプランターの他の形状を示す図である(その3)。 本発明の一実施の形態に係るプランターの他の形状を示す図である(その4)。 本発明の一実施の形態に係るプランターの他の形状を示す図である(その5)。
本実施の形態に係るプランター1は、図1〜図3に示すように、側部3と底部5を有する有底枠状の本体部6と、本体部6の底部5に設けられた灌水脚部7とを有している。
以下、本体部6と灌水脚部7について詳細に説明する。
<本体部>
本体部6は、全体形状が直方体であり、ブロー成形によって内壁と外壁からなる中空構造になっている(図3参照)。側部3と底部5には、内壁と外壁の間の空洞部9が形成されており、これらの空洞部9は給水用、あるいは貯水用の空間として機能する。
側部3の上面部には、給水口11が形成されており、給水口11には図1に示すように、キャップ13がネジ14によって取り付けられる。
側部3と底部5の空洞部9は連通しており(図3参照)、側部3の給水口11から給水した水は側部3の空洞部9を通過して底部5に至り貯水される。
図3に示すように、長手方向の両側の側部3には内側に凹陥する凹陥部15が形成されている。凹陥部15の上壁はほぼ水平な水平壁部17であり、下壁は下方に向かって傾斜する傾斜壁部19となっている。
水平壁部17は、プランター1を持ち運びする際の持ち手部として機能する。傾斜壁部19は、その位置が底部5の内壁より少し下方位置、つまり側部3と底部5の境界位置の少し下方位置に設けられており、この傾斜壁部19には給水口11から給水した水をオーバーフローさせるためのオーバーフロー孔21が設けられている。
オーバーフロー孔21の位置(高さ)は、底部5の内壁面より約25mm低くなるように設定されている。このため、底部5の下方の空洞部9(貯水空間)を満水状態にしても、底部の内壁と水面との間に約25mmの通気性を保つための空間ができ、この空間があることで植物の根が長期間に渡って完全に水に浸かって腐るのを防止できる。もっとも、底部の内壁と水面との間の距離は、15mm以上であれば通気性を確保できるので、オーバーフロー孔21の位置(高さ)を、上記のように底部5の内壁面より約25mm低くなるようすることは必須ではなく、底部5の内壁面より15mm以上低くなるように設定すればよい。
なお、オーバーフロー孔21から給水するようにしてもよい。この意味で、側部3の上面部の給水口11は必須ではない。
底部5の内壁面には、図1に示すように、灌水脚部7を挿入するための開口部25が複数設けられている。
底部5の内壁面の総面積のうち開口部25が占める面積の割合(一つの開口部25の開口面積×開口部25の数)は、5〜10%に設定されている。開口部25の開口面積の割合をこの範囲に設定することで、底部5の強度を確保しつつ、適切な給水が可能となる。
また、後述するように、最適な水量を提供するため、灌水脚部7の適正な内径は20〜60mmに設定されている。
底部5における内壁と外壁で形成される空間は、灌水脚部7が挿入される挿入空間であり、かつ貯水空間となっている。したがって、底部5の空間の高さは、少なくとも灌水脚部7が挿入できる高さを有している。
底部5の側方の外壁で底面近くには、底部5に貯留されている水を抜くための水抜き孔27が設けられており、水抜き孔27には栓29が取り付けられている。
底部5の外壁の下面には、図2、図3に示すように、上方に向けて隆起する隆起部31が形成されている。隆起部31は、下方から上方に向かって徐々に径が小さくなる円錐台形状になっている。
隆起部31を設けることで、底部5の剛性を高める効果がある。また、隆起部31を円錐台形状にすることで、図3に示すように、灌水脚部7を挿入する空間を広く取ることができるという効果もある。つまり、灌水脚部7が、後述するように、設置状態では上方から下方に向かって縮径する円錐台形状であることから、隆起部31と灌水脚部7が干渉し難い関係となっている。
<灌水脚部>
灌水脚部7は、図4に示すように、下方に向かって縮径する円錐台形状の筒状部32と、筒状部32の上面に設けられたフランジ部33によって形成されている。
フランジ部33の下面には、本体部6の底部5に形成された開口部25の周縁に係止する係止部35が形成されている。係止部35は、L字状をしている。フランジ部33の下面には、開口部25に挿入する際のガイドとなるガイド壁37が形成されている。ガイド壁37を開口部25に合わせて押し込むことで、係止部35が撓んで開口部25の周縁に係止する。
筒状部32の周面には通水ようのスリット39が複数形成されている。
なお、前述したように最適な水量を提供するため、灌水脚部7の適正な内径は20〜60mmに設定されている。
以上のように、本実施の形態のプランター1においては、本体部6の底部5における内壁を特許文献1に示された敷板として機能させ、内壁に灌水脚部7を着脱可能に取り付けるようにしたので、プランター1の大きさや形状に関わりなく灌水脚部7を供用することができる。このため、製造コストを低減できる。
例えば、本体部6の全体形状を図1の場合よりも長手方向の長さを短くした短長形の直方体形にしたプランター41(図5参照)、本体形状を立方体形状にしたプランター43(図6参照)、本体形状を円筒体にしたプランター45(図7参照)、さらに本体形状を細長い直方体形状にして灌水脚部7を一列にしたプランター47(図8参照)、またさらに本体形状を扇形体形状にしたプランター49(図9参照)等が例示できる。
このように、本体部6が多種多様の大きさや形状であっても、本体部6をブロー成型すれば、共通の灌水脚部7を利用することができる。
なお、図5〜図9に示したプランター(41、43、45、47、49)における部分の符号は図1に示したものと同一又は対応する箇所には同一の符号を付してある。
1 プランター
3 側部
5 底部
6 本体部
7 灌水脚部
9 空洞部
11 給水口
13 キャップ
14 ネジ
15 凹陥部
17 水平壁部
19 傾斜壁部
21 オーバーフロー孔
23 メッシュ部材
25 開口部
27 水抜き孔
29 栓
31 隆起部
32 筒状部
33 フランジ部
35 係止部
37 ガイド壁
39 スリット
41、43、45、47、49 プランター(他の形状の例)

Claims (2)

  1. 装飾用の草花を植えたり活けたりするためのプランターであって、
    ブロー成形によって成形された側部と底部を有する有底枠状の本体部と、該本体部の底部に設けられた灌水脚部とを有し、
    前記本体部は、内壁と外壁とが所定の間隔を離して空洞部を形成してなり、前記底部における内壁には前記灌水脚部を挿入するための開口部を複数有し、
    前記底部における外壁には、上方に向けて隆起する隆起部を有し、該隆起部は下部から上方に向かって徐々に径が小さくなる形状であり、その上端部が前記内壁に当接しており、
    前記灌水脚部は、前記開口部に挿入して着脱可能に設置されて、上部から下部に向かって徐々に径が小さくなる筒形状であることを特徴とするプランター。
  2. 側部における前記底部の内壁よりも下方の位置に底部の空洞部に供給された水をオーバーフローさせるためのオーバーフロー孔を有することを特徴とする請求項1記載のプランター。
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