JP6630109B2 - 搬送ユニットおよび試験片分析装置 - Google Patents
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Description
このような分析を行う装置としては、試験片を搬送する搬送部と、搬送部によって搬送された試験片を撮像する撮像素子とを備えた分析装置がある(例えば、特許文献1を参照)。
近年の臨床検査の流れとして、被験者から採取した検体をその場で検査して、直ちに検査結果をリターンする、いわゆるPoint of Care Test(POCT)が普及しつつある。特許文献1に記載した尿分析装置もその一例である。
この装置では、採尿コップに採取した尿検体に試験片を浸し、この試験片を装置の搬送部の試験片載置体に載置すると、試験片が装置内部の測定部に送られて撮像素子により撮像される。撮像素子で得られた画像を解析し、各試薬層の呈色の度合いから、尿中に含まれる成分(蛋白質、潜血、糖、比重、白血球等)の濃度、およびpH等を求める。測定を終了した試験片は装置側面の排出口から自動的に排出される。
本発明は、前記課題に鑑みて、試験片を用いて試料の分析を行う分析装置において、搬送ユニットを小さくし、小型化した該搬送ユニットを備える試験片分析装置およびこれに用いられる搬送ユニットの提供を目的とする。
前記搬送ユニットは、前記試験片載置体の下面の幅方向の少なくとも一方の端部が無端ベルトに固定されていないことが好ましい。
前記試験片載置体は、一カ所で無端ベルトに取り付けられていることが好ましい。
前記搬送ユニットは、前記無端ベルトの循環走行により前記試験片載置体が搬送される際に、前記無端ベルトの軌道からの前記試験片載置体の位置ずれを規制するガイド部を有することが好ましい。
前記搬送ユニットは、前記試験片分析装置がさらに、撮像した画像のデータ処理、並びに装置の動作を制御する制御部と、操作ガイド、および/ または試験片の分析結果を表示する表示部と、を有するものであることが好ましい。
前記筐体は、前記試験片載置体が前記第1位置にあるときに、その試験片載置体の少なくとも一部を露出させる開口を有することが好ましい。
[分析装置]
図1は、本発明の一実施形態に係る搬送ユニット1を用いた試験片分析装置10(以下、単に分析装置10という)を示す斜視図である。図2は、分析装置10の内部構造を示す斜視図である。図3は、分析装置10の内部構造を模式的に示す側面図である。
以下の説明では、XYZ直交座標系を設定する。X方向は、試験片を載せた試験片載置体を搬送する無端ベルトの長さ方向であり、図3では左右方向である。Y方向は、試験片を載せた試験片載置体を搬送する無端ベルトの幅方向であり、図3では紙面に垂直な方向である。Z方向はX方向およびY方向に直交する方向であり、図3では上下方向である。
図6に示すように、試験片載置体12は、例えば、平面視において長方形の底板21と、底板21の側縁21c,21cにそれぞれ立設された側板22,22と、側板22,22の上縁22b(突出端縁)からそれぞれ外側方に延出した延出板23,23(羽根部)と、を備えている。
底板21の上面21aは第1面であり、下面21bは第2面である。
第1リブ状突起24は、底板21の上面21aに形成された底板突起24aと、側板22の内側面22aに形成された側板突起24bと、延出板23の上面23aに形成された延出板突起24cとを有する。
底板突起24aは、底板21の上面21aに底板21の幅方向(X方向)に沿って形成されている。側板突起24bは、側板22の幅方向(Z方向)に沿って形成されている。延出板突起24cは、延出板23の幅方向(X方向)に沿って形成されている。
距離W1が試験片11の幅より大きいと、底板21上の位置や試験片11の姿勢についての制約が少なくなる。例えば、試験片11の載置位置が底板21の幅方向(X方向)の中央でなく側方寄りの位置にあってもよいし、図4に示すように、平面視において試験片11が試験片載置体12の長さ方向(Y方向)に対して傾いていてもよい。そのため、試験片11を試験片載置体12に載置する操作を容易にすることができる。また、試験片11を整列させるための機構が不要であるため、コスト抑制が可能である。
距離W1は、試験片11の幅の2倍を超えないことが好ましい。距離W1を試験片11の幅の2倍以下とすることによって、試験片11を試験片載置体12に載置する際の誤操作が起こりにくくなる。
図7に示すように、軸支持部27,27は、底板21の長さ方向(Y方向)に延在する断面半長円形の突起であり、支持バー28が挿入される挿入孔27a,27aが形成されている。挿入孔27a,27aは、底板21の長さ方向(Y方向)に沿って、軸支持部27,27を貫通して形成されている。
支持バー28は、少なくとも一部が、無端ベルト14の保持凹部31に入り込んで係止できる形状とされる。支持バー28は、例えば断面円形の棒状体であってよい。
図8および図9に示すように、軸支持部27,27間の空間29に無端ベルト14を配置し、支持バー28を保持凹部31に係止させるとともに挿入孔27a,27aに嵌合させることによって、無端ベルト14の外面14b側に試験片載置体12を取り付けることができる。
そのため、試験片載置体12は、無端ベルト14がプーリー16,17において曲線形態となったときには、側縁部21b1,21b1が無端ベルト14から離れた状態となって円滑に動作するとともに、無端ベルト14にかかる力を小さくできる。また、前プーリー16と後プーリー17との間で無端ベルト14が直線形態となったときには、試験片載置体12の姿勢を水平に保つことができる。
底板21の下面21bには、軸支持部27,27よりも底板21の他端寄りの位置にも、一対の位置決め突起30,30(30B,30B)が下方に突出して形成されている。一対の位置決め突起30,30(30B,30B)は、底板21の幅方向(X方向)に並んで形成されている。
位置決め突起30は、底板21の長さ方向(Y方向)に対して垂直な半長円形の板状である。
これに対し、試験片載置体12がガイド板15の端縁15f,15gおよびプーリー16,17に対応する位置にあるときは、試験片載置体12の一方縁12aと、この試験片載置体12に隣り合う試験片載置体12の他方縁12bとは大きく離れている。
試験片載置体12は、ガイド板15の端縁15f,15gおよびプーリー16,17に対応する位置にあるときは、上縁15dおよび下縁15eに対応する位置にあるときに比べて、一方縁12aおよび他方縁12bは、無端ベルト14からの離間距離が大きくなる。
歯付きベルトの材質としては、例えば合成ゴム、ポリウレタン等が用いられる。歯付きベルトは、鋼線、ガラス繊維、アラミド繊維などの心線を内部に埋め込むことにより、伸びを抑えることができる。
歯付きプーリー16,17の外周縁には、歯付きベルト(無端ベルト14)の歯とかみ合う歯の他に、歯付きベルトに試験片載置体12を固定するために設けられた支持バー28をかわすための切り欠き16a,17aが間欠的に形成されている。切り欠き16a,17aの形成間隔は、例えば試験片設置体12の設置ピッチL1(図4参照)に合わせて設定される。
また、歯付きベルトを循環走行させた際、歯付きプーリー16,17の外周縁の切り欠き16a,17aと支持バー28との位置が常に一致するように、歯付きベルトおよび歯付きプーリー16,17のそれぞれの歯数を適切に選定することが好ましい。
前軸部18および後軸部19は、一端側および他端側の部分がガイド板15,15の軸受け15a,15aに嵌合することによって、ガイド板15,15に回転自在に支持される。
図8に示すように、ガイド板15,15の内面15h,15hは、無端ベルト14に取り付けられた試験片載置体12の位置決め突起30,30の外面30a,30aに近接する位置にある。そのため、ガイド板15,15は、試験片載置体12の長さ方向(Y方向)の移動を規制し、無端ベルト14の軌道からの試験片載置体12の位置ずれを規制することができる。
載置位置P1は、例えば前プーリー16に近い位置である。撮像位置P2は、例えば後プーリー17に近い位置である。
ガイド板15は、例えば摺動特性に優れたポリアセタール樹脂で構成される。その他の部品もポリエチレンテレフタラート、ポリメタクリル酸メチル、ポリスチレン、ポリカーボネート、およびABS等の合成樹脂の中から適切なものを選んで使用できる。
撮像素子41は、支持体43の上部フレーム44の下面に設けられている。
光源42,42(42A,42B)は、それぞれ、支持体43の前部フレーム45の内面45aおよび後部フレーム46の内面46aに設けられている。前部フレーム45は斜め下方に延出しているため、前部フレーム45に設けられた光源42(42A)は、斜め下後方に向けて光を照射する。後部フレーム46は斜め下方に延出しているため、後部フレーム46に設けられた光源42(42B)は、斜め下前方に向けて光を照射する。
詳しくは、光源42,42は、撮像位置P2にある試験片載置体12に、それぞれ斜め上前方および斜め上後方から光を照射できる位置に設置される。撮像素子41は、撮像位置P2にある試験片載置体12の上方に設置され、試験片載置体12に載せられた試験片11を上方から撮像できる。
駆動部3は、軸部19を間欠的に回転駆動させ、これによって、無端ベルト14に取り付けられた試験片載置体12を間欠的に移動させることができることが好ましい。
なお、撮像ユニット2と、駆動部3と、外装部48とを含む構造を「分析装置本体」ということがある。
載置口50は、載置位置P1にある試験片載置体12の底板21の上面21a(図6参照)の少なくとも一部を露出させるように形成されている。
支持板部55は、XY平面に沿って形成され、上面55aに設置された搬送ユニット1を支持しており、搬送ユニット1を外装部48に収納した状態では、外装部48の内部に収納される。
例えば、制御部6は、撮像ユニット2で得られた画像データから試験片11の画像を抽出するなどの処理を行うことができる。
また、制御部6は、分析装置1の動作を統括して制御することができる。例えば、駆動部3を制御して搬送ユニット1を駆動させることができる。また、撮像ユニット2の光源42,42の発光・非発光を制御するとともに、撮像素子41を動作させて試験片11を撮像することができる。
制御部6は、撮像素子41によって得られた画像に基づいて液体試料に接触させた試験片11の試薬層62(図21参照)の呈色の度合いから液体試料の成分の有無や濃度等を演算により求めることによって、前記液体試料を分析することができる。
次に、分析装置10の使用方法について説明する。
図3に示すように、分析装置10は、ガイド板15の上側に位置する試験片載置体12の底板21の上面21aが水平となるように設置される。
試験片11を、載置位置P1にある試験片載置体12の底板21の上に載置するとともに、駆動部3によって延出軸20を軸回りに回転させ、後プーリー17を軸回りに回転させる。後プーリー17の回転方向は、図3に矢印で示すように、右回り方向である。試験片11は、試薬層62(図12参照)を上に向けた姿勢とする。
無端ベルト14は、試験片載置体12が載置位置P1で一旦停止した状態となるように走行することが好ましい。
図3に示すように、搬送機構13の上側、すなわちガイド板15,15の上縁15d,15dの上に位置する試験片載置体12は、無端ベルト14の走行に伴って、後方(図3において右方向)に移動する。
無端ベルト14は、試験片載置体12が撮像位置P2で一旦停止した状態となるように走行することが好ましい。
図1に示すように、分析結果は表示部5に表示することが好ましい。
図3に示すように、試験片載置体12から落下した試験片11は、排出口60を通して外部に排出され、使用済みの試験片11として廃棄される。
洗浄済みの搬送ユニット1は、前述の引き出し操作とは逆の操作によって外装部48内に戻すことができる。
分析装置10では、図3〜図5および図10に示すように、試験片載置体12,12・・・が互いに連結されていないため、試験片載置体12の一方縁12aと、この試験片載置体12に隣り合う試験片載置体12の他方縁12bとは、互いに離間した配置をとることができる。そのため、プーリー16,17が小径化された場合でも、試験片載置体12の幅寸法に関係なく、試験片載置体12をプーリー16,17に沿って移動させることができる。
これに対し、試験片載置体が互いに連結されている構造では、試験片載置体の幅が広いほど、プーリーを小径化した場合に試験片載置体をプーリーに沿って移動させるのが難しくなる。
従って、分析装置10では、操作性を低下させることなく、装置の小型化を図ることができる。
試験片11に付着していた液体試料が試験片載置体12に残留物として付着することは衛生上好ましくない。
搬送ユニット1は、容易に洗浄することができるため、衛生上の問題が生じない。
さらに、分析装置本体の駆動部と、搬送ユニットの回転体に設けられた軸部とを切り離し可能とすることで、搬送ユニット全体が分析装置本体から取り外し可能となる。尿分析装置では試験片載置体に付着した尿試料が放つ悪臭は大きな問題であるが、搬送ユニットが取り外し可能であることによって、ユーザーが容易に洗浄などのメンテナンスをすることができ、さらに、搬送ユニットが小型であることで、取り扱いが容易となり、メンテナンス性がより向上する。
搬送ユニットを取り外し可能とすることは、分析装置本体に取り外し用の開口部を設け、取り外しの際に他の部品と干渉しないように装置内部に余分な空間を設けたりしなければならず、装置本体は大きくなりやすい。しかしながら、本実施形態によれば、搬送ユニットを小型化できることによって、分析装置本体に設ける開口部をより小さくでき、取り外しに必要とされる装置の内部空間もより小さくできるため、装置本体の小型化と、取り外しを可能とするという利点がある。
例えば、分析装置10では、試験片載置体12は、無端ベルト14の内面14aの保持凹部31に支持バー28が係合することによって無端ベルト14に取り付けられるが、無端ベルトに対する試験片載置体の取付構造はこれに限らず、他の構造を採用してもよい。例えば、無端ベルトの内面の凸部に嵌合する凹部を有する取付部材を介して試験片載置体を無端ベルトに取り付けてもよい。
2・・・撮像ユニット
3・・・駆動部
4・・・筐体
5・・・表示部
6・・・制御部
10・・・分析装置(試験片分析装置)
11・・・試験片
12・・・試験片載置体
13・・・搬送機構
14・・・無端ベルト
14b・・・無端ベルトの外面
15・・・ガイド板(ガイド部)
17・・・後プーリー(回転体)
21・・・底板
21b・・・下面
21b1・・・側縁部(下面の幅方向の端部)
48・・・外装部(筐体主部)
50・・・載置口(開口)
62・・・試薬層
P1・・・載置位置(第1位置)
P2・・・撮像位置(第2位置)
Claims (7)
- 試験片を第1位置から第2位置に搬送するための搬送ユニットと、
前記搬送ユニットを駆動する駆動部と、
前記第2位置において前記試験片を撮像するための撮像ユニットと、を備えた試験片分析装置において用いられる搬送ユニットであって、
前記搬送ユニットは、
前記駆動部によって駆動される回転体と、前記回転体に巻き掛けられた無端ベルトを有し、
前記試験片が載置される複数の試験片載置体が独立して無端ベルトに取り付けられており、
前記搬送ユニットの前記回転体と前記駆動部とは互いに切り離し可能な接続部を有し、前記搬送ユニットが前記駆動部に対して着脱自在とされている、搬送ユニット。 - 前記試験片載置体の下面の幅方向の少なくとも一方の端部が無端ベルトに固定されていないことを特徴とする、請求項1に記載の搬送ユニット。
- 前記試験片載置体は、一カ所で無端ベルトに取り付けられていることを特徴とする、請求項1または2のいずれかに記載の搬送ユニット。
- 前記搬送ユニットは、前記無端ベルトの循環走行により前記試験片載置体が搬送される際に、前記無端ベルトの軌道からの前記試験片載置体の位置ずれを規制するガイド部を有することを特徴とする、請求項1〜3のいずれかに1項に記載の搬送ユニット。
- 前記試験片分析装置がさらに、
撮像した画像のデータ処理、並びに装置の動作を制御する制御部と、
操作ガイド、および/ または試験片の分析結果を表示する表示部と、を有するものであることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項に記載の搬送ユニット。 - 請求項1〜5のうちいずれか1項に記載の搬送ユニットと、前記撮像ユニットと、前記駆動部と、前記搬送ユニットを収容するための筐体主部を有する筐体と、を備え、
前記搬送ユニットは、前記筐体主部に対して取り外し可能とされていることを特徴とする、試験片分析装置。 - 前記筐体は、前記試験片載置体が前記第1位置にあるときに、その試験片載置体の少なくとも一部を露出させる開口を有することを特徴とする、請求項6に記載の試験片分析装置。
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