JP6625691B2 - 動画作成システムおよび動画作成プログラム - Google Patents

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Description

本発明は、動画作成システムおよび動画作成プログラムに関し、とくに長距離走に関する動画を作成するものに関する。
長距離走に関する動画を作成する装置として、様々な技術が公知である。たとえば、周知のビデオカメラによって、単に走者を撮影した動画を作成することができる。また、特許文献1に記載される装置は、撮影された写真をつなぎ合わせて動画を作成する。
特開2004−159151号公報
しかしながら、従来の装置では、作成された動画から走者位置を把握するのが困難であるという問題があった。
たとえば周知のビデオカメラによって単に走者を撮影した動画からでは、コース全体における走者の位置を特定することは困難である。特許文献1の装置も、実際に撮影された写真をもとにしているので、コース全体における各写真の位置を動画から特定することは困難である。
この発明は、このような問題点を解決するためになされたものであり、コース内の走者位置をより容易に把握できる動画を作成する技術を提供することを目的とする。
上述の問題点を解決するため、この発明に係る動画作成システムは、
1つ以上の計測地点を含む走行コースにおける、長距離走に関する動画を作成する、動画作成システムであって、
前記計測地点に設けられ、それぞれの走者が各前記計測地点に到達した到達時刻を計測する、計測装置と、
前記それぞれの走者の前記到達時刻を前記計測装置から走行記録として収集する、走行記録収集装置と、
前記走行記録を前記走行記録収集装置から取得し、前記走行記録に基づいて動画を作成する、動画作成装置と、
を備え、
前記動画作成装置は、
前記走行記録を前記走行記録収集装置から取得する、走行記録取得機能と、
各前記計測地点の緯度および経度を表す計測地点位置情報を取得する機能と、
前記走行コースを表す地図画像を取得する、地図画像取得機能と、
前記地図画像に係る緯度および経度を表す地図画像位置情報を取得する機能と、
前記計測地点位置情報と前記地図画像位置情報とを参照し、前記走行記録に基づいて、時刻に応じた前記走行コースにおける前記地図画像上での走者位置を決定する、走者位置決定機能と、
前記走者位置に基づいて、前記走者を表す第1標識が前記地図画像上を移動する動画を作成する、動画作成機能と
を備える。
定の態様によれば、
前記動画作成装置は、さらに、
前記走行コースの始点および終点を表す点を含む線図を取得する機能と、
前記走行記録に基づいて、時刻に応じた、前記走行コースのうち前記走者が走行記録において走破した比率を算出する機能と、
を備え、
前記動画において、走者を表す第2標識が、前記線図において前記比率に応じた位置に表示される。
特定の態様によれば、前記動画において、前記第1標識が前記走行コースの終点に到達した後に、複数の前記計測地点における前記走者の順位、グロス記録、ネット記録およびラップ記録のうち少なくとも1つが表示される。
また、この発明に係る動画作成システムは
前記走者が前記走行コースの終点に到達することに応じて、前記動画作成装置が、前記動画作成機能を実行する、
また、この発明に係るプログラムは、コンピュータを上述の動画作成システムとして機能させる。
この発明に係る動画作成システムおよび動画作成プログラムによれば、実際の走行記録に基づいて、地図画像上を走者標識が移動する動画が作成されるので、閲覧者は、コース内の走者位置をより容易に把握することができる。
本発明の実施の形態1に係る動画作成システムを含む構成の例を示す図である。 図1の動画作成装置の処理の流れの例を説明するフローチャートである。 作成される動画の走行中シーンの例である。 作成される動画の情報表示シーンの例である。
以下、この発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
実施の形態1.
図1に、本発明の実施の形態1に係る動画作成システム100を含む構成の例を示す。動画作成システム100は、動画作成装置10と、走行記録収集装置20と、1つ以上の計測装置21とを含む。動画作成装置10は走行記録収集装置20と通信可能に構成される。また、走行記録収集装置20は、動画作成装置10および各計測装置21と通信可能に構成される。通信は任意の方式で行うことができ、インターネット等の有線通信によってもよいし、Wi−Fiその他の無線通信によってもよい。
動画作成装置10は、長距離走に関する動画を作成する装置である。図1の例では、動画は走行コースCにおける長距離走に関するものである。走行コースCは、1つ以上の計測地点を含む。図1の例では、走行コースCはC1〜C7の合計4個の計測地点を含む。計測地点は、走行コースCの始点(スタート地点)および終点(ゴール地点)を含んでもよい。図1の例では、計測地点C1が始点(または走行開始直後の地点)に対応し、計測地点C7が終点に対応する。
走行記録収集装置20は、長距離走に参加した走者のそれぞれについて、走行記録を収集する。走行記録は、たとえば走者を識別する走者IDに関連付けられる。走行記録は、走者が各計測地点C1〜C7に到達した時刻を表す記録を含む。時刻の表現形式は任意であり、たとえば走行開始時刻からの経過時間によって表現してもよいし、日本標準時によって表現してもよい(その場合には、たとえば計測された時刻から走行開始時刻を減算することにより走行時間を得ることができる)。
各計測地点には、計測装置21が設けられる。各計測装置21は、走行コースCを走行する走者が、その計測地点に到達した時刻を計測する。なお、本明細書において、「走者が計測地点に到達した時刻」は、「走者が計測地点を通過した時刻」と言い換えることができる。また、計測地点が走行コースCの始点(C1)である場合には、「計測地点に到達した時刻」は、「計測地点を出発した時刻」をもって表すことができるものとする。なお、走者の実際の出発地点が始点C1から離れた位置である場合(参加者多数のため後方から出発せざるを得ない場合等)には、始点C1についても、「走者が計測地点に到達した時刻」を用いることもできる。
動画作成装置10は公知のコンピュータとしての構成を有し、演算等の処理を行う演算手段と、情報を格納する記憶手段とを備える。演算手段はたとえばCPU(中央処理装置)を含み、記憶手段はたとえば半導体メモリおよび取り外し可能記憶装置を含む。また、動画作成装置10は、情報の入出力を行うための入力手段および出力手段を備える。入力手段および出力手段は、たとえばネットワークインタフェースおよび取り外し可能記憶媒体インタフェースを含む。
動画作成装置10の記憶手段は、本明細書に記載される動画作成装置10の動作に必要な情報を格納する。また、記憶手段は動画作成プログラムを格納しており、この動画作成プログラムが、コンピュータを動画作成装置10として機能させる。すなわち、コンピュータは、動画作成プログラムを実行することにより、動画作成装置10としての機能を実現する。
走行記録収集装置20もまた、公知のコンピュータとしての構成を有する。
以上のように構成される動画作成システム100の動作を、以下に説明する。
実施の形態1に係る動画作成システム100は、走行コースCにおいて長距離走のイベントが実施されることに応じて動作する。長距離走のイベントは、たとえば多数の走者が参加する大会または競技会であってもよい。計測装置21および走行記録収集装置20は、各走者について、その走者が計測地点C1〜C7に到達した時刻を計測、収集および記録する。
計測装置21によって時刻を計測するための構成および処理は、当業者が適宜設計することができる。たとえば、各走者に固有のRFIDタグを携帯させ、計測装置21にRFIDタグ検出装置を備えておけば、RFIDタグを検出した時刻を到達時刻として計測することができる。または、たとえば、各走者に固有のゼッケンを着用させ、計測装置21にカメラを備えておけば、カメラが撮影した画像からゼッケンを認識した時刻を到達時刻として計測することができる。
計測装置21は、各走者について計測した時刻を走行記録収集装置20に送信し、走行記録収集装置20はこれを受信し、走行記録として記憶手段に格納する。走行記録の形式は任意に設計可能であるが、たとえば、走者ごとに作成され、その走者が各計測地点に到達した時刻またはその走者の各計測地点までの走行時間を表す。また、走行記録は、その走者の順位を含んでもよい。
走行記録収集装置20は、走者が走行コースCを完走すると(すなわちフィニッシュすると)、これに応じて、その走者の走行記録を動画作成装置10に送信する。なお、走者が走行コースCを完走したことは、たとえば計測地点C7における計測装置21から到達時刻を受信することによって検出することができる。
動画作成装置10は、走者の走行記録を受信することにより取得すると、動画作成に係る処理を開始する。
図2は、動画作成装置10の処理の流れの例を説明するフローチャートである。この処理は、動画作成装置10が走行記録収集装置20から走行記録を取得することに応じて開始される(ステップS1、走行記録取得機能)。
次に、動画作成装置10は、各計測地点C1〜C7の位置情報を取得する(ステップS2)。計測地点の位置情報は、たとえば計測地点の緯度および経度によって表すことができる。また、計測地点の位置情報は、計測地点の標高を表す情報を含んでもよい。また、計測地点の位置情報は、各計測地点間の距離(たとえば計測地点C2から計測地点C3までは5kmである等)または始点から各計測地点までの距離(たとえば走行コースCの始点から計測地点C3までは10kmである等)を表す情報を含んでもよい。
なお、本明細書において、「距離」とは、走行コースCに沿って計測される長さ(「道のり」ともいう)をいい、必ずしも2地点間の直線距離とは一致しない。
次に、動画作成装置10は、走行コースCを表す地図画像を取得する(ステップS3、地図画像取得機能)。地図画像は任意の形式で構成することができるが、たとえば商用の地図画像データを用いてもよいし、航空写真の画像を用いてもよいし、立体形状データを2次元に投影した画像を用いてもよい。
次に、動画作成装置10は、地図画像の位置情報を取得する(ステップS4)。地図画像の位置情報は、たとえば、地図画像の特定の基準点(たとえば矩形画像の場合には左上端の点等)の緯度および経度によって表すことができる。また、地図画像の位置情報は、基準点の標高を表す情報を含んでもよい。さらに、地図画像の位置情報は、地図画像の向き(方位等)を表す情報を含んでもよい。
次に、動画作成装置10は、走行記録に基づいて、時刻に応じた走行コースCにおける走者位置を決定する(ステップS5、走者位置決定機能)。たとえば、ある走者が計測地点C2に到達した時刻が0時10分00秒であり、計測地点C3に到達した時刻が0時20分00秒である場合には、これらの間の時刻の走者位置は計測地点C2と計測地点C3との間となる。
また、走者位置の決定には公知の補間演算を用いてもよい。たとえば上の例において、線形補間を用いると、0時12分00秒には、走者位置は計測地点C2と計測地点C3とを2:8に内分した地点であると演算することができる。
なお、走行コースCに関し、各計測地点の間の地点における標高または上り下りに関する情報が利用可能である場合には、そのような情報を用いて走者位置を補正してもよい。たとえば、下り坂では平地に比べて走者が比較的速く走行し、上り坂では平地に比べて走者が比較的遅く走行する、等の補正演算を行うことが可能である。
次に、動画作成装置10は、走行記録に基づいて、時刻に応じた走破比率を算出する(ステップS6)。走破比率とは、走行コースCのうち走者が走行記録において走破した比率をいう。この比率の具体的な算出方法は任意であるが、たとえば、各計測地点間の距離または始点から各計測地点までの距離を表す情報が利用可能である場合には、その情報と、ステップS5で決定した走者位置とに基づいて算出することができる。たとえば、始点から終点までが40kmである走行コースにおいて、走者位置が始点から30kmの位置である場合には、走破比率は30/40=0.75と算出することができる。
次に、動画作成装置10は動画を作成する(ステップS7、動画作成機能)。
図3に、作成される動画の1シーン(走行中シーン)の例を示す。動画は、地図画像と、走者を表す第1標識31とを表示する。第1標識31は、走者を表すいわゆるアバターである。第1標識31は、走行記録に基づき、時間の経過とともに地図画像上を移動する。たとえば、地図画像上に走行コースCを表すコース線32(折れ線または曲線等)が表示され、ステップS5で決定した走者位置に基づいて第1標識31がコース線32上を移動するように、動画が作成される。
コース線32の形状等は任意の方法で決定することができる。動画作成装置10は予め地図画像に関連付けられたコース線32の形状を表す情報を記憶していてもよいし、計測地点の位置情報に基づいてコース線32を生成してもよい。
第1標識31の形式は任意であるが、図示の例では同心円と四角錐とを組み合わせ、擬似的に立体表示したものとなっている。同心円の中心と四角錐の頂点とが同一の位置を示し、これが走者位置に対応する。
コース線32の表示態様は任意であるが、たとえばすでに走破した部分(図3では走者位置より下側の部分)と、未走破の部分(図3では走者位置より上側の部分)とで色を異ならせてもよい。また、たとえば、計測区間(2つの隣接する計測地点の間)ごとに、その計測区間における走行速度に基づいて色を異ならせてもよい。とくに、各計測区間における走行速度の相対比に基づいて色を異ならせてもよい。
地図画像の表示態様は、動画において固定されていてもよいし、第1標識31の移動につれて変化してもよい。たとえば図示の例では、走者位置が進むにつれ、走者位置から見た走行コースC前方が画面の上方向を向くように地図画像が回転するとともに、第1標識31が画面上の所定位置(たとえば図3に示すように画面中央最下辺よりやや上)に固定されるように地図画像が平行移動される。また、走者位置から見た走行コースC前方が画面奥方向を向くように傾いた擬似的3D表現が用いられてもよい。地図画像が立体形状データを含む場合には、各シーンにおける視点の位置および向きに基づいて地図画像を再描画してもよい。
動画における時間スケールは任意に設定可能であり、走行記録を忠実に再現する必要はない。たとえば、第1標識31が移動を開始してから終了するまで(たとえば計測地点C1から計測地点C7へと移動するまで)の時間が所定時間(たとえば5分または10分等)となるように設定してもよい。このようにすると、長時間に及ぶ走行記録を短時間に閲覧することができる。
このように、動画では、実際の走行記録に基づいて地図画像上を第1標識31が移動する。このため、動画の閲覧者(たとえば走者本人)は、コース内の走破状況を随時容易に把握することができる。
また、動画において、ステップS6で算出した走破比率が表示される。この走破比率の表示は、たとえば、走行コースCの始点および終点を表す点を含む線図33を用いて行うことができる。図示のように、線図33における走行コースCの始点および終点は、地図画像内のコース線32の始点および終点とは異なる点であってもよい。この線図33において、走破比率に応じた位置に、走者を表す第2標識34が表示される。
線図33は、直線であってもよいし、図示のように標高を表す折れ線または曲線であってもよい。なお線図33の取得は任意の方法で行うことができ、動画作成装置10の記憶手段に予め格納されているものを取得してもよいし、動画作成装置10が各計測地点の位置情報に基づいて作成し取得してもよい。
線図33の表示態様は任意であるが、たとえばすでに走破した部分(図3では第2標識34より左側の部分)と、未走破の部分(図3では第2標識34より右側の部分)とで色を異ならせてもよい。また、たとえば、計測区間ごとに、その計測区間における走行速度に基づいて色を異ならせてもよい。とくに、各計測区間における走行速度の相対比に基づいて色を異ならせてもよい。
また、動画において、他の情報等が表示されてもよい。図示の例では、競技会の名称(「FUJISAN MARATHON」)、競技会の区分(「フルマラソン総合」)、走者ID(「No.112」)、走者氏名(「○○太郎」)、目標タイム(「2:29:59」)、等が表示される。これらの情報は、任意の方法で取得することができる。走者氏名および目標タイムは、予め走者IDに関連付けて記憶されていてもよい。
さらに、動画において、各シーンごとに更新される情報が表示されてもよく、図示の例では、時刻(たとえば競技会当時の日本標準時。「10:11:15」)、始点からそのシーンにおける走者位置までの走行距離(「20km」)、そのシーンにおける走者の順位(「2位」)、始点からの走行時間(「ネット 01:10:15」)、直前の計測地点からの走行時間(「ラップ 00:17:11」)、等が表示されている。
また、動画において、走者の写真が表示されてもよい。図3の例では左下に走者の写真が表示されている。走者の写真を撮影するための構成および随時表示される写真を選択する方法等は、公知技術に基づいて任意に設計可能である。
動画において、図3のような走行中シーンによって第1標識31が移動する様子を表示した後(たとえば第1標識31が走行コースCの終点に到達した後)、所定の情報を表示する情報表示シーンが表示されてもよい。
図4に、このような情報表示シーンの例を示す。走者ID、走者氏名、目標タイム、および各計測地点における情報が表示される。計測地点における情報は、始点からその計測地点までの距離、その計測地点における走者の順位、その計測地点におけるグロス記録(走行開始の号砲からの経過時間)、その計測地点におけるネット記録(始点からの走行時間)、ネット記録と目標ネット時間との差分、その計測地点におけるラップ記録(直前の計測地点からの走行時間)、ラップ記録と目標ラップ時間との差分、等を含む。目標ネット時間および目標ラップ時間は、あらかじめ走者IDに関連付けて動画作成装置10の記憶手段に格納しておいてもよい。
動画の作成が終了すると、動画作成装置10は、作成した動画を出力する(ステップS8)。出力の態様は任意に設計可能であり、たとえば動画作成装置10の記憶手段に格納してもよいし、通信ネットワークを介して他のコンピュータに送信してもよい。また、他のコンピュータに送信する場合には、たとえばコンテンツ共有サービスを利用してもよい。このために、動画作成装置10は、コンテンツ共有サービスを構成するサイトまたはサーバに対して動画をアップロードする機能を備えてもよい。
出力された動画の利用態様は様々なものが可能であるが、たとえば、各走者に、競技会への参加の記念として、または、競技会において完走したことを示す記録(完走証)として、動画が提供されてもよい。
以上説明するように、本発明の実施の形態1に係る動画作成システム100(動画作成装置10および動画作成プログラムを含む)によれば、実際の走行記録に基づいて、地図画像上を第1標識31が移動する動画が作成されるので、動画の閲覧者(たとえば走者本人)は、走行コースC内の走者位置を比較的容易に把握することができる。
上述の実施の形態1において、以下のような変形を施すことができる。
図2の処理の実行タイミングは、任意に変更可能である。実施の形態1では、動画作成装置10は、各走者が走行コースCの終点に到達することに応じて、その走者について図2の処理(とくにステップS1およびS7を含む)を実行するので、完走した走者がすぐに自身の動画を閲覧することができるが、変形例として、すべての走者が走行を終え、動画作成装置10の管理者から特定の動画作成開始命令を受け付けた後に、図2の処理を開始してもよい。
ステップS1〜S4の実行順序は任意に入れ替えが可能である。たとえば、動画作成装置10は予めステップS2〜S4の処理を実行して各データを取得しておき、走行記録収集装置20からの走行記録送信を待って後続の処理を開始してもよい。また、ステップS2〜S4の処理は走者ごとに実行する必要はない。
ステップS1よりも前に、走行記録収集装置20から動画作成装置10に、走者を識別する走者IDと、走者が走行コースCを完走したことを表す情報とを含むフィニッシュ信号を送信してもよい。動画作成装置10は、このフィニッシュ信号に応じ、走行記録収集装置20に対し、その走者IDに対応する走行記録の送信を要求してもよい。
線図33および第2標識34の表示は省略してもよい。その場合には、ステップS6を実行する必要はない。
情報表示シーンは図4の構成に限らない。他の情報を追加で表示してもよいし、図4の情報の一部を省略してもよい。たとえば、走者の順位、グロス記録、ネット記録およびラップ記録のうち少なくとも1つが表示されていてもよい。
複数の走行コースに関する処理を並行して実行可能であってもよい。たとえば、同日に2箇所で異なる競技会が開催される場合に、各走行コースおよび走行記録を大会ID等の識別情報を用いて区別可能としておけば、走行記録に含まれる大会IDに応じた走行コースを用いて動画を作成することができる。その場合には、ステップS3において、大会IDに応じて異なる地図画像を取得してもよい。
動画は、たとえば第1標識31が走行コースCの始点から終点まで移動するよう構成されるが、走行コースCの一部のみを移動するよう構成されてもよい(すなわち、必ずしも始点C1から終点C7まで全行程を含むものでなくともよい)。
実施の形態1では、計測地点および地図画像の位置情報は緯度および経度を用いたが、位置情報は計測地点と地図画像との対応関係を表せる情報であればよく、緯度および経度に限らない。
動画作成システム100に係るハードウェア構成は任意に変更可能である。たとえば、走行コースCに関する情報(地図画像のデータ、計測地点のデータ、等)を保存するコンピュータと、動画を作成するコンピュータとが分離していてもよい。または、動画作成装置10および走行記録収集装置20を単一のコンピュータによって構成してもよい。
10 動画作成装置(コンピュータ)、20 走行記録収集装置、21 計測装置、31 第1標識、33 線図、34 第2標識、100 動画作成システム、C 走行コース、C1〜C7 計測地点。

Claims (5)

  1. 1つ以上の計測地点を含む走行コースにおける、長距離走に関する動画を作成する、動画作成システムであって、
    前記計測地点に設けられ、それぞれの走者が各前記計測地点に到達した到達時刻を計測する、計測装置と、
    前記それぞれの走者の前記到達時刻を前記計測装置から走行記録として収集する、走行記録収集装置と、
    前記走行記録を前記走行記録収集装置から取得し、前記走行記録に基づいて動画を作成する、動画作成装置と、
    を備え、
    前記動画作成装置は、
    前記走行記録を前記走行記録収集装置から取得する、走行記録取得機能と、
    各前記計測地点の緯度および経度を表す計測地点位置情報を取得する機能と、
    前記走行コースを表す地図画像を取得する、地図画像取得機能と、
    前記地図画像に係る緯度および経度を表す地図画像位置情報を取得する機能と、
    前記計測地点位置情報と前記地図画像位置情報とを参照し、前記走行記録に基づいて、時刻に応じた前記走行コースにおける前記地図画像上での走者位置を決定する、走者位置決定機能と、
    前記走者位置に基づいて、前記走者を表す第1標識が前記地図画像上を移動する動画を作成する、動画作成機能と
    を備える、動画作成システム
  2. 前記動画作成装置は、さらに、
    前記走行コースの始点および終点を表す点を含む線図を取得する機能と、
    前記走行記録に基づいて、時刻に応じた、前記走行コースのうち前記走者が走行記録において走破した比率を算出する機能と、
    を備え、
    前記動画において、前記走者を表す第2標識が、前記線図において前記比率に応じた位置に表示される、
    請求項1に記載の動画作成システム
  3. 前記動画において、前記第1標識が前記走行コースの終点に到達した後に、複数の前記計測地点における前記走者の順位、グロス記録、ネット記録およびラップ記録のうち少なくとも1つが表示される、請求項1〜のいずれか一項に記載の動画作成システム
  4. 前記動画作成装置は、前記走者が前記走行コースの終点に到達することに応じて前記動画作成機能を実行する、
    請求項1〜3のいずれか一項に記載の動画作成システム。
  5. コンピュータを、請求項1〜4のいずれか一項に記載の動画作成システムとして機能させるプログラム。
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